JP2016072875A - 位置表示システム及び位置表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置情報の共有による利便性を向上させる。【解決手段】位置表示システムは、互いに音声通信を行う第1端末装置と第2端末装置との2つの端末装置と、サーバと、を備える。サーバは、第1端末装置の位置を示す第1位置情報と、第2端末装置の位置を示す第2位置情報とを第1端末装置から受信し、第1位置情報と第2位置情報とに基づいて、第1端末装置の位置を示す第1アイコンと第2端末装置の位置を示す第2アイコンとを地図画像に重ねた画像を示す表示画像情報を生成し、表示画像情報を第1端末装置に送信する。第1端末装置は、自装置の位置を示す第1位置情報を取得し、自装置と音声通信中の第2端末装置から、第2位置情報を取得し、第1位置情報と第2位置情報とをサーバに送信し、第1位置情報と第2位置情報とに応じてサーバから送信された表示画像情報を取得し、表示画像情報に基づいて画像を表示する。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、位置表示システム及び位置表示方法に関する。
従来、通信相手の位置と自己の位置とを共に地図上に表示させることが考えられている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−28898号公報
上述したような通信相手の位置情報と自己の位置情報との共有を、例えば、音声通信と同時に行えるようにすることにより、利便性の向上が期待できる。具体的には、位置情報の共有と音声通信とを同時に行うことにより、通話相手の位置を確認しながら音声で道案内を行ったり、行き先を指示したりすることが可能となる。しかしながら、上述したような技術では、通話中に位置情報を共有することは考えられてこなかった。
本発明は、位置情報の共有による利便性を向上させることができる位置表示システム及び位置表示方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、互いに音声通信を行う第1端末装置と第2端末装置との2つの端末装置と、サーバと、を備える位置表示システムであって、前記サーバは、前記第1端末装置の位置を示す第1位置情報と、前記第2端末装置の位置を示す第2位置情報とを前記第1端末装置から受信するサーバ側受信部と、前記サーバ側受信部が受信した前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置の位置を示す第1アイコンと前記第2端末装置の位置を示す第2アイコンとを地図画像に重ねた画像を示す表示画像情報を生成する生成部と、前記生成部が生成した表示画像情報を前記第1端末装置に送信するサーバ側送信部と、を備え、前記第1端末装置は、自装置の位置を示す第1位置情報を取得する第1位置取得部と、自装置と音声通信中の前記第2端末装置から、前記第2位置情報を取得する第2位置取得部と、前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とを前記サーバに送信し、送信した前記第1位置情報と前記第2位置情報とに応じて前記サーバから送信された前記表示画像情報を取得する表示画像取得部と、前記表示画像取得部が取得する表示画像情報に基づいて画像を表示する表示部と、を備えることを特徴とする位置表示システムである。
また、本発明の一実施形態の位置表示システムにおいて、前記第1端末装置は、前記第2端末装置の電話番号と、前記第2端末装置とセションを構築するためのセション構築識別情報とを対応付けて記憶する記憶部から、前記第2端末装置の電話番号に対応するセション構築識別情報を取得するセション構築識別情報取得部と、前記セション構築識別情報取得部が取得する前記セション構築識別情報に基づいて、前記第2端末装置との間のセションを構築するセション構築部と、を備え、前記第2位置取得部は、前記セション構築部が構築する前記セションを介して前記第2位置情報を取得することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態の位置表示システムにおいて、前記第1端末装置は、自装置の位置を指定する操作を受け付ける操作受付部、を備え、前記第1位置取得部は、前記操作受付部が受け付けた操作に基づいて前記第1位置情報を取得することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態の位置表示システムにおいて、前記操作受付部は、前記表示画像取得部による前記第1位置情報と前記第2位置情報との送信の頻度を示す操作を受け付け、前記表示画像取得部は、前記操作受付部が受け付けた前記第1位置情報と前記第2位置情報との送信の頻度を示す操作に基づいて、前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とを前記サーバに送信することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態の位置表示システムにおいて、前記生成部は、前記サーバ側受信部が受信する前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置と前記第2端末装置との間の距離に応じた縮尺の地図画像に、前記第1アイコンと前記第2アイコンとを重ねた画像を示す前記表示画像情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態の位置表示システムにおいて、前記生成部は、前記サーバ側受信部が受信する前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置と前記第2端末装置との中間地点を中心位置とした地図画像に、前記第1アイコンと前記第2アイコンとを重ねた画像を示す前記表示画像情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態は、互いに音声通信を行う第1端末装置と第2端末装置との2つの端末装置と、サーバと、を備える位置表示システムにおける位置表示方法であって、前記第1端末装置が、自装置の位置を示す第1位置情報を取得する第1位置取得ステップと、前記第1端末装置が、自装置と音声通信中の前記第2端末装置から、前記第2端末装置の位置を示す第2位置情報を取得する第2位置取得ステップと、前記第1端末装置が、前記第1位置取得ステップにおいて取得した第1位置情報と、前記第2位置取得ステップにおいて取得した前記第2位置情報とを前記サーバに送信する位置送信ステップと、前記サーバが、前記第1位置情報と、前記第2端末装置の位置を示す第2位置情報とを前記第1端末装置から受信する位置受信ステップと、前記サーバが、前記位置受信ステップにおいて受信した前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置の位置を示す第1アイコンと前記第2端末装置の位置を示す第2アイコンとを地図画像に重ねた画像を示す表示画像情報を生成する生成ステップと、前記サーバが、前記生成ステップにおいて生成した表示画像情報を前記第1端末装置に送信する表示画像送信ステップと、前記第1端末装置が、前記サーバから送信された前記表示画像情報を取得する表示画像取得ステップと、前記第1端末装置が、前記表示画像取得ステップにおいて取得した表示画像情報に基づいて画像を表示する表示ステップと、を含むことを特徴とする位置表示方法である。
本発明によれば、位置情報の共有による利便性を向上させることができる位置表示システムを提供できる。
本実施形態の端末装置の構成の一例を示す模式図である。 本実施形態の端末装置の表示部に表示される共有メニューボタンの一例を示す模式図である。 本実施形態の位置表示システムが提供する情報共有機能の概要の一例を示す模式図である。 本実施形態の位置表示システムが提供する位置情報共有機能の選択操作の一例を示す模式図である。 本実施形態の位置表示システムが提供する位置情報共有機能の選択操作の一例を示す第1の模式図である。 本実施形態の位置表示システムが提供する位置情報共有機能の選択操作の一例を示す第2の模式図である。 本実施形態の位置表示システムの構成の一例を示す概要図である。 本実施形態のRMSサーバが記憶するレジストレーション情報の一例を示す表である。 本実施形態の第1の位置情報共有方法の概要を示す模式図である。 本実施形態の第2の位置情報共有方法の概要を示す模式図である。 本実施形態の第3の位置情報共有方法の概要を示す模式図である。 本実施形態の第1の位置情報共有方法における位置表示システムの動作手順の一例を示す流れ図である。 本実施形態の第3の位置情報共有方法における位置表示システムの動作手順の一例を示す流れ図である。
[実施形態]
以下、図を参照して本実施形態による位置表示システム1の実施形態について説明する。
本実施形態の位置表示システム1は、複数の端末装置10の間における位置情報共有機能を含む情報共有機能を提供する。ここでいう端末装置10とは、音声や文字により装置間で相互に通信が可能な通信装置であり、例えば、携帯電話やスマートフォンである。この端末装置10は、音声情報と、位置情報と、画像情報とを同一の回線で送受信可能な、高速データ通信回線に接続が可能である。この高速データ通信回線とは、例えば、LTE(Long Term Evolution)通信網である。この高速データ通信回線は、画像や文字などのデジタル情報の送受信に加えて、音声通話を可能にするサービス(VoLTE;Voice over LTE)を提供する。
この情報共有機能とは、複数の端末装置10の間において、画像情報又は音声情報を共有する機能である。より具体的には、ある端末装置10は、他の端末装置10に対して、画像情報又は音声情報を送信する。これにより、位置表示システム1は、送信側の端末装置10に表示されている画像、又は再生されている音声を、受信側の端末装置10に表示又は再生させる。また、位置表示システム1は、ある端末装置10から他の端末装置10に対する一方向の情報共有機能のみならず、端末装置10間の双方向の情報共有機能を提供する。
また、位置情報共有機能とは、相互に通信を行っている複数の端末装置10の間で、各端末装置10の位置を示す位置情報を共有する機能である。つまり、各端末装置10は、それぞれ、自装置の位置情報を送信し、通信相手の位置情報を受信する。本実施形態において、位置情報共有機能は、端末装置10の表示部100(図1を参照)に、位置情報共有画像を表示することにより提供される。
ここで、位置情報共有画像とは、位置情報を共有する2つの端末装置10の位置を示す2つのアイコンを、地図画像に重ねた画像である。換言すると、位置情報共有画像とは、相互に通信を行っている複数の端末装置10の位置を、地図により示す画像である。
また、端末装置10は、この位置情報共有機能を音声通信と同時に提供する。具体的には、位置表示システム1において、通話中の2つの端末装置10は、それぞれ、自装置の位置を示すアイコンと、通話相手の位置を示すアイコンとを、地図画像に重ねた位置情報共有画像を自装置の表示部100に表示する。これにより、位置表示システム1は、位置情報の共有を向上させることができる。
なお、位置情報とは、端末装置10の現在位置や、ユーザが指定した位置などの、ある位置を示す情報である。以下においては、一例として、この位置情報が端末装置10の現在位置を示す情報である場合について説明する。
位置情報には、端末装置10の現在位置を示す情報が含まれている。この現在位置を示す情報には、例えば、経度、緯度、標高、端末装置10の方向・方角が含まれる。なお、端末装置10の現在位置が、例えば、建物の中である場合には、この位置情報には、建物の名称、現在位置の階数(フロア名)、建物内の部屋の名称などが含まれていてもよい。また、端末装置10の現在位置が、例えば、劇場や映画館、スポーツの試合会場の中である場合には、この位置情報には、座席の位置、座席の記号番号、座席の種類(例えば、指定席や自由席)などが含まれていてもよい。
