JP5673413B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の可動役物をそれぞれ移動させることで演出を行う遊技機の技術に関する。
従来、複数の可動役物をそれぞれ移動させることで演出を行う遊技機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1及び特許文献2に記載の如くである。
特許文献1及び特許文献2に記載の遊技機では、複数の可動役物が作動(移動)する際に生じる当該可動役物同士の物理的な干渉(接触)を回避するため、複数の位置センサ及び制御プログラムを用いた各々の可動役物の位置を監視し、一の可動役物の位置が他の可動役物と干渉しない位置にあることを検出した場合に限り、当該他の可動役物を作動させるように制御している。
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の遊技機では、位置センサの故障や制御プログラムのバグ等が生じると、複数の可動役物が誤って同時に作動し、当該可動役物同士が衝突して損傷するおそれがある。
特開2010−119549号公報 特開2011−87665号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、2つの可動役物同士の干渉を回避することができる遊技機を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、第一位置と第二位置との間で移動自在に構成される第一可動役物と、前記第一可動役物を駆動する第一駆動源と、第三位置と第四位置との間で移動自在に構成され、当該第四位置にある場合、前記第二位置にある前記第一可動役物と物理的に干渉するように配置される第二可動役物と、前記第二可動役物を駆動する第二駆動源とを備えた遊技機において、前記第一可動役物の前記第一位置から前記第二位置への移動を禁止する禁止位置と、前記第一可動役物の前記第一位置から前記第二位置への移動を許容する許容位置との間で移動自在に構成される規制部材と、前記規制部材を前記禁止位置に向けて付勢する付勢手段と、前記規制部材に連結又は一体に形成されると共に、前記第二可動役物が前記第四位置から前記第三位置に向けて移動するときの経路上に変位可能に配置され、前記第二可動役物が前記第四位置に位置する場合には、前記付勢手段の付勢力により前記規制部材を前記禁止位置に位置させる一方、前記第二可動役物の前記第四位置から前記第三位置への移動時には、前記第二可動役物が当接して前記第二可動役物により押圧されて移動することで、前記規制部材を前記付勢手段の付勢力に抗して前記許容位置に移動させる規制制御部材とを具備するものである。

本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、2つの可動役物同士の干渉を回避することができる。
本発明の第一実施形態に係る遊技機の全体的な構成を示した正面図。 同じく、遊技機の窓枠が開放された状態を示した前方斜視図。 同じく、遊技盤を示した正面図。 第一可動演出装置及び第二可動演出装置を示す正面図。 同じく、背面図。 第一位置における第一可動演出装置を示す正面図。 同じく、背面図。 同じく、第一ベース部材及び第二ベース部材の前部の図示を省略した正面図。 同じく、第一ベース部材及び第二ベース部材の図示を省略した背面図。 可動体及び第二アームを示した背面図。 第二位置における第一可動演出装置を示す正面図。 同じく、背面図。 第三位置における第二可動演出装置を示す正面図。 同じく、背面図。 右側昇降機構を示す正面図。 同じく、背面図。 左側昇降機構を示す正面図。 同じく、背面図。 第四位置における第二可動演出装置を示す正面図。 同じく、背面図。 第一可動演出装置及び第二可動演出装置の位置関係を示す正面図。 規制制御機構を示す側面概略図。 第二位置への移動が禁止されている第一可動演出装置、第二可動演出装置、規制部材及び規制制御機構を示す正面図。 禁止位置における規制部材の様子を示す正面概略図。 同じく、背面概略図。 第二位置への移動が許容されている第一可動演出装置、第二可動演出装置、規制部材及び規制制御機構を示す正面図。 許容位置における規制部材の様子を示す正面概略図。 同じく、背面概略図。 第二位置に移動した第一可動演出装置、第二可動演出装置、規制部材及び規制制御機構を示す正面図。 第二実施形態に係る規制部材が禁止位置にある様子を示す背面図。 同じく、許容位置にある様子を示す背面図。
まず、本発明に係る遊技機の第一実施形態である遊技機1の全体的な構成について、図1から図3を用いて説明する。
なお、以下の説明では、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、左右方向を規定する。
遊技機1は、図1から図3が示すように、主として、外枠2と、中枠3と、窓枠4と、により構成される枠体に、各種の遊技部品が取り付けられて形成される。
外枠2は、遊技機1の外郭を成し、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられた台島に設置される。外枠2には、中枠3が設けられる。
中枠3は、前後面が開口された略四角筒状に形成される枠体である。中枠3は、外枠2の前側の開口部にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠3には、窓枠4と、下皿ユニット5と、遊技盤6と、が設けられる。
窓枠4は、中央が開口された略平板状に形成される枠体である。窓枠4は、正面視で中枠3の下部を除く略全面に亘って配置される。窓枠4は、中枠3の前側の開口部にヒンジ部材を介して回動可能に支持される。窓枠4の中央には、正面視で略円形状の窓枠開口部7が形成される。窓枠開口部7は、透明板19により被覆される。窓枠開口部7の下部には、発射前の遊技球が貯溜される上皿8が配設される。窓枠開口部7の左右上方には、スピーカ9がそれぞれ配設される。
下皿ユニット5は、中枠3の下部であって窓枠4の下方に取り付けられる。下皿ユニット5の中央には、上皿8から溢れた遊技球が貯溜される下皿17が配設される。下皿ユニット5の右部であって下皿17の右方には、発射ハンドル18が配設される。発射ハンドル18は、上皿8に貯溜された遊技球を発射可能に構成される。
遊技盤6は、遊技球が転動する領域である遊技領域25が形成される部材である。遊技盤6は、窓枠4の後方であって、正面視で中枠3の下部を除く略全面に亘って配置される。遊技盤6は、中枠3に着脱可能に取り付けられる。なお、遊技盤6の遊技領域25は、窓枠4の窓枠開口部7の後方に配置され、前方から透明板19を介して視認可能に構成される。
次に、遊技盤6の構成について、図3を用いてさらに詳細に説明する。
