[実施例1]
以下、本願発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。 図1、図2を使用して、本実施例の画像形成装置の基本説明を行う。
図1は、本実施例の画像形成装置を含む設定情報処理システムの機器構成の例を示す図である。本実施例の画像形成装置を含む設定情報処理システムは、画像形成装置101、可搬記憶媒体102、クライアントコンピューター103によって構成される。
画像形成装置101は、複写機にスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、ファイル送信機能等複数の機能を統合した複合機である。また、画像形成装置101は、可搬記憶媒体を接続するインターフェースを有している。可搬記憶媒体を接続するインターフェースの種別は問わないが、本実施例ではUSBインターフェースを用いることとする。本インターフェースに可搬記憶媒体102を接続することで、可搬記憶媒体102に対してデータの読み書きを行うことができる。
可搬記憶媒体102は、ホストとなる機器から容易に取り外せる記憶装置であれば種別を問わないが、本実施例ではUSBマスストレージクラスを実装するUSBストレージ214を用いる。クライアントコンピューター103は、所謂パーソナルコンピューターである。クライアントコンピューター103は、可搬記憶媒体を接続するインターフェースを有している。可搬記憶媒体を接続するインターフェースの種別は問わないが、本実施例ではUSBインターフェースを用いる。本インターフェースに可搬記憶媒体102を接続することで可搬記憶媒体102からデータを読み込む他、データを記憶させるための書き込みを行うことができる。また、クライアントコンピューター103はWebブラウザプログラムを有し、画像形成装置101に備えられたサーバーが公開するWebサイトにアクセスすることで、画像形成装置101の各種設定を行うことができる。
図2は、画像形成装置101の主要部の構成の例を示すブロック図である。画像形成装置101はコントローラユニット200を含み、コントローラユニット200には、画像入力デバイスであるスキャナ270や画像出力デバイスであるプリンタ295が接続されるとともに、操作部212が接続される。コントローラユニット200は、スキャナ270で読み取られた画像データをプリンタ295により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行う。
コントローラユニット200は、CPU201を有し、CPU201は、ROM203に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げる。CPU201は、このOS上で、HDD(ハードディスクドライブ)204に格納されているプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU201の作業領域としてはRAM202が用いられる。RAM202は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD204は、プログラムや画像データを格納する。
CPU201には、システムバス207を介して、ROM203およびRAM202、操作部I/F(操作部インターフェース)206、ネットワークI/F(ネットワークインターフェース)210、USBホストI/F213、画像バスI/F(画像バスインターフェース)205が接続される。操作部I/F206は、タッチパネルを有する操作部212とのインターフェースであり、操作部212に表示すべき画像データを操作部212に対して出力する。また、操作部I/F206は、操作部212においてユーザーにより入力された情報をCPU201に送出する。ネットワークI/F210は、画像形成装置101をLANに接続するためのインターフェースである。
USBホストI/F213は、USBストレージ214と通信するインターフェース部である。USBホストI/F213は、HDD204に格納されているデータをUSBストレージ214に記憶させるための出力部である。また、USBホストI/F213は、USBストレージ214に格納されているデータを入力し、CPU201にそれを伝える。USBストレージ214は、データを格納する外部記憶装置であり、USBホストI/F213に対して着脱可能である。USBホストI/F213には、USBストレージ214を含む複数のUSBデバイスが接続可能である。
画像バスI/F205は、システムバス207と、画像データを高速で転送する画像バス208とを接続し、データ形式を変換するためのバスブリッジである。画像バス208は、PCIバスまたはIEEE1394等によって構成される。画像バス208上には、デバイスI/F220、スキャナ画像処理部280、プリンタ画像処理部290が設けられる。デバイスI/F220には、スキャナ270およびプリンタ295が接続され、デバイスI/F220は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部280は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部290は、プリント出力画像データに対してプリンタ295に応じた補正、解像度変換などを行う。