この位置表示システム1には、複数の端末装置10が含まれる。以下の説明において、複数の端末装置10のそれぞれを区別する場合には、例えば、端末装置10−1、端末装置10−2と記載する。また、以下の説明において、これら複数の端末装置10のそれぞれを区別しない場合には、単に端末装置10と記載する。この端末装置10の構成について図1を参照して説明する。
[端末装置の構成]
図1は、本実施形態の端末装置10の構成の一例を示す模式図である。端末装置10は、表示部100と、操作検出部110と、音再生部130と、収音部140と、通信部150と、制御部160とを備えている。
表示部100は、液晶ディスプレイを備えており、文字や写真などの画像を表示する。この表示部100が表示する画像には、着信を待ち受けている場合に表示される待ち受け画像、端末装置において動作するアプリケーションが提供するアプリ画像、端末装置が提供する各種の機能をユーザが選択するためのメニュー画像などが含まれる。
このアプリ画像には、電話(音声通信)アプリケーションが提供するダイヤラ画像、氏名や電話番号、メールアドレスを管理するアドレス帳アプリケーションが提供するアドレス帳の画像が含まれる。また、このアプリ画像には、動画再生アプリケーションが提供する動画像、ウェブブラウザアプリケーションが提供するウェブ画像、地図アプリケーションが提供する地図画像、写真アルバムアプリケーションが提供する写真の画像が含まれる。また、このアプリ画像には、電子メールアプリケーションが提供するメール文面の画像や、テキストチャットアプリケーションが提供するチャットの画像など、種々の画像が含まれる。
また、表示部100が表示するメニュー画像のうち、情報共有機能を選択するためのメニュー画像を、特に情報共有メニュー画像という。また、この情報共有メニュー画像を、共有メニューボール画像、又は共有メニューボタン画像ともいう。ここで、メニューには、情報共有メニューの他に、種々のメニューが含まれる。例えば、メニューには、音声認識メニューが含まれる。この音声認識メニューとは、音声認識機能を選択するメニューである。この音声認識機能とは、端末装置10が音声を認識して、この認識した音声に対応するキーワードを抽出する機能である。端末装置10は、抽出されたキーワードを検索エンジン等に出力することによって、キーワードに関連するウェブページを表示する。また、端末装置10は、抽出されたキーワードを検索エンジン等に出力することによって得られた、店舗の情報などの検索結果を表示する。なお、ここに示したメニューは一例であってこれに限られない。メニューによって選択される機能には、音声通話中に利用できる機能であれば、あらゆる機能が含まれる。また、以下の説明において、この共有機能ボール画像を、単に「共有メニューボール」ともいい、共有メニューボタン画像を、単に「共有メニューボタン」ともいう。この共有メニューボタンの一例を図2に示す。
図2は、端末装置10の表示部100に表示される共有メニューボタンの一例を示す模式図である。この一例において、共有メニューボタンの画像PMBは、表示部100の任意の位置に、アプリ画像PAPと重ねるようにして表示される。
図1に戻り、操作検出部110は、表示部100を覆う透明なタッチパネルセンサを備えており、ユーザの操作を検出する。ユーザの操作には、様々な種類がある。操作の種類の一例には、タップ操作と、ドラッグ操作と、ピンチ操作とがある。タップ操作とは、ユーザが、タッチパネルのある位置に指を触れた後、すぐに指を離す操作である。ドラッグ操作とは、ユーザが、タッチパネルに触れた指を、タッチパネルに触れた状態のままある方向に移動させる操作である。ピンチ操作とは、ユーザが、タッチパネルに触れた2本の指の間隔を変化させる操作である。また、タップ操作には、1回だけ触れるシングルタップ操作と、シングルタップ操作をすばやく2回繰り返すダブルタップ操作とが含まれる。また、ドラッグ操作には、移動速度がドラッグ操作に比べて速いスワイプ操作と、さらに速いフリック操作とが含まれる。また、ピンチ操作には、タッチパネルに触れた2本の指の間隔を広げるピンチアウト操作と、タッチパネルに触れた2本の指の間隔を狭めるピンチイン操作とが含まれる。
なお、ここでは、ユーザが、指によってタッチパネルセンサに触れることにより操作する場合を一例にして説明したが、これに限られない。例えば、ユーザは、指に代えて、操作用の指示棒などを用いて操作してもよい。すなわち、操作検出部110は、指や、指以外の物体(例えば、指示棒)による操作を、ユーザの操作として検出する。
音再生部130は、スピーカを備えており、入力される音情報に基づく音を再生する。この音再生部130は、耳あて通話用スピーカ131と、スピーカモード用スピーカ132とを備えている。耳あて通話用スピーカ131は、端末装置10をユーザの耳に当てて通話する場合に用いられる。スピーカモード用スピーカ132は、端末装置10を耳から話した状態で音を再生する場合に用いられる。端末装置10をユーザの耳に当てて通話する場合を、耳あてモード、又は通常通話モードとも称する。また、端末装置10を耳から話した状態で音を再生する場合を、ハンズフリーモード、スピーカフォンモード、又はスピーカモードとも称する。
なお、端末装置10は、耳あてモードと、スピーカモードとを切り替えるための近接センサ133を備えていてもよい。この近接センサ133は、何らかの物体(例えば、ユーザの耳)が端末装置10に近接しているか否かを検出する。この近接センサ133を備える場合において、物体が端末装置10に近接していることを近接センサ133が検出した場合には、端末装置10は、耳あてモードに切換える。また、物体が端末装置10に近接していないことを近接センサ133が検出した場合には、端末装置10は、スピーカモードに切換える。
収音部140は、マイクを備えており、端末装置10の周囲の音を収音して、収音した音を音情報に変換する。この端末装置10の周囲の音には、端末装置10の周囲の雑音、ユーザが通話のために発音している音、及び音再生部130のスピーカが発音している音が含まれる。すなわち、収音部140は、端末装置10の周囲の雑音や、通話中のユーザの声、端末装置10のスピーカが発している音など、種々の音を収音する。
通信部150は、通信制御用IC(Integrated Circuit)を備え、他の装置との通信を行う。端末装置10は、この通信部150による通信動作によって、他の装置と通信を行う。以下の説明において、通信部150の構成及び動作の説明は省略する。
制御部160は、CPU(Central Processing Unit)を備え、端末装置10が備える各部を制御する。端末装置10は、この制御部160による各部の制御によって、表示部100への表示、操作検出部110による操作の検出、通信部150による他の装置との通信等の動作を行う。以下の説明において、制御部160の構成及び動作の説明は省略する。
[情報共有機能の概要]
次に、位置表示システム1が提供する情報共有機能の概要について図3を参照して説明する。
図3は、位置表示システム1が提供する情報共有機能の概要の一例を示す模式図である。位置表示システム1が提供する情報共有機能には、一例として、表示中の画像を共有する機能、手書き画像を共有する機能、及び位置情報を共有する機能がある。
表示中の画像を共有する機能による表示画像の一例を、図3(A)に示す。手書き画像を共有する機能による表示画像の一例を、図3(B)に示す。位置情報を共有する機能による表示画像の一例を、図3(C)に示す。
これらの情報共有機能は、端末装置10上で動作する情報共有機能アプリケーションによって提供される。以下の説明において、この情報共有機能アプリケーションを、情報共有アプリケーションAP1とも記載する。情報共有アプリケーションAP1は、端末装置10内の基本ソフトウエア、及び他のアプリケーションと連携して動作することにより、情報共有機能を提供する。
ここで、情報共有アプリケーションAP1が連携する端末装置10内の基本ソフトウエアには、端末装置10が他の装置と通信を行うための通信ソフトウエアが含まれる。また、情報共有アプリケーションAP1が連携する端末装置10内の他のアプリケーションには、基本アドレス帳アプリケーションAP2と、画像共有用アドレス帳アプリケーションAP3とが含まれる。
基本アドレス帳アプリケーションAP2とは、通信相手のサムネイル画像、氏名、ニックネーム、電話番号、メールアドレスなどを記憶するアプリケーションである。ここで、サムネイル画像とは、端末装置10のユーザにより登録された画像であり、例えば、通信相手の顔写真、キャラクタ画像などである。すなわち、基本アドレス帳アプリケーションAP2は、端末装置10が、情報共有機能に対応しているか否かにかかわらず、端末装置10の基本機能として備えるアプリケーションである。ここで、端末装置10が情報共有機能に対応している場合とは、端末装置10が情報共有機能を提供するアプリケーションをインストールしている場合をいう。また、端末装置10が情報共有機能に対応していない場合とは、端末装置10が情報共有機能を提供するアプリケーションをインストールしていない場合をいう。
また、画像共有用アドレス帳アプリケーションAP3とは、画像共有のために使用される操作ボタンなどを表示するアプリケーションである。この画像共有用アドレス帳アプリケーションAP3は、端末装置10を操作するユーザが情報共有機能を利用しやすくするため、種々の操作画像を表示する。この画像共有用アドレス帳アプリケーションAP3は、情報共有機能を提供するアプリケーションである。
ここで、情報共有機能を説明するにあたり、本実施形態の説明中における端末装置10の表記の方法について説明する。端末装置10の動作状態には、次の2つの区別がある。
第1の区別は、情報共有を要求する側の端末装置10と、情報共有を要求される側の端末装置10との区別である。以下の説明において、複数の端末装置10のうち、情報共有を要求する側の端末装置10を、要求側の端末装置10とも記載し、情報共有を要求される側の端末装置10を、被要求側の端末装置10とも記載する。要求側の端末装置10は、被要求側の端末装置10に対して、情報共有の要求を行う。被要求側の端末装置10は、要求側の端末装置10から情報共有の要求があった場合に、その要求を承諾することにより、要求側の端末装置10との情報共有を開始する。なお、以下の説明において、複数の端末装置10のうち、要求側の端末装置10を、端末装置10−1とも記載し、被要求側の端末装置10を、端末装置10−2とも記載する。
第2の区別は、情報共有対象の情報を発信する側の端末装置10と、情報共有対象の情報を受信する側の端末装置10との区別である。以下の説明において、複数の端末装置10のうち、情報共有対象の情報を発信する側の端末装置10を、情報発信側の端末装置10又は端末装置10−Sとも記載する。また、情報共有対象の情報を受信する側の端末装置10を、情報受信側の端末装置10、又は端末装置10−Rとも記載する。
なお、要求側の端末装置10と、被要求側の端末装置10とのうち、いずれが情報共有対象の情報を発信し、いずれがこの情報を受信するのかは、各情報共有機能間の機能の違いや、端末装置10の動作状態などに依存する。すなわち、この位置表示システム1においては、要求側の端末装置10が情報共有対象の情報を発信する場合と、被要求側の端末装置10が情報共有対象の情報を発信する場合とがある。
また、以下の説明において、上述した第1の区別及び第2の区別を組み合わせて、端末装置10について説明する場合がある。この場合、要求側かつ情報発信側の端末装置10を、端末装置10−1Sとも記載する。要求側かつ情報受信側の端末装置10を、端末装置10−1Rとも記載する。被要求側かつ情報発信側の端末装置10を、端末装置10−2Sとも記載する。被要求側かつ情報受信側の端末装置10を、端末装置10−2Rとも記載する。
[情報共有機能1:表示中の画像の共有(表示画面共有機能)]
次に、図3を参照して、各情報共有機能の概要について説明する。位置表示システム1が提供する情報共有機能のうち、まず、表示中の画像の共有(表示画面共有機能)について説明する。
位置表示システム1は、表示画面共有機能を提供する。この表示画面共有機能とは、端末装置10の表示部100に表示されている画像P1を、他の端末装置10の表示部100に画像P2として表示させることにより、端末装置10の間において画像を共有する機能である。この表示画面共有機能により端末装置10に表示される画面の一例を図3(A)に示す。ここでいう表示部100に表示されている画像には、上述した待ち受け画像、アプリ画像、及び、メニュー画像が含まれる。
ある端末装置10−1において、この表示画面共有機能が選択されると、位置表示システム1は、この端末装置10−1の表示部100に表示されている画像P1を、共有先である他の端末装置10−2の表示部100に画像P2として表示させる。
この表示画面共有機能の具体例について説明する。例えば、端末装置10−1において、写真アルバムアプリケーションが起動されており、この写真アルバムアプリケーションが写真の画像(図3(A)に示す画像P1)を表示部100に表示している場合について説明する。この場合、位置表示システム1は、端末装置10−1の表示部100に表示されている写真の画像P1を、共有先である他の端末装置10−2の表示部100に画像P2として表示させる。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの表示部100に、同一の写真の画像P1が表示されることにより、写真の画像P1が共有される。
次に、表示画面共有機能の他の具体例について説明する。例えば、端末装置10−1において、動画アプリケーションが起動されており、この動画アプリケーションが音声付の動画像を表示部100に表示している場合について説明する。この場合、位置表示システム1は、端末装置10−1の表示部100に表示されている動画像を、共有先である他の端末装置10−2の表示部100に表示させる。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの表示部100に、同一の動画像が表示されることにより、動画像が共有される。また、画像の共有と同時に位置表示システム1は、端末装置10−1の音再生部130から再生されている音を、共有先である他の端末装置10−2の音再生部130から再生させる。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの音再生部130から、同一の音が再生されることにより、動画像に付されている音声が共有される。このようにして、2台の端末装置10間において、音声付の動画像が共有される。すなわち、位置表示システム1によれば、画像情報と音情報とのいずれの情報も共有が可能である。
[情報共有機能2:手書き画像の共有(手書き共有機能)]
次に、位置表示システム1が提供する情報共有機能のうち、手書き画像の共有(手書き共有機能)について、図3(B)を参照して説明する。
位置表示システム1は、手書き図形の画像を共有する手書き共有機能を提供する。ここで、手書き図形の画像とは、端末装置10の操作検出部110を指などでドラッグ操作することにより、表示部100に表示されたドラッグ操作の軌跡の画像である。すなわち、手書き共有機能とは、端末装置10の操作検出部110を指などでドラッグ操作して表示部100に表示された手書きの図形の画像P3を、他の端末装置10の表示部100に画像P4として表示させることにより、端末装置10の間において画像を共有する機能である。
この手書き共有機能の具体例について説明する。例えば、端末装置10−1において、手書きツールアプリケーションが起動されており、この手書きツールアプリケーションが手書き図形の画像(図3(B)に示す画像P3)を表示部100に表示している場合について説明する。この場合、位置表示システム1は、端末装置10−1の表示部100に表示されている手書き図形の画像P3を、共有先である他の端末装置10−2の表示部100に画像P4として表示させる。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの表示部100に、同一の手書き図形の画像が表示されることにより、手書き図形の画像が共有される。
[画像のレイヤ表示]
なお、端末装置10の表示部100は、写真アルバムアプリケーションが表示する写真(例えば、図3(B)の画像P5)と、手書きツールアプリケーションが表示する手書き図形の画像(例えば、図3(B)の画像P3)とを重ねて表示することができる。すなわち、端末装置10の表示部100は、複数の画像を積層させて表示することができる。この場合、表示部100は、アプリケーションごとに設定されているレイヤによって、画像を表示する。このレイヤとは、積層されて表示される画像の論理的な階層である。例えば、表示部100は、下位のレイヤである第1のレイヤに画像P5を、第1のレイヤよりも上位のレイヤである第2のレイヤに画像P3を、それぞれ表示する。ここで、上位のレイヤとは、積層された複数のレイヤのうち、手前側(ユーザに近い側)に画像を表示するレイヤである。また、下位のレイヤとは、積層された複数のレイヤのうち、奥側(ユーザから遠い側)に画像を表示するレイヤである。これらのレイヤに表示される画像には、不透明度を例えば0%から100%の間で設定することができる。上位のレイヤに表示される画像の不透明度が100%の場合には、上位の画像が不透明になり、下位のレイヤの画像が隠されるため、下位のレイヤの画像は表示されない。また、上位のレイヤに表示される画像の不透明度が0%の場合には、上位の画像が透明になり、下位のレイヤの画像が隠されずに透過して表示される。
なお、あるレイヤ内に複数の領域がある場合には、この不透明度は、これらの領域毎に設定することができる。例えば、手描きツールアプリケーションが画像を表示するレイヤに、手描き図形の画像が表示される領域と、何も表示されない領域とがある場合に、これらの領域の不透明度を、領域毎に設定することができる。
また、操作検出部110は、最も上位のレイヤに対する操作を検出する。この一例では、手書きツールアプリケーションが、手書き図形の画像P3を、最も上位の第2のレイヤに表示している場合について説明する。この場合には、操作検出部110は、タッチパネルによって検出した操作(例えば、ドラッグ操作)を、最も上位のレイヤに画像を表示している手書きツールアプリケーションに出力する。手書きツールアプリケーションは、操作検出部110が出力したドラッグ操作に基づいて、このドラッグ操作の軌跡を示す画像を、手書き図形の画像として、表示部100に表示する。
ここで、別の一例として、第2のレイヤよりも上位の第3のレイヤに、メニュー制御ソフトウエアがメニュー画像を表示している場合について説明する。この場合、操作検出部110は、最も上位のレイヤ、すなわち第3のレイヤに対する操作を検出する。操作検出部110は、共有メニューボタン画像が表示されている位置に対する操作(例えば、タップ操作)を、タッチパネルによって検出する。操作検出部110は、検出した操作(例えば、タップ操作)を、最も上位のレイヤに画像を表示しているメニュー制御ソフトウエアに出力する。メニュー制御ソフトウエアは、操作検出部110が出力した操作に基づいて、このタップ操作の位置に対応する機能を選択して、選択した機能を提供する。
つまり、操作検出部110は、表示部100に表示される画像の複数のレイヤのうち、最上位のレイヤに対する操作を検出する。従って、図3(B)に示す例において、手書き図形の画像P3が、写真の画像P5よりも下位側のレイヤに表示される場合には、ユーザが表示部100のタッチパネルを操作しても、この操作に応じた手書き図形の画像は描画されない。
なお、手書き共有機能において、位置表示システム1は、複数の端末装置10の間で手書き図形の画像を双方向に共有することも可能である。具体的には、位置表示システム1は、端末装置10−1の表示部100に表示されている手書き図形の画像P3を、共有先である他の端末装置10−2の表示部100に画像P4として表示させる。この場合において、位置表示システム1は、端末装置10−2の表示部100に表示されている手書き図形の画像P6を、共有先である他の端末装置10−1の表示部100に画像P7表示させる。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの表示部100に、手書き図形の画像が表示されることにより、手書き図形の画像が双方向に共有される。
なお、手描き共有機能において、端末間通信システム1が画像を共有する仕組みと、上述した表示画像共有機能において、端末間通信システム1が画像を共有する仕組みとは、次の点で相違する。すなわち、表示画像共有機能においては、端末間通信システム1は、表示部100に表示されている画像をキャプチャしたデータを、端末装置10間において共有することにより、画像を共有する。一方、手描き共有機能においては、端末間通信システム1は、画像をキャプチャしたデータではなく、画像を描画するためのデータを共有することにより、画像を共有する。具体的には、手描き共有機能においては、情報発信側の端末装置10−Sは、端末装置10−Sの操作検出部110が検出した手描き図形の座標データ、及び線の色、太さなどのデータ(すなわち、画像を描画するためのデータ)を、情報受信側の端末装置10−Rに対して送信する。情報受信側の端末装置10−Rは、受信した手描き図形の座標データ、及び線の色、太さなどのデータに基づいて、端末装置10−Rの表示部100に画像を表示する。
[情報共有機能3:位置情報の共有(位置情報共有機能)]
次に、位置表示システム1が提供する情報共有機能のうち、位置情報の共有(位置情報共有機能)について、図3(C)を参照して説明する。
位置表示システム1は、複数の端末装置10の間において、位置情報を共有する位置情報共有機能を提供する。
この位置情報共有機能の具体例について説明する。例えば、端末装置10−1において、地図アプリケーションが起動されており、この地図アプリケーションが端末装置10−1の現在位置の周囲の地図画像(図3(C)に示す地図画像P9)を表示部100に表示している場合について説明する。この場合、位置表示システム1は、端末装置10−1の表示部100に表示されている地図画像P9を、共有先である他の端末装置10−2の表示部100に地図画像P10として表示させる。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの表示部100に、同一の地図画像が表示されることにより、地図画像が共有される。
ここで、端末装置10−1は、地図画像P9とともに端末装置10−1の現在位置を示す位置情報を、端末装置10−2に表示させる。具体的には、端末装置10−1は、地図画像P9上における端末装置10−1の現在位置を示すアイコン画像P11を表示する。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの表示部100に、地図画像とともに端末装置10−1の現在位置を示す位置情報が表示されることにより、地図画像と、端末装置10−1の現在位置とが共有される。
なお、位置情報共有機能において、位置表示システム1は、複数の端末装置10の間で位置情報を双方向に共有することも可能である。具体的には、位置表示システム1は、端末装置10−2の表示部100に、地図画像P9とともに端末装置10−1の現在位置を示す位置情報が表示されている場合に、端末装置10−2の現在位置を示す位置情報を端末装置10−1の表示部100に地図画像P10とともに表示させる。つまり、端末装置10−1は、地図画像P9上における端末装置10−1の現在位置を示すアイコン画像P11と、端末装置10−2の現在位置を示すアイコン画像P12とを表示する。また、端末装置10−2は、地図画像P10上における端末装置10−1の現在位置を示すアイコン画像P13と、端末装置10−2の現在位置を示すアイコン画像P14とを表示する。このようにして2台の端末装置10のそれぞれの表示部100に、地図画像とともに端末装置10−1の現在位置を示す位置情報と、端末装置10−2の現在位置を示す位置情報とが表示される。これにより、複数の端末装置10の現在位置が双方向に共有される。
