JP5669091B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(発光ダイオード)を光源として用い、主に天井面に取り付けられて下方を照明する照明器具に関するものである。
従来より、LEDを光源として用い、天井面に取り付けられて下方を照明する照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図25に示すように、特許文献1に記載の照明器具100は、天井面101に取り付けられて下面に開口104を有するフレーム102の内部に、発光色が異なる複数の光源を有する第1光源部103が設けられており、下方へ光を照射する。第1光源部103の照射方向前方である開口104には拡散板107が取り付けられており、第1光源部103からの光を受けて下方に拡散する。
また、フレーム102の開口104の逆側の外周面105には、第1光源部103と異なる方向に光出射方向がなるように、発光色が異なる複数の第2光源部106が取付けられている。第2光源部106の照射方向前方であるフレーム102の上面には、反射板108が取り付けられている。
フレーム102内部には、第1光源部103および第2光源部106を制御する制御部(図示省略)が設けられている。制御部は、第1光源部103や第2光源部106からの光色や光量が変更されたときに、入射する光の光色や光量の変化に応じて、他の光源部からの発光強度を制御する。
なお、制御部には受信装置(図示省略)が接続されており、入力装置109からの信号を受けて,制御部に伝達する。
これにより、所定領域の光環境を略一定に保持して使用者に殆ど違和感を与えることなく、演出効果、心理効果等の所定の効果を得ることが可能となる。
特開2010−238407号公報(第1図)
しかしながら、前述した特許文献1に記載の従来の照明器具100においては、第2光源部106により天井面101に連続する壁面側を照明するように制御可能ではあるが、フレーム102により遮られて壁面への照射範囲が制限されるという問題があった。
また、各壁面を均等に照明するには適するが、ある一方向の壁面をより照明したい場合には制御が面倒であるという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、ある一方向の壁面をより明るく照明したりより広い範囲を照明できる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、被取付面取り付けるための取付金具が中央に設けられる器具本体と、前記器具本体の前記被取付面側に配設され、複数個のアッパー側LED光源を有する複数のアッパーユニットと、前記器具本体における前記アッパーユニットの下方に設けられ、複数個のロアー側LED光源を有する複数のロアーユニットと、を有し、前記複数のアッパーユニットは、前記複数のロアーユニットよりも内側の位置に配設され、かつ、前記複数のアッパーユニットの配置中心が、前記器具本体の前記取付金具の中心からずれているものである。
また、本発明の照明器具は、前記アッパーユニットの配置中心が、前記取付金具の中心よりも、前記器具本体の外側にずれているものである。
また、本発明の照明器具は、前記複数のアッパーユニットのうちの一つのアッパーユニットは、他のアッパーユニットに比して、前記取付金具の中心からの距離が遠いものである。
また、本発明の照明器具は、前記アッパーユニットが前記被取付面側に照射するように設けられているものである。
また、本発明の照明器具は、前記ロアーユニットと前記アッパーユニットとの間の高さ位置において、前記アッパーユニットの外側に設けられている上枠の上面が、前記より明るく照明したい壁面側のアッパーユニットからの光を前記被取付面側に反射するように傾斜したものである。
また、本発明の照明器具は、前記より明るく照明したい壁面側のアッパーユニットにおける前記アッパー側LED光源の数が、他のアッパーユニットにおける前記アッパー側LED光源の数よりも多いものである。
さらに、本発明の照明器具は、前記複数のアッパーユニットが矩形状に配設されたものである。
本発明は、アッパーユニットの配置中心を器具本体の中心から、より明るく照明したい壁面側へずらすことにより、アッパーユニットをより明るく照明したい壁面に近付けることができる。これにより、所望の壁面をより明るく照明したり、あるいはより広い範囲を照明することができるという効果を有する照明器具を提供できる。
本発明に係る第1実施形態の照明器具を下方から見た全体斜視図 本発明に係る第1実施形態の照明器具を下方から見た分解斜視図 本発明に係る第1実施形態の照明器具の中心を通る断面図 本発明に係る第1実施形態の器具本体の概略断面図 ロアーユニットの分解斜視図 レンズカバーを介して照射されるロアーユニットの光の方向を示す説明図 器具本体と反射板の分解斜視図 (A)は反射板を下方から見た底面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図であり、(C)は(A)中C方向から見た側面図 図8(A)中IX−IX位置の断面形状を示す模式拡大図 図8(A)中X−X位置の断面形状を示す模式拡大図 照明器具を上方から見た平面図 アッパーユニットの分解斜視図 アッパーユニットの光の照射方向を示す説明図 器具本体、反射部材および上枠の取付部を示す断面図 (A)は上枠の上面が天井面に対して平行な場合を示す断面図であり、(B)は角度を有する場合を示す断面図 (A)はパネルを下方から見た底面図であり、(B)ないし(D)は孔の例を示す拡大図 (A)はパネルカバーの別の例でありパネルカバーがパネルの幅に比して小さい場合を示すパネルの底面図、(B)はパネルの4辺に沿ってパネルカバーを設ける場合を示す底面図、(C)は円形のパネルにパネルカバーを設ける場合の底面図 (A)は上パネルの側面図であり、(B)は上パネルの平面図 所望の壁面をより明るく照明する配光の説明図 光の照射状態を示す説明図 本発明に係る第2実施形態の照明器具を下方から見た分解斜視図 本発明に係る第2実施形態の照明器具で用いられる反射板およびロアーユニットの配置を示す底面図 ロアーユニットの変形例を示す斜視図 照明器具を正方形状とした変形例を示す平面図 従来の照明器具の断面図
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、以下の説明においては、照明器具を被取付面に取り付けて下方を照明する場合について説明する。従って、特に示す場合を除き、上(上方、上側等)は天井面側を意味し、下(下方,下側等)は床面側を意味する。
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の照明器具10は、被取付面である天井面11等に取り付けられて主に下方を照明するのに適する。
図2および図3に示すように、照明器具10は、天井面11に取り付けられている引っ掛けシーリング12に取り付けるための取付金具21を中央に有する矩形状の板状の器具本体20を有する。
器具本体20の上側(すなわち、天井面11側)には、アッパーユニット30、上枠32および上パネル31が設けられている。また、器具本体20の下側(すなわち、照明方向側)には、LEDユニットであるロアーユニット40、反射部材である反射板60が設けられており、反射板60の下方には、受けた光を拡散する透光性のパネル50が取り付けられる。
図4に示すように、器具本体20は、一枚物の板金から形成されており、中央に取付状態で天井面11と平行な上段201を有し、上段201の外側に下段202を有する。また、上段201と下段202との間の上縦壁203と、下段202から下方へ向かう下縦壁204を有する。
なお、ここで一枚物の板金とは、1枚の金属板から折り曲げ加工により形成するものに限らず、溶接、接続部材(ねじ等)によって連結されているものも含まれる。
天井面11側の上段201は平面視で例えば矩形状をしており、上縦壁203は四辺から下方へ設けられる。同様に、下縦壁204は、下段202の四辺から下方へ設けられる。
対向する一対の上縦壁203の外面には、光源としてのアッパー側LED光源33を有するアッパーユニット30が、外向きに照射するように取り付けられる。ここでは、各上縦壁203に、例えば1個のアッパーユニット30がそれぞれ設けられている(図11参照)が、数は限定するものではない。
器具本体20におけるアッパー側LED光源33の照射方向前方である下段202の上面は、反射率の高い塗装、例えば白塗装もしくは鏡面仕上げを施すのが望ましい。
また、対向する一対の下縦壁204の内面には、光源としてのロアー側LED光源42を有するロアーユニット40が、器具本体20の内側向きに照射するように取り付けられる。ここでは、各下縦壁204に、例えば2個のロアーユニット40がそれぞれ設けられている(図11参照)が、数は限定するものではない。
従って、アッパー側LED光源33およびロアー側LED光源42の全ての光源が、1枚の板金からなる器具本体20に取り付けられることになる。
これにより、アッパーユニット30に対する放熱領域R1およびロアーユニット40に対する放熱領域R2が形成される。
なお、器具本体20を、熱伝導率が0.1W/mK以上の放熱性を有するポリカやアクリルで形成することも可能である。
図7に示すように、器具本体20の中央部下面には、器具本体20を天井面11の引っ掛けシーリング12に取り付けるための取付金具21が貫通して設けられている。この取付金具21の周囲には、全周に亘って取付金具21を囲う金具ケース24が、器具本体20の下面から下方へ突設されている。金具ケース24には、蓋61が着脱可能に取り付けられる。また、器具本体20の下面には、照明器具10の点灯を制御する制御部62が設けられる。
なお、蓋61の下面611および制御部62の下面621は、後述するように、反射板60の一部を構成する。
また、器具本体20には、ロアーユニット40が設けられていない一対の対向する辺に沿って、各々一対の取付用開口部25が設けられている。
図5に示すように、ロアーユニット40は、全体細長い長方形状をしており、最下層に長方形の本体43を有する。本体43は、放熱性を向上させるため、アクリルにより形成されており、ロアーユニット40を器具本体20に取り付けるための一対のブラケット431が設けられている。
これにより、ロアー側LED光源42が発した熱を効率的に放熱できるので、ロアーユニット40の寿命を大幅に延ばすことができる。
本体43の上には、複数のロアー側LED光源42を実装したLED基板44が取り付けられる。例えば、ロアー側LED光源42は、LED基板44上に1列の直線上に配列されている。
本体43の上には、ロアー側LED光源42およびレンズとしてLED基板44を覆う難燃性の樹脂で形成された透光性のレンズカバー45が配設される。
