JP5667856B2 - 給湯機 - Google Patents
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Description
第2発明の給湯機は、請求項1記載の発明において、前記給湯用熱交換器で行われる加熱は、外部熱源を必要とする加熱手段で加熱された温水を蓄熱する貯湯タンクに対する補助熱源として用いられる。
第1発明によれば、湯張り路は前記追焚き循環回路に連通する前で分岐しており、分岐した一方の湯張り路が追焚き用熱交換器と循環ポンプとの間に連通し、分岐した他方の湯張り路は前記循環ポンプが前記追焚き用熱交換器の下流側に設けられている場合は前記追焚き用熱交換器の上流側に連通し、前記循環ポンプが前記追焚き用熱交換器の上流側に設けられている場合は前記追焚き用熱交換器の下流側に連通しており、前記追焚き用熱交換器の上流側に連通する湯張り路には湯張りの流れの向きとは逆の向きには流さない逆流防止手段が設けられていることで、循環ポンプへの呼び水も可能で単位時間当たりの湯張り量も少なくなることはない状態であると同時に、追焚き用熱交換器内で過熱されることを防止できる。また、追焚き用熱交換器の上流側に連通する湯張り路には、湯張りの流れの向きとは逆の向きには流さない逆流防止手段が設けられていることで、循環ポンプが駆動する追焚き時に、追焚き用熱交換器を通過しない流路(バイパス流路)が形成されることはなく、追焚き時に追焚き時間が長くなる効率の悪い追焚きが行われることもない。特に給湯用熱交換器が暖房用の熱源として用いられる場合には、内部循環ポンプで給湯用熱交換器と暖房用熱交換器を循環する水温を高くする必要があり、それに伴って追焚き用熱交換器の温度が高くなっている時でも、湯張り時に追焚き用熱交換器の両側に湯張りされるので、その圧力によって追焚き用熱交換器内の水の流れがなくなる。その結果、湯張りされてない側から加熱された高温の湯が浴槽側に出ることはなく、仮に入浴者があった場合でも安全に入浴できる効果を有する。
第2発明によれば、第1発明を利用し、給湯用熱交換器で行われる加熱は、外部熱源を必要とする加熱手段で加熱された温水を蓄熱する貯湯タンクに対する補助熱源として用いられる場合には、給湯用熱交換器には高温水が供給されることとなる。高温水が供給されることで、より追焚き用熱交換器で高温の湯が浴槽に流れ込み易くなる条件の場合であっても、湯張り時に追焚き用熱交換器の両側に湯張りされるので、その圧力によって追焚き用熱交換器内の水の流れがなくなる。その結果、湯張りされてない側から加熱された高温の湯が浴槽側に出ることはなく、仮に入浴者があった場合でも安全に入浴できる効果を発揮することができる。
図1における本発明の給湯機1は内部に制御基板10、給湯用熱交換器20、燃焼機23、内部循環ポンプ30、追焚き用熱交換器40、暖房用熱交換器60、循環ポンプ50等を有している。給湯用熱交換器20と追焚き用熱交換器40は外見上一体となっており熱交換器部を形成し、燃焼機23と組み合わされた状態で温水供給部15を形成している。制御基板10は、内部にCPUを有しており予めプログラムされた内容により給湯機1の内部に有する温度センサーや流量検知器等の検知機器の検知信号に対応して燃焼機23、内部循環ポンプ30や循環ポンプ50等の電源供給が必要な装置の駆動を制御している。給湯機1の外部には温水水栓4、床温水暖房装置や温水式エアーコンディショナー等の温水暖房装置5、浴槽6が給湯機1の外装に設けられた外部配管接続口に各種の外部配管を介して接続されている。
