JP5672259B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、DCDCコンバータやインバータなど、多数のパワー半導体素子を備える電力変換装置に関する。
電気自動車のモータ駆動用のインバータなど、大電流を扱う電力変換装置は、IGBTなどのパワー半導体素子を多数備えている。パワー半導体素子は発熱量が大きいため、他の素子の回路とは別に、パワー半導体素子だけを集積して集中的に冷却する構造が採用されることがある。そのような構造の一つに、半導体素子を収めた平板型の複数の半導体モジュールと複数の平板型の冷却器を交互に積層してユニット化する技術が知られている。本明細書では、そのような積層体を半導体積層ユニットと称する。半導体積層ユニットの例が特許文献1に開示されている。
特開2011−151992号公報
パワー半導体の一つが故障した場合、即ち、一つの半導体モジュールが故障した場合、半導体積層ユニット全体を交換するのではなく、故障した半導体モジュールだけを交換する方が経済的である。それゆえ、個々の半導体モジュールが着脱可能に構成されていることが望ましい。しかしながら、従来は、半導体モジュールから延びている端子(内部の半導体素子と導通する端子)と他の回路を接続する導電線(バスバ)は溶接されており、簡単には取り外せない構造となっていた(例えば特許文献1)。なお、バスバ(BUS BAR)とは、流す電流が比較的に大きい場合に用いられる導体であり、平板状の細長金属部材の一般名称である。また、以下説明の簡単化のため、半導体モジュールから延びている端子をモジュール側端子と称することがある。
半導体モジュールを交換可能とするには、バスバとモジュール側端子を、着脱が可能(接続と分離が可能)とする必要がある。他方、半導体積層ユニットでは、平行に並ぶ半導体モジュールから狭い間隔でモジュール側端子が並んで立設しており、モジュール側端子とバスバを着脱可能に接続する空間が狭い。本明細書は、半導体積層ユニットを備えた電力変換装置であり、積層された半導体モジュールの端子とバスバを、狭い空間で着脱可能に接続する技術を提供する。
半導体積層ユニットの半導体素子(パワー半導体素子)は大電流を扱うため、電力や信号の通信にはワイヤ線ではなく、平板状の導体が用いられる。前述したように、大電流を流すための平板状の導体は一般にバスバと呼ばれる。バスバと接続されるモジュール側端子も大電流が流れるために平板状であることが多い。本明細書が開示する技術は、モジュール側端子と、その端子と接続すべきバスバがともに平板状であることを利用し、それらをクリップにて接続することによって、狭い空間でバスバとモジュール側端子を着脱可能とする。
本明細書は、上記した半導体積層ユニットを有する新規な電力変換装置を提供する。半導体積層ユニットは、半導体素子を収めた平板型の複数の半導体モジュールと複数の平板型の冷却器を交互に積層したユニットである。半導体積層ユニットの各半導体モジュールからは、平板状の端子(モジュール側端子)が平行に延びている。モジュール側端子は、電力変換装置内の他の回路から延びている平板状のバスバと接続される。モジュール側端子とバスバはクリップにて挟持保持される。本明細書が開示する電力変換装置は、さらに、複数の半導体モジュールの夫々に対応して複数のクリップを並べて保持するクリップハウジングと、クリップの並び方向に延びる回転軸を有してクリップハウジングに回動可能に取り付けられており、回動すると各クリップを挟み込んで端子とバスバを重ねて挟持保持するスリットが設けられているレバーを備える。以下では、クリップハウジングとレバーで構成されるモジュールをクリップホルダと称することがある。
上記の電力変換装置は、複数のクリップを支持するクリップホルダを採用することで、狭い間隔で並んでいるバスバとモジュール側端子の組を容易に着脱することができる。端子とバスバを重ねたものを挟持保持する場所にクリップが位置するようにクリップハウジングを配置した上で、レバーを回動させればバスバとモジュール側端子の組を固定することができる。レバーを元に戻せばバスバとモジュール側端子の組を開放することができる。クリップはバスバとモジュール側端子の複数の組に対して用意されており、レバーの回動によってその複数の組を同時に挟持/開放することができる。本明細書が開示する電力変換装置は、狭い空間でバスバとモジュール側端子を容易に着脱することができる。
