JP5666761B2 - 光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具 - Google Patents

光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具 Download PDF

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Description

本発明は、複数本の単心光ファイバ素線からなる一次光ファイバ並列ユニットをさらに複数枚横一列に配列して形成された光ファイバテープ心線を分離する光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具に関するものである。
近年、光加入者線路網の構築が急速に進んでおり、それにつれて、光線路網への要求仕様も多様化してきている。それに伴って、光ファイバテープ心線の中間後分岐方式も多様化してきており、例えば、4本の光ファイバ素線からなる4心光ファイバテープ心線から、直ちに単心の光ファイバ心線、すなわち光ファイバ素線に分離し、その単心光ファイバ心線を各戸の軒先まで光ファイバ心線を配線するためのドロップケーブルに接続する方式がある。
別の中間後分岐方式として、8心光ファイバテープ心線をまず、4心光ファイバテープ心線2枚に分離し、分離した4心光ファイバテープ心線の一方を単心光ファイバ心線に分離する方式、もしくは、8心光ファイバテープ心線をまず、2心光ファイバテープ心線4枚に分離し、その内の少なくとも1枚の2心光ファイバテープ心線を単心光ファイバ心線に分離する方式、等がある。
上記の中間後分岐方式において、複数本の光ファイバ素線を配列して形成された光ファイバテープ心線を分離するには、所定の分離工具が用いられており、このような分離工具及び分離方法として、これまでにいくつかの提案が知られている。
光ファイバテープ心線は、複数本の単心光ファイバ素線を横一列に配列し、その外周に一括被覆を施してまず一次光ファイバ並列ユニットを形成し、この一次光ファイバ並列ユニットを複数枚、横一列に配列して樹脂で連結もしくは一体化した構造を有している。
光ファイバ素線の一例を図15に示す。光ファイバ素線1は、ガラス製光ファイバ2の周囲を紫外線硬化型樹脂層3で被覆しており、さらにその外周を着色層4で覆った構造を有している。この光ファイバ素線1を用いて形成された光ファイバテープ心線の一例を図16に示す。
図16(a)に示す光ファイバテープ心線10は、2本の単心光ファイバ素線1からなる一次光ファイバ並列ユニット5を4枚横一列に配列し、隣り合う一次光ファイバ並列ユニット5の接続部に生じる凹部に接合樹脂11を注入して接合したバインド型光ファイバテープ心線である。また、図16(b)に示す光ファイバテープ心線20は、光ファイバテープ心線10と同様に4枚の一次光ファイバ並列ユニット5を横一列に配列し、全体を一括被覆樹脂21で一括被覆したカプセル型光ファイバテープ心線である。
図16(c)及び(d)に示す光ファイバテープ心線30及び40は、一次光ファイバ並列ユニット6が4本の単心光ファイバ素線1からなっている。光ファイバテープ心線30は、光ファイバテープ心線10と同様に、2枚の一次光ファイバ並列ユニット6を接合樹脂31で接合したバインド型光ファイバテープ心線であり、光ファイバテープ心線40は、光ファイバテープ心線20と同様に、2枚の一次光ファイバ並列ユニット6を一括被覆樹脂41で一括被覆したカプセル型光ファイバテープ心線である。
上記のように形成された光ファイバテープ心線を分離する方法、及びこれに用いる分離工具として、例えば特許文献1〜3に開示されているものがある。特許文献1、2に記載の分離工具は、いずれも光ファイバテープ心線の厚さ方向に剪断力を直接加えるように構成されており、剪断力によって光ファイバテープ心線を2分割する方法が提案されている。また、特許文献3では、複数本の線材からなる工具で光ファイバテープ心線の一括被覆樹脂に傷を付ける、あるいはこれを剥がすことで光ファイバ素線に分離する方法が記載されている。
光ファイバテープ心線を分離するさらに別の方法として、例えば、カンナのように治具に取り付けた刃でテープ心線の一括被覆樹脂を削り取ることで、光ファイバ素線に分離する方法、あるいは、一括被覆樹脂の心線間に位置する部分に刃で傷を入れ、切り裂くことにより光ファイバ素線に分離する方法、等が知られている。
特公平6−70683号公報 特開2002−40263号公報 特許第3714423号公報
しかしながら、従来の光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具では、以下のような課題があった。特許文献1及び2に記載の分離工具では、4心光ファイバテープ心線を2分割することは可能であるが、同じ分離工具を用いて、さらに2心光ファイバテープを光ファイバ素線に分離することは不可能であり、光ファイバ素線に分離するには別の分離工具を用いる必要があった。
特許文献3に記載の分離工具では、可撓性のある線材を光ファイバテープ心線に押し付け解除を繰返し、さらには長手方向に数回相対的に移動させる等の方法で光ファイバテープ心線に傷をつける必要があるため、光ファイバテープ心線を分離できるまでに時間がかかってしまう。またこの方法では、光ファイバ素線に分離することは可能であるが、一次光ファイバ並列ユニット毎に分離することもできない。
