JP5674776B2 - 配布電子署名文書のためのシステム及び方法 - Google Patents

Description

本発明は、配布電子署名文書のためのシステム及び方法に関する。

本出願は、米国仮特許出願第６０/９５０５６３（出願日：２００７年７月１８日）の優先権を主張する、米国特許出願第１２/１７６２６５（出願日：２００８年７月１８日）の一部継続出願である。

Ｅメールは市場で契約文書を伝送する一般的な方法である。現在、文書またはファイルを他人にＥメールし、法的拘束力がある電子署名手続きをさせるようにそれらに書き込み、署名させるための効果的なシステムまたは方法は存在しない。

法的拘束力がある文書を創出するため、署名者は認証されなければならず、その文書は改定されてはならず、署名の順番は守られなければならない。標準的なＥメールシステムはこれらのプロセスのいずれの制御手段もできない。現在の方法の一つは、ＰＫＩ（公開鍵暗号化）署名文書をＥメールする方法である。ＰＫＩ署名文書では、文書は配布される前に送付者によって署名される必要があり、その後文書の署名時に署名者によって再び署名される必要があり、さらに全当事者がそのプロセスを実行するために特殊なソフトウェアや証明書を有する必要があるため厄介である。取引を実行するため、全当事者が適切な技術を前もって確立する必要性があり、それは、両者に余分な負担とコストを追加し、ＰＫＩの市場への受け入れを大きく制限している。

ＤｏｃｕＳｉｇｎ（登録商標）などの進歩した電子署名サービスは、契約をＥＳＩＧＮ‐準拠（ESIGN−compliant）署名プロセスで署名させる。しかしながら、このサービスは署名する人物に原文書を単純にＥメールする能力に欠けており、文書に署名する前に署名者は認証される必要がある。よって署名のための送信に先立って、送信者に各文書をそのサービスに登録することをさらに要求する。

したがって、電子エンベロープの状況を説明するレポートを提供するためのシステムおよび方法を開示する。

その電子エンベロープは、電子署名のために配布される第１電子文書と、電子署名を完了させるためにその第１電子文書の署名者によって実行されなければならない少なくとも一つのタスクのセットを定める電子署名テンプレートとを含んでいる。第１電子文書は複数のイベントを含むワークフローに影響を受ける。この方法はその複数のイベントのうちの一つのイベントの識別子の選択されたものを監視者から受領するステップを含んでいる。ワークフローを介した第１電子文書の進行状況は監視（モニター）される。その少なくとも一つのイベントが第１電子文書に関して発生したことが確認される。その少なくとも一つのイベントが発生したことの決定に対応して、監視者はそれを知らされる。

本発明の好適および別の実施例は次の図面に関連して以下で詳細に解説されている。

配布電子署名文書の創出、処理および署名のための例示的システムを示している。 配布電子署名文書のための好適な方法を示している。 １実施例によるステータスリポートをカスタマイズするためのユーザインターフェースを示している。 １実施例による第１ステータスリポートを示している。 １実施例による第２ステータスリポートを示している。

以下では配布電子署名文書のためのシステムおよび方法が開示されている。本発明の１実施態様は“返信用封筒（Self Addressed Stamped Envelope）”のように作用し、Ｅメールを介して署名のために文書を送信させる。署名者が文書を受領すると、当人は署名に先立って必要なフィールド（欄）に入力する。署名の準備が整うと、文書に組み込まれた制御手段（コントロールキー）が署名者による署名プロセスを開始させ、署名はウェブサービスによって管理される。ウェブサービスは署名を認証し、契約書の内容が変更できる/できない（文書の作成者によって決定される）ことを確実にする。好適にはこのサービスはワークフローと文書の順番を強制し、チェックおよび実行中に署名者が追加した文書への任意のフィールドを追加する。このアプローチは、特殊なソフトウェアまたは証明書を必要とせずに、電子的に署名させる能力と共に、文書を任意の手段を介して署名のために自由に配布させ、送信者は各文書のために特殊な行為を行う必要がなく、文書を自由に配布させる。好適実施態様では、同じ署名用文書をＥメールを介して何百人もの受信者に送信でき、それぞれの受信者はそれらのコピーに署名することができ、全ての署名コピーとその署名コピーによって提供される全てのデータは送信者に確実に確保され、利用可能となる。

