JP7445245B1 - スケジュール案内装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
条件α:「他の処置(以下単に「処置」と記載する):初回のワクチンX接種,属性条件なし,前側忌避期間:3週間」
条件β:「処置:ワクチンY以外のワクチン接種,接種時5歳未満,前側忌避期間:2週間」
条件γ:「処置:ワクチンY以外のワクチン接種,接種時5歳以上,前側忌避期間:13日間」
…
といった条件情報が含まれるとする。ここで例えば条件αは「初回以外のワクチンXの接種のタイミングは、他の処置である初回のワクチンX接種が既に接種されている場合、当該他の処置の時点から3週間を空けるべき」であることを意味する。
またここまでの説明では、受入部21が受け入れる、ユーザがスケジュールを決定したい処置は、一つであるものとしたが、本実施の形態はこれに限られない。ユーザは、スケジュールの決定を希望する複数の処置をそれぞれ特定する情報を入力してもよい。
処置A: 同日に行い得る他の処置=B
処置B: 同日に行い得る他の処置=A
処置C: 同日に行い得る他の処置なし
の3つの処置A,B,Cを特定する情報がユーザから入力された場合、スケジュール決定部24は、
組み合わせ1:(A),(B),(C)または
組み合わせ2:(AB),(C)
の組み合わせを列挙する。ここで括弧はそれぞれ別の日に行う処置を表す。つまり組み合わせ1は処置A,B,Cをすべてそれぞれ別日に行うことを意味し、組み合わせ2は処置A,Bを同日に行い、処置Cを処置A,Bとは異なる日に行うことを意味する。以下、組み合わせに含まれる、それぞれ別日に行う処置(またはその組)を、同日処置セットと呼ぶ。
(A),(B),(C)
(A),(C),(B)
(B),(A),(C)
(B),(C),(A)
(C),(A),(B)
(C),(B),(A)
を列挙する。
処置A: 後側忌避情報=処置Cまで2週間
処置B: 後側忌避情報=処置Cまで3週間
処置C: 前側忌避情報=処置Aまで2週間
後側忌避情報=処置Aまで3週間
前側忌避情報=処置Bまで3週間
後側忌避情報=処置Bまで3週間
とする場合、全体の最短期間はそれぞれ、
(A),(B),(C):3週間+1日(処置A,Bを別日とした場合1日を加算)
(A),(C),(B):5週間
(B),(A),(C):3週間(処置Aと処置Cとの間は2週あればよいため)
(B),(C),(A):6週間
(C),(A),(B):3週間+1日(処置A,Bを別日とした場合1日を加算)
(C),(B),(A):3週間+1日(処置A,Bを別日とした場合1日を加算)
となる。
(B),(A),(C) または
(A,B),(C)
(C),(A,B)
の順列を選択する。このうち(A,B)のように同日に処置が行われる場合、前側忌避期間としては、当該同日に行われる処置のうち、最も長い前側忌避期間を参照し、後側忌避期間としては、当該同日に行われる処置のうち、最も長い後側忌避期間を参照する。ここでの例では、後側忌避期間としては処置Bと処置Cとの期間が、処置Aと処置Cとの期間よりも長い3週であるので、順列
(A,B),(C)
については最短期間は3週間であるとする。
(C),(A,B)
については最短期間は3週間であるとする。従って、上記3つの順列については、いずれも最短期間が3週間となる。そこで、スケジュール決定部24は、これらの順列を、スケジュールの候補として決定する。
本実施の形態のスケジュール案内装置1は、以上の構成を基本的に備えており、次の例のように動作する。以下の説明において、処置はいずれもワクチン接種であるものとし、生年月日が2017年11月10日である処置対象者Qは、処理を実行している日である2022年11月5日より前の2022年11月1日に、ワクチンXの接種を行っているものとする(その旨の処置履歴情報が履歴保持データベースに格納されているものとする)。
・ワクチンXについて:
条件情報α:処置=初回のワクチンX接種,属性条件なし,前側忌避期間=3週間
条件情報β:処置=初回以外のワクチンX接種,属性条件なし,前側忌避期間=8週間
条件情報γ:処置=初回以外のワクチンX接種,属性条件なし,後側忌避期間=8週間
条件情報δ:処置=ワクチンY以外のワクチン接種,初回の接種時5歳未満,前側忌避期間=2週間
条件情報ε:処置=ワクチンY以外のワクチン接種,初回の接種時5歳以上,前側忌避期間=13日間
条件情報φ:処置=ワクチンZ,属性条件なし,後側忌避期間=2週間
同日許可情報:ワクチンY
・ワクチンYについて:
同日許可情報:ワクチンX
・ワクチンZについて:
条件情報κ:処置=ワクチンX,属性条件なし,前側忌避期間=2週間
同日許可情報:なし
といった情報が保持されているものとする。
(X2),(X3),(Y),(Z)
(X2,Y),(X3),(Z)
(X2),(X3,Y),(Z)
が列挙される。なお、ここでは記載の都合上、ワクチンX,Y,Zをそれぞれ単にX,Y,Zと表記し、2回目のワクチンXの接種をX2、3回目のワクチンXの接種をX3と表記している。
(X2),(X3),(Y),(Z)
(X2),(X3),(Z),(Y)
(X2),(Y),(X3),(Z)
(X2),(Y),(Z),(X3)
…
(Y),(X2),(X3),(Z)
…
(Z),(X2),(X3),(Y)
…
(Z),(Y),(X2),(X3)
(X2,Y),(Z),(X3)
(X2,Y),(X3),(Z)
(X2),(X3,Y),(Z)
(X2),(Z),(X3,Y)
(Z),(X2,Y),(X3)
(Z),(X2),(X3,Y)
を列挙する。ここでX2よりもX3が先となる順列は排除しておく。
[X],(X2),(X3),(Y),(Z)
では最初の処置である2022年11月1日から、(3+8)週間+2週=13週間が最短期間となる(処理の日以降としてはここから4日を差し引くこととなる。以下同様)。なお、ここで[X]は、移動不能な(既に完了した)処置を意味する。また順列
[X],(X2,Y),(Z),(X3)
等では、2022年11月1日から、3+8=11週間が最短期間となる(X2からX3までの期間にZ前後の4週間を含めることができるため)。
[X],(X2,Y),(Z),(X3)
[X],(X2),(Z),(X3,Y)
などの順列(いずれも最短期間は11週間となる)を選択する。
[X],(X2,Y),(Z),(X3)
については、最初の(X2,Y)が先行して2022年11月1日に行われた初回のワクチンXの接種から3週間であるため、2022年11月22日と定められ、次の(Z)が(X2,Y)から2週間であるので、2022年12月5日と定められる。さらに、最後の(X3)については、(Z)から2週間または(X2,Y)から8週間のうち長い方を選択し、2023年1月17日(2022年11月22日から8週間後)と定める。
なお、上述の例では、同日に行い得る処置を考慮して、最短となるスケジュールをユーザによる人為的操作なく選択することとしていたが、本実施の形態では、同日に行う処理をユーザに選択させてからスケジュールの候補を定めてもよい。
(X2),(X3),(Y)
(X2,Y),(X3)
(X2),(X3,Y)
の組み合わせを提示させる(Zについては同日処置の対象でないため省いている)。
組み合わせ1:(X2),(X3),(Y) (最短12週+3日)
組み合わせ2:(X2,Y),(X3) (最短10週+3日)
組み合わせ3:(X2),(X3,Y) (最短10週+3日)
といった選択肢の提示を受けることとなる。なお、これらの組み合わせのほか、「おまかせ」のような選択肢がさらに含まれてもよい。
(X2,Y),(Z),(X3)
(X2,Y),(X3),(Z)
(Z),(X2,Y),(X3)
が列挙されることとなる。ここでもX2よりもX3が先となる順列は排除しておく。
[X],(X2,Y),(Z),(X3)