なお、位置表示システム1は、上述した各種情報共有機能のうち、複数の情報共有機能を同時に提供することができる。具体的には、位置表示システム1は、手書き共有機能と位置情報共有機能とを同時に提供することができる。この場合、位置表示システム1は、位置情報共有機能により提供される画像を下位側のレイヤに表示し、手書き共有機能により提供される画像P15、P16を上位側のレイヤに表示する。これにより、位置表示システム1は、位置情報を表示しながら、その位置情報に対して、手書きによる修飾を可能とする。
[位置情報共有機能の選択操作の概要]
次に、ユーザが情報共有機能を起動する操作の概要について、図4〜図6を参照して説明する。まず、図4を参照して、位置表示システム1が提供する情報共有機能である表示画像共有機能、手書き共有機能、及び位置情報共有機能において、共通する選択操作の概要について説明する。その後、図5及び図6を参照して、位置情報共有機能に特有の選択操作の概要について説明する。
図4は、本実施形態の位置表示システム1が提供する情報共有機能の選択操作の一例を示す模式図である。
ここでは、ユーザA(Aさん)と、ユーザB(Bさん)とが、それぞれ端末装置10を使用して位置情報共有を利用する場合を一例にして説明する。また、この一例の説明において、ユーザAが利用する端末装置10が、要求側の端末装置10、すなわち端末装置10−1である。また、この一例の説明において、端末装置10−2が、被要求側の端末装置10、すなわち端末装置10−2である。また、端末装置10によっては位置情報共有機能に対応していない端末装置10もあり得る。この一例の説明においては、各端末装置10が、位置情報共有機能に対応している場合について説明する。
ユーザAと、ユーザBとは、図4(A)から図4(E)に示す操作を順に行うことにより、位置情報共有機能を利用する。このユーザAと、ユーザBとは、LTE通信網を経由した音声通話を行っている。このユーザAと、ユーザBとが、LTE通信網を経由した音声通話を行っている場合の、各端末装置10に表示される画像の一例を、図4(A)に示す。
このとき、ユーザAの端末装置10−1の表示部100、及びユーザBの表示部100には、いずれも共有メニューボタンの画像PMBが表示されている。この共有メニューボタンの画像PMBの表示は、通信の相手側の端末装置10が、上述した情報共有機能のうち、いずれかの情報共有機能に対応していることを示す。この一例では、共有メニューボタンの画像PMBの表示は、端末装置10−1と、端末装置10−2とが、いずれも位置情報共有機能に対応していることを示す。
ユーザAは、端末装置10−1の表示部100に表示されている共有メニューボタンの画像PMBをタップ操作する。このタップ操作を端末装置10−1の操作検出部110が検出すると、ランチャー画像P20が表示される(図4(B)を参照)。このランチャー画像P20とは、上述したメニュー画像の一例である。この一例においては、ランチャー画像P20は、表示画面共有機能、手書き共有機能、及び位置情報共有機能のアイコン画像を示す。このアイコン画像が表示されている表示部100上の位置を、ユーザがタップ操作することにより、アイコン画像に対応付けられた機能が起動する。ここでは、ユーザAが、ランチャー画像P20に表示される各情報共有機能のうち、位置情報共有機能のアイコン画像P21をタップ操作する場合について説明する。
このタップ操作を端末装置10−1の操作検出部110が検出すると、位置情報共有機能の機能説明画像P22が表示される(図4(C)を参照)。また、このタップ操作を端末装置10−1の操作検出部110が検出すると、共有先の端末装置10−2の表示部100に画面共有開始の承諾画像P23が表示される。この承諾画像P23とは、情報共有の被要求側の端末装置10に表示される画像であり、要求側の端末装置10による情報共有の要求を承諾するか否かを示す操作を、ユーザに促す画像である。この一例においては、承諾画像P23とは、ユーザAからの画面共有の要求を承諾するか否かを示すタップ操作をユーザBに対して促す画像である。
次に、ユーザBは、承諾画像P23の承諾ボタンの画像P24をタップ操作する。このタップ操作を端末装置10−2の操作検出部110が検出すると、端末装置10−2及び端末装置10−1の各表示部100に、接続中を示す画像P25が表示される(図4(D)を参照)。このとき、端末装置10−1と端末装置10−2との間において、位置情報共有のための端末間通信のセションが構築される。
次に、端末装置10−1と端末装置10−2との間において、位置情報共有のための端末間通信のセションが確立すると、端末装置10−1の表示部100に表示されている画像P26と、端末装置10−2の表示部100に画像P27とにおいて、端末装置10−1の位置と、端末装置10−2の位置とが表示される(図4(E)を参照)。すなわち、端末装置10−1と端末装置10−2との間において、位置情報共有が開始される。
続いて、図5及び図6を参照して、位置情報共有機能に特有の選択操作について説明する。
図5及び図6は、それぞれ、本実施形態の位置表示システム1が提供する位置情報共有機能の選択操作の一例を示す模式図である。
図5は、位置情報共有機能の要求側の端末装置10−1の選択操作の一例を示す。これに対して、図6は、位置情報共有機能の被要求側の端末装置10−2の選択操作の一例を示す。
まず、端末装置10−1におけるユーザAの操作と、当該操作に応じた表示の変化について説明する。
図5(A)は、図4(B)に対応するため、説明を省略する。図5(B)〜(D)は、端末装置10−1と端末装置10−2との間でセッションが構築された後の端末装置10−1の表示の例を示す。また、図5(D)は、位置情報共有が行われた場合の表示の例を示す。
上述したように、まず、ユーザAがランチャー画像P20内の位置情報共有機能を示すアイコン画像P21をタップ操作する。このタップ操作を端末装置10−1の操作検出部110が検出すると、図4(C)、(D)の状態を経て、制御部160は、位置取得方法選択画像P310を端末装置10−1の表示部100に表示される。ここで、位置取得方法選択画像P310とは、端末装置10−1が発信する位置の指定方法の選択を受け付ける画像である。
本実施形態において、端末装置10は、2つの方法により自装置の位置の取得することができる。そして、位置情報の共有において、位置情報の発信側の端末装置10−Sは、位置情報の受信側の端末装置10−Rに送信する自装置の位置情報の取得方法を、2つの方法のいずれかに設定することができる。ここで、位置情報の取得方法について説明する。
第1の位置取得方法は、端末装置10の実際の位置を取得する方法である。具体的には、第1の位置取得方法において、端末装置10は、測位システムにより自装置の位置の測位を行う。測位システムには、GPS測位方式、セルID方式、Wi−Fi方式、又はネットワーク測位方式が含まれる。以下では、第1の位置取得方法において、端末装置10は、GPS測位方式により、定期的に自装置の位置を取得する場合について説明する。
第2の位置取得方法は、ユーザにより指定された位置を取得する方法である。つまり、第2の位置取得方法により取得される位置は、実際の端末装置10の位置とは必ずしも一致しなくてよい。従って、第2の位置取得方法では、ユーザにより取得された位置が、通信相手に通知されるため、ユーザのプライバシーを保護することができる。
第2の位置取得方法の具体的な処理について説明する。まず、端末装置10は、自装置の表示部100に地図画像を表示する。そして、端末装置10は、ユーザによる地図画像のタップ操作を受け付ける。操作検出部110が地図画像へのタップ操作を検出すると、制御部160は、タップ操作が行われた画面の位置に対応する地図の位置を取得する。以下では、第2の位置取得方法において、端末装置10は、後述する位置情報取得画像P320の地図画像へのタップ操作に応じて、位置を取得する場合について説明する。また、以下では、第2の位置取得方法より取得された位置情報は、ユーザにより新たに位置が指定されるまで、通信相手に繰り返し送信される場合について説明する。
図5(B)に戻り、位置取得方法選択画像P310の説明を続ける。端末装置10−1は、位置取得方法選択画像P310を表示し、位置情報の共有相手に送信する自装置の位置情報の取得方法の選択を、ユーザAに促す。この一例においては、位置取得方法選択画像P310は、「キャンセル」、「自分で設定(固定位置)」、及び「GPSで設定(自動更新)」の3つの選択肢を示す画像P311〜P313のうちのいずれかを選択するタップ操作をユーザAに促す画像である。ユーザAは、位置情報の共有を取り止める場合に、「キャンセル」を示す画像P311に対してタップ操作する。また、ユーザAは第2の位置取得方法を選択する場合に、「自分で設定(固定位置)」を示す画像P312に対してタップ操作する。また、ユーザAは、第1の位置取得方法を選択する場合に、「GPSで設定(自動更新)」を示す画像P313に対してタップ操作する。
「キャンセル」を示す画像P311へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−1は、ランチャー画像P20を表示して、位置情報共有機能の提供を取り止める(図5(A)を参照)。また、「自分で設定(固定位置)」を示す画像P312へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−1は、位置情報取得画像P320を表示する(図5(C)を参照)。また、「GPSで設定(自動更新)」を示す画像P313へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−1は、位置情報共有画像P330を表示する(図5(D)を参照)。
位置情報取得画像P320は、第2の位置取得方法において、ユーザAによる位置の指定を受け付けるため画像である。位置情報取得画像P320は、地図を含む。ここで、ユーザAは、当該地図の任意の位置に対してタップ操作を行い、端末装置10−1の位置を指定する。このタップ操作を端末装置10−1の操作検出部110が検出すると、タップ操作に対応する地図の位置に、ユーザAにより指定された位置を示すアイコン画像P321が表示される。なお、操作検出部110がこのアイコン画像P321に対するドラッグ操作を受け付けた場合、制御部160は、アイコン画像P321の地図画像における位置をドラッグ操作に応じて移動させる。
この一例においては、ユーザAは、位置の指定を取り止める場合に、「キャンセル」を示す画像P322に対してタップ操作する。また、ユーザAは、アイコン画像P321が示す位置を、端末装置10−1の位置として確定させる場合に、「OK」を示す画像P323に対してタップ操作する。
「キャンセル」を示す画像P322へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−1は、位置取得方法選択画像P310を表示して、自装置の位置情報の取得方法の選択を、ユーザAに再度促す(図5(B)を参照)。
「OK」を示す画像P323へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−1は、位置情報共有画像P330を表示する(図5(D)を参照)。
次に位置情報共有画像P330について説明する。ここでは、予め端末装置10−2の位置情報を取得している場合について説明する。位置情報共有画像P330は、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P332と、端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P333とを、地図画像に重ねた画像である。ここで、当該地図画像は、端末装置10−1の位置と端末装置10−2の位置との距離に応じた縮尺で表示される。具体的には、この縮尺は、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P332と端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P333とを、同一画面の地図に対応付けて表示可能な縮尺である。また、当該地図画像は、端末装置10の位置と端末装置10−2の位置との中間点を、地図の中心位置とする画像である。これにより、位置表示システム1は、端末装置10−1と端末装置10−2との位置関係をわかり易く示すことができる。
