JP5671270B2 - 帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラム - Google Patents

帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、帳票(具体的には請求書などの外部向け書類)に関するPDF(Portable Document Format)ファイルの作成および当該PDFファイルの電子メールでの送信を自動で実行する帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラムに関する。
特許文献1には、蓄積している利用明細データのうち所定期間分の利用明細データを所定のタイミングで抽出してユーザ別の利用明細通知データを作成し、当該利用明細通知データから利用明細通知メールを作成し、当該利用明細通知メールをユーザの端末宛に送信する利用明細発行システムに関する技術が開示されている。
特許文献2には、明細データを取り込んでメールでの配信を行う本体部と、明細のPDFファイルが添付された個人毎のメールを配信するメールサーバと、を有する給与・賞与明細ペーパレスシステムに関する技術が開示されている。
特許文献3には、文書作成用データを用いて電子化文書を生成し、当該電子化文書と電子署名データとを結合させて電子的に配送する電子署名文書配信システムに関する技術が開示されている。
特許文献4には、電子メールに添付されて送信される送信ファイルを送信先毎に異なるディレクトリに記憶する送信ファイル記憶装置と、当該送信ファイルが添付された電子メールを作成し、当該電子メールを送信先に送信するメール送信装置と、を備えたメール誤送信防止システムに関する技術が開示されている。
非特許文献1には、CSV(Comma Separated Values)データからExcel(Microsoft(会社名)が販売している表計算ソフトの製品名)納品書を作成し、当該Excel納品書に暗号化とパスワード設定を行ってセキュアPDF納品書を作成し、メール電文テンプレートに送信先情報等を差し込み、当該セキュアPDF納品書を添付して各得意先宛にメール送信するシステム事例が開示されている。
特開2002−175485号公報 特開2003−242309号公報 特開2004− 7387号公報 特開2008−242919号公報
株式会社グローバル・ネットワークの製品「Excel/PDF Mailer」に関するサイトのURL:http://www.global.co.jp/pdf/iep25.pdf
しかしながら、従来技術では、送信用のデータまたはファイルの作成から当該データまたはファイルの送信までの処理が一括して自動的に実行されるので、送信用のデータまたはファイルの内容(具体的には、当該データまたはファイルが請求書に関するものであった場合には、請求金額など)に誤りがあった場合には、当該誤った内容のものがそのまま送信されて送信側の信用が失われる虞がある、という問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、送信側の作業負担軽減および経費削減を実現しつつ、当該送信側の信用が失われる虞の回避を図ることができる帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる帳票作成・送信装置は、制御部と記憶部とを備えた帳票作成・送信装置であって、前記記憶部は、送信対象とする帳票である対象帳票、PDF(Portable Document Format)ファイルの作成を開始する日時であるPDF作成開始日時および電子メールの作成を開始する日時であるメール作成開始日時を指示するための指示画面を介して指示された当該対象帳票に記載される帳票データを保持しているCSV(Comma Separated Values)ファイルと、前記指示画面を介して指示された前記PDF作成開始日時および前記メール作成開始日時を含む指示ファイルと、を記憶し、前記制御部は、前記CSVファイルに基づいて、前記帳票データが記載された前記対象帳票に関する前記PDFファイルを、前記PDF作成開始日時に作成し始めるPDF作成手段と、前記PDF作成手段で作成された前記PDFファイルを含み且つ前記対象帳票と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信するメール送信手段と、を備えたこと、を特徴とする。
また、本発明にかかる帳票作成・送信装置は、前記の帳票作成・送信装置において、前記PDF作成手段は、作成した前記PDFファイルに第1のパスワードを設定し、当該第1のパスワードが設定された当該PDFファイルを第1のフォルダに送信用のものとして格納し、また、作成した前記PDFファイルに第2のパスワードを設定し、当該第2のパスワードが設定された当該PDFファイルを第2のフォルダに確認用のものとして格納し、前記メール送信手段は、前記第1のフォルダに格納されている前記PDFファイルを含む前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、送信が完了した前記電子メールに含まれる前記PDFファイルを第3のフォルダに送信済みのものとして格納すること、を特徴とする。
また、本発明にかかる帳票作成・送信装置は、前記の帳票作成・送信装置において、前記制御部は、前記PDF作成手段および前記メール送信手段のそれぞれで実行された処理内容に関するログを記録するログ管理手段をさらに備えたこと、を特徴とする。