本発明の実施態様は、本出願人が所有する米国特許出願１２/０３８７２８「文書標識テンプレートのためのシステムおよび方法」において解説されている概念を含んでおり、その内容を本願に援用する。

図１は配布電子署名文書の創出、処理および実行のための例示的システム１００を示している。システム１００は一つのコンピュータ１０１、または複数のその他のコンピュータ１０３と通信するコンピュータ１０１を含んでいる。コンピュータ１０１はインターネットなどのネットワーク上でウェブ署名サービス１０４や電子署名サービス１０６に接続されている。１実施例では、サーバの列、ワイヤレス装置、セルラフォンおよび/またはその他のデータ捕捉/入力装置をコンピュータ１０１の代わりに使用できる。ソース‐クライアントアプリケーションなどのアプリケーションプログラムはコンピュータ１０１によって運用され、署名テンプレート１２０および/または署名可能な文書１２２を創出する。コンピュータ１０１は署名テンプレート１２０および/または署名可能な文書１２２をＥメールを介して署名のために送信させるアプリケーションプログラムを含むことができる。

署名テンプレート１２０は好適には署名プロセス、ロケーション、シーケンスおよび承認についての情報を含むファイルである。それは署名テンプレートを十分に実行させるために使用されるであろう署名可能な文書の任意の書式フィールドへのリンクを含んでいる。それはアカウントホルダや署名プロセスのすべての制限要項についての情報も含むことができる。それは署名するであろうその他の当事者を特定することができ、すべての署名者のためのすべての承認に必要な事項を特定することができる。好適には署名可能な文書１２２は、実行のために署名テンプレートに戻されるカスタマイズ可能な制御手段またはリンク（例：タグ）と共に、テキストおよび/またはグラフを含む文書ファイルである。ウェブ署名サーバ１０４は、好適には、署名可能な文書１２２に内蔵された制御手段によって送信されるデータを、署名テンプレート１２０のルールセットと相関させるためにアプリケーションロジックをホストするインターネット上のウェブサーバである。現存するＤｏｃｕＳｉｇｎサービスなどの電子署名サービス１０６は、ウェブ署名サーバを介して署名テンプレート指示を実行する。

図２は１実施例の配布電子署名文書２００のための方法を示している。ブロック２０２では、どのように署名可能な文書が署名されるかについての情報を含む署名テンプレートファイルを文書起草者が創出する。文書起草者はユーザ、処理の当事者、業者または署名可能な文書に利害関係があるあらゆる団体でよい。署名テンプレートファイルは署名の場所および１以上の署名者のためのイニシャル；実際の文書の書式フィールド間のリンク；署名者に通知するまたは承認するために使用される情報；署名プロセス中に文書に入力された情報に基づいて異なる署名実行プロセスを決定する決定システムによって使用される情報：署名可能な文書に実行が許される回数；署名プロセスの料金支払い者；署名可能な文書内容が署名者によって変更可能か否かを統治する情報；およびインターネットに接続されたウェブサーバ上でアクセスを有する送信者によっていつでも変更できるその他の制御手段情報、を含むことができるが、これらに限定されない。署名テンプレートは好適にはインターネットに接続されるウェブ署名サーバに保存される。

１実施例では、ブロック２０４で、文書起草者は署名または閲覧のために受信者に配布される署名可能な文書を創出できる。署名テンプレートと署名可能な文書の創出は好適には同じアプリケーション内で行なわれるが、異なるアプリケーション内で異なる順序でも行なえる。好適には中心的な署名可能な文書は手引き付き署名テンプレートについての情報を提供する内蔵された制御手段を含んでいる。この情報は、署名者にプロセスのための署名テンプレートにインターネット上でどのように接続するかについての情報を含む署名可能な文書内のボタン（“ＳＤボタン”）またはリンクをクリックさせる確実なハイパーリンクと類似している。署名可能な文書は、好適には署名テンプレートとは対にされるが；１以上の署名可能なテンプレートに関係する複数の署名可能な文書が存在することができる。

