JP5672330B2 - 撮像装置、撮像装置制御プログラム及び撮像制御方法 - Google Patents

撮像装置、撮像装置制御プログラム及び撮像制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画像を撮像する撮像装置、及びこの撮像装置に用いられる撮像装置制御プログラム及び撮像制御方法に関する。
従来、無線LAN機能を備えたデジタルカメラが提案されるに至っている(特許文献1、2参照)。更に今日においては、カメラを外部ネットワークと接続可能なPC(パーソナルコンピュータ)に接続することにより、当該カメラで撮影した動画像を簡単な操作で、外部ネットワーク上の所定のサーバーに設置された動画共有サイトにアップロード転送できる機能を備えたデジタルカメラも出現するに至っている。
このデジタルカメラは、所定の撮影モードを選択して動画撮影を行うと、撮影された動画像ファイルは、自動的にメモリ媒体の専用フォルダに格納される。そして、カメラをPCに接続した際には、専用のアップロードソフトが起動されて、前記専用フォルダに格納された動画像ファイルが前記所定の共有サイトに、自動的に送信(アップロード)される。
したがって、前記無線LAN機能を備えたデジタルカメラと前記動画像のアップロード転送機能を備えたデジタルカメラとを組み合わせることにより、撮影したその場で、動画像ファイルを無線LANのAP(アクセスポイント)を介して、動画共有サイト等に自動的に送信(アップロード)することも可能となる。
特開2007−6190号公報 特開2005−191622号公報
しかしながら、動画撮影にあっては静止画撮影と異なり、撮影者は撮影中に送信(公開)を意図しないシーンを撮影してしまう可能性がある。したがって、前述のように撮影したその場で、動画像ファイルを外部に自動的に送信できるようにしてしまうと、撮影者が公開したくないシーンを含む動画像ファイルが自動的に送信されてしまうという懸念が生じる。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、撮影している動画像について、外部に送信して公開するか否かを撮影者が任意に設定できるようにした撮像装置、撮像装置制御プログラム及び撮像制御方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明は、動画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画像を外部に送信する送信手段と、前記撮像手段による動画像の撮像中にトリガーの発生を検出する検出手段と、この検出手段によりトリガーの発生が検出された場合、前記検出されたこと示す情報を撮影中の動画像に設定する設定手段と、前記撮像手段による動画像の撮像後で前記送信手段による送信前、前記設定手段により前記情報が設定されている場合に、前記動画像に非公開情報を付加する情報付加手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影している動画像について、撮影者が任意に外部に送信して公開するか否かを設定することができる。
(A)は本発明の各実施の形態に共通するデジタルカメラの正面図、(B)は背面図、(C)は側面透視図である。 同デジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 画像&音声メモリ媒体内のディレクトリの構成例を示す図である。 設定データテーブル例を示す図である。 動画像の送信時に、共有サービスにXML形式などで送信される動画像情報データの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1(A)は本発明の一実施の形態に係るデジタルカメラ1の正面図、(B)は背面図、(C)は側面透視図である。このデジタルカメラ1の本体2には、その上面部に半押し機能を備えたレリーズ釦(シャッタースイッチ)3と電源スイッチ4とが配置されており、正面部にはグリップ部5、ストロボ6及び撮像レンズ部の受光窓7が配置されている。また、背面部には、動画撮影モード、静止画撮影モード、及び、再生モードを切り替えるためのモード切替スイッチ8、ズーム操作キー9、カーソルキー10、決定/OKキー11、DISPキー12、メニューキー13、動画(ムービー)撮影開始/終了キー16、フォルダ変更/送信停止キー17及び電子ファインダとしても機能するLCDからなる表示部14が配置されているとともに、メモリ媒体と電池とを収納するメモリ媒体/電池収納部15が設けられている。また、本体2の内部には、また、ミラー(又はプリズム)18、レンズ群19及びCCD等で構成される電子撮像センサ20等が配置されている。
