JP5938733B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5938733B2
JP5938733B2 JP2014125064A JP2014125064A JP5938733B2 JP 5938733 B2 JP5938733 B2 JP 5938733B2 JP 2014125064 A JP2014125064 A JP 2014125064A JP 2014125064 A JP2014125064 A JP 2014125064A JP 5938733 B2 JP5938733 B2 JP 5938733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
posture
dependent
restricting
movement range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014125064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016002348A (ja
Inventor
忠 稲垣
忠 稲垣
Original Assignee
株式会社サンセイアールアンドディ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンセイアールアンドディ filed Critical 株式会社サンセイアールアンドディ
Priority to JP2014125064A priority Critical patent/JP5938733B2/ja
Publication of JP2016002348A publication Critical patent/JP2016002348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5938733B2 publication Critical patent/JP5938733B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、移動部材を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1には、その角度を変化させつつ(揺動しつつ)上下方向に移動することができる移動部材(移動体200)が開示されている。
特開2013−116178号公報
移動部材が他の部材と接触(干渉)しないようにするためには、移動部材がその角度を変化させることができる範囲を踏まえて、移動部材の移動範囲を規制する必要がある。しかし、このように移動部材の移動範囲を設定すると、角度を変化させない状態で移動部材が移動する場合における移動範囲を狭めてしまうことになりうる。
本発明は、所定の移動範囲内を移動可能である本体部およびこの本体部に対して変位可能に設けられた従属部を有する移動部材を備えた遊技機において、従属部が他の部材に接触しないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、所定の移動範囲内を移動可能である本体部およびこの本体部に対して原位置と終端位置の間を変位可能に設けられた従属部を有する移動部材と、前記移動部材とは別の部材と、を備え、前記従属部が前記終端位置に位置する状態で、前記本体部が前記別の部材側に移動したときに、前記従属部が前記別の部材に接触しないように、前記従属部が前記終端位置に位置する状態での前記本体部の移動範囲を、前記従属部が前記原位置に位置する状態での前記本体部の移動範囲よりも小さくする規制部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前前記本体部は、その姿勢を第一姿勢から第二姿勢に変化させることが可能であり、前記規制部は、前記本体部が前記第一姿勢から前記第二姿勢に変化したときに、前記本体部の移動範囲を規制することが可能な規制姿勢に変化することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記本体部は、その姿勢が前記第一姿勢にあるとき、前記所定の移動範囲のうち前記規制部が前記規制姿勢にあるときに移動が規制される範囲を含めて移動可能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の遊技機において、前記本体部が前記第二姿勢にあるときに前記従属部が前記本体部に対して変位した側に、前記別の部材が位置することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機において、前記従属部が前記本体部に対して変位した状態で前記本体部が前記所定の移動範囲全体に亘って移動したと仮定した場合に当該従属部が描く軌跡と重なる位置に、前記別の部材が位置することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、従属部が本体部に対して変位し、当該本体部が別の部材側に移動したときに、規制部により従属部が別の部材と接触してしまうのを抑制することが可能である。
