JP4416691B2 - 通信情報転送方式 - Google Patents

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Description

本発明は、ディジタルカメラ等の画像撮影機能を有する撮像端末とPDA(携帯情報端末)、PC(パーソナルコンピュータ)および携帯電話等を含む無線通信機能を有する情報端末との間でポイントツーポイントの無線通信を行い、情報の交換が可能なシステムにおける通信情報転送方式に関するものである。
近年、ディジタルカメラ等の画像撮影機能を有する装置に係る撮像システムとして、例えば、特許文献1(特開平10−308943号)、特許文献2(特開2001−69454号)、特許文献3(特開2003−224750号)および特許文献4(特開2002−158953号)等に示されるように、撮影した画像と一緒に、当該画像に関連する種々の情報を一緒に記録するシステムが提案されている。
すなわち、特許文献1〜特許文献4には、いずれもディジタルカメラで撮影された画像に、情報を付加することが記載されている。特許文献1は、電子透かし技術に関するものであり、情報を撮影した画像にどのように情報を添付するかという技術である。つまり、特許文献1には、撮影画像と情報をどのように関連させるかという技術ではなく、撮影画像にどのように情報を持たせるかというデータ処理系の技術が示されている。特許文献2〜特許文献4は、撮影画像と情報をどのように関連させるかという技術に関するものであり、特許文献2には、ディジタルカメラの記憶媒体(SDカード等)に予め情報を設定しておき、その情報を検索し、選択し、撮影する画像にその情報を自動的に添付する技術が示されている。特許文献3と比較すると、情報の入力および実装方式が異なる。特許文献3には、ディジタルカメラ本体に情報を入力するモードを実装し、情報を入力して、その情報を撮影する画像に自動的に添付する技術が示されている。
特許文献4は、ディジタルカメラ本体に情報を設定して、その情報に合わせて撮影する技術に関するものである。特許文献1〜特許文献3が、撮影された画像に情報を添付するための技術に関するものであったのに対して、特許文献4には、情報に撮影画像を添付する技術が示されている。すなわち特許文献4の技術においては、情報に複数の撮影画像を添付することもある。
画像と一緒に記憶された情報はPC等に転送されて、前記画像処理に係る様々な後処理を行うための情報として利用される。また、情報としては、ユーザが事前に設定した文字列情報や、ディジタルカメラで記録される音声情報や、ディジタルカメラ装置で一時的に入力された情報などが存在し、ディジタルカメラでその情報を一元的に表示したり、自由に検索設定可能にすることによって、ユーザの操作性を向上することも可能になっている。
特開平10−308943号公報 特開2001−69454号公報 特開2003−224750号公報 特開2002−158953号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、撮影画像に添付する情報を、情報端末で容易に加工および編集して設定することができ、この情報を容易に撮像端末に転送することができて、ユーザの利便性を向上することを可能とする通信情報転送方式を提供することを目的としている。
本発明の請求項1の目的は、特に、撮影画像に添付する情報を、容易に加工および編集して設定することができ、しかもこの情報をシリアル的に転送して撮影画像に添付することを可能とする通信情報転送方式を提供することにある
発明の請求項の目的は、特に、撮影画像に添付するために転送された情報を所望に応じて撮影画像に添付し得る通信情報転送方式を提供することにある。
本発明の請求項の目的は、特に、撮影画像に添付するために転送された情報を所望に応じて撮影画像に添付するか否かを所望により選択し得る通信情報転送方式を提供することにある。
本発明の請求項の目的は、特に、撮影画像に添付するために転送された情報を撮影画像に添付するか否かを所望により選択し得る通信情報転送方式を提供することにある。
本発明の請求項の目的は、特に、撮影画像に添付するための情報を転送可能か否かを確認することが可能な通信情報転送方式を提供することにある。
請求項1に記載した本発明に係る通信情報転送方式は、上述した目的を達成するために、
無線通信機能を有する情報端末と無線通信機能および撮影機能を有する撮像端末との間でポイントツーポイントの無線通信を行って情報を交換することが可能なシステムにおいて、
前記情報端末で編集され、設定された情報を、リモートの無線通信機能を利用して、前記撮像端末内の情報構造の位置を特定するID番号と指定された位置のデータとを連結して、前記情報端末から前記撮像端末へ送信する手段と、
前記撮像端末で、受信したID番号とデータとを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する手段と、
前記撮像端末で、撮影時に撮影画像に添付する情報を表示選択することを可能とする手段と、
前記撮像端末で、撮影時に展開された情報を自動的に撮影画像に添付する手段と
を有することを特徴としている。
請求項に記載した本発明に係る通信情報転送方式は、請求項1の通信情報転送方式であって、
前記情報端末から、リモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示する確認画面を表示する手段と、
前記確認画面で、登録が選択された場合には、受信したID番号およびデータを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する手段と、
前記確認画面で、非登録が選択された場合には、受信した情報を破棄する手段と
を有することを特徴としている。
請求項に記載した本発明に係る通信情報転送方式は、請求項の通信情報転送方式であって、
情報端末から、リモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示する確認画面を表示するか否かの選択肢を事前にシステムに登録する手段と、
受信したデータを表示する確認画面を表示するか否かを示すオン/オフを表示ユニットにてユーザが選択することを可能とする手段と
を有することを特徴としている。
請求項に記載した本発明に係る通信情報転送方式は、請求項1の通信情報転送方式であって、
撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを登録するか否かの選択肢を事前にシステムに登録する手段と、
受信したデータを登録するか否かを示すオン/オフを表示ユニットにてユーザが選択することを可能とする手段と
を有することを特徴としている。
請求項に記載した本発明に係る通信情報転送方式は、請求項1の通信情報転送方式であって、