給湯機1の前記各種機構の中心的な役割を有する温水供給部15について説明する。温水供給部15の熱交換器部は、給湯用熱交換器20の受熱部と追焚き用熱交換器40の受熱部が燃焼機23で直列的に同時に加熱される所謂一缶二水路の熱交換器となっている。給湯用熱交換器20と追焚き用熱交換器40は熱伝導性の良い銅やステンレス鋼等の金属のパイプの周囲に、銅やステンレス鋼等の金属のフィンを設けて熱交換率を向上させたものとなっている。なお、熱交換器部の排気側にさらに潜熱回収用の熱交換器を設けて給湯時や追焚き時の熱効率を上げる実施方法も可能である。
給湯機構を説明すると、温水供給部15の給湯熱交給水管21は外部配管を経由して水道に接続されており、給湯熱交給湯管22は外部配管を経由して温水水栓4に接続されている。また、給湯熱交給湯管22の途中において内部循環往き管28が分岐しており、内部循環往き管28は暖房用熱交換器60と内部循環戻り管29を経由して給湯熱交給水管21に連接している。そして、内部循環往き管28の途中には内部循環ポンプ30が設けられていることで、給湯用熱交換器20、給湯熱交給湯管22、内部循環往き管28、暖房用熱交換器60、内部循環戻り管29、給湯熱交給水管21そして給湯用熱交換器20に再び戻る内部循環回路が形成されている。また、給湯熱交給水管21の途中で給水分岐管38が分岐して給湯熱交給湯管22の途中の温水混合機構39に連通しており、温水混合機構39で温水と水を混合させることができ、制御基板10の制御により給湯温度を調節できる機構も備えている。
追焚き機構を説明すると、追焚き循環往き管41と追焚き循環戻り管42は外部の配管を経由して浴槽6に設けられた循環接続金具7に連接されている。また、追焚き循環戻り管42の途中には、追焚き温度センサー44と追焚き水流スイッチ45が設けられており、追焚き循環往き管41の途中には循環ポンプ50が設けられている。これにより、循環ポンプ50を循環手段として、追焚き用熱交換器40、追焚き循環往き管41、循環接続金具7、浴槽6、循環接続金具7、追焚き循環戻り管42から、再び追焚き用熱交換器40に戻る追焚き循環回路46が形成されている。
湯張り機構を説明すると、温水供給部15の給湯熱交給湯管22の途中において、湯張り路32が分岐しており、湯張り路32も途中で第一の湯張り路33と第二の湯張り路34の二つに分岐している。第一の湯張り路33は、追焚き循環往き管41の追焚き用熱交換器40と循環ポンプ50の間に連接しており、第二の湯張り路34は、追焚き循環戻り管42の循環接続金具7と追焚き温度センサー44の間に連接している。湯張り路32の途中には、湯張り弁31、湯張り流量検知器36および二連逆流防止手段37が設けられている。第二の湯張り路34の途中には逆流防止手段35が設けられている。なお、本実施例において逆流防止手段35には逆止弁を用いている。湯張り機構の上流側には給湯熱交給湯管22に設けられた湯水混合機構39があり、湯水の混合による温水温度の制御も可能となっている。
暖房機構は暖房用熱交換器60を介して温水供給部15の給湯用熱交換器20で加熱される温水を熱源として温水暖房装置5に供給している。給湯用熱交換器20で作られた湯は温水水栓4で衛生的に使用される必要があるので、暖房用熱交換器60を介して温水暖房装置5を加熱するようにしている。暖房用温水と混ざらないよう暖房用熱交換器60には二つの循環回路が接続され、二つの循環回路の間で熱交換するようになっている。一方の循環回路は内部循環ポンプ30を駆動源として、給湯用熱交換器20、給湯熱交給湯管22、内部循環往き管28、暖房用熱交換器60、内部循環戻り管29、給湯熱交給水管21そして給湯用熱交換器20に再び戻る内部循環回路であり、内部循環回路により加熱される側のもう一方の循環回路が、暖房循環ポンプ64を駆動源として、暖房用熱交換器60、暖房循環往き管61、温水暖房装置5、暖房循環戻り管62そして、再び暖房用熱交換器60に戻る暖房循環回路である。暖房循環回路の循環流体は単に水でも良いが、好ましくは設置場所や構成部材の選択の巾が広がるプロピレングリコール等の不凍液に防錆剤を添加した液を用いる。