本明細書が開示する技術の詳細、及び、さらなる改良は、発明の実施の形態で説明する。
電力変換装置の内部を示す斜視図である。 クリップホルダをバスバとモジュール側端子の接続部分から外した図である。 クリップホルダをバスバとモジュール側端子の接続部分にセットした図である(クリップは開放状態)。 クリップホルダをバスバとモジュール側端子の接続部分にセットした図である(クリップがバスバとモジュール側端子を挟持した状態)。 レバーとクリップの部分拡大平面図である(レバーがクリップに係合する前)。 レバーとクリップの部分拡大平面図である(レバーがクリップに係合する途中)。 レバーとクリップの部分拡大平面図である(係合完了)。 クリップホルダの変形例を示す。
図面を参照して実施例の電力変換装置を説明する。実施例の電力変換装置は、電気自動車に搭載され、数十キロワット程度のモータに電力を供給するインバータ2である。インバータ2は、バッテリの電力を昇圧する昇圧コンバータ回路と、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路を含んでいる。図1は、インバータ2の内部構造を示す斜視図である。
インバータ2は、主として、基板、コンデンサ、リアクトル、及び、半導体積層ユニット3で構成される。図1には、半導体積層ユニット3に取り付けられている電流センサユニット40とクリップホルダ50が描かれている。図1では、その他の部品、即ち、基板、コンデンサ、及び、リアクトルの図示は省略している。
例えば、モータの出力を50キロワットとし、モータの定格入力電圧を500ボルトとすると、流れる電流は100アンペアとなる。昇圧コンバータ回路とインバータ回路のスイッチング素子(半導体素子)には100アンペア程度の電流が流れることになる。2個のスイッチング素子を並列に使ったとしても、1つのスイッチング素子には50アンペア流れることになる。スイッチング素子は、典型的にはIGBTに代表されるパワートランジスタと、パワートランジスタと逆並列に接続されるダイオードである。それらの素子にはトータルで100アンペア(2個並列の場合は50アンペア)の電流が流れるので、発熱量が大きい。そのため、スイッチング素子は、その他の回路(スイッチング素子を駆動するPWM信号を生成する制御回路など)とは別に、半導体積層ユニット3に集積されている。
半導体積層ユニット3は、上記したスイッチング素子を内蔵した複数の平板型の半導体モジュール5と、複数の平板型の冷却プレート4(冷却器)を交互に積層したユニットである。冷却プレート4の内部は冷媒が流れる冷媒流路となっている。隣接する冷却プレート同士は接続パイプで繋がれる。端部の冷却プレートには外部から冷媒を供給するための供給管と、半導体モジュール5を冷却した後の冷媒を外部へ戻す排出管が接続する。供給管から供給された冷媒は、接続パイプを通じて全ての冷却プレート4へと拡がり、排出管を通じて外部へ排出される。平板型の半導体モジュール5はその両側から冷やされ、スイッチング素子の発熱が抑えられる。なお、スイッチング素子を制御する回路は、半導体積層ユニット3とは別体の基板(不図示)に実装される。
電流センサユニット40は、半導体モジュール5に内蔵されたスイッチング素子に流れる電流を計測する。電流センサユニット40からバスバ7が延びており、そのバスバ7が半導体モジュール5の端子(モジュール側端子6a)と接続される。
