JP5670679B2 - 予防接種スケジュール作成システム - Google Patents

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Description

予防接種のスケジュールを作成するとともに、接種対象者の保護者などのユーザに通知メールを送信して確実な接種を促し、かつ、接種済み履歴の更新、及びユーザ側からの変更要望、及び新型ウィルスなど喫緊に処理すべき疾病への対処等を理由としたスケジュールの変更を迅速に行うシステムに関するものである。
予防接種は数が多く、しかも予防接種ごとにワクチンの性質や接種条件が異なるため、どういう予防接種をどういう順番でいつ受けたらよいのか、乳幼児のこどもを持つ大多数の保護者にとって、判断が難しいところである。そのため特許文献1に開示された「小児予防接種の計画支援システム及び代行予約システム」は、コンピュータを用いて予防接種の計画支援を提供し、医学の専門知識のない多くの保護者の負担を軽減することを目的としている。
特開2007−18337号公報
上記特許文献1に記載の技術は、特に乳幼児のこどもをもつ保護者が、自ら専門書や自治体の広報等を参照して計画を立てるといった労力を払うことなく、システムが代わって計画を立て、さらに医療機関への予約の代行までも行う。しかしながら、この技術は次の点で、決して使いやすいとはいえない。第一に、医療現場では効率上複数のワクチンを同時接種することが行われているが、この点が考慮されていない。第二に、ワクチンには不活化ワクチンと生ワクチンの2種類があり、この種類によって次のワクチンが接種可能な期間が異なるのだが、この点が考慮されていない。第三に、同時接種できないワクチンについてはいずれを先に接種するか、その優先順位が考慮されていない。第四に、最近話題になった新型インフルエンザのような従来なかったウィルスの出現により新たなワクチンの接種が予想される。しかし、上記の技術では、これらをまったく考慮していない。
そのため、本発明は、様々な条件を考慮し、最適な予防接種スケジュールを立てること、かつ個人の現状や現在の環境に合わせて柔軟にスケジュールを変更することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、
システム管理装置と、このシステム管理装置にインターネットを介して接続するユーザ端末とから構成される予防接種スケジュール作成システムであって、
前記システム管理装置は、
各種の予防接種に関する情報を格納する予防接種情報記憶手段と、
ユーザに関する個人情報(例:保護者およびこどもの名前、こどもの生年月日、携帯メールアドレスなど)及び予防接種のスケジュールを格納するユーザ情報記憶手段と、
ユーザ情報管理手段と、基本スケジュール作成手段と、スケジュール変更手段と備えたことを特徴とする。
ユーザ情報管理手段は、登録を希望するユーザからの個人情報を受信し、ユーザ情報記憶手段に登録する。
基本スケジュール作成手段は、受信した個人情報(こどもの生年月日と登録年月日が主)と予防接種情報記憶手段から抽出した情報に基づいて、ユーザのための予防接種の基本スケジュールを作成する。
スケジュール変更手段は、前記基本スケジュールに対する当該ユーザからの変更要求、あるいはユーザ登録後の接種済み履歴の更新に基づき、予防接種のスケジュールを現在の状況に適合させ、今後の最適なスケジュールを提供する。
前記予防接種情報記憶手段には、各ワクチンについての優先度が記憶されており、同時期に接種可能なワクチンが複数ある場合に、優先度がより高いワクチンはより低いワクチンよりも原則として先に接種されることを原則とするが、複数のワクチンが同時接種される場合、これらの複数のワクチンの優先度の中で最も高い優先度を、同時接種されるワクチンの優先度とみなす。
前記基本スケジュール作成手段あるいは前記スケジュール変更手段は、登録希望時あるいは変更要求時に前記ユーザ端末によって同時接種希望が選択され且つ条件が合致するとともに同時接種可能なワクチンが前記予防接種情報記憶手段から複数選ばれた場合、これらの複数のワクチンを同一日時に接種するスケジュールを組む。
これにより、個々のユーザに合った接種スケジュールを作成し、かつ、適切に変更することができる。同時接種を行うことにより、効率良い予防接種が可能となり、医療機関と保護者双方の負担が軽減できる。
上記の目的を達成するために、第1の不活化ワクチン、生ワクチン、第2の不活化ワクチンの順に接種する場合に、第1の不活化ワクチンの接種から第2の不活化ワクチンの接種までの標準期間が5週間であるところ、5週間を超える場合は、第1の不活化ワクチンの次に第2の不活化ワクチンを接種してから生ワクチンを接種するように入れ替えることが好ましい。