なお、後述するフローチャートにおいて説明する「選択」あるいは「設定」は、カーソルキー10、決定/OKキー11、DISPキー12、メニューキー13を適宜操作することによりなされる。
図2は、デジタルカメラ1の回路構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ1は、AE、AWB、AF等の一般的な機能を有するものであり、ズームレンズ、フォーカスレンズで構成される前記レンズ群19を有している。このレンズ群19の光軸上には電子撮像センサ20が配置されており、前記レンズ群19は、モーター等を有する駆動部21によって駆動される。
このデジタルカメラ1全体を制御する制御回路22は、CPU及びその周辺回路で構成されており、プログラムメモリ23に格納されているプログラムに基づき、データメモリ24をワークエリアとして使用しつつ各部を制御する。この制御回路22には、撮影制御部25が接続されている。撮影制御部25は、制御回路22が発生するタイミング信号に基づき、電子撮像センサ20を駆動するとともに、測光/測距センサ33より測光/測距部34を介して入力される測光データ及び測距データに基づき、前記駆動部21及び映像信号処理部26を制御する。
前記電子撮像センサ20の受光面には、レンズ群19によって被写体が結像される。電子撮像センサ20は、撮影制御部25によって駆動され、被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号を映像信号処理部26へ出力する。映像信号処理部26は、電子撮像センサ20の出力信号に含まれるノイズを相関二重サンプリングによって除去するCDS回路や、ノイズが除去された撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器等から有するとともに、入力した撮像信号に対しペデスタルクランプ等の処理を施し、それを輝度(Y)信号及び色差(UV)信号に変換するとともに、オートホワイトバランス、輪郭強調、画素補間などの画品質向上のためのデジタル信号処理を行う。映像信号処理部26で変換されたYUVデータは順次画像メモリ27に格納されるとともに、静止画撮影モード、及び、動画撮影モードでは1フレーム分のデータ(画像データ)が蓄積される毎にビデオ信号に変換され、表示制御部28を介して前記表示部14へ送られてスルー画像として画面表示される。したがって、このとき表示部14は電子ファインダ29として機能する。なお、表示部14を電子ファインダ29として機能させる際には、その中央部にフォーカス枠を表示させ、このフォーカス枠内をAFエリアとして、AFがなされる。
そして、静止画撮影モードにおいては、前記レリーズ釦3に対する操作をトリガとして、制御回路22は、電子撮像センサ20、撮影制御部25、及び映像信号処理部26に対してスルー画撮影モードから静止画撮影モードへの切り替えを指示し、この静止画撮影モードによる撮影処理により得られ画像メモリ27に一時記憶された画像データは、圧縮符号化・伸張復号部30で圧縮及び符号化され、所定のフォーマットの静止画ファイルとして、画像&音声メモリ媒体31(または後述するHDD記憶装置46の磁気ディスク48)に記録される。
また、動画撮影モードにおいては、1回目の動画撮影開始/終了キー16と2回目の動画撮影開始/終了キー16の操作の間に、画像メモリ27に順次記憶される複数の画像データが圧縮符号化・伸張復号部30で順次圧縮され、動画像ファイルとして画像&音声メモリ媒体31(または後述するHDD記憶装置46の磁気ディスク48)に記録される。この画像&音声メモリ媒体31(または磁気ディスク48)に記録された静止画ファイル及び動画像ファイルは、PLAY・モードにおいてユーザの選択操作に応じて圧縮符号化・伸張復号部30に読み出されて伸張及び復号化され、YUVデータとして展開された後、表示部14に表示される。したがって、このとき表示部14は画像モニター32として機能する。
前記プログラムメモリ23には、制御回路22に前記各部を制御させるための各種のプログラム、例えばAE、AF、AWB制御用のプログラムや、データ通信用プログラム、さらには、後述するフローチャートに示す処理を実行するためのプログラム等の各種のプログラム等が格納されている。また、制御回路22には、操作入力部35が入力回路36を介して接続されている。操作入力部35には、前記レリーズ釦3や電源スイッチ4等の図1に示したスイッチやキー群等が設けられている。