また、本発明は帳票作成・送信方法に関するものであり、本発明にかかる帳票作成・送信方法は、制御部と記憶部とを備えた情報処理装置で実行される帳票作成・送信方法であって、前記記憶部は、送信対象とする帳票である対象帳票、PDF(Portable Document Format)ファイルの作成を開始する日時であるPDF作成開始日時および電子メールの作成を開始する日時であるメール作成開始日時を指示するための指示画面を介して指示された当該対象帳票に記載される帳票データを保持しているCSV(Comma Separated Values)ファイルと、前記指示画面を介して指示された前記PDF作成開始日時および前記メール作成開始日時を含む指示ファイルと、を記憶し、前記制御部で実行される、前記CSVファイルに基づいて、前記帳票データが記載された前記対象帳票に関する前記PDFファイルを、前記PDF作成開始日時に作成し始めるPDF作成ステップと、前記PDF作成ステップで作成された前記PDFファイルを含み且つ前記対象帳票と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信するメール送信ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明は帳票作成・送信プログラムに関するものであり、本発明にかかる帳票作成・送信プログラムは、制御部と記憶部とを備えた情報処理装置に実行させるための帳票作成・送信プログラムであって、前記記憶部は、送信対象とする帳票である対象帳票、PDF(Portable Document Format)ファイルの作成を開始する日時であるPDF作成開始日時および電子メールの作成を開始する日時であるメール作成開始日時を指示するための指示画面を介して指示された当該対象帳票に記載される帳票データを保持しているCSV(Comma Separated Values)ファイルと、前記指示画面を介して指示された前記PDF作成開始日時および前記メール作成開始日時を含む指示ファイルと、を記憶し、前記制御部に実行させるための、前記CSVファイルに基づいて、前記帳票データが記載された前記対象帳票に関する前記PDFファイルを、前記PDF作成開始日時に作成し始めるPDF作成ステップと、前記PDF作成ステップで作成された前記PDFファイルを含み且つ前記対象帳票と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信するメール送信ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、記憶部には、対象帳票、PDF作成開始日時およびメール作成開始日時を指示するための指示画面を介して指示された当該対象帳票に記載される帳票データを保持しているCSVファイルと、指示画面を介して指示されたPDF作成開始日時およびメール作成開始日時を含む指示ファイルと、が記憶されており、制御部は、CSVファイルに基づいて、帳票データが記載された対象帳票に関するPDFファイルをPDF作成開始日時に作成し始め、作成されたPDFファイルを含み且つ対象帳票と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする電子メールをメール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信する。これにより、送信側の作業負担軽減および経費削減を実現しつつ、当該送信側の信用が失われる虞の回避を図ることができる、という効果を奏する。
また、本発明によれば、制御部は、作成したPDFファイルに第1のパスワードを設定し、当該第1のパスワードが設定された当該PDFファイルを第1のフォルダに送信用のものとして格納し、作成したPDFファイルに第2のパスワードを設定し、当該第2のパスワードが設定された当該PDFファイルを第2のフォルダに確認用のものとして格納し、第1のフォルダに格納されているPDFファイルを含む電子メールをメール作成開始日時に作成し始め、送信が完了した電子メールに含まれるPDFファイルを第3のフォルダに送信済みのものとして格納する。これにより、担当者によるPDFファイルの確認を滞りなく行うことができ且つPDFファイルの送り漏れを防ぐことができる、という効果を奏する。
また、本発明によれば、制御部は、PDFファイルを作成する処理および電子メールを送信する処理の内容に関するログを記録する。これにより、これらの処理中に発生したエラー箇所の特定が行い易くなる、という効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかる帳票作成・送信システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態にかかる帳票作成・送信システムで実行されるメイン処理の一例を示す図である。 図3は、取引先マスタのメンテナンス画面の一例を示す図である。 図4は、請求書発行画面の一例を示す図である。 図5は、配信指示入力画面の一例を示す図である。 図6は、フォルダの階層構造の一例を示す図である。 図7は、ログ管理画面の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態にかかる帳票作成・送信システムの構成について、図1を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる帳票作成・送信システムの構成の一例を示すブロック図である。
帳票作成・送信システムは、帳票作成・送信装置100とクライアント200とメールサーバ300とネットワーク400とを含む。
メールサーバ300は、主に、外部から依頼された電子メールの送受信を行うサーバである。ネットワーク400は、例えばインターネット、イントラネットおよびLAN(Local Area Network)等である。
クライアント200は、具体的には市販のパーソナルコンピュータである。クライアント200は、帳票作成・送信システムを利用する請求担当者に割り当てられているものである。クライアント200は、制御部202と通信インターフェース部204と記憶部206と入出力インターフェース部208とを備える。これら各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部204は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、クライアント200をネットワーク400に通信可能に接続する。通信インターフェース部204は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