これにより、効率よく予防接種を受けることができる。生後1年以内に接種が望ましいワクチンの数はかなり多く、また、乳幼児に早目に抗体を作らせるためにも、1週間といえども無駄に時間を空けないことは意義のあることである。
上記の目的を達成するために前記予防接種情報記憶手段に未登録の新規のワクチンが出現したとき、前記予防接種情報記憶手段に登録するとともに、既存の予防接種スケジュールを変更することが好ましい。
また、前記予防接種情報記憶手段に登録されるワクチンが流行ワクチンであれば、接種期間が設定されるとともに、前記スケジュール変更手段による既存の予防接種スケジュールの変更がありうることが好ましい。
これにより、新規のウィルスが蔓延するような事態になっても、迅速にスケジュールの変更ができる。
上記の目的を達成するために、前記システム管理装置は、さらに、予防接種スケジュールをメールで送信し、このメールへのユーザからの返信メールを受信する連絡メール送受信手段を備え、接種予定日が近づくと、通知メールを接種済まで所定のタイミングでユーザ端末に送信するとともに、接種予定日以後のメールで指定されたWebページを介しての変更要求がユーザ端末から送信されない場合、接種予定日に接種済となったと判定することが好ましい。
メール連絡の機能を備えたことにより、作成されたスケジュールどおりに予防接種を受けやすくなる。これにより、接種の受け忘れが防止できる。また、現在スケジュールに予防接種の実績を反映させておくことができるので、接種済にもかかわらず、再度接種を促すメールを送り、ユーザを混乱させることを防止できる。
接種を受ける対象者の個人の条件(生年月日など)および現在の条件(流行ワクチンの有無など)に対応した最適な接種スケジュールを自動的に作成できる。また、従来にない新規なウィルスなどが流行し、新規な予防接種が義務づけられた場合にも適切かつ迅速にスケジュールの変更ができる。さらに、ユーザに対して、確実な接種を促すためのメールを送信することで、接種を失念することを防止できる。
実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。 実施形態に係るユーザ情報記憶手段のデータ構成例を示す図である。 実施形態に係る予防接種情報記憶手段のデータ構成例を示す図である。 実施形態に係る予防接種情報記憶手段のデータ構成例を示す図である。 実施形態に係る予防接種情報記憶手段のデータ構成例を示す図である。 実施形態に係る医療機関情報記憶手段のデータ構成例を示す図である。 実施形態に係るユーザ登録時およびスケジュール変更時の処理を示すフロー図である。 実施形態に係る登録用URLの案内メールの本文を例示する図である。 実施形態に係るユーザ登録時の画面例を示す図である。 実施形態に係る基本スケジュール作成の詳細な処理を例示するフロー図である。 実施形態に係る基本スケジュール作成例を示す図である。 実施形態に係る基本スケジュール作成において入れ替えのロジックを説明する図である。 実施形態に係るユーザ登録完了通知のメール本文を例示する図である。 実施形態に係るユーザ登録完了画面の基本スケジュール表示例を示す図である。 実施形態に係るユーザ登録内容の変更画面の表示例を示す図である。 実施形態に係る予約を促すメール本文を例示する図である。 実施形態に係る接種日当日に送信するメール本文を例示する図である。 実施形態に係る接種予定日の翌日に送信するメール本文を例示する図である。 実施形態に係る他の基本スケジュール作成例を示す図である。
本発明の一実施の形態のシステム(以下、本システム)について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の構成について、図1のシステム構成例およびシステム管理装置1の機能ブロック例を参照しながら説明する。
図1に示すように、本システムは、システム管理装置1にインターネットNを介してアクセスしたユーザ端末2が、システム管理装置1が作成したスケジュールおよび通知メールによって、何時までにどのような予防接種を受ければよいか、という情報を取得するものである。また、医療機関の端末3も適宜インターネットNを介してシステム管理装置1に接続可能であるとする。
ユーザ端末2は、本システムに登録しているユーザ或はこれから登録しようとする者が利用する端末である。このユーザ端末2は、システム管理装置1からのメールをリアルタイムに受信することが不可欠であるため、メール受信機能を備えた携帯電話であることが望ましい。このユーザ端末2は、メール送受信機能のほかに、各種のデータを入力するためのキーボードや、当該入力したデータやネットワークを介して受信したデータ等を画面表示するためのディスプレイを備え、かつ、HTMLなどで記述されたWebページを画面表示するソフトウェア(ブラウザ)がインストールされていることが必要である。
図1には、ユーザ端末2が1台のみ記載されているが、台数に制限はない。