給湯運転は外部の温水水栓4が開かれることで開始する。給湯熱交給水管21が外部の水道管に接続されていることで、給湯用熱交換器20、給湯熱交換器給湯管22にも水道圧が加わっていることによる。温水水栓4が開かれたことは、給湯流量検知器24により検知され、制御基板10は内部循環ポンプ30を駆動させると共に遠隔操作装置11で設定された温度になるように給水温度センサー25と給湯温度センサー27の温度情報を元に燃焼機23を制御する。温水水栓4が閉じられると、給湯流量検知器24が、温水水栓4が閉じられたことを検知し、制御基板10は、燃焼機23の燃焼を停止させると共に、燃焼の停止から所定時間遅らせて内部循環ポンプ30を停止させる。なお、温水水栓4が閉じられた場合に、内部循環ポンプ30は駆動している為、給湯流量検知器24で検知される流量変化は微少となり給湯流量検知器24の精度を上げる必要があるので、給湯熱交給水管21の内部循環戻り管29と連接する箇所より上流側に、水流スイッチや水量センサーを設けて、これにより温水水栓4が閉じられたことを検知させても良い。
風呂追焚き運転の動作について説明する。使用者が遠隔操作装置11で風呂追焚きするよう入力した場合には、制御基板10は循環ポンプ50を駆動させる。循環ポンプ50を駆動させた場合に、追焚き水流スイッチ45が所定時間連続してON状態となっている場合には、制御基板10は燃焼機23の燃焼を開始させ、追焚き温度センサー44の温度情報の元、遠隔操作装置11で設定された追焚き温度まで燃焼を継続させる。追焚き水流スイッチ45が所定時間連続してON状態とならない場合は、浴槽6に湯水が入ってないと判断し燃焼を開始せず、遠隔操作装置11に警報の表示を行って追焚き運転を中止する。
湯張り運転の動作について説明する。使用者が遠隔操作装置11で湯張り運転をするよう入力した場合には、制御基板10は湯張り弁31を開くように制御する。湯張り弁31が開くことで水道圧により湯張り弁31を通過して湯張り路32に水が流れる。水が流れたことは給湯流量検知器24により検知され、制御基板10は内部循環ポンプ30を駆動させると共に遠隔操作装置11で設定されたお湯張り温度になるように給水温度センサー25と給湯温度センサー27の温度情報を元に燃焼機23を制御する。遠隔操作装置11で設定されている湯張り量になったと湯張り流量検知器36が検知すると制御基板10は湯張り弁31を閉じさせ、給湯流量検知器24が湯張り弁31を閉じたことを確認して、燃焼機23の燃焼を停止させると共に、燃焼の停止から所定時間遅らせて内部循環ポンプ30を停止させる。なお、湯張り弁31が閉じられた場合に、内部循環ポンプ30は駆動している為、給湯流量検知器24で検知される流量変化は微少となり給湯流量検知器24の精度を上げる必要があるので、湯張り弁31を閉じる制御を行ったことで湯張り弁31が閉じられたとみなす制御や、給湯熱交給水管21の内部循環戻り管29と連接する箇所より上流側に、水流スイッチや水量センサーを設けて、これにより湯張り弁31が閉じられたことを検知させても良い。
暖房運転の動作について説明する。使用者が遠隔操作装置11で暖房するよう入力した場合には、制御基板10は暖房循環ポンプ64と内部循環ポンプ30に出力して駆動させる。所定時間経過後、制御基板10は暖房温度センサー65で暖房循環回路の液温と、給湯温度センサー27で内部循環回路の水温を検知する。給湯温度センサー27の検知水温が制御基板10内において設定されている暖房時に必要となる設定温度(例えば、75℃)未満の場合は、制御基板10は燃焼機23の燃焼を開始させ、給湯温度センサー27で設定温度になるように燃焼量を調節しつつ燃焼を継続させる。温水暖房装置5の負荷にもよるが、温水暖房装置5の負荷が燃焼機23の最大燃焼量に熱効率を掛けた値となる最大暖房負荷未満であれば、暖房循環回路を循環する液温は上昇し、暖房温度センサー65で所定温度(例えば、75℃)を検知すれば制御基板10は燃焼機23の燃焼を停止させ、内部循環ポンプ30及び暖房循環ポンプ64の駆動は燃焼の停止に係わらず継続するよう出力する。