記憶部206は、各種のデータベースやテーブルやファイルなどが格納されている。記憶部206はストレージ手段であり、記憶部206として、例えば、RAM・ROM等のメモリ装置や、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等を用いることができる。記憶部206には、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。
入出力インターフェース部208は、入力装置212や出力装置214が接続されている。ここで、出力装置214には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。なお、以下では、出力装置214をモニタ214として記載する場合がある。入力装置212には、キーボードやマウスやマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。
制御部202は、クライアント200を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)等である。制御部202は、OS(Operating System)等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部202は、請求書発行部202aと配信指示部202bとCSV作成部202cとを備える。
請求書発行部202aは、請求書の一覧表の発行を行うための請求書発行画面(図4参照)を出力装置214に表示し、請求担当者により指示された請求先に関するメール送付用の請求データを作成する。配信指示部202bは、配信指示入力画面(図5参照)を出力装置214に表示し、請求担当者に処理(送信)対象とする請求書(対象請求書)、PDF作成開始日時およびメール作成開始日時などを指示させる。配信指示部202bは、配信指示入力画面に表示されている内容(具体的には、対象請求書、PDF作成開始日時、メール作成開始日時、メールタイトル、メール本文、送信元アドレスおよび署名など)を含む配信指示ファイルを作成する。なお、配信指示入力画面の一例については、後述[2.処理]にて説明する。CSV作成部202cは、メール送信用の請求データに基づいて、当該請求データを保持したCSVファイルを作成する。
帳票作成・送信装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106とを備える。これら各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、帳票作成・送信装置100をネットワーク400に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
記憶部106には、各種のデータベースやテーブルやファイルなどが格納されている。記憶部106はストレージ手段であり、記憶部106として、例えば、RAM・ROM等のメモリ装置や、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等を用いることができる。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。記憶部106は、CSV記憶部106aとCSV・ステータス記憶部106bとPDF記憶部106cと本発明の第2のフォルダに相当する確認用PDF記憶部106dと本発明の第1のフォルダに相当する送信用PDF記憶部106eと保存用PDF記憶部106fと本発明の第3のフォルダに相当する送信済PDF記憶部106gとログ記憶部106hとを含む。
CSV記憶部106aは、クライアント200から転送されたCSVファイルおよび本発明の指示ファイルに相当する配信指示ファイルを格納する。CSV・ステータス記憶部106bは、後述するCSV移動部106aで移動したCSVファイルおよび配信指示ファイル、および後述するステータス管理部106bで作成したステータスファイルを格納する。
PDF記憶部106cは、後述するPDF作成部102cで作成したPDFファイルを格納する。確認用PDF記憶部106dは、請求担当者に確認させるための請求書に関するPDFファイルであって全PDFファイルに共通する予め用意されたマスタパスワード(本発明の第2のパスワードに相当)が設定された確認用PDFファイルを格納する。送信用PDF記憶部106eは、請求先に送信する請求書に関するPDFファイルであって請求先単位で予め用意された請求先パスワード(本発明の第1のパスワードに相当)が設定された送信用PDFファイルを格納する。保存用PDF記憶部106fは、PDFファイルが1つに纏められた保存用PDFファイルを格納する。送信済PDF記憶部106gは、後述するメール送信部102dで送信済みの電子メールに添付された送信用PDFファイルを送信済のものとして格納する。
ログ記憶部106hは、後述するログ管理部102eで記録したログ(具体的には、後述するPDF作成部102cで実行された処理の内容およびメール送信部102dで実行された処理の内容などに関するログなど)を格納する。
制御部102は、帳票作成・送信装置100を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)等である。制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、CSV移動部102aとステータス管理部102bとPDF作成部102cとメール送信部102dとログ管理部102eとを備える。
