JP2020126530A - 通信端末、通信システム、通信方法、およびプログラム - Google Patents

通信端末、通信システム、通信方法、およびプログラム Download PDF

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賢一 飯島
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秀一 竹花
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Shigeto Suzuki
重人 鈴木
山本 誠
Makoto Yamamoto
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【課題】車両と衝突する危険がある場合にのみ、ユーザに注意を喚起することができること。【解決手段】通信端末は、所定範囲内にある車両に設けられた車両通信端末と無線通信する無線通信部と、無線通信部を介して車両通信端末から車両の位置情報を受信する通信制御部と、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、ユーザの位置情報と車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出部と、予想衝突地点の地図情報に基づいて、ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定部と、注意判定部の判定結果に基づいてユーザに対して注意情報を報知する報知部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末、通信システム、通信方法、およびプログラムに関する。
車両の位置情報と通信端末の位置情報とに基づいて車両が通信端末の移動経路上に到達する予想地点を算出し、算出した予想地点に基づいてユーザに注意を喚起する通信端末がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−151873号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、注意喚起・警告が必要でない場合にも通知してしまうという課題がある。注意喚起・警告が必要でない場所の一例として、歩道と車道がガードレールで分かれている場所等、歩行者と車両とが接近するが衝突しない場所がある。この場合には、歩行者と車両とが接近しても衝突はしないので、通知の必要がない。また、注意喚起・警告が必要でない場合の他の例として、歩道橋と道路とが交差した場所や、地上と地下トンネルや、立体駐車場や、高速道路と一般道等、歩行者と車両とが異なる高度で交わる場合がある。この場合には、歩行者と車両との位置情報が重なっても高度が異なるため衝突しないので、通知の必要がない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、車両と衝突する危険がある場合にのみ、ユーザに注意を喚起することができる通信端末、通信システム、通信方法、およびプログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、所定範囲内にある車両に設けられた車両通信端末と無線通信する無線通信部と、前記無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御部と、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出部と、前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定部と、前記注意判定部の判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知部と、を備える通信端末である。
(2)また、本発明の一態様は、(1)に記載の通信端末であって、前記注意判定部は、前記ユーザの位置情報及び前記地図情報に基づいて前記予想衝突地点において前記ユーザが安全に歩行できる場所にいるか否かを判定し、前記ユーザが安全に歩行できる場所にいるときには前記ユーザに注意を喚起する必要がないと判定する。
(3)また、本発明の一態様は、(1)または(2)に記載の通信端末であって、前記ユーザの高度情報を取得する高度情報取得部を備え、前記通信制御部は、前記車両通信端末から前記車両の位置情報とともに前記車両の高度情報を受信し、前記注意判定部は、道路と高度差のある建物が前記予想衝突地点にある場合であって、前記ユーザの高度と前記車両の高度との高度差が所定値以上である場合には前記ユーザに注意を喚起する必要がないと判定する。
(4)また、本発明の一態様は、(3)に記載の通信端末であって、前記地図情報に基づいて前記建物が周辺道路と略同じ高度にあるか否かを判定し、前記建物が周辺道路と略同じ高度にある場合には、前記車両の高度を補正する高度補正部を備える。
(5)また、本発明の一態様は、(1)から(4)いずれかに記載の通信端末であって、前記注意判定部は、前記予想衝突地点への到達時間または到達距離を繰り返し算出し、算出した到達時間または到達距離が所定値以内になったときに、前記ユーザに注意を喚起する必要があると判定する。
(6)また、本発明の一態様は、(5)に記載の通信端末であって、前記注意判定部は、算出した前記到達時間または前記到達距離が前回算出した値より大きい場合には、前記ユーザに注意を喚起する必要がないと判定する。
(7)また、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、車両通信端末と、通信端末と、を備える通信システムであって、前記車両通信端末は、車両から所定範囲内にある通信端末と無線通信する車両無線通信部と、前記車両の位置情報を取得する測位部と、前記車両の位置情報を前記車両無線通信部から前記通信端末に送信する制御部と、を備え、前記通信端末は、所定範囲内にある前記車両通信端末と無線通信する無線通信部と、前記無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御部と、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出部と、前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定部と、前記注意判定部の判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知部と、を備える通信端末と、を備える通信システムである。
(8)また、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、所定範囲内にある車両に設けられた車両通信端末と無線通信する無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御過程と、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得過程と、前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出過程と、前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定過程と、前記判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知過程と、を有する通信方法である。