遊技盤6は、図3に示すように、遊技板10と、ガイドレール11と、センター役物12と、図柄表示装置13と、可変入賞装置14と、大入賞装置15と、アウト口16と、第一可動演出装置100と、第二可動演出装置300と、規制部材400(図5参照)と、規制制御機構500(図5参照)等により構成される。
遊技板10は、四隅が適宜に切り欠かれた略平板状に形成される部材である。遊技板10には、遊技盤6を構成する各種の遊技部品が取り付けられる。
ガイドレール11は、略円弧帯状に形成される部材である。ガイドレール11は、遊技板10に、前方へ向けて立ち上がり状に取り付けられる。ガイドレール11は、正面視で略円形状を形成するように配置される。なお、遊技板10においてガイドレール11によって略円形状に形成された内側の領域が、遊技球が転動する領域である遊技領域25として構成される。
センター役物12は、その外観により遊技板10を装飾する部材である。センター役物12は正面視で略環状であって、その中央にセンター開口部27が前後方向に貫通して形成される。センター役物12は、遊技板10を前後方向に貫通するように当該遊技板10の中央から上部に亘って形成される孔に前方から挿入され、ボルト等によって取り付けられる。
図柄表示装置13は、前方を臨むように配設された液晶画面26に図柄や数字等の変動(図柄遊技)を表示するように構成される装置である。図柄表示装置13は、遊技板10の後方に配置される。より詳細には、図柄表示装置13の液晶画面26が、遊技板10に取り付けられたセンター役物12のセンター開口部27の後方に配置される。これによって、前方からセンター開口部27を介して液晶画面26に表示される図柄遊技を視認することができる。
可変入賞装置14は、所定の作動条件に応じて左右一対の可動片28が開閉作動し、始動入賞口14aに遊技球が入球(入賞)可能な開放状態と入球(入賞)不能な閉塞状態とに切り替え可能に構成される装置である。可変入賞装置14は、遊技領域25の左右中央部であってセンター役物12の下方に配置される。なお、可変入賞装置14は、前記開放状態において始動入賞口14aに遊技球が入球(入賞)すると図示せぬ賞球払出装置によって所定数の遊技球(賞球)が払い出されるように構成される。
大入賞装置15は、所定の大当たり抽選により大当たりが選択されると、大入賞口15aを開放して遊技球が入球(入賞)可能に構成される装置である。大入賞装置15は、遊技領域25の左右中央部であって可変入賞装置14の下方に配置される。なお、大入賞装置15は、開放した大入賞口15aに遊技球が入球すると図示せぬ賞球払出装置によって所定数の遊技球(賞球)が払い出されるように構成される。
アウト口16は、遊技領域25を転動する遊技球が、大入賞口15aや始動入賞口14a等の各入賞口に入球(入賞)しなかった場合に、最終的に流入する開口部である。アウト口16は、遊技領域25の最下部に配置される。なお、アウト口16に流入した遊技球は、遊技機1が設置されたパチンコホール等の遊技場側に回収される。
以下では、第一可動演出装置100、第二可動演出装置300、規制部材400及び規制制御機構500の構成について詳細に説明する。
まず、第一可動演出装置100の構成について詳細に説明する。
図3から図12までに示す第一可動演出装置100は、液晶画面26に表示される図柄遊技に応じて可動し、遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与えるためのものである。第一可動演出装置100は、液晶画面26の概ね上方に配置されるとともに、前後方向においてセンター役物12と液晶画面26との間、すなわちセンター役物12よりも後方であって液晶画面26よりも前方に配置される。第一可動演出装置100は、主として、第一ベース部材110と、第二ベース部材120と、モータ130と、回転部材140と、伝達アーム150と、第一アーム160と、位置センサ170と、第二アーム180と、スプリング190と、第一可動役物200と、により構成される。
図6及び図7に示す第一ベース部材110は、後述するモータ130、第一アーム160及び位置センサ170等を支持する略箱状の部材である。第一ベース部材110は、遊技盤6(図3参照)に適宜支持される。
また、第一ベース部材110は、第一支軸111、ガイド孔112、ガイド軸113・113及び掛止部114を具備する。
第一支軸111は、後述する第一アーム160を回動可能に支持するためのものである。第一支軸111は、第一ベース部材110の右端部近傍に設けられ、図柄表示装置13(液晶画面26)の上方に配置される(図5参照)。当該第一支軸111は、その軸線を前後方向に向けた状態で、第一ベース部材110から後方に向かって延設される。
ガイド孔112は、第一ベース部材110の右端部近傍であって第一支軸111の上方において、当該第一ベース部材110を前後方向に貫通するように形成される。ガイド孔112は、正面視において、第一支軸111を中心とする円弧状となるように形成される。
図5及び図7に示すガイド軸113・113は、後述する規制部材400を所定の方向(上下方向)に案内するためのものである。ガイド軸113・113は、第一ベース部材110の左端部近傍において、互いに所定間隔をおいて上下に並べて設けられる。当該ガイド軸113・113は、それぞれその軸線方向を前後方向に向けた状態で、第一ベース部材110から後方に向かって延設される。
掛止部114は、後述するスプリング450を掛止するためのものである。掛止部114は、第一ベース部材110の後面であって上側に配置されたガイド軸113の右方に設けられる。当該掛止部114は第一ベース部材110の後面に形成された穴により構成され、当該穴に後述するスプリング450の端部を掛止することができる。
図6から図8までに示す第二ベース部材120は、後述する第二アーム180を支持する略箱状の部材である。第二ベース部材120は、第一ベース部材110の右方に配置される。第二ベース部材120は、遊技盤6(図3参照)に適宜支持される。なお、図8においては、説明の便宜上、第二ベース部材120の前側部分の図示を省略している。
また、第二ベース部材120は、第二支軸121及び開口部122を具備する。
第二支軸121は、後述する第二アーム180を回動可能に支持するためのものである。第二支軸121は、第二ベース部材120の下端部近傍に設けられ、図柄表示装置13(液晶画面26)の右側方に配置される(図5参照)。当該第二支軸121は、その軸線を前後方向に向けた状態で、第二ベース部材120の前側面から後側面にわたって配置される。また、第二支軸121は、第一支軸111の右下方に位置することになる。
開口部122は、第二ベース部材120の下端部近傍であって、第二支軸121の概ね左上方において、当該第二ベース部材120の内部と外部とを連通するように形成される。
図6、図8及び図9に示すモータ130は、本発明に係る第一駆動源の実施の一形態であり、後述する第一アーム160を回動させるためのものである。