CSV移動部102aは、クライアント200から転送されたCSVファイルおよび配信指示ファイルの両方がCSV記憶部106aに格納されると、当該CSVファイルおよび配信指示ファイルをCSV・ステータス記憶部106bに移動(ムーブ)する。
ステータス管理部102bは、CSV移動部102aで実行されたファイルの移動処理が完了すると、当該移動の完了を示すステータスファイルを作成し、作成したステータスファイルをCSV・ステータス記憶部106bに格納する。ステータス管理部102bは、PDF作成部102cで実行されたPDFファイルの作成処理が成功した場合には、当該作成の成功を示すステータスファイルまたは全ての処理の完了を示すステータスファイルを作成し、作成したステータスファイルをCSV・ステータス記憶部106bに格納する。ステータス管理部102bは、メール送信部102dで実行された電子メールの送信処理が成功した場合には、全ての処理の完了を示すステータスファイルを作成し、作成したステータスファイルをCSV・ステータス記憶部106bに格納する。
PDF作成部102cは、配信指示ファイル中のPDF作成開始日時が来ると、CSVファイルおよび当該配信指示ファイルに基づいて、対象請求書ごとに、請求書に関するPDFファイルを作成し、作成したPDFファイルをPDF記憶部106cに格納する。PDF作成部102cは、PDFファイルに基づいて確認用PDFファイルを作成し、作成した確認用PDFファイルを確認用PDF記憶部106dに格納する。PDF作成部102cは、PDFファイルに基づいて送信用PDFファイルを作成し、作成した送信用PDFファイルを送信用PDF記憶部106eに格納する。PDF作成部102cは、PDFファイルに基づいて保存用PDFファイルを作成し、作成した保存用PDFファイルを保存用PDF記憶部106fに格納する。
メール送信部102dは、配信指示ファイル中のメール作成開始日時が来ると、電子メールを生成し、配信指示ファイル中の請求先コードに基づいて請求先のメールアドレスを取得する。メール送信部102dは、電子メールに送信用PDFファイルを添付する。メール送信部102dは、電子メールに、配信指示ファイル中のメールタイトル、メール本文および署名などを設定したり、取得したメールアドレスを宛先として設定したりする。メール送信部102dは、電子メールの送信をメールサーバ300に依頼する。メール送信部102dは、送信済みの電子メールに添付された送信用PDFファイルを、送信済みのものとして送信済PDF記憶部106gに格納する。
ログ管理部102eは、制御部102で実行された処理の内容に関するログ(具体的には、PDFファイル作成部102cで実行された処理およびメール送信部102dで実行された処理の内容に関するログなど)を、当該処理の発生日時と共にログ記憶部106hに記録する。
[2.処理]
上述した構成の帳票作成・送信システムで実行されるメイン処理について、図2等を参照して詳細に説明する。図2は、帳票作成・送信システムで実行されるメイン処理の一例を示す図である。なお、図3のメンテナンス画面MAで示されているように、取引先マスタに含まれている請求先情報に請求先指定区分が追加で設けられ、当該請求先指定区分にはメール送信を指示する“1”が設定されているものとする。これにより、後述する請求書発行画面で、請求書指定区分に応じて、紙の請求書かメールかデータ出力かを制御する。
[ステップSA1:請求書発行]
ユーザは、クライアント200の入力装置212を操作して、請求書発行部202aの処理よりモニタ214に表示されている、請求書の一覧表の発行を行うための図4の請求書発行画面MB上で、請求書指定区分として、メール送信を指示する“1”を入力したり、請求年月、請求希望日および請求先CD(コード)などを入力したりする。
ユーザは、請求書発行画面MBがモニタ214に表示された状態で、クライアント200の入力装置212を操作して、請求書の発行(印刷)を指示するために機能するファンクションキーF11を押下する。
当該押下を受けると、クライアント200の請求書発行部202aは、入力された請求先に関するメール送付用の請求データを作成する。なお、データ作成時に新規データが存在する場合にはメッセージを表示してもよく、またデータ作成時に新規/再発行に関わらず未送信データが存在する場合にはメッセージを表示した上でデータの追加/上書きを選択させてもよい。
[ステップSA2:配信指示入力]
ユーザは、クライアント200の入力装置212を操作して、配信指示部202bの処理によりモニタ214に表示されている図5の配信指示入力画面MC上で、処理(送信)対象とする請求書(対象請求書)、PDF作成開始日時およびメール作成開始日時などを指示する。
ここで、配信指示入力画面MCについて図5を参照して説明する。配信指示入力画面MCは、領域MC1から領域MC10を含む。領域MC1は、前回の配信指示のときに生成された配信指示番号および今回の配信指示で生成された配信指示番号が表示されるように設計されている。領域MC2は、“PDFファイルの作成のみ”または“PDFファイルの作成およびPDFファイルの電子メールでの送信の両方”が指示できるように設計されている。領域MC3は、ステップSA1で作成された請求データなどの情報(具体的には、請求書番号、請求先、請求書発行日、送付元担当者、請求金額および前回PDF作成日時など)が表示されて対象請求書が選択できるように設計されている。領域MC4は、PDF作成開始日時およびメール作成開始日時が年月日と時分秒を別々に入力できるように設計されている。領域MC5は、電子メールのタイトルが入力できるように設計されている。領域MC6は、電子メールの本文が入力できるように設計されている。領域MC7は、署名が入力できるように設計されている。領域MC8は、電子メールの送信元のメールアドレス(具体的には当該配信指示入力画面MCを操作している請求担当者のメールアドレスなど)が入力できるように設計されている。領域MC9は、電子メールのbcc(blind carbon copy)に設定するメールアドレス(具体的には請求担当者の上司のメールアドレスなど)が入力できるように設計されている。領域MC10は、領域MC3で選択された対象請求書の請求データに基づいて作成された当該請求データに関するCSVファイルの出力先となる、帳票作成・送信装置100内に図6に示す階層構造で予め用意されたフォルダ群中の“CSVWork”フォルダ(CSV記憶部106aに相当)のパスが表示されるように設計されている。