[X],(X2),(Z),(X3,Y)
について最短期間を11週(最初の処置の日からは最短10週+3日)、
[X],(Z),(X2,Y),(X3)
については[X]と(Z)との間に2週、(Z)と(X2,Y)との間に2週をとると、[X]から(X2,Y)の間に4週開くこととなるので、最短期間を12週(処理の日からは最短11週+3日)と演算する。
[X],(X2,Y),(Z),(X3)
[X],(X2),(Z),(X3,Y)
などの順列(いずれも最短期間は11週間となる)を選択する。
[X],(X2,Y),(Z),(X3)
については、最初の(X2,Y)が先行して2022年11月1日に行われた初回のワクチンXの接種から3週間であるため、2022年11月22日と定められ、次の(Z)が(X2,Y)から2週間であるので、2022年12月5日と定められる。さらに、最後の(X3)については、(Z)から2週間または(X2,Y)から8週間のうち長い方を選択し、2023年1月17日(2022年11月22日から8週間後)と定める。
さらに本実施の形態のスケジュール案内装置1は、スケジュール決定部24としての処理において、同日許可情報を参照して、同日に行い得る処置を同日に行う場合を含む複数の日にそれぞれ行う処置の組み合わせを列挙し、さらに組み合わせに含まれる同日処置セットの可能な順列をすべて列挙(なお、上述の例のように、複数回の同じ処置がある場合において、第n回目よりもk<nである第k回目の処置が先となる順列は排除しておく)したときに、次の処理を実行してもよい。
・順列において連続し、忌避情報を参照して、予め定めた日数以内に処置可能と判断される複数の処置であって、かつ同日に行い得る処置を一つの日程にとりまとめる。
・忌避情報を参照して処置可能な日程から所定の日数以内に、集団接種など、ユーザにとって条件のよい処置を行う予定がある場合は、当該予定の日程に処置日を移動する
といった処置日の調整の処理を実行する。
(X2),(X3),(Y),(Z),(P)
(X2),(X3),(Y),(P),(Z)
(X2),(X3),(P),(Y),(Z)
…
(X2),(X3),(Z),(Y),(P)
…
を列挙する。
(X2):2022年11月22日
(X3):2023年1月10日
(Y):2023年1月11日(Xと同日でなければよい)
(P):2023年1月17日(Xから1週間を忌避する)
(Z):2023年1月24日(X3から2週間を忌避する)
といったようにスケジュールを決定できる。
(X2):2022年11月22日
(X3):2023年1月10日
(Y,P):2023年1月17日(PについてXから1週間を忌避する)
(Z):2023年1月24日(X3から2週間を忌避する)
と決定する。
(X2):2022年11月22日
(X3):2023年1月10日
(Y):2023年1月11日(Xと同日でなければよい)
(P):2023年1月17日(Xから1週間を忌避する)
(Z):2023年1月24日(X3から2週間を忌避する)
とまず定め、次に、集団接種の予定(Q)を含めて、
(X2):2022年11月22日
(X3):2023年1月10日
(Y):2023年1月11日(Xと同日でなければよい)
(Q):2023年1月13日
(P):2023年1月17日(Xから1週間を忌避する)
(Z):2023年1月24日(X3から2週間を忌避する)
とする。ところで、Y,Pは既に説明した処理により、同日に移動されて、
(X2):2022年11月22日
(X3):2023年1月10日
(Q):2023年1月13日
(Y,P):2023年1月17日(Xから1週間を忌避する)
(Z):2023年1月24日(X3から2週間を忌避する)
となる。そこでスケジュール案内装置1は、隣接する処置を順次参照し、当該隣接する処置(ここでは(X3)と(Q)と)が同日に実施可能(Qの日時において処置Xが可能)であることを見いだすと、処置(X3)を(Q)の日程に一致させて、
(X2):2022年11月22日
(X3,Q):2023年1月13日
(Y,P):2023年1月20日(Xから1週間を忌避する)
(Z):2023年1月27日(X3から2週間を忌避する)
といったスケジュールを生成する。
さらに本実施の形態のスケジュール案内装置1は、列挙した順列を調整するにあたり、処置対象者の病歴の情報を参照してもよい。ここで病歴の情報は、例えば病名と治癒緩解の日とを関連付けたものとしておく。またこの例の処理を行う場合、処置データベースにおいて、病歴により不要となる処置があれば、当該処置を不要とする病歴の条件を表す情報を、当該処置を特定する情報に関連付けて記録しておく。ここで病歴の条件は、病名と期間に関する情報とを含んでよい。
処置名:麻疹予防接種…不要とする病歴:[病名:麻疹、期間の条件:なし]
とする。一方、インフルエンザについては年ごとの変異などがあるので、
処置名:インフルエンザ予防接種…不要とする病歴:[病名:インフルエンザ、期間の条件:直近の11月以降に治癒緩解]
などと定めておく。
処置名:Y…不要とする条件[病名:dddd,期間の条件:直近の9月以降に治癒緩解]
との設定があるとし、ある処置対象者について10月1日に治癒緩解とされた病名ddddに関する病歴が記録されているとする。
(X2),(X3),(Y),(Z)
(X2,Y),(X3),(Z)
(X2),(X3,Y),(Z)
の組み合わせから、処置Yを削除し、
(X2),(X3),(Z)
(X2),(X3),(Z)
(X2),(X3),(Z)
とする。これらはすべて同じ組み合わせとなるので、この例では結局、組み合わせ:
(X2),(X3),(Z)
のみが列挙される。
(X2),(X3),(Z)
(X2),(Z),(X3)
(Z),(X2),(X3)
のみが列挙されることとなる。
この後、スケジュール案内装置1は、このうち最短となるスケジュールを案内するか、あるいは、処置日を調整する処理を行って、所定の基準に従って選択したスケジュールを案内する。
またここまでの説明においてスケジュール案内装置1は、忌避期間の情報は、必須的なものであるとしてスケジュールの候補を決定していたが、忌避期間のうちには、忌避を推奨するが、処置(接種等)は可能とする可能期間が別途定められたものがあってもよい。
・ワクチンXの条件情報φが、
処置=ワクチンZ,属性条件なし,後側忌避期間=1週間(必須),後側忌避期間=1週間(推奨されるが処置可能な期間)
と設定され、同様に、
・ワクチンZについて:
条件情報κ:処置=ワクチンX,属性条件なし,前側忌避期間=1週間(必須),前側忌避期間=1週間(推奨されるが処置可能な期間)
と設定されており、ワクチンX同士の条件の忌避期間がいずれも2週間であるとする(条件情報αからγまでの前側・後側の忌避期間がいずれも2週間と設定されていないものとする)と、スケジュール案内装置1は、ワクチンX接種の処置後、ワクチンZを接種するための忌避期間を、必須な忌避期間(1週間)+可能期間(1週間)=2週間とし、既に述べた例により、
(X2,Y),(Z),(X3)や
(X2),(Z),(X3,Y)
などの順列を選択するとともに、可能期間を考慮した最短期間を別途演算する。なお、ここで選択した、可能期間を考慮しない場合(可能期間を忌避期間に含める場合)の各順列の最短期間は、X2とZとの間が忌避期間(1週間)+可能期間(1週間)=2週間であり、ZからX2までの前側忌避期間が2週間となるから、いずれも合計4週間となる。
(X2,Y),(Z),(X3)や
(X2),(Z),(X3,Y)
などの順列については最短期間は3週となり、
(Z),(X2,Y),(X3)
などの順列についても同様に、最短期間が1+2週=3週となる(ここではワクチンX同士の忌避期間が2週間としている)ので、より多くのスケジュールの候補(第2候補)が列挙されることとなる。
またスケジュール案内装置1は、この可能期間が設定される場合、ユーザからの指示等により、生成したスケジュールを調整する処理を行ってもよい。この例のスケジュール案内装置1は、第1候補と、可能期間を考慮した第2候補とで列挙された順列をユーザに提示して、そのうち可能期間となる範囲を示す。
(X2,Y),(Z),(X3)
に係るスケジュールの候補として、図5に例示するように、先行して行われている処置の日である2022年11月1日を示すとともに(X1)、それから忌避期間である2週間後の2022年11月14日(起算日当日を算入している)までを避けた2022年11月15日に、処置(X2,Y)を仮に設定して示す。
医療機関A:
ワクチンXの接種:「月曜日午後、水曜日午後、金曜日午後」
ワクチンYの接種:「月曜日午後、水曜日午後」
ワクチンZの接種:「月曜日午後、水曜日午後、金曜日午後」
医療機関B:
ワクチンXの接種:「月曜日,火曜日」
ワクチンYの接種:毎月1,8,15日…
ワクチンZの接種:「月曜日」
…
などというように、曜日や時間帯等で定められてもよいし、日や月などの条件、あるいは、特定の日を列挙する方法で定められてもよい。
条件情報1:処置=初回の小児用肺炎球菌ワクチン接種,前側忌避期間=27日
条件情報2:処置=2回目の小児用肺炎球菌ワクチン接種,前側忌避期間=27日,後側忌避期間27日間
が設定され、また、特に「4回目の小児用肺炎球菌ワクチン」について、条件情報として、
条件情報3:処置=4回目の小児用肺炎球菌ワクチン接種,接種の条件=3回の小児用肺炎球菌ワクチンを接種済みであること,前側忌避期間=60日、
との設定が行われる。
さらに本実施の形態のスケジュール案内装置1では、ユーザに提示するスケジュールの候補(可能期間を考慮した第2候補を含んでもよい)を決定するとともに、各候補として提示されたスケジュールに対応する、処置が行われる拠点(医療機関や、ワクチンの接種会場など)での処理必要品(ワクチン自体を含む)の流通状況や、混雑(予約等)の状況(拠点状況情報)を考慮して、上記決定を調整し、スケジュールの案内を行ってもよい。
Claims (5)
- ワクチン接種を含む複数の処置を行うスケジュールを生成するスケジュール案内装置であって、
ワクチンを特定する情報に対して、当該ワクチンの接種以前に行われた処置であって、当該処置の時点から接種の時点までに所定の必須な忌避期間と、当該必須な忌避期間に加えて推奨される忌避期間である可能期間をおくべき処置があるときに、当該処置と必須な忌避期間と可能期間とを特定する前側忌避情報とを関連付けて条件情報として保持する条件保持手段と、
処置対象者ごとに、過去に行われた処置を特定する情報と、当該処置を行った日時とを関連付けて、処置履歴情報として記録する履歴保持手段と、
処置対象者を特定する情報とともに、当該処置対象者に対して接種する予定のワクチンを特定する情報の入力を受けて、前記条件保持手段と前記履歴保持手段とを参照し、前記入力された情報で特定されるワクチンに係る条件情報と、当該処置対象者に対して過去に行われた処置とに基づき、前記入力された情報で特定されるワクチンの接種時期の候補を決定するスケジュール決定手段と、
前記決定した接種時期の候補の情報を含むスケジュール情報をユーザに供する手段と、
を含み、
前記スケジュール決定手段は、処置対象者を特定する情報とともに、当該処置対象者に対して接種する予定のワクチンを特定する情報の入力を受けて、前記条件保持手段と前記履歴保持手段とを参照し、前記入力された情報で特定されるワクチンに係る条件情報であって、当該処置対象者に対して過去に行われた処置に関わる条件情報を取得して、当該取得した条件情報の前側忌避情報の必須な忌避期間を忌避する期間としてワクチンの接種時期の第1候補を決定するとともに、前記取得した条件情報の前側忌避情報のうちに可能期間が含まれるときには、当該前側忌避情報に含まれる必須な忌避期間に可能期間を加算した期間を忌避する期間としてワクチンの接種時期の第2候補を決定するスケジュール案内装置。 - 請求項1に記載のスケジュール案内装置であって、
前記条件保持手段が保持する前側忌避情報に含まれる必須の忌避期間を特定する情報は、対応する処置の時点での処置を受けた者の年齢の情報に基づいて互いに異なる必須の忌避期間を特定可能であり、
前記スケジュール決定手段は、処置対象者の、前記履歴保持手段に保持された過去に行われた処置の時点での年齢の情報を参照し、当該処置対象者に対して過去に行われた処置に係る前側忌避情報が前記入力された情報で特定されるワクチンを特定する情報に関連付けられているときには、当該前側忌避情報のうち、前記参照した年齢の情報に対応する必須の忌避期間の情報を取得して、当該取得した情報を用いて、前記入力された情報で特定されるワクチンの接種時期の第1候補を決定するスケジュール案内装置。 - 請求項2に記載のスケジュール案内装置であって、
前記スケジュール決定手段は、前記取得した条件情報の前側忌避情報のうちに可能期間が含まれるワクチンの接種時期の前記第1候補と第2候補とをユーザに提示し、ワクチンの接種日を、前記第1候補以降の日である必須の忌避期間を避けた日であって、可能期間を含む日の範囲でユーザに設定させるスケジュール案内装置。 - 請求項1から3に記載のスケジュール案内装置であって、
前記スケジュール決定手段は、少なくとも一つのワクチン接種の拠点を特定する情報を取得し、当該情報で特定される拠点ごとの、ワクチンの流通量と予約件数との少なくとも一方を含む拠点状態情報をさらに取得して、当該取得した拠点状態情報を用いて判断される、ワクチンの確保が困難である候補日を除いて、入力された情報で特定されるワクチンの接種時期の第1候補と第2候補とを決定するスケジュール案内装置。 - ワクチン接種を含む複数の処置を行うスケジュールを生成するスケジュール案内装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、コンピュータを、
ワクチンを特定する情報に対して、当該ワクチンの接種以前に行われた処置であって、当該処置の時点から接種の時点までに所定の必須な忌避期間と、当該必須な忌避期間に加えて推奨される忌避期間である可能期間をおくべき処置があるときに、当該処置と必須な忌避期間と可能期間とを特定する前側忌避情報とを関連付けて条件情報として保持する条件保持手段と、
処置対象者ごとに、過去に行われた処置を特定する情報と、当該処置を行った日時とを関連付けて、処置履歴情報として記録する履歴保持手段と、
処置対象者を特定する情報とともに、当該処置対象者に対して接種する予定のワクチンを特定する情報の入力を受けて、前記条件保持手段と前記履歴保持手段とを参照し、前記入力された情報で特定されるワクチンに係る条件情報と、当該処置対象者に対して過去に行われた処置とに基づき、前記入力された情報で特定されるワクチンの接種時期の候補を決定するスケジュール決定手段と、
前記決定した接種時期の候補の情報を含むスケジュール情報をユーザに供する手段と、
として機能させ、
前記スケジュール決定手段として機能させる際には、コンピュータに、処置対象者を特定する情報とともに、当該処置対象者に対して接種する予定のワクチンを特定する情報の入力を受けて、前記条件保持手段と前記履歴保持手段とを参照し、前記入力された情報で特定されるワクチンに係る条件情報であって、当該処置対象者に対して過去に行われた処置に関わる条件情報を取得して、当該取得した条件情報の前側忌避情報の必須な忌避期間を忌避する期間としてワクチンの接種時期の第1候補を決定するとともに、前記取得した条件情報の前側忌避情報のうちに可能期間が含まれるときには、当該前側忌避情報に含まれる必須な忌避期間に可能期間を加算した期間を忌避する期間としてワクチンの接種時期の第2候補を決定させるプログラム。
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