図3は、画像形成装置101の拡張プログラムの実行環境の例を示すブロック図である。HDD204に記憶されているプログラムを、CPU201がRAM202にロードし、プログラムを実行することで図3の各モジュールは実現される。オペレーティングシステムであるOS301上には、プリンタやFAX、スキャナと言った画像処理ユニットを制御するための制御プログラム302と、拡張プログラムの実行環境である拡張プログラム実行プラットフォーム303が動作している。なお、どちらのプログラムも画像形成装置101が生産された段階でインストールされたプログラムであり、画像形成装置101を有する顧客であれば何れも利用可能である。更に、拡張プログラム実行プラットフォーム303上には、拡張プログラムシステムサービス304と拡張プログラム305が動作している。拡張プログラム実行プラットフォーム303上で動作するプログラムは、画像形成装置101に接続された外部装置(不図示)から取得されたプログラムである。例えば、顧客が拡張プログラムを購入し、画像形成装置101を会社に導入した後に追加するプログラムである。
拡張プログラムシステムサービス304は、拡張プログラムから共通利用されるユーティリティライブラリで、拡張プログラム実行プラットフォームにより提供される。拡張プログラム305から拡張プログラムシステムサービス304の機能を呼び出すことにより、拡張プログラムを開発する手間を省くことができる。拡張プログラム305は、拡張プログラム実行プラットフォーム303、または拡張プログラムシステムサービス304を介して、他の拡張プログラム305や画像形成装置101の各モジュールへのアクセスすることができる。
また、ユーザーインターフェース(以下、UI)を持つ拡張プログラムは、画像形成装置101の操作部212に表示されるメインメニュー画面にアイコンが表示される。このアイコンをユーザーが選択したことを操作部212を通じて操作部I/F206が検知すると、操作部I/F206はその旨をCPU201に送信する。その旨を受け取ったCPU201はユーザーによって選択された拡張プログラムのUIを操作部212に表示する。
図5は、画像形成装置101の操作部212に表示されるメインメニュー画面の例を示す図である。
メインメニュー画面500は、プログラムアイコン表示エリア501、標準プログラムアイコン502、拡張プログラムアイコン503を有している。プログラムアイコン表示エリア501は、画像形成装置101で現在操作可能なプログラムのアイコンを表示するエリアである。標準プログラムアイコン502は、画像形成装置101の制御プログラム302が持つ機能を操作するためのUIを表示させるためのアイコンである。拡張プログラムアイコン503は、画像形成装置101の拡張プログラム305を操作するためのUIを表示させるためのアイコンである。
図4は、拡張プログラム305の設定情報を示すブロック図である。拡張プログラム305の設定情報はHDD204に格納され、拡張プログラム305が独自に管理するものである。dataフォルダ401は拡張プログラム305の設定情報を格納するフォルダである。dataフォルダ401は拡張プログラム305がインストールされたときに拡張プログラム実行プラットフォーム303が作成する。dataフォルダ401の中には、Configフォルダ402、Logフォルダ403、Dataフォルダ404が存在する。Configフォルダ402の中には、Config.txtファイル405が格納されている。Config.txtファイル405は、拡張プログラム305が動作するために必要な情報(例えば、接続先サーバーのIPアドレス、ログファイルの保存場所等)を永続化したファイルである。Logフォルダ403の中には、Log.txtファイル406が格納されている。Log.txtファイル406は、拡張プログラム305が実行した処理の記録を永続化したファイルである。Dataフォルダ404の中には、Data1.datファイル407、Data2.datファイル408が格納されている。Data.datファイル407及びData2.datファイル408は、拡張プログラム305が処理する情報(例えば、印刷データ)である。夫々のフォルダの階層は並列で配置されているが、必ずしもそうである必要はない。
以下、本発明に係る、画像形成装置101の拡張プログラム305の初期設置作業について説明する。画像形成装置の初期設置作業を行うにあたり、作業者は他の画像形成装置に配信する標準の設定を行う画像形成装置101(a)(リファレンス画像形成装置)に対して拡張プログラムをインストールする。そして、USBストレージ214を接続し、初期状態の設定情報をエクスポート(後述する設定情報エクスポート処理)する。この初期状態の設定情報は、ユーザーの操作によって設定される前の設定情報である。
次に、画像形成装置の使用環境に合わせた設定を行う。その後、リファレンス画像形成装置以外の他の画像形成装置101(b)に配信するための設定情報をエクスポート(後述するリファレンス設定情報エクスポート処理)し、設置作業終了後の設定情報をUSBストレージ214にエクスポート(後述する設定情報エクスポート処理)する。即ち、画像形成装置101は可搬記憶媒体であるUSBストレージ214にリファレンス設定情報として設定情報を記憶させるよう記憶制御する。そして、USBストレージ214内に保存されている初期状態の設定情報と設置作業完了後の設定情報との差分を取り、設置作業が正しく行われていることを確認する。