(9)また、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、コンピュータが、所定範囲内にある車両に設けられた車両通信端末と無線通信する無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御ステップと、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出ステップと、前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定ステップと、前記判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知ステップと、を実行するためのプログラムである。
本発明によれば、車両と衝突する危険がある場合にのみ、ユーザに注意を喚起することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末のハードウェア構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末の機能構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両通信端末のハードウェア構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両通信端末の機能構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末が実行する注意判定処理を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末が実行する注意判定処理を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末が実行する注意判定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末の機能構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末が実行する注意判定処理を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末が実行する高度補正処理を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末が実行する注意判定処理の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムS1の構成の一例を示すシステム構成図である。
通信システムS1は、ユーザUS1が携行する歩行者通信端末1と、車両Cに搭載された車両通信端末2と、を含んで構成される。
歩行者通信端末1は、ユーザUS1によって携行される通信端末である。例えば、歩行者通信端末1は、スマートフォンや、携帯電話機や、パーソナルコンピュータ等の電子機器である。
車両通信端末2は、車両Cに搭載された通信端末である。例えば、車両通信端末2は、ナビゲーションシステムに搭載されていてもよい。
歩行者通信端末1と車両通信端末2とは、無線基地局やアクセスポイントを経由することなく直接無線通信することが可能である。例えば、歩行者通信端末1及び車両通信端末2は、いわゆるD2D(Device−to−Device)通信として、Bluetooth(登録商標)や、無線LAN(Local Area Network)のアドホックモード、LTE(Long Term Evolution, Long Term Evolution − Advance, New Radio, 5th Generation Wireless Communication)などにより、周辺に存在する所定範囲内の他の通信端末と直接無線通信が可能である。このような無線通信方式は、その通信距離や送信電力が無線基地局を介した移動通信システムと比べて小さいため、比較的低い無線送信電力を用いて近距離の無線通信を実現する。
本通信システムS1では、車両通信端末2は、所定範囲内にいる歩行者通信端末1に対して車両情報を所定周期毎に送信する。車両情報には、自装置の位置情報、進行方向(移動方向)を含む速度情報、及び高度情報が含まれる。歩行者通信端末1は、車両通信端末2から車両情報を受信すると、車両通信端末2の車両情報と歩行者通信端末1の位置情報、速度情報、及び高度情報とに基づいて、車両CとユーザUS1とが衝突する危険があるか否かを判定する。そして、歩行者通信端末1は、衝突する危険があると判定した場合に、ユーザUS1に対して注意を喚起する注意情報を報知する。例えば、歩行者通信端末1は、バイブレータ等による振動や、注意の喚起を促すメッセージ(例えば、「注意 左前方から車両あり」)の表示や音声出力等により、注意情報を報知する。
例えば、歩行者通信端末1は、予想衝突地点PT10において衝突する危険があると判定した場合には、車両通信端末2(車両C)の予想衝突地点PT10までの到達時間が所定の基準値a以内、または、到達距離が所定の基準値b以内になったとき(時刻t+n)に、注意情報の報知を開始する。例えば、歩行者通信端末1は、基準値aが10秒であり、基準値bが30mである場合には、到達時間が10秒以内、または、到達距離が30m以内になったときに、注意情報の報知を開始する。その後、歩行者通信端末1は、繰り返し注意情報を報知し(例えば、時刻t+n’)、車両通信端末2(車両C)の予想衝突地点PT10までの到達時間が所定の基準値c以内、または、到達距離が所定の基準値d以内になったとき(時刻t+m)に、注意情報の報知を終了する。例えば、歩行者通信端末1は、基準値cが1秒であり、基準値dが1mである場合には、到達時間が1秒以内、または、到達距離が1m以内になると、注意情報の報知を終了する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末1のハードウェア構成の一例を示す概略ブロック図である。
歩行者通信端末1は、CPU101と、ドライブ部102と、記憶媒体103と、入力部104と、出力部105と、ROM106(Read Only Memory)と、RAM107(Random Access Memory)と、補助記憶部108と、インタフェース部109と、を備える。CPU101と、ドライブ部102と、入力部104と、出力部105と、ROM106と、RAM107と、補助記憶部108と、インタフェース部109とは、バスを介して相互に接続される。
なお、ここで言うCPU101は、プロセッサ一般のことを示すものであって、狭義のいわゆるCPUと呼ばれるデバイスのことだけではなく、例えばGPUやDSP等も含む。また、ここで言うCPU101は、一つのプロセッサで実現されることに限られず、同じ、または異なる種類の複数のプロセッサを組み合わせることで実現されてもよい。
CPU101は、補助記憶部108、ROM106およびRAM107が記憶するプログラムを読み出して実行し、また、補助記憶部108、ROM106およびRAM107が記憶する各種データを読み出し、補助記憶部108、RAM107に対して各種データを書き込むことにより、歩行者通信端末1を制御する。また、CPU101は、ドライブ部102を介して記憶媒体103が記憶する各種データを読み出し、また、記憶媒体103に各種データを書き込む。記憶媒体103は、光磁気ディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどの可搬記憶媒体であり、各種データを記憶する。