ステップSA2の説明に戻り、具体的には、ユーザは、入力装置212を操作して、図5の配信指示入力画面MC上で、“PDF作成+メール送信”を選択し、1つまたは複数の対象請求書を選択し、PDF作成開始日時、メール作成開始日時、メールタイトル、メール本文、署名、送信元メールアドレスおよびbccメールアドレスを適宜入力する。ユーザは、配信指示入力画面MCがモニタ214に表示された状態で、クライアント200の入力装置212を操作して、配信指示を登録するために機能するファンクションキーF11を押下する。
[ステップSA3:CSVファイル出力]
当該押下を受けると、クライアント200のCSV作成部202cは、ステップSA1で作成したメール送信用の請求データの中から、配信指示入力画面MCで選択された対象請求書に対応する請求データを抽出し、当該請求データを保持したCSVファイルを作成する。クライアント200の配信指示部202bは、配信指示入力画面MCに表示されている内容を含む配信指示ファイルであってCSVファイルのファイル名と同じファイル名のものを作成する。
CSV作成部202cおよび配信指示部202bはそれぞれ、CSVファイルおよび配信指示ファイルを、配信指示入力画面MCに表示されていたフォルダパスで特定される“CSVWork”フォルダに格納する。
帳票作成・送信装置100のCSV移動部102aは、“CSVWork”フォルダにCSVファイルおよび配信指示ファイルの両方が格納されると、図6の“Data”フォルダ(CSV・ステータス記憶部106bに相当)に、配信指示ファイル中の処理日時(処理した年と月と日)をフォルダ名とする“処理年月日”フォルダを生成する。CSV移動部102aは、生成した当該“処理年月日”フォルダに、CSVファイルおよび配信指示ファイルを移動(ムーブ)する。なお、CSV移動部102aは、“CSVWork”フォルダに例えばCSVファイルのみが格納されて配信指示ファイルが格納されていない場合には、当該生成および移動の処理を実行しなくてもよい。
ステータス管理部102bは、CSV移動部102aで実行されたファイルの移動処理が完了すると、当該移動の完了を示すステータスファイル“WriteEnd”を作成し、作成した当該ステータスファイルを“Data”フォルダ中の“処理年月日”フォルダに格納する。
[ステップSA4:PDF作成]
PDF作成部102cは、配信指示ファイル中のPDF作成開始日時が来ると、CSVファイルおよび当該配信指示ファイルに基づいて、対象請求書ごとに、請求書に関するPDFファイル(請求データを保持したもの)を作成する。なお、作成したPDFファイルのファイル名には、請求先コード、メールタイトルおよび請求書発行日の順の組み合わせが設定される。PDF作成部102cは、図6の“Work”フォルダ(PDF記憶部106cに相当)に、配信指示ファイル中の請求先をフォルダ名とする“請求先”フォルダであって配信指示ファイル中の処理日時(処理した年と月)をフォルダ名とする“処理年月”フォルダを含むものを生成する。PDF作成部102cは、生成した“処理年月”フォルダに、作成したPDFファイルを格納する。なお、当該フォルダへのPDFファイルの保持期間(例えば90日など)を設定してもよい。そして、保存期間を設定した場合には、制御部102は、当該保持期間が過ぎたら当該PDFファイルを削除してもよい。
ステータス管理部102bは、PDF作成部102cで実行されたPDFファイルの作成処理が成功した場合であって、配信指示ファイル中に“PDF作成+メール送信”という指示内容が含まれていたときには、当該作成の成功を示すステータスファイル“PDFOutputEnd”を作成し、配信指示ファイル中に“PDF作成のみ”という指示内容が含まれていたときには、指示された全ての処理の完了を示すステータスファイル“JobEnd”を作成する。ステータス管理部102bは、作成したステータスファイルを、“Data”フォルダ中の“処理年月日”フォルダに格納する。
PDFファイル作成部102cは、PDFファイルに基づいて、請求担当者に確認させるための請求書に関するPDFファイルである確認用PDFファイル(請求データを保持したもの)を生成し、生成した当該確認用PDFファイルに、全PDFファイルに共通する予め用意されたマスタパスワードを設定する。PDFファイル作成部102cは、PDFファイルに基づいて、“CSVData”フォルダに格納されている配信指示ファイル中の請求先に送信する請求書に関するPDFファイルである送信用PDFファイルを生成し、生成した当該送信用PDFファイルに、請求先単位で予め用意された請求先パスワード(具体的には、配信指示ファイル中の請求先コードと関連付けられている取引先マスタ(図3参照)中の電話番号の下4桁など)を設定する。PDFファイル作成部102cは、PDFファイルが1つに纏められた保存用PDFファイルを、処理単位で生成する。なお、生成した保存用PDFファイルのファイル名には、配信指示ファイル中の今回の配信指示番号および処理日時の順の組み合わせが設定される。
PDFファイル作成部102cは、請求担当者単位で予め用意された図6の“請求先”フォルダ(確認用PDF記憶部106dに相当)に確認用PDFファイルを格納する。PDFファイル作成部102cは、図6の“Mail”フォルダ(送信用PDF記憶部106eに相当)に配信指示ファイル中の請求先をフォルダ名とする“請求先”フォルダを生成し、生成した“請求先”フォルダに送信用PDFファイルを格納する。PDFファイル作成部102cは、保存用PDFファイルを、図6の“BundleCheck”フォルダ(保存用PDF記憶部106fに相当)に格納する。