無線通信機能を有する情報端末と無線通信機能および撮影機能を有する撮像端末との間で、ポイントツーポイントの無線通信の接続が完了し、撮像端末がデータを受信する状態にあることが判別できるような表示を行う手段を有することを特徴としている。
本発明によれば、撮影画像に添付する情報を、情報端末で容易に加工および編集して設定することができ、この情報を容易に撮像端末に転送することができて、ユーザの利便性を向上することを可能とする通信情報転送方式を提供することができる。
すなわち本発明の請求項1の通信情報転送方式によれば、
無線通信機能を有する情報端末と無線通信機能および撮影機能を有する撮像端末との間でポイントツーポイントの無線通信を行って情報を交換することが可能なシステムにおいて、
前記情報端末で編集され、設定された情報を、リモートの無線通信機能を利用して、前記撮像端末内の情報構造の位置を特定するID番号と指定された位置のデータとを連結して、前記情報端末から前記撮像端末へ送信する手段と、
前記撮像端末で、受信したID番号とデータとを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する手段と、
前記撮像端末で、撮影時に撮影画像に添付する情報を表示選択することを可能とする手段と、
前記撮像端末で、撮影時に展開された情報を自動的に撮影画像に添付する手段と
を有することにより、特に、情報が容易に加工および編集可能な情報端末で撮影画像に添付する情報を設定し、容易に撮像端末に情報を転送して撮影画像に添付することを可能にし、ユーザの利便性を向上することを可能にしている。
本発明の請求項の通信情報転送方式によれば、請求項1の通信情報転送方式において、
前記情報端末から、リモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示する確認画面を表示する手段と、
前記確認画面で、登録が選択された場合には、受信したID番号およびデータを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する手段と、
前記確認画面で、非登録が選択された場合には、受信した情報を破棄する手段と
を有することにより、特に、撮影画像に添付するために転送された情報を所望に応じて撮影画像に添付することができる。
本発明の請求項の通信情報転送方式によれば、請求項の通信情報転送方式において、
情報端末から、リモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示する確認画面を表示するか否かの選択肢を事前にシステムに登録する手段と、
受信したデータを表示する確認画面を表示するか否かを示すオン/オフを表示ユニットにてユーザが選択することを可能とする手段と
を有することにより、特に、撮影画像に添付するために転送された情報を所望に応じて撮影画像に添付するか否かを所望により選択することができる。
本発明の請求項の通信情報転送方式によれば、請求項1の通信情報転送方式において、
撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを登録するか否かの選択肢を事前にシステムに登録する手段と、
受信したデータを登録するか否かを示すオン/オフを表示ユニットにてユーザが選択することを可能とする手段と
を有することにより、特に、撮影画像に添付するために転送された情報を撮影画像に添付するか否かを所望により選択することができる。
本発明の請求項の通信情報転送方式によれば、請求項1の通信情報転送方式において、
無線通信機能を有する情報端末と無線通信機能および撮影機能を有する撮像端末との間で、ポイントツーポイントの無線通信の接続が完了し、撮像端末がデータを受信する状態にあることが判別できるような表示を行う手段を有することにより、特に、撮影画像に添付するための情報を転送可能か否かを確認することを可能としている。
以下、本発明の実施の形態に基づき、図面を参照して本発明の通信情報転送方式を詳細に説明する。
〔ディジタルカメラ〕
図1〜図4は、本発明の通信情報転送方式の一つの実施の形態に係る撮像端末の一例としてのディジタルカメラの構成を示している。図1は、ディジタルカメラの全体の構成を模式的に示す上面図、図2は、図1のディジタルカメラを被写体側から見た正面図、図3は、図1および図2のディジタルカメラを撮影者側から見た背面図、そして図4は、図1〜図3のディジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。
図1〜図3に示すディジタルカメラ1は、カメラボディ2の被写体に面する正面側に、鏡胴ユニット3、ストロボ発光部4、測距ユニット5、光学ファインダ6およびリモコン(リモートコントロール)受光部7を具備し、カメラボディ2の上面部に、レリーズボタン9、モードダイヤル10およびサブLCD(液晶表示部)11を具備し、カメラボディ2の通常は撮影者に面する背面側には、LCDモニタ13、AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)14、ストロボLED15、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を具備し、そしてカメラボディ2の一方の側面部にはカードスロット22を具備している。
操作部19は、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18により構成され、記録媒体としてのメモリカードのような外部拡張メモリカード、あるいはLANカード、無線LANカードまたはブルートゥース(Bluetooth)カードのようなインタフェースカード等の外部拡張カード21(図1〜図3には示されていない)は、カードスロット22に装着格納され、電源電池(図示されていない)は、電池装填部(明確には図示されていない)に装填される。
すなわち、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の正面側の中央近傍には、被写体撮影光を入射結像させる撮影光学系を備える鏡胴ユニット3が設けられ、鏡胴ユニット3の上方には、被写体に照射すべくストロボ照明光を発光するストロボ発光部4と、オートフォーカス(AF)の際に被写体との距離を測定するための測距ユニット5と、ユーザが目視によって撮影範囲等を確認するための光学ファインダ6とが設けられている。また、光学ファインダ6の下方には、ユーザにより操作される図示されていないリーモートコントローラ(リモコン送信機)からのリモートコントロール用の光信号を受光するリモコン受光部7が設けられている。ディジタルカメラ1のカメラボディ2の上面部には、撮影を指令するためのレリーズボタン9と、撮影モードを切り換えるためのモードダイヤル10と、撮影枚数または撮影可能枚数等を表示するサブLCD11とが設けられている。