また、このデジタルカメラ1は、前記動画撮影モードにおいて、周囲音を記録する録音機能を備えており、このため周囲音を検出するマイク39が設けられている。このマイク39からの音声信号は、アンプ40で増幅され、A/D変換器41でデジタル変換され、音声メモリ42に格納される。この音声メモリ42に格納された音声データは、前記圧縮符号化・伸張復号部30で圧縮される。制御回路22は、この圧縮音声データと前記圧縮動画データとを含む音声付き動画像ファイルを生成して画像&音声メモリ媒体31(または後述するHDD記憶装置46の磁気ディスク48)に記録する。この画像&音声メモリ媒体31(磁気ディスク48)に記録された動画像ファイルの音声データは、再生モードにおいてユーザの選択操作に応じて圧縮符号化・伸張復号部30に読み出されるとともに伸張及び復号化される。この伸張及び復号化された音声データは、D/A変換器43でアナログ信号に変換され、アンプ44を介してスピーカー45に供給されて音声として再生される。
また、このデジタルカメラ1は、外部入出力インタフェース38を介して制御回路22に接続された外部入出力端子37を備えている。この外部入出力端子37には、PC等の外部機器70を接続することが可能である。外部機器は70は、ゲートウェイGW及びインターネット71を介して、サーバー装置72に接続可能であり、サーバー装置72は動画像ファイルを格納する画像データベース73接続されている。更に、このデジタルカメラ1は、通信インタフェース74を介して制御回路22に接続された無線LAN通信部75を有している。したがって、このデジタルカメラ1は、無線LAN通信部75を外部の無線AP76に接続することにより、PC等の外部機器77を接続することが可能であり、このPC等の外部機器77は、ゲートウェイGW及びインターネット71を介して、サーバー装置72に接続可能である。
一方、HDD記憶装置46は、HDD・IF47を介して制御回路22に接続されている。HDD記憶装置46は、前記磁気ディスク48を有するとともに、モータ49、モータドライバ50、マイコン部51、VCM52、ヘッドアンプ53、リード/ライトチャンネル54、HDD制御部55等を有している。なお、時計回路78は、現在時刻を計時して制御回路22に供給するとともに、録画時間を計時するタイマーとして機能するものである。
また、制御回路22には、画像・音声の特徴抽出/認識用データメモリ56が画像・音声の特徴抽出/認識処理部57を介して接続されている。したがって、制御回路22は、画像・音声の特徴抽出/認識処理部57を制御して、前記電子撮像センサ20により取り込まれた画像、及び前記マイク39により取り込まれた音声の特徴を抽出するとともに認識することができ、画像・音声の特徴抽出/認識用データメモリ56は、これら抽出及び認識された画像の特徴や音声の特徴等を記憶する。また、制御回路22の制御下で画像・音声の特徴抽出/認識処理部57が抽出あるいは抽出した特徴の記述データは、圧縮符号化・伸張復号部30で圧縮符号化されて画像&音声メモリ媒体31に記憶される。したがって、画像&音声メモリ媒体31には、画像メモリ27及び音声メモリ42側から入力された画像/音声データ31aと、画像・音声の特徴抽出/認識処理部57側から入力された特徴記述データ31bとが記憶される。
図3は、前記画像&音声メモリ媒体31(もしくは、磁気ディスク48)内のディレクトリの構成例を示す図である。図示のように、DCF規格で画像ファイルを格納するDCIMフォルダ310、DPOF規格でDPOファイルを格納するMISCフォルダ311が設けられる。そして、DCIMフォルダ310内の各フォルダ(“100CASI”フォルダ312〜“104_ZZZM”フォルダ316)にそれぞれ動画像ファイル“CIMG002.AVI”322〜“CIMG0012.MOV”324を格納し、MISCフォルダ311には、自動プリントファイル“AUTOPRINT.MRK”317、UNICODE文字記述ファイル“UNICODE.MRK”318、自動送信ファイル“AUTOXFER.MRK”319、自動再生ファイル“AUTOPLAY.MRK”320を格納する。
図4は、前記プログラムメモリ23に格納されている動画像送信ソフト(アップロードソフト)内、及びプログラムメモリ23に記憶されている設定データテーブル例を示す図である。この設定データテーブル231には、「XXX動画共有サービス」、「YYY動画共有サービス」、「ZZZ動画」・・・等のサービス名/サイト名毎に、「サービスの要件情報」、「通信設定情報」、「通信動画の仕様」が登録されている。「サービスの要件情報」とは送信対象となるアップロードサイトのURL、API設定情報・・・等であり、「通信設定情報」はHTTPアプリUser Agent文字列、専用フォルダ設定・・・等であり、「送信動画像の仕様」は圧縮符号化形式、画像サイズ・・・等である。また、通信設定情報内に設定される専用フォルダ設定には、図3を用いて説明したDCIMフォルダ310内のフォルダ(図3に図示された“102XXXTB”フォルダ314、“103_YYYMフォルダ”315、“104_ZZZMフォルダ”316)が設定される。