そして次に、設定を配信する画像形成装置(以下、配信対象画像形成装置)の初期設置作業に移る。まず配信対象画像形成装置に拡張プログラムをインストールする。そして、USBストレージ214を接続し、初期状態の設定情報をエクスポート(後述する設定情報エクスポート処理)する。次に、USBストレージ214に保存されているリファレンス設定情報をインポート(後述するリファレンス設定情報インポート処理)し、画像形成装置固有の設定(例えば、IPアドレス)を行う。その後設置作業完了後の設定情報をエクスポートする。そして、USBストレージ214内に保存されている初期状態の設定情報と設置作業完了後の設定情報との差分を取り、設置作業が正しく行われていることを確認すると、また次の配信対象画像形成装置の初期設置作業に移る。
本発明に係る、設定情報のエクスポート及びインポート処理は、拡張プログラムの一つである拡張プログラム設定サポートプログラムが行う。拡張プログラム設定サポートプログラムは画像形成装置が生産現場から出荷される段階でインストールされていることが望ましが、初期設置作業現場でインストールしてもよい。
以下、図を用いて前述する拡張プログラム設定サポートプログラムの説明をしながら、本発明に係る設定情報のエクスポート及びインポート処理について説明する。図24は、拡張プログラム設定サポートプログラムの機能構成を示す図である。UPU201が各機能に応じたプログラムを実行することにより、各機能は実現される。拡張プログラム設定サポートプログラム2400は、UI制御部2401、ストレージ管理部2402、処理実行部2403を有する。
UI制御部2401は、拡張プログラム設定サポートプログラムを操作するためのUI画面を、操作部212を通じてユーザーに提供し、ユーザーの操作を受け付ける。ストレージ管理部2402は、USBストレージ214のデータの読み書きを行う。また、USBストレージ214の挿抜を検知する。処理実行部2403は、UI制御部2401及びストレージ管理部2402の指示に従い、各種処理を行う。
図6は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムのアイコン表示処理の例を示すフローチャートである。S601〜S603は各ステップを示す。ステップS601において、ストレージ管理部2402が、USBストレージ214が接続されたことを検知する。ステップS602において、ストレージ管理部2402が、USBストレージ214をチェックし、ルートフォルダに所定のファイル(例えば「mam.on」ファイル)がある場合はステップS603の処理を行い、そうでない場合は処理を終了する。ステップS603において、ストレージ管理部2402は、UI制御部2401に対してアイコン表示指示を行う。アイコン表示指示を受け付けたUI制御部2401は、拡張プログラム設定サポートプログラムを操作するスイッチとなるアイコンを操作部212に表示し、処理を終了する。アイコンが表示された段階で拡張プログラム設定サポートプログラムは起動したとみなされる。
図7は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムのトップメニュー表示処理を示すフローチャートである。S701〜S714は各ステップを示す。ステップS701において、UI制御部2401は、ユーザーがアイコンを押下したことを検知する。ステップS702において、UI制御部2401は、ストレージ管理部2402に対して、パスワード情報ファイル取得指示を行う。パスワード情報ファイル取得指示を受け付けたストレージ管理部2402は、USBストレージ214をチェックし、パスワード情報ファイルを取得する。ここでパスワード情報ファイルがある場合はステップS703に遷移し、そうでない場合はステップS705に遷移する。
ステップS703において、ストレージ管理部2402は、パスワード情報ファイルをチェックする。パスワード情報ファイルに画像形成装置101(a)用のパスワード情報が記載されている場合はステップS704に遷移し、そうでない場合はステップS705に遷移する。ステップS704において、ストレージ管理部2402は、処理実行部2403に取得したパスワード情報を渡し認証実行指示を行う。認証実行指示を受け付けた処理実行部2403は、認証処理を行う。ここで認証に成功した場合はステップS708に遷移し、そうでない場合はステップS705に遷移する。
ステップS705において、ストレージ管理部2402は、UI制御部2401に対してパスワード入力画面表示指示を行う。パスワード入力画面表示指示を受け付けたUI制御部2401は、操作部212に図8で示すパスワード入力画面を表示する。ステップS706において、UI制御部2401は、ユーザーがログインボタンを押下したことを検知すると、ユーザーが入力した文字列をパスワード情報として処理実行部2403に渡し認証実行指示を行う。認証実行指示を受け付けた処理実行部2403は、認証処理を行う。ここで認証に成功した場合はステップS708に遷移し、そうでない場合はステップS705に遷移する。ステップS708において、UI制御部2401は、操作部212に図9(a)で示すトップメニュー画面を表示し、処理を終了する。拡張プログラム設定サポートプログラムが起動した後に図9(a)の画面が表示される。
図8は、図7のステップS705にて表示されるログインパスワード入力画面の例を示す図である。ログインパスワード入力画面800は、パスワードを入力するためのパスワード入力テキストフィールド801と、パスワード入力テキストフィールド801に入力されたパスワードで認証を行うためのログインボタン802とを有する。