さらに、上述したカンナ方式や切り裂き方式では、光ファイバテープ心線から複数の光ファイバ素線に分離することは可能であるが、カプセル型もしくはバインド型光ファイバテープ心線から、一次光ファイバ並列ユニットへの分離は極めて困難であった。
上記の通り、光ファイバテープ心線を一次光ファイバ並列ユニットに分離し、次に一次光ファイバ並列ユニットを光ファイバ素線に段階的に分離する必要のある中間後分岐では、従来の分離方法及び分離工具を用いた場合には、各分離段階で別々の分離工具を使用する必要があるため、分離工具を準備するための手間や費用かかるだけでなく、中間後分岐を行う作業効率が低下してしまい、作業コストも増大してしまうといった問題があった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、光ファイバテープ心線を一次光ファイバ並列ユニット及び光ファイバ素線に段階的に分離可能な光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具を提供することを目的とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離方法の第1の態様は、横一列に配列された複数本の光ファイバ素線の外周を一括被覆して形成された一次光ファイバ並列ユニットを少なくとも2枚以上さらに横一列に配列して樹脂で連結または一体化した光ファイバテープ心線の分離方法であって、一方向の間隔Cが0.7mm以上1.4mm以下となる所定の配列で複数の小突起が立設された凹凸部を選択し、前記一方向が前記光ファイバテープ心線の長手方向と直交するように前記凹凸部で前記光ファイバテープ心線を押圧し、前記凹凸部を前記光ファイバテープ心線の長手方向に相対的に移動させることにより、前記光ファイバテープ心線を前記一次光ファイバ並列ユニットに分離することを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離方法の他の態様は、前記光ファイバテープ心線を前記凹凸部で押圧することにより、前記光ファイバテープ心線の厚さ方向に少なくとも剪断力を加えることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離方法の他の態様は、分離された前記一次光ファイバ並列ユニットを所定の紙ヤスリで押圧し、前記紙ヤスリを前記一次光ファイバ並列ユニットの長手方向に少なくとも1回以上相対的に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットの被覆表面に傷をつけ、前記凹凸部で前記一次光ファイバ並列ユニットを押圧し、前記凹凸部を前記一次光ファイバ並列ユニットの長手方向に相対的に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットを前記光ファイバ素線に分離することを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離方法の他の態様は、JIS R6001に規定する♯320以上#2000以下の前記紙ヤスリを用いることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の第1の態様は、横一列に配列された複数本の光ファイバ素線の外周を一括被覆して形成された一次光ファイバ並列ユニットを少なくとも2枚以上さらに横一列に配列して樹脂で連結または一体化した光ファイバテープ心線を押圧しながら長手方向に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットに分離するための分離工具であって、一方の面に所定の配列で複数立設された小突起を有して前記光ファイバテープ心線を移動可能に押圧する凹凸部を備え、前記光ファイバテープ心線の長手方向と直交する方向の前記配列の間隔Cが0.7mm以上1.4mm以下に設定されていることを特徴とする。

本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記小突起が、前記一次光ファイバ並列ユニットの幅wuによらず高さが0.25mm以上、3mm以下、断面積が0.01mm以上0.2mm以下、ロックウェル硬度がHRR10以上、HRM120以下に設定されていることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記凹凸部が、前記光ファイバテープ心線を両面から押圧可能に2つ備えられ、前記2つの凹凸部の各々に立設された前記小突起の先端が相互に対向するように配置されていることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、分離後の前記一次光ファイバ並列ユニットを押圧しながら長手方向に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットの被覆表面に傷をつけるための所定の紙ヤスリを有するヤスリ部をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記紙ヤスリが、JIS R6001に規定する♯320以上#2000以下の紙ヤスリであることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記凹凸部は、前記一方の面とは反対側の面に所定の弾性部材を備え、前記弾性部材が押圧されることで前記凹凸部が前記光ファイバテープ心線に押圧されることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記ヤスリ部は、前記紙ヤスリを有する面とは反対側の面に別の弾性部材を備え、前記弾性部材が押圧されることで前記ヤスリ部が前記一次光ファイバ並列ユニットに押圧されることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、一対のアームを備え、前記アームの各々の一方端が支点で回動可能に連結され、前記アームの他方端の対向する面に前記凹凸部が設けられ、前記一対のアームは、離れる方向に付勢されていることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、一対のアームを備え、前記アームの各々の一方端が支点で回動可能に連結され、前記アームの他方端の対向する面に前記凹凸部が設けられ、前記一対のアームは、離れる方向に付勢され、前記一対のアームの前記他方端の対向する面にはさらに前記ヤスリ部が設けられていることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記凹凸部と前記ヤスリ部が、前記アームの長手方向に並設されていることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記ヤスリ部が、前記凹凸部よりも前記支点側に設けられていることを特徴とする。
本発明の光ファイバテープ心線の分離工具の他の態様は、前記一対のアームの閉限を規制するための高さ調整可能なストッパを備えることを特徴とする。
本発明によれば、光ファイバテープ心線を一次光ファイバ並列ユニット及び光ファイバ素線に段階的に分離可能な光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具を提供することが可能となる。本発明の同一の分離工具を用いて、光ファイバテープ心線を複数の一次光ファイバ並列ユニットに分離し、さらに一次光ファイバ並列ユニットを複数の光ファイバ素線に分離することが可能となることから、中間後分岐の作業効率を高め、コスト低減を図ることができる。
本発明の好ましい実施の形態における光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具について、図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ファイバテープ心線の分離工具の構造を示す斜視図である。本実施形態の光ファイバテープ心線の分離工具100は、一対のアーム101、102を備えており、それぞれの一端には両者を連結するための連結凸部103と連結凹部104が形成されている。連結凹部104内に連結凸部103を挿入し、支点105で回動可能に連結されている。アーム101、102に力を加えないときは連結されていない他端が開放されるよう、例えば図示しない板バネやコイルバネ等を連結凹部103と連結凸部104との間に設けて開方向に付勢させるのがよい。
アーム101、102の他端には、ゴム等で形成された弾性部材110を介してヤスリ部120と凹凸部130が設けられている。また、アーム101の適宜な箇所に高さ調整が可能なストッパ106が設けられており、これによりアーム101と102との閉限を規制するようにしている。ストッパ106として、例えばオスネジを用いることができ、これを回動することによりその高さを調整することができる。
アーム101と102とを閉じた状態を図2に示す。同図は、アーム101と102とがストッパ106で閉限された状態を示しており、この状態でアーム101、102のそれぞれに設けられたヤスリ部120、120、及び凹凸部130、130が互いに平行となるよう、ストッパ106の高さを調整しておくのが好ましい。
アーム101、102の開放端に設けられた弾性部材110、ヤスリ部120、及び凹凸部130の構造を、図3を用いて説明する。弾性部材110は、例えばシリコンゴムで形成することができ、アーム101、102に両面テープまたは接着剤等で接着されている。ヤスリ部120は、弾性部材110と略同寸法の紙ヤスリを両面テープまたは接着剤等で弾性部材110に接着されている。ヤスリ部120に用いる紙ヤスリは、JIS R6001に規定される♯320以上#2000以下のものを用いるのがよい。
凹凸部130も、弾性部材110と略同寸法の大きさで、両面テープまたは接着剤等で弾性部材110に接着されている。凹凸部130の詳細な構造を図4に示す。図4は、凹凸部130の一部を拡大して図示したものである。凹凸部130は、例えばポリプロピレン製のシート状部材とすることができ、表面には複数の小突起131が立設されている。
アーム101と102を閉じたときの凹凸部130の接合状態を図5に示す。アーム101に取り付けられた凹凸部130とアーム102に取り付けられた凹凸部130とは、各々に立設された小突起131の先端が一致して重なるように配置されている。