モータ130は、出力軸131(図12参照)を後方に向けた状態で配置される。モータ130は、第一ベース部材110の前側面の上端部近傍に固定される。当該モータ130の出力軸131は、第一ベース部材110の第一支軸111の略左方に配置される。また、当該モータ130の出力軸131は当該第一ベース部材110を前後方向に貫通し、後方へと延設される。
図7から図9までに示す回転部材140は、モータ130からの駆動力を伝達するものである。
回転部材140は、略円形板状の部材である。回転部材140は、その板面を前後方向に向けた状態で配置される。回転部材140の中心部は、モータ130の出力軸131に相対回転不能となるように連結される(図12参照)。
また、回転部材140は、回動軸141及び切欠部142を具備する。
図7及び図9に示す回動軸141は、回転部材140の周縁部に配置され、その軸線を前後方向に向けた状態で、回転部材140の後側面から後方に向けて延設される。
図7から図9までに示す切欠部142は、回転部材140の円周の一部を切り欠いて形成される部分である。切欠部142は、回転部材140が図7から図9までに示す状態(回転位置)にある場合、上下方向に延びる辺及び左右方向に延びる辺により構成される。
図7から図9までに示す伝達アーム150は、回転部材140からの駆動力を伝達するものである。
伝達アーム150は、略矩形板状の部材であり、長手方向を略左右方向に向けて配置される。伝達アーム150は、その板面を前後方向に向けて配置される。伝達アーム150の長手方向両端部には、それぞれ当該伝達アーム150を前後方向に貫通する孔が形成される。伝達アーム150に形成された2つの孔のうち一方の孔(図7及び図9に示す左側の孔)には、その前方から回転部材140の回動軸141が挿通される。これによって、伝達アーム150が回動軸141に回動可能となるように連結される。
図6から図9までに示す第一アーム160は、後述する第一可動役物200を支持するものである。
第一アーム160は、細長い板状の部材であり、長手方向を略左右方向に向けて配置される。第一アーム160は、図柄表示装置13(液晶画面26)の上方に配置され、第一可動役物200を略水平に支持する。第一アーム160は、その板面を前後方向に向けて配置される。第一アーム160は、正面視において第一可動役物200と重複するのを避けるように適宜湾曲した形状に形成される。第一アーム160は、透光性を有する部材で構成される。第一アーム160の長手方向両端部には、それぞれ当該第一アーム160を前後方向に貫通する孔が形成される。第一アーム160に形成された2つの孔のうち一方の孔(図8及び図9に示す左側の孔)には、その前方から第一ベース部材110の第一支軸111が挿通される。これによって、第一アーム160が第一支軸111に回動可能に支持される。
また、第一アーム160は、延設部161、回動軸162及び遮蔽片163を具備する。
図7から図9までに示す延設部161は、第一アーム160の一端部(左端部)からさらに略左上方に向かって延設される部分である。当該延設部161は、第一アーム160と一体的に形成される。
図6及び図8に示す回動軸162は、その軸線を前後方向に向けた状態で、延設部161の前側面の左上端部近傍から前方に向けて延設される。当該回動軸162は、伝達アーム150に形成された2つの孔のうち他方の孔(図8に示す右側の孔)に挿通される。これによって、伝達アーム150が回動軸162に回動可能となるように連結され、ひいては伝達アーム150が第一アーム160に回動可能となるように連結される。
図8及び図9に示す遮蔽片163は、第一アーム160に形成された2つの孔のうち一方の孔(図8及び図9に示す左側の孔)の上方に形成される、当該孔を中心とする略扇形板状の部分である。遮蔽片163は、第一アーム160と一体的に形成される。
位置センサ170は、第一アーム160の回動位置を検出するものである。
位置センサ170は、光を発する発光部と、当該光を受光する受光部と、からなるフォトセンサで構成される。当該発光部と受光部との間に第一アーム160の遮蔽片163が進入すると、前記発光部からの光が遮られ、前記受光部において光が受光できなくなるため、第一アーム160が所定の位置にあることを検出することができる。位置センサ170は、図示せぬ制御装置に接続され、当該位置センサ170による検出結果は、第一可動演出装置100やその他の役物の制御等に利用することができる。
図6から図10までに示す第二アーム180は、後述する第一可動役物200を支持するものである。
第二アーム180は、細長い板状の部材であり、長手方向を右下方から左上方まで略斜め方向に向けて配置される。第二アーム180は、図柄表示装置13(液晶画面26)の右側方から右上方にかけて配置され、第一可動役物200の斜め下方から第一可動役物200を支持する。第二アーム180は、その板面を前後方向に向けて配置される。第二アーム180は、正面視において液晶画面26と重複するのを避けるように適宜湾曲した形状に形成される。第二アーム180は、透光性を有する部材で構成される。第二アーム180の長手方向一端部(図8から図10までに示す右下端部)には、当該第二アーム180を前後方向に貫通する孔が形成される。当該第二アーム180の孔には、第二ベース部材120の第二支軸121が挿通される。これによって、第二アーム180が第二支軸121に回動可能に支持される。
図6から図10までに示す第一可動役物200は、移動することにより演出を行い、遊技者に印象(インパクト)を与えるためのものである。第一可動役物200は、第一可動部材201及び第二可動部材202を具備する。
第一可動部材201は、薙刀を模した形状を有する部材である。第一可動部材201は、その長手方向を略左右方向に向けて配置される。第一可動部材201の左側は薙刀の刀身部分を、第一可動部材201の左右略中央から右側にかけては薙刀の柄部分を、それぞれ模した形状に形成される。
また、第一可動部材201は、溝部201a及び回動軸201bを具備する。
図7、図9及び図10に示す溝部201aは、第一可動部材201のうち柄を模した部分の後側面に形成される。より詳細には、溝部201aは、第一可動部材201の右端部から左右略中央部まで、当該第一可動部材201の長手方向と平行に形成される。
回動軸201bは、その軸線を前後方向に向けた状態で、第一可動部材201の後側面(より詳細には、第一可動部材201の後側面であって、溝部201aよりも左方)から後方に向けて延設される。回動軸201bは、第一可動部材201の幅方向(短手方向)の中央に位置する。当該回動軸201bは、第一アーム160に形成された2つの孔のうち他方の孔(図7及び図9に示す右側の孔)に挿通される。これによって、第一アーム160が回動軸201bに回動可能となるように連結される。すなわち、当該回動軸201bが第一アーム160と第一可動部材201との連結部となる。
図7、図9及び図10に示す第二可動部材202は、略矩形板状の部材である。第二可動部材202は、その長手方向が第一可動部材201の長手方向と平行になるように配置される。第二可動部材202の幅は、第一可動部材201の溝部201aの幅と略同一となるように形成される。第二可動部材202の後側面の左端部近傍には、第二アーム180の他端部(左上端部)が固定される。すなわち、第二アーム180は、第二可動部材202に回動不能となるように連結される。当該第二アーム180と第二可動部材202とが連結される部分を、連結部202aとする。連結部202aは、第二可動部材202の幅方向(短手方向)の中央に位置する。第二可動部材202は、第一可動部材201の溝部201a内に挿入される。これによって、第二可動部材202は、第一可動部材201に対して相対的に摺動自在になる。この場合、第一可動部材201と第二可動部材202とは、正面視又は背面視において回動軸201bと連結部202aとを結ぶ直線と平行な方向に摺動可能となる。
なお、第二可動部材202が、第一可動部材201の溝部201aから後方に脱落するのを防止するためのストッパ等を、第一可動部材201や第二可動部材202等に設けても良い。
上述の如く第一可動演出装置100を構成することにより、第一アーム160を第一可動役物200の左端部(第一端部)側に配置し、当該第一アーム160により第一可動役物200を左端部(第一端部)側から支持すると共に、第二アーム180を第一可動役物200の右端部(第二端部)側に配置し、当該第二アーム180により第一可動役物200を右端部(第二端部)側から支持することができる。
上述の如く構成された第一可動演出装置100において、モータ130を駆動させることで、第一可動役物200を第一位置と第二位置との間で往復移動させることができる。以下では、この第一可動演出装置100の往復移動の様子について説明する。
まず、第一可動役物200が第一位置にある場合について説明する。
「第一位置」とは、図8及び図9に示す第一可動役物200の位置をいう。
第一可動役物200が第一位置にある場合、回転部材140の回動軸141は最も左(モータ130の出力軸131(図12参照)の左方)に移動している。
この場合、当該回動軸141に連結されている伝達アーム150も最も左に移動している。これによって、当該伝達アーム150に連結されている第一アーム160の延設部161が最も左に引っ張られるため、第一アーム160は第一支軸111を中心として正面視反時計回りに回動した状態となる。この状態においては、第一アーム160の右端側は最も上昇した位置にある。
第一アーム160の右端側が最も上昇した位置にあるため、当該第一アーム160の右端側に連結されている第一可動役物200も最も上昇した位置にある。この場合、当該第一可動役物200を介して第二アーム180も第二支軸121を中心として正面視時計回りに回動された状態となる。
第一可動役物200が第一位置にある場合、図3に示すように、第一可動役物200はセンター役物12及び遊技板10の背後に配置され、遊技者からは視認することができない。
なお、第一可動役物200が第一位置にある場合、位置センサ170の発光部と受光部との間に第一アーム160の遮蔽片163が進入するため、当該位置センサ170は第一可動役物200が第一位置にあることを検出することができる。
次に、第一可動役物200が第一位置にある状態からモータ130を駆動させた場合について説明する。
図11及び図12に示すように、モータ130を駆動させて回転部材140を正面視時計回りに回転させると、当該回転部材140の回動軸141は右方に(より詳細には、出力軸131を中心とする円弧上を図12における反時計回りに)移動する。
この場合、当該回動軸141に連結されている伝達アーム150も右方に移動する。これによって、当該伝達アーム150に連結されている第一アーム160の延設部161が第一支軸111を中心として正面視時計回りに回動するため、第一アーム160も第一支軸111を中心として正面視時計回りに回動し、第一アーム160の右端側は下降する。
第一アーム160の右端側が下降すると、第一可動役物200の第一可動部材201が所定の方向(下方)に押し下げられる(下降する)ことになる。したがって、第一可動役物200の左側部分が先行して下降する。そして、当該第一可動役物200(第一可動部材201及び第二可動部材202)を介して第二アーム180の左端部が左斜め下方に引き下げられ、第一アーム160の回動に追従するように、第二アーム180が第二支軸121を中心として正面視反時計回りに回動され、第一可動役物200の右側部分が下降する。このため、第一可動役物200は、待機位置での姿勢(初期姿勢)に対し、左端部を左下方向に向けるように傾きながら下降する。
第一アーム160及び第二アーム180が上述の如く回動する際、第一可動部材201と第二可動部材202は適宜相対的に摺動する。これによって、第一アーム160及び第二アーム180は、滑らかに回動することができる。
第一アーム160が一定の角度以上回動すると、当該第一アーム160の右端部(第一可動部材201の回動軸201b)が描く円の軌跡の接線方向と、第一可動部材201と第二可動部材202との相対的な摺動方向と、が略一致する。従って、第一アーム160が回動することによって第一可動部材201が第二可動部材202に対して相対的に下方に摺動(相対変位)するが、第二アーム180はほとんど回動しなくなる。
上述の如く第一アーム160を回動させることで、第一可動役物200(第一可動部材201)を下降させ、センター役物12(図3参照)の背後(上方)から液晶画面26(図3参照)の前方(下方)に出現させることができる。また、この際の回動軸201bの下降量は、第二アーム180と第二可動部材202との連結部分の下降量よりも大きいため(図9及び図12参照)、第一可動部材201の左端側(薙刀の刀身側)が右端側(薙刀の柄側)よりも大きく下降する。これによって、薙刀(第一可動部材201)が振り下ろされたような演出を行うことができる。さらに、第一可動部材201が第二可動部材202に対して相対的に下方に摺動(相対変位)することによって、薙刀(第一可動部材201)が突かれたような演出を行うことができる。
なお、図11及び図12に示す第一可動役物200の位置を、「第二位置」とする。
第二ベース部材120の開口部122の下端の位置を、第二アーム180が最下位置(正面視で最も反時計回り方向に回動した位置)に達した際に当該第二アーム180と当接するような位置となるように形成することで、第一可動部材201の動きにつられて第二可動部材202及び第二アーム180が正面視反時計回りに回動するのを防止することができ、第一可動役物200の第一位置から第二位置までの移動を滑らかに行うことができる。