図9(a)は、図7のトップメニュー画面900の例を示す図である。トップメニュー画面900は、リファレンス設定情報エクスポートボタン901とリファレンス設定情報インポートボタン902、設定情報エクスポートボタン903を有する。リファレンス設定情報エクスポートボタン901は、リファレンス設定情報エクスポート画面を表示するためのボタンであり、リファレンス設定情報を可搬記憶媒体に記憶させる選択肢である。リファレンス設定情報インポートボタン902は、リファレンス設定情報インポート画面を表示するためのボタンであり、可搬記憶媒体に記憶させたリファレンス設定情報を画像形成装置に記憶させる選択肢である。設定情報エクスポートボタン903は、設定情報エクスポート画面を表示するためのボタンであり、バックアップ設定情報を可搬記憶媒体に記憶させる選択肢である。
図10は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムのリファレンス設定情報エクスポート処理を示すフローチャートである。S1001〜S1008は各ステップを示す。UI制御部2401は、ユーザーがトップメニュー画面900でリファレンス設定情報エクスポートボタン901を押下したことを検知すると、ステップS1001の処理を行う。
ステップS1001において、UI制御部2401は、操作部212に図11で示すリファレンス設定情報エクスポート画面を表示する。ステップS1002において、ユーザーが画面を押下したことを検知したUI制御部2401は、ステップS1003において、画面操作イベントの種別をチェックする。ここで画面操作イベントが、リスト選択イベントだった場合はステップS1004に遷移し、実行ボタン押下だった場合はステップS1006に遷移し、キャンセルボタン押下だった場合はステップS1008に遷移する。
ステップS1004において、UI制御部2401は、ユーザーが選択した拡張プログラムを記憶する。続いて、ステップS1005において、UI制御部2401は、実行ボタンを有効化する。ステップS1006において、UI制御部2401は、処理実行部2403に対し、記憶しているユーザーが選択した拡張プログラムの情報を渡しリファレンス設定情報エクスポート指示を行う。エクスポート指示が、可搬性記憶媒体に設定情報を記憶させるための記憶制御処理となる。
リファレンス設定情報エクスポート指示を受け付けた処理実行部2403は、選択された拡張プログラムの設定情報をストレージ管理部2402に渡しリファレンス設定情報エクスポート指示を行う。リファレンス設定情報エクスポート指示を受け付けたストレージ管理部2402は、拡張プログラムの設定情報をリファレンス設定情報としてUSBストレージ214に記録する。またこのとき、ストレージ管理部2402は、USBストレージ214内に選択された拡張プログラムに対応するexcludeファイルが存在するかチェックする。選択された拡張プログラムに対応するexcludeファイルが存在する場合は、excludeファイルに記載されたファイル及びフォルダを除外して設定情報の記録を行う。S1007において、UI制御部2401は、リファレンス設定情報エクスポート処理の結果を表示する。ステップS1008において、UI制御部2401は、トップメニュー画面900を操作部212に表示し、処理を終了する。
図11は、図10のステップS1001にて表示されるリファレンス設定情報エクスポート画面を示す図である。リファレンス設定情報エクスポート画面1100は、拡張プログラムリスト1101とキャンセルボタン1102、実行ボタン1103とを有する。拡張プログラムリスト1101は、画像形成装置にインストールされている拡張プログラムの一覧を表示し、ユーザーからの選択を受け付けるためのリストである。また、張プログラムリスト1101は、複数選択可能リストであり、ユーザーは複数の拡張プログラムを選択することができる。キャンセルボタン1102は、リファレンス設定情報エクスポート画面での処理を中止し、トップメニュー画面に遷移するためのボタンである。実行ボタン1103は、ユーザーが選択した拡張プログラムのリファレンス設定情報のエクスポート処理を実行するためのボタンである。また、実行ボタン1103は、ユーザーが拡張プログラムリスト1101中の拡張プログラムをひとつ以上選択することで有効化される。
図12は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムのリファレンス設定情報インポート処理を示すフローチャートである。S1201〜S1208は各ステップを示す。UI制御部2401は、ユーザーがトップメニュー画面900でリファレンス設定情報インポートボタン902を押下したことを検知すると、ステップS1201の処理を行う。ステップS1201において、UI制御部2401は、操作部212に図13で示すリファレンス設定情報インポート画面を表示する。ステップS1202において、ユーザーが画面を押下したことを検知したUI制御部2401は、ステップS1203において、画面操作イベントの種別をチェックする。このとき、画面操作イベントが、リスト選択イベントだった場合はステップS1204に遷移し、実行ボタン押下だった場合はステップS1206に遷移し、キャンセルボタン押下だった場合はステップS1208に遷移する。