なお、この実施形態は予防接種を受ける対象として乳幼児を想定している。そのため、本システムに登録したり、本システムと連絡したりするのはこれらの乳幼児の保護者である。以下の説明では、特に区別が必要なとき以外は、保護者と乳幼児とを区別せずユーザと記す。
システム管理装置1は、CPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの内部メモリ、及びハードディスクドライブなどの外部記憶装置により、記憶部4、処理部5を構成する。他に、通信インターフェース部6、マウスやキーボードなどの入力手段、ディスプレイやプリンタなどの出力手段も備える。
なお、図1では、1台しか記載がないが、1台でその処理を実行するとは限らず、複数の情報処理装置が連携してその処理を実行してもよい。例えば、記憶部4のうち、ユーザや予防接種に関する情報を格納している記憶手段は、システム管理装置1に内蔵するハードディスクやケーブルで接続する外付けハードディスクに設けてもよいが、システム管理装置1とは別のコンピュータをデータベースサーバとして用いてもよい。
記憶部4には、ユーザ情報記憶手段7と、予防接種情報記憶手段8と、医療機関情報記憶手段9と、その他の記憶手段が含まれる。その他の記憶手段には、コンピュータをシステム管理装置1として動作させるための各種コンピュータプログラム、ユーザ端末2に送信する画面データのテンプレート、各種処理時のワークデータ等が格納される。
処理部5には、ユーザ情報管理手段10と、基本スケジュール作成手段11と、スケジュール変更手段12と、連絡メール送受信手段13と、その他の処理手段が含まれる。
ユーザ情報管理手段10は、本システムへの登録を希望してきたユーザの個人情報をユーザ情報記憶手段7に格納して管理する。
基本スケジュール作成手段11は、本システムへのユーザ登録時、そのユーザの生年月日と登録した日に基づいて基本スケジュールを自動的に作成する。これは初期スケジュールともいえるものである。この基本スケジュールがその後時々刻々変化していくわけであるが、これを現在スケジュールと呼ぶ。基本スケジュールは、各ユーザ固有の事情は考慮しない。例えば、本システムへの登録前にすでに何かの接種を受けているか等である。各ユーザ固有の事情まで考慮して基本スケジュールを作成すれば処理は極めて煩雑になる。ユーザ固有の情報(但し、病歴などの医師の判断が必要な情報は通常除く)は、スケジュール変更時に反映させればよい。
スケジュール変更手段12は、基本スケジュールあるいは現在スケジュールを現状に合致させるように変更する。スケジュールの変更が必要になる場合として、第1に、ユーザ登録時に作成された基本スケジュールについて、接種済などの情報を申告して変更要求をする場合(例えば、図7のステップS10)、第2に、連絡メールを受けたときに、変更する場合(例えば、図16のメールに記載されたURL(L5)をクリックして変更)、第3に、接種予定日の翌日のメールに対して返信する場合(例えば、図18のメールに記載されたURL(L6)をクリックして変更)などが考えられる。
連絡メール送受信手段13は、次の予防接種の接種日が近づいてきたときに接種忘れがないように医療機関への予約、医療機関での接種を促すメールをユーザ端末2に送信したり、ユーザ端末2からの返信を受信したりする。
ただし、これらの処理部5の各手段の分類はあくまで説明の便宜上であって、実際にこの実施の形態での実現の方法を規定しているわけではない。要するにここで説明されている機能が実現できればよい。また、各手段は、記憶部4に格納されているコンピュータプログラムをOSがメモリ上に展開し、CPUが実行する。
ユーザ情報記憶手段7には、本システムのユーザに関する情報のうち、個人情報がユーザIDと対応づけてユーザ情報管理手段10によって格納される。個人情報には、図2に例示するようにこどもと保護者の氏名とハンドル名、住所と携帯メールアドレスなどが含まれる。ハンドル名も登録しておくことが望ましいのは、このシステムを介して保護者同士が情報交換できるからである。また、携帯メールアドレスは本システムでは必須である。パソコンのメールアドレスでは、必ずしも毎日メールをチェックしない人も多いからである。個人情報には、当該ユーザが行きつけの医療機関があれば、そのメールアドレスやURLを登録してもよい。システム管理コンピュータ1がユーザに代わって、医療機関端末3に予約代行を行うことも可能となるからである。
ユーザ情報記憶手段7に格納されるのは、上記のような主として登録時に格納される個人情報だけではない。登録時には、基本スケジュール作成手段11によって作成された予防接種の基本スケジュールが格納される。登録後は、接種の進行やユーザによる変更によってスケジュールは時々刻々変化していくわけであるが、これは現在スケジュールとしてスケジュール変更手段12によって登録される。登録されるスケジュールについては後に詳しく説明する。