第一可動役物200が第二位置にある状態からさらにモータ130を駆動させると、伝達アーム150が左方に移動する。これによって、当該伝達アーム150に連結されている第一アーム160は第一支軸111を中心として正面視反時計回り(図11及び図12に示す矢印とは逆方向)に回動し、ひいては第一可動役物200を第二位置から第一位置に戻るように移動させることができる。
次に、第二可動演出装置300の構成について詳細に説明する。
図3から図5まで、及び図13から図21までに示す第二可動演出装置300は、液晶画面26に表示される図柄遊技に応じて可動し、遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与えるためのものである。第二可動演出装置300は、液晶画面26の概ね下方に配置されるとともに、前後方向においてセンター役物12と液晶画面26との間、すなわちセンター役物12よりも後方であって液晶画面26よりも前方に配置される。第二可動演出装置300は、主として、右側昇降機構310と、左側昇降機構320と、第二可動役物330と、により構成される。
図13から図16までに示す右側昇降機構310は、後述する第二可動役物330を、その右側から支持するとともに昇降移動させるためのものである。右側昇降機構310は、主として、モータ311と、出力ギヤ312と、右側支持部材313と、内側ガイドロッド314と、外側ガイドロッド315と、により構成される。
モータ311は、本発明に係る第二駆動源の実施の一形態であり、後述する右側支持部材313を昇降させるためのものである。
モータ311は、出力軸311aを前方に向けた状態で配置される。モータ311は、後述する第二可動役物330の概ね右方に配置され、図示しない支持部材に適宜支持される。
出力ギヤ312は、モータ311からの駆動力を伝達するためのものである。
出力ギヤ312の中心部は、モータ311の出力軸311aに相対回転不能となるように連結される。
右側支持部材313は、後述する第二可動役物330を支持するためのものである。
右側支持部材313は、主としてラック部313aと、支持部313bと、により構成される。
ラック部313aは、長手方向を上下方向に向けて配置される略直方体状の部分である。ラック部313aには、内側(左方)に向けて歯が形成される(図14及び図16参照)。当該ラック部313aの歯は、出力ギヤ312に歯合される。
支持部313bは、ラック部313aの上下中途部から内側(左方)に向けて延設される略直方体状の部分である。
内側ガイドロッド314は、長手方向を上下方向に向けて配置される円柱状の部材である。内側ガイドロッド314は、出力ギヤ312の内側(左方)に配置され、図示しない支持部材に適宜支持される。
外側ガイドロッド315は、長手方向を上下方向に向けて配置される円柱状の部材である。外側ガイドロッド315は、出力ギヤ312の外側(右方)に配置され、図示しない支持部材に適宜支持される。
右側支持部材313のラック部313aは外側ガイドロッド315に、支持部313bは内側ガイドロッド314に、それぞれ摺動可能に挿通される。これによって、右側支持部材313は内側ガイドロッド314及び外側ガイドロッド315の長手方向に沿って、すなわち上下方向に摺動可能となる。
図13、図14、図17及び図18に示す左側昇降機構320は、後述する第二可動役物330を、その左側から支持するとともに昇降移動させるためのものである。左側昇降機構320は、主として、モータ321と、出力ギヤ322と、第一伝達ギヤ323と、第二伝達ギヤ324と、左側支持部材325と、内側ガイドロッド326と、外側ガイドロッド327と、により構成される。
モータ321は、本発明に係る第二駆動源の実施の一形態であり、後述する左側支持部材325を昇降させるためのものである。
モータ321は、出力軸321aを前方に向けた状態で配置される。モータ321は、後述する第二可動役物330の概ね左方に配置され、図示しない支持部材に適宜支持される。
出力ギヤ322は、モータ321からの駆動力を伝達するためのものである。
出力ギヤ322の中心部は、モータ321の出力軸321aに相対回転不能となるように連結される。
第一伝達ギヤ323は、出力ギヤ322からの駆動力を伝達するためのものである。
第一伝達ギヤ323は、出力ギヤ322の下方に配置されるとともに、図示しない軸によって回転可能に支持される。当該第一伝達ギヤ323は、出力ギヤ322に歯合される。
第二伝達ギヤ324は、第一伝達ギヤ323からの駆動力を伝達するためのものである。
第二伝達ギヤ324は、第一伝達ギヤ323の左下方に配置されるとともに、図示しない軸によって回転可能に支持される。当該第二伝達ギヤ324は、第一伝達ギヤ323に歯合される。
左側支持部材325は、後述する第二可動役物330を支持するためのものである。
左側支持部材325は、主としてラック部325aと、支持部325bと、により構成される。
ラック部325aは、長手方向を上下方向に向けて配置される略直方体状の部分である。ラック部325aには、内側(右方)に向けて歯が形成される(図14及び図18参照)。当該ラック部325aの歯は、第二伝達ギヤ324に歯合される。
支持部325bは、ラック部325aの上下中途部から内側(右方)に向けて延設される略直方体状の部分である。
内側ガイドロッド326は、長手方向を上下方向に向けて配置される円柱状の部材である。内側ガイドロッド326は、出力ギヤ322の内側(右方)に配置され、図示しない支持部材に適宜支持される。
外側ガイドロッド327は、長手方向を上下方向に向けて配置される円柱状の部材である。外側ガイドロッド327は、出力ギヤ322の外側(左方)に配置され、図示しない支持部材に適宜支持される。
左側支持部材325のラック部325aは外側ガイドロッド327に、支持部325bは内側ガイドロッド326に、それぞれ摺動可能に挿通される。これによって、左側支持部材325は内側ガイドロッド326及び外側ガイドロッド327の長手方向に沿って、すなわち上下方向に摺動可能となる。
図13から図18までに示す第二可動役物330は、移動することにより演出を行い、遊技者に印象(インパクト)を与えるためのものである。
第二可動役物330は、長手方向を左右方向に向けて配置される略直方体状の部材である。第二可動役物330の前面や側面には、模様や文字等の装飾が適宜施される。第二可動役物330の右端部は、右側昇降機構310の右側支持部材313の支持部313bに連結され、第二可動役物330の左端部は、左側昇降機構320の左側支持部材325の支持部325bに連結される。
上述の如く構成された第二可動演出装置300において、モータ311及びモータ321を駆動させることで、第二可動役物330を第三位置と第四位置との間で往復移動させることができる。以下では、この第二可動演出装置300の往復移動の様子について説明する。
まず、第二可動役物330が第三位置にある場合について説明する。
