JP5667426B2 - 塗装ステンレス鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
[1]ステンレス鋼板を準備するステップと;水溶性レゾール型フェノール樹脂と、アミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤とを含有し、かつ金属成分を含有しない、pHが7〜13の水溶液である塗装前処理液を準備するステップと;前記ステンレス鋼板の表面に前記塗装前処理液を塗布し、乾燥させて、塗装前処理皮膜を形成するステップと;前記塗装前処理皮膜の上に塗料を塗布し、乾燥させて、塗膜を形成するステップとを有する、塗装ステンレス鋼板の製造方法。
[2]前記塗装前処理液における前記水溶性レゾール型フェノール樹脂と前記シランカップリング剤との質量比は、90:10〜40:60の範囲内である、[1]に記載の塗装ステンレス鋼板の製造方法。
[3]前記ステンレス鋼板は、Alの含有量が0.05原子%以上である、[1]または[2]に記載の塗装ステンレス鋼板の製造方法。
[4]ステンレス鋼板と、前記ステンレス鋼板の表面に形成された塗装前処理皮膜と、前記塗装前処理皮膜の上に形成された塗膜とを有する塗装ステンレス鋼板であって:前記塗装前処理皮膜は、水溶性レゾール型フェノール樹脂と、アミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤とを含有し、かつ金属成分を含有しない、pHが7〜13の水溶液である塗装前処理液を、前記ステンレス鋼板の表面に塗布し、乾燥させることで形成されたものである、塗装ステンレス鋼板。
[5]前記塗装前処理液における前記水溶性レゾール型フェノール樹脂と前記シランカップリング剤との質量比は、90:10〜40:60の範囲内である、[4]に記載の塗装ステンレス鋼板。
[6]前記塗装前処理皮膜の付着量は、10〜300mg/m2の範囲内である、[4]または[5]に記載の塗装ステンレス鋼板。
[7]前記ステンレス鋼板は、Alの含有量が0.05原子%以上である、[4]〜[6]のいずれか一項に記載の塗装ステンレス鋼板。
本発明の塗装ステンレス鋼板およびその製造方法は、本発明者らにより解明されたエナメルヘアの発生メカニズムの知見に基づいてなされたものである。そこで、本発明の塗装ステンレス鋼板およびその製造方法について説明する前に、本発明者らが解明したエナメルヘアの発生メカニズムについて説明する。
本発明の塗装ステンレス鋼板の製造方法は、1)基材としてステンレス鋼板を準備する第1のステップと、2)所定の塗装前処理液を準備する第2のステップと、3)ステンレス鋼板の表面に塗装前処理液を塗布して塗装前処理皮膜を形成する第3のステップと、4)塗装前処理皮膜の上に塗料を塗布して塗膜を形成する第4のステップとを含む。
第1のステップでは、基材としてステンレス鋼板を準備する。基材とするステンレス鋼板の種類は、特に限定されない。基材とするステンレス鋼板の例には、フェライト系ステンレス鋼板、オーステナイト系ステンレス鋼板、マルテンサイト系ステンレス鋼板、複相系ステンレス鋼板などが含まれる。
第2のステップでは、ステンレス鋼板に塗布する塗装前処理液を準備する。この塗装前処理液は、水溶性レゾール型フェノール樹脂とアミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤とを含有する水溶液である。
本発明の製造方法で使用する塗装前処理液は、有機樹脂としてヒドロキシ基(ヒドロキシアルキル基を含む)を多数有する水溶性レゾール型フェノール樹脂を含有する。後述するように、水溶性レゾール型フェノール樹脂は、硬化する際にヒドロキシ基を介してシランカップリング剤とも結合(ステンレス鋼板の不動態皮膜中にAlが含まれる場合は、さらにアルミン酸イオンとも結合)して、ステンレス鋼板に対する密着性に優れ、軟質でかつ凝集力の高い塗装前処理皮膜を形成する。