また、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の背面側には、撮影画像等を表示するLCDモニタ13と、撮影時のAFの合焦/非合焦等のフォーカシング状態を示すAF−LED14と、ストロボの電源コンデンサの充電状態を示すストロボLED15と、電源のオン/オフを切り換えるための電源スイッチ16と、動作指示や各種設定等を外部から行うための操作ボタンユニット17と、ズーミング操作を行うためのズームボタン18とが設けられている。AF−LED14およびストロボLED15は、システムの動作モード等によっては、AFおよびストロボ以外の表示用途、例えば外部拡張カード21(図4参照)がアクセス中であることを示す表示などの表示用途にも流用される。なお、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を一括して操作部19と総称する。さらに、ディジタルカメラ1のカメラボディ2の側面部には上述した外部拡張カード21(図4参照)が、取り外し可能に装着されるカードスロット22が設けられている。
図4は、図1〜図3に示したディジタルカメラ1のシステムの概略構成を示している。図4に示すディジタルカメラ1は、図1〜図3に関連して触れた鏡胴ユニット3、ストロボ発光部4、測距ユニット5、リモコン受光部7、サブLCD11、LCDモニタ13、AF−LED14、ストロボLED15、操作部19およびカードスロット22を具備している。操作部19は、レリーズボタン9、モードダイヤル10、電源スイッチ16、操作ボタンユニット17およびズームボタン18を含み、記録媒体としてのメモリカード等の外部拡張カード21は、外部拡張カードインタフェースであるカードスロット22に装着格納され、図示されていないが、電源電池は電池装填部に装填される。さらに、図4に示すディジタルカメラ1は、ズームレンズ30、ズーム駆動モータ31、フォーカスレンズ33、フォーカス駆動モータ34、絞り36、絞りモータ37、メカニカルシャッタ(メカシャッタ)39、メカシャッタモータ40、モータドライバ42、CCD(電荷結合素子)固体撮像素子45、F/E(フロントエンド)−IC(集積回路)46、ディジタルスチルカメラプロセッサ50、ROM(リードオンリメモリ)65、RAM(ランダムアクセスメモリ)66、SDRAM(シンクロナスダイナミックRAM)67、内蔵メモリ68、LCDドライバ69、ビデオアンプ(ビデオ増幅器)70、ビデオジャック71、USB(Universal Serial Bus)コネクタ72、シリアルドライバ回路73、RS−232Cコネクタ74、サブCPU(中央処理部)75、ブザー76、サブLCDドライバ77、マイク(マイクロフォン)79、マイクアンプ(マイク増幅器)80、音声記録回路81、スピーカ83、音声再生回路84、オーディオアンプ85、ブルートゥース回路86およびストロボ回路91を具備している。
ズームレンズ30およびズーム駆動モータ31は、ズーム光学系32を構成し、フォーカスレンズ33およびフォーカス駆動モータ34は、フォーカス光学系35を構成し、絞り36および絞りモータ37は絞りユニット38を構成し、そしてメカシャッタ39およびメカシャッタモータ40は、メカシャッタユニット41を構成している。F/E−IC46は、CDS(Correlated Double Sampling〜相関二重サンプリング)部47、AGC(Auto Gain Controller〜自動利得制御器)48、A/D(アナログ−ディジタル)変換器49およびTG(Timing Generator〜タイミング発生器)52を有している。ディジタルスチルカメラプロセッサ50は、第1のCCD信号処理ブロック51、第2のCCD信号処理ブロック53、CPU(中央処理部)ブロック54、ローカルSRAM(スタティックRAM)55、USBブロック56、シリアルブロック57、JPEG−CODECブロック58、リサイズブロック59、TV(テレビジョン)信号表示ブロック60およびカードコントローラブロック61を備えている。
すなわち、図4において、鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像を取り込む被駆動部材としてのズームレンズ30および該ズームレンズ30を駆動する駆動源モータとしてのズーム駆動モータ31を備えたズーム光学系32と、フォーカスレンズ33およびフォーカス駆動モータ34を備えたフォーカス光学系35と、絞り36および絞りモータ37を備えた絞りユニット38と、メカシャッタ39およびメカシャッタモータ40を備えたメカシャッタユニット41と、これらズーム駆動モータ31、フォーカス駆動モータ34、絞りモータ37およびメカシャッタモータ40等の直流モータを駆動するモータドライバ42とを設けて構成されている。そして、モータドライバ42は、リモコン受光部7の入力や操作部19の操作入力に基づいて、後述するディジタルスチルカメラプロセッサ50内にあるCPUブロック54からの駆動指令によって駆動制御される。
ROM65には、CPUブロック54にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。電源スイッチ16が操作されて、ディジタルカメラ1の電源がオン状態になると、ROM65に格納された制御プログラムが、図示されていないメインメモリにロードされ、CPUブロック54はその制御プログラムに従ってディジタルカメラ1の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータを一時的にRAM66およびローカルSRAM55に保存する。
なお、ここで説明する実施の形態では、ROM65には書き換え可能なフラッシュROMを用いている。フラッシュROMのように書き換え可能な不揮発性メモリを使用することで、制御プログラムや制御に必要なパラメータ等を変更することが可能となり、機能のバージョンアップ等を容易に行うことができる。
CCD固体撮像素子45は、鏡胴ユニット3で取り込まれ結像された光学画像情報を電気信号からなるアナログ画像信号に変換する。また、F/E−IC46は、画像ノイズを除去するために相関二重サンプリングを行うCDS部47と、利得調整を行うAGC部48と、画像信号のディジタル信号への変換を行うA/D変換器49と、ディジタルスチルカメラプロセッサ50の第1のCCD信号処理ブロック51から垂直同期信号(VD信号)および水平同期信号(HD信号)を受けて駆動タイミング信号を生成するTG52とを備えている。
