JP5670132B2 - サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、サーマルプリントヘッド、および、これを用いたサーマルプリンタに関する。
サーマルプリントヘッドは、発熱領域に配列された複数の発熱抵抗部を発熱させて、その熱により記録媒体に文字や図形などを印字・印画する出力用デバイスである。このサーマルプリントヘッドは、バーコードプリンタ、デジタル製版機、フォトプリンタ、イメージャー、シールプリンタなどの記録機器に広く利用されている。
従来のサーマルプリントヘッドおよびサーマルプリンタについて、図4ないし図7を用いて説明する。図4は、サーマルプリントヘッドの斜視図である。図5は、サーマルプリントヘッドの断面図である。図6は、サーマルプリントヘッドの概略平面図である。図7は、サーマルプリンタの部分断面図である。
サーマルプリントヘッド10は、放熱板20、発熱板30、および、回路基板60を備えている。発熱板30と回路基板60とは、放熱板20の一方の表面上に互いに隣接して載置されている。発熱板30は、記録媒体82の進行方向である副走査方向92の下流側(記録媒体82の排出側)に配置されている。回路基板60は、発熱板30と隣接して、副走査方向92の上流側(記録媒体82の供給側)に配置されている。
放熱板20は、例えばアルミニウムなどの金属からなる。放熱板20は、発熱板30の熱をサーマルプリントヘッド10の外部に放出する役割を果たす。
発熱板30は、回路基板60と並行して副走査方向92に直交する主走査方向91に延びている。発熱板30は、絶縁基板32、抵抗体層38、導電体層40、および、保護層48を備えている。
絶縁基板32は、支持基板34およびグレーズ層36を有している。支持基板34は、アルミナなどのセラミックからなる。グレーズ層36は、ガラスからなり、支持基板34上に積層されている。
抵抗体層38および導電体層40は、グレーズ層36上に順次積層されている。抵抗体層38および導電体層40は、グレーズ層36上に複数の発熱抵抗部42および複数の電極44を形成している。複数の発熱抵抗部42は、互いに間隔を空けて主走査方向91に配列されている。図5に示したように、抵抗体層38上に導電体層40が積層されていない部分が発熱抵抗部42になる。電極44は、各発熱抵抗部42の副走査方向92の両端に形成されている。電極44は、導電体層40により形成されている。
各発熱抵抗部42の両端に形成された一対の電極44間に電圧が印加されると、各発熱抵抗部42が発熱する。各発熱抵抗部42の発熱は、後述する駆動IC62により選択的に制御される。複数の発熱抵抗部42が配列されて帯状の領域が発熱領域46になる。
保護層48は、絶縁基板32、抵抗体層38、および、導電体層40の露出面上に積層されていて、発熱板30の最表面を形成している。保護層48は、複数の発熱抵抗部42および複数の電極44を保護する役割を果たす。
回路基板60は、発熱板30と並行して主走査方向91に延びている。回路基板60は、例えばガラスエポキシ基板などのプリント基板である。回路基板60は、放熱板20上に固定されている。回路基板60には、駆動IC62およびコネクタ64などが実装されている。駆動IC62は、複数の発熱抵抗部42を選択的に発熱させる制御素子としての役割を果たす。発熱領域46に所定の発熱パターンを形成するための制御信号や電力は、コネクタ64を介して入力される。
駆動IC62と発熱板30の電極44とは、例えばボンディングワイヤ66によって電気的に接続されている。駆動IC62と回路基板60に形成された回路とは、例えばボンディングワイヤ68によって電気的に接続されている。駆動IC62およびボンディングワイヤ66,68は、樹脂からなる封止体70により封止されている。封止体70は、駆動IC62を保護し、ボンディングワイヤ66,68の断線を防ぐ役割を果たす。
サーマルプリンタは、プラテンローラ80を備えている。プラテンローラ80は、所定の弾性を持つ材料からなり、円筒状に形成されている。プラテンローラ80は、主走査方向91に沿った軸80aを中心に回転可能に設置されている。プラテンローラ80は、外周面80bが発熱領域46に接するように設置されている。
サーマルプリンタの使用時には、プラテンローラ80と発熱領域46との間に、熱印刷温度以上に加熱されると発色する感熱紙などの記録媒体82が挿入される。サーマルプリンタは、プラテンローラ80を回転させることによって、記録媒体82を発熱領域46に押し付けつつ、記録媒体82を副走査方向92に移動させる。加えて、サーマルプリンタは、記録媒体82の移動に伴って、発熱領域46の発熱パターンを変化させることによって、所望の文字・画像を記録媒体82上に印字・印画する。
特開2008−23939号公報 特開平8−52890号公報
上述したように、駆動IC62およびボンディングワイヤ66,68は、封止体70により封止されている。封止体70には、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、あるいは、シリコン樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられる。一般的に、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂は、シリコン樹脂などの熱可塑性樹脂に比べて硬い。そのため、駆動IC62の保護やボンディングワイヤ66,68の断線防止の観点から、封止体70には、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることが望ましい。
エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用いた封止では、まず、駆動IC62およびボンディングワイヤ66,68を覆うように、発熱板30および回路基板60上に熱硬化性樹脂を塗布する。続いて、100℃程度で数時間加熱して硬化させた後、冷却する。
熱硬化性樹脂(封止体70)の硬化時の加熱により、発熱板30および回路基板60は、熱膨張する。そのため、硬化した熱硬化性樹脂(封止体70)は、熱膨張した状態の発熱板30と回路基板60とに対して一体に接着する。その後、発熱板30、回路基板60および封止体70は、冷却により熱収縮する。
ここで、回路基板60は、プリント基板であり、例えば、エポキシ樹脂を含む絶縁基材が用いられたガラスエポキシ基板である。したがって、回路基板60の熱膨張率は、エポキシ樹脂の熱膨張率に近い。一方、発熱板30は、セラミックからなる支持基板34上に、グレーズ層36、抵抗体層38および導電体層40が薄膜形成されている。したがって、発熱板30の熱膨張率は、セラミックの熱膨張率に近い。
エポキシ樹脂は、セラミックに比べて、熱膨張率が大きいため、回路基板60および封止体70は、発熱板30に比べて、熱膨張率が大きい。そのため、回路基板60および封止体70の収縮力が、発熱板30の封止部分(発熱板30の回路基板60寄りの部分)に加わって、図6に示したように、発熱板30が湾曲してしまう。すなわち、発熱板30と回路基板60および封止体70との熱膨張率の差により、発熱板30が湾曲してしまう。そうすると、発熱板30に形成された発熱領域46の直線性が低下する。その結果、発熱領域46とプラテンローラ80との接触が悪化して、画質が低下してしまう。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、熱硬化性樹脂を用いた駆動ICの封止により生じる発熱板の湾曲を抑制することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るサーマルプリントヘッドは、金属からなる放熱板と、セラミックからなる支持基板、前記支持基板上に積層されたグレーズ層、前記グレーズ層上に互いに間隔を空けて主走査方向に並んで形成された複数の発熱抵抗部、および、前記複数の発熱抵抗部に電気的に接続された複数の電極を有し、前記放熱板の表面上の一部に載置され前記放熱板に固定された発熱板と、セラミックからなり、前記放熱板の前記発熱板が固定された表面上の一部に前記発熱板と副走査方向に並んで載置され前記放熱板に固定された保持板と、前記保持板上に固定された回路基板と、表裏を貫通する貫通孔が形成されていて前記保持板上に固定された回路基板と、前記回路基板上または前記発熱板上に載置されて、前記回路基板に形成された回路と前記発熱板に形成された前記電極とに電気的に接続された駆動ICと、熱硬化性樹脂からなり、前記駆動ICを覆い、かつ前記貫通孔に充填されて、少なくとも前記発熱板の前記放熱板とは反対側の表面の一部、前記回路基板の前記放熱板とは反対側の表面の一部ならびに前記保持板の前記放熱板とは反対側の表面の一部に接着している封止体とを具備したことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るサーマルプリンタは、金属からなる放熱板と、セラミックからなる支持基板、前記支持基板上に積層されたグレーズ層、前記グレーズ層上に互いに間隔を空けて主走査方向に並んで形成された複数の発熱抵抗部、および、前記複数の発熱抵抗部に電気的に接続された複数の電極を有し、前記放熱板の表面上の一部に載置され前記放熱板に固定された発熱板と、セラミックからなり、前記放熱板の前記発熱板が固定された表面上の一部に前記発熱板と副走査方向に並んで載置され前記放熱板に固定された保持板と、表裏を貫通する貫通孔が形成されていて前記保持板上に固定された回路基板と、前記回路基板上または前記発熱板上に載置されて、前記回路基板に形成された回路と前記発熱板に形成された前記電極とに電気的に接続された駆動ICと、熱硬化性樹脂からなり、前記駆動ICを覆い、かつ前記貫通孔に充填されて、少なくとも前記発熱板の前記放熱板とは反対側の表面の一部、前記回路基板の前記放熱板とは反対側の表面の一部ならびに前記保持板の前記放熱板とは反対側の表面の一部に接着している封止体とを備えたサーマルプリントヘッドを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、熱硬化性樹脂を用いた駆動ICの封止により生じる発熱板の湾曲を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係るサーマルプリントヘッドの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るサーマルプリントヘッドの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るサーマルプリントヘッドの概略平面図である。 従来のサーマルプリントヘッドの斜視図である。 従来のサーマルプリントヘッドの断面図である。 従来のサーマルプリントヘッドの概略平面図である。 従来のサーマルプリンタの部分断面図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係るサーマルプリントヘッドおよびサーマルプリンタについて、図1を用いて説明する。図1は、サーマルプリントヘッドの断面図である。なお、以下の説明では、上述した従来のサーマルプリントヘッドおよびサーマルプリンタと同一・類似の構成には同一符号を付して、その構成の説明を省略する。
本実施形態に係るサーマルプリントヘッド10は、放熱板20、発熱板30、保持板50、回路基板60、駆動IC62、および、封止体70を備えている。
放熱板20は、例えばアルミニウムなどの金属からなる。本実施形態では、放熱板20の一方の表面には、主走査方向91に沿って段差が形成されていて、放熱板20の記録媒体82の排出側は、記録媒体82の供給側に比べて、薄く設計されている。
発熱板30は、放熱板20の段差が形成された表面上に載置されている。発熱板30は、放熱板20の記録媒体82の排出側に配置されている。発熱板30は、段差から記録媒体82の排出側に向かって広がっている。発熱板30は、例えば両面テープ54によって、放熱板20に固定されている。発熱板30は、絶縁基板32、抵抗体層38、導電体層40、および、保護層48を備えている。
絶縁基板32は、支持基板34およびグレーズ層36を有している。支持基板34は、アルミナなどのセラミックからなる。グレーズ層36は、ガラスからなり、支持基板34上に積層されている。
抵抗体層38および導電体層40は、グレーズ層36上に順次積層されている。抵抗体層38および導電体層40は、グレーズ層36上に複数の発熱抵抗部42および複数の電極44を形成している。複数の発熱抵抗部42は、互いに間隔を空けて主走査方向91に配列されている。電極44は、各発熱抵抗部42の副走査方向92の両端に形成されている。
保護層48は、絶縁基板32、抵抗体層38および導電体層40の露出面上に積層されていて、発熱板30の最表面を形成している。なお、電極44の記録媒体82の供給側の端部にボンディングワイヤ66を接続するために、保護層48の所定の位置に開口48aが形成されている。
保持板50は、アルミナなどのセラミックからなる。保持板50は、放熱板20の段差が形成された表面上に載置されている。保持板50は、放熱板20の記録媒体82の排出側に配置されている。保持板50は、段差から記録媒体82の供給側に向かって広がっている。保持板50は、発熱板30と並行して主走査方向91に延びている。保持板50は、例えば両面テープ55によって、放熱板20に固定されている。
回路基板60は、プリント基板であり、例えば、エポキシ樹脂を含む絶縁基材が用いられたエポキシ基板やガラスエポキシ基板などである。回路基板60は、保持板50上に載置されている。回路基板60は、例えば両面テープ56によって、保持板50に固定されている。本実施形態では、回路基板60は、発熱板30と副走査方向92に間隙72を空けて配置されている。
複数の駆動IC62は、回路基板60上に実装されている。複数の駆動IC62は、回路基板60上の発熱板30寄りの位置に配置されている。複数の駆動IC62は、主走査方向91に配列されている。駆動IC62と発熱板30の電極44とは、ボンディングワイヤ66によって電気的に接続されている。駆動IC62と回路基板60に形成された回路とは、例えばボンディングワイヤ68によって電気的に接続されている。駆動IC62およびボンディングワイヤ66,68は、封止体70により封止されている。
封止体70は、例えばエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂(接着剤)からなる。封止体70は、駆動IC62およびボンディングワイヤ66,68を覆っている。封止体70は、発熱板30と回路基板60との間隙72に充填されている。封止体70は、発熱板30の回路基板60寄りの表面、回路基板60の発熱板30寄りの表面、および、間隙72に面した保持板50の表面に対して接着している。封止体70は、発熱板30、回路基板60および保持板50を一体に接着している。
封止は、まず、駆動IC62およびボンディングワイヤ66,68を覆うように、熱硬化性樹脂を発熱板30および回路基板60上に塗布した後、熱硬化性樹脂を100℃程度で数時間加熱して硬化させて行う。
本実施形態に係るサーマルプリントヘッド10およびサーマルプリンタの効果について説明する。
熱硬化性樹脂(封止体70)の硬化時の加熱により、発熱板30、回路基板60および封止体70は、熱膨張する。そして、硬化した熱硬化性樹脂(封止体70)は、熱膨張した状態の発熱板30と回路基板60とに対して一体に接着する。その後、発熱板30、回路基板60および封止体70は、冷却により熱収縮する。
ここで、本実施形態では、回路基板60は、両面テープ56により、セラミックからなる保持板50に貼り付けられている。加えて、回路基板60は、発熱板30と回路基板60との間隙72に充填された封止体70によって、保持板50に固定されている。そのため、回路基板60および封止体70の熱収縮が、セラミックからなる保持板50により抑制され、回路基板60および封止体70の収縮量が、発熱板30の収縮量に近づく。その結果、封止により生じる発熱板30の湾曲が抑制される。したがって、本実施形態によれば、発熱領域46の直線性が高く、発熱領域46とプラテンローラ80との接触が良好となり、画質が向上する。
また、回路基板60を保持板50上に貼り付ける場合に、例えばエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂(接着剤)を用いると、回路基板60と保持板50との熱膨張率の差により、回路基板60や保持板50が湾曲してしまうことがある。本実施形態では、両面テープ56を用いているため、回路基板60や保持板50が湾曲することがない。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るサーマルプリントヘッドについて、図2および図3を用いて説明する。図2は、サーマルプリントヘッドの断面図である。図3は、サーマルプリントヘッドの概略平面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複説明を省略する。
第1の実施形態では、発熱板30と回路基板60との間隙72に充填された封止体70よって、回路基板60と保持板50とが接着されている。
一方、本実施形態では、発熱板30と回路基板60とは、隣接していて、発熱板30と回路基板60との間隙72は、形成されていない。本実施形態では、回路基板60の発熱板30寄りには、表裏を貫通する複数の貫通孔74が形成されている。複数の貫通孔74は、例えば、複数の駆動IC62間に形成されている。
封止体70は、貫通孔74に充填されている。封止体70は、発熱板30の回路基板60寄りの表面、回路基板60の発熱板30寄りの表面、および、貫通孔74に面した保持板50の表面に対して接着している。
本実施形態によっても、貫通孔74に充填された封止体70によって、回路基板60と保持板50とが接着されるため、第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。
[他の実施形態]
上記の実施形態は、単なる例示であって、本発明は、これらに限定されるものではない。例えば、上記の実施形態では、駆動IC62が回路基板60の発熱板30寄りの表面に載置されているが、駆動IC62が発熱板30の回路基板60寄りの表面に載置されていても良い。また、第1の実施形態においては、平坦なグレーズ層36を採用したが、発熱領域46に沿って盛り上がった凸状のグレーズ層を採用しても良い。
また、上記の実施形態では、回路基板60は、エポキシ基板やガラスエポキシ基板などのリジッド基板であるが、その他の樹脂を含む絶縁基材が用いられたプリント基板であっても良い。例えば、回路基板60は、ポリイミドを含む絶縁基材が用いられたフレキシブル基板であっても良い。
さらに、第1の実施形態と第2の実施形態との特徴部分を組み合わせて、第1の実施形態のサーマルプリントヘッド10の回路基板60に、第2の実施形態で説明したような貫通孔74を形成しても良い。
10…サーマルプリントヘッド、20…放熱板、30…発熱板、32…絶縁基板、34…支持基板、36…グレーズ層、38…抵抗体層、40…導電体層、42…発熱抵抗部、44…電極、46…発熱領域、48…保護層、48a…保護層の開口、50…保持板、54〜56…両面テープ、60…回路基板、62…駆動IC、64…コネクタ、66,68…ボンディングワイヤ、70…封止体、72…発熱板と回路基板との間隙、74…回路基板の貫通孔、80…プラテンローラ、80a…プラテンローラの軸、80b…プラテンローラの外周面、82…記録媒体、91…主走査方向、92…副走査方向、

Claims (7)

  1. 金属からなる放熱板と、
    セラミックからなる支持基板、前記支持基板上に積層されたグレーズ層、前記グレーズ層上に互いに間隔を空けて主走査方向に並んで形成された複数の発熱抵抗部、および、前記複数の発熱抵抗部に電気的に接続された複数の電極を有し、前記放熱板の表面上の一部に載置され前記放熱板に固定された発熱板と、
    セラミックからなり、前記放熱板の前記発熱板が固定された表面上の一部に前記発熱板と副走査方向に並んで載置され前記放熱板に固定された保持板と、
    表裏を貫通する貫通孔が形成されていて前記保持板上に固定された回路基板と、
    前記回路基板上または前記発熱板上に載置されて、前記回路基板に形成された回路と前記発熱板に形成された前記電極とに電気的に接続された駆動ICと、
    熱硬化性樹脂からなり、前記駆動ICを覆い、かつ前記貫通孔に充填されて、少なくとも前記発熱板の前記放熱板とは反対側の表面の一部、前記回路基板の前記放熱板とは反対側の表面の一部ならびに前記保持板の前記放熱板とは反対側の表面の一部に接着している封止体と、
    を具備したことを特徴とするサーマルプリントヘッド。
  2. 前記回路基板と前記保持板とは両面テープにより貼り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  3. 前記封止体がエポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項1または2に記載のサーマルプリントヘッド。
  4. 前記回路基板が樹脂を含む絶縁基材が用いられたプリント基板であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のサーマルプリントヘッド。
  5. 前記支持基板と前記保持板とが同一のセラミックからなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のサーマルプリントヘッド。
  6. 前記支持基板と前記保持板とがアルミナからなることを特徴とする請求項5に記載のサーマルプリントヘッド。
  7. 金属からなる放熱板と、
    セラミックからなる支持基板、前記支持基板上に積層されたグレーズ層、前記グレーズ層上に互いに間隔を空けて主走査方向に並んで形成された複数の発熱抵抗部、および、前記複数の発熱抵抗部に電気的に接続された複数の電極を有し、前記放熱板の表面上の一部に載置され前記放熱板に固定された発熱板と、
    セラミックからなり、前記放熱板の前記発熱板が固定された表面上の一部に前記発熱板と副走査方向に並んで載置され前記放熱板に固定された保持板と、
    表裏を貫通する貫通孔が形成されていて前記保持板上に固定された回路基板と、
    前記回路基板上または前記発熱板上に載置されて、前記回路基板に形成された回路と前記発熱板に形成された前記電極とに電気的に接続された駆動ICと、
    熱硬化性樹脂からなり、前記駆動ICを覆い、かつ前記貫通孔に充填されて、少なくとも前記発熱板の前記放熱板とは反対側の表面の一部、前記回路基板の前記放熱板とは反対側の表面の一部ならびに前記保持板の前記放熱板とは反対側の表面の一部に接着している封止体と、
    を備えたサーマルプリントヘッドを具備したことを特徴とするサーマルプリンタ。
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