ステップS1204において、UI制御部2401は、ユーザーが選択した拡張プログラムを記憶する。続いて、ステップS1205において、UI制御部2401は、実行ボタンを有効化する。ステップS1206において、UI制御部2401は、処理実行部2403に対し、記憶しているユーザーが選択した拡張プログラムの情報を渡しリファレンス設定情報インポート指示を行う。リファレンス設定情報インポート指示を受け付けた処理実行部2403は、選択された拡張プログラムの設定情報をストレージ管理部2402に渡しリファレンス設定情報インポート指示を行う。リファレンス設定情報インポート指示を受け付けたストレージ管理部2402は、選択された拡張プログラムの設定情報をUSBストレージ214に格納されているリファレンス設定情報で上書きする。S1207において、UI制御部2401は、リファレンス設定情報インポート処理の結果を表示する。ステップS1208において、UI制御部2401は、トップメニュー画面900を操作部212に表示し、処理を終了する。
図13は、図12のステップS1201にて表示されるリファレンス設定情報インポート画面を示す図である。リファレンス設定情報インポート画面1300は、拡張プログラムリスト1301とキャンセルボタン1302、実行ボタン1303とを有する。拡張プログラムリスト1301は、画像形成装置にインストールされている拡張プログラムであり、かつUSBストレージ214内にリファレンス設定情報が格納されている拡張プログラムの一覧を表示し、ユーザーからの選択を受け付けるためのリストである。また、張プログラムリスト1301は、複数選択可能リストであり、ユーザーは複数の拡張プログラムを選択することができる。キャンセルボタン1302は、リファレンス設定情報インポート画面での処理を中止し、トップメニュー画面に遷移するためのボタンである。実行ボタン1303は、ユーザーが選択した拡張プログラムのリファレンス設定情報のインポート処理を実行するためのボタンである。また、実行ボタン1303は、ユーザーが拡張プログラムリスト1301中の拡張プログラムをひとつ以上選択することで有効化される。
図14は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムのバックアップ設定情報エクスポート処理を示すフローチャートである。S1401〜S1408は各ステップを示す。UI制御部2401は、ユーザーがトップメニュー画面900で設定情報エクスポートボタン903を押下したことを検知すると、ステップS1401の処理を行う。
ステップS1401において、UI制御部2401は、操作部212に図15で示す設定情報エクスポート画面を表示する。ステップS1402において、ユーザーが画面を押下したことを検知したUI制御部2401は、ステップS1403において、画面操作イベントの種別をチェックする。ここで画面操作イベントが、リスト選択イベントだった場合はステップS1404に遷移し、実行ボタン押下だった場合はステップS1406に遷移し、キャンセルボタン押下だった場合はステップS1408に遷移する。
ステップS1404において、UI制御部2401は、ユーザーが選択した拡張プログラムを記憶する。続いて、ステップS1405において、UI制御部2401は、実行ボタンを有効化する。ステップS1406において、UI制御部2401は、処理実行部2403に対し、記憶しているユーザーが選択した拡張プログラムの情報を渡し設定情報エクスポート指示を行う。設定情報エクスポート指示を受け付けた処理実行部2403は、選択された拡張プログラムの設定情報をストレージ管理部2402に渡し設定情報エクスポート指示を行う。リファレンス設定情報エクスポート指示を受け付けたストレージ管理部2402は、拡張プログラムの設定情報を設定情報としてUSBストレージ214に記録する。またこのとき、ストレージ管理部2402は、USBストレージ214内に選択された拡張プログラムに対応するexcludeファイルが存在するかチェックする。そして、選択された拡張プログラムに対応するexcludeファイルが存在する場合は、excludeファイルに記載されたファイル及びフォルダを除外して設定情報の記録を行う。S1407において、UI制御部2401は、設定情報エクスポート処理の結果を表示する。ステップS1408において、UI制御部2401は、トップメニュー画面900を操作部212に表示し、処理を終了する。
図15は、図14のステップS1401にて表示される設定情報エクスポート画面の例を示す図である。設定情報エクスポート画面1500は、拡張プログラムリスト1501とキャンセルボタン1502、実行ボタン1503とを有する。拡張プログラムリスト1501は、画像形成装置にインストールされている拡張プログラムの一覧を表示し、ユーザーからの選択を受け付けるためのリストである。また、拡張プログラムリスト1501は、複数選択可能リストであり、ユーザーは複数の拡張プログラムを選択することができる。キャンセルボタン1502は、設定情報エクスポート画面での処理を中止し、トップメニュー画面に遷移するためのボタンである。実行ボタン1503は、ユーザーが選択した拡張プログラムの設定情報のエクスポート処理を実行するためのである。また、実行ボタン1503は、ユーザーが拡張プログラムリスト1501中の拡張プログラムをひとつ以上選択することで有効化される。