「第三位置」とは、図13及び図14に示す第二可動役物330の位置をいう。
第二可動役物330が第三位置にある場合、当該第二可動役物330を支持している右側支持部材313及び左側支持部材325は最も下方まで摺動(下降)している。
次に、第二可動役物330が第三位置にある状態からモータ311及びモータ321を駆動させた場合について説明する。
図19及び図20に示すように、モータ311を駆動させて出力ギヤ312を正面視反時計回りに回転させると、当該出力ギヤ312に連動して右側支持部材313が上方に摺動(上昇)する。
また、モータ311を駆動させるのと同時に、モータ321を駆動させて出力ギヤ322を正面視時計回りに回転させると、第一伝達ギヤ323及び第二伝達ギヤ324を介して当該出力ギヤ322と連動して左側支持部材325が上方に摺動(上昇)する。
このように、右側支持部材313及び左側支持部材325を同時に上昇させることで、当該右側支持部材313及び左側支持部材325に支持された第二可動役物330を上昇させることができる。
なお、図19及び図20に示す第二可動役物330が最も上方まで摺動(上昇)した位置を、「第四位置」とする。
次に、第二可動役物330が第四位置から第三位置に戻す場合について説明する。
第二可動役物330を第四位置(図19及び図20参照)から第三位置(図13及び図14参照)に戻す場合、モータ311及びモータ321を上記とは逆方向に駆動させる。この場合、出力ギヤ312は正面視時計回りに、出力ギヤ322は正面視反時計回りにそれぞれ回転し、右側支持部材313及び左側支持部材325は下方に摺動(下降)する。このようにして、第二可動役物330を再び第三位置に移動させることができる。
ここで、第一可動演出装置100の第一可動役物200と第二可動演出装置300の第二可動役物330との位置関係について説明する。
図21に二点鎖線で示すように、第二可動演出装置300の第二可動役物330が第四位置にあるときに第一可動演出装置100の第一可動役物200が第二位置に移動した場合、当該第一可動役物200と第二可動役物330とが干渉(衝突)する。
一方、第二可動役物330が第三位置にある場合(図中の実線参照)は、第一可動役物200は干渉(衝突)することなく第二位置(図中の二点鎖線参照)に移動することができる。
次に、規制部材400の構成について詳細に説明する。
図5、図17及び図18に示す規制部材400は、第一可動役物200の第一位置から第二位置への移動を禁止又は許容するためのものである。
規制部材400は、左側昇降機構320のモータ321の上方であって、回転部材140の下方に配置される。規制部材400は、主として本体部410と、係合部420と、掛止部430と、により構成される。
本体部410は、長手方向を上下方向に向けて配置される略矩形板状の部分である。本体部410は、その板面を前後方向に向けて配置される。本体部410の上部及び下部には、それぞれ長孔411・411が形成される。長孔411・411は、長手方向を上下方向に向けて、互いに所定間隔をおいて上下に並べて設けられる。長孔411・411の間隔は、第一ベース部材110のガイド軸113・113の間隔と同一となるように設定される。
係合部420は、長手方向を左右方向に向けて配置される略矩形板状の部分である。係合部420は、その板面を前後方向に向けて配置される。係合部420は、本体部410の上端部から右方向に向けて延設される。
掛止部430は、後述するスプリング450を掛止するためのものである。掛止部430は、本体部410の下端部の右側面に設けられる。掛止部430はフック状に形成され、当該フック状の部分にスプリング450の端部を掛止することができる。
上述の如く構成された規制部材400は、長孔411・411に第一ベース部材110のガイド軸113・113を挿通されることで、当該長孔411・411の長手方向に沿って、すなわち上下方向に摺動可能となる。
また、規制部材400は、スプリング450によって常時上方に付勢される。
スプリング450は、引っ張りコイルばねで構成される。スプリング450の一端部は、規制部材400の掛止部430に掛止され、スプリング450の他端部は、第一ベース部材110の掛止部114に掛止される(図5参照)。このように構成することで、規制部材400はスプリング450によって常時上方に付勢されることになる。
次に、規制制御機構500の構成について詳細に説明する。
図17、図18及び図22に示す規制制御機構500は、第二可動役物330と規制部材400とを機械的に連結するためのものである。規制制御機構500は、主として連動部材510と、連結棒520と、連結部材530と、を具備する。
連動部材510は、本発明に係る規制制御部材の実施の一形態であり、第二可動役物330(より詳細には、左側支持部材325)が第四位置から第三位置に向けて下降するときの経路上に配置され、第二可動役物330の昇降移動に連動して移動する部材である。連動部材510は、長手方向を上下方向に向けて配置される略矩形板状の部材である。
連動部材510の下端部には、その前面から前方に向かって突出するように当接部511が形成される。当該当接部511は、左側支持部材325の支持部325bと平面視で重複する位置(支持部325bの真下)まで前方に延設される。
連動部材510の上部及び下部には、それぞれ長孔512・512が形成される。長孔512・512は、長手方向を上下方向に向けて、互いに所定間隔をおいて上下に並べて設けられる。長孔512・512の長手方向長さは、規制部材400の長孔411・411の長手方向長さと同一となるように設定される。当該長孔512・512には、図示しない支持部材に設けられたガイド軸513・513が挿通される。これによって、連動部材510は長孔512・512の長手方向に沿って、すなわち上下方向に摺動可能となる。
なお、連動部材510の上下方向への摺動ストロークは、第二可動役物330の昇降ストロークよりも短くされる。また、連動部材510は、図17に示すように、第二可動役物330が第三位置(最も下に位置する状態)にあるときに、最下点に位置すると共に、当接部511が第二可動役物330に当接し、一方、図19に示すように、第二可動役物330が第四位置(最も上に位置する状態)にあるときには、最上点に位置すると共に、当接部511と第二可動役物330(より詳細には、第二可動役物330を支持する左側支持部材325の支持部325a)の間に所定の間隔Lを形成するように配置される。
連結棒520は、一定以上の剛性を有する細長い棒状の部材である。連結棒520の下端は、連動部材510の後面に連結される。
連結部材530は、長手方向を右上方から左下方へと向けて配置される略矩形板状の部材である。連結部材530の一端(上端)は、規制部材400の本体部410の下端と連結される。連結部材530の他端(下端)は、連結棒520の上端と連結される。