制御手段であるディジタルスチルカメラプロセッサ50は、CCD固体撮像素子45からF/E−IC46を経由して入力されたディジタル画像データに対するホワイトバランス調整設定やガンマ調整設定を行うとともに上述したようにVD信号およびHD信号を出力する第1のCCD信号処理ブロック51と、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行う第2のCCD信号処理ブロック53と、リモコン受光部7や操作部19から入力される信号に基づき、ROM65に格納された制御プログラムに従って、モータドライバ42やCCD固体撮像素子45等のような当該ディジタルカメラ1の各部の動作を制御するCPUブロック54と、このCPUブロック54の制御に必要なデータ等を一時的に保存するローカルSRAM55と、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器とUSBインタフェースを用いて通信するためのUSBブロック56と、PC等の外部機器とシリアル通信を行うためのシリアルブロック57と、JPEG方式による圧縮・伸張を行うJPEG−CODECブロック58と、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック59と、画像データをLCDモニタ13やTV等の外部表示機器に表示するためのビデオ信号を生成するTV信号表示ブロック60と、撮影された画像データを記録するメモリカード等の外部拡張カード21の制御を行うカードコントローラブロック61とを備えている。なお、ROM65には、CPUブロック54において解読し且つ実行することが可能なコードで記述された制御プログラムや該CPUブロック54の制御に必要なデータ等が格納される。
SDRAM67は、ディジタルスチルカメラプロセッサ50によって各種の処理が施される際にその過程および結果における画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD固体撮像素子45からF/E−IC46を経由して取り込まれ第1のCCD信号処理ブロック51でホワイトバランス設定およびガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」、第2のCCD信号処理ブロック53で輝度データ・色差データへの変換が行われた状態の「YUV画像データ」およびJPEG−CODECブロック58でJPEG圧縮等が行われた状態の「JPEG画像データ」等である。
カードスロット22は、メモリカード等の外部拡張カード21を着脱可能に装着するためのスロットである。カードスロット22には、外部拡張メモリカード以外に、着脱可能なLANカード、無線LANカード、またはブルートゥースカードなどのインタフェースカードも装着することが可能である。撮影された画像は、このようなインタフェースカードを経由して外部機器に転送することも可能である。
ブルートゥース回路86は、外部機器とブルートゥース規格に従った無線通信を行うための無線通信回路で、撮影された画像は、このブルートゥース回路86経由で外部機器に転送することも可能である。
また、内蔵メモリ68は、例えばカードスロット22に外部拡張カード21としてメモリカード等の外部拡張メモリカードが装着されていない場合等に、撮影した画像データを記憶するために設けられており、外部拡張メモリカードが装着されていない場合にも、撮影した画像データを、この内蔵メモリ68によって記憶することができるようになっている。
LCDドライバ69は、LCDモニタ13を駆動するとともに、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号をLCDモニタ13に表示するための信号に変換する。このようにすることによって、LCDモニタ13では、ユーザが撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、外部拡張カード21や内蔵メモリ68に記録された画像データを見て確認したり鑑賞したりすることができる。
ビデオアンプ70は、TV信号表示ブロック60から出力されたビデオ信号を、例えばインピーダンス75Ωのビデオ信号にインピーダンス変換するアンプであり、ビデオジャック71は、ビデオ信号を表示し得るTV等の外部表示機器に接続するためのジャックである。USBコネクタ72は、PC等の外部機器との間でUSBによる通信を行うために、そのような外部機器にUSB接続するためのコネクタである。シリアルドライバ回路73はPC等の外部機器との間でシリアル通信を行うためにシリアルブロック57の出力信号電圧を変換する回路であり、RS−232Cコネクタ74は、PC等の外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU75は、例えばROMやRAM等を含んでワンチップに内蔵したマイクロプロセッサ等からなるCPUであり、リモコン受光部7や操作部19からの出力信号をユーザの操作情報としてCPUブロック54に出力するとともに、このCPUブロック54から出力されたディジタルカメラ1の状態に応じた制御情報をサブLCD11、AF−LED14、ストロボLED15およびブザー76等に対する制御信号に変換して出力する。サブLCD11は、例えば撮影可能枚数等を表示するための表示部であり、サブLCDドライバ77は、サブCPU75からの出力信号に基づいてサブLCD11を駆動するドライブ回路である。
音声記録ユニットは、ユーザが音声信号を入力するマイク79と、入力された音声信号を増幅するマイクアンプ80と、増幅された音声信号を記録する音声記録回路81とを備えている。また、音声再生ユニットは、記録された音声信号をスピーカ83から出力するための信号に変換する音声再生回路84と、変換された音声信号を増幅してスピーカ83を駆動するためのオーディオアンプ85と、増幅された音声信号を音響出力するスピーカ83とを備えている。
〔PDA〕
図5は、本発明の通信情報転送方式の一つの実施の形態に係る撮像端末の他の一例としてのPDAの構成を模式的に示すブロック図である。図5を参照してPDAについて説明する。
図5に示したPDAは、システムバス101と、CPU102と、プログラムを格納するPROM103と、プログラムやデータのワーク領域となるRAM104と、撮影された画像ファイルや、システムファイルや、データファイル等を格納する内蔵メモリ105と、ハードウェアキー(ハードキー)を107の操作を検出するキーインタフェース(キーI/F)制御部106と、シャッタやズームキーなどのハードウェアキー107と、カメラ部109と、カメラ部109を制御するカメラ制御部108と、カメラ制御部108から取り込まれた画像をJPEG規格に従ってエンコードしたり、メモリに格納されているJPEGデータをデコードしたりする画像圧縮伸張制御部112と、カメラ制御部108からの画像データや、画像圧縮伸張制御部112からの画像データをLCD部111に映像信号として出力したりする画像制御部110と、USBインタフェース(USB I/F)制御部113と、プリンタ121と接続するUSBケーブル114と、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))制御部115と、CFインタフェース(CF I/F)116と、CFインタフェース116に挿入される通信カード117と、SDカード制御部118と、SDカードインタフェース(SDカードI/F)119と、SDカードインタフェース119に挿入されるSDカード20と、USBケーブル114または通信カード117経由でこのPDAと接続されるプリンタ121と、マイク(マイクロフォン)123と、マイクロフォン123からのアナログ音声信号をディジタル変換するA/D変換部122とを具備して構成している。