図16(a)は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムが使用するUSBストレージ214内のファイル及びフォルダの例を示す図である。ルートフォルダ1601の中には、mam.onファイル1602、app1_V1.0.0.excludeファイル1603、smspass.csvファイル1604、configurationフォルダ1605が存在する。mam.onファイル1602は、このUSBストレージ214が本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラム用のUSBストレージ214であることを示すファイルである。画像形成装置101は、このmam.onファイル1602が可搬性記憶媒体に記憶されていることを確認し、拡張プログラム設定サポートプログラムの起動を行う。app1_V1.0.0.excludeファイル1603は、設定情報エクスポート処理で除外するファイルを指定したいときに作成するファイルである。smspass.csvファイル1604は、自動認証機能を使用したいときに作成するファイルである。このファイルが可搬性記憶媒体に記憶されている場合、認証処理は不要となる。configurationフォルダ1605は、拡張プログラムの設定情報を格納するフォルダである。configurationフォルダ1605の中には、referenceフォルダ1606とbackupフォルダ1609が存在する。
referenceフォルダ1606は、設定情報をリファレンス設定情報として格納するフォルダである。referenceフォルダ1606の中には、リファレンス設定情報をエクスポートした拡張プログラムの名称をフォルダ名とした、プログラムフォルダ1607が存在する。複数の拡張プログラムでリファレンス設定情報をエクスポートしている場合は、プログラムフォルダ1607は拡張プログラム毎に存在することになる。リファレンス設定情報は、リファレンス画像形成装置以外の画像形成装置で動作する拡張プログラムに対して設定される設定情報であるため、画像形成装置毎に記憶させる必要はない。プログラムフォルダ1607の中には、ref.zipファイル1608が存在する。ref.zipファイル1608は、リファレンス設定情報エクスポートを実行した時点の設定情報をzip形式でアーカイブしたファイルであり、拡張プログラム毎にひとつしか存在しないファイルである。ref.zipファイル1608は、リファレンス設定情報エクスポートを実行するたびに上書きされるファイルである。
backupフォルダ1609は、バックアップした設定情報、即ちバックアップ設定情報を格納するフォルダである。backupフォルダ1609の中には、設定情報をエクスポートした画像形成装置の識別番号をフォルダ名とした、画像形成装置識別番号フォルダ1610が存在する。複数の画像形成装置で設定情報をエクスポートしている場合は、画像形成装置識別番号フォルダ1610は画像形成装置毎に存在することになる。
画像形成装置識別番号フォルダ1610の中には、設定情報をエクスポートした拡張プログラムの名称をフォルダ名とした、プログラムフォルダ1611が存在する。複数の拡張プログラムで設定情報をエクスポートしている場合は、プログラムフォルダ1611は拡張プログラム毎に存在することになる。プログラムフォルダ1611の中には、設定情報バックアップファイル1612が存在する。設定情報バックアップファイル1612は、設定情報エクスポートを実行した時点の設定情報を、実行時刻をファイル名にしてzip形式でアーカイブしたファイルである。設定情報バックアップファイル1612は、設定情報エクスポートを実行するたびに追加されるファイルである。バックアップ設定情報は、その画像形成装置がリファレンス設定情報を反映される前の状態の設定情報に戻すことが可能であるが、主な使用方法としては、サービスマンがリファレンス設定情報と比較するために用いるための情報である。
図22は、smspass.csvファイルの例を示す図である。smspass.csvファイルは、CSV形式のファイルであり、画像形成装置の識別情報2201と画像形成装置に対応したパスワード情報2202で構成される。図23は、excludeファイルの例を示す図である。excludeファイルは拡張子が.excludeであるpropertiesファイル形式のテキストファイルであり、プログラム識別情報2301と除外ファイル2302で構成される。
本実施例によれば、画像形成装置の拡張プログラムの設定情報のエクスポート及びインポートを確実に行える。さらに初期設置作業前の設定情報と初期設置後の設定情報の差分情報の取得を確実に行うことができるようになるため、初期設置作業の効率化を図ることができるようになる。
[実施例2]
実施例2では、さらにユーザーの利便性を向上させるため、拡張プログラム設定サポートプログラムに対し、拡張プログラムイントール機能と、設定情報エクスポート処理でエクスポートした設定情報を復元する設定情報インポート機能を設ける例を説明する。
拡張プログラムイントール機能は、画像形成装置の初期設置作業者が拡張プログラムをインストールするときに更なる効率化を図るため使用することができる。具体的には、画像形成装置101は、インストール対象となる拡張プログラムのインストールとともに、リファレンス設定情報をインストールされた拡張プログラムの設定情報として設定する。設定情報インポート機能は、設定を誤り拡張プログラムが意図した通りに動作しなくなった等の不具合が生じたときに、拡張プログラムが正常に動作していたときの設定情報に手早く戻すために使用することができる。