文書の起草者は、ブロック２０６で、署名者に署名テンプレートと署名可能な文書を電子的に送信する。別実施例では、署名テンプレートは単純なハイパーリンクを介して、インターネット上で利用可能なウェブサーバに保存された署名可能な文書に戻るように配布されることができる。署名者の準備が整い、ＳＤボタンが起動されると、ブロック２０８で、ウェブ署名サーバの署名テンプレートに署名プロセスを起動させるメッセージが送信される。好適にはこの署名プロセスは、取引の正当性を立証する手続きを開始し、ウェブ署名サーバへの署名可能な文書中のあらゆる書式フィールドによって提供されるデータをアップロードし、署名者のコンピュータにローカルなウェブブラウザを作成する署名プロセスを起動し、署名テンプレートによって定められた署名プロセスを開始する。

署名者が、署名プレートに定められた任意の手段によってシステムにより承認されると、ブロック２１０で、サーバから創出される署名可能な文書の型がブラウザウィンドウ内に提示される。署名プロセスはＤｏｃｕＳｉｇｎサービスに見られる現在の署名方法を使用するが、類似のサービスに見られる別な署名方法を利用することもできる。ブロック２１２で署名者は文書に署名する。

好適には署名者からの書式フィールドデータのみがサーバにアップロードされ、（署名可能な文書のコピーを含む）署名テンプレートに合体される。この実施例では、署名プロセス中に契約が提示されたとき、このデータは使用されないため、署名者は含まれる文書を変更することができない。

別実施例では、署名のためウェブ署名サーバに提示する前に送信者がコンテンツの変更を許可したなら、フィールドインフォメーションだけでなく署名可能な文書全体が、署名プロセスを介する処理のためにウェブ署名サーバにアップロードされる。この実施例では、変更された文書はウェブ署名サーバでの署名のために署名者に表示される。

別実施例では、送信者はコンテンツの内容の変更を許可せず、文書全体が署名プロセスのためにウェブ署名サーバに提示される。次に、コンテンツが変更されていないことを確実にするため、文書の一貫性の確認が提示された文書で行なわれる。

署名可能な文書/署名テンプレートの組合せが創出されると、業者に電子署名を容易に回収させるよう、署名可能な文書を多くの異なる方法で使用できる。以下の説明は利用の必要性に従って望まれるか必須である別実施例の非限定的な例である。

１実施例では、業者は企業４０１ｋ署名シートのために署名可能な文書を創出し、それを複数の従業員にＥメールする。各従業員はファイルを開けてフォームに入力し、“署名”等のボタンをクリックする。ウェブ署名サーバが各従業員のための署名文書を承認および提示するウェブインターフェースを提示することによって対応し、署名および提供された全てのデータを回収する。

別実施例では、業者は注文フォームのための署名可能な文書を創出し、元の署名者がその文書に署名した後、完了する前に２人の他人によって内部的に連署されることを要求する手引き付き署名テンプレートを創出する。販売取引を実行するため、販売代表者はその文書を開封し、販売のために必要なデータを入力し、そのファイルを署名のために署名者に送信する。署名者は単に“署名”ボタンをクリックするだけである。ウェブ署名サーバは、第１署名者に署名のための文書を承認および提供するウェブインターフェースを提示することによって対応する。第１署名者が署名すると、それが完了する前にその文書は他の２人の署名者に回される。

業者は会社コンサルタント契約のためのロック解除された（すなわちそのコンテンツは変更可能）署名可能な文書と、会社署名者に２番目に署名させる署名プロセスについての指示を伴う署名テンプレートを創出する。この契約は会社とコンサルタントの両方によって、それが最終文書であると認められる前に数回編集される。最終文書が完成すると、いずれかの側が“署名用提出”リンクまたはボタンをクリックすることができ、ウェブ署名サーバは署名プロセスを処理する。