請求項2に記載の発明では、本体部が第一姿勢から第二姿勢に変化したときに、規制部が規制姿勢に変化する。つまり、本体部が第二姿勢に変化したときに、規制姿勢にある規制部によって従属部と他の部材の接触が抑制される構成とすることが可能である。
請求項3に記載の発明では、本体部は、その姿勢が第一姿勢にあるとき、所定の移動範囲のうち規制部が規制姿勢にあるときに移動が規制される範囲を含めて移動可能である。つまり、本体部は第一姿勢にあるときには、第二姿勢にあるとき(規制姿勢にある規制部によって移動範囲が規制されるとき)よりも広い範囲を移動することが可能である。
請求項4に記載の発明のように、本体部が第二姿勢にあるときに従属部が本体部に対して変位した側に、別の部材が位置するように構成することも可能である。
請求項5に記載の発明のように、従属部が本体部に対して変位した状態で本体部が所定の移動範囲全体に亘って移動したと仮定した場合に当該従属部が描く軌跡と重なる位置に、別の部材が位置するように構成することも可能である。
本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図である。 演出装置を説明するための模式図であって、(a)は本体部が第一姿勢にある状態(本体部に対して従属部が原位置に位置し、規制部が非規制姿勢にある状態)を、(b)は本体部が第二姿勢にある状態(本体部に対して従属部が終端位置に位置し、規制部が規制姿勢にある状態)を示している。 (a)は規制姿勢にある規制部によって本体部の移動範囲が規制されることを、(b)は規制部が非規制姿勢にあるために本体部の移動範囲が規制されない(全移動範囲を移動可能である)ことを説明するための模式図である。 本体部が第二姿勢にある(本体部に対して従属部が終端位置に位置する)とき、仮に規制部によって本体部の移動範囲が規制されなかったとしたならば、従属部と装飾部材(別の部材)が接触してしまうことを説明するための図である。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明における平面方向とは遊技盤90の平面方向に沿う(平行な)方向を、前後方向とは遊技盤90の平面方向に直交する方向(遊技者側を前、その反対側を後とする)を、左右方向(幅方向)とは図1の左右方向を、上下方向とは図1の上下方向をいうものとする。
まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する金属製の薄板からなる帯状のガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、第一始動入賞口904、第二始動入賞口905、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。表示装置91は、例えば液晶表示装置が用いられ、表示装置91の表示画面(表示部)において特別図柄や普通図柄等が表示される。かかる表示装置91の表示画面は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能である。
遊技盤90に形成された開口901の下側縁側には、演出効果を発現する移動部材10を備えた演出装置1uが設けられている。かかる演出装置1uの詳細については後述する。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904、905や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。その他、大当たりの抽選方法や演出等は、公知の遊技機と同様のものが適用できるため、説明は省略する。
以下、演出装置1uについて説明する。演出装置1uは、移動部材10およびこれを誘導するレール部材20を備える。また、本実施形態では、演出装置1uの左側に装飾部材40(本発明における別の部材に相当する)が設けられている。
移動部材10は、本体部11および従属部12を有する。本体部11は、遊技盤90の裏側に設けられたセンターベース(図示せず)に固定されたレール部材20に対し、所定の移動範囲を移動可能となるように支持されている。詳しくは後述するように、本体部11はレール部材20によって誘導されるベース部材30に対してその姿勢を変化させることが可能となるように支持されており、本体部11が第一姿勢にあるときには、レール部材20に構築されたガイド部21の全体を利用して移動することが可能である。本実施形態では、レール部材20は、細長い平面方向に沿う板状の部材であって、その長手方向が幅方向と一致するようにして設置されている。レール部材20には、幅方向に延びるガイド部21が形成されている。ガイド部21は、ベース部材30を介して本体部11を誘導することが可能な構成であればどのような構成であってもよい。例えば、レール部材20に形成された幅方向に延びる長孔であってもよいし、幅方向に延びる細長い突起等であってもよい。