追焚き機構を説明すると、追焚き循環往き管41と追焚き循環戻り管42は外部の配管を経由して浴槽6に設けられた循環接続金具7に連接されている。また、追焚き循環戻り管42の途中には、追焚き温度センサー44、追焚き水流スイッチ45と循環ポンプ50が設けられている。これにより、循環ポンプ50を循環手段として、追焚き用熱交換器40、追焚き循環往き管41、循環接続金具7、浴槽6、循環接続金具7、追焚き循環戻り管42、循環ポンプ50から、再び追焚き用熱交換器40に戻る追焚き循環回路46aが形成されている。
湯張り機構を説明すると、温水供給部15の給湯熱交給湯管22の途中において、湯張り路32が分岐しており、湯張り路32も途中で第一の湯張り路33aと第二の湯張り路34aの二つに分岐している。第一の湯張り路33aは、追焚き循環戻り管42の追焚き用熱交換器40と循環ポンプ50の間に連接しており、第二の湯張り路34aは、追焚き循環往き管41の追焚き用熱交換器40の下流側に連接している。湯張り路32の途中には、湯張り弁31、湯張り流量検知器36および二連逆流防止手段37が設けられている。第一の湯張り路33aの途中には逆流防止手段35が設けられている。湯張り機構の上流側には給湯熱交給湯管22に設けられた湯水混合機構39があり、湯水の混合による温水温度の制御も可能となっている。
図3において示す実施例3の給湯機3は、実施例1の給湯機1を、外部熱源を必要とする加熱手段で加熱された温水、例えば、太陽熱熱源で加熱された温水、ヒートポンプ式熱源で加熱された温水またはコージェネレーション熱源で加熱された温水の何れか一つで蓄熱された温水を貯湯する貯湯タンクの補助熱源として用いる場合の実施例である。給湯機3は実施例1の給湯機1と同様な構成であるので同一の要素には同一の符号を附して説明を省略する。
太陽熱熱源、ヒートポンプ式熱源、コージェネレーション式熱源の何れの場合でもゆっくりとした加熱になり貯湯タンク70と組み合わせて利用される。貯湯タンク70は、概ね家庭における一日の給湯量を供給できる程度の容量を想定して選定されるので、単位時間当たりに発生する熱は、貯湯タンク70の容量に比較して小さいものとなることが一般的であり、長時間(例えば5〜8時間)をかけて貯湯タンク70に蓄熱するようになっている。そのため、貯湯タンク70の急な加熱はできず、また、貯湯タンク70の容量により蓄熱可能な温水の量の上限は決まってしまうので、給湯機2を補助熱源として使用する必要がある。
貯湯タンク70に蓄えられた水を前記の太陽熱熱源、ヒートポンプ式熱源、コージェネレーション熱源で加熱する方法を説明する。ここで、太陽熱熱源、ヒートポンプ式熱源、コージェネレーション熱源については、総称して外部熱源90と呼び、外部熱源90の内部に貯湯タンク70の水を加熱する外部熱源熱交換器91を有している場合で説明する。外部熱源熱交換器91とは太陽熱熱源の場合は集熱板であり、ヒートポンプ式熱源の場合は凝縮器の熱を受ける冷媒と水とを熱交換する熱交換器であり、コージェネレーション熱源の場合は発電部の熱を受ける熱交換器である。なお、外部熱源と貯湯タンクの間を不凍液等の熱媒体で熱交換する場合は貯湯タンク内の下部に熱交換器を設けるものとなる。