通常の撮影は、次のような順序に従って行われる。ハードウェアキー107の操作で撮影開始を認識する。カメラ部109で画像を取込む。カメラ部109から出力される画像信号を、画像制御部110が、RGBデータやYcbCrデータ等のフレームデータに変換して必要な画像処理を行った後、その画像データをRAM104に転送する。転送された画像データは画像圧縮伸長制御部112で、例えばJPEG等の画像データに圧縮エンコードされて、再びRAM104に転送される。RAM104に格納されたJPEG等の画像データは、必要なヘッダ処理を行った後、内蔵メモリ105もしくはSDカード制御部118を介してSDカード120に記録される。
図5の構成を図4に示した構成と比較すると、カメラ部109が鏡胴ユニット3に、カメラ制御部108が、CCD固体撮像素子45を含むF/E−IC46に、そして画像制御部110が、第1のCCD信号処理ブロック51と第2のCCD信号処理ブロック53にそれぞれ対応する。図5のPDAのカメラ機能の部分は、図4のディジタルカメラ1よりも性能面では劣る場合もあるが、基本的な機能は同様である。本発明は、ディジタルカメラでも、PDAでも、基本的なカメラ機能が実装されていれば実現可能である。
〔カメラメモ機能〕
カメラメモ機能は、図4に示された内蔵メモリ68、またはメモリカードスロット22経由で装着されたメモリカード21にカメラメモデータを格納する。カメラメモデータとは、撮影画像に添付するデータであり、例えばテキスト情報、音声データおよびその他の情報の少なくとも一部とする。ディジタルカメラ1は、電源オンのシステム起動時に、内蔵メモリ68、またはメモリカードスロット22経由で装着されたメモリカード21に事前に格納されているカメラメモデータを、RAM66にロードしてシステム内に取り込む。取り込まれたカメラメモデータは、ユーザの操作によって適宜選択することが可能である。選択されたカメラメモデータは、撮影時に、カメラメモデータとして、取込んだ画像情報と一緒に、内蔵メモリ68、またはメモリカードスロット22経由で装着されたメモリカード21に記録される。
図6に、この実施の形態における本発明に係るカメラメモデータの表示方式を示している。カメラメモデータには、中項目のデータと、小項目のデータとがある。図6のCategory1、Category2、Category3、Category4およびCategory5は、中項目に該当する。中項目の下には小項目がリンクされる。例えば、図6のCamera Memo01、Camera Memo23、Camera Memo32、Camera Memo33およびCamera Memo14は、小項目に該当する。図6の左側に示されたCategory1、Category2、Category3、Category4およびCategory5の中項目データと、Camera Memo01、Camera Memo23、Camera Memo32、Camera Memo33、Camera Memo14の小項目データは、撮影時にカメラメモデータとして、取込んだ画像情報と一緒に、内蔵メモリ68もしくはメモリカードスロット22経由で装着されたメモリカード21に記録される。
また、図6の右側は、Category1、Category2、Category3、Category4およびCategory5の中項目にリンクされる小項目を選択可能とする。各Categoryには、Camera Memo01からCamera Memo50までが事前にシステムに登録されている。TEMPORARYは、システムに事前に登録されているデータ以外に、図4の操作部19を使って一時的に入力する情報を意味する。RECORDは、Camera Memo01〜Camera Memo50およびTEMPORARY情報以外に、マイク79、マイクアンプ80および音声記録回路81を使って、音声データなどの大容量データを登録することを選択可能とする。
図7に、この実施の形態における本発明に係るカメラメモデータのデータ構造を示している。図7に示したカメラメモデータ構造は、図6に示した表示方式に対応している。例えば、Categoryデータの登録件数は最大5件で、最大データ長を32byteとする。Camera Memoデータの登録件数は、最大50件で、最大データ長を32byteとする。Sound Memoデータの登録件数は、最大5件で、最大データ長を64Kbyteとする。Categoryデータ、Camera MemoデータおよびTEMPORARYデータは、テキスト形式の情報とし、Sound Memoデータは、PCM形式のデータとする。
図6および図7で示したカメラメモデータの形式は、あくまでも一例であり、テキスト形式およびPCM形式などの情報フォーマットや、登録最大件数およびデータ最大長などは、本発明において制限するものではない。
〔プロトコルスタック〕
図4に示したディジタルカメラは、メモリカードスロット22に装着されたブルートゥースカードを使用するか、もしくは、ブルートゥース回路86を経由して、ブルートゥース通信を実現する。
図8に、この実施の形態における本発明に係るブルートゥースプロトコルスタック構造を示している。
機器側のブルートゥースプロトコルスタックは、ハードウェアを直接制御するHWデバイスドライバと、ホストとホストコントローラとの通信を制御するHCI(ホストコントローラインタフェース)と、論理チャネルの設定および、レイヤパケットの分割、組み立てを行うL2CAP(論理リンク制御および適応化プロトコル)と、ブルートゥース無線通信のプロトコルをRS232C等のインタフェースに変換するRFCOMMと、データ(オブジェクト)の送信/受信を行うOBEX(オブジェクト交換)と、ブルートゥース機器のサービスを検索するSDP(サービス検索プロトコル)と、ダイヤルアップ通信を実現するDUN(ダイヤルアップネットワーク)と、画像の送信/受信を行うBIP(基本イメージプロトコル)と、シリアル通信を実現するSPP(シリアルポートプロファイル)と、BIPを制御して画像の送信/受信を実現するBIPアプリケーションと、OBEXを制御してファイル送信/受信を実現するOPPアプリケーションと、DUNを制御してダイヤルアップ通信を実現するネットワークアプリケーションと、SPPを制御してシリアル通信を実現するSPPアプリケーションと、SDPを制御してブルートゥース機器の検索を行うSDPアプリケーションとから構成されている。