予防接種情報記憶手段8に格納されるデータ構成例を図3〜図5に示す。各予防接種に関するデータがID(以下、「ワクチンID」)と対応づけて登録されている。
図3の「グループID」とは、同一種類の予防接種に付されるIDである。例えば、ワクチンIDが1〜5の三種混合は、5回に分けて接種するのであり、同一のグループに属し、同一のグループIDをもつ。「区分」とは、法律で接種が義務付けられている「必須」と、義務付けられていない「任意」と、流行ワクチンであって接種期間が限定されることの多い「流行」のいずれかである。このうち「必須」と「任意」は基本ワクチンとも呼ばれる。「流行」は、今までにない新種のウィルスの出現により、今後種類が増加すると考えられる。「種類」は、不活化ワクチンと生ワクチンの別を表わすものである。
図4は、各予防接種のワクチン基本条件を示す。例えば、ワクチンID=1の三種混合は、計5回接種が必要なうちの1回目であり、出生から3ヶ月後に接種が望ましく、生後12ヶ月未満のうちに接種する必要がある。ワクチンID=2は、三種混合の2回目であり、1回目の接種から3週間後かつ8週間以内に接種する必要がある。ワクチンID=7と8はポリオワクチンであり、出生から3ヶ月後に1回目を、1回目から6週間後に2回目を接種する必要がある。
図5の「同時接種可否」は、他のワクチンと同時接種が可能か否かを表わす。例えば、ワクチンID=1の三種混合と、ID=14のHib標準と、ID=18のプレベナーはいずれも同時接種可であるので、図4のワクチン基本条件を満たしてさえいれば同時に接種を受けられる。複数の予防接種を同時に受けることができるならば、多忙な医療機関にとって手間が省け、保護者にとっても受け忘れが少なくなって、確実に接種が受けられる。「接種期間」は、流行ワクチンに特有の情報であり、図3から図5の条件を満たしているならば、この期間内に接種を受けることが望まれる。図5の例では、ワクチンID=24,25のインフルエンザワクチンは、10月から12月末の間に接種を受ける必要がある。「優先度」は、ワクチン基本条件から同時期に接種可能なワクチンが複数ある場合に、いずれを先に接種するかを決定するために参照される。優先度には、「最高」、「高」、「中」、「低」および「最低」の5ランクがある。優先度がより高いワクチンはより低いランクのワクチンよりも原則として先に接種される。ただし、同時接種の場合に例外がある。三種混合とプレベナーとHibは同時接種されることが多いが、三種混合は優先度が「中」であるのに対し、プレベナーとHibはいずれも「最低」である。この場合、最も優先度の高い三種混合にあわせて、これら同時接種されるワクチンの優先度は「中」とする。「次回ワクチンの接種可能時期」とは、接種を受けてから次の異なるワクチンを接種するまでに設けるべき期間のことである。例えば、三種混合ワクチンは1週間後とあるが、これは三種混合ワクチンを接種してから、次の異なるワクチンの接種まで1週間を空けなくてはならないことを意味する。同じワクチンについては、図4のワクチン基本条件に従い期間を空ける。例えば、三種混合ワクチンの2回目は、同じ三種混合ワクチンの1回目から最低3週間は空けなくてはならない。
なお、図3〜図5に示したのは予防接種のすべてではなく、他に肝炎やHPVなどの予防接種もあるが、これらは説明の便宜のために省略した。
医療機関情報記憶手段9に格納されているデータ例を図6に示す。
医療機関のURLや電話番号、メールアドレスなどの連絡用の情報と、予防接種毎に対応可能か否かが登録されている。
次に、本実施形態の処理手順について、図面を参照しながら説明する。
本システムの処理は、
ユーザ登録を受付、そのユーザの誕生日および登録日のみを考慮した基本スケジュール即ち標準的な接種スケジュールを作成するユーザ登録処理、
ユーザの変更要求等に応じて基本スケジュールを変更する現在スケジュール作成処理、
ユーザ情報記憶手段7の全ユーザの現在スケジュールを定期的に参照し、該当するユーザに対してメールで接種を促したり、接種予定の日が経過したときに現在スケジュールを変更したりする連絡メール送受信処理
に大別される。
上記のユーザ登録処理および現在スケジュール作成処理は、ユーザからの登録要求があったとき、つまり不定期に処理がなされる。連絡メール送受信処理のうち、システム側からのメール送信は、全ユーザについて所定のタイミングで行われる。
まず、ユーザ登録処理および現在スケジュール作成処理について、図7の流れ図に従い、詳細に説明する。
このシステムへの登録を希望するユーザは、システム管理装置1に対して空メールを送信する(ステップS1)。システム管理装置1は、空メールの送信元アドレスにあて、図8に例示するようなメールを送信する(ステップS2)。図8に記載されたURL(L1)で指定されたWebページにアクセスし、登録に必要な情報を入力する(ステップS3)。