なお、図5は、動画像の送信(アップロード)時に、共有サービスにXML形式などで送信される動画像情報データの例を示す図である。
図6は、本実施の形態の処理手順を示すフローチャートであり、制御回路22はプログラムメモリ23に格納されているプログラムに基づき、このフローチャートに示すように処理を実行する。先ず、ユーザによる操作入力部35での操作により、動画撮影モードが設定されているか否かを判断する(ステップS101)。動画撮影モードが設定されていない場合には、再生モード、設定モードなど、その他のモード処理へ移行する(ステップS102)。
動画撮影モードが設定されたならば、操作に応じて動画撮影モードにおける撮影条件、画像サイズ、及び、画質等や、サービス(「サービス名/サイト名」(図4の設定データテーブル231参照))選択するとともに、画像&音声メモリ媒体31に設けられている“100CASI”フォルダ312〜“104_ZZZM”フォルダ316から何れかのフォルダを選択する(ステップS103)。次に、このステップS103で選択された内容に応じて、前記設定データテーブル231から、圧縮符号化形式、画像サイズ、画質、時間などを読み出して設定する(ステップS104)。
また、測光処理、WB処理を実行するとともに(ステップS105)、ズーム処理、AF処理を実行して(ステップS106)、映像信号を表示部14に出力し、その映像信号に基づく被写体像をスルー画像として表示する(ステップS107)。これにより、表示部14には、AFされることによって被写体にピントがあったスルー画像が表示部14に表示され、ユーザはこの表示部14に表示されたスルー画像を見ながら、このデジタルカメラ1の向きを調整する等して動画撮影開始チャンスを伺うことになる。
引き続き、動画撮影中であるか否かを判断し(ステップS108)、動画撮影中でない場合には、動画撮影の開始操作があったか否か、つまり1回目の動画撮影開始/終了キー16の操作があったか否かを判断する(ステップS109)。動画撮影の開始操作がない場合には、ステップS105に戻り、動画撮影の開始操作があるまでステップS105〜S109のループを繰り返す。
このループ実行中に動画撮影の開始操作がなされると、ステップS109からS110に進み、動画撮影の開始処理を実行する(ステップS110)。そして、電子撮像センサ20から所定のフレームレートで順次取り込んだ映像信号を圧縮符号化・伸張復号部30、及び、表示部14に出力して、動画像の圧縮符号化を実行するとともに、表示部14に被写体像をスルー表示する(ステップS111)。
次に、予め送信専用モード又は本動画像の格納先として送信専用フォルダ(図3の“102XXXTB”フォルダ314、“103_YYYMフォルダ”315、“104_ZZZMフォルダ”316の何れか)が選択されているか否かを判断する(ステップS112)。これらが選択されていない場合には、前記ステップS111で圧縮符号化された動画像データを順次ファイル化し、画像&音声メモリ媒体31(もしくは、磁気ディスク48)内の一般フォルダに記録する(ステップS113)。また、予め送信専用モード又は送信専用フォルダが選択されている場合には、前記ステップS111で圧縮符号化された動画像データをファイル化し、画像&音声メモリ媒体31内の対応するフォルダに記録する(ステップS114)。
次に、動画像を格納すべきフォルダの変更、または、アップロードの停止操作があったか否か、すなわちフォルダ変更/送信停止キー17が操作されたか否かを判断する(ステップS115)。フォルダ変更/送信停止キー17が操作されない場合には、動画撮影の終了操作つまり2回目の動画撮影開始/終了キー16の操作があったか否か、又は前記時計回路78で計時されている時間に基づいて、記録可能な時間が経過したか否かを判断する(ステップS116)。このステップS116の判断がNOである場合には、動画撮影を継続して(ステップS118)、ステップS105からの処理を繰り返し、これにより動画像ファイルが順次フォルダに記憶されて動画撮影が進行することとなる。