レール部材20には、そのガイド部21によって幅方向にスライド自在となるようにベース部材30が取り付けられている。ベース部材30は、図示されない駆動源の動力によって幅方向にスライドする。ベース部材30には、本体部11がその姿勢を変化させることが可能となるように取り付けられている。本実施形態では、ベース部材30の後面側がガイド部21に係合され、ベース部の前面側に本体部11が取り付けられている。本実施形態における本体部11は、詳細を後述する従属部12が取り付けられた側(以下先端(側)と称することもある)の反対側(以下基端(側)と称することもある)がベース部材30に対し回動自在に支持されている。本体部11は、その基端から先端に向かう方向が、レール部材20(ガイド部21)の長手方向に沿う状態である第一姿勢と、基端から先端に向かう方向がレール部材20の長手方向に交差する状態(以下、「起立した状態」と称することもある)である第二姿勢との間を変位自在となるようにベース部材30に支持されている。
ベース部材30には、駆動源である本体駆動モータやその動力を本体部11に伝達する一または複数の歯車等から構成される動力伝達機構がベース部材30に設けられている(図を分かりやすくするため動力伝達機構は図示せず)。本体駆動モータを駆動させることにより、本体部11がその姿勢を変化させる。本体部11の姿勢を変化させることが可能であれば、上記動力伝達機構はどのようなものであってもよい。
本体部11には、この本体部11とともに移動部材10を構成する従属部12が取り付けられている。従属部12は、本体部11の先端側(本体部11がベース部材30に支持された基端側の反対側)に、本体部11に対して回動自在に支持されている。具体的には、従属部12の一端側(左端側)が、本体部11に回動自在に支持されている。本実施形態では、本体部11と従属部12の相対位置は、本体部11の姿勢の変化に伴って変化する。具体的には、本体部11がその姿勢を第一姿勢から第二姿勢に変化させるにつれて、従属部12が本体部11に対して回動(変位)していく。具体的には、本体部11がその姿勢を第一姿勢から第二姿勢に変化させるにつれて、先端が本体部11に近接した状態(以下、この状態時における本体部11に対する従属部12の相対位置を原位置と称することもある)から先端が本体部11より離れる方向に変位する。本体部11が第二姿勢となって起立した状態となると、従属部12の先端(右端)が本体部11から最も離れた状態(以下、この状態時における本体部11に対する従属部12の相対位置を終端位置と称することもある)となる。従属部12全体で見れば、本体部11が第二姿勢にあるときには、従属部12は本体部11に対して左側に変位した状態となるということである。
本体部11の姿勢の変化に伴って、従属部12が本体部11に対して変位していく構造(従属部12の駆動機構)はどのようなものであってもよい。例えば、上記本体駆動モータの動力により本体部11の姿勢が変化したとき、本体部11の姿勢の変化に伴って従属部12を本体部11に対して変位させる歯車機構(例えば差動歯車機構)等を適用した構造とすることができる。また、本体部11とは別の駆動源によって従属部12を本体部11に対して変位させる構造(二つの駆動源を制御する構造)としてもよい。
また、本実施形態における演出装置1uには、規制部111が設けられている。本実施形態における規制部111は、本体部11に固定された軸状の部材である。本体部11が第一姿勢にあるとき、規制部111はその長手方向が上下方向に沿うように位置する(当該状態にある規制部111の姿勢を非規制姿勢と称する)。一方、本体部11が第二姿勢にあるとき、規制部111はその長手方向が幅方向に沿い、先端が左側(装飾部材40側)を向くように位置する(当該状態にある規制部111の姿勢を規制姿勢と称する)。つまり、本実施形態では、本体部11の基端から先端に向かう方向と、規制部111の基端から先端に向かう方向が略直交するように設定されている。
本体部11が第一姿勢にあるときには、規制部111の基端から先端に向かう方向が略上向きとなる。このとき、規制部111の左端は、第一姿勢にある本体部11の左端よりも右側(装飾部材40の反対側)に位置する。一方、本体部11が第二姿勢にあるときには、規制部111の基端から先端に向かう方向が略左向きとなる(装飾部材40の方向を向く)。このとき、規制部111の左端は、第二姿勢にある本体部11の左端よりも左側(装飾部材40側)に位置する。
このような構成を備える演出装置1uの左側には、装飾部材40が設けられている。装飾部材40は、動かないように遊技機1本体側に固定されている。本実施形態にかかる装飾部材40は、装飾部41および土台部42を有する。