会社は現在手作業でのダウンロード、印刷および入力を想定した“アカウントセットアップフォーム”を有し、そのフォームをアカウントセットアップのためにファックスで会社に戻す。ここに説明のシステムおよび方法を用いて、送信会社はそのフォームをアカウントを開くための署名プロセスを定める署名テンプレートにリンクされた署名可能な文書として創出する。ユーザが“オープンアカウント”と記されたウェブページ上のハイパーリンクをクリックすると、そのフォームはブラウザウィンドウに表示され、ユーザは署名可能文書に定められた全ての書式フィールドを用いてそのフォーム（例えばＰＤＦフォーム）に入力する。ユーザが“署名”をクリックすると、ウェブ署名サーバはその文書のための署名プロセスを実行する。

本発明の実施例は電子署名のために配布される１以上の電子文書を含む電子エンベロープの状況を説明するレポートを提供するための方法およびシステムを含んでいる。システム１００の要素は、システム１００の１以上の要素によって実行されたときに、そのような要素に説明された実施態様を実行させる指示（インストラクション）を記録した１以上のコンピュータ読取可能媒体を含むことができる。説明のため、エンベロープは、存在する場合には、関係するテンプレートに加えて、前もって認識された文書および/または単独の文書のグループであるとみなすことができる。よって、電子エンベロープは電子署名を完了するため、１以上の電子文書の署名者によって実行されなければならない１以上のタスクを定める電子署名テンプレートをさらに含むことができる。前述のごとく、１以上の電子文書は、テンプレートに関連する１以上のタスクを含むことができる複数のイベントを含む文書‐署名ワークフローの対象とすることができる。

１実施例では、特定のアカウント（例：特定の会社または個人によって配布される文書）との関連で配布される電子的に署名可能な文書の監視を望むユーザは、例えばウェブ署名サーバ１０４および/または電子署名サービス１０６の管理者によって維持される、そのようなアカウントに関連する情報にアクセスするためにコンピュータ１０１を使用することができる。例えば、ユーザはそのような管理者によって維持されるウェブサイトにアクセスし、従来の方法でアカウントにアクセスするための承認情報を提供することができる。

アカウントにアクセスすると、図３に説明するように、管理者はコンピュータ１０１に対してユーザに文書‐監視レポートをカスタマイズさせる画像によるユーザインターフェースを提供するウェブページ３００を提供することができる。図３に説明するように、ページ３００は、ユーザに、アカウントと関連して配布された全て、またはユーザが選択可能なセットのエンベロープ/文書に関する多くのワークフローイベント（例：搬送されたエンベロープ、署名されたエンベロープなど）から選択させるフィールド３１０を含んでいる。よって、例えばユーザがフィールド３１０の“送信されたエンベロープ”と“署名されたエンベロープ”識別子だけを選択すると、ユーザはエンベロープが送信された場合とエンベロープがデジタル式に署名された場合のみに進行状況報告を受領するであろう。

図３でさらに説明するように、ページ３００はユーザに、全て、またはユーザが選択可能なセットのエンベロープ/文書に関する多くのワークフローイベント（例：送られた受信者、署名した受信者など）から選択されるアカウントに関連して配布された受信者のフィールド３２０を含んでいる。よって、例えば、ユーザがフィールド３２０の“送信された受信者”と“署名された受信者”識別子だけを選択すると、エンベロープが特定の受信者または受信者のセットに送信されたとき、およびエンベロープが特定の受信者または受信者のセットによってデジタル署名されたときだけ、ユーザは進行状況報告書を受け取るであろう。

図３でさらに説明するように、ページ３００は、ユーザにエンベロープ/文書を配布したアカウントに関連する多くの個人から選択させるフィールド３３０を含んでいる。よって、フィールド３３０の特定の個人の識別子を選択することによって、ユーザは、選択された個人によって配布された文書に関して生じるフィールド３１０、３２０で選択されたイベントの場合のみに進行状況報告を受け取るであろう。

図３でさらに説明するように、ページ３００は、多くの所定の送信先からユーザに選択させるか、または進行状況報告が発行または送信される所望の送信先を指定させるフィールドセット３４０を含んでいる。

