JP6114020B2 - 情報処理システム、情報処理方法、および、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、および、情報処理プログラム Download PDF

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本発明は、情報処理システム、情処理方法、および、情報処理プログラムに関する。
従来から、歩行者に注意喚起する技術が開示されている。
例えば、特許文献1に記載のナビゲーション装置においては、歩行者と自動車との接触事故を未然に防ぐための注意を喚起するために、交差地点特定部が、歩道ネットワークと道路ネットワークとが交差していると判定すると、車両との接触事故を回避するための注意喚起のメッセージを報知するという技術が開示されている。
特開2011−202976号公報
しかしながら、特許文献1等に記載の従来のナビゲーション装置においては、交差点では横断する道路に対して直線進入、右折進入、左折進入するそれぞれのリンクがあり、歩行者が横断する道路から退出するリンクと交差する可能性があるため、すべての交差点に対して同様の注意が報知されると具体的に何に注意すればよいのか分からなくなってしまうという問題点を有していた。また、当該従来のナビゲーション装置においては、比較的に危険度の低いものに注意を払うことによって、最も注意を払うべきものに注意を払えなくなる虞があるという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、徒歩リンクの危険度に応じた案内を提供する情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の情報提供システムは、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段と、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段と、上記注意地点特定手段により特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段と、上記注意情報生成手段により生成された上記注意情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、上記記載の情報提供システムにおいて、上記情報提供システムは、利用者の現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段、を更に備え、上記基準位置情報取得手段は、上記現在位置情報取得手段により取得された上記現在位置情報を上記基準位置情報として取得することを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、上記記載の情報提供システムにおいて、上記情報提供システムは、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段、を更に備え、上記基準位置は、上記経路探索手段により探索された上記徒歩経路に含まれる上記歩道ノードまたは上記歩道リンクであることを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段と、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段と、上記コスト設定手段により設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段と、上記経路探索手段により生成された上記徒歩経路情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、上記記載の情報提供システムにおいて、上記コスト設定手段は、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの上記進入方向が、直進進入、左折進入、または、右折進入であるかに基づいて、当該歩道リンクの上記コストを設定することを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、上記記載の情報提供システムにおいて、上記コスト設定手段は、更に、上記進入方向が上記右折進入である場合、上記車道リンクの対向車線となる上記車道リンクの有無、上記対向車線となる上記車道リンクの交通量、上記車道リンクが接続する上記車道ノードの規模、および/または、上記車道リンクもしくは上記車道ノードにおける信号機の設置状況を含む道路状況情報に基づいて、上記コストを設定することを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、上記記載の情報提供システムにおいて、上記経路探索手段は、上記交差する車道リンクへの上記進入方向が上記右折進入である場合、上記出発地から上記目的地までの上記徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された、当該車道リンクと上記交差する上記歩道リンクに関する歩道リンク情報を除く上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、上記徒歩経路情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバ、および、出力部と制御部とを少なくとも備えた端末装置、を通信可能に接続した情報提供システムであって、上記情報提供サーバの上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記情報提供サーバの上記制御部は、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段と、上記注意地点特定手段により特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段と、上記注意情報生成手段により生成された上記注意情報を上記端末装置に送信する注意情報送信手段と、を備え、上記端末装置の上記制御部は、上記情報提供サーバから送信された上記注意情報を受信する注意情報受信手段と、上記注意情報を上記出力部を介して出力させる出力情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報提供システムは、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバ、および、出力部と制御部とを少なくとも備えた端末装置、を通信可能に接続した情報提供システムであって、上記情報提供サーバの上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記情報提供サーバの上記制御部は、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段と、上記コスト設定手段により設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段と、上記経路探索手段により生成された上記徒歩経路情報を上記端末装置に送信する経路情報送信手段と、を備え、上記端末装置の上記制御部は、上記情報提供サーバから送信された上記徒歩経路情報を受信する経路情報受信手段と、上記徒歩経路情報を上記出力部を介して出力させる出力情報出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報提供サーバは、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部は、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段と、上記注意地点特定手段により特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段と、上記注意情報生成手段により生成された上記注意情報を含む表示情報を生成する表示情報生成手段と、上記表示情報を含む出力制御情報を上記端末装置へ送信することにより、当該表示情報を当該端末装置の上記表示部に表示させる出力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報提供サーバは、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部は、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段と、上記コスト設定手段により設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段と、上記経路探索手段により生成された上記徒歩経路情報を含む表示情報を生成する表示情報生成手段と、上記表示情報を含む出力制御情報を上記端末装置へ送信することにより、当該表示情報を当該端末装置の上記表示部に表示させる出力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報提供方法は、情報提供システムにおいて実行される情報提供方法であって、上記情報提供システムは、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段と、基準位置情報取得手段と、注意地点特定手段と、注意情報生成手段と、出力情報出力手段と、を備え、上記基準位置情報取得手段が、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記注意地点特定手段が、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定ステップと、上記注意情報生成手段が、上記注意地点特定ステップにて特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成ステップと、上記出力情報出力手段が、上記注意情報生成ステップにて生成された上記注意情報を出力部を介して出力させる出力情報出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の情報提供方法は、情報提供システムにおいて実行される情報提供方法であって、上記情報提供システムは、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段と、基準位置情報取得手段と、コスト設定手段と、経路探索手段と、出力情報出力手段と、を備え、上記基準位置情報取得手段が、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記コスト設定手段が、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定ステップと、上記経路探索手段が、上記コスト設定ステップにて設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索ステップと、上記出力情報出力手段が、上記経路探索ステップにて生成された上記徒歩経路情報を出力部を介して出力させる出力情報出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の情報提供方法は、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバ、および、出力部と制御部とを少なくとも備えた端末装置、を通信可能に接続した情報提供システムにおいて実行される情報提供方法であって、上記情報提供サーバの上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定ステップと、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、上記注意地点特定ステップにて特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成ステップと、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、上記注意情報生成ステップにて生成された上記注意情報を上記端末装置に送信する注意情報送信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記情報提供サーバから送信された上記注意情報を受信する注意情報受信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記注意情報を上記出力部を介して出力させる出力情報出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の情報提供方法は、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバ、および、出力部と制御部とを少なくとも備えた端末装置、を通信可能に接続した情報提供システムにおいて実行される情報提供方法であって、上記情報提供サーバの上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定ステップと、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、上記コスト設定ステップにて設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索ステップと、上記情報提供サーバの上記制御部において実行される、上記経路探索ステップにて生成された上記徒歩経路情報を上記端末装置に送信する経路情報送信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記情報提供サーバから送信された上記徒歩経路情報を受信する経路情報受信ステップと、上記端末装置の上記制御部において実行される、上記徒歩経路情報を上記出力部を介して出力させる出力情報出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の情報提供方法は、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバにおいて実行される情報提供方法であって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定ステップと、上記注意地点特定ステップにて特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成ステップと、上記注意情報生成ステップにて生成された上記注意情報を含む表示情報を生成する表示情報生成ステップと、上記表示情報を含む出力制御情報を上記端末装置へ送信することにより、当該表示情報を当該端末装置の上記表示部に表示させる出力制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の情報提供方法は、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバにおいて実行される情報提供方法であって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において実行される、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定ステップと、上記コスト設定ステップにて設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索ステップと、上記経路探索ステップにて生成された上記徒歩経路情報を含む表示情報を生成する表示情報生成ステップと、上記表示情報を含む出力制御情報を上記