本実施例においては、図7のステップS708において、操作部212に図9(b)で示すトップメニュー画面を表示する。図9(b)は、本実施例における図7のトップメニュー画面900の例を示す図である。図9(b)は、図9(a)の構成要素に加え、拡張プログラムをインストールするための選択肢である拡張プログラムインストールボタン904と、可搬性記憶媒体に記憶されたバックアップ設定情報を画像形成装置に記憶させるための選択肢である設定情報インポートボタン905を有する。拡張プログラムインストールボタン904は、拡張プログラムインストール画面を表示するためのボタンである。設定情報インポート画面を表示するためのボタンである。
図17は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムの拡張プログラムインストール処理を示すフローチャートである。S1701〜S1711は各ステップを示す。UI制御部2401は、ユーザーがトップメニュー画面900で拡張プログラムインストールボタン904を押下したことを検知すると、ステップS1701の処理を行う。
ステップS1701において、UI制御部2401は、ストレージ管理部2402に対し、拡張プログラム取得指示を行う。インストール可能拡張プログラム取得指示を受け付けたストレージ管理部2402は、USBストレージ214内の拡張プログラムファイルを取得し、取得した拡張プログラムファイルの情報をUI制御部2401に渡す。ステップS1702において、UI制御部2401は、ストレージ管理部2402に対し、ライセンスファイル取得指示を行う。ライセンスファイル取得指示を受け付けたストレージ管理部2402は、USBストレージ214内の拡張プログラムのライセンスファイルを取得し、取得したライセンスファイル情報をUI制御部2401に渡す。
ステップS1703において、UI制御部2401は、ライセンスファイルをチェックし、拡張プログラム設定サポートプログラムが動作する画像形成装置用のライセンスファイルを抽出する。そしてさらに、抽出したライセンスファイルに対応する、拡張プログラム設定サポートプログラムが動作している画像形成装置にインストールすることができる拡張プログラムを抽出する。ステップS1704において、UI制御部2401は、操作部212に図18で示す拡張プログラムインストール画面を表示する。ステップS1705において、ユーザーが画面を押下したことを検知したUI制御部2401は、ステップS1706において、画面操作イベントの種別をチェックする。ここで画面操作イベントが、リスト選択イベントだった場合はステップS1707に遷移し、実行ボタン押下だった場合はステップS1709に遷移し、キャンセルボタン押下だった場合はステップS17011に遷移する。
ステップS1707において、UI制御部2401は、ユーザーが選択した拡張プログラムを記憶し、ステップS1708において、実行ボタンを有効化する。ステップS1709において、UI制御部2401は、処理実行部2403に対し、記憶しているユーザーが選択した拡張プログラムの拡張プログラムファイル情報とライセンスファイル情報を渡し、拡張プログラムインストール指示を行う。拡張プログラムインストール指示を受け付けた処理実行部2403は、選択された拡張プログラムのインストール処理を行う。S1710において、UI制御部2401は、拡張プログラムインストール処理の結果を表示する。ステップS1711において、UI制御部2401は、トップメニュー画面900を操作部212に表示し、処理を終了する。
図18は、図17のステップS1704にて表示される拡張プログラムインストール画面の例を示す図である。拡張プログラムインストール画面1800は、拡張プログラムリスト1801とキャンセルボタン1802、実行ボタン1803とを有する。拡張プログラムリスト1801は、拡張プログラム設定サポートプログラムが動作している画像形成装置にインストールすることができる拡張プログラムの一覧を表示し、ユーザーからの選択を受け付けるためのリストである。また、拡張プログラムリスト1801は、単一選択可能リストであり、ユーザーはひとつだけ拡張プログラムを選択することができる。キャンセルボタン1802は、拡張プログラムインストール画面での処理を中止し、トップメニュー画面に遷移するためのボタンである。実行ボタン1803は、ユーザーが選択した拡張プログラムのインストール処理を実行するためのボタンである。また、実行ボタン1803は、ユーザーが拡張プログラムリスト1801中の拡張プログラムをひとつ以上選択することで有効化される。
図19は、本発明に係る、拡張プログラム設定サポートプログラムのバックアップ設定情報インポート処理を示すフローチャートである。S1901〜S1914は各ステップを示す。UI制御部2401は、ユーザーがトップメニュー画面900で設定情報インポートボタン905を押下したことを検知すると、ステップS1901の処理を行う。ステップS1901において、UI制御部2401は、操作部219に図20で示す設定情報インポート画面を表示する。図20に表示されたアプリケーションは、可搬性記憶媒体に記憶された、その画像形成装置のバックアップ設定情報に対応するアプリケーションの一覧である。ステップS1902において、ユーザーが画面を押下したことを検知したUI制御部2401は、ステップS1903において、画面操作イベントの種別をチェックする。ここで画面操作イベントが、リスト選択イベントだった場合はステップS1904に遷移し、実行ボタン押下だった場合はステップS1906に遷移し、キャンセルボタン押下だった場合はステップS1914に遷移する。