このように動画撮影を継続している状態において、撮影者は、自身が送信を意図しないシーンを記録しそうと判断した場合、フォルダ変更/送信停止キー17を操作すると、ステップS115の判断がYESとなる。したがって、このステップS115からステップS117に進み、フォルダ変更/送信停止のFLAG(フラグ)を記憶する。すなわち、動画像ファイルを記憶するフォルダを送信専用フォルダから他のフォルダに変更し(なお、変更したフォルダへの動画像ファイルの記録に関しては後述するステップS122で実行)、動画像ファイルを記憶するフォルダを送信専用フォルダから他のフォルダに変更しない場合には、当該送信専用フォルダに送信停止のFLAGを記憶させる。
そして、動画撮影の終了操作つまり2回目の動画撮影開始/終了キー16の操作があるか、又は前記時計回路78で計時されている録画時間が終了すると、ステップS116からステップS119に進んで、動画撮影の終了処理を実行する。この動画撮影の終了処理に際しては、2回目の動画撮影開始/終了キー16の操作があった時点までの動画像データの符号化処理、ファイル化、及び、画像&音声メモリ媒体31内のフォルダへの記録処理を完了したか否かをチェックする(ステップS120)。
この符号化処理、メモリ記録処理を完了したならば、前記フォルダ変更/送信停止のFLAGが記憶されているか否かを判断する(ステップS121)。フォルダ変更/送信停止のFLAGが記憶されていない場合には、ステップS122の処理を実行することなく、ステップS123に進む。
しかし、ステップS121の判断がYESであって、フォルダ変更/送信停止のFLAGが記憶されている場合には、送信専用フォルダに記憶された動画像ファイルを、前記ステップS117で変更されたフォルダに移動して保存し、また、前記ステップS117でフォルダが変更されることなく、送信停止のFLAGが記憶されている場合には、前記選択フォルダ(送信専用フォルダ)を情報非公開に設定する(ステップS122)。
次に、表示部14にて「撮影した動画像は○○フォルダに保存されました。OK?(Y/Nを入力)」の旨の確認プロンプト表示を行う(ステップS123)。この確認プロンプト表示に応じて、YES(OK)が入力されたか否かを判断し(ステップS124)、入力されない場合には、「保存フォルダを変更しますか?(Y/Nを入力)を」のプロンプト表示を行う(ステップS125)。このプロンプト表示に応じて、YES(フォルダ変更)が入力されたか否かを判断する(ステップS126)。この入力があった場合には、操作に応じてフォルダを選択し、フォルダを移動して動画像データをファイル化して保存し(ステップS127)、ステップS123に戻る。
そして、YES(OK)が入力されて、次のステップS124の判断がYESとなると、このステップS124からステップS128に進み、メモリの選択フォルダに記憶された動画像ファイル、つまり送信専用フォルダに記憶させた動画像ファイルを通信インタフェース74と無線LAN通信部75、又は外部入出力インタフェース38と外部入出力端子37を介して外部に送信する(ステップS128)。
これにより、撮影終了に伴って撮影された動画像ファイルが、PC等の外部機器77やサーバー装置72に自動送信される。また、サーバー装置72に送信された場合には、画像データベース73に格納されて不特定多数の者がダウンロードして観賞することが可能となる。しかし、このステップS128で送信される動画ファイルは、送信専用フォルダに記憶されているもののみであり、前述したステップS112及びステップS127での処理が実行されることにより、送信専用フォルダに記憶されている動画ファイルは、
(1)撮影中にフォルダ変更/送信停止キー17が操作されず、撮影後の操作によってもフォルダ変更されなかった動画ファイル、
(2)撮影中にフォルダ変更/送信停止キー17が操作されたが、その後撮影者が送信を許容し、撮影後の操作によって記憶先を送信専用フォルダに変更した動画ファイル、
(3)撮影中にフォルダ変更/送信停止キー17が操作されたが、そのまま送信専用フォルダ記憶され、情報非公開に設定された動画ファイル、
のいずれかである。
したがって、(1)及び(2)の場合、撮影者が送信を意図しないシーンを含む動画像ファイルが外部に送信されることがなくなる。
また、(3)の場合、動画ファイルの送信はなされるが、情報非公開に設定されていることから、撮影者が送信を意図しないシーンが含まる動画像が無条件で公開されることが無いため、公開をも制限することができる。
また、動画撮影中にフォルダ変更/送信停止キー17が操作されても、動画撮影自体は継続されて、送信専用フォルダ以外の他のフォルダに記憶されることから、支障を来すことなく、動画撮影を行うことができる。