電流センサユニット40に隣接するようにクリップホルダ50が配置される。クリップホルダ50は、バスバ7とモジュール側端子6aを挟み込んで固定する複数のクリップを備えたモジュールである。クリップホルダ50は電流センサユニット40と一体化され、ケース14に固定される(具体的には後述する)。なお、図1では、半導体積層ユニット3と電流センサユニット40とクリップホルダ50はインバータ2のケース14から外した状態で描いてあることに留意されたい。半導体モジュール5内のスイッチング素子は、モジュール側端子6a、バスバ7、及び、電流センサユニット40を介して基板の回路と接続される。コンデンサやリアクトルも基板と接続される。一部のスイッチング素子は、モジュール側端子6a、バスバ7、及び、電流センサユニット40を介してコンデンサやリアクトルと接続される。なお、半導体モジュール5からは3本のモジュール側端子6a、6b、及び、6cが延びているが、図では、バスバとモジュール側端子の接続構造を見せるため、モジュール側端子6b、6cと接続されるバスバは図示を省略している。クリップホルダ50も、バスバ7とモジュール側端子6aを挟み込むクリップのみを示しており、他のモジュール側端子をバスバとともに挟み込みクリップについては図示を省略していることに留意されたい。以下では、モジュール側端子6aについて説明するが、モジュール側端子6b、6cについても同様である。
モジュール側端子6aとバスバ7との接続構造をさらに詳しく説明する。夫々の半導体モジュール5の上面から3本の端子(モジュール側端子6a、6b、6c)が延びている。昇圧コンバータ回路とインバータ回路では、パワートランジスタ(IGBT)とダイオードの組が一つの半導体モジュール5に収められている。モジュール側端子6aは直列接続の正極(P極)用電極であり、モジュール側端子6bは直列接続の負極(N極)用の電極である。なお、半導体モジュール5の下面からは、パワートランジスタのゲートに信号を供給する端子が出ているが、その端子は図示を省略している。ゲートに加える信号は小電流で済むため、モジュール側端子6aに用いるバスバ7と同じ太さのバスバを用いる必要はない。
前述したように、スイッチング素子には数十〜100アンペア程度の電流が流れるため、モジュール側端子6aは平板状であり、モジュール側端子6aに電力を供給する導電部品にも平板状のバスバ7が用いられる。図1に示されているように、モジュール側端子6aは、積層された半導体モジュール5の夫々から平行に延びている。そのため、積層方向に隣接するモジュール側端子6aの間の空間は狭い。半導体モジュール5を個別に着脱可能にするには、バスバ7とモジュール側端子6aの接続を取り外し可能にしなければならない。隣接するモジュール側端子6aの間の空間は狭いが、その狭い空間でバスバ7とモジュール側端子6aを着脱可能に接続する構造を次に説明する。なお、以下の説明は他のモジュール側端子6b、6cにも該当することに留意されたい。
バスバ7とモジュール側端子6aは、クリップ20で接続される。バスバ7とモジュール側端子6aの組に対して一つのクリップが対応し、バスバ7とモジュール側端子6aの組の数だけクリップが用意される。複数のクリップ20はクリップホルダ50に支持される。詳しくは後述するが、クリップ20は、平板状のモジュール側端子6aと平板状のバスバ7を重ねた状態で両者を挟持し、それらの接続を保持する。なお、図1に示すように、複数の半導体モジュール5のそれぞれからモジュール側端子6aが延びており、各々はいずれもクリップ20でバスバ7と個別に接続される。
図2に、バスバ7とモジュール側端子6aの接続部分、及び、クリップホルダ50の拡大図を示す。バスバ7は、半導体積層ユニット3の側方(図中のY方向)からモジュール側端子6aに近づき、モジュール側端子6aと重なりつつ上方へ屈曲している。バスバ7とモジュール側端子6aが重なった部分がクリップ20によって挟持保持される。クリップ20は、クリップホルダ50に固定されている。クリップホルダ50は、複数のクリップを支持するハウジング52(クリップハウジング)と、ハウジング52に対して回動するレバー51で構成される。ハウジング52とレバー51は例えば樹脂の射出成形にて製造される。ハウジング52とレバー51はそれぞれ複数の梁(固定梁52a、可動梁51a)を有している。複数の固定梁52aは複数の可動梁51aと交互に重なりあう。それぞれのクリップ20は一対の湾曲した金属板であり、その根元部分がハウジング52の固定梁52aの先端に圧入され固定されている。また、ハウジング52の両側にはクリップホルダ50を固定するためのリブ56が設けられている。電流センサユニット40とクリップホルダ50は一体化され、このリブ56を使ってケース14に固定される。具体的には、リブ56の孔にボルトを通し、電流センサユニット40とクリップホルダ50が一体化したアセンブリが、ケース14に設けられたボス(不図示)に固定される。
