JP5673194B2 - 正極格子基板、この正極格子基板を用いた極板及びこの極板を用いた鉛蓄電池 - Google Patents
正極格子基板、この正極格子基板を用いた極板及びこの極板を用いた鉛蓄電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5673194B2 JP5673194B2 JP2011036522A JP2011036522A JP5673194B2 JP 5673194 B2 JP5673194 B2 JP 5673194B2 JP 2011036522 A JP2011036522 A JP 2011036522A JP 2011036522 A JP2011036522 A JP 2011036522A JP 5673194 B2 JP5673194 B2 JP 5673194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone
- active material
- lattice
- substrate
- electrode plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 85
- 239000002253 acid Substances 0.000 title claims description 8
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims description 187
- 239000011149 active material Substances 0.000 claims description 70
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 9
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 9
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 9
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical compound [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- HTUMBQDCCIXGCV-UHFFFAOYSA-N lead oxide Chemical compound [O-2].[Pb+2] HTUMBQDCCIXGCV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- YEXPOXQUZXUXJW-UHFFFAOYSA-N lead(II) oxide Inorganic materials [Pb]=O YEXPOXQUZXUXJW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 4
- 239000011135 tin Substances 0.000 description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L barium sulfate Chemical compound [Ba+2].[O-]S([O-])(=O)=O TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 description 1
- 229910000978 Pb alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 description 1
- WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N antimony atom Chemical compound [Sb] WATWJIUSRGPENY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 1
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000002431 foraging effect Effects 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 229920005610 lignin Polymers 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 235000011837 pasties Nutrition 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 description 1
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011734 sodium Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Description
鉛蓄電池は、従来から使用されている二次電池の1つであり、鉛蓄電池に使用される極板には、大電流放電が可能であるペースト式のものが、多く製造されている。
極板は、活物質が多いと利用率が低くなり、活物質の劣化を抑制できるが、用途によって枠骨の形状が定まっている際、活物質量を増やすには内側に形成される骨(内骨)を細くしたり、本数を少なくしたりしなければならない。
そのため、各鉛蓄電池の寿命を考慮しつつ、適切な内骨の太さ、及び本数を確保するために、枠骨の質量に対して内骨の質量を定める必要がある。
(1)枠骨と、この枠骨の外側に配置される耳と、枠骨の内側に配置され、格子を形成する内骨とを備え、枠骨と耳との加算質量(枠骨+耳)と内骨の質量との質量比率が、(枠骨+耳):内骨=1:1.2〜1:2.2であって、枠骨が、長辺200〜450mm、短辺120〜150mmの長方形である正極格子基板。
(2)(1)の正極格子基板に、活物質を保持させた極板。
(3)(2)の極板を用いた鉛蓄電池。
以上