入力画面例を図9に示す。ユーザ端末2から、入力された情報が送信されると(ステップS4),システム管理装置1はこれを受信して、予防接種情報記憶手段8を参照しながら当該ユーザに適合した基本スケジュールを作成する(ステップS5)。
ステップS5の処理詳細を、図10のフローおよび図11のスケジュール作成例を参照しながら説明する。
この例のユーザは、誕生日は2月1日であり、本システムに登録したのは4月25日である。
登録時(4月25日)の生後日数に基づいて基本ワクチンの日程を出す(ステップS101)。生後日数は83日なので生後3ヶ月とみなして処理をする。図4の基本ワクチン条件より、生後3ヶ月の乳児が接種可能なワクチンは、次の5種類である。
・三種混合1回目(ワクチンID=1)
・BCG(ワクチンID=6)
・ポリオ1回目(ワクチンID=7)
・Hib標準1回目(ワクチンID=14)
・プレベナー1回目(ワクチンID=18)
効率よく予防接種を受けるために、同時接種が可能なワクチンは同時に受けることが推奨されている。同時接種するか否かは、図9の登録画面においてユーザが選択する。もし、ユーザが同時接種コースを選択しているならば(ステップS102でYes),同時接種可能なワクチンを取り出す(ステップS103)。上記のうち三種混合1回目と、Hib標準1回目と、プレベナー1回目は図5のテーブルより同時接種が可能であることがわかる。
ところで、上記の5種類はいずれも基本ワクチンであって、もし流行ワクチンの接種が必要な時期と重なるならば、流行ワクチンを優先させる。しかし、図5より、流行ワクチンの接種時期は10月から12月末なので、接種すべき流行ワクチンを考慮する必要がないと判断できる(ステップS104)。
以上から、生後3ヶ月のユーザが接種可能なワクチンは次の3とおりである。
a)三種混合1回目と、Hib標準1回目と、プレベナー1回目の同時接種
b)BCG
c)ポリオ1回目
a)b)c)をどのような順序で接種するかが問題となる。図5より、BCG高優先度、ポリオ低優先度、三種混合は中優先度なので、b)、a)、c)の順に接種する(ステップS105)。最初に接種するBCGは、図4より生後3ヶ月後に接種するものとされているので、5月1日を接種予定日とする。図5より、BCGを接種したときは、他のワクチン接種まで4週間を空けなくてはならないので、a)は、BCG接種日である5月1日から4週間後の5月29日に接種することにする。残るc)ポリオの1回目は、三種混合などの同時接種後1週間経った6月5日に接種することにする。
以上で、6月5日までのスケジュールが定まった。続いて、6月5日過ぎのスケジュールを定める。
c)の接種日である6月5日、つまり生後4ヶ月経過以降に接種可能なワクチンを図4を参照して抽出する(ステップS106)。次の4種類が該当する。
・三種混合2回目(ワクチンID=2)
・ポリオ2回目(ワクチンID=8)
・Hib標準2回目(ワクチンID=15)
・プレベナー2回目(ワクチンID=19)
このユーザは同時接種を希望しているので、接種可能なのは、次の2とおりである。
d)三種混合2回目と、Hib標準2回目と、プレベナー2回目の同時接種
e)ポリオ1回目
前回接種したワクチン(ポリオ1回目)の種類に基づき、d)、e)のそれぞれの接種日を仮決定する(ステップS107)。図5より、ポリオワクチンを接種したときは、次のワクチン接種まで4週間空けなくてはならないので、d)とe)の接種日はいずれも6月5日から4週間後の7月3日である。しかし、図4の基本ワクチン条件により、ワクチンの種類によっては、他の条件も課されているのでこれも考慮して日程を調整する(ステップS108)。この例では、三種混合2回目は1回目から3週間後、Hib標準2回目とプレベナー2回目はそれぞれ1回目から4週間後と定められている。仮決定した7月3日はこの条件を満たしている。一方、ポリオ2回目は、ポリオ1回目から6週間後でなくてはならないので、仮決定した7月3日よりも2週間後の7月17日にならなければ接種できない。
そこで、d)を7月3日に接種すべきことが確定する。
e)については、7月17日に仮決定しておく。
7月3日までのスケジュールが確定したが、生ワクチンであるe)は日付未確定である。日付が確定した不活化ワクチンの後のワクチン候補として、日付未確定の生ワクチンがあるときは(ステップS109でYes)、以後の接種可能なワクチンを取り出す(ステップS106)。取り出されたのは、次の4つである。
・三種混合3回目(ワクチンID=3)
・ポリオ2回目(ワクチンID=8)
・Hib標準3回目(ワクチンID=16)
・プレベナー3回目(ワクチンID=20)
このユーザは同時接種を希望しているので、接種可能なのは、次の2通りである。
e)ポリオ2回目