図3と図4に、クリップホルダ50を電流センサユニット40にセットした状態の斜視図を示す。図3は、レバー51が上げられており、クリップ20が開放された状態を示している。図4は、レバー51が下げられてクリップ20に係合している状態を示している。ハウジング52の複数の固定梁52aの夫々は、クリップホルダ50が電流センサユニット40に組み合わせられてセットされると、バスバ7とモジュール側端子6aが接触している部分の上方に位置する。クリップ20の根元は固定梁52aの先端の下面に固定され、バスバ7とモジュール側端子6aの組に向けて下方に延びている。レバー51は、ハウジング52に回動可能に支持されている。レバー51は、複数のクリップ20の並び方向に延びる回転軸C1の周りに回動することができる。レバー51は、図3の矢印Aが示す方向に回動する。レバー51には、回動すると各クリップをその両側から挟み込む複数の可動梁51aと、隣接する可動梁51aの間でモジュール側端子6aとバスバ7を重ねて挟持保持するスリット51bが設けられている。スリット51bは、隣接する2つの可動梁51aの間の空間に相当する。図4に示すように、レバー51を下げると、複数のスリット51bのそれぞれにクリップ20が挟まれ、複数のクリップ20が同時にバスバ7とモジュール側端子6aの組を挟持する。なお、可動梁51aの先端(図におけるスリット51bの開口部の両側)は、本来、相互に連結されているが、図ではスリット51b、及び、スリット51bに係合するクリップ20が理解し易いように連結部の図示を省略している。
図5A−図5Cに、スリット51bにクリップ20が係合し、クリップ20が閉じてバスバ7とモジュール側端子6aを挟持保持する様子を示す。図5Aは、レバー51(スリット51b)がクリップ20に係合する前を示しており、図5Bはレバー51(スリット51b)がクリップ20に係合する途中を示しており、図5Cは係合が完了した状態を示している。なお、レバー51は回動式であるが、図5A−図5Cではクリップ20がスリット51bに係合する様子が理解し易いように、レバー51は上方(Z軸方向)から並進して降下するように描いてあることに留意されたい。
図5A−図5Cによく示されているように、クリップ20は一対の湾曲金属板で構成されている。一対の金属板全体を平面視すると(図のY方向から観察すると)、クリップ20は、上側の外湾曲部20aと下側の外湾曲部20bとそれらの間にはさまれたくびれ部20cで構成される瓢箪型をなしている。図5Aに示されているように、クリップ20は外側から荷重を受けていない状態(無荷重状態)では先端とくびれ部20cが拡がっており、バスバ7とモジュール側端子6aを重ねたものがクリップ20の内側に触れることなく位置することができる。即ち、クリップ20は、無荷重のときにはモジュール側端子6aとバスバ7を重ねた厚みよりも幅広の内幅を有する。また、可動梁51aの先端にはテーパ51cが形成されており、スリット51bの開口が末広がりになっている。このテーパ51cにより、クリップ20はスリット51bにスムーズに係合することができる。図5Bは、レバー51が下降し、クリップ20の上側外湾曲部20aが可動梁51aの側面によって荷重を受けている状態を示している。この状態でバスバ7とモジュール側端子6aはくびれ部20cによって挟持される。しかし下側外湾曲部20bが開放されており、クリップ20によるバスバ7とモジュール側端子6aの挟持は十分ではない。図5Cはクリップ20が完全にスリット51b内に収まって係合が完了した状態を示している。クリップ20の上側外湾曲部20aと下側外湾曲部20bが共に可動梁51aの側面から荷重を受け、クリップ20の内幅が狭まり、バスバ7とモジュール側端子6aが挟持保持される。特に、瓢箪型のクリップ20の上側外湾曲部20aと下側外湾曲部20bが共に可動梁51aの側面から荷重を受け、それらの間のくびれ部20cがバスバ7とモジュール側端子6aをしっかりと挟持する。さらに、下側外湾曲部20bはクリップの支持点(固定梁52aに支持されている点)に対してくびれ部20cよりも遠い位置にあり、てこの原理によりくびれ部20cは強い力でバスバ7とモジュール側端子6aを挟持保持する。