外部の温水水栓4が開くことにより給湯運転は開始する。貯湯タンク70には、減圧弁78により減圧された給水圧が加わっており、これが、蓄熱運転により加熱された貯湯タンク70内部の温水は、貯湯タンク70、タンク給湯管72、給湯熱交給水管21、給湯用熱交換器20、給湯熱交給湯管22を経由して温水水栓4に供給される。この場合に貯湯タンク70内の貯留水の水温をタンク温度センサー74で検知し、この検知した水温を基に燃焼機23で加熱する必要の有無を制御基板10が判断する。なお、タンク給水管71の途中で給水分岐管38が分岐して、給湯熱交給湯管22の途中の温水混合機構39に連通しており、温水混合機構39で温水と水を混合させることができ、制御基板10の制御により給湯温度を調節できる機構も備えている。
また、タンク温度センサー74で検知する水温が設定温度の60℃から4℃高い温度未満となった場合(64℃未満になった場合)には、制御基板10は温水供給部15の燃焼機23の燃焼を開始するように出力し、使用者側からの設定温度60℃になるように、配管における放熱ロスも考慮して設定温度よりやや高い温度を燃焼機23の目標温度とし、給湯温度センサー27で給湯熱交給湯管22付近の水温を検知して燃焼機23の燃焼量と温水混合機構39を調節することで、60℃の温水を温水水栓4へ供給する。
実施例2の暖房運転及び風呂追焚き運転の動作は実施例1と同様であるので説明を省略する。
湯張り運転の動作について説明する。使用者が遠隔操作装置11で湯張り運転をするよう入力した場合には、制御基板10は湯張り弁31を開くように制御する。貯湯タンク70には、減圧弁78により減圧された給水圧が加わっており、この給水圧が、貯湯タンク70、タンク給湯管72、給湯熱交給水管21、給湯用熱交換器20、給湯熱交給湯管22、湯張り路32の途中に設けられた湯張り弁31まで加わっている。蓄熱運転により貯湯タンク70内部の加熱された温水は、湯張り弁31が開くことで湯張り弁31を通過して湯張り路32に流れる。この場合に貯湯タンク70内の貯留水の水温をタンク温度センサー74で検知し、この検知した水温を基に燃焼機23で加熱する必要の有無を制御基板10が判断する。なお、湯張り機構の上流側には給湯熱交給湯管22に設けられた湯水混合機構39があり、湯水の混合による温水温度の制御も可能となっている。
5:温水暖房装置
6:浴槽
7:循環接続金具
20:給湯用熱交換器
23:燃焼機
30:内部循環ポンプ
31:湯張り弁
32:湯張り路
33、33a:第一の湯張り路
34、34a:第二の湯張り路
35:逆流防止手段
40:追焚き用熱交換器
41:追焚き循環往き管
42:追焚き循環戻り管
50:循環ポンプ
60:暖房用熱交換器
70:貯湯タンク
90:外部熱源
Claims (2)
- 暖房用熱交換器と内部循環ポンプを組み合わせることで、暖房用の熱源としても用いられる給湯用熱交換器と、追焚き用熱交換器と、前記給湯用熱交換器の受熱部と前記追焚き用熱交換器の受熱部を直列的に同時に加熱する燃焼機と、浴槽と、循環ポンプと、前記循環ポンプを循環手段として前記浴槽と前記追焚き熱交換器により形成され常時連通した状態の追焚き循環回路と、前記給湯用熱交換器で加熱した温水を前記追焚き循環回路に流入させる湯張り路と、前記湯張り路は前記追焚き循環回路に連通する前で分岐しており、分岐した一方の湯張り路が前記追焚き用熱交換器と前記循環ポンプとの間に連通し、分岐した他方の湯張り路は前記循環ポンプが前記追焚き用熱交換器の下流側に設けられている場合は前記追焚き用熱交換器の上流側に連通し、前記循環ポンプが前記追焚き用熱交換器の上流側に設けられている場合は前記追焚き用熱交換器の下流側に連通しており、前記追焚き用熱交換器の上流側に連通する湯張り路には湯張りの流れの向きとは逆の向きには流さない逆流防止手段が設けられている給湯機。
- 前記給湯用熱交換器で行われる加熱は、外部熱源を必要とする加熱手段で加熱された温水を蓄熱する貯湯タンクに対する補助熱源として用いられる請求項1記載の給湯機。
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