以下、上記演出装置1uの動作、および装飾部材40との接触を防止するための機能について説明する。
本体部11が第一姿勢にある状態でベース部材30を介して移動部材10を幅方向にスライドさせた場合、規制部111は非規制姿勢にあるため、規制部111によって移動範囲が規制されない。具体的には以下の通りである。非規制姿勢にある規制部111の左端は、第一姿勢にある本体部11の左端よりも右側(装飾部材40の反対側)に位置するため、移動部材10が装飾部材40に向かって移動したとしても本体部11より先に規制部111が接触することはありえない。また、第一姿勢にある本体部11が装飾部材40に向かって移動したとしても、当該本体部11が装飾部材40(装飾部41や土台部42)に接触することはないように本体部11の移動範囲(ベース部材30の移動範囲)が設定されている。つまり、第一姿勢にある本体部11は、予め設定された移動範囲(レール部材20の誘導範囲)全体に亘って移動することができる(以下、この移動範囲を全移動範囲と称する)。なお、従属部12は本体部11の先端側に取り付けられているから、本体部11が第一姿勢にあるとき、従属部12が装飾部材40に接触することはない。
本体部11が第二姿勢にある状態でベース部材30を介して移動部材10を幅方向にスライドさせた場合、規制姿勢にある規制部111によって本体部11の移動範囲が規制される。具体的には以下の通りである。規制姿勢にある規制部111の左端は、第二姿勢にある本体部11の左端よりも左側(装飾部材40側)に位置する。移動部材10が装飾部材40に向かって移動したとき、規制姿勢にある規制部111が装飾部材40(本実施形態では土台部42)に接触し、本体部11が装飾部材40(装飾部41)に接触することはない。換言すれば、規制姿勢にある規制部111が装飾部材40に接触した位置からそれ以上移動部材10は装飾部材40側に移動することができなくなる。つまり、本体部11の移動可能な範囲は、本体部11が第一姿勢にあるときにおける移動可能な範囲(全移動範囲)よりも小さくなる(以下、この規制された状態での移動範囲を規制移動範囲と称する)。なお、規制部111が接触する装飾部材40の土台部42は、規制部111と協働して本体部11の移動範囲を規制する部材(規制部111が接触する部材)であるともいえる。本実施形態では、装飾部を有する装飾部材40の一部である土台部42を規制部111が接触する部分として設定しているが、装飾部材40とは異なる全く別の部材を当該規制部111が接触する部分として設定してもよい。
また、規制移動範囲(規制部111の形状)は、次のように設定される。本体部11が第二姿勢にあるときには、従属部12は本体部11に対して装飾部材40側に変位した終端位置に位置する。終端位置に位置する従属部12の先端は、本体部11よりも装飾部材40に近い位置にある。したがって、移動部材10が装飾部材40に近づく方向に移動すると、従属部12が装飾部材40(装飾部41)に接触してしまうおそれがある。本実施形態における規制部111は、従属部12が装飾部材40に接触することがないように本体部11の規制移動範囲が設定される。つまり、本体部11が第二姿勢にあるときには、規制部111によって規制されることで本体部11の移動範囲は全移動範囲よりも小さい規制移動範囲となり、その規制されたことによって従属部12が装飾部材40に接触することが防止される。
そのため、仮に第二姿勢にある本体部11が全移動範囲を移動することができる(規制部111による規制作用が無い)と仮定した場合、本体部11が全移動範囲を移動したときにそれに伴って移動する従属部12(本体部11に対する相対位置が終端位置である従属部12)の描く軌跡A(従属部12が位置する可能性がある領域)は、装飾部材40(装飾部41)に重なる。つまり、規制部111によって移動範囲が規制されていなかったとすれば、装飾部材40に従属部12が接触してしまうおそれがあるところ、本実施形態では規制部111によって当該接触が防止されている。
このように、本体部11が第二姿勢にあり、従属部12が終端位置に位置するとき、従属部12が装飾部材40に接触してしまうことが規制部111によって防止されている。一方、本体部11が第二姿勢にあるときには、規制部111による本体部11の移動範囲の規制作用は発現せず、本体部11は全移動範囲(規制姿勢にある規制部111によって規制される範囲を含めた移動範囲)を移動することができる。つまり、本実施形態における規制部111は、本体部11が第二姿勢にあるときには移動範囲の規制作用を発現し、本体部11が第一姿勢にあるときには移動範囲の規制作用を発現しない構造となっているから、本体部11が第一姿勢にあるときに当該第一姿勢にある本体部11の移動範囲を小さくするものではない。すなわち、規制部111が、従属部12が装飾部材40に接触するおそれがあるときには移動範囲の規制作用を発現し、従属部12が装飾部材40に接触する可能性がないときには移動範囲の規制作用を発現しない構造とすることで、本体部11が第一姿勢にあるときには全移動範囲を移動することができる構成としている。
以上のように、本実施形態では、装飾部材40と従属部12および本体部11が接触しないようにすることが可能である。特に、従属部12が第二姿勢にあるときに装飾部材40とより近接するため、このような場合には特に効果を発揮するものである。なお、後述するように本体部11自体も装飾部材40に近づくような姿勢で移動する場合には、装飾部材40と従属部12および本体部11がより近接するため、より効果的である。
このように動作する演出装置(移動部材)は、少なくとも本体部11が第一姿勢にあるときに表示装置91の表示領域に重なる(本実施形態では表示領域の下側に重なる)ことができる位置に設けられているため、表示装置91に表示される画像と一体となった演出を実行することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機1は、従属部12と装飾部材40が接触することを防止する構造が設けられたものであることを説明したが、接触を防止する対象物(本発明における他の部材に相当する部材)は、遊技機1を構成する部材であれば装飾機能を発揮する部材でなくてもよい。また、装飾部材40は、動かないように遊技機1本体側に固定された部材であることを説明したが、移動可能な部材であってもよい(本発明における他の部材に相当する部材が移動可能であってもよい)。この場合には、当該部材(本発明における他の部材に相当する部材)がどの位置に位置しているときであっても従属部12と接触することがないように、当該部材が最も移動部材10(従属部12)に近づいた状態となったとき等を基準として、本体部11の移動が規制部111によって規制される範囲を設定すればよい。
また、上記実施形態にかかる遊技機1では、本体部11は、幅方向に沿う第一姿勢から、上下方向に沿うように起立した第二姿勢に変位することが可能であることを説明したが、これはあくまで例示である。例えば、本体部11が、上下方向に沿った状態よりもさらに装飾部材40(他の部材)側に所定量(所定角度)倒れた状態となる第二姿勢まで変位することが可能な構成としてもよい。この場合には、従属部12が装飾部材40(他の部材)に最も近づく位置を基準として規制部111の形状(長さ)を設定すればよい。つまり、本体部11が装飾部材40(他の部材)側に最も倒れた状態である第二姿勢にあるときを基準として規制部111の形状を設定すればよい。なお、この場合、移動部材10を用いた演出として、本体部11を左右に揺動させる演出を実行することが可能である。
また、上記実施形態にかかる遊技機1では、従属部12は本体部11に対して回動自在に支持されたものであることを説明したが、従属部12の本体部11に対する変位の態様は、回動に限られるものではない。例えば、従属部12が本体部11に対してスライドする構成であってもよい。この場合、本体部11が第二姿勢にあるときに従属部12が本体部11に対してスライドした側に、装飾部材40(他の部材)が位置する構成であればよい。
また、上記実施形態にかかる遊技機1では、移動部材10は、本体部11とそれに取り付けられた一の従属部12を有するものであることを説明したが、本体部11に対し取り付けられた複数の従属部12を有するものであってもよい。この場合、複数の従属部12の少なくとも一部である二以上の従属部12が一または複数の装飾部材40(他の部材)と接触するおそれがある場合、二以上の規制部111を設けることにより、当該二以上の従属部12のそれぞれが装飾部材40(他の部材)に接触することがないように構成してもよい。
また、上記実施形態では、本体部11が第二姿勢にあるときに規制姿勢となる規制部111により本体部11の移動範囲が規制され、従属部12と装飾部材40の接触が防止されることを説明したが、本体部11のベース部材30(レール部材20)に対する変位量(上記実施形態では本体部11の回動量)を規制することにより、従属部12と装飾部材40の接触が防止される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、移動部材10(本体部11および従属部12)は、幅方向に移動することを説明したが、その移動方向はどのような方向であってもよい。
1 遊技機
1u 演出装置
10 移動部材
11 本体部
111 規制部
12 従属部
20 レール部材
40 装飾部材(他の部材)

Claims (5)

  1. 所定の移動範囲内を移動可能である本体部およびこの本体部に対して原位置と終端位置の間を変位可能に設けられた従属部を有する移動部材と、
    前記移動部材とは別の部材と、
    を備え、
    前記従属部が前記終端位置に位置する状態で、前記本体部が前記別の部材側に移動したときに、前記従属部が前記別の部材に接触しないように、前記従属部が前記終端位置に位置する状態での前記本体部の移動範囲を、前記従属部が前記原位置に位置する状態での前記本体部の移動範囲よりも小さくする規制部が設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記本体部は、その姿勢を第一姿勢から第二姿勢に変化させることが可能であり、