また、位置情報共有画像P330は、地図に対する各種操作をタップ操作により受け付けるためのボタンを示すアイコン画像群P331を含む。ここで、地図に対する各種操作とは、具体的には、地図の回転、拡大、縮小、中心位置の移動、及びマーカーの配置などである。操作検出部110がアイコン画像群P331へのタップ操作を検出すると、制御部160は、地図の回転、拡大、縮小、中心位置の移動、及びマーカーの配置などを行う。
なお、地図に対する各種操作は、アイコン画像群P331に対するタップ操作だけでなく、ドラッグ操作、ピンチ操作などにより行われてもよい。具体的には、操作検出部110が2本の指により円形の軌跡を示すドラッグ操作を受け付けた場合、制御部160は、地図を回転させる。また、操作検出部110がピンチアウト操作を受け付けた場合、制御部160は、地図画像を拡大して表示する。また、操作検出部110がピンチイン操作を受け付けた場合、制御部160は地図画像を縮小して表示する。また、操作検出部110が曲線形の軌跡を示すドラッグ操作を受け付けた場合、制御部160は、地図画像の中心位置を移動させる。また、操作検出部110が地図画像に対するタップ操作を検出した場合、操作検出部110は、タップ操作に対応する位置へマーカーを配置する。
なお、位置情報共有画像P330に含まれる各画像は任意の態様で表示されてよい。具体的には、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P332と、端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P333とは、それぞれ区別可能なように、色彩、大きさ、形状などのデザインが異なっていてもよい。また、端末装置10−1は、位置情報共有画像P330において、通信相手である端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P333の近傍やアイコン画像P332の内部などに、端末装置10−2のユーザBの氏名を対応付けて示してもよい。また、例えば、アイコン画像P332の内部に、ユーザBの属性を示す属性情報を表示させてもよい。ユーザBの属性とは、具体的には、例えば、ユーザBの顔写真、ニックネーム、キャラクタ画像などである。この場合、制御部160は、基本アドレス帳アプリケーションAP2に登録されているユーザBの属性情報を取得し、取得したユーザBの属性情報をアイコン画像P332の内部に表示する。このように端末装置10は、通信相手の端末装置10の位置に、通信相手の属性情報を対応付けて表示してもよい。
なお、位置情報共有画像P330は、上述した以外の任意の情報を示してもよい。具体的には、端末装置10−1は、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P332及び端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P333のデザインを、それぞれ、端末装置10−1、10−2の移動・静止状態に応じて区別可能に変更してもよい。また、端末装置10−1は、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P332及び端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P333の向きを変更することにより、端末装置10−1、10−2が向いている方角を示してもよい。
また、端末装置10−1は、端末装置10−1と端末装置10−2との位置が近づいているのか遠ざかっているのかを示してもよい。具体的には、例えば、端末装置10−1は、端末装置10−1と端末装置10−2との位置が近づいている場合に、それぞれの通信相手の位置の方向を示す矢印を、アイコン画像P332、P333の近傍に表示する。具体的には、端末装置10−1と端末装置10−2とが近づいている場合、端末装置10−1は、アイコン画像P332の近傍に、端末装置10−2の方向を示す矢印を表示する。また、端末装置10−1は、アイコン画像P332の近傍に、端末装置10−1の方向を示す矢印を表示する。これに対して、端末装置10−1は、端末装置10−1と端末装置10−2との位置が遠ざかっている場合に、それぞれの通信相手の位置とは反対方向を示す矢印を、アイコン画像P332、P333の近傍に表示する。また、例えば、端末装置10−1は、端末装置10−1と端末装置10−2との位置が遠ざかっている場合に、アイコン画像P332、P333を点滅させる。このように、端末装置10−1は、表示、音声などの任意の方法により、位置情報を共有している2つの端末装置10の位置関係の変化を示してよい。
次に、端末装置10−2におけるユーザBの操作と、当該操作に応じた表示の変化について説明する。
図6(A)は、図4(B)に対応するため、説明を省略する。図6(B)は、図4(C)に対応する。図6(C)、(D)は、図5(C)、(D)に対応する。
図6(C)に示されるように、端末装置10−2は、画面共有開始の承諾画像であり、かつ、位置取得方法選択画像である画像P410を表示する。つまり、画像P410は、要求側の端末装置10−1による情報共有の要求を承諾するか否かを示す操作を、ユーザに促す画像であり、かつ、位置情報の共有相手に送信する自装置の位置情報の取得方法の選択を、ユーザに促す画像である。
この一例においては、ユーザBは、位置情報の共有を拒否する場合に、「拒否」を示す画像P411に対してタップ操作する。また、ユーザBは、位置情報の共有を承諾し、端末装置10−1に送信する端末装置10−2の位置情報を、第2の位置取得方法による取得される位置情報とする場合に、「承諾(固定位置を自分で設定)」を示す画像P412に対してタップ操作する。また、ユーザは、位置情報の共有を承諾し、端末装置10−1に送信する端末装置10−2の位置情報を、第1の位置取得方法による取得される位置情報とする場合に、「承諾(位置をGPSで自動設定)」を示す画像P313に対してタップ操作する。
「拒否」を示す画像P411へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−2は、図6(A)に示される画面表示に戻す。
「承諾(固定位置を自分で設定)」を示す画像P412へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−2は、位置情報取得画像P420を表示する(図6(C)を参照)。
「承諾(位置をGPSで自動設定)」を示す画像P413へのタップ操作を操作検出部110が検出すると、端末装置10−2は、位置情報共有画像P430を表示する(図6(D)を参照)。
図6(C)に示される位置情報取得画像P420は、図5(C)を参照して説明した位置情報取得画像P320と同様に、第2の位置取得方法において、ユーザBによる位置の指定を受け付けるための画像である。図6(C)におけるアイコン画像P421、「キャンセル」を示す画像P422、「OK」を示す画像P423は、それぞれ、図5(C)におけるアイコン画像P321、「キャンセル」を示す画像P322、「OK」を示す画像P333に対応する。従って、これらがタップ操作された場合の端末装置10−2の表示の変化については、説明を省略する。
また、図6(D)に示される位置情報共有画像P430は、図5(C)を参照して説明した位置情報取得画像P330と同様に、端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P431と、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P432とを、地図画像に重ねた画像である。図6(D)におけるアイコン画像群P431、端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P432、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P433は、それぞれ、図5(D)におけるアイコン画像群P331、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P332、端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P333に対応する。従って、これらがタップ操作された場合の端末装置10−2の表示の変化については、説明を省略する。ただし、端末装置10−1においては、端末装置10−1の位置を示すアイコン画像P332が、自装置の位置を示すデザインで表されるのに対し、端末装置10−2においては、端末装置10−2の位置を示すアイコン画像P432が、自装置の位置を示すデザインで表される点が異なる。
[位置表示システムの構成]
次に、上述した情報共有機能を提供する位置表示システム1の構成について、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態の位置表示システム1の構成の一例を示す概要図である。位置表示システム1は、複数の端末装置10(この一例では、端末装置10−1及び端末装置10−2)の他に、次の装置を備える。すなわち、位置表示システム1は、RMS(Rights Management Server)サーバ20と、認証サーバ30と、プッシュサーバ40と、リレーサーバ50と、地図サーバ70とを備えている。
RMSサーバ20は、端末装置10の間において行われる情報共有通信のセションを管理する。具体的には、RMSサーバ20は、複数の端末装置10、認証サーバ30、及びプッシュサーバ40との間において通信が可能である。RMSサーバ20は、端末装置10が情報共有機能に対応している場合、その端末装置10の情報のレジストレーション(初期登録)を行う。また、RMSサーバ20は、端末装置10から情報共有の要求があった場合に、共有先の端末装置10との間の通信のセションを構築するためのシグナリング処理を行う。また、RMSサーバ20は、端末装置10から情報共有の要求があった場合に、共有の要求先の端末装置10が情報共有機能に対応しているか否かの返答を、要求側の端末装置10に対して行う。
このRMSサーバ20は、端末情報受信部と、適合性判定部と、判定結果送信部と、セション構築部とを、その機能部として備えている。
このうち、端末情報受信部は、端末情報を端末装置10から受信する。この端末情報には、端末装置10を識別する端末識別情報と、端末装置10において動作するアプリケーションを識別するアプリケーション識別情報とが含まれている。
適合性判定部は、端末装置10−1において動作する第1アプリケーションと、端末装置10−2において動作する第2アプリケーションとの適合性を、端末情報に基づいて判定する。
判定結果送信部は、端末装置10−1において動作する第1アプリケーションが送信する判定要求に応じて、適合性判定部による判定結果を端末装置10−1に送信する。
セション構築部は、第1アプリケーションが送信する通信開始の要求に応じて、通信開始の要求を送信した第1アプリケーションと、第2アプリケーションとの間のセションを、端末情報に基づいて構築する。
また、RMSサーバ20は、セションの構築開始時に端末装置10が正規の装置であるか否かを判定する。端末装置10が正規の装置であるか否かは、様々な手段によって判定することができる。この一例においては、RMSサーバ20は、端末装置10から送信される電話番号及びIPアドレスに基づいて、端末装置10が正規の装置であるか否かを判定する。より具体的には、RMSサーバ20は、端末装置10から送信される電話番号及びIPアドレスと、この端末装置10に予め割り当てられている電話番号及びIPアドレスとが一致するか否かに基づいて、端末装置10が正規の装置であるか否かを判定する。以下の説明において、RMSサーバ20が行う、端末装置10が正規の装置であるか否かの判定を、セキュア判定とも記載する。