ログ管理部102eは、PDFファイル作成部102cで実行された上述した処理の内容に関するログを、当該処理の発生日時と共にログ記憶部106hに記録する。
ここで、請求担当者は、自分で指示したメール作成開始日時が来る前に、各自に用意されている“請求先”フォルダに格納された確認用PDFファイルの内容(請求書の記載内容)を確認する。請求担当者は、内容に誤りがある等の理由で、予定されているPDFファイルのメール送信を取り消したい場合には、メール作成開始日時が来る前に帳票作成・送信システムの管理グループに請求書発行取消を依頼する。本実施形態では、PDF作成開始日時とメール作成開始日時とを別々に指示する構成を採用することにより、PDFファイルの作成および電子メールの送信のそれぞれの処理自体は自動化しつつ、請求担当者によるPDFファイルの確認作業の時間を設けることが可能となる。これにより、誤った内容のPDFファイルを請求先へ送信してしまう事態を未然に防ぐことができる。
また、PDFファイルの作成エラーがあった場合には、ステータス管理部102bは、ステータスファイルを作成しなくてもよい。また、エラー発生分に関しては、PDFファイル作成部102cは、例えば2度のリトライを実行してもよい(PDF作成レポートファイルにて判断)。また、エラーログは、ログ管理部102eによって、自動実行アプリケーションのログファイルに記載される。また、エラーが発生した時、請求担当者は、ログ管理部102eで記録したログ(ログ記憶部106hに記憶されているログ)を表示した図7のログ管理画面MDを参照してエラー箇所を特定した上で、CSVファイルの再出力を行ってもよい。
[ステップSA5:メール送信]
メール送信部102dは、配信指示ファイル中のメール作成開始日時が来ると、電子メールを生成する。メール送信部102dは、配信指示ファイル中の請求先コードに基づいて、取引先マスタ(図3参照)から請求先のメールアドレスを取得する。
メール送信部102dは、電子メールに送信用PDFファイルを添付する。なお、1回の配信指示につき同一請求先へのメール送信は1通とし、また添付するPDFファイルは1つとしてもよい。メール送信部102dは、電子メールに、配信指示ファイル中のメールタイトル、メール本文および署名などを設定する。メール送信部102dは、取得したメールアドレスを電子メールの宛先として設定する。なお、配信指示ファイル中にbccアドレスがある場合には、メール送信部102dは、当該bccアドレスを電子メールのbccとして設定する。
メール送信部102dは、電子メールの送信をメールサーバ300に依頼する。メール送信部102dは、図6の“backup”フォルダ(送信済PDF記憶部106gに相当)に配信指示ファイル中の請求先をフォルダ名とする“請求先”フォルダを生成する。メール送信部102dは、生成した“請求先”フォルダに、送信済みの電子メールに添付された送信用PDFファイルを、送信済みのものとして格納する。
ステータス管理部102bは、メール送信部102dで実行された電子メールの送信処理が成功した場合には、当該指示された全ての処理の完了を示すステータスファイル“JobEnd”を作成する。ステータス管理部102bは、作成した当該ステータスファイルを、“Data”フォルダ中の“処理年月日”フォルダに格納する。
メールサーバ300は、帳票作成装置100から電子メールの送信依頼を受けると、当該電子メールを帳票作成・送信システムの外部へ送信する。
ログ管理部102eは、メール送信部102dで実行された上述した処理の内容(メールサーバ300とのやり取りも含む)に関するログを、当該処理の発生日時と共にログ記憶部106hに記録する。
ここで、メールサーバ300に送信依頼をかけた後にメールサーバ300側で送信エラー(例えばアドレス間違いなど)が発生した場合には、帳票作成・送信装置100側では“送信済み”と判断し、メールサーバ300は送信元アドレス(請求担当者のクライアント200)に対してエラーメールを送信してもよい。また、メールサーバ300に送信依頼をかける以前の帳票作成・送信装置100側での送信エラー(例えばメールサーバ300が見つからないなど)が発生した場合には、ステータス管理部102bは、ステータスファイルを作成しなくてもよい。また、エラー発生分に関しては、メール送信部102dは、送信が完了するまでリトライを行ってもよい(メール送信レポートファイルにて判断)。また、エラーログは、ログ管理部102eによって、自動実行アプリケーションのログファイルに記載される。また、エラーが発生した時、請求担当者は、送信元アドレスへ送信されるエラーメールの内容を確認した上で、CSVファイルの再出力またはPDFファイルの手動での添付および送信を行ってもよい。また、エラーが発生した時、請求担当者は、ログ管理部102eで記録したログ(ログ記憶部106hに記憶されているログ)を表示した図7のログ管理画面MDを参照してエラー箇所を特定した上で、CSVファイルの再出力またはCSVファイルのメンテナンスを行ってもよい。
[3.本実施形態のまとめ、及び他の実施形態]
以上、本実施形態によれば、CSVファイルに基づいて、請求データが記載された請求書に関するPDFファイルをPDF作成開始日時に作成し始め、作成されたPDFファイルを含み且つ請求書と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする電子メールをメール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信する。これにより、送信側の作業負担軽減および経費削減を実現しつつ、当該送信側の信用が失われる虞の回避を図ることができる。