図7は、本発明の他の実施の形態における処理手順を示すフローチャートであり、動画撮影を行いつつ動画像データを外部に送信するようにしたものである。このフローチャートにおいて、ステップS201〜S211の処理は、前述した図6のフローチャートにおけるステップS101〜S111と同一の処理である。
しかし、ステップS211に続くステップS212においては、アップロードの停止操作中となったか否か、すなわちフォルダ変更/送信停止キー17が操作中となった否かを判断する。このステップS212の判断がNOであって、フォルダ変更/送信停止キー17が操作中でない場合には、前記ステップS111で圧縮符号化された動画像データを画像&音声メモリ媒体31内の選択されたフォルダにファイル化・記録するのみならず、この動画像データを通信インタフェース74と無線LAN通信部75、又は外部入出力インタフェース38と外部入出力端子37を介して外部に送信する(ステップS214)。これにより、撮影中において動画像データが順次自動送信されることとなる。
つまり、この実施の形態においては、動画撮影中に動画像データが選択フォルダにファイル化・記録されるのみならず、動画撮影と同時進行でその動画像データが外部に送信されていく。
そして、動画撮影の終了操作つまり2回目の動画撮影開始/終了キー16の操作があったか否か、又は前記時計回路78で計時されている録画時間が終了したか否かを判断する(ステップS215)。このステップS215の判断がNOである場合には、動画撮影を継続して(ステップS216)、ステップS205からの処理を繰り返し、これにより動画像データがファイル化され順次フォルダに記憶されるとともに、外部に送信されつつ動画撮影が進行することとなる。
このように動画撮影を継続している状態において、撮影者が送信を意図しないシーンを含む動画を撮影しそうな場合には、撮影者がフォルダ変更/送信停止キー17を操作することにより、ステップS212の判断がYESとなる。したがって、このステップS212からステップS213に進み、フォルダ変更/送信停止のFLAG(フラグ)を記憶するのみならず、前記通信インタフェース74と無線LAN通信部75、又は外部入出力インタフェース38と外部入出力端子37を介した画像データの送信を停止する。
したがって、撮影者が送信を意図しないシーンが撮影された場合には、その間フォルダ変更/送信停止キー17を押下することにより、外部への送信を未然に防止することができる。
そして、動画撮影の終了操作つまり2回目の動画撮影開始/終了キー16の操作があるか、又は前記時計回路78で計時されている録画時間が終了すると、ステップS215からステップS217に進んで、動画撮影の終了処理を実行する。この動画撮影の終了処理に際しては、2回目の動画撮影開始/終了キー16の操作があった時点までの動画像データの符号化処理、ファイル化、及び、画像&音声メモリ媒体31内のフォルダへの記録処理を完了したか否かをチェックする(ステップS218)。
この符号化処理、メモリ記録処理を完了したならば、前記フォルダ変更/送信停止のFLAGが記憶されているか否かを判断する(ステップS219)。フォルダ変更/送信停止のFLAGが記憶されていない場合には、ステップS220の処理を実行することなく、ステップS221に進む。しかし、ステップS221の判断がYESであって、フォルダ変更/送信停止のFLAGが記憶されている場合には、メモリの選択フォルダに記憶された動画像ファイルを、変更されたフォルダに移動して保存し、またフォルダ変更しない場合には前記選択フォルダを情報非公開に設定する(ステップS220)。
次に、表示部14にて「撮影した動画像は○○フォルダに保存されました。OK?(Y/Nを入力)」の旨の確認プロンプト表示を行う(ステップS221)。この確認プロンプト表示に応じて、YES(OK)が入力されたか否かを判断し(ステップS222)、入力されない場合には、「保存フォルダを変更しますか?(Y/Nを入力)を」のプロンプト表示を行う(ステップS223)。このプロンプト表示に応じて、YES(フォルダ変更)が入力されたか否かを判断する(ステップS224)。この入力があった場合には、操作に応じてフォルダを選択し、フォルダを移動して動画像ファイルを保存し(ステップS225)、ステップS221に戻る。そして、YES(OK)が入力されて、次のステップS222の判断がYESとなると、このフローチャートに従った処理を終了する。