図6を参照してクリップホルダの変形例を説明する。図6は、図4に対応する図である。変形例のクリップホルダ150は、ハウジング152が突部152cを有する点で前述のクリップホルダ50と異なる。その他はクリップホルダ50と同じであるので符号は省略した。突部152cは、レバー51が回動の途中に可動梁51aの側面が通過する位置に設けられている。レバー51が突部152cを乗り越えて完全に通過すると、レバー51がクリップ20と係合するように位置する。突部152cを乗り越えたレバー51は、上方に戻り難くなる。突部152cを設けることによって、クリップ20がレバー51から外れ難くなる。クリップホルダ150は、車両が振動してもレバー51が外れ難い。また、レバー51を操作する作業者は、突部152cを完全に超えると手ごたえが変化するのでその手ごたえの変化でレバー51が完全にクリップ20に係合したことを知ることができる。
実施例にて説明した技術の利点、及び、留意点を述べる。クリップホルダ50(150)は、レバー操作のワンタッチで複数のバスバ7とモジュール側端子6aを挟持したり開放したりすることができる。即ち、ワンタッチでバスバ7とモジュール側端子6aを着脱することができる。さらに、クリップホルダが、櫛歯状の固定梁52aと可動梁51aを有する上記構造を備えることによって、狭い間隔で平行に並ぶ複数のモジュール側端子6aの夫々に対してバスバ7を同時に着脱することができる。さらに、係合する前はクリップ20の内幅がバスバ7とモジュール側端子6aを重ねたものよりも広いので、ほとんど摩擦なくクリップ20を嵌めることができる。すなわち、ZIF(Zero Insertion Force)が実現される。上記の利点により、半導体モジュール5の交換が容易となる。インバータ2では、半導体モジュール5の一つが故障した場合、半導体積層ユニット3を交換する必要がなく、故障した半導体モジュールのみを交換することができるので経済性に優れる。
クリップ20は金属板で作られたものでよいが、樹脂で作られたものであってもよい。金属板で作る場合はプレス加工で成形するのがよい。樹脂で作る場合は射出成型で成形するのがよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:インバータ(電力変換装置)
3:半導体積層ユニット
4:冷却プレート(冷却器)
5:半導体モジュール
6a、6b、6c:モジュール側端子
7:バスバ
14:ケース
20:クリップ
20a:上側外湾曲部
20b:下側外湾曲部
20c:くびれ部
40:電流センサユニット
50、150:クリップホルダ
51:レバー
51a:可動梁
51b:スリット
51c:テーパ部
52:ハウジング
52a:固定梁
152c:突起
C:レバーの回動軸

Claims (1)

  1. 半導体素子を収めた平板型の複数の半導体モジュールと複数の平板型の冷却器が交互に積層された半導体積層ユニットであり、各半導体モジュールから平板状の端子が平行に延びている半導体積層ユニットと、
    端子と接続される平板状のバスバと、
    端子とバスバを重ねて挟持保持するクリップと、
    複数の半導体モジュールの夫々に対応して複数のクリップを並べて保持するクリップハウジングと、
    クリップの並び方向に延びる回転軸の周りに回動可能にクリップハウジングに取り付けられており、回動すると各クリップを挟み込んで端子とバスバを重ねて挟持保持するスリットが設けられているレバーと、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
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