ユーザがページ３００を用いて選択して保存した後、ウェブ署名サーバ１０４はそれがワークフローを通る際に各電子エンベロープ/文書の進行状況を監視するよう機能する。例えば、ここに説明する技術を用いて、システム１００の要素は文書中のタブまたはその他の起動可能な制御手段がいつ起動されるかを決定するように機能することが可能である（例：文書は電子的に署名および/またはイニシャルされる）。選択されたイベントが電子文書に関して発生したことが確認されると、ウェブ署名サーバ１０４はイベントのレポートを準備してページ３００のフィールド３４０でユーザによって指定された送信先に発行する。図４はそのために選択されたイベントが発生したエンベロープをリストアップし、エンベロープの状況、関連する文書に署名したまたは署名するであろう人物の名前、送信および文書の署名日、文書の送信と署名、搬送および署名間に経過した時間、を含む数々の典型的情報を提供する指定レポート送信先に関連するウェブページ４００を示している。図５に示すように、ユーザは、関連するエンベロープ/文書についてのさらに詳細な進行状況報告を見るために“エンベロープＩＤ”フィールド４１０からリンクを選択できる。２以上の文書を含んだ電子エンベロープの場合、そのような進行状況報告はユーザにそれぞれ個別の文書の状況（例：ある文書は署名されたが、他の文書はされていない、および署名された文書の特定）を知らせるよう機能することが可能である。

図５に示すレポートはウェブページ５００の形態であり、その他の情報の中で、文書の中で提示されたタブフィールドの説明５１０、それぞれのタブフィールドの状況（例：署名された、署名されていない、他の理由で未署名など）５２０、および署名者によってそれぞれのタブフィールドへ割り当てられた数値の特定５３０を提供する。

以上、本発明の好適実施態様について説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく多くの変更が可能である。従って、本発明の範囲は好適実施態様の開示によって制限されない。

Claims (12)