f)三種混合3回目と、Hib標準3回目と、プレベナー3回目の同時接種
前回のワクチンd)は接種後1週間経過すれば次のワクチンが接種可能なので、e)、f)ともに7月10日を接種日と仮決定する(ステップS107)。
しかし、図5の基本ワクチン条件に基づき調整すると(ステップS108)、Hib標準とプレベナーは先の同時接種から4週間空けなくてはならないので、最短で7月31日である。一方、ポリオ2回目は、最短で7月17日である。もし、e)をf)よりも先に接種するならば、図12の上段に示すように、f)の接種可能日は、7月17日から4週間後の8月14日となってしまう。一方、図12の下段に示すように、f)を先に接種すると、e)の接種可能日は、7月31日から1週間後の8月7日となる。このように、e)、f)の順を、f)、e)の順に変えれば、両者は8月7日に接種済となる。1週間でも早く接種済となることは好ましいことであり、本実施の形態では、上記のように順番を入れ替える(ステップS110)。このような順番の入れ替えを考慮するのは、ワクチン種類が不活化と生との先後の判断が必要となるときである。上記の例では、f)が不活化ワクチンであり、e)が生ワクチンなので、このような入れ替え操作が必要となった。
日付が未確定の予防接種があれば(ステップS111でYes),ステップS101の処理に戻る。
このユーザについては、8月7日以降に接種すべきワクチンとしてインフルエンザ1回目と2回目がある。図5より、10月から12月末の間に接種すべきなので、1回目を10月1日に接種することを仮決定する。前回接種したのは8月7日のポリオ2回目であるが、ポリオ接種後4週間以上経過しているので、10月1日をインフルエンザ1回目の接種日として確定する。
インフルエンザ2回目は、1回目から1〜4週間後とされているので、最短10月8日に接種を予定する。以後、生後12ヶ月後から接種の麻しん、水痘などが続くが説明は省略する。
以上の基本スケジュールは同時接種コースを選択しているユーザ向けである。しかし、同時接種コースを選択していない場合(図10のS102でNo)も、考え方は同様である。ただし、上記のプレベナー、Hibの優先度は本来の「最低」として扱われることは言うまでもない。
以上のように、ユーザの氏名住所などの個人情報の登録及び基本スケジュールの作成が終わると、図13に例示するようなメールを送信(ステップS6)して、ユーザの確認を促す。図13のメールに記載されたURL(L2)で指定されたWebページにアクセスし、作成された基本スケジュールを確認する(ステップS7)。図14に画面表示例を示す。
もし、この表示内容に問題が無ければ(ステップS8でNo)、OKボタンを押下することにより、システム管理装置1に同意の意思表示をすればよい(ステップS9)。この場合、基本スケジュールがユーザの現在スケジュールとなる。ここまでが、ユーザ登録処理である。この時点でのユーザ情報記憶手段7の内容は、図2の(A)のとおりである。
もし、ユーザが内容の変更を希望する場合(ステップS8でYes),ワクチン一覧の変更ボタンを押下し、図15のような画面に遷移する。
たとえば、5月29日の接種予定を6月5日に変更し、OKボタンが押されると、変更要求がシステム管理装置1側に送信され(ステップS10)、基本スケジュールを変更することになる(ステップS11)。5月29日の予定が1週間繰り下がることにより、以後のスケジュールも自動的に変更になり、現在スケジュールが確定する。この時点でのユーザ情報記憶手段7の内容は、図2の(B)のとおりであり、予防接種の第2回から第4回の日付が変更になっている。
ユーザによる変更があるのは、次のような場合が考えられる。すなわち、本システムに登録前に既にワクチンの接種を受けている場合である。たとえば、登録日よりも前に、あるワクチンの接種を受けているならば、ユーザは接種予定日に実際の接種日を入力すればよい。システムは、登録日と接種日あるいは接種予定日の先後を判断して、登録日よりも以前の日付であれば、接種済と判断する。
続いて、連絡メール送受信処理について詳しく説明する。
本発明は、煩雑なスケジュールを自動生成することにより、医療関係者の事務処理負担を軽減することが目的である。しかし、ユーザに確実に予防接種を受けてもらうことも目的とする。
そのため、予防接種の予定日が近づいてきたならば、図16に例示するような医療機関の予約を促すメールを送信する。たとえば、1回目の連絡を4週間前にすると定めたならば、6月5日の三種混合などの同時接種および予約を促すために5月8日にユーザ端末2宛に送信する。なお、1回目のメール送信時期を一律にするのではなく、予防接種ごとに設定してもよい。例えば、ポリオ2回目のメールは、ポリオ1回目が接種済となった日から2週間後から送信開始する、といったようにである。