    前記規制部は、前記本体部が前記第一姿勢から前記第二姿勢に変化したときに、前記本体部の移動範囲を規制することが可能な規制姿勢に変化することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記本体部は、その姿勢が前記第一姿勢にあるとき、前記所定の移動範囲のうち前記規制部が前記規制姿勢にあるときに移動が規制される範囲を含めて移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記本体部が前記第二姿勢にあるときに前記従属部が前記本体部に対して変位した側に、前記別の部材が位置することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記従属部が前記本体部に対して変位した状態で前記本体部が前記所定の移動範囲全体に亘って移動したと仮定した場合に当該従属部が描く軌跡と重なる位置に、前記別の部材が位置することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
JP2014125064A 2014-06-18 2014-06-18 遊技機 Active JP5938733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014125064A JP5938733B2 (ja) 2014-06-18 2014-06-18 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014125064A JP5938733B2 (ja) 2014-06-18 2014-06-18 遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016083291A Division JP6308241B2 (ja) 2016-04-19 2016-04-19 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016002348A JP2016002348A (ja) 2016-01-12
JP5938733B2 true JP5938733B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=55222114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014125064A Active JP5938733B2 (ja) 2014-06-18 2014-06-18 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5938733B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5673413B2 (ja) * 2011-07-20 2015-02-18 奥村遊機株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016002348A (ja) 2016-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6019351B2 (ja) 遊技機
JP5842209B2 (ja) 遊技機
JP5903712B2 (ja) 遊技機
JP6308241B2 (ja) 遊技機
JP5938733B2 (ja) 遊技機
JP6023936B2 (ja) 遊技機
JP5712423B2 (ja) 遊技機
JP6404188B2 (ja) 遊技機
JP6180031B2 (ja) 遊技機
JP6226480B2 (ja) 遊技機
JP5887598B2 (ja) 遊技機
JP6471309B2 (ja) 遊技機
JP6120103B2 (ja) 遊技機
JP6292589B2 (ja) 遊技機
JP6292588B2 (ja) 遊技機
JP6877044B2 (ja) 遊技機
JP6019350B2 (ja) 遊技機
JP5181046B2 (ja) 遊技機
JP6197224B2 (ja) 遊技機
JP6197223B2 (ja) 遊技機
JP5874096B2 (ja) 遊技機
JP6035592B2 (ja) 遊技機
JP6019349B2 (ja) 遊技機
JP5938593B2 (ja) 遊技機
JP5938661B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5938733

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250