JP5675228B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの前記切り欠きのブロック陸部内で終端してなる終端部は、タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの中央陸部列のタイヤ周方向に隣接しているブロック陸部間の溝部と重なることを特徴とするタイヤである。ここで「溝部」とは、周方向溝又は横溝の一部であり、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間に延在している溝又はタイヤ周方向に隣接するブロック陸部間に延在している溝をいうものとし、「ずらして配設」とは、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部のタイヤ周方向の配設ピッチの始点を異ならせて、ブロック陸部の周方向端がタイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間で一致しないような配設をいうものとする。
ここで、かかる陸部列5のうち、中央陸部列6は、周方向溝を挟んで隣接する少なくとも2列、図示例で2列の陸部列5からなり、中央陸部列6を構成するブロック陸部4がタイヤ周方向に隣接陸部列間で互いにずらして配設されており、タイヤ幅方向に隣接しているブロック陸部間の溝部7の延在方向がタイヤ幅方向及びタイヤ周方向に対し傾斜しており、かつ、タイヤ周方向に隣接するブロック陸部間距離d1よりも、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間距離d2が短くなっており、路面接地域において、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間の溝部7は閉塞してなるものである。
また、陸部列5のうち、タイヤ幅方向最外側に位置するブロック陸部4からなる陸部列5である最外側陸部列8における少なくとも1個のブロック陸部4に、一方の周方向端部40からタイヤ周方向に向かって延在する切り欠き9を具える。このとき、タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの切り欠き9の少なくとも一部は、タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの中央陸部列6のタイヤ幅方向に隣接している領域αのブロック陸部4と重なっている。
ここで、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間距離d2とは、一のブロック陸部と、該ブロック陸部をタイヤ幅方向に投影したときに少なくとも一部が重なる位置にあり、且つ該ブロック陸部の属する陸部列に隣接する陸部列に属するブロック陸部との間の距離をいう。
また、タイヤ周方向に隣接するブロック陸部間距離d1とは、同じ陸部列に属する隣接ブロック陸部間の距離をいう。
なお、ブロック陸部間の溝幅が一定でなく、上記d1、d2が一定でないときは、ブロック陸部間の溝幅の平均をもって上記d1、d2を定義するものとする。
また、最外側陸部列8のブロック陸部4における少なくとも1個のブロック陸部4に、一方の周方向端部40からタイヤ周方向に向かって延在する切り欠き9を設け、このとき、タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの切り欠き9の少なくとも一部が、タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの中央陸部列6のタイヤ幅方向に隣接している領域αのブロック陸部4と重なっていることによって、タイヤ負荷転動時の最外側陸部列8のブロック陸部4の過剰な変形が抑制され、最外側陸部列8のブロック陸部4の耐摩耗性が向上する。そのことにより、耐偏摩耗性が向上した中央陸部列6のブロック陸部4に比して最外側陸部列8のブロック陸部4が早期に摩耗してしまうことが抑制され、タイヤの寿命が延びることとなる。また、切り欠き9を設けることにより、エッジ成分が増大し、ウェット路面におけるトラクション性能及び雪上性能が向上することとなる。
参考例タイヤ1、実施例タイヤ2、参考例タイヤ3は、夫々、図5、1及び2に対応するトレッド部の構成を有する。かかるトレッド部の中央陸部列は夫々複数個のブロック陸部からなり、隣接する陸部列間においてそれらを構成するブロック陸部がタイヤ周方向に互いにずらして配設されており、タイヤ幅方向に隣接しているブロック陸部間の溝部の延在方向がタイヤ幅方向及びタイヤ周方向に対し傾斜しており、タイヤ周方向に隣接するブロック陸部間距離よりも、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間距離が短く、路面接地域において、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間の溝部は閉塞してなり、かつ、タイヤ幅方向片側の最外側陸部列の各ブロック陸部に、ブロック陸部内で終端する切り欠きが設けられている。
2 周方向溝
3 横溝
4 ブロック陸部
40 ブロック陸部の周方向端部
41 ブロック陸部の幅方向外側の端部
5 陸部列
6 中央陸部列
7 タイヤ幅方向に隣接しているブロック陸部間の溝部
8 最外側陸部列
9 切り欠き
90 切り欠きの終端部
91 切り欠きの溝底
10 タイヤ周方向に隣接しているブロック陸部間の溝部
d1 タイヤ周方向に隣接するブロック陸部間距離
d2 タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間距離
Claims (6)
- タイヤのトレッド部に、タイヤ周方向に延びる複数本の周方向溝と、隣接する2本の周方向溝を連通する複数本の横溝と、によって区画される複数個のブロック陸部からなる複数の陸部列を有するタイヤであって、
前記陸部列のうち、周方向溝を挟んで隣接する少なくとも2列の陸部列である中央陸部列は、該中央陸部列を構成するブロック陸部がタイヤ周方向に互いにずらして配設されており、タイヤ幅方向に隣接しているブロック陸部間の溝部の延在方向がタイヤ幅方向及びタイヤ周方向に対し傾斜しており、タイヤ周方向に隣接するブロック陸部間距離よりも、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間距離が短く、路面接地域において、タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間の溝部は閉塞してなり、
タイヤ幅方向最外側の陸部列における少なくとも1個のブロック陸部は、一方の周方向端部からタイヤ周方向に向かって延在する少なくとも一本の切り欠きを具え、
タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの該切り欠きの少なくとも一部は、タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの中央陸部列のタイヤ幅方向に隣接している領域のブロック陸部と重なり、
前記切り欠きは、該ブロック陸部内で終端してなり、
タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの前記切り欠きのブロック陸部内で終端してなる終端部は、タイヤ周方向に平行な線へ投影したときの中央陸部列のタイヤ周方向に隣接しているブロック陸部間の溝部と重なることを特徴とするタイヤ。 - 前記切り欠きは、タイヤ周方向に対し傾斜して延びる、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記切り欠きは、前記ブロック陸部の一方の周方向端部から幅方向外側の端部に向かって延在してなる、請求項1又は2に記載のタイヤ。
- 前記切り欠きは、溝底に曲率を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタイヤ。
- 前記切り欠きの溝幅は、トレッド部表面から、溝底に向かって漸減してなる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタイヤ。
- 前記切り欠きの深さは、1〜6mmの範囲にある、請求項1〜5のいずれか一項に記載のタイヤ。
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