このメールを介して予約をする場合は、図16のURL(L3)をクリックする。このURLとして、例えば、本システムと提携している医療機関のサイトへのリンク一覧が記載されたWebページを指定するものが考えられる。予約をしない場合は、URL(L4)をクリックする。このURL(L4)は、たとえば、当該ワクチンの重要性などを説明するWebページや、ユーザの住所の近くにある医療機関のリストを表示するWebページが考えられる。システム管理装置1側では、URL(L3)とURL(L4)のいずれがクリックされたかによって、ユーザが予約をしたか否かを判断できるものとする。予約をした場合は、接種予定日の当日もしくは前日に次のメールを送信すればよい。
本システムへの登録前に既に予防接種を受けていたにもかかわらず、基本スケジュールを受信したユーザが変更要求することを失念していた場合がある(図9のステップS8で誤ってNoに分岐させる)。
このように既に接種したワクチンがあるときは、URL(L5)をクリックし、図14に例示するような変更画面を表示させ、変更すればよい。
予約をしないユーザに対しては、所定の間隔で予約を促すメールを再送する。このメールは接種日の3週間前、2週間前、1週間前、前日に送信してもよい。ただし、ユーザである保護者によっては、几帳面な性格、ずぼらな性格などいろいろなタイプがいるので、過去の履歴によって送信間隔や送信回数に変化をつけてもよい。例えば、前回の接種の際に、1回目のメール送信後ただちに予約をした場合は、几帳面な性格と判断して、予約が未であっても3週間前と2週間前のメール送信は省略する、といった対応が考えられる。
接種日が到来したなら、図17に例示するようなメールを送信する。失念を防止し、スケジュールどおりに予防接種が受けられるようにするためである。
接種日の翌日になったら、図18に例示するようなメールを送信する。システム管理装置1にとっては、ユーザが実際に当日に接種したか否かはわからないので、接種日の翌日に機械的に図18のメールを送信する。このメールへの返信がなければ、システム管理装置1は、予定通りに接種済と判断し、現在スケジュールを現状のままとする。具体的には、ユーザ情報記憶手段7の予防接種(第2回)の欄には6月5日の日付が入ったままになっている。本日(6月6日)よりも過去の日付であることによって、以後システム管理装置1は済と判断する。
もし、接種を受けていなければ、ユーザは、メール本文に記載されているURL(L6)をクリックし、図15のような変更のための画面に遷移し「接種しない」を選択すればよい。もし、何らかの理由で接種できなかったときは、再予約日を入力すればよい。システム管理装置1は、当該予防接種の日程を変更するとともに、後続のワクチンの日程を変更することになる。この変更後のスケジュールは当該ユーザの現在スケジュールであり、これに合致するようにユーザ情報記憶手段7は変更される。
上記の実施形態の中で言及しなかった点をいくつか補足する。
上記の実施形態では、生後約3ヶ月後に登録し、流行ワクチンの接種時期到来前にポリオの2回目の予防接種を受けていたユーザを想定して基本スケジュール例を説明した(図11)。これに対し、図19に示すスケジュール例では、生後2ヶ月以内で登録し、ポリオの2回目の予防接種前に流行ワクチンの接種時期が到来している。図19の例は同時接種を選択しているが、7月7日の同時接種には三種混合が含まれていない。これは、三種混合の1回目は生後3ヶ月以降に接種することとされているからである。ポリオの2回目は、1回目が接種された8月19日から6週間後の9月30日に受けられるはずであるが、10月1日にインフルエンザの1回目を受けるために、延期されている。ポリオの2回目と、三種混合の3回目はいずれも10月15日に受けられるが、ポリオは三種混合よりも優先度が低いので、三種混合を10月15日に接種した後、10月22日にポリオの2回目を接種するようにした。
本システムの対象は、乳幼児に限るものではなく、成人でもよい。本システムに登録しているならば、新種のウィルスに対する予防接種が新たに開始されたときなど、システムからメールが送られてくるので、予防接種を忘れずに受けることができる。
本システムは、スケジュールの作成にあたり、生年月日と登録日以外の個人の条件を原則として考慮していない。もし、既往症や特異体質があれば、これらについては医療機関での予防接種前の問診などで、医師に申告すればよいのである。
本システムの運用開始後に、新たな流行ワクチンの接種が追加されるようになったとき、システム管理装置1は、予防接種情報記憶手段8を更新するとともに、全ユーザの現在スケジュールを適宜更新する必要があることは言うまでもない。更新されたときは、ユーザにその旨をメールで通知すると同時に、当該流行ワクチンの説明や注意事項などの情報提供をするとよい。
本システムの実際の運用では、日曜日、祝日、年末年始も考慮してスケジュールを立てることは当然であるが、上記の説明では煩雑を避けるために言及しなかった。