本発明の製造方法で使用する塗装前処理液は、アミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤を含有する。塗装前処理液中においては、シランカップリング剤のアルコキシ基は加水分解されてシラノール基の状態で存在している。後述するように、シランカップリング剤は、シラノール基を介して基材表面および水溶性レゾール型フェノール樹脂と結合(ステンレス鋼板の不動態皮膜中にAlが含まれる場合は、さらにアルミン酸イオンとも結合)する。また、シランカップリング剤は、アミノ基またはエポキシ基を介して、塗装前処理皮膜の上に形成される塗膜を構成する有機樹脂(例えば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂、ポリエステルなど)とも結合する。結果として、アミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤は、水溶性レゾール型フェノール樹脂などと共にステンレス鋼板に対する密着性に優れ、凝集力の高い塗装前処理皮膜を形成する。
本発明の製造方法で使用する塗装前処理液は、pHが7〜13の範囲内であること、すなわち中性〜アルカリ性であることを一つの特徴とする。
本発明の製造方法で使用する塗装前処理液は、金属成分を含有しないことを一つの特徴とする。前述の通り、従来の塗装前処理液は、防錆効果が期待される金属化合物(例えば、Ti化合物やZr化合物など)を含有するものがほとんどであった。しかしながら、本発明の製造方法では、基材としてステンレス鋼板を使用することから、金属化合物を配合しなくても十分な耐食性を実現することができる。また、アルカリ性の水溶液中では、金属化合物が沈殿してしまうことが多いため、本発明の製造方法で使用する塗装前処理液に金属化合物を配合すると、塗装前処理液の保存安定性が低下してしまうおそれもある。したがって、本発明の製造方法で使用する塗装前処理液には、金属化合物を配合しないことが好ましい。
本発明の製造方法で使用する塗装前処理液の調製方法は、特に限定されない。たとえば、アミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤の水溶液に、所定量の水溶性レゾール型フェノール樹脂を添加し、水で所望の濃度まで希釈すればよい。塗装前処理液中の固形分の濃度は、特に限定されず、塗布方法や希望する粘度、付着量などに応じて適宜設定すればよい。通常、塗装前処理液中の固形分の濃度は、0.1〜15質量%程度である。
第3のステップでは、第2のステップで準備した本発明の塗装前処理液を、第1のステップで準備したステンレス鋼板の表面に塗布し、乾燥させて、塗装前処理皮膜を形成する。このとき、ステンレス鋼板の片面のみに塗装前処理皮膜を形成してもよいし、両面に塗装前処理皮膜を形成してもよい。
第4のステップでは、第3のステップで塗装前処理皮膜を形成したステンレス鋼板の表面に塗料を塗布し、乾燥させて、塗膜を形成する。塗膜は、1層であってもよいし、2層以上であってもよい。
(1)基材
基材として、以下の5種類のステンレス鋼板(板厚0.4mm)を準備した。
[ステンレス鋼板A]
・鋼種(JIS記号):SUS430
・到達板温度950℃で最終焼鈍した後、電解酸洗仕上げを行ったもの。
[ステンレス鋼板B]
・鋼種(JIS記号):SUS304
・到達板温度1050℃で最終焼鈍した後、電解酸洗仕上げを行ったもの。
[ステンレス鋼板C]
・鋼種(JIS記号):SUS436J1L
・到達板温度1050℃で最終焼鈍した後、電解酸洗仕上げを行ったもの。
[ステンレス鋼板D]
・鋼種(JIS記号):SUS430
・最終焼鈍(光輝焼鈍)として、混合ガス(90%H2+10%N2)中において、露点温度−60±10℃、到達板温度1000℃でスキンパス仕上げ(伸び0.2%)を行ったもの。