ドライブ部102は、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブなどの記憶媒体103の読み書きを行う装置である。
入力部104は、マウス、キーボード、タッチパネル、チャンネルボタン、電源ボタン、設定ボタン、赤外線受信部などの入力装置である。
出力部105は、表示部、スピーカなどの出力装置である。
ROM106、RAM107は、歩行者通信端末1の各機能部を動作させるためのプログラムや各種データを記憶する。
補助記憶部108は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリなどであり、歩行者通信端末1の各機能部を動作させるためのプログラム、各種データを記憶する。
インタフェース部109は、通信インタフェースを有し、有線または無線によりネットワークや車両通信端末2と接続される。
例えば、後述する図3における歩行者通信端末1の機能構成における制御部11は、図2におけるCPU101に対応し、図3における第1無線通信部12及び第2無線通信部13は、図2におけるインタフェース部109に対応し、図3における記憶部16は、図2におけるROM106、またはRAM107、または補助記憶部108、またはそれらの何れかの組み合わせに対応し、図3における報知部17は、図2における出力部105に対応する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末1の機能構成の一例を示す概略ブロック図である。
歩行者通信端末1は、制御部11と、第1無線通信部12と、第2無線通信部13と、測位部14と、高度検出部15と、記憶部16と、報知部17と、を含んで構成される。
第1無線通信部12は、所定範囲内にある車両通信端末2と直接無線通信する。
第2無線通信部13は、他の装置と無線通信する。例えば、第2無線通信部13は、無線基地局を介した移動通信システムや、無線LANにより無線通信する。
測位部14は、GPS(Global Positioning System)受信機を備え、GPS人工衛星からの電波を受信して歩行者通信端末1(ユーザUS1)の位置情報(緯度及び経度)を取得する。測位部14は、取得した位置情報を制御部11に出力する。
高度検出部15は、高度計を備え、歩行者通信端末1(ユーザUS1)の高度を検出する。高度検出部15は、検出した高度を示す高度情報を制御部11に出力する。
記憶部16は、歩行者通信端末1の各種情報を記憶する。例えば、記憶部16は、地図情報を記憶する。また、記憶部16は、注意情報を報知する予想衝突地点への到達時間の基準値a、注意情報を報知する予想衝突地点への到達距離の基準値b、報知を終了する予想衝突地点への到達時間の基準値c、及び報知を終了する予想衝突地点への到達距離の基準値dを記憶する。
報知部17は、表示機能、音声出力機能あるいは振動機能を有しており、例えば、表示機能を有するディスプレイ、音声出力機能を有するスピーカあるいは振動機能を有するバイブレータを有する。報知部17は、注意判定部114の判定結果に基づいてユーザUS1に対して注意情報を報知する。
制御部11は、歩行者通信端末1を制御する。制御部11は、位置情報取得部111と、速度情報算出部112と、予想衝突地点算出部113と、注意判定部114と、通信制御部115と、地図情報取得部116と、高度情報取得部117とを備える。
位置情報取得部111は、測位部14から歩行者通信端末1(ユーザUS1)の位置情報を取得する。
速度情報算出部112は、位置情報取得部111が取得した複数時刻における歩行者通信端末1の位置情報に基づいて進行方向を含む歩行者通信端末1(ユーザUS1)の速度情報を算出する。
予想衝突地点算出部113は、車両通信端末2(車両C)の位置情報および速度情報と、歩行者通信端末1(ユーザUS1)の位置情報および速度情報とに基づいて、車両CがユーザUS1の移動経路上に到達する予想衝突地点を算出する。
注意判定部114は、予想衝突地点算出部113が算出した予想衝突地点の地図情報に基づいて、ユーザUS1に注意を喚起する必要があるか否かを判定する。例えば、注意判定部114は、ユーザUS1の位置情報及び地図情報に基づいて予想衝突地点においてユーザUS1が安全に歩行できる場所にいるか否かを判定し、ユーザUS1が安全に歩行できる場所にいるときにはユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定する。また、注意判定部114は、道路と高度差のある建物が予想衝突地点にある場合であって、ユーザUS1の高度と車両Cの高度との高度差が所定値以上である場合にはユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定する。また、注意判定部114は、予想衝突地点への到達時間または到達距離を繰り返し算出し、算出した到達時間または到達距離が所定値以内になったときに、ユーザUS1に注意を喚起する必要があると判定する。また、注意判定部114は、算出した到達時間または到達距離が前回算出した値より大きい場合には、ユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定する。注意判定部114は、注意を喚起する必要があると判定した場合には、報知部17に所定の報知処理を実行するように指示する。
通信制御部115は、第1無線通信部12を制御して通信可能な車両Cの車両通信端末2との通信処理を実行する。例えば、通信制御部115は、第1無線通信部12を介して車両通信端末2から車両Cの車両情報を受信する。車両情報には、車両Cの位置情報、進行方向を含む速度情報、および高度情報が含まれる。また、通信制御部115は、車両Cが予想衝突地点に到達した場合に車両Cの進行方向が歩行者通信端末1と衝突する方向と一致しない場合には、車両Cの車両通信端末2との通信処理を終了する。
地図情報取得部116は、第2無線通信部13を介して外部のサーバ装置等から地図情報を取得し、取得した地図情報を記憶部16に書き込む。例えば、地図情報取得部116は、予想衝突地点算出部113が算出した予想衝突地点周辺の地図情報を取得する。
高度情報取得部117は、高度検出部15から歩行者通信端末1(ユーザUS1)の高度情報を取得する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る車両通信端末2のハードウェア構成の一例を示す概略ブロック図である。
車両通信端末2は、CPU201と、ドライブ部202と、記憶媒体203と、入力部204と、出力部205と、ROM206(Read Only Memory)と、RAM207(Random Access Memory)と、補助記憶部208と、インタフェース部209と、を備える。CPU201と、ドライブ部202と、入力部204と、出力部205と、ROM206と、RAM207と、補助記憶部208と、インタフェース部209とは、バスを介して相互に接続される。
なお、ここで言うCPU201は、プロセッサ一般のことを示すものであって、狭義のいわゆるCPUと呼ばれるデバイスのことだけではなく、例えばGPUやDSP等も含む。また、ここで言うCPU201は、一つのプロセッサで実現されることに限られず、同じ、または異なる種類の複数のプロセッサを組み合わせることで実現されてもよい。
