JP5670075B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5670075B2 JP5670075B2 JP2010067847A JP2010067847A JP5670075B2 JP 5670075 B2 JP5670075 B2 JP 5670075B2 JP 2010067847 A JP2010067847 A JP 2010067847A JP 2010067847 A JP2010067847 A JP 2010067847A JP 5670075 B2 JP5670075 B2 JP 5670075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intersection
- alerting
- pedestrian
- unit
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
System )などの測位機器で現在位置を測位しつつ、所望の目的地まで歩行者用ネットワークデータ上を誘導・案内する歩行者用ナビゲーション装置が知られている。特に、GPS機能付きの携帯電話を利用した歩行者用ナビゲーション装置は、携帯電話のデータ通信機能を利用して、GPS機能により測位した現在位置周辺の歩行者用ネットワークデータを所定の地図サーバから都度入手している。そのため、大容量である歩行者用ネットワークデータを記憶する記憶機器が不要であり、かつ、常に最新の地図データに基づいたナビゲーション機能を提供することが可能となっている。また、歩行者を公共交通機関に誘導・案内するためのバス路線、路面電車路線や電車路線など多数の交通機関ネットワークデータも整備されている。
なお、上述した特徴は、本発明の特徴のすべてを列挙したものではなく、これらを要部とする構成もまた発明となり得る。
図1に示すように、本実施例における歩行者用ナビゲーションシステムは、クライアントとしての携帯端末11とサーバ12とを備えたクライアント−サーバシステムで構成されている。携帯端末11とサーバ12とは、所定の地点に配置されている無線基地局13および公衆通信回線としてのインターネット14を介して通信可能に接続されている。
携帯端末11は、位置測位部としてのGPS15と、注意喚起部16と、表示部としてのディスプレイ17と、端末送受信部18と、端末制御部19とを備える。
GPS15は、携帯端末11の現在位置を測位する。具体的には、携帯端末11のGPSアンテナによって受信された、複数のGPS衛星から送信される電波信号に基づいて携帯端末11の現在位置(緯度および経度)を測位する。このほかにも、現在位置は、DGPS(ディファレンシャルGPS)を利用した方法や、携帯端末11の無線基地局13の電波を利用した方法や、ジャイロセンサを利用若しくは併用した方法などによって測位してもよい。
端末送受信部18は、携帯端末11からサーバ12に各種データを送信するとともに、サーバ12から送信された各種データを受信する機能を有する。
端末制御部19は、携帯端末11が備える各部15〜18の動作を、図示しないメモリ等に記録されている所定のプログラムに基づいて制御する機能を有する。
サーバ12は、歩行者用ネットワークデータ記憶部および車両用ネットワークデータ記憶部としてのハードディスク20と、経路探索部21と、交差地点特定部22と、サーバ送受信部23と、サーバ制御部としてのCPU24とを備える。
リンクおよびノードの高度情報は、基準位置における高さとの相対的な高さに関する情報であってもよいし、海抜であってもよい。
CPU24は、サーバ12が備える各部20〜23の動作をメモリ等に記録されている所定のプログラムに基づいて制御する機能を有する。
図2に示すように、まず携帯端末11は端末送受信部18から、サーバ12に対して経路探索を実行してもらうための経路探索要求に関する要求信号を送信する(ステップS21)。この要求信号には、出発地、目的地、経由地、現在時刻、移動手段などの経路を探索したり、到着時間を計算したりするために必要な各種の情報が含まれている。
サーバ12は、経路探索部21で探索された経路に関する経路情報、当該経路を重畳した地図を表示するための地図情報、交差地点特定部22で特定された交差地点の情報、当該交差地点でユーザに注意喚起するメッセージ情報等の各種情報を、サーバ送受信部23から携帯端末11に送信する(ステップS25)。
そして、携帯端末11は、サーバ12側から送信された各種情報を端末送受信部18で受信すると、当該各種情報を用いて経路案内処理を実行する(ステップS26)。経路案内処理については、後述する。
次に、交差地点特定処理(図2のステップS24)について説明する。
図3、図4に示すように、交差地点特定部22は、経路探索部21で探索された経路31の周辺の道路32に対応する車両用ネットワークを構成する道路リンクRLおよび道路ノードRNと、歩道33に対応する歩行者用ネットワークを構成する歩道リンクWLおよび歩道ノードWNとをハードディスク20から読み出すとともに、重畳させる(ステップS41)。
次に、交差地点特定部22は、歩行者用の経路31において歩道リンクWLと、道路リンクRLとが交差すると思われる候補地点34を全て検出する(ステップS42)。
そして、交差地点特定部22は、全経路における候補地点34において判定したか否かを判定して(ステップS46)、全ての候補地点34について判定処理を実行する。
なお、候補地点34としては、図3に示すような横断歩道のほかにも、図5に示すように駐車場35などのPOI(Point Of Interest)への出入口道路36と歩道33とが交差する地点34などもあげられる。
図6の例の場合、交差地点特定部22は、駐車場35への出入口道路36と歩道33とが交差する地点34から、経路31上における当該地点34の1つ手前の交差点との間の領域に存在する歩道ポリゴン37を交差地点近傍領域として規定する。
この場合、携帯端末11は、測位情報に基づいて、現在の位置が歩道ポリゴン37に対応する領域内に存在するか否かを判定して、車両との接触事故を回避するための注意喚起のメッセージを報知する。
次に、経路案内処理(図2のステップS26)について説明する。
図7に示すように、携帯端末11は、出発地(または現在地)から目的地までの経路案内を開始すると(ステップS71)、GPS15で位置情報を測位する(ステップS72)。
次に、携帯端末11は、測位情報に基づいて、現在の位置が道路と交差する位置の近傍であるか否かを判定する(ステップS73)。なお、近傍とは交差地点を予め報知することができるように、例えば、当該交差地点の手前側10m程度が望ましいが、この距離については、任意の距離でよい。また、予めユーザによって設定された値とすることも可能である。交差地点近傍領域を規定した場合には、現在の位置が当該交差地点近傍領域内に入ったことを認識したときに携帯端末11は現在の位置が道路と交差する位置の近傍であると判定すればよい。
そして、携帯端末11は、目的地に到達したか否かを判定する(ステップS75)。目的地に到達していないと判定した場合、携帯端末11は経路案内を継続する。一方、目的地に到達したと判定した場合、携帯端末11は経路案内を終了する。
例えば、携帯端末11によって、現在の位置が道路と交差する位置の近傍であると判定された場合、携帯端末11は、端末送受信部18から車両に搭載されているナビゲーション装置に向けて無線通信により信号を発信する。そして、携帯端末11が、所定時間以内に、現在位置の近傍を交差地点に向かって走行中である車両からの応答信号を受信した場合(つまり、ナビゲーション装置とのデータ通信が確立した場合)に、注意喚起部16は、当該地点付近では車両に注意するべき旨の注意喚起メッセージをスピーカからユーザに対して報知する。
・交差地点特定部22は、横断歩道のように信号機等の報知手段が設けられている地点を危険発生地点から除外するようにしてもよい。
・注意喚起のためのメッセージに関する情報は、現在の位置が道路と交差する位置の近傍であると判定されたときに、サーバ12から受信して注意喚起部16が報知するようにしてもよい。
・本実施例は、サーバ−クライアントシステムで構成したが、スタンドアローン型のナビゲーション装置として実現してもよい。
・携帯端末11と車両のナビゲーション装置との通信が確立した場合、当該携帯端末11から、周辺の携帯端末11に注意喚起のメッセージに関する情報を送信するようにしてもよい。本機能を備えない携帯端末に対しても注意喚起することができるからである。
12…サーバ
15…位置測位部としてのGPS
16…注意喚起部
22…交差地点特定部
Claims (4)
- 現在位置を測位する位置測位部を備え、該位置測位部の測位結果に応じて予め定められた機能を実行するナビゲーション装置において、
歩行者の経路を案内するために用いられる歩行者用ネットワークデータと車両の経路を案内するために用いられる車両用ネットワークデータとを位置を合わせて重畳し、前記歩行者用ネットワークデータと前記車両用ネットワークデータとが交差する交差地点を特定する交差地点特定部と、
前記位置測位部の測位結果が前記交差地点特定部にて特定された交差地点の近傍であるとき、予め定められた注意喚起機能を実行する注意喚起部と
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1記載のナビゲーション装置であって、
前記歩行者用ネットワークと前記車両用ネットワークデータとは、少なくとも交差地点の近傍における相互の高度情報を有しており、
前記交差地点特定部は、相互のネットワークデータが立体的に交差する地点を除外して交差地点を特定することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1または請求項2記載のナビゲーション装置であって、
前記注意喚起部の注意喚起機能は、交差地点であることを歩行者に報知する報知機能および歩行者の存在を無線によって外部機器へデータ通信する報知データ通信機能のうち少なくとも一方の機能を有することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項3記載のナビゲーション装置であって、
前記注意喚起部の注意喚起機能は、前記報知データ通信機能による外部機器とのデータ通信が確立したときに前記報知機能を実行することを特徴とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010067847A JP5670075B2 (ja) | 2010-03-24 | 2010-03-24 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010067847A JP5670075B2 (ja) | 2010-03-24 | 2010-03-24 | ナビゲーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011202976A JP2011202976A (ja) | 2011-10-13 |
JP5670075B2 true JP5670075B2 (ja) | 2015-02-18 |
Family
ID=44879800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010067847A Expired - Fee Related JP5670075B2 (ja) | 2010-03-24 | 2010-03-24 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5670075B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6114020B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2017-04-12 | 株式会社ナビタイムジャパン | 情報処理システム、情報処理方法、および、情報処理プログラム |
JP6288556B2 (ja) * | 2014-03-12 | 2018-03-07 | 三菱自動車工業株式会社 | 歩行者保護システムおよび歩行者保護プログラム |
JP6356294B2 (ja) * | 2017-03-16 | 2018-07-11 | 株式会社ナビタイムジャパン | 情報処理システム、情報処理方法、および、情報処理プログラム |
JP2020126530A (ja) * | 2019-02-06 | 2020-08-20 | シャープ株式会社 | 通信端末、通信システム、通信方法、およびプログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002123896A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車両用衝突警報装置 |
JP2005227989A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | 交通安全システム |
JP4739876B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-08-03 | 株式会社ゼンリン | データ生成方法 |
US20100082252A1 (en) * | 2007-05-25 | 2010-04-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Driving support apparatus and driving support system for motor vehicle |
JP5451428B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2014-03-26 | 株式会社ゼンリン | ナビゲーション装置およびネットワークデータのデータ構造 |
-
2010
- 2010-03-24 JP JP2010067847A patent/JP5670075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011202976A (ja) | 2011-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10366605B1 (en) | Broadcasting information related to hazards impacting vehicle travel | |
US11308807B2 (en) | Roadside device, communication system, and danger detection method | |
JP4177422B1 (ja) | ナビサーバ | |
JP4929114B2 (ja) | 車両用情報報知装置、情報提供システム、情報報知方法 | |
JP4713359B2 (ja) | 移動端末装置、交通情報システム、移動端末装置の交通情報抽出方法および交通情報処理方法 | |
JP5866807B2 (ja) | 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、情報報知方法 | |
US20150304817A1 (en) | Mobile communication device and communication control method | |
JP5772247B2 (ja) | 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、情報報知方法 | |
KR20150013775A (ko) | 현재 상황 묘사를 생성하는 방법 및 시스템 | |
CN105469617A (zh) | 一种行车安全辅助方法和装置 | |
KR101484308B1 (ko) | 근거리 전용 통신을 이용한 교차로 사전 정보 알림 시스템및 그 알림 방법 | |
JP2008065482A (ja) | 車両用運転支援システム | |
JP5670075B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
KR100800824B1 (ko) | 보행자 안전 서비스 시스템 및 방법 | |
KR100912096B1 (ko) | 횡단보도에서 보행 중인 사용자의 위험 상황을 알리는이동통신 단말과 이동통신 서버의 제어방법 | |
JP5880273B2 (ja) | 混雑情報提示システム、センタ装置、車両装置 | |
JP2012247326A (ja) | 歩行経路案内装置及びシステム | |
JP5338561B2 (ja) | 車両用路車間通信装置 | |
JP5496060B2 (ja) | 車両用無線通信システム | |
JP6714944B2 (ja) | 運転支援装置、運転支援プログラム、運転支援方法および運転支援システム | |
JP2012177995A (ja) | 通信装置 | |
JP2012233792A (ja) | カーナビゲーション装置、カーナビゲーションシステムおよびプログラム | |
JP5895365B2 (ja) | 歩行者端末装置、コンピュータプログラム、及び、歩行経路の検索方法 | |
JP6864206B2 (ja) | ナビゲーションシステム、経路案内装置、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム | |
JP2013122719A (ja) | 交通情報受信システム、交通情報受信プログラム及び交通情報受信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5670075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |