JPH08202982A - 歩行者用経路案内装置 - Google Patents

歩行者用経路案内装置

Info

Publication number
JPH08202982A
JPH08202982A JP922395A JP922395A JPH08202982A JP H08202982 A JPH08202982 A JP H08202982A JP 922395 A JP922395 A JP 922395A JP 922395 A JP922395 A JP 922395A JP H08202982 A JPH08202982 A JP H08202982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestrian
route
walking
sidewalk
current position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP922395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Endo
隆 遠藤
Yuki Inoue
由紀 井上
Shunichi Yajima
俊一 矢島
Takehiro Fujita
武洋 藤田
Shigeru Kakumoto
繁 角本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP922395A priority Critical patent/JPH08202982A/ja
Publication of JPH08202982A publication Critical patent/JPH08202982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】歩行者に、より安全な経路を案内する。 【構成】道路情報格納手段101に記憶する道路の情報
に、道路の横断に関する情報(歩道橋、信号機の有無や
道幅等)を横断条件として付加する。横断コスト決定手
段102は、横断条件を横断コストに変換する。変換
は、より安全に道路を横断できる横断条件が、より低い
コストとなるように行う。推奨経路推定手段105は、
現在位置測定手段103より入力した現在位置から、目
的地入力手段104より入力した目的地までの、横断コ
ストを含めた経路のコストの累積が最小となる経路を推
定する。案内手段106は、経路を案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行者に目的地までの
経路を案内する歩行者用経路案内装置に関するものであ
り、特に、このような歩行者用経路案内装置において、
歩行の安全性や快適性を考慮して目的地までの推奨経路
を定める技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】経路を案内する装置としては、自動車用
の経路案内装置(ナビゲ−ション装置)が知られてい
る。
【0003】たとえば、特開平2−184999号公報
には、車両の交差点での直進右左折に関して通行可と通
行不可を判定しながら、最適経路を求める技術が記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題】さて、最適経路を案内
する装置は、必ずしも自動車等の車両にとってのみなら
ず、歩行者にとっても有用なもである。
【0005】しかしながら、車両にとっての最適経路
と、歩行者にとっての最適経路とは、必ずしも同じもの
ではない。
【0006】たとえば、右側車線通行を義務づけられて
いる車両と異なり、歩行者は道路のどちら側も歩くこと
ができる。そして、道路のどちら側を歩くかによって道
路の横断回数も異なり、道路の横断回数が異なれば、期
待できる目的地への到着時間も異なることになる。
【0007】また、さらには、歩行者にとっての最適な
経路とは何かを考える場合には、時間や距離等の経済性
のみならず、より多様な要素を検討する必要があるであ
ろう。
【0008】そこで、本発明は、歩行者にとって最適で
あろうと思われる経路を算出し、これを推奨経路として
歩行者を案内する歩行者用経路案内装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、たとえば、歩行者の現在位置から目的地まで
の経路を求め、求めた経路を歩行者に案内する歩行者用
案内装置であって、歩道の地図である歩道地図と、前記
歩道地図に含まれる少なくとも一部の歩道に対応づけら
れた、当該歩道による歩行の環境を特定する情報である
歩行条件とを記憶する道路情報記憶手段と、前記歩行条
件を、歩行コストに、当該歩行条件が特定する歩行の環
境により予測される歩行の不快度もしくは危険度が大き
くなるほど歩行コストが大きくなるように変換する歩行
コスト決定手段と、歩行者の現在位置から目的地までの
経路を、当該経路に含まれる歩道の、前記歩行コストを
含むように各歩道に与えた歩道コストの総和が最小とな
るように前記歩道地図に基づいて求める推奨経路計算手
段とを有することを特徴とする歩行者用経路案内装置を
提供する。
【0010】
【作用】本発明に係る歩行者用経路案内装置によれば、
あらかじめ、歩道の地図である歩道地図と、前記歩道地
図に含まれる少なくとも一部の歩道に対応づけられた、
当該歩道による歩行の環境を特定する情報である歩行条
件とを記憶し、前記歩行条件を、歩行コストに、当該歩
行条件が特定する歩行の環境により予測される歩行の不
快度もしくは危険度が大きくなるほど歩行コストが大き
くなるように変換しながら、歩行者の現在位置から目的
地までの経路を、当該経路に含まれる歩道の、前記歩行
コストを含むように各歩道に与えた歩道コストの総和が
最小となるように前記歩道地図に基づいて求める。
【0011】したがい、推奨経路は、より歩行の不快度
もしくは危険度が小さくなるように求められる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る経路案内装置の実施例に
ついて説明する。
【0013】まず、本発明の第1実施例について説明す
る。
【0014】図1に、本第1実施例に係る経路案内装置
の構成を示す。
【0015】図示するように、本第1実施例に係る経路
案内装置は、現在位置測定手段103、目的地入力手段
手段104、道路情報格納手段101、道路横断コスト
決定手段102、推奨経路推定手段105、案内手段1
06を備えている。
【0016】このような構成において、現在位置入力手
段103から現在位置が、目的地入力手段手段104か
ら目的地が入力される。また、道路情報格納手段105
は道路情報を格納している。推奨経路推定手段105
は、道路情報格納手段101に格納された道路情報から
道路の距離情報を取得し、横断コストと経路の距離の累
積和が最小となる現在位置と目的地との間の推奨経路
を、道路横断コスト決定手段102に記憶されている横
断コスト表に基づいて横断コストを決定しながら推定す
る。案内手段106は、使用者に推奨経路を案内する。
【0017】図2には、図1に示した構成を実現するた
めの具体的なハードウエア構成を示した。
【0018】図2に示すように、経路案内装置は、各種
の入出力装置の制御や経路の計算を行うためのCPU2
01、装置の状態や横断条件から横断コストを決定する
横断コスト表を保存するための不揮発RAM202、道
路情報、道路横断条件を記憶した道路情報記憶部20
3、各種の計算や処理を行う際のワーキングエリアとし
て使用されるRAM204、CPU201で実行される
各種プログラムや、横断コスト表の初期値等の定数を納
めたROM205、現在位置を計測する現在位置センサ
206、現在の方位を計測する方位センサ207、地図
や推奨経路、目的地入力の為の情報を表示する表示部2
08、使用者に対して音声で案内を行う音声出力部20
8、目的地の入力や各種の操作の入力を受付ける入力操
作部210から構成することができる。すなわち、図2
の構成においては、図1における推奨経路推定手段10
5と道路横断コスト決定手段102は、CPU201上
で実行されるプロセスによって実現される。ただし、横
断コスト表は不揮発RAM202に記憶されることにな
る。また、現在位置入力手段103は現在位置センサ2
06によって、目的地入力手段手段104は入力操作部
210によって実現される。また、道路情報格納手段1
05は道路情報記憶部203によって実現される。また
案内手段107は、CPU201上で実行されるプログ
ラムによって具現化されるプロセスと表示部208およ
び音声出力部208によって実現される。
【0019】なお、現在位置センサ206としてはGP
S受信機や地磁気センサ等を用いることができ、方位セ
ンサ207としてはジャイロや地磁気センサを用いるこ
とができ、道路情報格納手段105としてはCD−RO
M装置等を用いることができ、表示部208としては液
晶ディスプレイ装置等を用いることができ、入力操作部
210としては表示部208上に配置した透明な感触タ
ブレット装置等を用いることができる。
【0020】図2に示した構成において、入力操作部2
10から目的地点が入力されると、CPU201は、RO
M205に納められた推奨経路推定プログラムを実行
し、現在位置センサ206で測定した現在位置と入力さ
れた目的地の間の道路情報を道路情報記憶部203から
取り出す。そして、出発地点から目的地までの経路のコ
ストが最小になる推奨経路を、RAM204上にを生成す
る。この際、経路のコストは、経路上にある横断個所の
横断コストと経路の距離のコストの和とする。また、横
断コストは、不揮発RAM202に記憶された横断コスト
表に従って定める。
【0021】以下、本第1実施例に係る経路案内装置の
詳細について説明する。
【0022】まず、道路情報記憶部203に記憶する道
路情報について説明する。
【0023】本第1実施例では、図3に示すように、歩
行路をノ−ド501とノ−ド間を結ぶ歩行路を表す経路
(リンク)より構成されるネットワークで表現する。ノ
−ド501、歩行路が交差する部分(歩道上の歩行路と
道路を横断する歩行路の接点を含む)に設定する。ま
た、ノードとノードの間の経路には距離505と横断条
件505よりなる経路コスト情報502を属性として与
える。
【0024】道路情報は、このようにモデル化した歩行
路のネットワ−クを表現したものであり、具体的には、
たとえば、図4に示す構造のデータにより実現できる。
【0025】すなわち、まず、あらかじめ各ノードに一
意の通し番号をノード番号として付与する。そして、各
ノ−ドの情報を格納したノード情報テーブル602を設
ける。また、ノード番号からの番号のノードの情報が格
納されているノード情報テーブル602上のアドレスを
表引きするためのノード情報インデックステーブル60
1を設ける。
【0026】ノード情報格納テーブル602には、各ノ
ードの情報として、経路によって接続している隣接ノー
ドの数602と、各隣接ノードのノード番号604、隣
接ノードまでの経路の距離情報606、各隣接ノードへ
の経路の横断条件605、ノードの位置情報などのノー
ド関連情報605を格納する。この距離情報606と横
断条件605が、前述した経路コスト情報502に相当
する。
【0027】さて、ここで、横断条件605は、その経
路が道路を横断するものである場合に横断する道路の幅
(道幅)と、道路を横断するものであるか否かや道路を
横断するもの道路を横断するものである場合に当該横断
個所に信号や横断歩道や歩道橋が有るか否かを表す情報
(横断個所)である。横断条件は実際にはコ−ド化され
た情報である。
【0028】次に、不揮発RAM202に記憶する横断コ
スト表について説明する。
【0029】横断コスト表は、先に説明した横断条件6
05から道路横断のコストを求めるための表である。
【0030】図5には、横断コスト表の内容を示す。
【0031】図中の、横断場所のコードと道幅のコード
を加えたものが横断条件コードとなる。
【0032】図示するように、本第1実施例では、道路
を横断しない場合の方が他の場合に比べ低いコストとな
り、歩道橋がある場合の方が無い場合に比べ低いコスト
となり、横断歩道がある場合の方が無い場合に比べ低い
コストとなり、信号がある場合の方が無い場合に比べ低
いコストとなり、道路を横断する場合には場合には道幅
が狭い方が広い場合に比べ低いコストとなるように横断
コストを決定している。すなわち、危険が少ない方がよ
り低い横断コストとなるように定めている。
【0033】さて、図5に示した横断コスト表は、実際
には、図6に示した形態で不揮発RAM202に記憶す
る。ただし、これは装置の初期化時に、ROM205内
に格納されている初期化用横断コスト表を、不揮発RAM
202に複製したものである。
【0034】図6に示した形態によれば、横断コード順
に横断コストが格納されており、横断コードから、対応
する横断コストを格納したアドレス位置が容易に計算可
能となる。
【0035】次に、CPU201が行う動作について説
明する。
【0036】図7に、CPU201が行う処理の流れを
示す。
【0037】まず、経路案内の指示が入力操作部210
から入力されると、CPU201は経路案内処理900
を実行する。経路案内処理900では、まず、入力操作
部210から経路案内以外の処理の実行の指示が入力さ
れたかを検査し、入力されている場合には、経路案内処
理を終了する(911)。
【0038】他の処理実行の指示が入力されていない場
合、目的地が既に設定されているかを検査し(90
2)、設定されていない場合は入力操作部210から目
的地を入力する。次に現在位置を現在位置センサ206
で測定する(904)。
【0039】そして、推奨経路が計算済みかや(90
5)、現在位置が計算済みの推奨経路情報上にあるかを
検査し(906)、未計算の場合や現在位置が推奨経路
上に無かった場合には、現在位置から目的地までの推奨
経路を計算し(907)、RAM204に推奨経路を格
納する。そして、現在位置と推奨経路のノード位置との
関係から、案内の出力が必要か否かを判定し(90
8)、案内が必要な場合は表示部208及び音声出力部
209を通じて案内を行う(909)。
【0040】一方、現在位置が計算済みの推奨経路情報
上にある場合には推奨経路の計算は行わずに、現在位置
と推奨経路のノード位置との関係から、案内の出力が必
要か否かを判定し(908)、案内が必要な場合は表示
部208及び音声出力部209を通じて案内を行う(9
09)。
【0041】そして、最後に、目的地に到着したかを検
査し(910)、目的地に到着している場合は経路案内
処理を終了する(912)。目的地に到着していなかっ
た場合は、経路案内処理の最初の処理(901)からの
処理を繰り返す。
【0042】次に、前述した推奨経路の計算処理(90
7)の詳細について説明する。
【0043】本第1実施例では、現在位置から目的地ま
での経路コストの累積が最小となる経路を推奨経路とす
る。経路コストは、経路コスト情報502に基づいて求
める。すなわち、各経路(リンク)について経路コスト
を、当該経路が接続するノ−ドの距離情報606より求
まる経路の距離に応じた値を距離コストとし、これに、
横断条件605より横断コスト表を参照して求まる横断
コストを加えることにより求める。そして、現在位置の
目的地を結ぶ経路の組み合わせのうち、各経路経路コス
トの和が最小となるリンクの組み合わせによって定める
経路を推奨経路とする。
【0044】なお、このようなコストを最小とする最適
経路を求めるアルゴリズムとしては、たとえばグラフ理
論のダイクストラのアルゴリズム(「コンピュータ・ア
ルゴリズム辞典」、奥村晴彦、株式会社技術評論社、p
p.284ー285、1988年5月参照)等が知られ
ている。参考として、図8に、このアルゴリズムを実現
するためのプログラム例を示す。図8において、V,W
はノ−ド表し、Weight(V,W)は、ノ−ドVと
ノ−ドW間の経路のコストを表す。
【0045】このような、ダイクストラのアルゴリズム
を用い、図9に示すようにノードとノードの間の経路コ
スト707を、ノード間の距離と経路の横断コストの和
で定義すると、図10に示すように出発地点を含む全て
のノードにおいて、次にどのノードに向かえば目的地ま
での最短経路となるかを示す、推奨経路矢印808が計
算可能となる。
【0046】次に、表示部208及び音声出力部209
を通じて行う案内(図7の909)の詳細について説明
する。
【0047】まず、音声出力部209を通じて行う案内
について説明する。
【0048】本第1実施例では、音声出力部209を通
じた案内のために、予め、横断コード音声データ対応表
と、音声データをROM205に記憶しておく。
【0049】横断コード音声データ対応表と、音声デー
タの内容を図11に示す。
【0050】横断コード音声データ対応表は、横断コー
ド2801と、これに対応する音声データ2607の先
頭アドレス2802との対応を記述した表であり、音声
データ2607は、音声データ本体2804のデータ長
2803と音声データ本体2804からなる。図11に
は、音声データ2607の上欄に、音声データ本体28
04が表す音声を記述した。
【0051】音声出力部209を通じて行う案内では、
現在位置センサ206からの現在位置情報と、推奨経路
計算結果から、道路の横断の直前に、横断コード音声デ
ータ対応表2606によって音声データ2607から適
切な音声データを選択し、音声出力部209より案内音
声を出力する。
【0052】この処理の手順を図12に示す。
【0053】図12に示す処理では、現在位置センサ2
06からの現在位置より、歩行者がノードに接近してい
るかを検査し(2701)、接近していない場合は音声
案内処理を終了する。ノードに接近している場合は、す
でに該ノードに対しての案内を出力済みか検査し(27
03)、案内を出力していない場合は、該ノードで進行
方向をどのように変えるべきかを案内し(2703)、
該ノードから次ノードへの経路が道路を横断しているか
を検査する(2704)。推奨経路が道路を横断してい
る場合は、この経路の道路横断コードによって横断コー
ド音声データ対応表2606を検索し対応する音声デー
タ2607を得、これに従い、道幅・横断歩道の有無等
を案内する案内音声を決定し(2705)、音声出力を
行う(2706)。このように、本第1実施例では、横
断の直前に適切なタイミングで利用者に横断に関する案
内を行うことができる。
【0054】次に、表示部208を通じて行う案内につ
いて説明する。
【0055】本第1実施例では、表示部208に、色も
しくは明るさの違いによるパタンを描画し、パタンの形
状もしくは動きによって経路案内を行う。
【0056】実施例では、使用者に対して案内を行う際
に、現在位置周辺の道路地図の表示の上に現在位置を表
示した画面表示上に、ストライプ模様3801を描画
し、ストライプの動きによって、進行方向を案内する。
本第1実施例で用いる、ストライプ模様の一実施例を図
13から図16に示す。
【0057】図13は、右折の案内の一例で、ストライ
プ3801が左から右に流れる。図14は左折の案内の
一例で、ストライプ3801が画面の右から左に流れる
ように表示される。図15は直進の案内の一例で、スト
ライプ模様が画面の下から上に流れる。図16は目的地
の到着した際の案内の一例で、輪になったストライプ模
様が同心円上を中心に向かって移動する。このようにす
ることにより、利用者は、画面を一瞥するだけで案内を
読み取ることが可能となる。
【0058】このような表示部208を通じた表示案内
処理は、次のような手順で行う。すなわち、現在位置セ
ンサ206からの現在位置より、歩行者がノードに接近
しているかを検査し、接近していない場合は表示処理を
終了する。ノードに接近している場合は、すでに該ノー
ドに対しての案内を出力済みか検査し、案内を出力して
いない場合は、該ノードで進行方向をどのように変える
べきかを案内する。
【0059】ストライプの表示は、表示部208に備え
られている表示用メモリの内容を、図13〜図16に示
した表示が実現されるように順次書き換えることにより
行う。
【0060】以上のように、本第1実施例によれば、道
路の横断の危険を考慮した目的地までの推奨経路を求め
ることができる。すなわち、道路の横断に対してコスト
を設定し、また使用者がコストを設定可能なため、歩行
者用経路案内装置において、道路の横断の回数が少な
く、また歩行者ごとの特性に合った安全な横断方法を優
先した、安全な経路を案内可能となる。
【0061】ところで、以上の実施例において、不揮発
RAM202上に格納した横断コスト表は、入力操作部
210からの操作により変更できるようにしてもよい。
そして、この場合には、入力操作部210からの操作に
応じて、ROM205内に格納されている不揮発RAM
内の横断コスト表を初期化するための初期化用横断コス
ト表1001によって、随時、不揮発RAM202内の
横断コスト表402を初期化できるようにすることが望
ましい。
【0062】または、図17に示すように、ROM20
5内に、番号付けされた複数の横断コスト表を格納し、
不揮発RAM202上にROM205内に格納された横
断コスト表のうちからどのコスト表を用いるかを決め
る、横断コスト表選択番号を格納する横断コスト表選択
番号格納エリア1101を設けるようにしてもよい。そ
して、入力操作部210からの操作により、横断コスト
表選択番号格納エリア1101の内容を書き換え、推奨
経路を計算する際に用いる横断コスト表を、横断コスト
表選択番号格納エリア1101で指定されているROM
205内の横断コスト表とすることにより、使用する横
断コスト表を切り替えるようにしてもよい。
【0063】または、図18に示すように、ROM20
5内に、番号付けされた複数の初期化用横断コスト表を
格納し、入力操作部210からの操作により、不揮発R
AM202上にROM205内に格納された横断コスト
表のうちの1つを複写するようにしてもよい。このよう
にしても、横断コストを決定する際に使用される横断コ
スト表を入力操作部からの操作で切り替えることを可能
にしている。
【0064】また、以上の説明では、表示、音声によっ
て案内を行ったが、案内は振動におよって行うようにし
てもよい。
【0065】すなわち、図19に示すように、経路案内
装置本体3403に、圧電素子等によって構成した2つ
の振動器3401、3402を接続し、案内内容にした
がって2つの振動器の振動パタンを図20に示すように
変えることで経路案内を行うようにしてもよい。このよ
うにすることにより、利用者は、視覚や聴覚を使わず
に、案内を受け取ることが可能となる。
【0066】また、このような振動器は、案内自体では
なく、利用者の注意を喚起するために用いるようにして
もよい。すなわち、図21に示すように、経路案内装置
に、振動器3601と、使用者に案内を行う必要がある
場合に、振動器3601を振動させるようにする。そし
て、利用者が、入力操作部210の一つとして設けた案
内呈示要求ボタン3604を押したならば、前述したよ
うに、表示部208として設けた液晶画面3602もし
くは音声案内出力装置3503を通じて案内を行うよう
にする。このようにすることにより、利用者が常に、画
面や音声に対して注意する必要がなくなり、聴覚や視覚
を通じた案内必要なときだけ注意を経路案内装置に向け
て案内を受けることが可能になる。
【0067】また、以上の実施例では、横断時の案内と
進行方向の案内を行ったっが、さらに、歩道の有無、ガ
ードレールの有無、横断歩道といったような道路の種類
も併せて音声によって案内するようにしてもよい。
【0068】すなわち、図4のノ−ド情報テ−ブル60
2の各ノ−ドについての情報に、横断条件605と同様
にして、隣接するノ−ドへの経路の歩道の有無、ガード
レールの有無や、道幅や、その経路が横断歩道であるか
や、交通信号機の有無等の属性情報を、隣接するノ−ド
への経路の属性として記述する。属性情報は、属性コー
ドとして格納する。すなわち、個個の属性を図22、図
23に示すように道路種類コード3002と道幅コード
3102に数値化し、道路種類コード3002と道路種
類コード3002の和を、ノ−ド情報テ−ブル602に
属性コ−ドとして記述する。図22は道路の種類300
1を数値化した道路種類コード3002を、図23は道
路の道幅3101を数値化した道幅コード3102を示
したものである。
【0069】また、ROM205には、道路の種類案内
用の音声データと、属性コ−ドと音声データを対応づけ
る音声データ対応表とを記憶しておく。
【0070】図24には、この道路の種類案内用の音声
データの内容を、図25には音声データ対応表を示す。
【0071】図25に示すように音声データ対応表は、
歩行者の移動によって現在位置する経路の属性コードの
変化が、図中の直前の属性コ−ド3201から現在の属
性コ−ド3202に変化したときに、どの音声データに
よって案内を行うかを案内音声情報番号3203によっ
て記述した表である。
【0072】このような各種情報を用いて経路案内装置
のCPU201は、現在位置センサ206から得られた
現在位置情報と道路情報記憶部203に格納された道路
情報の属性コ−ド2901から歩行者の移動による現在
位置する経路の属性コードの変化を検査し、属性コード
が変化した場合は、図25に示された音声データ対応表
3200によって、直前の属性コード3201と現在の
属性コード3202から、出力すべき案内音声の番号3
203を決定し、図24に示した音声データ2904か
ら音声番号に対応する音声データの音声を音声出力部2
09より出力することで、歩道から車道へ歩行者が移動
した場合や、ガードレールがなくなったことなどを歩行
者に知らせる。
【0073】なお、このような属性コ−ド2901に対
しても、横断条件と同様にコストを定義し、これを考慮
した推奨経路の計算を行うようにしてもよい。たとえ
ば、ガ−ドレ−ルがある経路は無い経路に比べコストが
低くなるようにすれば、ガ−ドレ−ルがある経路が優先
される、より安全な推奨経路を求めることができるよう
になる。
【0074】ところで、以上の実施例において、現在位
置センサ206の誤差が道路の幅と同程度で、道路のど
ちら側に歩行者が立っているか現在位置センサだけでは
決定できない場合がある。
【0075】そこで、このような場合には、CPU20
1は方位センサ207で測定した方位と、入力操作部2
10から入力された、使用者から見て道路の車道が前後
左右のどの方向に位置するかという情報から、現在位置
が道路の左右のどちら側にあたるか決定する。
【0076】まず、この現在位置が道路の左右のどちら
側にあたるか決定する処理では、図26に示すように、
北を0°とし、時計周りに1周360°として方位を測
定する。また、図27に示すように、道路の走行方向1
403を道路に平行な2方向(反対向きの2方向)のど
ちらかに定め、道路の走行方向の方位を道路走行方位θ
(1402)とする。そして、道路の右側とは、θ+9
0°方向であるとし、道路の右側とはθー90°方向で
あるとする。
【0077】このようにすると、歩行者から車道を見た
ときの車道の方位を道路方位ρ(1407)としてと、
0≦ρ−θ<180°の場合、歩行者1405は道路の
左側に立っており、180≦ρ−θ<360°の場合、
歩行者1405は道路の右側に立っていると決定でき
る。なお、道路走行方位θ(1402)は、図2の道路
情報記憶部203に格納される道路情報中に定義してお
くようにしてもよい。
【0078】歩行者から車道を見たときの車道の方位を
道路方位ρ(1407)は、歩行者の正面方向の方位ψ
(1501)を方位センサ207により測定し、次に、
歩行者に車道が、図28の区分けにおける前後左右側の
4方向のうちのどの方向にあるかを入力操作部210か
ら入力させることにより求めることができる。すなわ
ち、道路方位ρは歩行者から見た車道の前後左右情報と
正面方向の方位ψから、図29の道路方位計算表の計算
式によって求まる。なお、方位センサ207は、利用者
が、経路案内装置の上部方向(表示部の表面の上の方
向)を進行方向に向けていることを前提として方位を測
定する。
【0079】なお、入力操作部210による歩行者から
見た道路の車道方向に入力は、次のようにして受付ける
ようにしてもよい。すなわち、図30に示すように、入
力操作部210として透明な感触パネルを表示部170
5の表示面上に設け、表示部1705に正面1701、
右1702、左1704、後1703の4つの方向の入
力を促す表示を行い、利用者に道路の車道がある方向に
相当する表示をタッチさせることにより方向の入力を受
付ける。
【0080】以下、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0081】本第2実施例は、利用者の現在位置より推
奨経路上の進行方向について最も近い交通信号機の状態
を検査し、交通信号機の状態によって推奨経路を変更す
るものである。
【0082】図31に、本第2実施例に係る経路案内装
置のハ−ドウェア構成を示す。
【0083】図示するように、本第2実施例に係る経路
案内装置は、先に図2に示した第1実施例に係る経路案
内装置に、時計1802と交通信号機状態受信機180
1を備えた構成を有している。
【0084】また、本第2実施例では、各交通信号機
に、固有の識別番号を有り当てると共に、自身の状態に
ついての情報を無線によって送信する送信機を備える。
そして各交通信号機に、自身の状態についての情報とし
て、自身の識別番号、現在の信号色(赤/青)、信号色
を次に変化させるまでの時刻等を送信させる。交通信号
機状態受信機1801は、このような交通信号機から送
信された情報を無線によって受信するための受信機であ
る。
【0085】また、本第2実施例では、あらかじめ、R
OM205に、図32に示すように修正コスト量α、β
の値を記憶しておく。また、道路情報記憶部203の道
路情報には、先に図4に示したノ−ド情報インデックス
テ−ブル601と、ノ−ド情報テ−ブル602の他に、
ノ−ドと、当該ノ−ドから隣接ノ−ドに向かう進行を規
制する交通信号機の識別番号と、交通信号機が規制する
進行方向にある隣接ノ−ドの対応を記憶しておく。な
お、これらのノ−ドに対応づけられた交通信号機に関す
る情報は、ノ−ド情報インデックステ−ブル601内に
対応するノ−ドに関係づけて記述するようにしてもかま
わない。
【0086】以上のような構成において、本第2実施例
に係る経路案内装置は、入力操作部210から目的地が
入力されると、CPU201は、現在位置センサ206
により現在位置が決定され、現在位置から目的地までの
推奨経路が、道路情報記憶部203に記憶された道路情
報と、不揮発RAM202に記憶された横断コスト表に
よって、先に説明した第1実施例と同様に計算される。
【0087】その後、CPU201は、歩行者がこれか
ら進む推奨経路上で最も近いノードに対応づけられた交
通信号機があり、その交通信号機の状態を交通信号機状
態受信機1801で受信できるかを随時監視する。そし
て、歩行者がこれから進む推奨経路上で最も近いノード
に対応づけられた交通信号機があり、その交通信号機の
状態を交通信号機状態受信機1801で受信できる場合
には、歩行者の現在位置の変化と時計1802から得た
時刻の情報から歩行者の歩行速度を計算し、当該ノード
への到着時刻を予測し、到着時刻における交通信号機の
状態を予測し、交通信号機の状態によって不揮発RAM
202に記憶された修正コスト量に従って、各経路(リ
ンク)の経路コストを修正し、修正された経路コスト情
報から最適経路を計算し直す。
【0088】以下、このような本第2実施例の動作の詳
細について説明する。
【0089】図33に、CPU201が行う処理の流れ
を示す。
【0090】まず、経路案内の指示が入力操作部210
から入力されると、CPU201は経路案内処理900
を実行する。経路案内処理900では、まず、入力操作
部210から経路案内以外の処理の実行の指示が入力さ
れたかを検査し、入力されている場合には、経路案内処
理を終了する(911)。
【0091】他の処理実行の指示が入力されていない場
合、目的地が既に設定されているかを検査し(90
2)、設定されていない場合は入力操作部210から目
的地を入力する(902)。次に現在位置を現在位置セ
ンサ206で測定する(904)。
【0092】そして、交通信号機を考慮した推奨経路の
計算(2000)を実行し、RAM204に推奨経路を
格納する。
【0093】次に、現在位置と推奨経路の関係を検査
し、案内出力が必要であるかの判定を行い(908)、
案内が必要な場合は表示部208及び音声出力部209
を通じて、先の第1実施例と同様に案内を行う(90
9)。
【0094】そして、最後に、目的地に到着したかを検
査し(910)、目的地に到着している場合は経路案内
処理を終了する(912)。目的地に到着していなかっ
た場合は、経路案内処理の最初の処理(901)からの
処理を繰り返す。
【0095】次に、交通信号機を考慮した推奨経路の計
算(図33、2000)処理の詳細について説明する。
【0096】図34に、この処理の詳細な手順を示す。
【0097】図示するように、この処理では、推奨経路
上の次のノードに対応づけられた交通信号機があるかを
検査し(2001)、交通信号機がない場合は、推奨経
路が計算済みか検査し(2007)計算済みの場合は処
理を終了する(2006)。一方、交通信号機がある場
合は、交通信号機状態受信機1801で交通信号機の状
態が受信可能か検査し(2002)受信が不可能であっ
た場合は、推奨経路が計算済みか検査し(2007)計
算済みの場合は処理を終了する(2006)。
【0098】一方、交通信号機の状態が受信可能である
場合は、交通信号機までの距離と現在の速度から交通信
号機が対応づけられたノ−ドに歩行者が到着する時刻を
求め、これと、交通信号機の状態情報から歩行者が次の
ノ−ドに到着する時の交通信号機の状態を予測する(2
003)。
【0099】次に、交通信号機の予測状態が前回の予測
と変化していないか検査をおこない(2004)、同じ
交通信号機に対してすでに状態予測を行っており、前回
の予測状態と今回の予測結果が同じであった場合は処理
を終了する(2006)。交通信号機の予測状態が変
化、もしくは今回が始めての予測であったばあいは、交
通信号機の予測状態に応じて経路のコストを予測状態が
赤信号であればαだけコストを加算し、予測状態が青信
号であった場合はβだけコストを減算する。減算の結
果、経路のコストが負の値になった場合は、経路のコス
トを0に補正する(2005)。
【0100】そして、修正された経路コストに従って推
奨経路を計算し(907)、処理を終了する(200
6)。
【0101】次に、交通信号機の状態を予測する(図3
4、2003)処理の詳細について説明する。
【0102】この予測では、次のノ−ドまでの距離を道
路情報と現在位置センサ206から得られた現在位置か
ら求め、歩行者の歩行速度で割って、次のノ−ドに達す
るまでの時間1904を求める。そして、図35に示す
ように、時間1904を加え、到着予定時刻1903を
求め、交通信号機の状態情報1901と交通信号機到着
予想時刻1903から次ノ−ド到着時の、次ノ−ドか
ら、その次のノ−ドへの進行を規制する交通信号機の状
態を予測する。
【0103】ここで以上のような、本第2実施例に係る
経路案内の処理により行われる推奨経路の計算の具体例
を示しておく。
【0104】いま、交通信号機を考慮しない状態での経
路のコストは先に示した図10と同様になるとする。そ
して、図36に示すように、現在歩行者1405はノー
ド2201に向かっており、ノード2201上側のノ−
ドに向かう進行を規制する交通信号機が、ノード220
1に対応づけられている。
【0105】この交通信号機の状態は受信可能で、歩行
者の直進方向(上側のノ−ドへの方向)の信号が青とな
ることが予想されている。
【0106】このような場合、本第2実施例による処理
により、交通信号機の状態による経路コストが図36に
示す式で表されるので、ROMに記憶しておいた修正コ
スト量α、βの値を代入すると、図37のようになる。
【0107】結果、ノード2101での推奨経路は道に
沿って右折する経路から、真っ直ぐ横断歩道を渡って反
対側の歩道で右折する経路に修正される。
【0108】なお、図36、37に示した場合では、交
通信号機の状態によるコストの修正量を変えることで、
交通信号機が青の場合でも横断歩道を渡らずに、歩道橋
で横断する経路を推奨経路とすることも可能である。
【0109】また、このような、交通信号機の状態によ
るコストの修正は、道路の反対側に必ず渡らなければな
らない場合に、いくつかの横断歩道が選択可能で、それ
ぞれの横断歩道を用いた累積コストが等しい場合に、交
通信号機の状態を考慮することでいずれの横断歩道で渡
るべきかの優先順位を決定することを可能とする効果も
有する。
【0110】以上のように、本第2実施例によれば、交
通信号機の状態を考慮して最適と判断される経路を推奨
経路として案内することができる。交通信号機の状態を
考慮することのメリットとしては、より短い時間で目的
地まで到達することがでいる経路を案内することができ
ることや、信号待ちの不快感を与えない経路を案内する
こおがでいることである。
【0111】なお、本第2実施例において交通信号機の
状態を受信することができない場合には、次のように歩
行者に案内を行うようにしてもよい。
【0112】すなわち、RAM204に推奨経路を記憶
する領域として、次のノードに対応づけられた特定の交
通信号機の状態が青であると仮定して計算した推奨経路
を格納する領域と、次のノードに対応づけられた前記特
定の交通信号機の状態が赤であると仮定して計算した推
奨経路を格納する領域との2つの領域を設ける。
【0113】そして、次のノードからの進行を規制する
交通信号機があることが道路情報記憶部の情報から検知
された場合には、その交通信号機の状態が赤である場合
と青である場合の2通りの推奨経路を計算し、RAM2
04に設けたつの領域にそれぞれ格納する。その後、2
つの推奨経路が信号の状態によって異なるかを判定し、
異なる場合には、音声出力部209もしくは表示部20
8もしくは表示部208と音声出力部209の両方を用
いて、歩行者に対して交通信号機の状態毎の推奨経路を
案内する。これにより、歩行者は交通信号機の状態を自
分で確認して経路を選択することがでいるようになる。
【0114】なお、このような交通信号機の状態毎の推
奨経路を呈示する処理は、交通信号機状態受信部180
1を備えない、たとえば前記第1実施例に係る経路案内
装置において行うようにしてもよい。
【0115】以下、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0116】図38に、本第3実施例に係る経路案内装
置のハ−ドウェア構成を示す。
【0117】図示するように、本第3実施例に係る経路
案内装置は、先に図2に示した経路案内装置に、時計1
802と無線通信装置4201を追加した構成となって
いる。
【0118】本第3実施例に係る経路案内装置の動作
は、前記第1実施例と、ほぼ同様であるが、現在位置の
求め方のみが異なる。
【0119】すなわち、本第3実施例では、図37に示
すように、道路上や建物等に、位置情報無線提供装置4
303を複数設ける。
【0120】そして、無線通信装置4201から、道路
上や建物に備え付けられた位置情報無線提供装置430
3に対して位置情報の送信依頼4302を送る。位置情
報無線提供装置4303は、送信依頼4302を受け取
ると自身の位置の情報を返信する。経路案内装置では、
時計1802によって、位置及び付随情報無線提供装置
からの位置情報4303が帰ってくるまでの時間を測定
し、位置及び付随情報無線提供装置までの距離を計算す
る。そして、計算した距離情報と、受信した位置情報無
線提供装置の位置から、現在位置を求める。
【0121】本実施例によれば、GPS受信機等を用い
ることなしに、正確な現在位置情報を得ることができ
る。
【0122】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。
【0123】本第4実施例に係る経路案内装置のハ−ド
ウェア構成は、図38に示した第3実施例に係る経路案
内装置と同様であるので説明を省略する。
【0124】本第4実施例は、前述した第1、第2、第
3実施例において、道路情報の取り込みを以下のように
行うようにしたものである。
【0125】すなわち、本第4実施例では、各所の交通
信号機等に付随情報無線提供装置を設ける。付随情報無
線提供装置には、自身の周辺の地域の工事状況や、前述
した横断条件や道路の属性情報等を付随情報として記憶
させる。
【0126】このような構成において、経路案内装置4
301は、無線通信装置4201から、最も近い位置及
び付随情報無線提供装置A(4411)に対して、目的
地4413までの経路上の付随情報無線提供装置A、
B、C(4411、4412、4413)からの付随情
報の送信を依頼する送信依頼4401を出力する。
【0127】これを受信した、付随情報無線提供装置A
(4411)は、経路上の次の付随情報無線提供装置B
に対して付随情報無線提供装置B、C(4412、44
13)の付随情報を送信する依頼(4402)を付随情
報無線提供装置B(4412)に送る。同様にして、目
的地の付随情報無線提供装置C(4413)まで付随情
報送信依頼4403が届くと、歩行者用経路案内装置か
ら目的地までの経路を逆に辿り、経路上の位置及び経路
情報無線提供装置が有する付随情報が歩行者用経路案内
装置(4301)まで送られてくる。なお、無線の混信
の問題は各装置への周波数の割当やタイムスロットの割
り当てを異ならせることにより解決できる。
【0128】本第4実施例によれば、また経路上の情報
を動的に取り込み、これを道路情報に反映させること
で、以降の推奨経路計算において、工事中で通ることの
できない道などを検査し、避けることが可能となる。ま
た、あらかじめ、道路の属性情報や横断条件等の全て
を、道路情報として記憶しておく必要がなくなる。
【0129】なお、本第4実施例では、目的地までの付
随情報無線提供装置を経路案内装置が指定したが、経路
案内装置よりは目的地のみを最寄りの付随情報無線提供
装置に指定するようにし、最寄り付随情報無線提供装置
自身において目的地までの経路を探索し目的地までの経
路上の付随情報無線提供装置を決定し、最寄り付随情報
無線提供装置から、目的地までの経路上の付随情報無線
提供装置に付随情報送信依頼を送信するようにしてもよ
い。
【0130】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、歩行者
にとって最適であろうと思われる経路を算出し、これを
推奨経路として歩行者を案内する歩行者用経路案内装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る経路案内装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る経路案内装置のハ−
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例で用いる経路のネットワ−
クを示す図である。
【図4】本発明の第1実施例で用いる道路情報の構成を
示す図である。
【図5】本発明の第1実施例で用いる横断条件を示す図
である。
【図6】本発明の第1実施例で用いる横断条件の記憶の
態様を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る経路案内処理の手順
を示すフロ−チャ−トである。
【図8】最小コスト経路を求めるアルゴリズムの一例を
示した図である。
【図9】本発明の第1実施例に用いる横断コストの適用
例を示す図である。
【図10】本発明の第1実施例により求めた推奨経路例
を示す図である。
【図11】本発明の第1実施例において音声案内のため
に用いる情報を示す図である。
【図12】本発明の第1実施例に係る音声案内処理の手
順を示すフロ−チャ−トである。
【図13】本発明の第1実施例に係る案内表示例を示す
図である。
【図14】本発明の第1実施例に係る案内表示例を示す
図である。
【図15】本発明の第1実施例に係る案内表示例を示す
図である。
【図16】本発明の第1実施例に係る案内表示例を示す
図である。
【図17】本発明の第1実施例に係る横断コスト表の切
り替えを示す図である。
【図18】本発明の第1実施例に係る横断コスト表の切
り替えを示す図である。
【図19】本発明の第1実施例に係る進行方向内用の振
動器を備えた経路案内装置の外観を示す図である。
【図20】本発明の第1実施例に係る振動器を用いた案
内の内容を示す図である。
【図21】本発明の第1実施例に係る注意喚起用の振動
器を備えた経路案内装置の外観を示す図である。
【図22】本発明の第1実施例に係る道路種類と道路種
類コ−ドの対応を示す図である。
【図23】本発明の第1実施例に係る道幅と道幅コ−ド
の対応を示す図である。
【図24】本発明の第1実施例に係る属性の変化と音声
データの対応を示す図である。
【図25】本発明の第1実施例に係る音声データの内容
を示す図である。
【図26】本発明の第1実施例に係る方位の定義を示す
図である。
【図27】本発明の第1実施例に係る道路の右側、左側
の定義を示す図である。
【図28】本発明の第1実施例に係る利用者の前後左右
側の定義を示す図である。
【図29】本発明の第1実施例における進行方位と社増
の方向対応を示す図である。
【図30】本発明の第1実施例において行う利用者の前
後左右側の指定入力を受付けるための表示を示す図であ
る。
【図31】本発明の第2実施例に係る経路案内装置のハ
−ドウェア構成を示すブロック図である。
【図32】本発明の第2実施例で用いる修正コスト量を
示す図である。
【図33】本発明の第2実施例に係る経路案内処理の手
順を示すフロ−チャ−トである。
【図34】本発明の第2実施例に係る推奨経路計算の手
順を示すフロ−チャ−トである。
【図35】本発明の第2実施例において行う到着時間予
測の方法を示すフロ−チャ−トである。
【図36】本発明の第2実施例によるコスト修正のよう
すを示す図である。
【図37】本発明の第2実施例による推奨経路計算結果
の一例を示す図である。
【図38】本発明の第3実施例に係る経路案内装置のハ
−ドウェア構成を示す図である。
【図39】本発明の第3実施例で行う現在位置決定処理
のようすを示す図である。
【図40】本発明の第4実施例で行う付随情報の送受の
ようすを示す図である。
【符号の説明】
101…道路情報格納手段 102…横断コスト決定手段 103…現在位置測定手段 104…目的地入力手段 105…推奨経路推定手段 106…案内手段 201…CPU 202…不揮発RAM 203…道路情報記憶部 204…RAM 205…ROM 206…現在位置センサ 207…方位センサ 208…表示部 209…音声出力部 210…入力操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 武洋 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 角本 繁 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歩行者の現在位置から目的地までの経路を
    求め、求めた経路を歩行者に案内する歩行者用案内装置
    であって、 歩道の地図である歩道地図と、前記歩道地図に含まれる
    少なくとも一部の歩道に対応づけられた、当該歩道によ
    る歩行の環境を特定する情報である歩行条件とを記憶す
    る道路情報記憶手段と、 前記歩行条件を、歩行コストに、当該歩行条件が特定す
    る歩行の環境により予測される歩行の不快度もしくは危
    険度が大きくなるほど歩行コストが大きくなるように変
    換する歩行コスト決定手段と、 歩行者の現在位置から目的地までの経路を、当該経路に
    含まれる各歩道の歩道コストの総和が最小となるように
    前記歩道地図に基づいて求める推奨経路計算手段とを有
    し、かつ、 前記歩道コストは、前記歩行コストを含むように各歩道
    に与えられることを特徴とする歩行者用経路案内装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の歩行者用経路案内装置であ
    って、 前記歩行条件は、前記歩道地図に含まれる歩道のうちの
    車道を横断する歩道に対応づけられた、当該歩道による
    横断の環境を特定する情報であり、 前記歩行コスト決定手段は、前記歩行条件を、歩行コス
    トに、当該歩行条件が特定する横断の環境より予測され
    る横断の危険度が大きくなるほど歩行コストが大きくな
    るように変換することを特徴とする歩行者用経路案内装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の歩行者用経路案内装置であ
    って、 前記歩行条件は、前記歩道地図に含まれる歩道のうちの
    車道を横断する歩道に対応づけられた、当該歩道による
    横断のために設けられている施設、もしくは、歩道によ
    って横断する車道の道幅であり、 前記歩行コスト決定手段は、前記歩行条件を歩行コスト
    に、当該歩行条件が特定する施設、もしくは、道幅より
    予測される横断の危険度が大きくなるほど歩行コストが
    大きくなるように変換することを特徴とする歩行者用経
    路案内装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の歩行者用経路
    案内装置であって、 歩行条件と、当該歩行条件が変換されるべき歩行コスト
    の対応を記述した歩行コスト表を記憶する手段と、 利用者よりの指示に従って前記歩行コスト表の内容を変
    更する手段とを備え、 前記歩行コスト決定手段は、前記歩行条件を、前記歩行
    コスト表に従って、歩行コストに変換することを特徴と
    する歩行者用経路案内装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2または3記載の歩行者用経路
    案内装置であって、 歩行条件と、当該歩行条件が変換されるべき歩行コスト
    の対応を記述した歩行コスト表を複数種記憶する手段
    と、 利用者よりの指示に従って前記複数種の歩行コスト表の
    一つを選択する手段とを備え、 前記歩行コスト決定手段は、前記歩行条件を、選択され
    た歩行コスト表に従って、歩行コストに変換することを
    特徴とする歩行者用経路案内装置。
  6. 【請求項6】歩行者の現在位置から目的地までの経路を
    求め、求めた経路を歩行者に案内する歩行者用案内装置
    であって、 車道を横断する歩道の歩行を規制する交通信号機と歩道
    と地図である歩道地図を記憶する道路情報記憶手段と、 少なくとも現在位置より目的地に到る経路と成りえる経
    路上にある現在位置から見て最先に位置する交通信号機
    の一つより、当該交通信号機の現在の規制内容もしくは
    規制の予定の通知を受信する手段と、 歩行者が、前記通知を受信した交通信号機に向かったと
    した場合に、歩行者が当該信号機に到達するであろう時
    刻の、当該交通信号機の規制内容を、少なくとも前記通
    知の内容と現在位置とに基づいて予測する手段と、 予測した規制内容に従って、当該交通信号機によって歩
    行が規制される歩道に与えられている歩道コストの値を
    修正する手段と、 歩行者の現在位置から目的地までの経路を、当該経路に
    含まれる歩道の歩道コストの総和が最小となるように前
    記歩道地図に基づいて求める推奨経路計算手段とを有す
    ることを特徴とする歩行者用経路案内装置。
  7. 【請求項7】歩行者の現在位置から目的地までの経路を
    求め、求めた経路を歩行者に案内する歩行者用案内装置
    であって、 車道を横断する歩道の歩行を規制する交通信号機と歩道
    と地図である歩道地図を記憶する道路情報記憶手段と、 現在位置より目的地に到る経路と成りえる経路上にある
    現在位置から見て最先に位置する交通信号機によって歩
    行が規制される歩道に与えられている歩道コストの値に
    基づいて、当該歩道に新たに異なる値の2つの歩道コス
    トを与える手段と、 前記2つの歩道コストのそれぞれを用いて、歩行者の現
    在位置から目的地までの経路を、当該経路に含まれる歩
    道の歩道コストの総和が最小となるように、前記歩道地
    図に基づいて、それぞれ求める推奨経路計算手段とを有
    することを特徴とする歩行者用経路案内装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、6または7記載の歩行
    者用経路案内装置であって、 外部の無線送信装置より、少なくとも現在位置から目的
    地までの経路の現在の状況に関する情報を受信する情報
    受信手段を備え、 前記推奨経路計算手段は、さらに受信した情報を考慮し
    て、現在位置から目的地までの推奨経路を求めることを
    特徴とする歩行者用経路案内装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、6または7記載の歩行
    者用経路案内装置であって、 歩行者の現在位置を測定する現在位置測定手段と、 歩行者の現在の進行方向を測定する進行方向測定手段
    と、 歩行者から見た車道の方向を受付ける道路方向受付け手
    段と、 道路方向受付け手段が受付けた車道の方向と、現在位置
    測定手段で測定した現在位置と、進行方向測定手段で測
    定した進行方向から、歩行者が車道の左右のどちら側に
    位置しているかを特定した歩行者の現在位置を決定する
    手段を有することを特徴とする歩行者用経路案内装置。
  10. 【請求項10】請求項3記載の歩行者用経路案内装置で
    あって、 歩行者の現在位置を測定する現在位置測定手段と、 現在位置測定手段が測定した現在位置と、前記推奨経路
    計算手段が計算した推奨経路と、前記道路情報とに基づ
    いて、歩行者が推奨経路に従って車道を横断する前に、
    当該横断に用いる歩道の歩行条件が特定する施設、もし
    くは、道幅を歩行者に案内する案内手段とを有する特徴
    とした歩行者用経路案内装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の歩行者用経路案内装置で
    あって、 歩行者の現在位置を測定する現在位置測定手段と、 現在位置測定手段が測定した現在位置と、前記道路情報
    とによって特定される現在歩行中の歩道の歩行条件が特
    定する歩行の環境、もしくは、当該歩行の環境の変化を
    案内する案内手段を有することを特徴とする歩行者用経
    路案内装置。
  12. 【請求項12】請求項1、2、3、6または7記載の歩
    行者用経路案内装置であって、 形状変化することによって、前記推奨経路計算手段が求
    めた推奨経路に従った経路を歩行者に案内する案内手段
    を有することを特徴とする歩行者用経路案内装置。
  13. 【請求項13】請求項1、2、3、6または7記載の歩
    行者用経路案内装置であって、 音声もしくは表示によって前記推奨経路計算手段が求め
    た推奨経路に従った経路を歩行者に案内する案内手段
    と、 前記案内手段による案内が存在することを、形状変化す
    ることによって、歩行者に伝える形状変化手段とを有す
    ることを特徴とする歩行者用経路案内装置。
  14. 【請求項14】請求項1、2、3、6または7記載の歩
    行者用経路案内装置であって、 表示装置と、前記推奨経路計算手段が求めた推奨経路に
    従った進行方向を、前記表示装置上に表示したパタ−ン
    の動きによって案内する案内手段を有することを特徴と
    する歩行者用経路案内装置。
  15. 【請求項15】歩行者の現在位置から目的地までの経路
    を求め、求めた経路を歩行者に案内する歩行者用案内方
    法であって、 歩道の地図である歩道地図と、前記歩道地図に含まれる
    少なくとも一部の歩道に対応づけられた、当該歩道によ
    る歩行の不快度もしくは危険度が大きくなるほど大きく
    なるように定めた歩行コストを特定する情報とを記憶
    し、 各歩道に、各歩道に対応する前記情報によって特定され
    る歩行コストを含むように歩道コストを与え、 歩行者の現在位置から目的地までの経路を、当該経路に
    含まれる各歩道の歩道コストの総和が最小となるよう
    に、前記歩道地図に基づいて求めることを特徴とする歩
    行者用経路案内装置。
JP922395A 1995-01-24 1995-01-24 歩行者用経路案内装置 Pending JPH08202982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP922395A JPH08202982A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 歩行者用経路案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP922395A JPH08202982A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 歩行者用経路案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08202982A true JPH08202982A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11714433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP922395A Pending JPH08202982A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 歩行者用経路案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08202982A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001843A1 (fr) * 1996-07-09 1998-01-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme d'information sur la circulation pietonne, dispositif a memoire dudit systeme et processeur de donnees de circulation pietonne
JP2002296068A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーションシステム及びナビゲーション用プログラム
JP2003021525A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Zenrin Co Ltd 経路探索用電子地図データ
WO2004092679A1 (ja) * 2003-04-17 2004-10-28 Navitime Japan Co., Ltd. 歩行者ナビゲーション装置、歩行者ナビゲーションシステム、歩行者ナビゲーション方法及びプログラム
WO2005108926A1 (ja) * 2004-05-12 2005-11-17 Takashi Yoshimine 情報処理装置、携帯機器及び情報処理方法
JP2007513323A (ja) * 2003-11-03 2007-05-24 ネイダーランゼ、オルガニザティー、ボー、トゥーゲパストナトゥールウェテンシャッペルーク、オンダーツォーク、ティーエヌオー スクリーンを使用して方向を指示する方法および装置とその装置を装備した車両
DE102007050021A1 (de) * 2007-10-17 2009-04-23 Navigon Ag Verfahren zum Betrieb eines Navigationssystems
JP2009250891A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Denso Corp 駐車場案内装置
JP2009294153A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Zenrin Co Ltd 経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラムおよび地図データ
US7778863B2 (en) 2005-02-09 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for customer behavior movement frequency prediction in a store
JP2011202974A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Zenrin Co Ltd 経路探索装置
JP2013024811A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション方法、および、プログラム
WO2013046390A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 パイオニア株式会社 位置情報出力装置、位置情報出力方法、位置情報出力プログラムおよび位置情報出力プログラムを格納した記録媒体
EP2372305A3 (en) * 2010-03-30 2013-08-21 HERE Global B.V. Method of operating a navigation system to provide a pedestrian route
JP2014115147A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Navitime Japan Co Ltd 情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、および、プログラム
US9086296B2 (en) 2008-12-09 2015-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Path information providing server, method of providing path information, and terminal
JP2016042103A (ja) * 2015-12-14 2016-03-31 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理方法
CN106092109A (zh) * 2016-05-30 2016-11-09 清华大学 一种电子地图高效寻路的道路连接逻辑化方法及应用
US10830597B2 (en) 2017-11-02 2020-11-10 International Business Machines Corporation Smart city crosswalk and traffic navigation system
KR20210060888A (ko) * 2019-11-19 2021-05-27 김하연 제어된 교통신호정보를 이용한 보행자 교통정보 제공 시스템 및 그 방법
KR20220116648A (ko) * 2021-02-15 2022-08-23 (주)지비솔루션 표지병을 활용한 길 안내시스템

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998001843A1 (fr) * 1996-07-09 1998-01-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme d'information sur la circulation pietonne, dispositif a memoire dudit systeme et processeur de donnees de circulation pietonne
US6119065A (en) * 1996-07-09 2000-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Pedestrian information providing system, storage unit for the same, and pedestrian information processing unit
JP2002296068A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーションシステム及びナビゲーション用プログラム
JP4707860B2 (ja) * 2001-03-30 2011-06-22 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ナビゲーションシステム、ナビゲーションシステムの経路算出方法及びナビゲーション用プログラム
JP2003021525A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Zenrin Co Ltd 経路探索用電子地図データ
WO2004092679A1 (ja) * 2003-04-17 2004-10-28 Navitime Japan Co., Ltd. 歩行者ナビゲーション装置、歩行者ナビゲーションシステム、歩行者ナビゲーション方法及びプログラム
US7539576B2 (en) 2003-04-17 2009-05-26 Navitime Japan Co., Ltd. Pedestrian navigation device, pedestrian navigation system, pedestrian navigation method and program
JP2007513323A (ja) * 2003-11-03 2007-05-24 ネイダーランゼ、オルガニザティー、ボー、トゥーゲパストナトゥールウェテンシャッペルーク、オンダーツォーク、ティーエヌオー スクリーンを使用して方向を指示する方法および装置とその装置を装備した車両
WO2005108926A1 (ja) * 2004-05-12 2005-11-17 Takashi Yoshimine 情報処理装置、携帯機器及び情報処理方法
US7546204B2 (en) 2004-05-12 2009-06-09 Takashi Yoshimine Information processor, portable apparatus and information processing method
US7778863B2 (en) 2005-02-09 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for customer behavior movement frequency prediction in a store
DE102007050021A1 (de) * 2007-10-17 2009-04-23 Navigon Ag Verfahren zum Betrieb eines Navigationssystems
JP2009250891A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Denso Corp 駐車場案内装置
JP2009294153A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Zenrin Co Ltd 経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラムおよび地図データ
US9086296B2 (en) 2008-12-09 2015-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Path information providing server, method of providing path information, and terminal
JP2011202974A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Zenrin Co Ltd 経路探索装置
EP2372305A3 (en) * 2010-03-30 2013-08-21 HERE Global B.V. Method of operating a navigation system to provide a pedestrian route
US9217648B2 (en) 2010-03-30 2015-12-22 Here Global B.V. Method of operating a navigation system to provide a pedestrian route
JP2013024811A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション方法、および、プログラム
WO2013046390A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 パイオニア株式会社 位置情報出力装置、位置情報出力方法、位置情報出力プログラムおよび位置情報出力プログラムを格納した記録媒体
JP2014115147A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Navitime Japan Co Ltd 情報提供システム、情報提供サーバ、情報提供方法、および、プログラム
JP2016042103A (ja) * 2015-12-14 2016-03-31 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理方法
CN106092109A (zh) * 2016-05-30 2016-11-09 清华大学 一种电子地图高效寻路的道路连接逻辑化方法及应用
US10830597B2 (en) 2017-11-02 2020-11-10 International Business Machines Corporation Smart city crosswalk and traffic navigation system
KR20210060888A (ko) * 2019-11-19 2021-05-27 김하연 제어된 교통신호정보를 이용한 보행자 교통정보 제공 시스템 및 그 방법
KR20220116648A (ko) * 2021-02-15 2022-08-23 (주)지비솔루션 표지병을 활용한 길 안내시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08202982A (ja) 歩行者用経路案内装置
JP6369028B2 (ja) 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム
JP6269210B2 (ja) 経路探索システム、経路探索方法及びコンピュータプログラム
JP6287264B2 (ja) 経路案内システム、経路案内方法及びコンピュータプログラム
US7194356B2 (en) Route search method in navigation system
US6662105B1 (en) Navigation device and method of use having two separate route searching devices
US7376509B2 (en) Travel time calculating method and traffic information display method for a navigation device
JP6273864B2 (ja) 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
CA2167636C (en) Incremental route calculation
US8965683B2 (en) Vehicle navigation system
JP2015175824A (ja) 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
JP6269105B2 (ja) 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
JP6303540B2 (ja) 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
US20170052036A1 (en) Movement guidance device and movement guidance method
WO2017217377A1 (ja) 信号制御装置、交通制御システム、信号制御方法および記録媒体
JP2015141054A (ja) 経路案内システム、経路案内方法及びコンピュータプログラム
JP2011099815A (ja) ナビゲーション装置及び車線案内方法
JP2017198495A (ja) 経路探索方法および経路探索装置
WO2007105582A1 (ja) 移動経路探索装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、案内誘導装置
CN110567479B (zh) 一种考虑拥堵中换道的最短路径获取方法
JP2007322304A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法
JP3376748B2 (ja) 車両用経路誘導方法
US20230375347A1 (en) Driving assistance device and computer program
KR102197199B1 (ko) 교차로 회전 통행 속도를 산출하여 교통 정보를 생성하는 방법
JP2006071500A (ja) ナビゲーション装置