[ステンレス鋼板E]
・鋼種(JIS記号):SUS430
・最終焼鈍(光輝焼鈍)として、混合ガス(90%H2+10%N2)中において、露点温度−60±10℃、到達板温度1000℃でスキンパス仕上げ(伸び0.2%)を行ったもの。
[ステンレス鋼板F]
・鋼種(JIS記号):SUS436J1L
・最終焼鈍(光輝焼鈍)として、混合ガス(90%H2+10%N2)中において、露点温度−60±10℃、到達板温度1000℃でスキンパス仕上げ(伸び0.2%)を行ったもの。
塗装前処理をする直前に、各ステンレス鋼板をアルカリ脱脂し、水洗した。ステンレス鋼板の表面(片面)に、表2に示す組成の塗装前処理液をバーコーターで塗布し、100℃で乾燥させて、塗装前処理皮膜を形成した。
塗装前処理を施した各ステンレス鋼板の表面に、溶剤系アクリル系塗料(KP2102;関西ペイント株式会社)を塗布し、230℃で焼き付けて、膜厚5μmの塗膜を形成した。
作製した各塗装ステンレス鋼板についてせん断加工を行い、エナメルヘア(塗膜剥離)が発生するかどうかを調べた。せん断加工は、15トンプレス機にせん断金型を装着して行った。加工条件は、パンチ径φ20mm、ダイ径φ20.08mm(板厚に対するクリアランス10%)、加工速度100spmとした。エナメルヘアの発生は、せん断端部にセロハンテープを貼り付け、瞬時に引き剥がした後、せん断端部のアクリル系塗膜の状態を走査型電子顕微鏡を用いて表面観察(500倍)することで確認した。
塗膜剥離が観察された実施例5および比較例5の塗装前処理液を用いて作製した塗装ステンレス鋼板(いずれもステンレス鋼板Aを基材として使用)について、塗膜の剥離界面を分析して、塗膜剥離の原因を調査した。
110 ステンレス鋼板
120 基材反応層
130 塗装前処理皮膜
140 塗膜
200 ダイ
210 パンチガイド
220 パンチ
300 ダレ部
310 せん断面
320 破断面
330 塗膜の浮部
340 エナメルヘア
Claims (5)
- ステンレス鋼板を準備するステップと、
水溶性レゾール型フェノール樹脂と、アミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤とを含有し、かつ金属化合物を含有しない、pHが7〜13の水溶液である塗装前処理液を準備するステップと、
前記ステンレス鋼板の表面に前記塗装前処理液を塗布し、乾燥させて、塗装前処理皮膜を形成するステップと、
前記塗装前処理皮膜の上に塗料を塗布し、乾燥させて、塗膜を形成するステップと、
を有し、
前記塗装前処理液における前記水溶性レゾール型フェノール樹脂と前記シランカップリング剤との質量比は、90:10〜40:60の範囲内である、
塗装ステンレス鋼板の製造方法。 - 前記ステンレス鋼板は、Alの含有量が0.05原子%以上である、請求項1に記載の塗装ステンレス鋼板の製造方法。
- ステンレス鋼板と、前記ステンレス鋼板の表面に形成された塗装前処理皮膜と、前記塗装前処理皮膜の上に形成された塗膜とを有する塗装ステンレス鋼板であって、
前記塗装前処理皮膜は、水溶性レゾール型フェノール樹脂と、アミノ基またはエポキシ基を有するシランカップリング剤とを含有し、かつ金属化合物を含有しない、pHが7〜13の水溶液である塗装前処理液を、前記ステンレス鋼板の表面に塗布し、乾燥させることで形成されたものであり、
前記塗装前処理液における前記水溶性レゾール型フェノール樹脂と前記シランカップリング剤との質量比は、90:10〜40:60の範囲内である、
塗装ステンレス鋼板。 - 前記塗装前処理皮膜の付着量は、10〜300mg/m2の範囲内である、請求項3に記載の塗装ステンレス鋼板。
- 前記ステンレス鋼板は、Alの含有量が0.05原子%以上である、請求項3に記載の塗装ステンレス鋼板。
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