ここで、IPアドレスとは、セションを構築するためのセション構築識別情報の一例である。セション構築識別情報とは、端末装置10に固有の識別情報である。また、セション構築識別情報は、画像情報、位置情報など、データ通信を行うためのセションを構築する際に、通信相手を特定するために端末装置10により参照される情報である。
また、RMSサーバ20は、レジストレーション情報を記憶する。RMSサーバ20は、このレジストレーション情報を利用して、セションの構築、及びセキュア判定を行う。このRMSサーバ20が記憶するレジストレーション情報について、図8を参照して説明する。
図8は、本実施形態のRMSサーバ20が記憶するレジストレーション情報の一例を示す表である。RMSサーバ20は、レジストレーション情報として、端末装置10の電話番号と、端末モデル名と、プッシュIDと、アプリケーションバージョンとを記憶する。ここで、プッシュIDとは、端末装置10上で動作する情報共有機能対応のアプリケーションについて、このアプリケーションを識別する識別情報である。
図7に戻り、RMSサーバ20は、セションが確立された後には、所定の頻度で端末装置10が正規の装置であるか否かを判定する。RMSサーバ20は、端末装置10が正規の装置であると判定した場合に限り、セションを構築し、又は確立されたセションを維持する。具体的には、RMSサーバ20は、端末装置10が正規の装置であると判定した場合には、端末装置10に対してトークンを発行する。このトークンとは、高速通信回線を経由して端末装置10どうしが通信を行うための許可情報である。このトークンには、発行の時点からの有効期限が設定されている。端末装置10は、この有効なトークンが発行されている場合に、他の端末装置10との画面情報共有を行うことができる。また、端末装置1は、トークンが発行されていない場合、及び発行されているトークンの有効期限が途過している場合には、他の端末装置10との画面情報共有を行うことができない。このようにして、RMSサーバ20は、端末装置10の間のセションを管理する。
認証サーバ30は、端末装置10の電話番号と、インターネットプロトコルアドレス(IPアドレス)とを関連付けて記憶している。認証サーバ30は、RMSサーバ20から、電話番号に対応するIPアドレスの要求があった場合に、端末装置10の電話番号に対応するIPアドレスを、RMSサーバ20に返答する。
なお、ある端末装置10についての電話番号とIPアドレスとの組み合わせが、認証サーバ30に記憶されている電話番号とIPアドレスとの組み合わせと一致しない場合には、この端末装置10が正規の装置でない可能性がある。RMSサーバ20は、ある端末装置10から電話番号及びIPアドレスを取得し、認証サーバに記憶されている電話番号及びIPアドレスと比較して、電話番号とIPアドレスとの組み合わせが一致するか否かを判定する。この比較の結果、電話番号とIPアドレスとの組み合わせが一致すると判定した場合、RMSサーバ20は、端末装置10に対してトークンを発行する。また、この比較の結果、電話番号とIPアドレスとの組み合わせが一致しないと判定した場合、RMSサーバ20は、端末装置10に対してトークンを発行しない。
プッシュサーバ40は、複数のプッシュIDを記憶する。このプッシュサーバ40に記憶されるプッシュIDと、端末装置10上で動作するアプリケーションとは、RMSサーバ20によって対応付けられている。具体的には、端末装置10において、ダウンロードされた新たなアプリケーションが初めて起動されると、この端末装置10は、プッシュサーバ40に対してプッシュIDの発行を要求する。プッシュサーバ40は、この要求に基づいて端末装置10の新たなアプリケーションに対するプッシュIDを発行して、発行したプッシュIDを端末装置10に送信する。端末装置10は、この新たなアプリケーションと、発行されたプッシュIDとを関連付けた情報を、RMSサーバ20に対してレジストレーション情報として送信する。RMSサーバ20は、端末装置10から送信されたレジストレーション情報を記憶する。これにより、プッシュサーバ40に記憶されるプッシュIDと、端末装置10上で動作するアプリケーションとが、RMSサーバ20によって対応付けられる。
また、プッシュサーバ40は、端末装置10においてアプリケーションがバージョンアップされると、このバージョンアップに伴って新たなプッシュIDを発行する。つまり、プッシュサーバ40は、端末装置10において動作するアプリケーションの、アプリケーションバージョンの更新に伴い、更新される。
また、プッシュサーバ40は、被要求側の端末装置10に対してRMSサーバ20がセション構築開始の要求を行う際に、要求側の端末装置10の電話番号をプッシュ技術により被要求側の端末装置10に対して送信する。このプッシュ技術とは、端末装置10に対する通信リクエストを、サーバ装置側(この例の場合には、RMSサーバ20、及びプッシュサーバ40側)からIPアドレスを用いてプッシュ配信する技術である。なお、以下の説明において、プッシュ技術によって情報を送信することを、単に、情報をプッシュするとも記載する。
リレーサーバ50は、複数の端末装置10の間の情報共有通信においてピア・トゥー・ピア接続ができない場合に、複数の端末装置10の間の情報共有通信を行う中継サーバである。ピア・トゥー・ピア接続は、P2P接続とも称する。複数の端末装置10の間の情報共有通信のP2Pセションが、所定の時間を超えても確立できない場合に、リレーサーバ50を介したセションが構築される。
地図サーバ70は、記憶部710と、サーバ側通信部750と、制御部760とを備える。
記憶部710は、地図画像を示す地図情報を記憶する。
サーバ側通信部750は、通信制御用IC(Integrated Circuit)を備え、他の装置との通信を行う。以下の説明において、サーバ側通信部の構成及び動作の説明は省略する。
制御部760は、CPU(Central Processing Unit)を備え、地図サーバ70が備える各部を制御する。地図サーバ70は、この制御部760による各部の制御によって、通信部750による他の装置との通信、記憶部710からの地図情報の抽出、位置情報共有画像の生成等の動作を行う。以下の説明において、制御部760の構成及び動作の説明は省略する。
ここで、本実施形態に係る位置表示システム1は、4つの方法により位置情報共有機能を提供可能である。そして、地図サーバ70は、4つの位置情報共有方法に応じて異なる処理を行う。地図サーバ70が行う処理については、位置情報共有方法の説明において、後述する。
[位置情報共有方法の概要]
次に、図9〜図11を参照して、位置表示システム1による位置情報共有方法の概要について説明する。なお、図9〜図11に示される各ステップは、それぞれ、図12、図13に示される各ステップに対応する。
本実施形態に係る位置表示システム1は、第1の位置情報共有方法から第4の位置情報共有方法までの4つの方法により位置情報共有機能を提供可能である。これら4つの位置情報共有方法は、2つの端末装置10−1、10−2間で、音声通信が行われ、セションが構築されている点が共通している。
図9は、第1の位置情報共有方法の概要を示す模式図である。
第1の位置情報共有方法とは、互いに通信する端末装置10−1と、端末装置10−2とが、それぞれ、地図サーバ70によって合成された位置情報共有画像を表示する方法である。
第1の位置情報共有方法における処理の概要を説明する。まず、端末装置10−1は、自端末装置10−1の位置情報と、通信相手の端末装置10−2の位置情報とを取得する。次に、端末装置10−1は、位置情報共有画像を示す位置情報共有画像情報の送信を、地図サーバ70に要求する。この位置情報共有画像情報の送信要求には、自端末装置10−1の位置情報と、通信相手の端末装置10−2の位置情報とが含まれる。地図サーバ70は、端末装置10−1から2つの位置情報を受信すると、受信した2つの位置情報と、自装置が記憶する地図情報とに基づいて、位置情報共有画像を示す位置情報共有画像情報を生成する。次に、地図サーバ70は、生成した位置情報共有画像情報を端末装置10−1に送信する。次に、端末装置10−1は、地図サーバ70から受信した位置情報共有画像情報に基づいて、位置情報共有画像を表示する。また、端末装置10−2は、端末装置10−1と同様の処理を実行する。これにより、端末装置10−1と、端末装置10−2とは、それぞれ、自装置と通信相手の端末装置10との位置を示す位置情報共有画像を表示する。
図10は、第2の位置情報共有方法の概要を示す模式図である。
第2の位置情報共有方法とは、地図サーバ70によって合成された位置情報共有画像を、2台の端末装置10において共有する方法である。この方法では、2台の端末装置10のうち、いずれか1台のみが、地図サーバ70と通信する点が、第1の位置情報共有方法と異なる。
第2の位置情報共有方法における処理の概要を説明する。ここでは、端末装置10−1が位置情報共有画像を生成する場合について説明する。まず、端末装置10−1が、第1の位置情報共有方法と同様に、地図サーバ70から位置情報共有画像情報を受信する。換言すると、端末装置10−2は、地図サーバ70から位置情報共有画像情報を受信しない。次に、端末装置10−1は、通信相手の端末装置10に対して、自装置が地図サーバ70から受信した位置情報共有画像情報を送信する。そして、端末装置10−1は、地図サーバ70から受信した位置情報共有画像情報に基づいて、位置情報共有画像を表示する。また、端末装置10−2は、通信相手の端末装置10−1から受信した位置情報教諭画像情報に基づいて、位置情報共有画像を表示する。
図11は、第3の位置情報共有方法の概要を示す模式図である。
第3の位置情報共有方法とは、互いに通信する端末装置10−1と、端末装置10−2とが、それぞれ、自装置により合成した位置情報共有画像を表示する方法である。第1の位置情報共有方法では、各端末装置10が地図サーバ70から位置情報共有画像を取得したのに対し、第2の位置情報共有方法では、各端末装置10が地図サーバ70から地図画像を取得する点が異なる。
第3の位置情報共有方法における処理の概要を説明する。まず、端末装置10−1は、自端末装置10−1の位置情報と、通信相手の端末装置10−2の位置情報とを取得する。次に、端末装置10−1は、自端末装置10−1の位置情報と、通信相手の端末装置10−2の位置情報とに対応する地図を示す地図情報を地図サーバ70に要求する。次に、地図サーバ70は、端末装置10−1から受信した地図情報の要求に応じて、地図情報を抽出する。次に、地図サーバ70は、抽出した地図情報を端末装置10−1に送信する。次に、端末装置10−1は、地図サーバ70から受信した地図情報と、自端末装置10−1の位置情報と、通信相手の端末装置10−2の位置情報とに基づいて、位置情報共有画像を示す位置情報共有画像情報を生成する。そして、端末装置10−1は、生成した位置情報共有画像情報に基づいて、位置情報共有画像を表示する。また、端末装置10−2は、端末装置10−1と同様の処理を実行する。これにより、端末装置10−1と、端末装置10−2とは、それぞれ、自装置と通信相手の端末装置10との位置を示す位置情報共有画像を表示することができる。
第4の位置情報共有方法とは、2台の端末装置10のいずれか1台によって合成された位置情報共有画像を、他方の端末装置10と共有する方法である。この方法では、2台の端末装置10のうち、いずれか1台のみが、地図サーバ70と通信する点が、第3の位置情報共有方法と異なる。
第4の位置情報共有方法における処理の概要を説明する。まず、端末装置10−1が、第3の位置情報共有方法と同様に、位置情報共有画像情報を生成する。換言すると、この場合、端末装置10−2は、位置情報共有画像情報を生成しない。次に、端末装置10−1は、通信相手の端末装置10に対して、自装置が生成した位置情報共有画像情報を送信する。そして、端末装置10−1は、自装置が生成した位置情報共有画像情報に基づいて、位置情報共有画像を表示する。また、端末装置10−2は、通信相手の端末装置10−1から受信した位置情報教諭画像情報に基づいて、位置情報共有画像を表示する。
[位置表示システムの動作手順1:第1の位置情報共有方法]
次に、図12を参照して、第1の位置情報共有方法における位置表示システム1の動作について説明する。
図12は、本実施形態の第1の位置情報共有方法における位置表示システム1の動作手順の一例を示す流れ図である。
ここでは、図7を参照して説明した処理により、端末装置10−1と端末装置10−2との間で、予めセションが構築されている場合について説明する。
まず、端末装置10−1は、自端末装置10−1の位置を示す位置情報を、第1の位置取得方法又は第2の位置取得方法により取得する(ステップS100−1)。また、端末装置10−2は、自端末装置10−2の位置を示す位置情報を、第1の位置取得方法又は第2の位置取得方法により取得する(ステップS100−2)。
ここで、端末装置10−1は、端末装置10−2に対して、位置情報の送信タイミングを指定してもよい。具体的には、例えば、端末装置10−1は、端末装置10−2が一回のみ位置情報を送信するように要求してもよいし、継続的に位置情報を送信するように要求してもよい。また、端末装置10−1は、例えば、端末装置10−2が30秒に1回などの定期的なタイミングにより位置情報を送信するように要求してもよい。また、端末装置10−1は、端末装置10−2が当該端末装置10−2の移動を検出した場合に、位置情報を送信するように要求してもよい。
次に、端末装置10−1は、通信相手の端末装置10−2に対して、端末装置10−2の位置情報の送信を要求する(ステップS110)。端末装置10−2は、端末装置10−1から位置情報の送信要求を受け付けると(ステップS120)、予め構築されているセションを介して、自端末装置10−2の位置情報を端末装置10−1に送信する(ステップS130)。次に、端末装置10−1は、端末装置10−2から送信された位置情報を受信する(ステップS140)。
次に、端末装置10−1は、地図サーバ70に、位置情報共有画像情報の送信を要求する(ステップS150)。地図サーバ70は、端末装置10−1から位置情報共有画像情報の送信要求を受信すると(ステップS160)、当該送信要求に含まれる各種情報に基づいて、自装置の記憶部から地図情報を抽出する(ステップS170)。
ここで、具体的な地図情報の抽出処理の例について説明する。まず、地図サーバ70は、送信要求に含まれる端末装置10−1の位置情報と、端末装置10−2の位置情報とが示す位置との間の距離を算出する。次に、地図サーバ70は、当該距離の大きさに対応する地図の縮尺を決定する。次に、地図サーバ70は、端末装置10−1の位置情報が示す位置と、端末装置10−2の位置情報が示す位置との中間地点、すなわち端末装置10−と端末装置10−2との位置を結ぶ線分の中心の位置の位置情報を算出する。次に、地図サーバ70は、その中心を端末装置10−と端末装置10−2との位置の中間地点とし、かつ、その縮尺を端末装置10−と端末装置10−2との間の距離に応じた縮尺とし、かつ、端末装置10−1の表示部100の表示領域の大きさに応じた範囲の地図を取得する。なお、地図の縮尺の決定、地図の中心位置の決定は、端末装置10−1により行われてもよい。この場合、端末装置10−1から地図の縮尺を情報や地図の中心位置を示す情報が地図サーバ70に送られる。そして、地図サーバ70は、端末装置10−1から受信した地図の縮尺や中心位置の情報に基づいて、地図情報を抽出する。
次に、地図サーバ70は、端末装置10−1から受信した端末装置10−1の位置情報と、端末装置10−2の位置情報と、抽出した地図情報とに基づいて、位置情報共有画像情報を生成する(ステップS180)。具体的には、地図サーバ70は、端末装置10−1の位置情報と、端末装置10−2の位置情報とに基づいて、地図画像における端末装置10−1の位置と、端末装置10−2の位置とを特定する。次に、地図サーバ70は、地図画像に対して、各端末装置10の位置に、端末装置10−1に対応するアイコン画像と、端末装置10−2に対応するアイコン画像とを重ねることにより位置情報共有画像を合成する。なお、地図サーバ70は、例えば、端末装置10−1の位置情報に含まれる方向や方角の情報に応じて、位置情報共有画像の地図の向きを変更してもよい。
次に、地図サーバ70は、生成した位置情報共有画像情報を端末装置10−1に送信する(ステップS190)。そして、端末装置10−1は、地図サーバ70から位置情報共有画像情報を受信し(ステップS200)、受信した位置情報共有画像情報に基づいて位置情報共有画像を表示する(ステップS210)。端末装置10−2により位置情報共有画像の表示する場合、図12に示されるステップS100〜S210の処理のうち、端末装置10−1が実行するものとして示した処理を端末装置10−2が実行する。また、ステップS100〜S210の処理のうち、端末装置10−2が実行するものとして示した処理を端末装置10−1が実行する。
[変形例:位置表示システムの動作手順2:第2の位置情報共有方法]
次に、第2の位置情報共有方法における位置表示システム1の動作について説明する。
第2の位置情報共有方法において、位置表示システム1は、ステップS100〜S210の処理を実行する。次に、端末装置10−1は、ステップS200において、地図サーバ70から取得した位置情報共有画像情報を、端末装置10−2に送信する(ステップS220、不図示)。端末装置10−2は、端末装置10−1から位置情報共有画像情報を受け付けると(ステップS230、不図示)、受け付けた位置情報共有画像情報に基づいて位置情報共有画像を表示する(ステップS240、不図示)。
また、ステップS220以降の処理に代えて、位置表示システム1は、表示画像共有機能を利用することができる。この場合、端末装置10−1は、ステップS210において表示する位置情報共有画像を、表示画像共有機能により、端末装置10−2に表示させる。
なお、端末装置10−2により上述した端末装置10−1によるステップS220の処理を行う場合、図12に示されるステップS100〜S210の処理のうち、端末装置10−1が実行するものとして示した処理を端末装置10−2が実行する。また、ステップS100〜S210の処理のうち、端末装置10−2が実行するものとして示した処理を端末装置10−1が実行する。そして、端末装置10−2は、地図サーバ70から取得した位置情報共有画像を端末装置10−1に送信する(ステップS220−2、不図示)。端末装置10−1は、端末装置10−2から位置情報共有画像情報を受け付けると(ステップS230−2、不図示)、受け付けた位置情報共有画像情報に基づいて位置情報共有画像を表示する(ステップS240−2、不図示)。また、端末装置10−2が地図サーバ70から取得した位置情報共有画像情報に基づいて表示する位置情報共有画像が、表示画面共有機能により、端末装置10−1に表示されてもよい。
[変形例:位置表示システムの動作手順3:第3の位置情報共有方法]
次に、図13を参照して、第3の位置情報共有方法における位置表示システム1の動作について説明する。
図13は、本実施形態の第3の位置情報共有方法における位置表示システム1の動作手順の一例を示す流れ図である。
ここでは、図7を参照して説明した処理により、端末装置10−1と端末装置10−2との間で、予めセションが構築されている場合について説明する。また、図13に示されるステップS100〜S140の処理は、図12に示される処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップ451において、端末装置10−1は、地図サーバ70に、地図情報の送信を要求する。地図サーバ70は、端末装置10−1から地図情報の送信要求を受信すると(ステップS161)、当該送信要求に含まれる各種情報に基づいて、自装置の記憶部から地図情報を抽出する(ステップS171)。次に、地図サーバ70は、抽出した地図情報を端末装置10−1に送信する(ステップS181)。
端末装置10−1は、地図サーバ70から地図情報を受信すると(ステップS191)、自端末装置10−1の位置情報と、端末装置10−2の位置情報と、地図サーバ70から受信した地図情報とに基づいて、位置情報共有画像情報を生成する(ステップS201)。そして、端末装置10−1は、生成した位置情報共有画像情報に基づいて、位置情報共有画像を表示する(ステップS211)。端末装置10−2により位置情報共有画像の表示する場合、端末装置10−2により位置情報共有画像の表示する場合、図13に示されるステップS100〜S211の処理のうち、端末装置10−1が実行するものとして示した処理を端末装置10−2が実行する。また、ステップS100〜S211の処理のうち、端末装置10−2が実行するものとして示した処理を端末装置10−1が実行する。
[変形例:位置表示システムの動作手順3:第4の位置情報共有方法]
次に、第4の位置情報共有方法における位置表示システム1の動作について説明する。
第4の位置情報共有方法において、位置表示システム1は、第3の位置情報共有方法におけるステップS100〜S211の処理を実行する。次に、端末装置10−1は、ステップS201において、生成した位置情報共有画像情報を、端末装置10−2に送信する(ステップS221、不図示)。端末装置10−2は、端末装置10−1から位置情報共有画像情報を受け付けると(ステップS231、不図示)、受け付けた位置情報共有画像情報に基づいて位置情報共有画像を表示する(ステップS241、不図示)。
また、ステップS221以降の処理に代えて、位置表示システム1は、表示画像共有機能を利用することができる。この場合、端末装置10−1は、ステップS211において表示する位置情報共有画像を、表示画像共有機能により、端末装置10−2に表示させる。
なお、端末装置10−2により上述した端末装置10−1によるステップS220の処理を行う場合、図13に示されるステップS100〜S211の処理のうち、端末装置10−1が実行するものとして示した処理を端末装置10−2が実行する。また、ステップS100〜S211の処理のうち、端末装置10−2が実行するものとして示した処理を端末装置10−1が実行する。そして、端末装置10−2は、地図サーバ70から取得した位置情報共有画像を端末装置10−1に送信する(ステップS221−2、不図示)。端末装置10−1は、端末装置10−2から位置情報共有画像情報を受け付けると(ステップS231−2、不図示)、受け付けた位置情報共有画像情報に基づいて位置情報共有画像を表示する(ステップS241−2、不図示)。また、端末装置10−2が地図サーバ70から取得した位置情報共有画像情報に基づいて表示する位置情報共有画像が、表示画面共有機能により、端末装置10−1に表示されてもよい。
なお、端末装置10は、第1の位置情報共有方法におけるステップS100〜S210、第2の位置情報共有方法におけるステップS100〜S240、第3の位置情報共有方法におけるステップS100〜S211、及び第4の位置情報共有方法におけるステップS100〜S241の処理を繰り返すことで、位置情報共有画像を更新することができる。位置情報共有画像の更新頻度と、端末装置10による自端末装置10の位置情報の取得頻度と、通信相手の端末装置10の位置情報の取得頻度とは、ユーザの任意に定められてよい。また、端末装置10は、位置情報共有画像の更新頻度、端末装置10による自端末装置10の位置情報の取得頻度、通信相手の端末装置10の位置情報の取得頻度などを、位置情報の取得方法や自装置と通信相手との距離などに応じて変動させてもよい。具体的には、自端末装置10の位置情報を第1の位置取得方法により取得することが設定されている場合、端末装置10は、予め設定された時間間隔で位置情報を取得する。また、自端末装置10の位置情報を第2の位置取得方法により取得することが設定されている場合、端末装置10は、通信相手からの位置情報の送信要求に対して、一度取得した自端末装置10の位置情報を通信相手に送信し続ける。これにより、端末装置10は、ダミー位置を位置情報の共有相手に通知し続けることができる。
なお、上述した第3、第4の位置情報共有方法において、端末装置10は、自装置、又は、通信相手の端末装置10の位置情報を取得する前に、地図サーバ70から地図情報を受信して、自装置に記憶していてもよい。この場合、端末装置10は、ステップS201の処理において、自装置に記憶されている地図情報に基づいて、位置情報共有画像情報を生成する。
なお、位置表示システム1において、自装置と通信相手の端末装置10との距離が大きい場合、端末装置10は、自装置の位置と、通信相手の位置とを、縮尺が小さい地図画像に表示する。この場合、自装置の位置又は通信相手の端末装置10の位置の変化が地図画像においてわかりにくい場合がある。従って、自装置と通信相手の端末装置10との距離が大きい場合、端末装置10は、低い頻度で位置情報共有画像を更新する。これに対して、自装置と通信相手の端末装置10との距離が小さい場合、自装置の位置又は通信相手の端末装置10の位置の変化が目立つ場合がある。従って、自装置と通信相手の端末装置10との距離が小さい場合、端末装置10は、高い頻度で位置情報共有画像を更新する。このように、位置表示システム1は、位置情報を共有する2台の端末間の距離に応じて、位置情報共有画像の更新、自装置の位置情報の取得、及び通信相手の端末装置10の位置情報の取得の頻度を変更する。これにより、位置表示システム1は、位置情報共有画像が示す端末装置10の位置の変化を明確にしつつ、位置表示システム1に処理量を調節することができる。
なお、位置表示システム1は、位置情報共有機能の実行中にセションが切断された場合、切断される前に取得していた最新の位置情報による位置情報共有画像を表示し続ける。そして、セションが再構築されたときに、通信中の端末装置10間で新たな位置情報を送受信し、位置情報共有画像を更新する。これにより、位置表示システム1は、セションが切断された場合であっても、位置情報共有機能を継続して提供することができる。
なお、上述した第2、第4の位置情報共有方法において、端末装置10は、ステップS220における位置情報共有画像情報の送信に代えて、自装置が表示している位置情報共有画像を、表示画面共有機能により通信相手の端末装置10に表示させてもよい。
なお、位置表示システム1における2つの端末装置10は、親端末と子端末として機能してもよい。この場合、親端末は、セション構築済み(ペアリング済み)の子端末に対して、強制的な位置情報の共有を開始させることができる。ここで、強制的な位置情報の共有とは、受信側の端末装置10のユーザによる位置情報の共有の了承の有無に関わらずに、発信側の端末装置10が行うことが開始することができる位置情報の共有である。
この強制的な位置情報の共有について説明する。まず、親端末は、子端末に対して位置情報の送信タイミングを指定する。そして、親端末は、子端末の位置情報を取得し、子端末の位置を表示する。また、親端末は、自装置の位置情報を子端末に送信する。子端末は、親端末から位置情報を取得し、親端末の位置を表示する。
これにより、親端末のユーザは、子端末の操作を待たずに子端末の位置を知ることができる。また、子端末のユーザは、子端末を操作することなく親端末の位置を知ることができる。つまり、子端末の操作方法を子端末のユーザがわからなくても、親端末と子端末は、それぞれ、親端末と子端末の位置を表示することができる。従って、例えば、子端末を所有する子供が迷子になった場合であっても、親端末のユーザは、子供に子端末を操作させることなく、子供の位置を知ることができる。
なお、上述の親端末と子端末との間での位置情報の共有において、親端末と子端末との間で、予めセションが構築されていなくてもよい。この場合、まず、親端末から子端末に、又は、子端末から親端末に電話を掛け、通話状態にする。そして、親端末のユーザによる操作に基づいて、親端末と子端末とはセションを構築し、強制的な位置情報の共有を開始する。
また、これまで、端末装置10は、位置情報共有機能において、表示部100の全領域するものとして説明したが、これに限られない。端末装置10は、位置情報共有機能において、表示部100の全領域ではなく、一部領域の画像を共有してもよい。例えば、表示部100に複数のアプリケーションの画像が表示されている場合において、端末装置10は、アプリケーションごと、又はアプリケーションの種類ごとに画像を共有するか、共有しないかを定めてもよい。また、端末装置10は、例えば、電子メールアプリケーションの画像が表示されている場合において、電子メールの本文の領域を共有しないようにしてもよい。
なお、端末装置10は、画像を共有する対象のアプリケーションを、予め記憶していてもよい。この場合、ユーザは、端末装置10に対して、情報共有機能を有するアプリケーションのうち、画像を共有するアプリケーションと、画像を共有しないアプリケーションとを、予め選択する操作をする。端末装置10は、この選択する操作に基づいて、画像を共有する対象のアプリケーションを記憶する。また、端末装置10は、情報共有機能が起動される際に、予め記憶している情報に基づき、画像を共有する対象のアプリケーションか否かを判定する。
[変形例:タブレット型端末]
なお、これまで端末装置10が、携帯電話やスマートフォンなどである場合を一例にして説明したが、これに限られない。例えば、端末装置10は、タブレットなどの装置であってもよい。ここで、携帯電話やスマートフォンは、耳あて通話用スピーカ131を備えており、耳あて通話が可能である。一方、タブレットは、耳あて通話用スピーカ131を備えていない。すなわち、端末装置10は、耳あて通話用スピーカ131を備えない装置であってもよい。端末装置10がタブレットである場合には、スピーカモードによって通話が行われてもよい。
以上、本発明の実施形態及びその変形を説明したが、これらの実施形態及びその変形は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態及びその変形は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、上述の各装置は内部にコンピュータを有している。そして、上述した各装置の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…位置表示システム、10…端末装置、20…RMSサーバ、30…認証サーバ、40…プッシュサーバ、50…リレーサーバ、70…地図サーバ

Claims (7)

  1. 互いに音声通信を行う第1端末装置と第2端末装置との2つの端末装置と、サーバと、を備える位置表示システムであって、
    前記サーバは、
    前記第1端末装置の位置を示す第1位置情報と、前記第2端末装置の位置を示す第2位置情報とを前記第1端末装置から受信するサーバ側受信部と、
    前記サーバ側受信部が受信した前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置の位置を示す第1アイコンと前記第2端末装置の位置を示す第2アイコンとを地図画像に重ねた画像を示す表示画像情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した表示画像情報を前記第1端末装置に送信するサーバ側送信部と、
    を備え、
    前記第1端末装置は、
    自装置の位置を示す第1位置情報を取得する第1位置取得部と、
    自装置と音声通信中の前記第2端末装置から、前記第2位置情報を取得する第2位置取得部と、
    前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とを前記サーバに送信し、送信した前記第1位置情報と前記第2位置情報とに応じて前記サーバから送信された前記表示画像情報を取得する表示画像取得部と、
    前記表示画像取得部が取得する表示画像情報に基づいて画像を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする位置表示システム。
  2. 前記第1端末装置は、
    前記端末装置の電話番号と、当該端末装置とセションを構築するためのセション構築識別情報とを対応付けて記憶する記憶部から、前記第2端末装置の電話番号に対応するセション構築識別情報を取得するセション構築識別情報取得部と、
    前記セション構築識別情報取得部が取得する前記セション構築識別情報に基づいて、前記第2端末装置との間のセションを構築するセション構築部と、
    を備え、
    前記第2位置取得部は、前記セション構築部が構築する前記セションを介して前記第2位置情報を取得する
    請求項1に記載の位置表示システム。
  3. 前記端末装置は、
    自装置の位置を指定する操作を受け付ける操作受付部、
    を備え、
    前記第1位置取得部は、前記操作受付部が受け付けた操作に基づいて前記第1位置情報を取得する
    請求項1又は請求項2に記載の位置表示システム。
  4. 前記操作受付部は、前記表示画像取得部による前記第1位置情報と前記第2位置情報との送信の頻度を示す操作を受け付け、
    前記表示画像取得部は、前記操作受付部が受け付けた前記第1位置情報と前記第2位置情報との送信の頻度を示す操作に基づいて、前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とを前記サーバに送信する
    請求項3に記載の位置表示システム。
  5. 前記生成部は、前記サーバ側受信部が受信する前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置と前記第2端末装置との間の距離に応じた縮尺の地図画像に、前記第1アイコンと前記第2アイコンとを重ねた画像を示す前記表示画像情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の位置表示システム。
  6. 前記生成部は、前記サーバ側受信部が受信する前記第1位置取得部が取得する第1位置情報と、前記第2位置取得部が取得する第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置と前記第2端末装置との中間地点を中心位置とした地図画像に、前記第1アイコンと前記第2アイコンとを重ねた画像を示す前記表示画像情報を生成する
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の位置表示システム。
  7. 互いに音声通信を行う第1端末装置と第2端末装置との2つの端末装置と、サーバと、を備える位置表示システムにおける位置表示方法であって、
    前記第1端末装置が、自装置の位置を示す第1位置情報を取得する第1位置取得ステップと、
    前記第1端末装置が、自装置と音声通信中の前記第2端末装置から、前記第2端末装置の位置を示す第2位置情報を取得する第2位置取得ステップと、
    前記第1端末装置が、前記第1位置取得ステップにおいて取得した第1位置情報と、前記第2位置取得ステップにおいて取得した第2位置情報とを前記サーバに送信する位置送信ステップと、
    前記サーバが、前記第1位置情報と、前記第2端末装置の位置を示す前記第2位置情報とを前記第1端末装置から受信する位置受信ステップと、
    前記サーバが、前記位置受信ステップにおいて受信した前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記第1端末装置の位置を示す第1アイコンと前記第2端末装置の位置を示す第2アイコンとを地図画像に重ねた画像を示す表示画像情報を生成する生成ステップと、
    前記サーバが、前記生成ステップにおいて生成した表示画像情報を前記第1端末装置に送信する表示画像送信ステップと、
    前記第1端末装置が、前記サーバから送信された前記表示画像情報を取得する表示画像取得ステップと、
    前記第1端末装置が、前記表示画像取得ステップにおいて取得した表示画像情報に基づいて画像を表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする位置表示方法。
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