上記の実施形態は、あくまで例示にすぎない。例えば、ユーザ情報記憶手段7、予防接種情報記憶手段8に格納するデータ項目やテーブル構造、処理の流れ、画面の遷移や画面表示等につき、様々な変形例が考えられ、それらの変形例も本発明の範囲である。
例えば、ユーザ情報記憶手段7には、ユーザの名前や住所などの個人情報と、予防接種スケジュール情報とを分けて格納してもよい。
医師や看護師でなければ適切に作成できない予防接種のスケジュールを自動生成できるシステムとして、多忙を極める医療関係者の手間を省くとともに、新型のウィルスの流行に際しても最適かつ効率よくスケジュールの生成ができるシステムとして、医療機関、行政機関、および乳幼児の保護者などの関係者からの利用が期待できる。
1:システム管理装置、2:ユーザ端末、3:医療機関端末、4:記憶部、5:処理部、6:通信インターフェース部、7:ユーザ情報記憶手段、8:予防接種情報記憶手段、
9:医療機関情報記憶手段、10:ユーザ情報管理手段、
11:基本スケジュール作成手段、12:スケジュール変更手段、
13:連絡メール送受信手段、N:インターネット

Claims (5)

  1. システム管理装置と、このシステム管理装置にインターネットを介して接続するユーザ端末とから構成されるシステムであって、
    前記システム管理装置は、
    各種の予防接種に関する情報を格納する予防接種情報記憶手段と、
    ユーザに関する個人情報および予防接種のスケジュールを格納するユーザ情報記憶手段と、
    登録を希望するユーザからの個人情報を受信し、前記ユーザ情報記憶手段に登録するユーザ情報管理手段と、
    前記受信した個人情報と前記予防接種情報記憶手段から抽出した情報に基づいて、当該ユーザのための予防接種の基本スケジュールを作成する基本スケジュール作成手段と、
    前記基本スケジュールに対する当該ユーザからの変更要求、あるいはユーザ登録後の接種済み履歴の更新に基づき、予防接種のスケジュールを現在の状況に適合させ、今後の最適なスケジュールを提供するスケジュール変更手段と備え
    前記予防接種情報記憶手段には、各ワクチンについての優先度が記憶されており、同時期に接種可能なワクチンが複数ある場合に、優先度がより高いワクチンはより低いワクチンよりも原則として先に接種されることを原則とするが、複数のワクチンが同時接種される場合、これらの複数のワクチンの優先度の中で最も高い優先度を、同時接種されるワクチンの優先度とみなすとともに、
    前記基本スケジュール作成手段あるいは前記スケジュール変更手段は、登録希望時あるいは変更要求時に前記ユーザ端末によって同時接種希望が選択され且つ条件が合致するとともに同時接種可能なワクチンが前記予防接種情報記憶手段から複数選ばれた場合、これらの複数のワクチンを同一日時に接種するスケジュールを組む
    ことを特徴とする予防接種スケジュール作成システム。
  2. 第1の不活化ワクチン、生ワクチン、第2の不活化ワクチンの順に接種する場合に、第1の不活化ワクチンの接種から第2の不活化ワクチンの接種までの標準期間が5週間であるところ、5週間を超える場合は、第1の不活化ワクチンの次に第2の不活化ワクチンを接種してから生ワクチンを接種するように入れ替えることを特徴とする請求項1に記載の予防接種スケジュール作成システム。
  3. 前記予防接種情報記憶手段に未登録の新規のワクチンが出現したとき、前記予防接種情報記憶手段に登録するとともに、既存の予防接種スケジュールを変更することを特徴とする請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の予防接種スケジュール作成システム。
  4. 前記予防接種情報記憶手段に登録されるワクチンが流行ワクチンであれば、接種期間が設定されるとともに、前記スケジュール変更手段による既存の予防接種スケジュールの変更がありうることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の予防接種スケジュール作成システム。
  5. 前記システム管理装置は、さらに、予防接種スケジュールをメールで送信し、このメールへのユーザからの返信メールを受信する連絡メール送受信手段を備え、
    接種予定日が近づくと、通知メールを接種済まで所定のタイミングでユーザ端末に送信するとともに、接種予定日以後のメールで指定されたWebページを介しての変更要求がユーザ端末から送信されない場合、接種予定日に接種済となったと判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の予防接種スケジュール作成システム。
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