また、本実施形態によれば、(1)作成したPDFファイルに請求先パスワードを設定し、当該請求先パスワードが設定された送信用PDFファイルを送信用PDF記憶部106eに格納し、また、作成したPDFファイルにマスタパスワードを設定し、当該マスタパスワードが設定された確認用PDFファイルを確認用PDF記憶部106dに格納し、(2)そして、送信用PDF記憶部106eに格納されている送信用PDFファイルを含む電子メールをメール作成開始日時に作成し始め、(3)さらに、送信が完了した電子メールに含まれるPDFファイルを送信済PDF記憶部106gに格納する。これにより、担当者によるPDFファイルの確認を滞りなく行うことができ且つPDFファイルの送り漏れを防ぐことができる。なお、送付用PDFファイルを作成するかしないかを制御可能としてもよい。
また、本実施形態によれば、PDFファイルを作成する処理および電子メールを送信する処理の内容に関するログを記録する。これにより、これらの処理中に発生したエラー箇所の特定が行い易くなる。
ここで、従来では、紙による請求書の発行および送付が主流となっており、また当該発行および送付は毎月決められた業務であるので、業務負担軽減および経費削減が望まれていた。そこで、本実施形態では、毎月発生する請求書をPDFイメージとして保存し、ある決められた日時にPDFを請求先(得意先)へ一斉にメール送信する。これにより、毎月決められた業務の自動化(自動バッチ化)が実現されるので、業務負担軽減およびペーパーレス化による経費削減を実現することができる。なお、請求書は社外への送付書類であるため、本実施形態では、操作実行ログなどを記録して、不測の事態に迅速に対応できるようにしている。
さらに、本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態で実施されてよい。例えば、本実施形態では各請求担当者に割り当てられたクライアント200が請求書の発行(ステップSA1)からCSVファイルの作成(ステップSA3)までの処理を実行し、帳票作成・送信システムの管理グループで管理されている帳票作成・送信装置100がPDFファイルの作成(ステップSA4)から電子メールの送信(ステップSA5)までの処理を実行する場合を一例として説明したが、帳票作成・送信装置100にクライアント200が実行する処理の機能を組み込んで、帳票作成・送信装置100が請求書の発行から電子メールの送信までの処理を一括して実行してもよく、またクライアント200に帳票作成・送信装置100が実行する処理の機能を組み込んで、クライアント200が請求書の発行から電子メールの送信までの処理を一括して実行してもよい。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。また、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合しもよい。また、本明細書や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、情報(各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む)、画面例などについては、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、帳票作成・送信装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、帳票作成・送信装置100の各部が備える処理機能(特に制御部102にて行われる各処理機能)については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよい。尚、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて帳票作成・送信装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDなどの記憶部106には、OSとして協働してCPUに命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。また、このコンピュータプログラムは、帳票作成・送信装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。また、記憶部106に格納される各種のデータベース等(CSV記憶部106a〜ログ記憶部106hを含む)は、RAM・ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、帳票作成・送信装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置(任意の周辺装置が接続されている情報処理装置を含む。)として構成してもよい。また、帳票作成・送信装置100は、当該情報処理装置に本発明に係る帳票作成・送信方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。また、本発明に係る帳票作成・送信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することができる。ここで、「記録媒体」とは、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD、Blu−ray Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
以上のように、本発明にかかる帳票作成・送信装置、帳票作成・送信方法及び帳票作成・送信プログラムは、特に、外部(社外)向け書類に対して定期的に行われる業務(具体的には、請求書の発行および送付など)の自動化に有用である。
100 帳票作成・送信装置
102 制御部
102a CSV移動部
102b ステータス管理部