端末装置へ送信することにより、当該表示情報を当該端末装置の上記表示部に表示させる出力制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、出力部と制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定ステップと、上記注意地点特定ステップにて特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成ステップと、上記注意情報生成ステップにて生成された上記注意情報を上記出力部を介して出力させる出力情報出力ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、出力部と制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供装置に実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定ステップと、上記コスト設定ステップにて設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索ステップと、上記経路探索ステップにて生成された上記徒歩経路情報を上記出力部を介して出力させる出力情報出力ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバに実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定ステップと、上記注意地点特定ステップにて特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成ステップと、上記注意情報生成ステップにて生成された上記注意情報を上記端末装置に送信する注意情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバに実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定ステップと、上記コスト設定ステップにて設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索ステップと、上記経路探索ステップにて生成された上記徒歩経路情報を上記端末装置に送信する経路情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバに実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定ステップと、上記注意地点特定ステップにて特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成ステップと、上記注意情報生成ステップにて生成された上記注意情報を含む表示情報を生成する表示情報生成ステップと、上記表示情報を含む出力制御情報を上記端末装置へ送信することにより、当該表示情報を当該端末装置の上記表示部に表示させる出力制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、表示部を少なくとも備えた端末装置に通信可能に接続された、制御部と記憶部とを少なくとも備えた情報提供サーバに実行させるためのプログラムであって、上記記憶部は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、を備え、上記制御部において、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得ステップと、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定ステップと、上記コスト設定ステップにて設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索ステップと、上記経路探索ステップにて生成された上記徒歩経路情報を含む表示情報を生成する表示情報生成ステップと、上記表示情報を含む出力制御情報を上記端末装置へ送信することにより、当該表示情報を当該端末装置の上記表示部に表示させる出力制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
この発明によれば、基準位置に関する基準位置情報を取得し、基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定し、特定された注意地点に関する注意情報を生成し、生成された注意情報を出力させるので、交差点待ちでの自動車事故の巻き添え事故への遭遇なども未然に防ぐことができるという効果を奏する。すなわち、この発明によれば、車両が右折して進入してくる地点等で注意喚起をすることができる。また、この発明によれば、交差点の横断歩道をわたる場合においても、注意喚起地点を設定しておくことで、交差点での待機場所として「信号待ちする場合には、ガードレールの内側でお待ちください」等の案内をすることができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、利用者の現在位置情報を取得し、取得された現在位置情報を基準位置情報として取得するので、周囲の横断歩道の危険度に応じてその場で注意情報を報知することができるという効果を奏する。具体的には、この発明によれば、「危険な横断歩道です」などのほか、危険度合いに応じて「右折進入車両に注意してください」などの文字情報および音声情報等の注意情報をユーザにスピーディーに案内することができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成し、基準位置は、探索された徒歩経路に含まれる歩道ノードまたは歩道リンクであるので、要注意地点を報知する経路案内、すなわち、要注意度の設定に応じて経路案内を行なうことができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、基準位置に関する基準位置情報を取得し、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定し、設定されたコストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成し、生成された徒歩経路情報を出力させるので、要注意度の高い地点を回避する経路探索、または、要注意度の高い要注意喚起地点を通りづらい経路を探索することができるという効果を奏する。また、この発明によれば、車両が右折して進入してくる地点を回避する経路を案内することができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が、直進進入、左折進入、または、右折進入であるかに基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するので、事前に算出したコストや危険度から最も注意すべき車両の進入方向について「右折進入車に注意して、横断歩道を渡ってください」などの案内をすることができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、更に、進入方向が右折進入である場合、車道リンクの対向車線となる車道リンクの有無、対向車線となる車道リンクの交通量、車道リンクが接続する車道ノードの規模、および/または、車道リンクもしくは車道ノードにおける信号機の設置状況を含む道路状況情報に基づいて、コストを設定するので、道路状況に応じたユーザへの注意喚起、または、経路提供をすることができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、交差する車道リンクへの進入方向が右折進入である場合、出発地から目的地までの徒歩経路を、当該車道リンクと交差する歩道リンクに関する歩道リンク情報を除く歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、徒歩経路情報を生成するので、状況によってリンクコストが高まる、または、上限値に設定された場合には、歩行者経路は、交差点付近の横断歩道を選ばず、交差点以外の横断歩道から道路を横断するように設定された経路を提供することが可能となるという効果を奏する。
なお、上記において、本発明の情報提供システムを一例に効果の説明をしたが、情報提供サーバ、情報提供方法、および、プログラムにおいても同様の効果を奏する。
図1は、第1の実施形態における情報提供システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態における注意地点特定処理の詳細の一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施形態における注意地点の一例を示す図である。 図5は、本実施形態における注意地点の一例を示す図である。 図6は、本実施形態における注意地点の一例を示す図である。 図7は、本実施形態におけるコスト設定の一例を示す図である。 図8は、本実施形態における徒歩経路の一例を示す図である。 図9は、第2の実施形態における情報提供サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図10は、第2の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、第3の実施形態における情報提供装置の構成の一例を示すブロック図である。 図12は、第3の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる情報提供システム、端末装置、情報提供サーバ、情報提供装置、情報提供方法、および、プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
以下、本発明における情報提供システムの構成および処理について、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態の順にて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
最初に、本発明の第1の実施形態について、図1乃至図8を参照して以下に説明する。但し、以下に示す第1の実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための情報提供システムを例示するものであって、本発明をこの情報提供システムに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の情報提供システムにも等しく適用し得るものである。例えば、第1の実施形態で例示する情報提供システムにおけるサーバ側と端末側の機能分散の形態は以下に限られず、同様の効果や機能を奏し得る範囲において、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
[情報提供システムの構成]
まず、第1の実施形態における情報提供システムの構成の一例について、図1を参照して以下に説明する。図1は、第1の実施形態における情報提供システムの構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。なお、本実施形態においては、通信型のナビゲーションを提供する情報提供システムを具体例として説明するが、本発明はこれに限ることなく、スタンドアローンタイプの情報提供システムなどにも適用可能である。
図1に示すように、第1の実施形態の情報提供システムは、概略的に、地図情報提供および経路探索等を行うことができる情報提供サーバ200、および、単数または複数の経路案内アプリケーションおよび乗換案内アプリケーション等を搭載した端末装置100、を通信可能に接続して構成される。ここで、図1に示すように、通信には、一例として、ネットワーク300を介した有線・無線通信等の遠隔通信等を含む。また、これら情報提供システムの各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
図1に示すように、第1の実施形態の情報提供システムにおいて、情報提供サーバ200は、概略的に、制御部202と記憶部206とを少なくとも備えており、端末装置100は、位置取得部112と出力部(表示部114および音声出力部116)と入力部118と制御部102と記憶部106とを少なくとも備える。
[情報提供サーバ200の構成]
ここで、図1において、情報提供サーバ200は、基準位置に関する基準位置情報を取得し、基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定し、特定された注意地点に関する注意情報を生成し、生成された注意情報を端末装置100に送信する等の機能を有する。情報提供サーバ200は、通信制御インターフェース部204を介してネットワーク300を経由し、端末装置100と相互に通信可能に接続されており、制御部202と記憶部206とを備える。制御部202は、各種処理を行う制御手段である。通信制御インターフェース部204は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースであり、情報提供サーバ200とネットワーク300との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、通信制御インターフェース部204は、端末装置100等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。記憶部206は、HDD(Hard Disk Drive)等の固定ディスク装置またはSSD(Solid State Drive)等のストレージ手段であり、各種のデータベースやテーブル(ネットワーク情報データベース206a、交通情報データベース206b、地図情報データベース206c、および、案内情報データベース206d等)を格納する。
これら記憶部206の各構成要素のうち、ネットワーク情報データベース206aは、本発明の道路ネットワーク情報記憶手段を含むものである。ここで、ネットワーク情報データベース206aは、交通網を規定するネットワークに関するネットワーク情報を記憶してもよい。ここで、ネットワーク情報は、交通網表現上の結節点であるノードと、当該ノード間を接続するリンクと、の組み合わせにより表現されるネットワークに関する情報、すなわち、ノード情報とリンク情報との組み合わせであってもよい。また、ノード情報には、ノードを示すアイコン等のウィジェットを含んでいてもよい。また、ネットワーク情報は、道路ネットワーク情報、路線網ネットワーク情報、および、施設内ネットワーク情報を含んでいてもよい。また、ネットワーク情報データベース206aは、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶していてもよい。また、ネットワーク情報データベース206aは、複数のネットワークが接続する接続位置である接続ノードに関するノード情報である接続ノード情報を記憶していてもよい。これらネットワーク情報は、ネットワーク情報データベース206aに予め記憶されており、情報提供サーバ200の制御部202は、定期的に、および/または、制御部202による処理に応じて(例えば、制御部202においてデータが必要となる契機等に)ネットワーク300を介して最新のデータを外部機器(例えば、地図情報を提供する地図提供サーバなど)等からダウンロードしてネットワーク情報データベース206aに記憶されたネットワーク情報をアップデートしてもよい。
ここで、ネットワーク情報に含まれる道路ネットワーク情報は、道路網を規定するネットワーク情報であり、例えば、交差点等の道路網表現上の結節点であるノードに関するノード情報と、ノード間の道路区間であるリンクに関するリンク情報との組み合わせにより表現されるネットワーク情報である。ここで、道路ネットワーク情報は、自動車、自転車、もしくは、徒歩に対応する道路種別(例えば、高速自動車国道、自動車専用道路、一般道、自転車専用道路、または、歩行者専用道路等)毎にネットワーク情報データベース206aに格納されていてもよい。例えば、道路ネットワーク情報は、車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含んでいてもよい。ここで、車道ノードとは、交差点、信号、または、停止線等であってもよい。また、歩道リンクとは、歩道がある場所だけでなく、歩行者が通行可能な場所である歩行者用のリンクであり、例えば、歩道、歩行者専用道路、自転車歩行者専用道路、自転車歩行者道、階段、エレベータ、エスカレータ、動く歩道、もしくは、路側帯等の歩行路、または、横断歩道、歩道橋、もしくは、地下道等の横断路などであってもよい。歩道ノードとは、信号、交差点、歩行路の曲がり角、歩行路と横断路との接続地点、または、歩行路同士(例えば、歩行者通路と昇降機(エレベータ、エスカレータ、または、動く歩道等)または階段と等)の接続地点(例えば、エレベータホール等)などであってもよい。また、ノード情報には、ノード番号(例えば、ノードID等)、ノードの名称、緯度経度高度等の位置座標等の位置情報、ノードの規模(例えば、交差点の大きさ等)、ノードにおける信号機の設置状況(設置情報)、ノード種別、接続するリンク本数、接続ノード番号、および、交差点名称等の情報を含んでいてもよい。また、リンク情報には、リンク番号(例えば、リンクID等)、開始ノードID、終了ノードID、道路の種別、国道や県道や市道等の路線番号、重用する路線情報、リンクの存在する行政区域の属性情報、リンク長(例えば、距離等)、道路供用状況、異常気象時通行規制区間、車重制限、車両高さ制限、幅員、道路幅員区分、レーン情報(例えば、車線数、路線バス専用通行帯、二輪専用通行帯、および、二輪・軽車両専用通行帯等の専用通行帯、路線バス等優先通行帯、自転車専用通行帯、車両通行区分、ならびに、進行方向別通行区分などについての車両通行帯情報等)、中央分離帯を含む中央線の設置情報、歩行路(例えば、歩道、自転車道、歩行者専用道路、自転車専用道路、自転車歩行者専用道路、自転車歩行者道、または、路側帯等)に関する歩行路情報(例えば、歩行路の設置情報、および、設置位置に関する位置情報等を含む)、横断路(例えば、横断歩道、歩道橋、および、地下道等)に関する横断路情報(例えば、横断路の設置情報、および、設置位置に関する位置情報等を含む)、リンクにおける信号機の設置状況(設置情報)、制限速度、車線変更規制、高架、トンネルおよび橋等のリンク内属性、ならびに、名称(例えば、道路名称等)等の情報を含んでいてもよい。また、道路ネットワーク情報は、利用料金データ等を含んでいてもよい。ここで、利用料金データは、自動車およびオートバイ等で移動する場合に消費する燃料料金、ならびに、高速自動車国道および自動車専用道路等の有料道路の通行料金等を表す情報等であってもよい。また、道路ネットワーク情報は、自動車、オートバイ、自転車、および、徒歩等で移動する場合の経路上に存在する施設等の緯度経度情報などの位置情報等を記憶してもよい。
また、ネットワーク情報に含まれる路線網ネットワーク情報は、鉄道、飛行機、バス、および、船等の各交通機関(例えば、公共交通機関等)の路線網を規定するネットワーク情報であり、例えば、路線網表現上の結節点であるノード(例えば、交通機関の停留地点である駅、停留場、停車場、停留所、空港、港、および、ターミナル等)に関するノード情報(例えば、停留地点情報)と、ノード間を接続するリンク(例えば、鉄道路線、航空路線、航路、および、バス路線等)に関するリンク情報(例えば、運行経路情報を含む路線情報等)との組み合わせにより表現されるネットワーク情報である。ここで、路線網ネットワーク情報は、運行会社毎、路線毎、路線を運行する公共交通機関毎にネットワーク情報データベース206aに格納されていてもよい。また、路線とは、交通機関が通過する出発地と目的地とを結ぶ線であってもよい。また、運行経路情報は、交通機関の路線が設定された交通機関が実際に移動する運行経路に関する情報であって、当該運行経路の位置情報を含んでいてもよい。また、鉄道とは、ルート上に設置された固定式案内路(レール、および案内軌条など)等に誘導されて走行し、旅客や貨物等を輸送する交通機関であり、例えば、電車、市電、ロープウェイ、モノレール、ケーブルカー、および、リニアモーターカー等であってもよい。また、ノード情報には、ノード番号(例えば、ノードID等)、ノードの名称(例えば、交通機関の停留地点の名称である駅名、停留場名、停車場名、停留所名、空港名、港名、および、ターミナルの名称等)、および、緯度経度高度などの位置情報などの情報を含んでいてもよい。また、リンク情報には、リンク番号(例えば、リンクID等)、開始ノードID、終了ノードID、種別、リンク長(例えば、距離等)、高架、トンネルおよび橋等のリンク内属性、リンクの名称(例えば、路線名など)、ならびに、緯度経度高度などの位置情報等の情報を含んでいてもよい。また、路線網ネットワーク情報は、更に、交通機関の種別(例えば、特急、急行、準急、快速、快速急行、通勤特急、通勤快速、通勤急行、区間急行、区間準急、区間快速、各駅停車、および、普通など)に対応したノード(例えば、急行停車駅、準急停車駅、および、快速停車駅等)に関するノード情報と、当該ノード間を接続する鉄道路線、および、バス路線等のリンクに関するリンク情報との組み合わせにより表現されるネットワーク情報を当該種別に対応付けて含んでいてもよい。
また、路線網ネットワーク情報は、交通機関の乗降場所(例えば、駅のプラットホーム等)の位置情報(例えば、緯度経度高度等)、形状情報、配置情報(例えば、島式ホームおよび相対式ホーム等)、および、属性情報(例えば、プラットホーム番号などの乗降場所の名称および識別番号等)などを含む乗降場所情報を含んでいてもよい。また、路線網ネットワーク情報は、交通機関の利用運賃料金データを含んでいてもよい。ここで、利用運賃料金データは、例えば、鉄道、飛行機、バス、および、船等の各交通機関を利用した場合に生じる運賃および料金等を表す情報等であってもよい。また、路線網ネットワーク情報は、乗車位置データを含んでいてもよい。ここで、乗車位置データは、例えば、電車、市電、モノレール、ケーブルカー、および、リニアモーターカー等の複数の車両が連結した交通機関の乗車位置(一例として、改札口に近い車両、乗換に便利な位置の車両、混雑率の低い車両、および、女性専用車両等)を表す情報等であってもよい。
また、ネットワーク情報に含まれる施設内ネットワーク情報は、施設内の経路網を規定するネットワーク情報である。ここで、施設内ネットワーク情報は、例えば、建造物内の店舗、会社、事務所、およびトイレ等の出入口、エレベータおよびエスカレータの乗降口、階段の出入口、飛行機等の搭乗口、駅のプラットホーム上の電車等の乗車位置、ならびに、駅の改札口等の、通路等を接続する結節点であるノードに関するノード情報と、ノード間を接続する通路、階段、動く歩道、エスカレータ、および、エレベータ等であるリンクに関するリンク情報との組み合わせにより表現されるネットワーク情報である。ここで、ノード情報には、ノード番号(例えば、ノードID等)、ノードの名称(出入口名および乗降口名等)、緯度経度高度等の位置座標等の位置情報、ノード種別(例えば、出入口、乗降口、通路の曲がり角、および通路の分岐点等)、接続するリンク本数、および、接続ノード番号等の情報を含んでいてもよい。また、リンク情報には、リンク番号(例えば、リンクID等)、開始ノードID、終了ノードID、リンク長、幅員、リンク種別(例えば、ノード間を接続する通路、階段、スロープ、エスカレータ、エレベータ、および動く歩道など)、および、バリアフリー化の情報を含んでいてもよい。ここで、施設とは、駅、オフィスビル、ホテル、デパート、スーパーマーケット、博物館、美術館、学校、水族館、地下通路、立体駐車場、地下駐車場、および、地下街等の屋内建造物であってもよい。また、施設とは、バスターミナル、公園、遊園地、キャンプ場、連絡通路、屋外駐車場、および、動物園等の屋外建造物であってもよい。
また、交通情報データベース206bは、交通情報を記憶する交通情報記憶手段である。ここで、交通情報は、交通機関の時刻表に関する時刻表情報を含んでいてもよい。ここで、時刻表情報は、交通機関の停留地点毎の時刻表に関する停留地点時刻表情報、および、交通機関毎の運行時刻表に関する運行時刻表情報を含んでいてもよい。また、時刻表情報は、鉄道、飛行機、バス、および、船等の各交通機関の時刻表を表す情報であってもよい。また、時刻表情報は、更に、路線上のノード(すなわち、交通機関の停留地点)における交通機関の発着時刻(例えば、出発、経由、および到着の予定時刻など)、交通機関の路線の名称、および、交通機関の路線上のノード(すなわち、交通機関の停留地点)の名称等の属性情報を含む情報であってもよい。また、時刻表情報は、交通機関の路線上のノードを結ぶ区間(例えば、一つまたは複数のリンク等)毎に対応付けられた交通機関の属性情報(例えば、種別および行先情報等)を含んでいてもよい。また、時刻表情報は、各交通機関の乗降に用いられる乗降場所の名称および識別番号(例えば、プラットホーム番号など)等の乗降場所の属性情報を含んでいてもよい。また、停留地点時刻表情報は、停留地点単位の時刻表情報(例えば、各停留地点を経由する交通機関の到着時刻を定めた時刻表情報等)であってもよい。また、運行時刻表情報は、交通機関単位の時刻表情報(例えば、各交通機関が経由する停留地点の経由時刻を定めた時刻表情報等)であってもよい。また、交通情報は、交通機関の運行情報(例えば、遅延情報、および、運休情報等)を含んでいてもよく、例えば、運行情報は、鉄道運行情報、航空運行情報、船舶運行情報、および、バス運行情報等を含んでいてもよい。なお、運行情報は、路線または運行便毎の、経由する停留地点およびその経由予定時刻に関する情報を含んでいてもよい。また、時刻表情報は、更に、交通機関の行先情報(例えば、最終行先情報など)、および、交通機関の種別(例えば、特急、急行、準急、快速、快速急行、通勤特急、通勤快速、通勤急行、区間急行、区間準急、区間快速、各駅停車、および、普通など)を含む情報であってもよい。
また、交通情報は、道路交通情報を含んでいてもよい。ここで、道路交通情報は、渋滞発生地点や渋滞距離や道路上の二地点間の通過時間(すなわち、旅行時間など)等の渋滞情報を含んでいてもよい。また、道路交通情報は、交通障害情報や交通規制情報等を含んでいてもよい。ここで、交通規制情報は、各種の交通規制を定義するデータであり、例えば、降水量規制、積雪・凍結規制、超波規制、風速規制、および視程規制等の異常気象時通行規制、高さ規制および重量規制等の車両通行規制、道路工事や作業、道路周辺の工事に伴う工事時規制、時間帯や車種により通行できる通行帯を規制している通行帯規制および道路の損壊等による車両通行止、交通の安全を確保するために設置されるコミュニティ・ゾーン等による一般車の進入禁止、ならびに、私有地への接続路であることによる一般車の進入禁止等の情報などを含んでもよい。また、交通規制情報は、工事、事故、または、車両故障等により車両通行帯等が走行不能または走行困難となる通行規制情報であってもよい。また、これら交通情報は、交通情報データベース206bに予め記憶されており、情報提供サーバ200の制御部202は、定期的(例えば、5分毎等)に、および/または、制御部202による処理に応じて(例えば、制御部202においてデータが必要となる契機等に)ネットワーク300を介して最新のデータを外部システム(例えば、警察庁、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)、および、ATiS(登録商標)(Advanced Traffic Information Service)、日本道路交通情報センター(登録商標)(JARTIC(登録商標))、鉄道会社、バス会社、および、交通情報配信サーバ(サービス)など)等からダウンロードして交通情報データベース206bに記憶された交通情報をアップデートしてもよい。
また、地図情報データベース206cは、地図に関する地図情報を記憶する地図情報記憶手段である。ここで、地図情報データベース206cは、複数の縮尺の地図に関する地図情報、または、複数の縮尺の地図に対応可能な地図情報を記憶していてもよい。すなわち、地図情報は、複数の縮尺のラスタ形式の地図描画用の画像、または、ベクタ形式の地図描画用の画像等を含んでいてもよい。ここで、地図情報は、例えば、縮尺に従ってメッシュ化された地図情報(例えば、JIS規格の第1〜3次地域区画メッシュデータ、および、100mメッシュデータ等)等の屋外地図情報であってもよい。また、地図情報は、全国および各地方の道路地図情報等の屋外地図情報を含んでいてもよい。また、地図情報データベース206cは、公共交通機関の路線図に関する路線図情報を記憶していてもよい。また、地図情報は、例えば、高さ情報を持つ建築物(例えば、立体駐車場、駅、デパート、および、学校等)に関するフロア案内地図等の屋内地図情報を含んでいてもよい。また、地図情報データベース206cは、地図情報と、当該地図情報を一意に識別する地図ID(例えば、メッシュ番号等)と、を対応付けて記憶してもよい。
また、地図情報データベース206cは、更に、地図上に表示される地図オブジェクトに関する地図オブジェクト情報を記憶していてもよい。ここで、地図オブジェクト情報は、地図上に表示される地物(例えば、ビル、住宅、および、駅等の建造物、道路、線路、橋、トンネル、等高線、海岸線、および、湖岸線等の水涯線、海、河川、湖、池、沼、公園、および、屋外施設等の場地、行政界、行政区域、ならびに、街区等)の形状についての形状情報(ポリゴン、または、ポリライン等)、地図上に表示される注記(例えば、地名、住所、電話番号、店舗、公園、ビル、および、駅等の施設名称、名所、旧跡、河川、湖、湾、山、および、森林等の俗称を含む名称、道路、橋、および、トンネル等の名称、路線名称、地点情報、ならびに、口コミ情報、施設の営業時間、店舗の取扱商品、URL、写真データ、ならびに、クーポン情報等)の注記情報、ならびに、地図上に表示される記号(例えば、山、史跡、寺社、官庁、警察署、交番、消防署、駅、医療機関、美術館、博物館、学校、工場、および、墓地等の地図記号、飲食店、食料品店、酒店、タバコ店、百貨店、ショッピングセンター、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、金融機関、および、郵便局等の店舗記号、道路上の信号、有料道路の出入口、料金所、サービスエリア、パーキングエリア、および、インターチェンジ等の記号、駐車場、駅、ホテル、美術館、および、博物館等の施設記号、ならびに、口コミ地点記号等)の記号情報(例えば、アイコン等)などのデータを含んでいてもよい。ここで、形状情報は、地図オブジェクト描画用の画像(例えば、ポリゴン、および、ポリライン等)を含んでいてもよい。
また、地図情報データベース206cは、更に、POI(Point Of Interest)の位置情報等を含むPOI情報を記憶していてもよい。ここで、POI情報は、POIの位置情報、POIの名称、種別(カテゴリ)、URL、営業時間、取扱商品、平均価格(例えば、平均使用料金など)、評判、ランキング、立ち寄りやすさ、レコメンドスコア、写真データ、クーポン情報、口コミ(例えば、口コミ評価およびユーザコメントなど)、使用条件、使用可能性、施設規模、POI ID、当該POI情報へのアクセス回数またはアクセス頻度等の参照率、および、当該POI情報の更新日時等の情報を含んでいてもよい。ここで、POIの位置(座標)情報は、POIの緯度経度高度、POIの電話番号、POIの住所、ならびに、POIの存在する地点の立地(都市部、郊外、港湾部、および、駅周辺等)および用途制限等を含んでいてもよい。また、POIとは、便利な場所や興味のある場所などとして人が知覚する特定の地点および施設等であって、店舗、会社、事務所、公共施設、娯楽施設、および、屋外施設等であってもよい。ここで、店舗は、例えば、飲食店、食料品店、酒店、タバコ店、百貨店、ショッピングセンター、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、金融機関、郵便局、立体駐車場、ならびに、ホテルおよび旅館等の宿泊施設等であってもよい。また、公共施設は、例えば、官庁、警察署、交番、消防署、駅、医療機関、美術館、博物館、および、学校等であってもよい。また、娯楽施設は、例えば、映画館、劇場、遊園地、パチンコ店、カジノ、および、競馬場等であってもよい。また、屋外施設は、バスターミナル、公園、遊園地、キャンプ場、連絡通路、屋外駐車場、および、動物園等であってもよい。また、POIは、一時的に行われるイベント(例えば、祭り、展示会、博覧会、試合、コンサート、および、フリーマーケット等)の会場であってもよい。
また、地図情報に含まれる屋内地図情報は、施設等の構内における屋内経路についての構内経路データを含んでいてもよい。ここで、構内経路データとは、駅等の構内における移動経路データと、当該移動経路を含む地図(施設案内図)の地図情報と、に少なくとも基づくデータであってもよい。例えば、構内経路データは、施設案内図に移動経路が引いてある画像であってもよい。また、例えば、構内経路データは、更に、移動経路を説明するメッセージデータを含んでいてもよい。ここで、移動経路データに基づく移動経路とは、施設内で複数の交通機関の乗換えをする場合の改札口等を結ぶ最適経路(例えば、最短経路またはバリアフリー経路等)であってもよい。また、これら地図情報等は、地図情報データベース206cに予め記憶されており、情報提供サーバ200の制御部202は、定期的に、および/または、制御部202による処理に応じて(例えば、制御部202においてデータが必要となる契機等に)ネットワーク300を介して最新のデータを外部機器(例えば、地図情報を提供する地図提供サーバなど)等からダウンロードして地図情報データベース206cに記憶された地図情報等をアップデートしてもよい。
また、案内情報データベース206dは、案内情報(音声案内情報および表示案内情報等)を記憶する案内情報記憶手段である。ここで、案内情報に含まれる表示案内情報は、分岐点等における進行方向等に対応付けられた、右左折等の誘導を画面に表示する矢印ナビゲーションであるターンバイターン(TBT)、および、現在位置が目標物に近づいた旨を知らせる文字データ等であってもよく、例えば、端末装置100の制御部102が表示案内を実行する際に用いられてもよい。また、表示案内情報は、交差点周辺の低縮尺の地図に関する地図情報(例えば、交差点拡大図等)、道路標識の道路標識画像、および、道路標示の道路表示画像等を含んでいてもよい。また、案内情報に含まれる音声案内情報は、現在位置周辺に渋滞している領域があることを知らせる音声情報であってもよく、横断路の進入箇所に対応付けられた「目前の横断路は横断可能です」、「この先にも横断路があります」、および、「ここが最後の横断路です」、渋滞箇所の案内に対応付けられた「この先渋滞しています」、分岐点等における進行方向等に対応付けられた「次の交差点を左に曲がります」、ならびに、現在位置が目的地に近づいた場合に対応付けられた「まもなく目的地周辺です」等の音声情報であってもよく、例えば、端末装置100の制御部102が音声案内を実行する際に用いられてもよい。
また、制御部202は、OS(Operating System)等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部202は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部202は、機能概念的に、基準位置情報取得部202a、注意地点特定部202b、注意情報生成部202d、経路探索部202e、および、出力情報送信部202fを備える。
このうち、基準位置情報取得部202aは、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段である。ここで、基準位置情報取得部202aは、端末装置100の利用者の現在位置情報を基準位置情報として取得してもよい。また、基準位置は、後述する経路探索部202eにより探索された徒歩経路に含まれる歩道ノードまたは歩道リンクであってもよい。また、基準位置情報取得部202aは、端末装置100の入力部118を介して入力され、端末装置100から送信された位置情報を基準位置情報として取得してもよい。また、基準位置情報取得部202aは、端末装置100から送信される位置情報、入力信号、および/または、経路探索条件等を受信してもよい。ここで、基準位置情報取得部202aは、端末装置100から入力信号を受信した場合、入力信号に基づく地点に関する位置情報を取得してもよい。また、基準位置情報取得部202aは、端末装置100から送信される位置情報信号を受信してもよい。また、基準位置は、経路探索条件に基づく出発地と目的地との間の地点(位置)であってもよい。
また、注意地点特定部202bは、基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段である。ここで、注意地点特定部202bは、図1に示すように、コスト設定部202cを少なくとも備える。
ここで、コスト設定部202cは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段である。ここで、コスト設定部202cは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が、直進進入、左折進入、または、右折進入であるかに基づいて、当該歩道リンクのコストを設定してもよい。また、コスト設定部202cは、更に、進入方向が右折進入である場合、車道リンクの対向車線となる車道リンクの有無、対向車線となる車道リンクの交通量、車道リンクが接続する車道ノードの規模、および/または、車道リンクもしくは車道ノードにおける信号機の設置状況を含む道路状況情報に基づいて、コストを設定してもよい。
また、注意情報生成部202dは、注意地点特定部202bにより特定された注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段である。
また、経路探索部202eは、出発地から目的地までの案内経路を、ネットワーク情報データベース206aに記憶されたネットワーク情報を用いて探索し、当該案内経路に関する経路情報を生成する経路探索手段である。ここで、経路探索部202eは、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、ネットワーク情報データベース206aに記憶された歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索部202eは、コスト設定部202cにより設定されたコストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、ネットワーク情報データベース206aに記憶された歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索部202eは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が右折進入である場合、出発地から目的地までの徒歩経路を、ネットワーク情報データベース206aに記憶された、当該車道リンクと交差する歩道リンクに関する歩道リンク情報を除く歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索部202eは、経路探索条件を満たす案内経路を、ネットワーク情報データベース206aに記憶されたネットワーク情報を用いて探索してもよい。また、経路探索部202eは、更に、案内経路を、交通情報データベース206bに記憶された交通情報に基づいて探索してもよい。例えば、経路探索部202eは、案内経路を、交通情報データベース206bに記憶された交通情報に基づいて、ネットワーク情報データベース206aに記憶されたネットワーク情報を用いて探索してもよい。また、経路探索条件に経由地に関する条件が含まれている場合、経路探索部202eは、当該経由地を経由した案内経路を探索してもよい。
また、出力情報送信部202fは、本発明の注意情報送信手段、および、経路情報送信手段を含むものである。ここで、出力情報送信部202fは、出力情報を端末装置100に送信してもよい。ここで、出力情報は、注意情報生成部202dにより生成された注意情報、および/または、経路探索部202eにより生成された経路情報(徒歩経路情報)を含んでいてもよい。また、出力情報は、更に、地図情報データベース206cに記憶された案内経路(徒歩経路)を含む地図に関する地図情報、および/または、案内情報データベース206dに記憶された、案内経路(徒歩経路)上において出力される案内情報(表示案内情報および音声案内情報等)を含んでいてもよい。
[端末装置100の構成]
また、図1において、端末装置100は、情報提供サーバ200から送信された注意情報を受信し、注意情報を出力部を介して出力させる等の機能を有する。端末装置100は、例えば、一般に市販されるデスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、携帯電話、スマートフォン、PHS、およびPDA等の携帯端末装置、および、走行経路案内等を行なうナビゲーション端末(例えば、カーナビゲーション装置など)等である。ここで、端末装置100は、インターネットブラウザ等を搭載していてもよく、経路案内アプリケーション、乗換案内アプリケーション、および情報検索アプリケーション等を搭載していてもよい。また、端末装置100は、リアルタイムに現在位置測位が行えるよう、GPS機能やIMES機能等を有する位置取得部112を備えていてもよい。また、端末装置100は、表示部114と音声出力部116とを少なくとも含む出力部を備えていてもよい。また、端末装置100は、データ入力等を行う入力部118を備えていてもよい。
ここで、表示部114は、アプリケーション等の表示画面を表示する表示手段(例えば、液晶または有機EL等から構成されるディスプレイ、モニタ、および、タッチパネル等)であってもよい。また、音声出力部116は、音声情報を音声として出力する音声出力手段(例えば、スピーカ等)であってもよい。また、入力部118は、例えば、キー入力部、タッチパネル、コントロールパッド(例えば、タッチパッド、および、ゲームパッド等)、マウス、キーボード、および、マイク等であってもよい。また、入出力制御インターフェース部108は、位置取得部112、表示部114、音声出力部116、および、入力部118等の制御を行う。
ここで、位置取得部112は、例えば、位置発信装置500から発信される位置情報信号を受信する信号受信手段であってもよい。ここで、位置発信装置500は、位置情報信号(GPS信号)を発信するGPS装置(例えば、GPS衛星等)であってもよい。ここで、GPS信号は、GPS装置に搭載された原子時計等からの時刻、および、GPS装置の天体暦(例えば、軌道情報等)などを含んでいてもよい。また、位置発信装置500は、端末装置100との間で無線通信を行うための装置等である基地局(例えば、携帯電話、自動車電話、および、PHSの基地局等)であってもよい。また、位置発信装置500は、GPS信号と類似した特徴を持つ位置情報信号を用いて屋内測位を可能とするIMES(Indoor Message System)技術を実現するIMES装置であってもよい。
また、位置発信装置500は、屋外で受信したGPS信号を屋内で発信するGPSリピータであってもよい。また、位置発信装置500は、建物(例えば、立体駐車場等)内の各フロアや地下構造物(例えば、地下鉄駅、地下街、地下連絡通路、および地下駐車場等)の各所に任意に設置される小型発信装置であってもよい。なお、この小型発信装置には、設置場所に応じた自己位置情報(位置ID等)が割り振られている。そして、端末装置100が通信可能範囲に入ると、端末装置100は、小型発信装置から送信される自己位置情報を位置情報信号として受信する。この際の通信方式は、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグシステムやBluetooth(登録商標)等の各種近距離無線方式や、赤外線通信方式等であってもよい。また、位置発信装置500は、無線LANのアクセスポイントであってもよい。本実施形態において、位置取得部112は、無線LAN信号等を受信して、アクセスポイントの識別情報を取得してもよい。そして、制御部102は、位置取得部112にて取得したアクセスポイント固有の識別情報からアクセスポイントの位置を特定して位置情報を取得してもよい。また、本実施形態において、制御部102は、位置取得部112にて取得された位置情報信号から、緯度、経度、および、高さ情報を含む位置情報を算出してもよい。ここで、位置情報は、緯度および経度により特定される絶対位置の他、基準となる位置からの相対位置を示すものであってもよい。
ここで、位置取得部112は、端末装置100の変化量(例えば、ベクトル量等)を検出する速度センサ、加速度センサ、方位センサ、および、距離センサ等を備えていてもよい。ここで、位置取得部112は、速度センサにて速度を検出してもよい。また、位置取得部112は、加速度センサにて加速度を検出してもよい。また、位置取得部112は、方位センサにて方位(例えば、東・西・南・北・天・地等)および傾きを検出してもよい。また、位置取得部112は、距離センサにて移動距離(変位)を検出してもよい。ここで、速度センサは、レーザドップラ振動計等であってもよく、検出したドップラー効果によって生じた周波数の差等から端末装置100の速度を検出してもよい。また、加速度センサは、機械式加速度センサ、FBG光ファイバ式等の光学式加速度センサ、および、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)加速度センサ等の半導体式加速度センサなどであってもよい。また、方位センサには、絶対走行方位を検出する地磁気センサ、および、相対走行方位を検出する光ジャイロ等が使用されてもよい。また、方位センサは、地磁気センサと加速度センサを組み合わせることで方位および傾きに関する情報を取得できる電子コンパス等であってもよい。また、距離センサは、端末装置100が車両用の情報処理端末である場合、車軸の回転数に比例してパルス信号を発生させ、パルス信号の数量に比例した移動距離を検出してもよい。
また、位置取得部112は、更に、通信装置を備えていてもよく、端末装置100が車両用の情報処理端末である場合、各車両に搭載された当該通信装置の車車間通信から自車位置を示す位置情報を取得してもよい。また、位置取得部112は、地図情報に基づいて端末装置100の利用者の現在位置を示す位置情報を取得してもよい。
また、通信制御インターフェース部104は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースであり、端末装置100とネットワーク300との間における通信制御を行う機能を有する。すなわち、通信制御インターフェース部104は、情報提供サーバ200等と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。また、ネットワーク300は、端末装置100および情報提供サーバ200と、外部の地図提供サーバ等の外部機器または外部システムとを相互に接続する機能を有し、例えば、インターネット、電話回線網(携帯端末回線網および一般電話回線網等)、イントラネット、または、電力線通信(PLC)等であってもよい。
また、記憶部106は、HDDやSSD等の大容量のストレージ手段、および/または、SRAM(Static Random Access Memory)等を用いて構成される小容量高速メモリ(例えば、キャッシュメモリ)等のストレージ手段であり、各種のデータベースやファイルやテーブル(出力情報ファイル106a等)を格納してもよい。ここで、記憶部106は、各種のファイル等を一時的に記憶するものであってもよい。
また、出力情報ファイル106aは、出力情報を記憶する出力情報記憶手段である。
また、制御部102は、OS等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部102は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、現在位置情報取得部102a、位置情報送信部102b、出力情報受信部102c、および、出力情報出力部102dを備える。
ここで、現在位置情報取得部102aは、端末装置100の利用者の現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段である。ここで、現在位置情報取得部102aは、端末装置100の利用者の現在位置情報を所定時間ごと(例えば、1秒ごと、または、3分ごと等)に、すなわち、所定周期で取得してもよい。また、現在位置情報取得部102aは、位置取得部112にて位置発信装置500から受信した位置情報信号から算出した位置情報を端末装置100の利用者の現在位置情報として取得してもよい。また、現在位置情報取得部102aは、更に、端末装置100の利用者の現在位置情報を情報提供サーバ200に送信してもよい。また、現在位置情報は、取得時刻(例えば、位置情報信号に含まれる発信時刻等)を含んでいてもよい。
また、現在位置情報取得部102aは、利用者により入力部118を介して入力された現在位置についての位置座標等の位置情報を端末装置100の利用者の現在位置情報として取得してもよい。ここで、利用者により入力部118を介して入力された現在位置情報に基づく現在位置は、利用者が現実に存在する位置であってもよく、利用者により任意に選択された仮想の現在位置(一例として、東京にいる利用者により選択された大阪の駅や空港等の任意の地点)であってもよい。例えば、現在位置情報取得部102aは、表示部114に表示された地図情報上で、利用者により入力部118を介して指定(例えば、タッチパネルを介して指定等)された表示位置に対応する地点情報を端末装置100の利用者の現在位置情報として取得してもよい。
また、位置情報送信部102bは、位置情報を情報提供サーバ200に送信する位置情報送信手段である。ここで、位置情報は、現在位置情報取得部102aにより取得された端末装置100の利用者の現在位置情報であってもよい。また、位置情報は、入力部118を介して入力された任意の地点に関する位置情報であってもよい。また、位置情報送信部102bは、入力部118を介して入力された経路探索条件を情報提供サーバ200に送信してもよい。ここで、位置情報送信部102bは、位置情報、および/または、経路探索条件を入力するための表示情報(入力画面)を表示部114に表示させてもよい。
また、出力情報受信部102cは、情報提供サーバ200から送信された出力情報を受信する出力情報受信手段である。ここで、出力情報受信部102cは、更に、これら受信情報(出力情報)を出力情報ファイル106aに格納してもよい。ここで、出力情報受信部102cは、出力情報ファイル106aに既存の受信情報(出力情報)が記憶されている場合、新たに設定された受信情報(出力情報)を、既存の受信情報(出力情報)に上書きして格納してもよい。
また、出力情報出力部102dは、出力情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段である。ここで、出力情報出力部102dは、出力情報を表示部114に表示させてもよい。また、出力情報出力部102dは、経路案内情報(出力情報に含まれる地図情報、および/または、出力情報に含まれる経路情報(徒歩経路情報)等)、および/または、端末装置100の利用者の現在位置情報を表示部114に表示させることにより、経路案内を実行してもよい。ここで、出力情報出力部102dは、入力部118を介して経路案内開始要求が入力された場合、経路案内を実行してもよい。また、出力情報出力部102dは、表示案内情報を表示部114に表示させてもよい。また、出力情報出力部102dは、表示に対応した音声情報(案内情報に含まれる音声案内情報等)を音声出力部116を介して出力させてもよい。
以上で、第1の実施形態における情報提供システムの構成の一例の説明を終える。
[情報提供システムの処理]
次に、このように構成された第1の実施形態における情報提供システムの処理の一例について、以下に図2乃至図8を参照して説明する。図2は、第1の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、端末装置100の位置情報送信部102bは、出発地と目的地と徒歩利用とに関する条件を含む経路探索条件を入力するための入力画面を表示部114に表示させ、利用者により入力部118を介して経路探索条件が入力された場合、当該経路探索条件、および、位置情報を情報提供サーバ200に送信する(ステップSA−1)。ここで、位置情報は、現在位置情報取得部102aにより取得された端末装置100の利用者の現在位置情報、または、利用者により入力部118を介して入力された任意の地点に関する位置情報(例えば、表示された地図情報上でタップした位置に対応する地点情報等)であってもよい。例えば、位置情報送信部102bは、地図情報を含む入力画面を表示部114に表示させ、利用者により入力部118を介して表示した地図情報がタップされた場合、当該タップされた位置に対応する位置情報を取得し、当該位置情報を情報提供サーバ200に送信してもよい。また、経路探索条件は、更に、経由地、移動手段(例えば、公共交通機関利用、自転車利用、鉄道利用、または、自動車利用等)、出発時刻、経由時刻、到着時刻、および/または、日付等に関する条件を含んでいてもよい。
そして、情報提供サーバ200の基準位置情報取得部202aは、端末装置100から送信された経路探索条件および位置情報を受信する(ステップSA−2)。
そして、情報提供サーバ200の基準位置情報取得部202aは、ステップSA−2にて受信した位置情報を、基準位置に関する基準位置情報として取得する(ステップSA−3)。ここで、基準位置は、基準位置情報取得部202aにより受信された経路探索条件を満たす徒歩経路が経路探索部202eにより探索されている場合、当該徒歩経路に含まれる歩道ノードまたは歩道リンクであってもよい。また、基準位置は、基準位置情報取得部202aにより受信された経路探索条件に基づく出発地と目的地との間の地点(位置)であってもよい。
そして、情報提供サーバ200の注意地点特定部202bは、基準位置情報取得部202aにより取得された基準位置情報に基づく基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する(ステップSA−4)。このように、注意地点を判定する注意地点特定部202bは、基準位置周辺の横断歩道を取得し、横断歩道と道路リンクとの交差状況を判定してもよい。具体的には、注意地点特定部202bは、車両の進入形態、すなわち、道路リンクが右折進入するか、左折進入するか、直進進入するか、または、車両進入禁止等を判定してもよい。また、注意地点特定部202bは、歩行者の進入形態を判定してもよい。さらには、注意地点特定部202bは、対向車線の交通量が多いほどなかなか右折できないのであわてて右折しようとする車両が増えるため、右折の際に対向車線の交通量の多少、信号の右折可表示の有無、および/または、交差点の大きさなどを判定してもよい。これらの情報を加味して、本実施形態においては、横断歩道の危険度を判定し所定値以上の危険度がある場合には、注意情報を報知するようにしてもよい。ここで、注意地点特定部202bは、通行規制などで車両が通過することがないと考えられる交差地点は要注意地点の対象から除外することができるため、交通規制情報を加味してもよい。また、注意地点特定部202bは、夜は特に視界も悪く右折時には対向車線のヘッドライトも目に入るので、夜間等の時間帯を加味してもよい。
ここで、図3を参照して、本実施形態における注意地点特定処理の詳細の一例について説明する。図3は、本実施形態における注意地点特定処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、注意地点特定部202bは、基準位置情報取得部202aにより取得された基準位置情報に基づく基準位置から所定範囲内に存在する車道リンクと交差する歩道リンクである横断歩道を特定する(ステップSB−1)。ここで、横断歩道は、基準位置に接続する歩道リンク等であってもよい。
そして、コスト設定部202cは、注意地点特定部202bにより特定された横断歩道を含む徒歩リンクと交差する車道リンクの対向車線となる車道リンクの有無、当該対向車線となる車道リンクの交通量、当該車道リンクが接続する車道ノード(例えば、交差点等)の規模(例えば、大きさ等)、および/または、当該車道リンクもしくは当該車道ノードにおける信号機の設置状況等を含む道路状況情報を取得する(ステップSB−2)。
そして、コスト設定部202cは、ステップSB−2にて取得した道路状況情報に基づいて、横断歩道を含む徒歩リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該横断歩道を含む徒歩リンクのコスト(危険度)を設定(算出)する(ステップSB−3)。ここで、コスト設定部202cは、横断歩道を含む徒歩リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が、直進進入、左折進入、または、右折進入であるかに基づいて、当該横断歩道を含む徒歩リンクのコスト(危険度)を設定(算出)してもよい。また、コスト設定部202cは、更に、横断歩道を含む徒歩リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が右折進入である場合、車道リンクの対向車線となる車道リンクの有無、対向車線となる車道リンクの交通量、車道リンクが接続する車道ノードの規模、および/または、車道リンクもしくは車道ノードにおける信号機の設置状況を含む道路状況情報に基づいて、横断歩道を含む徒歩リンクのコスト(危険度)を設定(算出)してもよい。
そして、注意地点特定部202bは、ステップSB−3にてコスト設定部202cにより算出された危険度が所定値以上である横断歩道を含む徒歩リンクを、注意地点(要注意地点)として特定し(ステップSB−4)、注意地点特定処理を終了する。
ここで、図4乃至図6を参照して、本実施形態における注意地点(注意地点判定箇所)の一例について説明する。図4乃至図6は、本実施形態における注意地点の一例を示す図である。
図4および図5に示すように、基準位置が現在位置(ユーザ位置)である場合、注意地点特定部202bは、現在地付近の横断歩道(周辺横断歩道)について、右折車進入路からの道路リンクが横断歩道と交差する場合には、注意情報を報知する対象となる注意地点として特定してもよい。
図6に示すように、徒歩経路上の所定の地点(歩道リンクまたは歩道ノード)が基準地点である場合、歩道リンク(徒歩リンク)の所定の地点において車道リンク(道路リンク)との交差状況を判定し、経路案内時に適切に案内できるように徒歩経路上に注意喚起地点を案内地点と同様に設けるようにしてもよい。
また、図7を参照して、本実施形態におけるコスト設定の一例について説明する。図7は、本実施形態におけるコスト設定の一例を示す図である。
図7に示すように、コスト設定は、経路探索時に行ってもよく、歩行者用ネットワーク(徒歩ネットワーク)を用いて徒歩経路を探索する際に、車両用ネットワーク(道路ネットワーク)との交差状況に応じて算出される危険度に応じてリンクコストの増減をしてもよい。図7に示す本実施形態における注意地点判定箇所の模式図においては、簡易的に説明するため、交差点に対して図示された進入リンクから進入する車道リンク(道路リンク)の徒歩ネットワークへの影響のみを抽出してもよい。実際の経路探索時には、その他の方向からの進入リンクも同様に、徒歩ネットワークに対しての影響度を計算してもよい。ここで、図7に示すように、経路探索時において、リンクLaについては、道路ネットワークの左折進入リンクと交差するためリンクLaのコストを道路ネットワークとの交差の無いリンクコストより増やしてもよい。一方、リンクLb、Lcは直進して進入する道路ネットワークのリンクと交差するため、これも道路ネットワークとの交差の無いリンクコストより増やしてもよい。また、左折進入リンクと直線進入リンクとのリンクコストの増やし幅については、交差点の状況、リンク属性に応じてさらに詳細に設定してもよい。具体的には、交差点が大きい場合と小さい場合とでリンクコストへの影響度合いを変更してもよい。そのほか、交差点の状況として信号機が歩行者にのみ通行可能(青信号)となり車両はすべて停止信号(赤信号)になるようなスクランブル交差点のような歩車分離式信号の場合には、コストを下げるようにしてもよい。さらに、左折する車両に対して左折可表示板が表示されているような常時左折は可能であるような交差点箇所では、歩道リンク(歩行者リンク)のコストを増やしておくなどしてもよい。また、図7に示すように、リンクLdのように右折進入リンクと交差する場合には、リンクコストを最も上げておくようにしてもよい。この場合にも、信号機の状況に応じてさらに詳細に設定するようにしてもよい。例えば、右折進入は歩行者の停止信号(赤信号)時の場合にのみにされているような場合には、右折車の進入による影響はないためリンクコストは大きく増やさなくてもよい。さらに、交差点が大きい場合には、車両が横断歩道で停止する位置があるため小さい交差点とリンクコストに差をつけてもよい。一方、右折車が対向車線の車両の合間を縫って右折する必要があるような交差点においては、対向車線の交通量を考慮して、歩行者リンクのコストを増減するようにしてもよい。
図2に戻り、情報提供サーバ200の注意情報生成部202dは、注意地点特定部202bにより特定された注意地点に関する注意情報を生成する(ステップSA−5)。ここで、注意情報は、利用者に注意喚起する表示情報(文字情報、または、画像情報等)、および/または、音声情報であってもよい。
そして、情報提供サーバ200の経路探索部202eは、コスト設定部202cにより設定(算出)されたコスト(危険度)、および、交通情報データベース206bに記憶された交通情報に基づいて、基準位置情報取得部202aによる受信された経路探索条件を満たす出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、ネットワーク情報データベース206aに記憶された歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する(ステップSA−6)。ここで、経路探索部202eは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が右折進入である場合、出発地から目的地までの徒歩経路を、ネットワーク情報データベース206aに記憶された、当該車道リンクと交差する歩道リンクに関する歩道リンク情報を除く歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索条件に経由地に関する条件が含まれている場合、経路探索部202eは、当該経由地を経由した案内経路を探索してもよい。
ここで、図8を参照して、本実施形態において出力される徒歩経路(有効徒歩経路)の一例について説明する。図8は、本実施形態における徒歩経路の一例を示す図である。
図8には、経路探索条件を満たす徒歩経路が複数存在する場合に、設定されたリンクコストにあわせて選択された徒歩経路(有効徒歩経路)の一例が示されている。図8に示すように、出力される歩行者経路としては、交差点付近の横断歩道(使用禁止横断歩道)を通過する徒歩経路(無効徒歩経路)は選ばれず、交差点以外の横断歩道から車道リンク(道路)を横断するように設定された徒歩経路(有効徒歩経路)が選択され、提供されてもよい。
図2に戻り、情報提供サーバ200の出力情報送信部202fは、注意情報生成部202dにより生成された注意情報、経路探索部202eにより生成された徒歩経路情報、および、地図情報データベース206cに記憶された徒歩経路を含む地図に関する地図情報を端末装置100に送信する(ステップSA−7)。ここで、出力情報は、更に、案内情報データベース206dに記憶された、徒歩経路上において出力される案内情報(表示案内情報および音声案内情報等)を含んでいてもよい。
そして、端末装置100の出力情報受信部102cは、情報提供サーバ200から送信される出力情報を受信し、受信した出力情報を出力情報ファイル106aに格納する(ステップSA−8)。
そして、端末装置100の出力情報出力部102dは、出力情報ファイル106aに記憶された出力情報を表示部114に表示させ(ステップSA−9)、処理を終了する。なお、出力情報出力部102dは、利用者により入力部118を介して徒歩経路に対する経路案内開始要求が入力された場合、出力情報ファイル106aに記憶された地図情報上に、出力情報ファイル106aに記憶された徒歩経路情報、および、現在位置情報取得部102aにより取得された端末装置100の利用者の現在位置情報を重畳して表示部114に表示させることにより、経路案内を実行してもよい。ここで、出力情報出力部102dは、出力情報ファイル106aに記憶された徒歩経路に対応した表示案内情報を表示部114に表示させてもよい。また、出力情報出力部102dは、表示に対応した音声情報(出力情報ファイル106aに記憶された音声案内情報等)を音声出力部116を介して出力させてもよい。
以上で、第1の実施形態における情報提供システムの処理の一例の説明を終える。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態における情報提供システム(サーバ主導型)について、図9および図10を参照して以下に説明する。ここで、図9は、第2の実施形態における情報提供サーバ200の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
なお、第2の実施形態における情報提供システムにおいては、情報提供サーバ200にて端末装置100の表示部114に表示させるデータを生成し、これらのデータを端末装置100に送信することにより、当該端末装置100の表示部114を機能させている。このように、第2の実施形態は、情報提供サーバ200にてサーバ主導で処理を行う点がその他の実施形態と異なる。
[情報提供サーバ200の構成]
まず、第2の実施形態における情報提供サーバ200の構成の一例について、図9を参照して以下に説明する。
図9に示すように、本発明の第2の実施形態の情報提供サーバ200は、位置取得部112と出力部(表示部114および音声出力部116)と入力部118と制御部102とを少なくとも備えた端末装置100に通信可能に接続され、制御部202と記憶部206とを少なくとも備える。通信には、一例として、ネットワーク300を介した有線・無線通信等の遠隔通信等を含む。また、これら情報提供サーバ200および端末装置100の各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
図9において、情報提供サーバ200は、基準位置に関する基準位置情報を取得し、基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定し、特定された注意地点に関する注意情報を生成し、生成された注意情報を含む表示情報を生成し、表示情報を含む出力制御情報を端末装置100へ送信することにより、当該表示情報を当該端末装置100の表示部114に表示させる等の機能を有する。
なお、情報提供サーバ200における通信制御インターフェース部204および記憶部206(ネットワーク情報データベース206a、交通情報データベース206b、地図情報データベース206c、および、案内情報データベース206d等)の機能、また、端末装置100における位置取得部112、表示部114、音声出力部116、および、入力部118の機能は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
また、図9において、制御部202は、OS等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部202は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部202は、機能概念的に、基準位置情報取得部202a、注意地点特定部202b、注意情報生成部202d、経路探索部202e、現在位置情報取得部202g、表示情報生成部202h、および、出力制御部202iを備える。なお、基準位置情報取得部202a、注意地点特定部202b、注意情報生成部202d、および、経路探索部202eの機能は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
このうち、現在位置情報取得部202gは、端末装置100の利用者の現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段である。ここで、現在位置情報取得部202gは、端末装置100の利用者の現在位置情報を所定時間ごと(例えば、1秒ごと、または、3分ごと等)に、すなわち、所定周期で取得してもよい。また、現在位置情報取得部202gは、端末装置100の位置取得部112にて位置発信装置500から受信した位置情報信号を端末装置100から受信し、当該位置情報信号から算出した位置情報を端末装置100の利用者の現在位置情報として取得してもよい。また、現在位置情報取得部202gは、利用者により端末装置100の入力部118を介して入力された現在位置についての位置座標等の位置情報を受信し、当該位置情報を端末装置100の利用者の現在位置情報として取得してもよい。
また、表示情報生成部202hは、表示情報を生成する表示情報生成手段である。ここで、表示情報は、注意情報生成部202dにより生成された注意情報、および/または、経路探索部202eにより生成された経路情報(徒歩経路情報)を含んでいてもよい。また、表示情報は、更に、地図情報データベース206cに記憶された案内経路(徒歩経路)を含む地図に関する地図情報、および/または、案内情報データベース206dに記憶された、案内経路(徒歩経路)上において出力される表示案内情報を含んでいてもよい。また、表示情報は、端末装置100の利用者の現在位置情報を含んでいてもよい。また、表示情報は、入力信号、および/または、経路探索条件を入力するための表示情報(入力画面)を含んでいてもよい。また、表示情報生成部202hは、予め記憶部206に記憶された入力画面を取得してもよい。ここで、表示情報は、端末装置100の表示部114に表示させる情報(例えば、画像、文字情報、または、表示画面等)であってもよい。
また、出力制御部202iは、表示情報を含む出力制御情報を端末装置100へ送信することにより、当該出力制御情報を当該端末装置100の出力部を介して出力させる出力制御手段である。ここで、出力制御部202iは、表示情報を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該表示情報を当該端末装置100の表示部114に表示させてもよい。また、出力制御部202iは、表示情報を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、端末装置100の入力部118を介して当該表示情報に含まれる入力信号、および/または、経路探索条件が入力可能なように当該端末装置100の表示部114に表示させてもよい。また、出力制御部202iは、端末装置100の入力部118を介して経路案内開始要求が入力された場合等、表示情報を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該表示情報を当該端末装置100の表示部114に表示させることで、経路案内を実行してもよい。また、出力制御部202iは、更に、表示情報に対応した音声情報(例えば、案内情報データベース206dに記憶された音声案内情報等)を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該音声情報を端末装置100の音声出力部116を介して出力させることで、音声案内を実行してもよい。
以上で、第2の実施形態における情報提供サーバ200の構成の一例の説明を終える。
[情報提供システム(サーバ主導型)の処理]
次に、このように構成された第2の実施形態における情報提供システムの処理の一例について、以下に図10を参照して説明する。図10は、第2の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、情報提供サーバ200の表示情報生成部202hは、経路探索条件を入力するための入力画面を生成する(ステップSC−1)。ここで、入力画面は、更に、位置情報を入力するための画面であってもよい。また、表示情報生成部202hは、予め記憶部206に記憶された入力画面を取得してもよい。
そして、情報提供サーバ200の出力制御部202iは、表示情報生成部202hにより生成された入力画面を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該入力画面を当該端末装置100の表示部114に表示させる(ステップSC−2)。
そして、端末装置100の制御部102は、利用者により入力部118を介して経路探索条件が入力された場合、当該経路探索条件、ならびに、位置取得部112にて位置発信装置500から受信した位置情報信号、もしくは、利用者により入力部118を介して入力された任意の地点に関する入力信号を情報提供サーバ200に送信する(ステップSC−3)。ここで、入力信号は、表示された地図情報上でのタップ等に対応する選択信号等であってもよい。例えば、制御部102は、情報提供サーバ200の出力制御部202iは、地図情報を含む入力画面が表示部114に表示されている際に、利用者により入力部118を介して表示した地図情報がタップされた場合、当該タップに対応する選択信号を取得し、当該選択信号を情報提供サーバ200に送信してもよい。
そして、情報提供サーバ200の基準位置情報取得部202aは、端末装置100から送信された経路探索条件、ならびに、位置情報信号もしくは入力信号を受信し、位置情報信号を受信した場合、現在位置情報取得部202gに当該位置情報信号から位置情報を算出させ、当該位置情報を端末装置100の利用者の現在位置情報として取得し、入力信号を受信した場合、入力信号に基づく地点に関する位置情報を取得する(ステップSC−4)。
そして、情報提供サーバ200の基準位置情報取得部202aは、ステップSC−4にて取得した端末装置100の利用者の現在位置情報、または、位置情報を、基準位置に関する基準位置情報として取得する(ステップSC−5)。ここで、基準位置は、基準位置情報取得部202aにより受信された経路探索条件を満たす徒歩経路が経路探索部202eにより探索されている場合、当該徒歩経路に含まれる歩道ノードまたは歩道リンクであってもよい。また、基準位置は、基準位置情報取得部202aにより受信された経路探索条件に基づく出発地と目的地との間の地点(位置)であってもよい。
ここで、図10に示す第2の実施形態におけるステップSC−6乃至ステップSC−8の処理は、図2に示す第1の実施形態におけるステップSA−4乃至ステップSA−6の処理と同様であるため説明を省略する。
そして、情報提供サーバ200の表示情報生成部202hは、注意情報生成部202dにより生成された注意情報、および/または、経路探索部202eにより生成された徒歩経路情報を含む表示情報を生成する(ステップSC−9)。ここで、表示情報は、更に、地図情報データベース206cに記憶された徒歩経路を含む地図に関する地図情報、現在位置情報取得部202gにより取得された端末装置100の利用者の現在位置情報、および、案内情報データベース206dに記憶された、徒歩経路上において出力される表示案内情報を含んでいてもよい。
そして、情報提供サーバ200の出力制御部202iは、ステップSC−9にて表示情報生成部202hにより生成された表示情報を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該表示情報を当該端末装置100の表示部114に表示させ(ステップSC−10)、処理を終了する。ここで、出力制御部202iは、端末装置100の入力部118を介して経路案内開始要求が入力された場合等、表示情報生成部202hにより生成された、地図情報上に、徒歩経路情報、および、端末装置100の利用者の現在位置情報を重畳した表示情報を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該表示情報を当該端末装置100の表示部114に表示させることで、経路案内を実行してもよい。また、出力制御部202iは、表示情報生成部202hにより生成された表示情報に含まれる徒歩経路に対応した表示案内情報を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該表示案内情報を当該端末装置100の表示部114に表示させてもよい。また、出力制御部202iは、更に、表示情報に対応した音声情報(例えば、案内情報データベース206dに記憶された音声案内情報等)を含む出力制御情報を端末装置100に送信することにより、当該音声情報を端末装置100の音声出力部116を介して出力させることで、音声案内を実行してもよい。
以上で、第2の実施形態における情報提供システムの処理の一例の説明を終える。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態における情報提供システムについて、図11および図12を参照して以下に説明する。ここで、図11は、第3の実施形態における情報提供装置400の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。ここで、第3の実施形態における情報提供システムにおいては、各構成が一筐体内に全て備えられ、単独で処理を行うもの(スタンドアローン型)を、情報提供装置400として説明するが、当該実施例に限らず、各構成が分離した筐体内に備えられ、ネットワーク300等を介して接続されて一つの概念としての装置を構成するもの(例えば、クラウドコンピューティング等)であってもよい。
なお、第3の実施形態においては、全ての機能を情報提供装置400に集約し、基準位置に関する基準位置情報を取得し、基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定し、特定された注意地点に関する注意情報を生成し、生成された注意情報を出力部を介して出力させる等の機能を有する。
[情報提供装置400の構成]
まず、第3の実施形態における情報提供装置400の構成の一例について、図11を参照して以下に説明する。
図11に示すように、本発明の第3の実施形態の情報提供装置400は、位置取得部412と出力部(表示部414および音声出力部416)と入力部418と制御部402と記憶部406とを少なくとも備える。これら情報提供装置400の各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されてもよい。情報提供装置400は、例えば、PND(Portable Navigation Device)等の各種ナビゲーション端末、ノート型のパーソナルコンピュータ等の各種情報処理装置、または、携帯電話やPHSやPDA等の携帯端末装置等であってもよい。また、情報提供装置400は、通信制御インターフェース部を介してネットワーク300を経由し、外部装置等と相互に通信可能に接続されていてもよい。
図11において、入出力制御インターフェース部408、位置取得部412、表示部414、音声出力部416、および、入力部418の各機能は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。また、記憶部406の各部(ネットワーク情報データベース406a、交通情報データベース406b、地図情報データベース406c、および、案内情報データベース406d等)についても、情報提供サーバ200ではなく情報提供装置400に備えられている点を除き、各機能が第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
また、制御部402の各部については、本実施形態の情報提供装置400がスタンドアローン型であり、制御部402が各送信部を備えていない点を除き、各機能は第1の実施形態と基本的に同様である。
また、図11において、制御部402は、OS等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部402は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部402は、機能概念的に、現在位置情報取得部402a、基準位置情報取得部402b、注意地点特定部402c、注意情報生成部402e、経路探索部402f、および、出力情報出力部402gを備える。
このうち、現在位置情報取得部402aは、情報提供装置400の利用者の現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段である。ここで、現在位置情報取得部402aは、情報提供装置400の利用者の現在位置情報を所定周期(例えば、1秒ごと、または、3分ごと等)で取得してもよい。また、現在位置情報取得部402aは、位置取得部412にて位置発信装置500から受信した位置情報信号から算出した位置情報を情報提供装置400の利用者の現在位置情報として取得してもよい。また、現在位置情報は、取得時刻(例えば、位置情報信号に含まれる発信時刻等)を含んでいてもよい。
また、現在位置情報取得部402aは、利用者により入力部418を介して入力された現在位置についての位置座標等の位置情報を情報提供装置400の利用者の現在位置情報として取得してもよい。ここで、利用者により入力部418を介して入力された現在位置情報に基づく現在位置は、利用者が現実に存在する位置であってもよく、利用者により任意に選択された仮想の現在位置(一例として、東京にいる利用者により選択された大阪の駅や空港等の任意の地点)であってもよい。例えば、現在位置情報取得部402aは、入力部418を介して利用者に表示部414に表示された地図情報に基づく表示画面上で指定(例えば、タッチパネルを介して指定等)させた座標を情報提供装置400の利用者の現在位置情報として取得してもよい。
また、基準位置情報取得部402bは、基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段である。ここで、基準位置情報取得部402bは、情報提供装置400の利用者の現在位置情報を基準位置情報として取得してもよい。また、基準位置は、後述する経路探索部402fにより探索された徒歩経路に含まれる歩道ノードまたは歩道リンクであってもよい。また、基準位置情報取得部402bは、入力部418を介して入力された位置情報を基準位置情報として取得してもよい。また、基準位置は、入力部418を介して入力された経路探索条件に基づく出発地と目的地との間の地点(位置)であってもよい。ここで、基準位置情報取得部402bは、位置情報を入力するための表示情報(入力画面)を表示部414に表示させてもよい。
また、注意地点特定部402cは、基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段である。ここで、注意地点特定部402cは、図11に示すように、コスト設定部402dを少なくとも備える。
ここで、コスト設定部402dは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段である。ここで、コスト設定部402dは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が、直進進入、左折進入、または、右折進入であるかに基づいて、当該歩道リンクのコストを設定してもよい。また、コスト設定部402dは、更に、進入方向が右折進入である場合、車道リンクの対向車線となる車道リンクの有無、対向車線となる車道リンクの交通量、車道リンクが接続する車道ノードの規模、および/または、車道リンクもしくは車道ノードにおける信号機の設置状況を含む道路状況情報に基づいて、コストを設定してもよい。
また、注意情報生成部402eは、注意地点特定部402cにより特定された注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段である。
また、経路探索部402fは、出発地から目的地までの案内経路を、ネットワーク情報データベース406aに記憶されたネットワーク情報を用いて探索し、当該案内経路に関する経路情報を生成する経路探索手段である。ここで、経路探索部402fは、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、ネットワーク情報データベース406aに記憶された歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索部402fは、コスト設定部402dにより設定されたコストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、ネットワーク情報データベース406aに記憶された歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索部402fは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が右折進入である場合、出発地から目的地までの徒歩経路を、ネットワーク情報データベース406aに記憶された、当該車道リンクと交差する歩道リンクに関する歩道リンク情報を除く歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索部402fは、経路探索条件を満たす案内経路を、ネットワーク情報データベース406aに記憶されたネットワーク情報を用いて探索してもよい。また、経路探索部402fは、更に、案内経路を、交通情報データベース406bに記憶された交通情報に基づいて探索してもよい。例えば、経路探索部402fは、案内経路を、交通情報データベース406bに記憶された交通情報に基づいて、ネットワーク情報データベース406aに記憶されたネットワーク情報を用いて探索してもよい。また、経路探索条件に経由地に関する条件が含まれている場合、経路探索部402fは、当該経由地を経由した案内経路を探索してもよい。
また、出力情報出力部402gは、出力情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段である。ここで、出力情報出力部402gは、出力情報を表示部414に表示させてもよい。ここで、出力情報は、注意情報生成部402eにより生成された注意情報、および/または、経路探索部402fにより生成された経路情報(徒歩経路情報)を含んでいてもよい。また、出力情報は、更に、地図情報データベース406cに記憶された案内経路(徒歩経路)を含む地図に関する地図情報、および/または、案内情報データベース406dに記憶された、案内経路(徒歩経路)上において出力される案内情報(表示案内情報および音声案内情報等)を含んでいてもよい。また、出力情報出力部402gは、経路案内情報(出力情報に含まれる地図情報、および/または、出力情報に含まれる経路情報(徒歩経路情報)等)、および/または、情報提供装置400の利用者の現在位置情報を表示部414に表示させることにより、経路案内を実行してもよい。ここで、出力情報出力部402gは、入力部418を介して経路案内開始要求が入力された場合、経路案内を実行してもよい。また、出力情報出力部402gは、表示案内情報を表示部414に表示させてもよい。また、出力情報出力部402gは、表示に対応した音声情報(案内情報に含まれる音声案内情報等)を音声出力部416を介して出力させてもよい。
以上で、第3の実施形態における情報提供装置400の構成の一例の説明を終える。
[情報提供装置400の処理]
次に、このように構成された第3の実施形態における情報提供システム(情報提供装置400)の処理の一例について、以下に図12を参照して説明する。図12は、第3の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すフローチャートである。
図12に示すように、まず、基準位置情報取得部402bは、基準位置に関する基準位置情報を取得する(ステップSD−1)。ここで、基準位置情報取得部402bは、現在位置情報取得部402aにより取得された情報提供装置400の利用者の現在位置情報を基準位置情報として取得してもよい。また、基準位置は、経路探索部402fにより探索された徒歩経路に含まれる歩道ノードまたは歩道リンクであってもよい。また、基準位置情報取得部402bは、位置情報を入力するための入力画面を表示部414に表示させ、利用者により入力部418を介して位置情報が入力された場合、当該位置情報を基準位置情報として取得してもよい。また、基準位置は、利用者により入力部418を介して入力された経路探索条件に基づく出発地と目的地との間の地点(位置)であってもよい。また、基準位置情報取得部402bは、地図情報を含む入力画面を表示部414に表示させ、利用者により入力部418を介して表示した地図情報がタップされた場合、当該タップされた位置に対応する地点情報(位置情報)を基準位置情報として取得してもよい。
そして、注意地点特定部402cは、基準位置情報取得部402bにより取得された基準位置情報に基づく基準位置から所定範囲内に存在する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する(ステップSD−2)。
ここで、第3の実施形態における注意地点特定処理の詳細は、第3の実施形態が、第1の実施形態における情報提供サーバ200の構成(注意地点特定部202b、および、コスト設定部202c)に対応する情報提供装置400の構成(注意地点特定部402c、および、コスト設定部402d)にて行われる点を除いて、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
そして、注意情報生成部402eは、注意地点特定部402cにより特定された注意地点に関する注意情報を生成する(ステップSD−3)。
そして、経路探索部402fは、利用者により入力部418を介して出発地と目的地と徒歩利用とに関する条件を含む経路探索条件が入力された場合、コスト設定部402dにより設定(算出)されたコスト(危険度)、および、交通情報データベース406bに記憶された交通情報に基づいて、当該経路探索条件を満たす出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、ネットワーク情報データベース406aに記憶された歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する(ステップSD−4)。ここで、経路探索部402fは、基準位置に接続する歩道リンクと交差する車道リンクに接続する車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向が右折進入である場合、出発地から目的地までの徒歩経路を、ネットワーク情報データベース406aに記憶された、当該車道リンクと交差する歩道リンクに関する歩道リンク情報を除く歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、徒歩経路情報を生成してもよい。また、経路探索条件に経由地に関する条件が含まれている場合、経路探索部402fは、当該経由地を経由した案内経路を探索してもよい。
そして、出力情報出力部402gは、注意情報生成部402eにより生成された注意情報、および/または、経路探索部402fにより生成された徒歩経路情報を含む出力情報を表示部414に表示させ(ステップSD−5)、処理を終了する。なお、出力情報出力部402gは、利用者により入力部418を介して徒歩経路に対する経路案内開始要求が入力された場合、地図情報データベース406cに記憶された徒歩経路を含む地図に関する地図情報上に、経路探索部402fにより生成された徒歩経路情報、および、現在位置情報取得部402aにより取得された情報提供装置400の利用者の現在位置情報を重畳して表示部414に表示させることにより、経路案内を実行してもよい。ここで、出力情報出力部402gは、案内情報データベース406dに記憶された徒歩経路に対応した表示案内情報を表示部414に表示させてもよい。また、出力情報出力部402gは、表示に対応した音声情報(案内情報データベース406dに記憶された音声案内情報等)を音声出力部416を介して出力させてもよい。
以上で、第3の実施形態における情報提供システムの処理の一例の説明を終える。
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、端末装置100、情報提供サーバ200、および、情報提供装置400に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、端末装置100、情報提供サーバ200、および、情報提供装置400の各装置が備える処理機能、特に制御部102、制御部202、および、制御部402にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する、コンピュータに本発明に係る方法を実行させるためのプログラム化された命令を含む、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて端末装置100、情報提供サーバ200、および、情報提供装置400に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDDなどの記憶部106、記憶部206、および、記憶部406などには、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、端末装置100、情報提供サーバ200、および、情報提供装置400に対して任意のネットワーク300を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD、および、Blu−ray Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106、記憶部206、および、記憶部406に格納される各種のデータベース等(出力情報ファイル106a、ネットワーク情報データベース206a、交通情報データベース206b、地図情報データベース206c、案内情報データベース206d、ネットワーク情報データベース406a、交通情報データベース406b、地図情報データベース406c、および、案内情報データベース406d)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、端末装置100、情報提供サーバ200、および、情報提供装置400は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、該情報処理装置に任意の周辺装置を接続して構成してもよい。また、端末装置100、情報提供サーバ200、および、情報提供装置400は、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
以上詳述したように、本発明によれば、徒歩リンクの危険度に応じた案内を提供する情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、および、プログラムを提供することができるので、ナビゲーションを支援する情報機器や情報処理分野などの様々な分野において極めて有用である。
100 端末装置
102 制御部
102a 現在位置情報取得部
102b 位置情報送信部
102c 出力情報受信部
102d 出力情報出力部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a 出力情報ファイル
108 入出力制御インターフェース部
112 位置取得部
114 表示部
116 音声出力部
118 入力部
200 情報提供サーバ
202 制御部
202a 基準位置情報取得部
202b 注意地点特定部
202c コスト設定部
202d 注意情報生成部
202e 経路探索部
202f 出力情報送信部
202g 現在位置情報取得部
202h 表示情報生成部
202i 出力制御部
204 通信制御インターフェース部
206 記憶部
206a ネットワーク情報データベース
206b 交通情報データベース
206c 地図情報データベース
206d 案内情報データベース
300 ネットワーク
400 情報提供装置
402 制御部
402a 現在位置情報取得部
402b 基準位置情報取得部
402c 注意地点特定部
402d コスト設定部
402e 注意情報生成部
402f 経路探索部
402g 出力情報出力部
406 記憶部
406a ネットワーク情報データベース
406b 交通情報データベース
406c 地図情報データベース
406d 案内情報データベース
408 入出力制御インターフェース部
412 位置取得部
414 表示部
416 音声出力部
418 入力部
500 位置発信装置

Claims (14)

  1. 車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段と、
    出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段と、
    上記経路探索手段により探索された上記徒歩経路に含まれる上記歩道ノードまたは上記歩道リンクである基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、
    上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段と、
    上記注意地点特定手段により特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段と、
    上記注意情報生成手段により生成された上記注意情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする、情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    上記情報処理システムは、
    利用者の現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段、
    を更に備え、
    上記基準位置情報取得手段は、
    上記現在位置情報取得手段により取得された上記現在位置情報を上記基準位置情報として取得することを特徴とする、情報処理システム。
  3. 車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段と、
    基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段と、
    上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段と、
    上記コスト設定手段により設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段と、
    上記経路探索手段により生成された上記徒歩経路情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする、情報処理システム。
  4. 請求項に記載の情報処理システムであって、
    上記コスト設定手段は、
    上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの上記進入方向が、直進進入、左折進入、または、右折進入であるかに基づいて、当該歩道リンクの上記コストを設定することを特徴とする、情報処理システム。
  5. 請求項に記載の情報処理システムであって、
    上記コスト設定手段は、
    更に、上記進入方向が上記右折進入である場合、上記車道リンクの対向車線となる上記車道リンクの有無、上記対向車線となる上記車道リンクの交通量、上記車道リンクが接続する上記車道ノードの規模、および/または、上記車道リンクもしくは上記車道ノードにおける信号機の設置状況を含む道路状況情報に基づいて、上記コストを設定することを特徴とする、情報処理システム。
  6. 請求項またはに記載の情報処理システムであって、
    上記経路探索手段は、
    上記交差する車道リンクへの上記進入方向が上記右折進入である場合、上記出発地から上記目的地までの上記徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された、当該車道リンクと上記交差する上記歩道リンクに関する歩道リンク情報を除く上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、上記徒歩経路情報を生成することを特徴とする、情報処理システム。
  7. サーバに通信可能に接続された端末装置を、
    上記サーバにて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記サーバに記憶された歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報が生成され、探索された上記徒歩経路に含まれる上記歩道ノードまたは上記歩道リンクである基準位置に関する基準位置情報が取得され、上記サーバに記憶された車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報を用いて、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点が特定され、特定された上記注意地点に関する注意情報が生成され、生成された上記注意情報が送信された場合、上記注意情報を受信する出力情報受信手段、
    上記注意情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  8. 端末装置に通信可能に接続されたサーバを、
    車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、
    出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段、
    上記経路探索手段により探索された上記徒歩経路に含まれる上記歩道ノードまたは上記歩道リンクである基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段、
    上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段、
    上記注意地点特定手段により特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段、
    上記注意情報生成手段により生成された上記注意情報を送信する出力情報送信手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  9. コンピュータを、
    車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、
    出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段、
    上記経路探索手段により探索された上記徒歩経路に含まれる上記歩道ノードまたは上記歩道リンクである基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段、
    上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定する注意地点特定手段、
    上記注意地点特定手段により特定された上記注意地点に関する注意情報を生成する注意情報生成手段、
    上記注意情報生成手段により生成された上記注意情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  10. 経路探索手段が、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、記憶された歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成するステップと、
    基準位置情報取得手段が、上記経路探索手段により探索された上記徒歩経路に含まれる上記歩道ノードまたは上記歩道リンクである基準位置に関する基準位置情報を取得するステップと、
    注意地点特定手段が、記憶された車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報を用いて、上記基準位置から所定範囲内に存在する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、注意地点を特定するステップと、
    注意情報生成手段が、上記注意地点特定手段により特定された上記注意地点に関する注意情報を生成するステップと、
    出力情報出力手段が、上記注意情報生成手段により生成された上記注意情報を出力部を介して出力させるステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  11. サーバに通信可能に接続された端末装置を、
    上記サーバにて、基準位置に関する基準位置情報が取得され、上記サーバに記憶された車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を用いて、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストが設定され、設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報が生成され、生成された上記徒歩経路情報が送信された場合、上記徒歩経路情報を受信する出力情報受信手段、
    上記徒歩経路情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  12. 端末装置に通信可能に接続されたサーバを、
    車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、
    基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段、
    上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段、
    上記コスト設定手段により設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段、
    上記経路探索手段により生成された上記徒歩経路情報を送信する出力情報送信手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  13. コンピュータを、
    車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を記憶する道路ネットワーク情報記憶手段、
    基準位置に関する基準位置情報を取得する基準位置情報取得手段、
    上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するコスト設定手段、
    上記コスト設定手段により設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記道路ネットワーク情報記憶手段に記憶された上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成する経路探索手段、
    上記経路探索手段により生成された上記徒歩経路情報を出力部を介して出力させる出力情報出力手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  14. 基準位置情報取得手段が、基準位置に関する基準位置情報を取得するステップと、
    コスト設定手段が、記憶された車道ノードと車道リンクとの組み合わせにより表現される車両用ネットワークに関する車両用ネットワーク情報、および、歩道ノードと歩道リンクとの組み合わせにより表現される歩行者用ネットワークに関する歩行者用ネットワーク情報を含む道路ネットワーク情報を用いて、上記基準位置に接続する上記歩道リンクと交差する上記車道リンクに接続する上記車道リンクから、当該交差する車道リンクへの進入方向に基づいて、当該歩道リンクのコストを設定するステップと、
    経路探索手段が、上記コスト設定手段により設定された上記コストに基づいて、出発地から目的地までの徒歩による案内経路である徒歩経路を、上記歩行者用ネットワーク情報を用いて探索し、当該徒歩経路に関する経路情報である徒歩経路情報を生成するステップと、
    出力情報出力手段が、上記経路探索手段により生成された上記徒歩経路情報を出力部を介して出力させるステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
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