CPU201は、補助記憶部208、ROM206およびRAM207が記憶するプログラムを読み出して実行し、また、補助記憶部208、ROM206およびRAM207が記憶する各種データを読み出し、補助記憶部208、RAM207に対して各種データを書き込むことにより、車両通信端末2を制御する。また、CPU201は、ドライブ部202を介して記憶媒体203が記憶する各種データを読み出し、また、記憶媒体203に各種データを書き込む。記憶媒体203は、光磁気ディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどの可搬記憶媒体であり、各種データを記憶する。
ドライブ部202は、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブなどの記憶媒体203の読み書きを行う装置である。
入力部204は、マウス、キーボード、タッチパネル、チャンネルボタン、電源ボタン、設定ボタン、赤外線受信部などの入力装置である。
出力部205は、表示部、スピーカなどの出力装置である。
ROM206、RAM207は、車両通信端末2の各機能部を動作させるためのプログラムや各種データを記憶する。
補助記憶部208は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリなどであり、車両通信端末2の各機能部を動作させるためのプログラム、各種データを記憶する。
インタフェース部209は、通信インタフェースを有し、有線または無線によりネットワークNWや歩行者通信端末1と接続される。
例えば、後述する図5における車両通信端末2の機能構成における制御部21は、図4におけるCPU201に対応し、図5における第1無線通信部22及び第2無線通信部23は、図4におけるインタフェース部209に対応し、図5における記憶部26は、図4におけるROM206、またはRAM207、または補助記憶部208、またはそれらの何れかの組み合わせに対応し、図5における報知部27は、図4における出力部205に対応する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る車両通信端末2の機能構成の一例を示す概略ブロック図である。
車両通信端末2は、制御部21と、第1無線通信部22と、第2無線通信部23と、測位部24と、高度検出部25と、記憶部26と、報知部27と、を含んで構成される。
制御部21は、車両通信端末2を制御する。例えば、制御部21は、所定範囲内にいる歩行者通信端末1に第1無線通信部22から車両Cの車両情報を所定周期毎に送信する。
第1無線通信部22は、車両Cから所定範囲内にある歩行者通信端末1と直接無線通信する。
第2無線通信部23は、他の装置と無線通信する。例えば、第2無線通信部23は、無線基地局を介した移動通信システムや、無線LANにより無線通信する。
測位部24は、GPS受信機を備え、GPS人工衛星からの電波を受信して車両通信端末2(車両C)の位置情報(緯度及び経度)を取得する。測位部24は、取得した位置情報を制御部21に出力する。
高度検出部25は、高度計を備え、車両通信端末2(車両C)の高度を検出する。高度検出部25は、検出した高度を示す高度情報を制御部21に出力する。
記憶部26は、車両通信端末2の各種情報を記憶する。
報知部27は、表示機能、音声出力機能あるいは振動機能を有しており、例えば、表示機能を有するディスプレイ、音声出力機能を有するスピーカあるいは振動機能を有するバイブレータを有する。
続いて、歩行者通信端末1においてユーザUS1に注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定処理について図1を参照して説明する。まず、予想衝突地点算出部113が、車両通信端末2(車両C)の位置情報および速度情報と、歩行者通信端末1(ユーザUS1)の位置情報および速度情報とに基づいて、車両CがユーザUS1の移動経路上に到達する予想衝突地点PT10を算出する。例えば、予想衝突地点算出部113は、複数時刻における歩行者通信端末1の位置情報に基づいて歩行者通信端末1の予想移動経路を算出する。また、予想衝突地点算出部113は、複数時刻における車両通信端末2の位置情報に基づいて車両通信端末2の予想移動経路を算出する。そして、予想衝突地点算出部113は、歩行者通信端末1の予想移動経路と車両通信端末2の予想移動経路とに基づいて交点となる予想衝突地点PT10を算出する。
予想衝突地点PT10は、交差点の真ん中である。注意判定部114は、予想衝突地点PT10の地図情報と歩行者通信端末1の位置情報とをマッチングすることにより、ユーザUS1が予想衝突地点PT10において交差点の真ん中にいると判定する。すなわち、予想衝突地点PT10にはユーザUS1と車両Cとの間で衝突を回避する環境がない。よって、注意判定部114は、ユーザUS1に注意を喚起する必要があると判定する。
また、注意判定部114は、車両通信端末2が予想衝突地点PT10に到達する到達時間及び到達距離を算出する。そして、注意判定部114は、算出した到達時間が基準値a以内、または、算出した到達距離が基準値b以内になったときに、ユーザUS1に注意を喚起する必要があると判定する。図示する例では、時刻tでは、到達時間が基準値aより大きく、かつ、到達距離が基準値bより大きい。よって、注意判定部114は、時刻tにおいて、注意を喚起する必要がないと判定する。その後、時刻t+nになると、到達時間が基準値a以内、または、到達時間が基準値b以内になる。よって、注意判定部114は、時刻t+nにおいて、車両Cが予想衝突地点PT10に近づいたため、ユーザUS1に注意を喚起する必要があると判定し、ユーザUS1に注意を喚起する注意情報を報知する報知処理の実行指示を報知部17に出力する。報知部17は、報知処理の実行指示が入力されると、振動を発生するとともに、注意を喚起する注意情報を表示または音声出力することによりユーザUS1に注意情報を報知する。これにより、ユーザUS1に注意を喚起することができる。
その後、注意判定部114は、基準値aが最小値c以下、または、基準値bが最小値d以下になるまで、基準値a及び基準値bをそれぞれ1/2にして上述の処理により注意情報の報知を繰り返す。図示する例では、時刻t+n’において、到達時間が基準値a/2以内、または、到達時間が基準値b/2以内である。よって、注意判定部114は、時刻t+n’において、再度注意情報を報知する。例えば、注意判定部114は、基準値aが10秒であり最小値cが1秒である場合には、処理を4回繰り返し、到達時間が10秒、5秒、2.5秒、1.25秒となった各タイミングで注意情報を報知し、基準値aが0.625秒になったときに報知を終了する。また、注意判定部114は、基準値bが30mであり最小値dが1mである場合には、処理を5回繰り返し、到達距離が30m、15m、7.5m、3.75m、1.875mとなった各タイミングで注意情報を報知し、所定値bが0.9375になったときに報知を終了する。例えば、時刻t+mにおいて、到達時間が最小値c以内、または、到達距離が最小値d以内である。よって、注意判定部114は、時刻t+nから時刻t+mまでの間に繰り返し注意情報を報知し、時刻t+mにおいて、ユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定し、注意情報の報知を終了する。