このような機器側のブルートゥースプロトコルスタックにCFカードインタフェース(I/F)を介して結合されたブルートゥースカードは、ホストとホストコントローラとの通信を制御するHCIファームウェアと、ブルートゥース機器間の接続の確立を制御するリンクマネージャファームウェアと、物理的な無線部分とブルートゥースを接続するベースバンドコントローラとから構成されている。
〔SPPプロトコル〕
図9に、この実施の形態における本発明に係るブルートゥースSPPプロトコルシーケンスを示している。SPPプロトコルは、ブルートゥースのシリアル通信機能を提供する。撮像端末は、情報端末に対して、BluetoothSPPの接続を要求する。接続は情報端末側から実行しても良い。撮像端末と情報端末の間で、Bluetooth SPP接続が確立した後は、情報端末から撮像端末へ、CategoryData Setting Request Commandを送信する。Category Data Setting Request Commandは、図7のCategory領域にデータを設定するように指示するコマンドとする。MemoData Setting Request Commandは、図7のCemara Memo領域にデータを設定するように指示するコマンドとする。Memo PositionSetting Request Commandは、図6のカメラメモOSDサンプルに表示されているように、Category項目にリンクされたCemara Memoを指定するように指示するコマンドとする。SoundData Setting Request Commandは、図7のSound Memo領域にデータを設定するように指示するコマンドとする。
情報端末は、上記コマンドを、例えば、編集アプリケーション(テキストエディタ)で情報を設定し、編集しながらリアルタイムに発行しても良いし、編集アプリケーション(テキストエディタ)で情報を設定し、編集した後に発行してもかまわない。情報端末から全ての情報を転送した後、撮像端末は、情報端末に対して、BluetoothSPPの切断を要求する。切断は情報端末側から実行しても良い。
図10に、この実施の形態における本発明に係るデータフォーマットを示す。図10のデータフォーマットは、図9のブルートゥースSPPプロトコルシーケンスで使用される。例えば、データは、アスキーコードを使用する。データの先頭には、データの開始を認識するための特殊なコード(Start Code)を定義する。データの終端には、データの終了を認識するための特殊なコード(End Code)を定義する。また、転送されるデータの先頭には、図7に示したCategoryデータの番号と、CameraMemoデータの番号を指定する、「01」〜「05」を設定する。情報端末は、図10に示したデータフォーマットに従いデータを送信し、撮像端末は、図10に示したデータフォーマットに従い図7に示した、Category領域と、CameraMemo領域にデータを登録し、展開する。
〔OPPプロトコル〕
図11に、この実施の形態における本発明に係るBluetooth OPPPプロトコルシーケンスを示す。OPPプロトコルは、Bluetoothのファイル転送通信機能を提供する。撮像端末は、情報端末に対して、BluetoothOPPの接続を要求する。接続は情報端末側から実行しても良い。撮像端末と情報端末の間で、Bluetooth OPP接続が確立した後は、情報端末から撮像端末へ、カメラメモテキストファイルを送信する。カメラメモテキストファイルは、図7のCategory情報と、CemaraMemo情報を全て一緒にしたテキスト形式のファイルとする。情報端末は、上記ファイルを、例えば、編集アプリケーション(テキストエディタ)で情報を設定し、編集した後に発行する。情報端末からファイル情報を受信した後、撮像端末は、情報端末に対して、BluetoothOPPの切断を要求する。切断は情報端末側から実行しても良い。
図12に、この実施の形態における本発明に係るファイルフォーマットを示す。図12のファイルフォーマットは、図11のBluetoothOPPプロトコルシーケンスで使用される。例えば、データは、アスキーコードを使用し、ファイルはテキスト形式とする。図11のファイルフォーマットは、図7に示したカメラメモデータ構造と対応している。「//**1 CATEGORY1」と、「//**2 CATEGORY2」と、「//**3 CATEGORY3」と、「//**4 CATEGORY4」と、「//**5 CATEGORY5」の特殊コードは、図7の各Categoryデータの境界を示す。「//**1 CATEGORY1」の下には、Category1にリンクされるCameraMemoデータ01〜10が記述されている。Category2〜5も同じルールで記述される。情報端末は、図12に示したファイルフォーマットに従いファイルを転送し、撮像端末は、図12に示したファイルフォーマットに従い図7に示した、Category領域と、CameraMemo領域にデータを登録、展開する。
〔OSDサンプル〕
図13に、この実施の形態における本発明に係るOSD表示サンプルを示す。図13に示したOSDサンプルの一番目の画面は、通常の撮影モードで表示される画面である。
図13に示したOSDサンプルの二番目の画面は、図9のSPPプロトコルシーケンスを実行する時に、情報端末からBluetooth SPP通信経由で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示表示する。表示内容としては、受信を受付けるかのメッセージと、受信したデータの先頭のデータを表示する。ユーザは、この画面で、受信データを登録するか、未登録とするか選択する。未登録を選択した場合は、図13に示したOSDサンプルの一番目の画面に戻る。登録を選択した場合は、例えば、図9のSoundData Setting Request Commandを受信した場合は、登録番号を00として、図13の三番目の左側の画面に遷移する。図9のMemo DataSetting Request Commandを受信した場合は、指定登録番号を表示して、図13の三番目の右側の画面に遷移する。登録画面を確認した後は、図13に示したOSDサンプルの一番目の画面に戻る。
〔1〕シリアル通信方式(請求項1に対応する構成)
図5のようなシステム構成を持ち、無線通信機能を有する情報端末と、図1〜図3のような外観で、図4または図5のようなシステム構成を持つ無線通信機能と撮影機能を有する撮像端末の間で、図8に示したプロトコルスタックを実装し、SPPアプリケーションと、SPPを使用して、ポイントツーポイントの無線通信を行い、シリアル通信での情報の交換が可能なシステムを実現する(〔プロトコルスタック〕を参照されたい)。
情報端末で編集、設定された情報をリモートの無線通信機能を利用して、撮像端末内の情報構造の位置を特定するID番号と、指定された位置のデータを連結して情報端末から撮像端末へ送信する。撮像端末で、受信したID番号とデータを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する(〔SPPプロトコル〕を参照されたい)。
撮像端末で、撮影時に撮影画像に添付する情報を表示選択することが可能となる。撮像端末で、撮影時に展開された情報を自動的に撮影画像に添付する(〔カメラメモ機能〕を参照されたい)。
以上の機能を実装することによって、情報の加工、編集が容易な情報端末で撮影画像に添付する情報を設定し、容易に撮像端末に情報を転送することを可能とし、ユーザの利便性を向上することを可能としている。
〔2〕ファイル転送方
5のようなシステム構成を持ち、無線通信機能を有する情報端末と、図1〜図3のような外観で、図4または図5のようなシステム構成を持つ無線通信機能と撮影機能を有する撮像端末の間で、図8に示したプロトコルスタックを実装し、OPPアプリケーションと、OBEXを使用して、ポイントツーポイントの無線通信を行い、ファイル転送通信での情報の交換が可能なシステムを実現する(〔プロトコルスタック〕を参照されたい)。
情報端末で編集、設定された情報をリモートの無線通信機能を利用して、ファイル単位の情報として情報端末から撮像端末へ送信する。撮像端末で、受信したファイルを自動的にシステムに登録する。撮像端末で、登録されたファイルから、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する(〔SPPプロトコル〕を参照されたい)。
撮像端末で、撮影時に撮影画像に添付する情報を表示選択することが可能となる。撮像端末で、撮影時に展開された情報を自動的に撮影画像に添付する(〔カメラメモ機能〕を参照されたい)。
以上の機能を実装することによって、情報の加工、編集が容易な情報端末で撮影画像に添付する情報を設定し、容易に撮像端末に情報を転送することを可能とし、ユーザの利便性を向上することを可能としている。
〔3〕シリアル通信方式:OSD確認画面(請求項に対応する構成)
上述した〔1〕において、情報端末からリモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示した確認画面を表示する(〔OSDサンプル〕を参照されたい)。
確認画面で登録が選択された場合は、受信したID番号とデータを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する(〔カメラメモ機能〕を参照されたい)。非登録が選択された場合は、受信した情報を破棄する。
以上の機能を実装することによって、情報の加工および編集が容易な情報端末で撮影画像に添付する情報を設定し、容易に撮像端末に情報を転送することを可能とし、ユーザの利便性を向上することを可能としている。
〔4〕シリアル通信方式:OSD確認画面表示スイッチ(請求項に対応する構成)
前述した〔3〕において、情報端末からリモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信し場合、受信したデータを表示した確認画面を表示するかどうかの選択肢を事前にシステムに登録する。表示するかどうかのオン/オフを表示ユニットでユーザが選択することを可能とする。図14に、SETUPモードでのOSDサンプルを示している。SETUP項目に「SPP受信画面表示」という項目を追加し、「オン」と「オフ」のパラメータを選択できるようにする。このパラメータは、電源オフ時にシステムに格納され、電源オン時にシステムに自動的にロードされる。以上の機能を実装することによって、情報の加工および編集が容易な情報端末で撮影画像に添付する情報を設定し、容易に撮像端末に情報を転送することを可能とし、ユーザの利便性を向上することを可能としている。
〔5〕ファイル書込み許可(請求項に対応する構成)
上述した〔1〕および〔2〕において、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信し場合、受信したデータを登録するかどうかの選択肢を事前にシステムに登録する。登録するかどうかのオン/オフを表示ユニットでユーザが選択することが可能である。図15にSETUPモードでのOSDサンプルを示す。SETUP項目に「リモート登録許可」という項目を追加し、「オン」と「オフ」のパラメータを選択できるようにする。このパラメータは、電源オフ時にシステムに格納され、電源オン時にシステムに自動的にロードされる。
以上の機能を実装することによって、情報の加工、編集が容易な情報端末で撮影画像に添付する情報を設定し、容易に撮像端末に情報を転送することを可能とし、ユーザの利便性を向上することを可能としている。
〔6〕シリアル通信方式:リモート通信中アイコン表示(請求項に対応する構成)
上述した〔1〕において、無線通信機能を有する情報端末と、無線通信機能および撮影機能を有する撮像端との間で、ポイントツーポイントの無線通信の接続が完了し、撮像端末でデータを受信する状態にあることが判別できるような表示を行う手段を有する。図16に本発明の一実施例である接続状態と、電波強度のOSDサンプルを示す。例えば、通信の接続状況を示す(接続中)と、電波の強度を示す(LEVEL02)とが表示される。以上の機能を実装することによって、情報の加工、編集が容易な情報端末で撮影画像に添付する情報を設定し、容易に撮像端末に情報を転送することを可能にし、ユーザの利便性を向上することを可能にしている。
本発明の通信情報転送方式の一つの実施の形態に係る撮像端末の一例としてのディジタルカメラの構成を模式的に示す上面図である。 図1のディジタルカメラを被写体側から見た正面図である。 図1のディジタルカメラを撮影者側から見た背面図である。 図1〜図3のディジタルカメラのシステムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態に係る撮像端末の他の一例としてのPDAの構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるカメラメモのOSD(オンスクリーンディスプレイ)サンプルを示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態における図6のカメラメモのデータ構造を示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるプロトコルスタック構造を示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるSPP(シリアルポートプロファイル)プロトコルシーケンスを示す模式的なシーケンス図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるデータフォーマットの一例を示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるOPPプロトコルシーケンスを示す模式的なシーケンス図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるファイルフォーマットを示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるOSD表示サンプルを示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるセットアップモードでのOSDサンプルを示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるセットアップモードでの他のOSDサンプルを示す模式図である。 