(枠骨+耳)と、内骨との質量比率が、(枠骨+耳):内骨=1:1.2〜1:2.2とした場合は、より一層、内骨が腐食に耐えられ、且つ充填したペースト状活物質の脱落を防止し、耳から遠ざかる程、電流の抵抗(電圧降下)が大きくなるのを抑制することができる。この割合を1:1.2より小さくすると、徐々に内骨の太さと本数が少なくなり、内骨の腐食影響が生じ易くなり、且つ充填したペースト状活物質の脱落を引き起こす可能性がある。また、1:2.2より大きくすると、徐々に、内骨の太さと本数が多くなり、活物質の充填が困難になってくる。
また、前述した格子基板に活物質を保持させた極板は、比較的大きな極板であり、活物質量が多い。よって、このような極板を用いた鉛蓄電池は、放電容量を大きくしやすい。
本発明にて述べる枠骨は、格子基板の外枠(外形形状)を形成するものであり、その形状を限定されるものではないが、最終的に使用される鉛蓄電池の電槽(外装ケース)の内部形状に合わせることが好ましく、より具体的には、平面視にて正方形又は長方形となるものを用いることができる。特に長方形とする場合には、長辺:200〜450mm、短辺:120〜150mmとすることで、大きな極板を作製でき、この極板を多数用いることで放電容量の大きな電池を作製することができる。また、上記サイズは、汎用される産業用鉛蓄電池の極板と同程度であり、枠骨の形状が同じならば、電槽や蓋などをそのまま用いることができる。
枠骨の厚みは、特に限定されるものではないが、5mm以上であることが好ましく、このような厚みを有するものは、内骨をそれ以下の厚い任意の厚みにすることができ、内骨を厚く(太く)して長寿命としたり、薄く(細く)して充填の際、活物質内に内骨を埋め込ませ易くしたりすることができる。
本発明にて述べる耳は、先に述べた枠骨の外側に配置される集電用のものであり、主にストラップ接続を行うことに用いられる。
耳は、形状、個数、厚み、材質等、特に限定されるものではないが、ストラップ接続のし易さから、形状は電槽、蓋、極板の形状に合わせることが好ましく、個数は1個、厚みは枠骨の厚みと同等程度、材質は製造のし易さ(一体成形可能)から枠骨と同じものを用いることが好ましい。
本発明にて述べる内骨は、先に述べた枠骨の外形形状(外枠形状)を維持すると共に、活物質の保持、及び電気化学的反応性を大きくするものであり、長辺側を縦骨、短辺側を横骨と呼ぶ。その本数は、特に限定されるものではないが、本数を増やしすぎると活物質充填の際に隙間が狭く、骨の裏側に活物質が回り込みにくくなってしまう。逆に少なすぎると、充填した活物質の保持がし難くなる。そのため、活物質の充填が容易であり、活物質の保持が十分でき、且つ枠骨の内側に収まることが好ましい。
本発明にて用いる(枠骨+耳)と、内骨との質量は、「(枠骨+耳)<内骨」の関係を有する。
また、質量比が、(枠骨+耳):内骨=1:1.2〜1:2.2であることがより好ましい。この割合であると、内骨の太さと本数が確保でき、内骨が腐食に耐えられ、且つ活物質の充填が容易であり、充填した活物質の脱落を防止することができる。
より詳細に述べると、内骨の太さを調節することで、活物質の充填の容易さ、及び内骨の腐食しにくさを整え、本数を調節することで、活物質の充填の容易さ、及び活物質の保持を、調整することができる。
格子基板の製造方法としては、重力鋳造方式(GDC:Gravity Die Casting)を用いることが好ましい。これは、鋳造可能な枠骨と内骨の太さに理論上限界がなく、且つ太骨と細骨を合わせ持つ格子基板の製造が容易に可能であり、集電特性及び耐食性に優れているためである。
重力鋳造方式についてより詳細に述べると、格子基板の原材料金属(合金)を溶融し、この溶融金属(合金)を重力により金型へ流し込み、鋳造する。
本発明にて述べる極板は、活物質を充填機によって格子基板に充填し、熟成・乾燥して作製される。
熟成・乾燥の時間や温度は、特に限定されるものではないが、格子基板の厚さや活物質の物性によって適した値に調整することが好ましい。
格子基板には、ペースト状に調製した活物質が充填され保持される。この活物質は、特に限定されるものでないが、一酸化鉛を含んだ鉛粉、水、硫酸等を混練(正極、負極の特性に合わせてカットファイバ、炭素粉末、リグニン、硫酸バリウム、鉛丹等の添加物を加える場合もある)して作製するのが好ましい。
また、活物質の充填量は、枠骨の内側に形成される内骨が、完全に隠れれば問題はないが、枠骨の厚みを超える程度まで充填するのがより望ましい。これは、活物質の充填量を増やすことで、活物質の劣化による電池寿命の早期化を防止するためである。
本発明にて述べる鉛蓄電池は、前述してきた極板を用いるものであれば、他は特に限定されるものではない。
鉛蓄電池は、正極板、負極板、電解液として希硫酸、セパレータ(ガラス繊維製のリテーナ等)、電槽、蓋等の部材から作製される。
より具体的には、図2に示すように、正極板6と負極板7との間に、セパレータ8を介しながら、正極板6と負極板7とを1枚ずつ交互に積層し、同極板同士をストラップ9で連結させ、極板群を作製する。この極板群を電槽10の中に入れ蓋11をし、電解液として用いる希硫酸を注液した後に、化成を行って鉛蓄電池とする。
<格子基板の作製>
鉛に、スズ:1.8質量%、カルシウム:0.08質量%を添加して100質量%とした鉛合金を溶融し、重力鋳造方式によって、(枠骨+耳)と、内骨との質量比率が異なる、正極用の格子基板を作製した。
作製した格子基板は、格子基板(A)〜(E)が、各格子基板の間で内骨の本数を変えずに内骨の太さを変えたものであり、格子基板(a)〜(e)が、各格子基板の間で内骨の太さを変えずに内骨の本数を変えたものである。
格子基板の大きさは、全て、縦:385mm、横:140mm、(枠骨)厚み:5.8mmである。