なお、図17及び図18に示すように、ガイド軸113・113が規制部材400の長孔411・411の上端部に当接している場合には、ガイド軸513・513も連動部材510の長孔512・512の上端部に当接するように、規制部材400と連動部材510との上下方向距離(すなわち、連結棒520及び連結部材530の上下方向長さ)が調節される。
以下では、上述の如く構成された規制部材400及び規制制御機構500の動作態様について説明する。
まず、図23から図25までに示すように、第一可動役物200が第一位置に、第二可動役物330が第四位置に、それぞれ位置している場合について説明する。
この場合、規制部材400は、スプリング450の付勢力によって、ガイド軸113・113が長孔411・411の下端に当接する位置まで上方に摺動している。
この規制部材400の位置を、「禁止位置」とする。
規制部材400が禁止位置にある場合、当該規制部材400の係合部420が回転部材140の切欠部142に係合する。この状態においては、モータ130が駆動して回転部材140が正面視時計回りに回転しようとしても、当該回転部材140の切欠部142が規制部材400の係合部420に当接することによって、当該回転部材140の回転が規制(禁止)される。すなわち、回転部材140を介してモータ130の駆動(出力軸131の回転)が禁止される。
このように、規制部材400が禁止位置にある場合、回転部材140の回転が規制されるため、第一可動役物200は第一位置に保持され、第二位置への移動が規制(禁止)されることになる。
次に、図26から図28までに示すように、第一可動役物200が第一位置にある状態で、第二可動役物330が第四位置から第三位置に移動した場合について説明する。
第二可動役物330が第四位置にある場合は、第二可動役物330(より詳細には、第二可動役物330を支持する左側支持部材325の支持部325a)と連動部材510の当接部511とが離間し、両者の間には間隙Lが存在する(図19参照)。そして、第二可動役物330が第三位置への下降を開始した後、その移動量が間隙Lに相当する距離に達するまでは、第二可動役物330と当接部511が離間した状態が継続され、規制部材400の位置が禁止位置に維持される。その後、第二可動役物330の下降量が間隙Lに相当する距離に達すると、当該第二可動役物330を支持している左側支持部材325(支持部325b)が連動部材510の当接部511に上方から当接し、当該連動部材510を下方に押し下げる。当該連動部材510は、ガイド軸513・513が長孔512・512の上端に当接する位置まで下降する。
連動部材510が下降すると、連結棒520を介して連結部材530も当該連動部材510と同じ距離だけ(すなわち、ガイド軸113・113が長孔411・411の上端に当接する位置まで)下降する。
この規制部材400の位置を、「許容位置」とする。
規制部材400が許容位置にある場合、当該規制部材400と回転部材140とが離間し、当該規制部材400の係合部420と回転部材140の切欠部142との係合が解除される。この状態においては、モータ130が駆動して回転部材140が正面視時計回りに回転することが可能となる(回転部材140の回転が許容される)。すなわち、モータ130の駆動(出力軸131の回転)が許容される。
このように、規制部材400が許容位置にある場合、回転部材140の回転が許容されるため、第一可動役物200の第一位置から第二位置への移動が許容される。
この状態でモータ130が駆動されると、図29に示すように、第一可動役物200は第二位置へと移動する。この場合において、第二可動役物330は第三位置まで下降しているため、第一可動役物200と第二可動役物330とが干渉(衝突)することはない。
また、規制部材400の禁止位置から許容位置に向けての移動は、第二可動役物330の下降量が間隙Lに相当する距離に達するまではなされない。すなわち、規制部材400の許容位置への移動は、第二可動役物330の下降開始から遅れて開始されるため、第二可動役物330が第四位置から下降し始めて直ちに禁止状態が解除されることはない。このため、第二可動役物330の下降途中で第一可動役物200(より詳細には、モータ130)に作動信号が入力されたとしても、第一可動役物200の作動を禁止することができ、第一可動役物200と第二可動役物330との干渉を適切に防止することができる。
また、第二可動役物330が第三位置から第四位置に移動(上昇)すると、スプリング450の付勢力によって規制部材400が再び禁止位置まで上昇する。これによって、再び第一可動役物200の第二位置への移動が規制(禁止)されることになる。
なお、第二可動役物330の第三位置から第四位置への移動時は、第二可動役物330の上昇に伴って連結部材510が直ちに上昇するため、規制部材400の許容位置から禁止位置への移動が速やかに開始され、迅速に禁止状態へと移行することができる。このため、第二可動役物330の上昇途中で第一可動役物200(より詳細には、モータ130)に作動信号が入力されたとしても、第一可動役物200の作動を禁止することができ、第一可動役物200と第二可動役物330との干渉を適切に防止することができる。
以上の如く、本実施形態に係る遊技機1は、第一位置と第二位置との間で移動自在に構成される第一可動役物200と、第一可動役物200を駆動するモータ130(第一駆動源)と、第三位置と第四位置との間で移動自在に構成され、当該第四位置にある場合、前記第二位置にある第一可動役物200と物理的に干渉するように配置される第二可動役物330と、第二可動役物330を駆動するモータ311及びモータ321(第二駆動源)と、を備えた遊技機1において、第一可動役物200の前記第一位置から前記第二位置への移動を禁止する禁止位置と、第一可動役物200の前記第一位置から前記第二位置への移動を許容する許容位置と、の間で移動自在に構成される規制部材400と、規制部材400を前記禁止位置に向けて付勢するスプリング450(付勢手段)と、規制部材400に連結されると共に、第二可動役物330が前記第四位置から前記第三位置に向けて移動するときの経路上に変位可能に配置され、第二可動役物330の前記第四位置から前記第三位置への移動時には、第二可動役物330が当接して第二可動役物330により押圧されて移動することで、規制部材400をスプリング450の付勢力に抗して前記許容位置に移動させる一方、第二可動役物330の前記第三位置から前記第四位置への移動時には、スプリング450の付勢力により規制部材400と共に移動して規制部材400を前記禁止位置に移動させる連動部材510(規制制御部材)と、を具備することを特徴とするものである。