一方、予想衝突地点が、ユーザUS1と車両Cとが衝突する危険のない場所である場合には、ユーザに注意を喚起する必要がない。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末1が実行する注意判定処理を説明するための図である。
本図には、ユーザUS1と車両Cとが近接するが衝突しない一例を示す。本図に示すように、ユーザUS1が歩道を歩行しており、車両Cが車道上を通過する場合には予想衝突地点PT11において両者が衝突する危険がないため、ユーザUS1に注意を喚起する必要がない。
そのため、注意判定部114は、予想衝突地点PT11周辺の地図情報と歩行者通信端末1の位置情報とをマッチングして予想衝突地点PT11においてユーザUS1が歩道等の安全に歩行できる場所にいるか否かを判定する。そして、注意判定部114は、ユーザUS1が安全に歩行できる場所にいる場合には、ユーザに注意を喚起する必要がないと判定し、報知部17に報知処理の実行指示を出力しない。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末1が実行する注意判定処理を説明するための図である。
本図には、ユーザと車両とが高度の異なる場所で交差する一例を示す。本図に示すように、予想衝突地点PT12が歩道橋と道路とが交差した場所であって、ユーザUS1が歩道橋にいる場合には車両Cと衝突する危険がないため、ユーザUS1に注意を喚起する必要がない。なお、本図に示す例の他にも、予想衝突地点が立体駐車場である場合や、車両Cが高速道路を走行しておりユーザUS1が一般道を歩行している場合や、ユーザUS1が地上におり車両Cが地下トンネルを走行している場合等にも同様に注意を喚起する必要がない。
そのため、注意判定部114は、地図情報取得部116が取得した予想衝突地点PT12周辺の地図情報に基づいて、予想衝突地点PT12に道路と所定の高度差のある建物(歩道橋やトンネル等)があるか否かを判定する。そして、注意判定部114は、道路と高度差のある建物がある場合には、歩行者通信端末1の高度情報と車両通信端末2の高度情報との高度差が所定値以上であるか否かを判定する。注意判定部114は、歩行者通信端末1の高度情報と車両通信端末2の高度情報との高度差が所定値以上である場合には、ユーザUS1が歩道橋等にいるため注意を喚起する必要がないと判定し、報知部17に報知処理の実行指示を出力しない。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る歩行者通信端末1が実行する注意判定処理の一例を示すフローチャートである。
歩行者通信端末1は、探索により通信接続が確立された車両通信端末2との間で以下に示す注意判定処理を実行する。
ステップS101において、通信制御部115は、第1無線通信部12が車両通信端末2からの車両情報を受信したか否かを判定する。車両情報を受信した場合(ステップS101;YES)、歩行者通信端末1は、ステップS103の処理を実行する。一方、車両情報を受信していない場合(ステップS101;NO)、歩行者通信端末1は、ステップS101の処理を繰り返す。
ステップS103において、位置情報取得部111は、自装置の位置情報を測位部14から取得する。
ステップS105において、速度情報算出部112は、取得した自装置の位置情報の時間推移に基づいて、自装置の移動速度に関する速度情報を算出する。なお、速度情報算出部112は、第2無線通信部13を介して、別のサーバ装置等で算出された速度情報を取得してもよい。
ステップS107において、予想衝突地点算出部113は、予想衝突地点を算出する。具体的には、予想衝突地点算出部113は、自装置の位置情報および速度情報に基づいてユーザUS1の予想移動経路を算出する。また、予想衝突地点算出部113は、車両Cの位置情報および速度情報に基づいて車両Cの予想移動経路を算出する。予想衝突地点算出部113は、ユーザUS1および車両Cの予想移動経路に基づいて、その交点となる予想衝突地点を算出する。当該予想衝突地点がユーザUS1と車両Cとが衝突する可能性が考えられる地点となる。なお、車両CおよびユーザUS1の進行方向は固定ではないため車両CおよびユーザUS1の進行方向の変更に応じて予想衝突地点が算出される。
ステップS109において、注意判定部114が、車両Cの予想衝突地点までの到達時間及び到達距離を算出する。具体的には、注意判定部114は、車両通信端末2の位置情報から予想衝突地点までの到達距離を算出する。また、注意判定部114は、算出した到達距離及び車両通信端末2の速度情報に基づいて到達時間を算出する。
ステップS111において、注意判定部114は、算出した到達時間が所定値a以内であるか、または、算出した到達距離が所定値b以内であるか否かを判定する。所定値aは、注意情報を報知する基準となる時間(単位は秒)である。例えば予想衝突地点に到達する10秒前に報知したい場合には、aの初期値は10秒である。所定値bは注意情報を報知する基準となる距離(単位はm(メートル))である。例えば予想衝突地点の30m前に報知したい場合には、bの初期値は30mである。所定値aおよび所定値bは、必要に応じてユーザUS1或いは当業者が設定変更可能であり、記憶部16に予め記憶されている。到達時間が所定値a以内である、または到達距離が所定値b以内である場合(ステップS111;YES)、ステップS117の処理に進む。一方、到達時間が所定値a以内でない、かつ到達距離が所定値b以内でない場合(ステップS111;NO)、ステップS113の処理に進む。
ステップS113において、注意判定部114は、現在時刻tにおける到達時間から直前の時刻t−1における到達時間を減算した到達時間差、及び、現在時刻tにおける到達距離から直前の時刻t−1における到達距離を減算した到達距離差を算出する。
ステップS115において、注意判定部114は、到達時間差または到達距離差が正の値であるか否かを判定する。到達時間差または到達距離差が正の値である場合には、車両Cが予想衝突地点から遠ざかる方向へ移動していることを示す。また、到達時間差および到達距離差が負の値である場合には、車両Cが予想衝突地点に近づく方向へ移動していることを示す。到達時間差または到達距離差が正の値である場合(ステップS113;YES)、車両Cが予想衝突地点から遠ざかる方向へ移動しているため、処理を終了する。一方、到達時間差および到達距離差が負の値である場合(ステップS113;NO)、ステップS101の処理に戻る。
ステップS117において、地図情報取得部116が第2無線通信部13を介して外部のサーバ装置から予想衝突地点周辺の地図情報を取得する。
ステップS119において、注意判定部114は、地図情報と自装置の位置情報とをマッチングさせて、ユーザUS1が予想衝突地点において安全に歩行できる場所にいるか否かを判定する。安全に歩行できる場所にいる場合(ステップS119;YES)、処理を終了する。一方、安全に歩行できる場所にいない場合(ステップS119;NO)、ステップS121の処理に進む。
ステップS121において、注意判定部114は、取得した地図情報に基づいて予想衝突地点に道路と所定の高度差のある建物があるか否かを判定する。高度差のある建物がある場合(ステップS121;YES)、ステップS123の処理に進む。一方、高度差のある建物がない場合(ステップS121;NO)、ステップS127の処理に進む。
ステップS123において、高度情報取得部117は、高度検出部15から自装置の高度情報を取得する。
ステップS125において、注意判定部114は、車両通信端末2の高度情報と取得した自装置の高度情報との差が所定の高度差ないか否かを判定する。所定の高度差がある場合(ステップS125;NO)、ユーザUS1が建物にいると判定し処理を終了する。一方、所定の高度差がない場合(ステップS125;YES)、ステップS127の処理に進む。
ステップS127において、注意判定部114は、ユーザUS1に注意を喚起する注意情報を報知部17に報知させる。報知部17は、振動を発生するとともに、注意情報を表示または音声出力することにより報知する。
ステップS129において、注意判定部114は、到達時間の所定値aを2で除算し(1/2にし)、到達距離の所定値bを2で除算する(1/2にする)。所定値aおよび所定値bを1/2にすることにより、現在時刻tの次の時刻t+1以降には到達時間がa/2または到達距離がb/2になったときに注意情報を報知する。例えば、注意判定部114は、所定値aの初期値が10秒であり、所定値bの初期値が30mである場合には、次の時刻t+1以降には到達時間が5秒以内または到達距離が15m以内になったときに注意情報を報知する。
ステップS131において、注意判定部114は、所定値aが最小値c以下である、または、所定値bが最小値d以下であるか否かを判定する。最小値cは注意情報を報知する処理を終了する基準となる時間(単位は秒)である。最小値dは注意情報を報知する処理を終了する基準となる距離(単位はm)である。最小値cおよび最小値dは、必要に応じてユーザUS1或いは当業者が設定変更可能であり、記憶部16に予め記憶されている。所定値aが最小値c以下である、または所定値bが最小値d以下である場合(ステップS131;YES)、処理を終了する。一方、所定値aが最小値cより大きい、かつ所定値bが最小値dより大きい場合(ステップS131;NO)、ステップS101の処理に戻る。例えば、制御部11は、所定値aの初期値が10秒であり最小値cが1秒である場合には、フローを4回繰り返し、到達時間が10秒、5秒、2.5秒、1.25秒となった各タイミングで注意情報を報知し、所定値aが0.625秒になったときに処理を終了する。また、制御部11は、所定値bの初期値が30mであり最小値dが1mである場合には、フローを5回繰り返し、到達距離が30m、15m、7.5m、3.75m、1.875mとなった各タイミングで注意情報を報知し、所定値bが0.9375になったときに処理を終了する。
このように、第1の実施形態に係る通信システムS1は、車両Cから所定範囲内にある歩行者通信端末1と無線通信する第1無線通信部22と、車両Cの位置情報を取得する測位部24と、車両Cの位置情報を第1無線通信部22から歩行者通信端末1に送信する制御部21と、を備える車両通信端末2と、所定範囲内にある車両通信端末2と無線通信する第1無線通信部12と、第1無線通信部12を介して車両Cの位置情報を受信する通信制御部115と、ユーザUS1の位置情報を取得する位置情報取得部111と、ユーザUS1の位置情報と車両Cの位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出部113と、予想衝突地点の地図情報に基づいて、ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定部114と、注意判定部114の判定結果に基づいてユーザUS1に対して注意情報を報知する報知部17と、を備える歩行者通信端末1と、備える。
このような構成により、歩行者通信端末1は、ユーザUS1と車両Cとが接近したとしても、予想衝突地点が衝突の危険がない場所である場合には注意情報を報知しない。すなわち、歩行者通信端末1は、衝突の危険がある場合にのみ、ユーザUS1に注意を喚起することができる。
また、注意判定部114は、ユーザUS1の位置情報及び地図情報に基づいて予想衝突地点においてユーザUS1が安全に歩行できる場所にいるか否かを判定し、ユーザUS1が安全に歩行できる場所にいるときにはユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定する。このような構成により、歩行者通信端末1は、例えばユーザUS1が歩道等の安全に歩行できる場所にいる場合には注意情報を報知しない。
また、歩行者通信端末1は、ユーザの高度情報を取得する高度情報取得部117を備え、通信制御部115は、車両通信端末2から車両Cの位置情報とともに車両Cの高度情報を受信し、注意判定部114は、道路との高度差のある建物が予想衝突地点にある場合であって、ユーザUS1の高度と車両Cの高度との高度差が所定値以上である場合にはユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定する。このような構成により、歩行者通信端末1は、例えば、歩道橋と道路が交差した場所や、地上と地下トンネルや、立体駐車場や、高速道路と一般道等の高度の異なる場所でユーザUS1と車両Cとが交わる場合には衝突する危険がないため注意情報を報知しない。
また、注意判定部114は、予想衝突地点への到達時間または到達距離を繰り返し算出し、算出した到達時間または到達距離が所定値以内になったときに、ユーザUS1に注意を喚起する必要があると判定する。このような構成により、歩行者通信端末1は、車両Cが予想衝突地点に近づいたときに注意情報を報知することができる。
また、注意判定部114は、算出した到達時間または到達距離が前回算出した値より大きい場合には、ユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定する。このような構成により、歩行者通信端末1は、車両Cが予想衝突地点から離れる方向に移動した場合には衝突する危険がないため注意情報を報知しない。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末1Aの機能構成の一例を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態に係る通信システムS1は、第1の実施形態に係る歩行者通信端末1に代えて歩行者通信端末1Aを備える。ここで、第1の実施形態に係る歩行者通信端末1のハードウェア構成と第2の実施形態に係る歩行者通信端末1Aのハードウェア構成とは、同様の構成であるため、図示および説明を省略する。また、第1の実施形態に係る車両通信端末2の構成と第2の実施形態に係る車両通信端末2の構成とは、同様の構成であるため、図示および説明を省略する。
歩行者通信端末1Aは、第1の実施形態に係る歩行者通信端末1の制御部11に代えて制御部11Aを備える。制御部11Aは、第1の実施形態に係る制御部11の構成に加えて高度補正部118を備える。
高度補正部118は、地図情報に基づいて、予想衝突地点において道路と高度差のある建物が周辺道路と略同じ高度にあるか否かを判定し、当該建物が周辺道路と略同じ高度にある場合には、車両Cの高度を補正する。
歩行者通信端末1Aの他の構成は、第1の実施形態に係る歩行者通信端末1の構成と同様であるため、その説明を省略する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末1Aが実行する注意判定処理を説明するための図である。
本図には、ユーザと車両とが高度の異なる場所で交差する一例を示す。本図に示すように、予想衝突地点PT13となる歩道橋が周辺道路と同じ高度の位置に設置されており、車両Cが歩道橋下を潜る道路を通過する場合には衝突する危険がないため、ユーザUS1に注意を喚起する必要がない。しかしながら、車両Cは歩道橋下に潜るまで歩道橋と略同じ高度にいるため、このような場合であっても第1の実施形態に係る歩行者通信端末1は注意情報を報知してしまう。そこで、本実施形態における歩行者通信端末1Aは、車両Cの高度を補正する高度補正処理を実行する。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末1Aが実行する高度補正処理を説明するための図である。
高度補正部118は、地図情報取得部116が取得した予想衝突地点PT13周辺の地図情報に基づいて、予想衝突地点PT13における歩道橋と道路との高度差を取得する。本図に示す例では高度差は4mである。続いて、高度補正部118は、車両通信端末2の位置情報に基づいて予想衝突地点PT13までの到達距離を算出する。高度補正部118は、算出した到達距離及び地図情報に基づく道路の傾斜に応じて、車両通信端末2の高度を予想衝突地点PT13の高度となるよう補正する。本例では、歩道橋に近づくにつれて道路が傾斜していくため、高度補正部118は、到達距離40m地点では車両通信端末2の高度を−4m補正し、到達距離30m地点では車両通信端末2の高度を−3m補正し、到達距離20m地点では車両通信端末2の高度を−2m補正し、到達距離10m地点では車両通信端末2の高度を−1m補正する。
このように車両通信端末2の高度を補正することにより、ユーザUS1が周辺道路と同じ高度にある歩道橋上におり、車両Cが歩道橋下を潜る道路を通過する場合に、注意情報を報知することを防ぐことができる。
なお、上述した例では、車両Cが歩道橋下を潜る道路を通過する場合を示したが、車両Cが歩道橋上を跨ぐ道路を通過する場合も同様である。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る歩行者通信端末1Aが実行する注意判定処理の一例を示すフローチャートである。
歩行者通信端末1Aは、探索により通信接続が確立された車両通信端末2との間で以下に示す注意判定処理を実行する。
ステップS201〜ステップS223までの処理は、上述したステップS101〜ステップS123までの処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS225において、高度補正部118は、地図情報に基づいて、建物が周辺の道路と略同じ高度にあるか否かを判定する。建物が周辺の道路と略同じ高度にある場合(ステップS225;YES)、ステップS227の処理に進む。一方、建物が周辺の道路と略同じ高度にない場合(ステップS225;NO)、ステップS229の処理に進む。
ステップS227において、高度補正部118は、予想衝突地点における建物と道路との高度差に基づいて、車両通信端末2の高度を補正する。
ステップS229〜ステップS235までの処理は、上述したステップS125〜ステップS131までの処理と同様であるため、その説明を省略する。
このように、第2の実施形態に係る通信システムS1は、車両Cから所定範囲内にある歩行者通信端末1Aと無線通信する第1無線通信部22と、車両Cの位置情報を取得する測位部24と、車両Cの位置情報を第1無線通信部22から歩行者通信端末1Aに送信する制御部21と、を備える車両通信端末2と、所定範囲内にある車両通信端末2と無線通信する第1無線通信部12と、第1無線通信部12を介して車両Cの位置情報を受信する通信制御部115と、ユーザUS1の位置情報を取得する位置情報取得部111と、ユーザUS1の位置情報と車両Cの位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出部113と、予想衝突地点の地図情報に基づいて、ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定部114と、注意判定部114の判定結果に基づいてユーザUS1に対して注意情報を報知する報知部17と、を備える歩行者通信端末1Aと、備える。
このような構成により、歩行者通信端末1Aは、ユーザUS1と車両Cとが接近したとしても、予想衝突地点が衝突の危険がない場所である場合には注意情報を報知しない。すなわち、歩行者通信端末1Aは、衝突の危険がある場合にのみ、ユーザUS1に注意を喚起することができる。
また、歩行者通信端末1Aは、ユーザの高度情報を取得する高度情報取得部117を備え、通信制御部115は、車両通信端末2から車両Cの位置情報とともに車両Cの高度情報を受信し、注意判定部114は、道路との高度差のある建物が予想衝突地点にある場合であって、ユーザUS1の高度と車両Cの高度との高度差が所定値以上である場合にはユーザUS1に注意を喚起する必要がないと判定する。また、歩行者通信端末1Aは、地図情報に基づいて予想衝突地点にある建物が周辺道路と略同じ高度にあるか否かを判定し、建物が周辺道路と略同じ高度にある場合には、車両Cの高度を補正する高度補正部118を備える。このような構成により、歩行者通信端末1Aは、例えば、ユーザUS1が周辺道路と同じ高度にある歩道橋を歩行し、車両Cが当該歩道橋下を潜る(または歩道橋上を跨ぐ)道路を通過する場合には衝突する危険がないため注意情報を報知しない。
なお、上述した各実施形態や各変形例では、歩行者通信端末1,1Aが車両通信端末2から車両Cの速度情報を受信している。しかしながら、速度情報は位置情報から算出することが可能であるため、車両通信端末2は位置情報および高度情報のみを車両情報として歩行者通信端末1,1Aに送信し、歩行者通信端末1,1Aが位置情報の時間推移から車両Cの速度情報を算出してもよい。
また、上述した各実施形態や各変形例では、線形の1次関数を利用して予想衝突地点を算出する方式について説明したが、一例であり、他の方式により予想衝突地点を算出するようにしてもよい。また、緯度、経度のみならず高度も利用して3次元的に予想衝突地点を算出することも可能である。
また、上述した各実施形態や各変形例では、歩行者通信端末1,1Aは、車両Cの予想衝突地点への到達時間または到達距離が基準値(所定値a及び所定値b)以内になると注意情報の報知を開始しているが、これ限らず、ユーザUS1の予想衝突地点への到達時間または到達距離が基準値以内になったときに注意情報の報知を開始してもよい。
また、歩行者通信端末1,1Aは、バッテリの残量情報を取得し、バッテリの残量が所定値よりも低い場合には、車両Cが予想衝突地点に到達した場合に車両Cの進行方向がユーザUS1と衝突する方向と一致しない場合には、車両Cの車両通信端末2との通信処理を終了してもよい。
なお、上述した各実施形態や各変形例の1つまたは複数、上述した各実施形態や各変形例の一部または全部を組み合わせて本発明の一態様を実現するようにしてもよい。
なお、本発明の一態様における歩行者通信端末1,1A、車両通信端末2で動作するプログラムは、本発明の一態様に関わる上記の各実施形態や変形例で示した機能を実現するように、1つ、または複数の、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これらの各装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の各種ストレージに格納され、必要に応じてCPU等によって読み出し、修正・書き込みが行われても良い。
なお、上述した各実施形態や変形例における歩行者通信端末1,1A、車両通信端末2の一部又は全部を1つ、または複数のプロセッサを備えたコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、歩行者通信端末1,1A、車両通信端末2に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した各実施形態や変形例における歩行者通信端末1,1A、車両通信端末2の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。また、上述した各実施形態や変形例における歩行者通信端末1,1A、車両通信端末2の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法は、LSIに限らず専用回路、および/または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の一態様として各実施形態や変形例に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は各実施形態や変形例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態や変形例に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
S1 通信システム
1,1A 歩行者通信端末
11,11A 制御部
111 位置情報取得部
112 速度情報算出部
113 予想衝突地点算出部
114 注意判定部
115 通信制御部
116 地図情報取得部
117 高度情報取得部
118 高度補正部
12 第1無線通信部
13 第2無線通信部
14 測位部
15 高度検出部
16 記憶部
17 報知部
101 CPU
102 ドライブ部
103 記憶媒体
104 入力部
105 出力部
106 ROM
107 RAM
108 補助記憶部
109 インタフェース部
2 車両通信端末
21 制御部
22 第1無線通信部
23 第2無線通信部
24 測位部
25 高度検出部
26 記憶部
27 報知部
201 CPU
202 ドライブ部
203 記憶媒体
204 入力部
205 出力部
206 ROM
207 RAM
208 補助記憶部
209 インタフェース部

Claims (9)

  1. 所定範囲内にある車両に設けられた車両通信端末と無線通信する無線通信部と、
    前記無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御部と、
    ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出部と、
    前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定部と、
    前記注意判定部の判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知部と、
    を備える通信端末。
  2. 前記注意判定部は、前記ユーザの位置情報及び前記地図情報に基づいて前記予想衝突地点において前記ユーザが安全に歩行できる場所にいるか否かを判定し、前記ユーザが安全に歩行できる場所にいるときには前記ユーザに注意を喚起する必要がないと判定する、
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記ユーザの高度情報を取得する高度情報取得部を備え、
    前記通信制御部は、前記車両通信端末から前記車両の位置情報とともに前記車両の高度情報を受信し、
    前記注意判定部は、道路と高度差のある建物が前記予想衝突地点にある場合であって、前記ユーザの高度と前記車両の高度との高度差が所定値以上である場合には前記ユーザに注意を喚起する必要がないと判定する、
    請求項1または請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記地図情報に基づいて前記建物が周辺道路と略同じ高度にあるか否かを判定し、前記建物が周辺道路と略同じ高度にある場合には、前記車両の高度を補正する高度補正部を備える、
    請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記注意判定部は、前記予想衝突地点への到達時間または到達距離を繰り返し算出し、算出した到達時間または到達距離が所定値以内になったときに、前記ユーザに注意を喚起する必要があると判定する、
    請求項1から請求項4いずれか1項に記載の通信端末。
  6. 前記注意判定部は、算出した前記到達時間または前記到達距離が前回算出した値より大きい場合には、前記ユーザに注意を喚起する必要がないと判定する、
    請求項5に記載の通信端末。
  7. 車両通信端末と、通信端末と、を備える通信システムであって、
    前記車両通信端末は、
    車両から所定範囲内にある通信端末と無線通信する車両無線通信部と、
    前記車両の位置情報を取得する測位部と、
    前記車両の位置情報を前記車両無線通信部から前記通信端末に送信する制御部と、
    を備え、
    前記通信端末は、
    所定範囲内にある前記車両通信端末と無線通信する無線通信部と、
    前記無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御部と、
    ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出部と、
    前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定部と、
    前記注意判定部の判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知部と、
    を備える通信システム。
  8. 所定範囲内にある車両に設けられた車両通信端末と無線通信する無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御過程と、
    ユーザの位置情報を取得する位置情報取得過程と、
    前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出過程と、
    前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定過程と、
    判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知過程と、
    を有する通信方法。
  9. コンピュータが、
    所定範囲内にある車両に設けられた車両通信端末と無線通信する無線通信部を介して前記車両通信端末から前記車両の位置情報を受信する通信制御ステップと、
    ユーザの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記ユーザの位置情報と前記車両の位置情報とに基づいて予想衝突地点を算出する予想衝突地点算出ステップと、
    前記予想衝突地点の地図情報に基づいて、前記ユーザに注意を喚起する必要があるか否かを判定する注意判定ステップと、
    判定結果に基づいて前記ユーザに対して注意情報を報知する報知ステップと、
    を実行するためのプログラム。
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