格子基板(A)の内骨の断面形状は、図3に示すように、高さ:5.4mm、最大幅:4.2mmの六角形であり、内骨本数は縦側が9本、横側が26本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:2.5である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(B)の内骨の断面形状は、図4に示すように、高さ:4.9mm、最大幅:3.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が9本、横側が26本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:2.2である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(C)の内骨の断面形状は、図5に示すように、高さ:3.9mm、最大幅:2.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が9本、横側が26本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:1.6である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(D)の内骨の断面形状は、図6に示すように、高さ:2.9mm、最大幅:1.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が9本、横側が26本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:1.2である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(a)の内骨の断面形状は、図7に示すように、高さ:3.9mm、最大幅:2.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が11本、横側が32本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:2.4である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(b)の内骨の断面形状は、図8に示すように、高さ:3.9mm、最大幅:2.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が10本、横側が30本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:2.2であり、格子基板(B)と同等である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(c)の内骨の断面形状は、図9に示すように、高さ:3.9mm、最大幅:2.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が9本、横側が26本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:1.6であり、格子基板(C)と同等である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(d)の内骨の断面形状は、図10に示すように、高さ:3.9mm、最大幅:2.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が8本、横側が22本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:1.2であり、格子基板(D)と同等である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(E)の内骨の断面形状は、図11に示すように、高さ:2.4mm、最大幅:1.2mmの六角形であり、内骨本数は縦側が9本、横側が26本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:1.0である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
格子基板(e)の内骨の断面形状は、図12に示すように、高さ:3.9mm、最大幅:2.7mmの六角形であり、内骨本数は縦側が7本、横側が20本である。このとき、質量比は、(枠骨+耳):内骨=1:1.0である。
尚、厚み方向の上方の面にて、全ての内骨の高さを面一にしている。
前述した格子基板(A)〜(E)、(a)〜(e)に対し、ペースト状の活物質を充填機において、同一条件にて活物質充填実験を実施し、その後、熟成・乾燥をして未化成の正極板を作製した。
尚、用いた活物質は、以下に示す従来から使用されている工程により調製した。
一酸化鉛を主成分とする鉛粉に、ポリエステル繊維を0.1質量%加えて混合し、次に水を12質量%、希硫酸を16質量%加えて100質量%とし、再び混練をして正極用のペースト状活物質を作製した。
格子基板(A)〜(E)、(a)〜(e)にペースト状活物質を充填し、活物質の裏回り具合を視認、及び、乾燥・熟成工程を経て製造した極板をその断面観察によって確認した結果を以下に記す。
視認における裏回り具合としては、格子基板(A)〜(E)、(a)〜(e)の全てにおいて図13〜22に示すように、内骨が活物質12に埋まっていた。また、格子基板(B)〜(D)、(b)〜(d)においては、裏側も枠骨と同じ厚さ程度まで活物質が回り込んでいた。
更に格子基板(A)〜(D)、(a)〜(d)においては、内骨の太さや本数が多く、格子間の幅が適当であるため、活物質の保持も十分であった。
Claims (3)
- 枠骨と、この枠骨の外側に配置される耳と、前記枠骨の内側に配置され、格子を形成する内骨とを備え、前記枠骨と耳との加算質量(枠骨+耳)と内骨の質量との質量比率が、(枠骨+耳):内骨=1:1.2〜1:2.2であって、
前記枠骨が、長辺200〜450mm、短辺120〜150mmの長方形であることを特徴とする正極格子基板。 - 請求項1に記載した前記正極格子基板に、活物質を保持させたことを特徴とする極板。
- 請求項2に記載した前記極板を用いたことを特徴とする鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011036522A JP5673194B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | 正極格子基板、この正極格子基板を用いた極板及びこの極板を用いた鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011036522A JP5673194B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | 正極格子基板、この正極格子基板を用いた極板及びこの極板を用いた鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012174561A JP2012174561A (ja) | 2012-09-10 |
JP5673194B2 true JP5673194B2 (ja) | 2015-02-18 |
Family
ID=46977288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011036522A Active JP5673194B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | 正極格子基板、この正極格子基板を用いた極板及びこの極板を用いた鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5673194B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6759988B2 (ja) * | 2016-11-04 | 2020-09-23 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池 |
CN115428197A (zh) | 2020-04-14 | 2022-12-02 | 株式会社杰士汤浅国际 | 铅蓄电池用集电体、铅蓄电池用正极板及铅蓄电池 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2982411B2 (ja) * | 1991-08-28 | 1999-11-22 | 新神戸電機株式会社 | 鉛蓄電池用格子体 |
JP2581424Y2 (ja) * | 1991-10-30 | 1998-09-21 | 新神戸電機株式会社 | 鉛蓄電池用陽極板 |
JP2001332268A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-11-30 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 制御弁式鉛蓄電池 |
JP4433593B2 (ja) * | 2000-09-20 | 2010-03-17 | 新神戸電機株式会社 | 制御弁式鉛蓄電池 |
KR101634827B1 (ko) * | 2008-12-22 | 2016-06-29 | 신코베덴키 가부시키가이샤 | 납 축전지용 격자판, 극판 및 이 극판을 구비한 납 축전지 |
-
2011
- 2011-02-23 JP JP2011036522A patent/JP5673194B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012174561A (ja) | 2012-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5387666B2 (ja) | 鉛蓄電池用格子板、極板及びこの極板を備えた鉛蓄電池 | |
JP6665465B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
WO2017047054A1 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP2006156371A (ja) | 鉛蓄電池用負極集電体 | |
JP2009199735A (ja) | 制御弁式鉛蓄電池の製造方法 | |
JP5673194B2 (ja) | 正極格子基板、この正極格子基板を用いた極板及びこの極板を用いた鉛蓄電池 | |
WO2013122132A1 (ja) | 鉛蓄電池用正極板及び該極板の製造方法並びにこの正極板を用いた鉛蓄電池 | |
JP2011048911A (ja) | 鉛蓄電池用格子基板及びこの格子基板を用いた鉛蓄電池 | |
JP5050309B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP2010192162A (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP6094211B2 (ja) | 負極格子及び鉛蓄電池 | |
JP6759988B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP5772497B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP5505248B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP6406458B2 (ja) | 鉛蓄電池、並びに、鋳造格子体及びその製造方法 | |
JP4293130B2 (ja) | 鉛蓄電池用正極板及び鉛蓄電池 | |
JP6601654B2 (ja) | 制御弁式鉛蓄電池 | |
JP2008218258A (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP6455105B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP2013206839A (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP5787181B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP2008146960A (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP2015088289A (ja) | 制御弁式鉛蓄電池及びその鋳造集電体 | |
JP2011165378A (ja) | 鉛蓄電池の製造方法 | |
JP2007157610A (ja) | 鉛蓄電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140401 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5673194 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |