JP5674349B2 - 吸排気カバー並びに誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
また、近年デザインの向上を目的として琺瑯よりも薄くて平坦で、等間隔に複数のスリットを平行に配した金属製の吸排気カバーが出回るようになってきた。
また、第2の目的は使用者の使い勝手が良く、意匠性の低下を防止可能な吸排気カバー並びに誘導加熱調理器を提供することにある。
ここでは、一例として加熱口が3個の3口型誘導加熱調理器を挙げて説明する。
図1〜図7は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器を示すものであって、ビルトイン(組込)型の誘導加熱調理器の例を示している。
図1は誘導加熱調理器全体を一部分解して示す斜視図である。
図2は誘導加熱調理器の天板部を取り外した状態での本体部全体を示す斜視図である。
図3は本体部全体の平面図である。
図4は吸排気カバーの一例を示す図である。
図5は吸排気カバーの別の例を示す図である。
図6は吸排気カバーのさらに別の例を示す図である。
図7は吸排気カバーのさらに別の例を示す図である。
また、トッププレート20の表面には、左右の加熱コイル7L、7Rとラジエントヒーター7Cのそれぞれの位置を示すマーク7LM、7RM、7CMが印刷されている。また、トッププレート20の表面の前方には、表示部21が設けられている。
これにより、調理者が吸排気カバー40を設置する際に、吸排気カバー40を前後左右いずれの方向に反転させても同形状であり、表裏の判別なく装着可能となるため、誤装着を防ぐことができ、調理者の使い勝手が向上する。
これにより、冷却風用排気口6から排出される冷却風の圧力損失が発生しないため、本体10内の圧力上昇を抑制できる。従って、冷却風用排気口から排出される冷却風が逆流して冷却風の流れを妨害するようなことがないため、冷却風の冷却効率の低下を抑制できる。また、冷却風用排気口6以外から排気が漏れ出すこともないため、ロースター用排気口5の油煙を引き込むことによる本体10内の汚染も防止することが可能となる。
また、上記の例では、桟42はスリット41の長手方向にほぼ等間隔(図中では間隔A)に、2個配置されると説明したが、吸排気カバー40を前後左右いずれの方向に反転してさらに表裏を反転しても冷却風用排気口6の上に桟42が位置しないように配置されるならば、どのような構成にしても良い。
また、上記の例では、桟42は吸排気カバー40のスリット41と直交する直線状に設けられると説明したが、これに限る必要はない。
例えば、図5に示すように、桟42は吸排気カバー40のスリット41毎にこの吸排気カバー40の長手方向に所定の間隔でずれた位置に設けられ、全体として吸排気カバー40の短手方向にほぼ軸対称な略山形または略谷形の模様を描くように構成しても良い。この場合も上記と同様の効果奏する。
また、図6に示すように、桟42は吸排気カバー40のスリット41毎にこの吸排気カバー40の長手方向に所定の間隔でずれた位置に設けられ、全体として吸排気カバー40の短手方向にほぼ軸対称な市松模様を描くように構成しても良い。この場合も上記と同様の効果を奏する。
また、図7に示すように、吸排気カバー40が本体10の後部に形成された吸気口3と排気口5及び6の上に設置されるとき、吸排気カバー40のスリット41の、排気口6の上に位置する部分の開口面積は、それ以外の部分の開口面積よりも大きくなるように構成しても良い。これにより、冷却風の圧力損失が低減されるので、冷却効率が向上する。
Claims (12)
- 長手方向に平行且つほぼ等間隔に配された複数のスリットと、各スリットを跨るように配置される桟とを有する略矩形状の金属板を備え、
前記金属板が、誘導加熱調理器本体の後部上面の、吸気口と、並設された冷却風用排気口及びロースター用排気口と、の上に設置されるとき、
前記金属板のスリットは、前記冷却風用排気口及び前記ロースター用排気口の両方の上に位置するように配置され、
前記桟は前記冷却風用排気口の上に位置しないように配置され、且つ、
前記桟の少なくとも一部は前記冷却風用排気口と前記ロースター用排気口との間の上に位置するように配置される
ことを特徴とする吸排気カバー。 - 前記桟は前記金属板の長手方向の中央軸に対してほぼ対称に配置される
ことを特徴とする請求項1記載の吸排気カバー。 - 前記桟は前記金属板の、短手方向の中央軸に対してほぼ対称に配置される
ことを特徴とする請求項1記載の吸排気カバー。 - 前記桟は前記金属板の、長手方向の中央軸に対してほぼ対称であり、短手方向の中央軸に対してほぼ対称に配置される
ことを特徴とする請求項1記載の吸排気カバー。 - 前記金属板は表裏対称であり、
前記桟は前記金属板の表と裏でほぼ対称に配置される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸排気カバー。 - 前記桟は前記金属板のスリットと直交する直線状に設けられる
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸排気カバー。 - 前記桟は前記金属板のスリット毎にこの金属板の長手方向に所定の間隔でずれた位置に設けられ、全体として前記金属板の短手方向にほぼ軸対称な略山形または略谷形の模様を描く
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸排気カバー。 - 前記桟は前記金属板のスリット毎にこの金属板の長手方向に所定の間隔でずれた位置に設けられ、全体として前記金属板の短手方向にほぼ軸対称な市松模様を描く
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸排気カバー。 - 前記金属板が、前記誘導加熱調理器本体の後部上面の、前記吸気口と、並設された前記冷却風用排気口及び前記ロースター用排気口と、の上に設置されるとき、
前記金属板のスリットの、前記冷却風用排気口の上に位置する部分の開口面積は、前記ロースター用排気口の上に位置する部分の開口面積よりも大きい
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の吸排気カバー。 - 長手方向に平行且つほぼ等間隔に配された複数のスリットと、各スリットを跨るように配置される桟とを有する略矩形状の金属板を備え、
前記金属板が、誘導加熱調理器本体の後部上面の、吸気口と、並設された冷却風用排気口及びロースター用排気口と、の上に設置されるとき、
前記金属板のスリットは、前記冷却風用排気口及び前記ロースター用排気口の両方の上に位置するように配置され、
前記桟は前記冷却風用排気口の上に位置しないように配置され、且つ、
前記金属板のスリットの、前記冷却風用排気口の上に位置する部分の開口面積は、前記ロースター用排気口の上に位置する部分の開口面積よりも大きい
ことを特徴とする吸排気カバー。 - 前記金属板はアルミニウム製である
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の吸排気カバー。 - 請求項1〜11のいずれか一項に記載の吸排気カバーを備えた
ことを特徴とする誘導加熱調理器。
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