これにより、ユーザ等が直接ロアー側LED光源42に触ることがないようにするとともに、ロアー側LED光源42が発した光の集光を可能にしている。
また、図6に示すように、ロアー側LED光源42から発せられる光は、レンズカバー45を通過することにより、天井面11に対して平行から角度θ1だけ被取付面側に照射される。このときの集光角度は2・θ2となる。例えば、角度θ1を5度、角度θ2を10度に設定することができる。
なお、レンズカバー45によってロアーユニット40による照射方向を角度θ1だけ被取付面側に設定する代わりに、あらかじめロアー側LED光源42の向きを角度θ1だけ被取付面側に設定することもできる。
図3および図7に示すように、器具本体20の下方(図3において下方)には、器具本体20より一回り小さい全体矩形状の反射板60が、取り付けられている(図2参照)。
すなわち、反射板60は、器具本体20の外縁部に取り付けられているロアーユニット40の内側に取り付けられており、下面は、光を反射するように、白色塗装あるいは鏡面仕上げが施されている。ロアーユニット40は、反射板60の下面に向かって光を照射する。
なお、説明の都合上、図8ないし図10においては、使用状態における下側を上にして図示する。
図7および図8に示すように、反射板60は全体矩形状をしており、下方(図8ないし図10において上方)に尖った略四角錐形状を呈している。反射板60の4辺からなる外周辺601は一平面状にあり、ロアーユニット40が設けられていない一対の対向する辺に沿って、各々一対の取付用開口部66が設けられている。
外周辺601の内側は、取付金具21を避けた傾斜面として、対向する外周辺601の中心点602同士を結んだ線により分割される4個の領域631(図11中ハッチングで表示)、632,633,634を有する。
なお、以下の説明において各領域を総称する場合には、「領域63」で示す。
各領域63は、平面視で矩形状をしており、直交する2本の外周辺601、601と、隣接する領域63との境界である2本の交線L1、L1とを有する。各領域63は、反射板60の頂点P1に向かって傾斜しており、頂点P1が下方へ最も高くなっている。
各領域63は、2つの中心点602、602を結んだ区画線L2により、角点P2側と頂点P1側に区画される。さらに、頂点P1側は、頂点P1の近傍で、略区画線L2と平行な区画線L3と、交線L1の近傍において、頂点P1側から外周辺601に向かって拡幅する区画線L4とを有する。
図9に基づいて、各領域63において、頂点P1と角点P2とを結ぶ線(図8(A)中二点鎖線で表示)に沿った断面の構成を説明する。なお、図9においては、鉛直方向の寸法を誇張して示してある。
角点P2と、区画線L2との交点P3との間は、上方(図において下方)に凸の半径R1の円(以後、「円R1」で表示)で構成される。また、交点P3と、区画線L3との交点P4との間は、上方(図において下方)に凸の半径R2の円(「円R2」で表示)で構成される。交点P3において、円R1の接線と円R2の接線は一致しており、円R1と円R2との間はなめらかに接続されていて明確な境界は無い。
なお、両円R1、R2の半径は、R1>R2となっている。
交点P4と頂点P1との間は、下方(図において上方)に凸の半径R3の円(以後、「円R3」で表示)で構成される。交点P4において、円R2の接線と円R3の接線は一致しており、両円R2、R3はなめらかに接続されていて明確な境界は無い。また、頂点P1において、円R3の接線は,水平になっている。
次に、図10に基づいて,隣接する領域63との関係について説明する。なお、図10においては、鉛直方向の寸法を誇張して示してある。
図10に示すように、隣接する領域63の交線L1を挟んだ区画線L4,L4の間は、下方(図において上方)に凸の半径R4の円(「円R4」で表示)で構成される。円R4の接線は、交線L1上において水平となる。
なお、図8(A)に示すように、区画線L4、L4は、頂点P1に向かうに従って幅が狭まり、区画線L3において交わって消滅する。このため、円R4も、区画線L3で消滅する。
円R4の外側は、前述した上方に凸の円R2が連続する。区画線L4上における円R4の接線と、円R2の接線は一致しており、円R4と円R2との間はなめらかに接続されていて明確な境界は無い。なお、円R1および円R2は、図9で示した断面における半径が各々R1およびR2であり、図10に示す断面においては半径が異なるので、図中円R1の半径をR1Bで示し、円R2の半径をR2Bで示す。
図7および図8(A)に示すように、反射板60の中央部には器具本体20に設けられている金具ケース24に対応して取付金具用開口部64が設けられており、取付金具用開口部64には、蓋61が着脱可能に取り付けられる。
これにより、取付金具21の引っ掛けシーリング12への着脱を可能にしている。
なお、蓋61の下面611は前述した形状に形成されるとともに、反射板60と同様に光を反射するようになっている。
また、反射板60の所定位置には、器具本体20に取り付けられる制御部62用の開口部65が設けられており、制御部62の下面621が開口部65から反射板60の表面に露出している。これにより、反射板60の薄型化を図っている。ここでは、例えば交線L1および一対の区画線L4、L4に跨がって配設されており、制御部62の下面621は、前述した形状に形成されるとともに、反射板60と同様に光を反射するようになっている。
従って、蓋61および制御部62を取り付けた状態で、反射板60は前述した形状に形成される。
従って、ロアーユニット40から発せられた光は、反射板60に向かって照射されて下方へ反射される。このとき、反射板60の形状が、所定の半径を有する円弧面の組合せで形成され、各円の境界における接線が共通になるように構成されているので、均一に反射して、パネル50に入射する。
これにより、図7に示すように、所定間隔で2個のロアーユニット40が配設されている場合でも、両ロアーユニット40の間に対応する領域にも光を照射することができるので、暗部の発生を防止できる。
図14に示すように、器具本体20の上側には上枠32が配設され、器具本体20の下側には反射板60が配設されている。上枠32には係止突起322が下方へ突設されており、器具本体20の上側から、器具本体20の取付用開口部25および反射板60の取付用開口部66を貫通して、反射板60の下面を係止している。
これにより、ねじ23で反射板60と器具本体20とを接続するとともに、反射板60および器具本体20および上枠32を一体的に接続している。
図11に示すように、アッパーユニット30は、器具本体20に設けられている取付金具21の周囲を囲うように設けられている器具本体20の上縦壁203の外面に取り付けられ、外向きに光を照射する。
また、アッパーユニット30は、平面視において矩形状に配設されており、器具本体20におけるロアーユニット40(図11中破線で表示)の内側に配設されている。
なお、アッパーユニット30の平面配置は、取付金具21に近い位置すなわち器具本体20の中央側でもよく、あるいは、器具本体20の外縁側でもよい。
取付金具21に近い場合には、天井面11への間接光をより広い面積で照射可能であり、照明器具10が浮遊した感じになって薄さ感を出すことができる。
また、器具本体20の外縁側に設けた場合には、アッパーユニット30とロアーユニット40が近くなるので、電力供給用の配線を短くしたり、長期使用時における照明器具10上面に溜まるほこり等を少なくすることができる。
図12に示すように、アッパーユニット30は、全体細長い長方形状をしており、最下層に長方形の本体34を有する。本体34は、放熱性を向上させるため、アクリルにより形成されており、アッパーユニット30を器具本体20に取り付けるための一対のブラケット341が設けられている。
これにより、アッパー側LED光源33が発した熱を効率的に放熱できるので、アッパーユニット30の寿命を大幅に延ばすことができる。
本体34の上には、複数のアッパー側LED光源33を実装したLED基板35が取り付けられる。例えば、アッパー側LED光源33は、LED基板35上に1列の直線上に配列されている。
本体34の上には、アッパー側LED光源33およびLED基板35を覆う難燃性の樹脂で形成された透光性のレンズカバー36が配設される。
これにより、ユーザ等が直接アッパー側LED光源33に触ることがないようにするとともに、アッパー側LED光源33が発した光の集光を可能にしている。
図13に示すように、アッパー側LED光源33から発せられる光は、レンズカバー36を通過することにより、水平よりも天井面11側(被取付面側)に照射されるのが望ましい。あるいは、レンズカバー36によってアッパーユニット30による照射方向を被取付面側に設定する代わりに、あらかじめアッパー側LED光源33の向きを被取付面側に設定することもできる。
なお、アッパーユニット30の高さは、器具本体20に取り付けられている取付金具21の高さより大きくするのが望ましい。
また、ロアーユニット40の光量を、アッパーユニット30の光量以上とするのが望ましい。
図14に示すように、器具本体20の上方(天井面11側)には、上枠32が配設されており、上枠32の下面には係止突起322が下方に向けて突設されている。係止突起322は、器具本体20の開口25および反射板60の取付用開口部66を貫通して、上枠32と、器具本体20と、反射板60とを一体的に取り付けている。
一方、反射板60は、ねじ23により器具本体20に取り付けられており(図2参照)、薄板からなる反射板60を薄板の器具本体20に取り付けるため、ねじ23の先端が突出する場合がある。
このため、上枠32の高さH1を、器具本体20の上面から突出するねじ23の突出量H2よりも大きく設定して、ねじ23の先端が上枠32から突出しないようにする。
図3および図11に示すように、上枠32は、ロアーユニット40と、ロアーユニット40よりも平面視で器具本体20の中心側に配設したアッパーユニット30との上下方向における間に位置する。
図15(A)には、上枠32の上面321が天井面11に対して平行な場合が示されている。上面321は、光不透過であり,白色塗装あるいは鏡面仕上げを施すのが望ましい。
この場合は、上面321で反射した光が、照明器具10が取り付けられている近くの天井面11側へ照射されるので、天井面11や壁面W,W1(図19参照)への照射範囲を比較的狭くしたい場合に適する。
一方、図15(B)には、上枠32の上面322が天井面11に対して角度を有する場合が示されている。上面322は、光不透過であり,白色塗装あるいは鏡面仕上げを施すのが望ましい。
この場合は、上面322の傾斜角度を調整することにより、上面322で反射した光が遠くまで達することができる。このため、後述するように、部屋Rの一壁面W1をより明るく照明したい場合や、天井面11や壁面W1(図19参照)への照射範囲を比較的広くしたい場合に適する。
なお、上枠32の上面を、天井面11に対して平行な面と角度を有する面とを組み合わせて形成することも可能である。
図2に示すように、器具本体20の上側には、上パネル31が設けられている。
図18に示すように、上パネル31は矩形額縁状を呈しており、中央部には、中央開口311を有する。中央開口311の中心P0は、取付金具21の中心と一致している。中心P0から外周面までの距離は、3辺については等距離LAであり、より明るくしたい壁面W1(以後、「壁面W1」という。)側の1辺については距離LBとなっており、距離LBの方が距離LAよりも大きくなっている。
すなわち、上パネル31は、壁面W1側(図18において右側)に長い長方形状を呈しており、壁面W1側のアッパーユニット30Aは壁面W1側へずれている。
このため、アッパーユニット30の配置中心は、中央開口311の中心P0(すなわち、取付金具21の中心)とは異なり、中心P0よりも、壁面W1側へずれる。
すなわち、壁面W1側のアッパーユニット30Aは、他のアッパーユニット30に比して、中心P0からの距離が遠くなる。
図19に示すように、部屋Rの中心RCに設けられている引っ掛けシーリング12に照明器具10を取り付けると、壁W1側のアッパーユニット30Aと壁W1との間の距離LT1は、他のアッパーユニット30と壁Wとの間の距離LT2よりも小さい。
すなわち、壁W1側のアッパーユニット30Aは、壁W1に近く配設されることになる。
なお、壁面W1側のアッパーユニット30Aにおけるアッパー側LED光源33の数が、他のアッパーユニット30におけるアッパー側LED光源33の数よりも多く設けるのが望ましい(図12参照)。
また、照明器具10を天井面11の引っ掛けシーリング12に取り付ける際には、複数のアッパーユニット30,30Aが、壁面W,W1と略平行になるように取り付けるのが望ましい。
図2および図3に示したように、ロアーユニット40の下方には、パネル50が着脱可能に取り付けられる。パネル50は、照射された光を拡散するものであり、複数箇所に、光透過率が低いパネルカバー51を設けられている。
図16に示すように、パネルカバー51は、パネル50において器具本体20の中心に対して対称な端部付近の対向する2辺に沿って設けられている。また、パネルカバー51は、ロアーユニット40が設けられている位置(図16(A)において破線で表示)に対応して設けられている。
また、パネルカバー51は、少なくとも第1の孔52を有し、第1の孔52の内側には、明るさセンサ、人感センサ、熱センサ、信号送信装置からの信号を受信するための受信センサのうちの少なくとも一つが配設されている。
さらに、パネルカバー51は、少なくとも第2の孔53を有し、第2の孔53の内側には、照明器具10の動作状態を示すための信号を発する発信手段が配設されている。
第1の孔52および第2の孔53が設けられているパネルカバー51は、壁面W1側のアッパーユニット30Aが設けられている側に配設するのが望ましい。
第1の孔52および第2の孔53は、複数個のロアーユニット40が長手方向に直線状に並んで設けられている場合には、ロアーユニット40の間に設けるのが望ましい(図16(A)参照)。
例えば、2個のロアーユニット40が長手方向に並んで設けられている場合には、図16(A)に示すように、第1の孔52および第2の孔53をパネルカバー51の略中央に設けることができる。
なお、孔52,53は、図16(B)に示すように、2個に限るものではない。図16(C)に示すように、3個の孔52,53,54を設けたり、図16(D)に示すように、4個の孔52,53,54、55を設けることもできる。
また、孔52,53,54、55の形状も、丸孔に限るものではない。
さらに、孔52,53,54、55を設ける場所は、1個のパネルカバー51に限らず、複数個のパネルカバー51に設けることもできる。
図17(A)ないし(C)には、パネルカバー51の別の例が示されている。
図17(A)では、パネルカバー511の長さをパネル50の幅に比して小さくして、光の不透過部分を狭くした場合を示す。
図17(B)では、パネルカバー512を、パネル50の4辺に沿って設けた場合を示す。
さらに、図17(C)では、円形のパネル50Bに2個のパネルカバー513を対称な位置に設けた場合を示す。パネルカバー513は、パネル50Bの形状に対応して、部分円弧状となっている。
図20に示すように、照明器具10のロアーユニット40から、照明器具10の内部に向かって発せられた光BM1は、反射板60で下方に反射してパネル50に入射して拡散する。これにより、パネル50全体が光源となって下方を照明する。
一方、照明器具10のアッパーユニット30から照明器具10の外側へ発せられた光BM2は、一部は天井面11と平行に照射されて,壁面W(図19参照)を照明する。
このとき、壁面W1側のアッパーユニット30Aは壁面W1側に近付くように配設されているので、光BM3は壁面W1をより明るく照明するとともに、上枠32により遮蔽される範囲が減るので、より広い範囲を照明する。また、BM3の一部は、上方へ照射されて天井面11に当たり、下方へ反射して壁面W1を照明する。さらに、一部は下方へ照射されて照明器具10の上枠32に当たって上方へ反射し,天井面11を照明する。あるいは、さらに天井面11で反射して壁面W1を照明する。
以上、説明した本発明に係る実施形態の照明器具10によれば、天井面11側に設けられた複数のアッパーユニット30を、アッパーユニット30の下方に積層されて設けられたロアーユニット40の内側に配設した。また、アッパーユニット30の配置中心を器具本体20に設けられている取付金具21の中心からずれるように配設した。
このため、アッパーユニット30の配置中心を、取付金具21の中心に対してより明るく照明したい壁面W1側へずらすことにより、所望の壁面W1をより明るく照明したり、あるいはより広い範囲を照明することができる。
より明るく照明したい壁面W1あるいはより広い範囲を照明したい壁面W1としては、下方にテレビが置かれた壁面W1を例示できる。
また、アッパーユニット30の配置中心を、取付金具21の中心よりもより明るく照明したい壁面W1側へずらしたので、所望の壁面W1をより明るく照明したり、より広い範囲を照明することができる。
また、より明るく照明したい壁面W1側のアッパーユニット30Aは、他のアッパーユニット30に比して、取付金具21の中心からの距離が遠いので、アッパーユニット30Aをより明るく照明したい壁面W1に近付けることができる。
また、より明るく照明したい壁面W1側のアッパーユニット30Aを被取付面側に照射するように設けたので、より明るく照明したい壁面W1の床面に近い部分までアッパーユニット30Aにより照明することができる。
また、ロアーユニット30とアッパーユニット40との間の高さ位置において、アッパーユニット30の外側に設けられている上枠32の上面321が、壁面W1側のアッパーユニット30Aからの光を天井面11側に反射するように傾斜させた。
このため、アッパーユニット30Aから照射された光のうち下方へ向かった光は、上枠32の上面321で反射して天井面11側へ反射し、さらに天井面11で反射して壁面W1に照射されるので、壁面W1をより明るく照明できる。
また、より明るく照明したい壁面W1側のアッパーユニット30Aに取り付けられているアッパー側LED光源33の数を、他のアッパーユニット30におけるアッパー側LED光源33の数よりも多くしたので、光量が増し,所望の壁面をより明るく照明できる。
また、光量をアッパー側LED光源33の数で調整したので、アッパー側LED光源33に流す電流を一定とすることができ、駆動回路である制御部62により容易に制御できる。
さらに、複数のアッパーユニット30が矩形状に配設されているので、各アッパーユニット30を壁面Wに対して略平行に配設することができる。
これにより、照射光を効率よく利用できる。また、壁面Wへの照射範囲を照明器具10の中心に対して左右対称にできるので、バランスのよい配光を得ることができる。
また、本発明に係る実施形態の照明器具10によれば、下方を照明するロアーユニット40から発せられる光がパネル50に照射され,パネル50が均一に発光して主光源となる。
このため、ロアー側LED光源42の粒感を無くすとともに複数のロアー側LED光源42が放つ光によって生じる多重影(マルチシャドー)を防止できる。また、パネル50において暗くなる場所が発生するのを防止できる。
また、ロアーユニット40を器具本体20の外郭部に設けて、内側に光を照射することにより、照明器具10内でロアーユニット40から最も遠い部分は器具中心部となる。従って、ロアーユニット40が器具中心部に向かって光を照射するので、パネル50の中心部が明るく発光して暗部を無くし、均一となるように光を照射できる。
また、ロアーユニット40が発した光を反射する反射板60は、天井面11に取り付けられている引っ掛けシーリング12に取付可能な取付金具21を避けた傾斜面である領域63を有する。このため、取付金具21部分が暗くなるのを回避して、パネル50全面を均一に発光できる。
なお、取付金具21に対応する位置には蓋61を設け、蓋61の下面に所定形状の傾斜面を設けて反射面とすることにより、取付金具21の影響なく、所望の反射光を得ることができる。
また、ロアーユニット40のロアー側LED光源42を器具本体20の外郭部に設けて、照明器具10の中央側に向かって光を照射するので、パネル50の中心部が明るく発光して、均一となるように光を照射できる。
また、ロアー側LED光源42からの光は、ロアーユニット40よりも天井面11側にある反射板60へも照射されるので、ロアー側LED光源42の光を余すことなくパネル50へ照射することができる。これにより、パネル50が無駄なく,均一に発光することができ、部屋の明るさ感や快適感をユーザに与えることができる。
また、ロアーユニット40に集光用のレンズカバー45を設けたので、器具中心付近への照射をより強くすることができる。このため、ロアー側LED光源42と中心付近との間の距離が長くても,十分な光量を照射でき、パネル50全体を均一に発光させることができる。
さらに、ロアーユニット40の下方に、受けた光を拡散するパネル50を設けたので、パネル50はロアーユニット40のロアー側LED光源42が発した光を受けて均一に発光する。
また、本発明に係る実施形態の照明器具10によれば、アッパー側LED光源33およびロアー側LED光源42の全ての光源が一つの器具本体20に取り付けられているので、部品点数が少なく,組立性に優れるので、コストを安くして容易に製造できる。
また、器具本体20が、一枚物の板金から形成されているので、コンパクト化を図ることができるとともに容易に製造できる。また、縦壁203,204となる部分を設けることにより、容易に剛性を高めることができる。