1. 電子エンベロープの状況を説明するレポートを提供する方法であって、
   前記電子エンベロープは、電子署名のために配布される第１電子文書と、前記電子署名を完了させるために前記第１電子文書の署名者によって実行されなければならない少なくとも一つのタスクのセットを定める電子署名テンプレートとを含んでおり、
   前記第１電子文書は前記少なくとも一つのタスクを含んだ複数のイベントを含む文書署名ワークフローに影響を受け、本方法は、コンピュータ装置が、
   前記複数のイベントのうちの少なくとも一つのイベントの識別子の電子的に選択されたものを監視者から受領するステップであって、前記識別子の電子的に選択されたものは画像ユーザインターフェイス（GUI）を介して提供され、前記GUIは、
   送信されたエンベロープ、配信されたエンベロープ、及び署名されたエンベロープを含む複数のイベントの識別子を表示し、
   前記複数のイベントのそれぞれの識別子を選択したものを受領し、
   前記複数のイベントのうち、ユーザから少なくとも一つのイベントの識別子の選択されたものを受領するように構成されるステップと、
   前記第１電子文書の進行状況を前記ワークフローを介してネットワーク上で監視するステップと、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことを決定するステップと、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことを決定するステップに応じて、前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことを前記監視者に知らせるステップと、
   内容の変更が許可されていない場合、前記署名者からの書式フィールドデータのみを、前記ネットワーク上で接続されたウェブ署名サーバにアップロードし、前記第１電子文書に合体させるステップと、
   又は、内容の変更が許可されている場合、前記第１電子文書全体を前記ウェブ署名サーバにアップロードするステップを含んでいることを特徴とする方法。
2. 前記第１電子文書は内蔵された起動可能な制御手段を含んでおり、前記イベントが発生したことを決定するステップは前記制御手段が起動されたことを示す表示を受領するステップを含んでいることを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 前記電子エンベロープは電子署名のために配布される第２電子文書を含んでおり、本方法は、前記コンピュータ装置が、
   前記ワークフローを介して前記第２電子文書の進行状況を監視するステップと、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第２電子文書に関して発生したことを決定するステップと、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第２電子文書に関して発生したことの決定に応じて、前記少なくとも一つのイベントが前記第２電子文書に関して発生したことを前記監視者に知らせるステップと、
   をさらに含んでいることを特徴とする請求項１記載の方法。
4. 前記コンピュータ装置が、前記監視者に関連する表示装置にＧＵＩを発生させるステップをさらに含んでおり、前記識別子の選択は前記ＧＵＩを介して前記監視者によって提供されることを特徴とする請求項１記載の方法。
5. 前記少なくとも一つのイベントは前記第１電子文書の前記電子署名の完了ステップを含んでいることを特徴とする請求項１記載の方法。
6. 前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことを知らせられる複数の送信先のうちの第１送信先の選択されたものを前記監視者から、前記コンピュータ装置が受領するステップをさらに含んでいることを特徴とする請求項１記載の方法。
7. システムであって、
   第１コンピュータ装置で実行可能なソースクライエントを含んでおり、
   前記ソースクライエントは、電子署名のためにネットワークを介して配布される第１電子文書を含んだ電子エンベロープと、電子署名を完了させるため前記第１電子文書の署名者によって実行されなければならない少なくとも一つのタスクのセットを定める電子署名テンプレートとを発生させるように設計されており、
   前記第１電子文書は前記少なくとも一つのタスクを含む複数のイベントを含んだ文書署名ワークフローに影響を受け、本システムは、
   前記ネットワーク上で前記第１コンピュータ装置に接続された電子装置をさらに含んでおり、前記電子装置は、
   前記第１コンピュータ装置から前記複数のイベントうちの少なくとも一つのイベントの識別子の電子的に選択されたものを受領し、前記識別子の電子的に選択されたものは画像ユーザインターフェイス（GUI）を介して提供され、前記GUIは、送信されたエンベロープ、配信されたエンベロープ、及び署名されたエンベロープを含む複数のイベントの識別子を表示し、前記複数のイベントのそれぞれの識別子を選択したものを受領し、前記複数のイベントのうち、ユーザから少なくとも一つのイベントの識別子の選択されたものを受領するように構成されており、
   前記ネットワーク上で前記ワークフローを介して前記第１電子文書の進行状況を監視し、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことを決定し、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことの決定に応じて、前記第１コンピュータ装置に前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことを知らせるように設計されており、
   さらに、本システムは、
   前記ネットワーク上で前記第１コンピュータ装置に接続されたウェブ署名サーバをさらに含んでおり、
   内容の変更が許可されていない場合、前記署名者からの書式フィールドデータのみを、前記ネットワーク上で接続されたウェブ署名サーバにアップロードし、前記第１電子文書に合体させ、
   又は、内容の変更が許可されている場合、前記第１電子文書全体を前記ウェブ署名サーバにアップロードすることを特徴とするシステム。
   
8. 前記ソースクライエントは前記第１電子文書に起動可能な制御手段を組み込むようにさらに設計されており、
   前記電子装置は、前記イベントが前記制御手段が起動されたことを示す表示の受領に応じて発生したことを決定するようにさらに設計されていることを特徴とする請求項７記載のシステム。
9. 前記電子エンベロープは電子署名のために配布される第２電子文書を含んでおり、前記電子装置は、
   前記ワークフローを介して前記第２電子文書の進行状況を監視し、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第２電子文書に関して発生したことを決定し、
   前記少なくとも一つのイベントが前記第２電子文書に関して発生したことの決定に応じて、前記第１コンピュータ装置に前記少なくとも一つのイベントが前記第２電子文書に関して発生したことを知らせるようにさらに設計されていることを特徴とする請求項７記載のシステム。
10. 前記電子装置は前記第１コンピュータ装置に関連する表示装置へＧＵＩを発生させるようにさらに設計されており、前記識別子の選択は前記ＧＵＩを介して前記第１コンピュータ装置のユーザによって提供されることを特徴とする請求項７記載のシステム。
11. 前記少なくとも一つのイベントは前記第１電子文書の電子署名の完了を含んでいることを特徴とする請求項７記載のシステム。
12. 前記電子装置は、前記少なくとも一つのイベントが前記第１電子文書に関して発生したことを知らされる複数の送信先のうちの第１送信先の選択されたものを前記第１コンピュータ装置から受領するようさらに設計されていることを特徴とする請求項７記載のシステム。

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