ステップS1904において、UI制御部2401は、ユーザーが選択した拡張プログラムを記憶し、ステップS1905において、実行ボタンを有効化する。ステップS1906において、UI制御部2401は、処理実行部2403に対し、記憶しているユーザーが選択した拡張プログラムの情報を渡し設定情報インポート指示を行う。設定情報インポート指示を受け付けた処理実行部2403は、選択された拡張プログラムの設定情報をストレージ管理部2402に渡し設定情報取得指示を行う。設定情報取得指示を受け付けたストレージ管理部2402は、選択された拡張プログラムの設定情報をUSBストレージ214に格納されている選択された拡張プログラムの設定情報を取得し、取得した設定情報を処理実行部2403に渡す。設定情報を受け取った処理実行部2403は、受け取った設定情報をUI制御部2401に渡す。設定情報を受け取ったUI制御部2401は、図21で示すインポート設定情報選択画面を表示する。
ステップS1907において、ユーザーが画面を押下したことを検知したUI制御部2401は、画面操作イベントの種別をチェックする。ここで画面操作イベントが、リスト選択イベントだった場合はステップS1909に遷移し、実行ボタン押下だった場合はステップS1911に遷移し、キャンセルボタン押下だった場合はステップS1913に遷移する。ステップS1909において、UI制御部2401は、ユーザーが選択した設定情報を記憶する。ステップS1910において、実行ボタンを有効化する。ステップS1911において、UI制御部2401は、処理実行部2403に対し、記憶しているユーザーが選択した拡張プログラムの情報を渡し設定情報インポート指示を行う。設定情報インポート指示を受け付けた処理実行部2403は、選択された拡張プログラムの設定情報をストレージ管理部2402に渡し設定情報インポート指示を行う。設定情報インポート指示を受け付けたストレージ管理部2402は、選択された拡張プログラムの設定情報をUSBストレージ214に格納されている設定情報で上書きする。
S1912において、UI制御部2401は、設定情報インポート処理の結果を表示する。ステップS1913において、UI制御部2401は、図20で示す設定情報インポート画面を操作部219に表示する。ステップS1914において、UI制御部2401は、トップメニュー画面900を操作部219に表示し、処理を終了する。図20は、図19のステップS1901にて表示される設定情報インポート画面を示す図である。設定情報インポート画面2000は、拡張プログラムリスト2001とキャンセルボタン2002、実行ボタン2003とを有する。拡張プログラムリスト2001は、画像形成装置にインストールされている且つUSBストレージ214内に設定情報が格納されている拡張プログラムの一覧を表示し、ユーザーからの選択を受け付けるためのリストである。また、拡張プログラムリスト2001は、単一選択可能リストであり、ユーザーはひとつだけ拡張プログラムを選択することができる。キャンセルボタン2002は、設定情報インポート画面での処理を中止し、トップメニュー画面に遷移するためのボタンである。実行ボタン2003は、ユーザーが選択した拡張プログラムのインポート設定情報選択画面を表示するためのボタンである。また、実行ボタン2003は、ユーザーが拡張プログラムリスト2001中の拡張プログラムをひとつ以上選択することで有効化される。
図21は、図19のステップS1906にて表示されるインポート設定情報選択画面の例を示す図である。インポート設定情報選択画面2100は、設定情報リスト2101とキャンセルボタン2102、実行ボタン2103とを有する。設定情報リスト2101は、USBストレージ214内に格納されている設定情報インポート画面で選択した拡張プログラムの設定情報の一覧を表示し、ユーザーからの選択を受け付けるためのリストである。また、設定情報リスト2101は、単一選択可能リストであり、ユーザーはひとつだけ設定情報を選択することができる。キャンセルボタン2102は、インポート設定情報選択画面での処理を中止し、設定情報インポート画面に遷移するためのボタンである。実行ボタン2103は、ユーザーが選択した設定情報のインポートを実行するためのボタンである。また、実行ボタン2103は、ユーザーが拡張プログラムリスト2101中の拡張プログラムをひとつ以上選択することで有効化される。
図16(b)は、本実施例における、拡張プログラム設定サポートプログラムが使用するUSBストレージ214内のファイル及びフォルダの例を示す図である。図16(b)は、図16(a)のファイル及びフォルダに加え、applicationフォルダ1613、jarフォルダ1614、拡張プログラムファイル1615、licenseフォルダ1616、ライセンスファイル1617を有する。applicationフォルダ1613内には、拡張プログラムファイル及びライセンスファイルを格納するフォルダである。jarフォルダ1614は、拡張プログラムファイル1615を格納するフォルダである。拡張プログラムファイル1615は、暗号化されたjarファイルである。拡張プログラムファイル1615は対応するライセンスファイルに暗号化され記載されている鍵情報により、インストール時に復号される。licenseフォルダ1616は、ライセンスファイル1617を格納するフォルダである。ライセンスファイル1617は、対応する拡張プログラムの暗号を解く鍵情報が暗号化された状態で記載されたファイルである。鍵情報の復号は拡張プログラムインストール時に画像形成装置に保存されている鍵情報使用して行う。
本実施例によれば、画像形成装置の初期設定作業を更に効率化し、設定情報の修正作業を行う上でも効率化を図ることができる。