また、全ての光源は、少なくとも一部が板金製の器具本体20に固定されているので、光源が発する熱を有効に放熱できる。また、アッパーユニット30を器具本体20に外向きに取り付け、ロアーユニット40を器具本体20に内向きに取り付けることにより、一枚の板金である器具本体20の表裏に取り付けることになり、表裏で有効に放熱できる。
さらに、器具本体20の表面が、白若しくは鏡面等の反射率の高い塗装を施されているので、例えば外向きに取り付けられているアッパーユニット30の光を天井面11側へ反射することができる。また、器具本体20の放熱性能を上げることができる。
また、本発明に係る実施形態の照明器具10によれば、アッパーユニット30が器具本体20上面における取付金具21の周囲に配設されたので、取付金具21および引っ掛けシーリング12をアッパーユニット30により隠すことができる。
また、アッパーユニット30の照射方向を外側へ向けることにより、天井面11や天井面側の壁面Wを明るくすることができ、部屋全体の明るさ感を増すことができる。
また、アッパーユニット30の高さが取付金具21の高さより大きいので、取付金具21をアッパーユニット30により確実に隠すことができる。
また、アッパーユニット30が、器具本体20におけるロアーユニット40の内側に配設されたので、アッパーユニット30は直接見えない。このため、アッパーユニット30からの光は間接照明となり、部屋全体に光の広がりを与えることができるので、部屋全体の明るさ感を増すことができる。
また、アッパーユニット30が発する光は、水平方向よりも天井面11側に照射されるので、天井面11や壁面Wへ光を照射して明るくすることができ、部屋全体の明るさ感を増すことができる。
さらに、ロアーユニット40の光量が、アッパーユニット30の光量以上であるので、部屋は主にロアーユニット40により照明され、アッパーユニット30は間接光として作用して、部屋全体の明るさ感を増す。
また、本発明に係る実施形態の照明器具10によれば、器具本体20の下側に取り付けられているロアーユニット40の光を、反射板60が下方へ反射して下方を照明する。反射板60を器具本体20に取り付けているねじ23は、器具本体20の上面から突出する場合があるが、器具本体20の上側に取り付けられる上枠32の高さH1がねじ23の突出量H2よりも大きいので、ねじ23は上枠32の高さ内に収容される。
このため、ユーザ等の手がねじ23の先端に触れて傷つくのを防止できる。
また、上枠32の上側に設けられたアッパーユニット30と、上枠32の下側に設けられたロアーユニット40との間に位置する上枠32の上面321が光不透過であるので、光の境目を作り出すことができる。これにより、意図しない光を無くすことができ、目的とする配光を実現できる。
また、上枠32の上側に設けられたアッパーユニット30と、上枠32の下側に設けられたロアーユニット40との間に位置する上枠32の上面321を、白色塗装または鏡面仕上げ等の反射率が高いものとした。このため、アッパーユニット30からの光を天井面11側に回すことができる。
また、上枠32の上面321が天井面11と平行な場合には、アッパーユニット30からの光を天井面11側へ反射させることができる。また、上枠32の上面321が天井面11に対して角度がある場合には、アッパーユニット30の光を部屋の広範囲に広げることができる。
さらに、器具本体20および上枠32が互いに係止突起322を介して係合されているため、上枠32が器具本体20の外側に配置され、これにより良好な外観性が得られる。
また、本発明に係る実施形態の照明器具10によれば、パネル50の複数箇所に光透過率が低いパネルカバー51を設け、パネルカバー51における床面と反対側に床面照明用のロアーユニット40を配設した。このため、パネル50にロアーユニット40が映って影になるのを防止でき、外観を向上できる。
また、ロアーユニット40の照射方向をパネルカバー51に向けないようにすることにより、パネル50がロアーユニット40の照射方向前方に位置しないため、パネル50にロアーユニット40の粒感が生じたり、ユーザがパネル50を直視した際のグレアを防止できる。
また、パネルカバー51が、ロアーユニット40によって発せられる光を遮らないので、光の損失を防止できる。
さらに、パネルカバー51を飾りやアクセントとして設け、意匠性を向上できる。
また、パネルカバー51を、パネル50において器具中心に対して対称な器具端部付近に対応する位置に設けたので、パネルカバー51を持つことにより、パネル50に手が直接触ることなくパネル50を脱着でき、パネル50が汚れるのを防止できる。また、汚れによる照度低下も防止できる。
また、パネルカバー51に第1の孔52を設けて、第1の孔52の内側に各種センサを内蔵したので、センサ回路等の影がパネル50に映るのを防止できる。
また、パネルカバー51にはロアーユニット40からの光が直接当たらないので、温度や明るさによってセンサ等が誤動作するのを防止できる。
また、パネルカバー51に第2の孔53を設け、第2の孔53の内部に照明器具10の動作状態を示すための信号を発する発信手段を配設したので、ユーザは照明器具10の動作状態を知ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、前述した第1実施形態にかかる照明器具10と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図21および図22に示すように、第2実施形態の照明器具10Bにおける反射板60Bは、中央に向かって下方へ傾斜する傾斜面67を有し、全体下方へ尖った山型形状を呈する。反射板60Bの下面は、光を反射するように、白色塗装あるいは鏡面仕上げが施されている。
反射板60Bにおいて器具本体20の一対の下縦壁204(図4参照)に対向する両端部は、切り欠かれて開口部671がそれぞれ設けられている。一対の下縦壁204に設けられたロアーユニット40は、開口部671から反射板60Bの下方に突出している。また、中央部672は、器具本体20の中心に設けられている取付金具21と干渉しないように、高くなっている。
従って、ロアーユニット40から発せられた光は、パネル50におけるロアーユニット40から最も遠い部分R,すなわち反射板60の中央部672に照射される。そして、傾斜面67および中央部672において下方へ反射して、パネル50に入射する。
なお、図6において前述したように、ロアー側LED光源42から発せられる光は、レンズカバー45を通過させて角度θ1だけ被取付面側に照射することにより、確実に反射板60Bで反射させて、パネル50に入射させて発光させることができる。
また、第1実施形態の反射板60で示したように、反射板60Bの中央に取付金具用開口部(64)を設けて蓋(61)を着脱可能に取り付けることもできる。
さらに、反射板60Bに制御部62用の開口部(65)を設け、制御部62の下面621が反射板60Bの一部を構成するようにすることもできる。
なお、本発明の照明器具は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
すなわち、前述した実施形態においては、アッパーユニット30およびロアーユニット40を矩形状に配設した場合について例示した。この他、図23に示すように、アッパーユニット30を矩形状に配設するとともに、ロアーユニット40Bを円形に配設することもできる。
この場合には、ロアーユニット40Bのロアー側LED光源42Bが下方に向けて取り付けられているので、前述した反射板60,60Bを設ける必要はない。
また、前述した実施形態においては、照明器具10が、より明るく照明したい壁面W1側へ延長されて長方形状を呈する場合について説明した。この他、図24に示すように、照明器具10C全体を正方形とし、壁面W1側のアッパーユニット30Aの位置を壁面W1へずらすこともできる。
この場合には、上パネル31Bのみ壁面W1側へ延長させて、ずらしたアッパーユニット30Aの上面を覆うようにする。
10,10B,10C 照明器具
11 天井面(被取付面)
12 引っ掛けシーリング
20 器具本体
21 取付金具
30,30A アッパーユニット
32 上枠
321 上面
33 アッパー側LED光源
40 ロアーユニット
42 ロアー側LED光源
W1 より明るく照明したい壁面

Claims (7)

  1. 被取付面取り付けるための取付金具が中央に設けられる器具本体と、
    前記器具本体の前記被取付面側に配設され、複数個のアッパー側LED光源を有する複数のアッパーユニットと、
    前記器具本体における前記アッパーユニットの下方に設けられ、複数個のロアー側LED光源を有する複数のロアーユニットと、を有し、
    前記複数のアッパーユニットは、前記複数のロアーユニットよりも内側の位置に配設され、かつ、前記複数のアッパーユニットの配置中心が、前記器具本体の前記取付金具の中心からずれている照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具において、
    前記アッパーユニットの配置中心が、前記取付金具の中心よりも、前記器具本体の外側にずれている照明器具。
  3. 請求項2に記載の照明器具において、
    前記複数のアッパーユニットのうちの一つのアッパーユニットは、他のアッパーユニットに比して、前記取付金具の中心からの距離が遠い照明器具。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載の照明器具において、
    前記アッパーユニットが前記被取付面側に照射するように設けられている照明器具。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1項に記載の照明器具において、
    前記ロアーユニットと前記アッパーユニットとの間の高さ位置において、前記アッパーユニットの外側に設けられている上枠の上面が、前記より明るく照明したい壁面側のアッパーユニットからの光を前記被取付面側に反射するように傾斜した照明器具。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載の照明器具において、
    前記より明るく照明したい壁面側のアッパーユニットにおける前記アッパー側LED光源の数が、他のアッパーユニットにおける前記アッパー側LED光源の数よりも多い照明器具。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1項に記載の照明器具において、
    前記複数のアッパーユニットが矩形状に配設された照明器具。
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