また、本実施形態に係る遊技機1は、前記第一駆動源としてのモータ130と、当該モータ130の出力軸131に相対回転不能に連結され、当該出力軸131と一体的に回転する回転部材140と、を備え、規制部材400は、前記禁止位置にある場合、回転部材140に当接してモータ130の回転を禁止し、前記許容位置にある場合、回転部材140から離間してモータ130の回転を許容することを特徴とするものである。
このように構成することにより、第二可動役物330が第四位置から第三位置に向けて移動するのに応じて第一可動役物200の第一位置から第二位置への移動を許容する動作と、第二可動役物330が第四位置から第三位置に向けて移動するのに応じて第一可動役物200の第一位置から第二位置への移動を禁止する動作との切り換えを機械的に行うことができるため、遊技機1に設けられる位置センサの出力や制御プログラムと独立して第一可動役物200の移動を規制することができ、当該位置センサの故障や制御プログラムのバグ等が生じても役物(第一可動役物200及び第二可動役物330)同士の干渉(衝突)を回避することができる。
なお、第一可動役物200及び第二可動役物330の形状は、本実施形態に係るものに限らず任意の形状に形成することが可能である。
また、本実施形態に係る第二可動演出装置300の右側昇降機構310及び左側昇降機構320は互いに独立して駆動することが可能である。したがって、第二可動役物330を長手方向(左右方向)に伸縮可能に構成し、右側昇降機構310と左側昇降機構320との上下方向位置を相対的にずらすように昇降駆動することで、当該第二可動役物330を伸縮させるとともに斜めに傾けるような演出を行うことも可能である。
また、本実施形態において、第一可動演出装置100は液晶画面26の概ね上方に、第二可動演出装置300は液晶画面26の概ね下方に、それぞれ配置されるものとしたが、第一可動演出装置100及び第二可動演出装置300の配置位置はこれに限るものではない。例えば、第一可動演出装置100を液晶画面26の概ね左方に、第二可動演出装置300を液晶画面26の概ね右方に、それぞれ配置すること等が可能である。
また、第一可動役物200を第一位置と第二位置との間で往復移動させるための機構、及び第二可動役物330を第三位置と第四位置との間で往復移動させるための機構は、本実施形態に係る構成に限らず、他のリンク機構等を用いて種々の構成とすることが可能である。
また、規制部材400及び回転部材140の形状は本実施形態に係るものに限らず、第一可動役物200の第二位置への移動を禁止することが可能な形状であれば良い。
また、規制制御機構500の構成は本実施形態に係るものに限らず、第二可動役物330と規制部材400とを機械的に連結し、当該第二可動役物330が第四位置にあるときに当該規制部材400を禁止位置に移動させ、当該第二可動役物330が第三位置にあるときに当該規制部材400を許容位置に移動させることができるものであれば良い。
また、本実施形態において、スプリング450は規制部材400に掛止され、当該規制部材400を上方に付勢するものとしたが、例えば連動部材510、連結棒520又は連結部材530に掛止され、それらを上方に付勢する構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、モータ130の出力軸に連結した回転部材140に規制部材400を当接させて第一可動役物200の第一位置から第二位置への移動を禁止するものとしたが、例えば、第一可動役物200の第一アーム160や、第一アーム160とモータ130を繋ぐ伝達アーム150等、回転部材140以外の部材に規制部材を当接させて第一可動役物200の第一位置から第二位置への移動を禁止するようにしても良い。
以下では、図30及び図31を用いて、遊技機1の第二実施形態について説明する。
第二実施形態が第一実施形態と異なる点は、規制制御機構500を具備しない点、並びに規制部材400及び左側支持部材325の形状が異なる点である。以下、当該相違点を中心に説明を行う。
図30に示す第二実施形態に係る規制部材400は、第一実施形態に係る規制部材400(図25等参照)に比べて本体部410の上下方向長さが長くなるように形成される。当該規制部材400の本体部410の上下略中央部から下部にわたって、長手方向を上下方向に向けた長孔412が形成され、この長孔412及びその下端412aが規制制御部材として機能する。
左側支持部材325の支持部325bには、その後面から後方に向けて係合軸325cが突設される。当該係合軸325cは、規制部材400の長孔412に挿通される。
このように構成された遊技機1において、第二可動役物330が第四位置から第三位置まで下降すると、当該第二可動役物330を支持する左側支持部材325及び係合軸325cも下降する。
第二可動役物330が第三位置近傍まで下降した時点で、係合軸325cが規制部材400の長孔412の下端412aと当接する。この状態からさらに第二可動役物330が第三位置まで下降すると、係合軸325cを介して規制部材400が押し下げられる(図31参照)。
規制部材400が下降することによって、当該規制部材400と回転部材140との係合が解除され、当該回転部材140は回転することが可能となる。
第二実施形態で示したように、規制部材400を左側昇降機構320の左側支持部材325で直接押し下げる構成とすることも可能である。
1:遊技機,6:遊技盤,100:第一可動演出装置,130:モータ,131:出力軸,140:回転部材,200:第一可動役物,300:第二可動演出装置,330:第二可動役物,400:規制部材,450:スプリング,500:規制制御機構

Claims (1)

  1. 第一位置と第二位置との間で移動自在に構成される第一可動役物と、
    前記第一可動役物を駆動する第一駆動源と、
    第三位置と第四位置との間で移動自在に構成され、当該第四位置にある場合、前記第二位置にある前記第一可動役物と物理的に干渉するように配置される第二可動役物と、
    前記第二可動役物を駆動する第二駆動源とを備えた遊技機において、
    前記第一可動役物の前記第一位置から前記第二位置への移動を禁止する禁止位置と、前記第一可動役物の前記第一位置から前記第二位置への移動を許容する許容位置との間で移動自在に構成される規制部材と、
    前記規制部材を前記禁止位置に向けて付勢する付勢手段と、
    前記規制部材に連結又は一体に形成されると共に、前記第二可動役物が前記第四位置から前記第三位置に向けて移動するときの経路上に変位可能に配置され、前記第二可動役物が前記第四位置に位置する場合には、前記付勢手段の付勢力により前記規制部材を前記禁止位置に位置させる一方、前記第二可動役物の前記第四位置から前記第三位置への移動時には、前記第二可動役物が当接して前記第二可動役物により押圧されて移動することで、前記規制部材を前記付勢手段の付勢力に抗して前記許容位置に移動させる規制制御部材とを具備することを特徴とする遊技機。
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