本発明の通信情報転送方式の実施の形態におけるその他のOSDサンプルを示す模式図である。
符号の説明
1 ディジタルカメラ
2 カメラボディ
3 鏡胴ユニット
4 ストロボ発光部
5 測距ユニット
6 光学ファインダ
7 リモコン(リモートコントロール)受光部
9 レリーズボタン
10 モードダイヤル
11 サブLCD(液晶表示部)
13 LCDモニタ
14 AF(オートフォーカス)−LED(発光ダイオード)
15 ストロボLED
16 電源スイッチ
17 操作ボタンユニット
18 ズームボタン
19 操作部
21 外部拡張カード
22 カードスロット
30 ズームレンズ
31 ズーム駆動モータ
32 ズーム光学系
33 フォーカスレンズ
34 フォーカス駆動モータ
35 フォーカス光学系
36 絞り
37 絞りモータ
38 絞りユニット
39 メカニカルシャッタ(メカシャッタ)
40 メカシャッタモータ
41 メカシャッタユニット
42 モータドライバ
45 CCD(電荷結合素子)固体撮像素子
46 F/E(フロントエンド)−IC(集積回路)
47 CDS(相関二重サンプリング)部
48 AGC(自動利得制御器)
49 A/D(アナログ−ディジタル)変換器
50 ディジタルスチルカメラプロセッサ
51 第1のCCD信号処理ブロック
52 TG(Timing Generator〜タイミング発生器)
53 第2のCCD信号処理ブロック
54 CPU(中央処理部)ブロック
55 ローカルSRAM(スタティックRAM)
56 USBブロック
57 シリアルブロック
58 JPEG−CODECブロック
59 リサイズブロック
60 TV(テレビジョン)信号表示ブロック
61 カードコントローラブロック
65 ROM(リードオンリメモリ)
66 RAM(ランダムアクセスメモリ)
67 SDRAM(シンクロナスダイナミックRAM)
68 内蔵メモリ
69 LCDドライバ
70 ビデオアンプ(ビデオ増幅器)
71 ビデオジャック
72 USB(Universal Serial Bus)コネクタ
73 シリアルドライバ回路
74 RS−232Cコネクタ
75 サブCPU(中央処理部)
76 ブザー
77 サブLCDドライバ
79 マイク(マイクロフォン)
80 マイクアンプ(マイク増幅器)
81 音声記録回路
83 スピーカ
84 音声再生回路
85 オーディオアンプ
86 ブルートゥース回路
91 ストロボ回路
102 CPU
103 PROM
104 RAM
105 内蔵メモリ
106 キーI/F制御部
107 ハードウェアキー
108 カメラ制御部
109 カメラ部
110 画像制御部
111 LCD部
112 画像圧縮伸張制御部
113 USB I/F制御部
114 USBケーブル
115 CF制御部
116 CFインタフェース
117 通信カード
118 SDカード制御部
119 SDカードインタフェース
120 SDカード
121 プリンタ
122 A/D変換部
123 マイクロフォン

Claims (5)

  1. 無線通信機能を有する情報端末と無線通信機能および撮影機能を有する撮像端末との間でポイントツーポイントの無線通信を行って情報を交換することが可能なシステムにおいて、
    前記情報端末で編集され、設定された情報を、リモートの無線通信機能を利用して、前記撮像端末内の情報構造の位置を特定するID番号と指定された位置のデータとを連結して、前記情報端末から前記撮像端末へ送信する手段と、
    前記撮像端末で、受信したID番号とデータとを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する手段と、
    前記撮像端末で、撮影時に撮影画像に添付する情報を表示選択することを可能とする手段と、
    前記撮像端末で、撮影時に展開された情報を自動的に撮影画像に添付する手段と
    を有することを特徴とする通信情報転送方式。
  2. 前記情報端末から、リモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示する確認画面を表示する手段と、
    前記確認画面で、登録が選択された場合には、受信したID番号およびデータを、撮影時に撮影画像に添付する情報フォーマットに展開する手段と、
    前記確認画面で、非登録が選択された場合には、受信した情報を破棄する手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信情報転送方式。
  3. 情報端末から、リモートの無線通信で、撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを表示する確認画面を表示するか否かの選択肢を事前にシステムに登録する手段と、
    受信したデータを表示する確認画面を表示するか否かを示すオン/オフを表示ユニットにてユーザが選択することを可能とする手段と
    を有することを特徴とする請求項に記載の通信情報転送方式。
  4. 撮影時に撮影画像に添付する情報を受信した場合に、受信したデータを登録するか否かの選択肢を事前にシステムに登録する手段と、
    受信したデータを登録するか否かを示すオン/オフを表示ユニットにてユーザが選択することを可能とする手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信情報転送方式。
  5. 無線通信機能を有する情報端末と無線通信機能および撮影機能を有する撮像端末との間で、ポイントツーポイントの無線通信の接続が完了し、撮像端末がデータを受信する状態にあることが判別できるような表示を行う手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信情報転送方式。
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