102c PDF作成部
102d メール送信部
102e ログ管理部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a CSV記憶部
106b CSV・ステータス記憶部
106c PDF記憶部
106d 確認用PDF記憶部
106e 送信用PDF記憶部
106f 保存用PDF記憶部
106g 送信済PDF記憶部
106h ログ記憶部
200 クライアント
202 制御部
202a 請求書発行部
202b 配信指示部
202c CSV作成部
204 通信インターフェース部
206 記憶部
208 入出力インターフェース部
212 入力装置
214 出力装置
300 メールサーバ
400 ネットワーク

Claims (5)

  1. 制御部と記憶部とを備えた帳票作成・送信装置であって、
    前記記憶部は、
    送信対象とする帳票である対象帳票、PDF(Portable Document Format)ファイルの作成を開始する日時であるPDF作成開始日時および電子メールの作成を開始する日時であるメール作成開始日時を指示するための指示画面を介して指示された当該対象帳票に記載される帳票データを保持しているCSV(Comma Separated Values)ファイルと、
    前記指示画面を介して指示された前記PDF作成開始日時および前記メール作成開始日時を含む指示ファイルと、
    を記憶し、
    前記制御部は、
    前記CSVファイルに基づいて、前記帳票データが記載された前記対象帳票に関する前記PDFファイルを、前記PDF作成開始日時に作成し始めるPDF作成手段と、
    前記PDF作成手段で作成された前記PDFファイルを含み且つ前記対象帳票と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信するメール送信手段と、
    を備えたこと、
    を特徴とする帳票作成・送信装置。
  2. 前記PDF作成手段は、作成した前記PDFファイルに第1のパスワードを設定し、当該第1のパスワードが設定された当該PDFファイルを第1のフォルダに送信用のものとして格納し、また、作成した前記PDFファイルに第2のパスワードを設定し、当該第2のパスワードが設定された当該PDFファイルを第2のフォルダに格納し、
    前記メール送信手段は、前記第1のフォルダに格納されている前記PDFファイルを含む前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、送信が完了した当該電子メールに含まれる前記PDFファイルを第3のフォルダに送信済みのものとして格納すること、
    を特徴とする請求項1に記載の帳票作成・送信装置。
  3. 前記制御部は、
    前記PDF作成手段および前記メール送信手段のそれぞれで実行された処理内容に関するログを記録するログ管理手段
    をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項1または2に記載の帳票作成・送信装置。
  4. 制御部と記憶部とを備えた情報処理装置で実行される帳票作成・送信方法であって、
    前記記憶部は、
    送信対象とする帳票である対象帳票、PDF(Portable Document Format)ファイルの作成を開始する日時であるPDF作成開始日時および電子メールの作成を開始する日時であるメール作成開始日時を指示するための指示画面を介して指示された当該対象帳票に記載される帳票データを保持しているCSV(Comma Separated Values)ファイルと、
    前記指示画面を介して指示された前記PDF作成開始日時および前記メール作成開始日時を含む指示ファイルと、
    を記憶し、
    前記制御部で実行される、
    前記CSVファイルに基づいて、前記帳票データが記載された前記対象帳票に関する前記PDFファイルを、前記PDF作成開始日時に作成し始めるPDF作成ステップと、
    前記PDF作成ステップで作成された前記PDFファイルを含み且つ前記対象帳票と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信するメール送信ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする帳票作成・送信方法。
  5. 制御部と記憶部とを備えた情報処理装置に実行させるための帳票作成・送信プログラムであって、
    前記記憶部は、
    送信対象とする帳票である対象帳票、PDF(Portable Document Format)ファイルの作成を開始する日時であるPDF作成開始日時および電子メールの作成を開始する日時であるメール作成開始日時を指示するための指示画面を介して指示された当該対象帳票に記載される帳票データを保持しているCSV(Comma Separated Values)ファイルと、
    前記指示画面を介して指示された前記PDF作成開始日時および前記メール作成開始日時を含む指示ファイルと、
    を記憶し、
    前記制御部に実行させるための、
    前記CSVファイルに基づいて、前記帳票データが記載された前記対象帳票に関する前記PDFファイルを、前記PDF作成開始日時に作成し始めるPDF作成ステップと、
    前記PDF作成ステップで作成された前記PDFファイルを含み且つ前記対象帳票と関連付けられている予め取得したメールアドレスを宛先とする前記電子メールを前記メール作成開始日時に作成し始め、作成された当該電子メールを送信するメール送信ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする帳票作成・送信プログラム。
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