したがって、実施の形態においては、フォルダ変更/送信停止キー17の操作に基づく操作信号をトリガーとして、外部への動画像ファイルの送信を停止するようにしたが、動画像データの外部への送信停止トリガーは、キー操作基づく信号に限らず、カメラの振動検出信号や音声の検出信号であってもよく、また、画像・音声の特徴抽出/認識処理部57で認識された顔画像情報に基づき、肖像権を考慮して動画像データの送信を停止するようにしてもよい。
また、本発明は実施の形態に示した外観構成のデジタルカメラ1に限らず、如何なる外観構成のデジタルカメラであっても適用することができる。また、実施の形態においては、本発明をデジタルカメラに適用するようにしたが、カメラに限らず動画撮像機能を備えた携帯電話等の各種機器にも本発明を適用することができ、業務用のTVカメラに適用することにより、公開に不適切な動画が放送されてしまう不都合を防止することも可能となる。
1 デジタルカメラ
2 本体
10 カーソルキー
11 決定/OKキー
12 DISPキー
13 メニューキー
14 表示部
16 動画撮影開始/終了キー
17 フォルダ変更/送信停止キー
19 レンズ群
20 電子撮像センサ
23 プログラムメモリ
24 データメモリ
25 撮影制御部
28 表示制御部
29 電子ファインダ
37 外部入出力端子
38 外部入出力インタフェース
70 外部機器
71 インターネット
72 サーバー装置
73 画像データベース
74 通信インタフェース
75 無線LAN通信部
76 無線AP
77 外部機器
78 時計回路

Claims (6)

  1. 動画像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された動画像を外部に送信する送信手段と、
    前記撮像手段による動画像の撮像中にトリガーの発生を検出する検出手段と、
    この検出手段によりトリガーの発生が検出された場合、前記検出されたこと示す情報を撮影中の動画像に設定する設定手段と、
    前記撮像手段による動画像の撮像後で前記送信手段による送信前、前記設定手段により前記情報が設定されている場合に、前記動画像に非公開情報を付加する情報付加手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像手段により撮像された動画像を記憶する記憶手段を備え、
    前記送信手段は、前記記憶手段に記憶された動画像を前記撮像手段による動画像の撮影終了に応答して外部に送信することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記検出手段によりトリガーの発生が検出された場合に、前記情報付加手段によって付加された非公開情報を記憶させる記憶制御手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 操作手段を備え、
    前記トリガーは、前記操作手段の操作に伴って発生する操作信号であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 動画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画像を外部に送信する送信手段と、を備えた装置が有するコンピュータを、
    前記撮像手段による動画像の撮像中にトリガーの発生を検出する検出手段、
    この検出手段によりトリガーの発生が検出された場合、前記検出されたこと示す情報を撮影中の動画像に設定する設定手段、
    前記撮像手段による動画像の撮像後で前記送信手段による送信前、前記設定手段により前記情報が設定されている場合に、前記送信手段により送信される前記動画像に非公開情報を付加する情報付加手段、
    として機能させることを特徴とする撮像装置制御プログラム。
  6. 動画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画像を外部に送信する送信手段と、を備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段による動画像の撮像中にトリガーの発生を検出する検出ステップと、
    この検出ステップにてトリガーの発生が検出された場合、前記検出されたこと示す情報を撮影中の動画像に設定する設定ステップと、
    前記撮像手段による動画像の撮像後で前記送信手段による送信前、前記設定ステップにより前記情報が設定されている場合に、前記送信手段により送信される前記動画像に非公開情報を付加する情報付加ステップと
    を含むことを特徴とする撮像制御方法。
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