なお、分離工具100は、光ファイバテープ心線の分離に使用中は、図1に示すように片手で握れる程度の角度まで開放されるよう通常は開限を設定しておき、分離工具100の保守を行う場合には、図6に示すように、アーム101と102とを全開(略180度)にできるように開限を設定しておくのが好ましい。これにより、ヤスリ部120や凹凸部130の手入れ、あるいは交換等の保守作業が容易に行えるようになり、保守作業の効率を高めることができる。
分離工具100の開限を上記のように設定するために、アーム101と102とが180度程度まで開放できるような構造とするとともに、通常開限付近でアーム101、102が保持されるようにボールプランジャや板バネを設置するのがよい。
次に、分離工具100の寸法等の一実施例を、図3、4を用いて以下に説明する。まず、アーム101、102の幅方向をX方向とし、長手方向をY方向としたとき、弾性部材110の寸法として、厚さを3mm、X方向の寸法Aを15mm、Y方向の寸法Bを10mmとすることができる。また、ヤスリ部120に用いる紙ヤスリは、上記の通り、JIS R6001に規定される♯320以上#2000以下のものを用いるのがよく、ここでは#800の紙ヤスリを用いている。
凹凸部130に立設された小突起131については、分離対象の光ファイバテープ心線に対応して、好ましい大きさや配置等を選択することができる。一例を図7に示す。図7では、光ファイバ素線1の径(素線径)、一次光ファイバ並列ユニット5または6の幅(ユニット幅)、及び光ファイバテープ心線10〜40の幅(テープ幅)に対して、小突起131の間隔C、高さH,断面積Z、硬度を変化させたときの分離性及び影響度を示している。各数値の単位は、断面積Zと硬度以外がmmであり、断面積Zがmmで表している。
一次光ファイバ並列ユニットの分離性では、凹凸部130の押圧移動が10回以内で一次光ファイバ並列ユニットの分離ができたか否かを評価しており、分離が可能であったケースを○とし、さらに10回以内で分離できたケースを◎で評価している。また、一次光ファイバ並列ユニットへの影響度として、ユニットのまま維持されたケースを○とし、ユニットの傷が特に小さいものを◎で評価している。
小突起131の各寸法は、図4に示す通りである。一次光ファイバ並列ユニット5または6の幅をwとした時、図7に示す評価結果より、小突起131の間隔Cは
-0.3≦C≦w+0.3 (式1)
を満たすように凹凸部130に立設されているのが好ましい。
図16(a)、(b)に示す、2心×4バインド型光ファイバテープ心線、及び2心×4カプセル型光ファイバテープ心線を対象とする本実施形態の分離工具100は、以下のような寸法とするのがよい。2心×4バインド型光ファイバテープ心線、及び2心×4カプセル型光ファイバテープ心線の場合、一次光ファイバ並列ユニット5の幅wは、通常、0.51〜0.55mm程度である。
そこで、図4に示す隣接する小突起131間の間隙の幅のうちY方向の幅Cは、式1を満たす0.2〜0.8mm程度(例えば0.4mm)とするのがよい。また、小突起131の断面積Zを0.01〜0.2mm(例えば0.02mm)、高さHを0.25〜3mm程度(例えば0.3mm)、硬度をロックウェル硬度RスケールでHRR10〜HRM120程度(例えばHRR90)とするのがよい(図7)。なお、小突起131の断面形状は、本実施形態では円形としている。
次に、本発明の光ファイバテープ心線の分離方法について説明する。ここでは、上記で説明した分離工具100を用いて、図16(a)に示す2心×4バインド型光ファイバテープ心線10を一次光ファイバ並列ユニット5に分離し、さらに各一次光ファイバ並列ユニット5を光ファイバ素線1に分離する方法を図8を用いて説明する。
まず、分離工具100の凹凸部130上に光ファイバテープ心線10を載置し、アーム101、102を閉じて光ファイバテープ心線10の両面に凹凸部130、130を押圧する(図8(a))。光ファイバテープ心線10が、凹凸部130の小突起131で押圧されている状態を図9(a)に示す。この状態で、光ファイバテープ心線10をX方向に引っ張ることで、凹凸部130、130と光ファイバテープ心線10とを相対的に移動させる(図8(b))。
上記のように、凹凸部130、130で光ファイバテープ心線10の両面を押圧しながら相対的に移動させると、光ファイバテープ心線10の厚さ方向に剪断力が発生し、あるいは剪断力に加えて接合樹脂11を剥離することで、光ファイバテープ心線10はそれぞれの一次光ファイバ並列ユニット5に分離される。分離された一次光ファイバ並列ユニット5は、上下の小突起131、131が重なり合って形成される間隙に落とし込まれる。光ファイバテープ心線10が、複数の一次光ファイバ並列ユニット5に分離された状態を図9(b)に示す。
分離された一次光ファイバ並列ユニット5を、さらにそれぞれの光ファイバ素線に分離する場合には、分離工具100のヤスリ部120上に一次光ファイバ並列ユニット5を載置した後、アーム101、102を閉じて一次光ファイバ並列ユニット5の両面にヤスリ部120、120を押圧する(図8(c))。この状態で、一次光ファイバ並列ユニット5をX方向に1回以上引っ張ることで、ヤスリ部120、120と一次光ファイバ並列ユニット5とを相対的に移動させる(図8(d))。これにより、一次光ファイバ並列ユニット5の被覆表面が擦られて傷が付く。
上記のように被覆表面に傷が付けられた一次光ファイバ並列ユニット5を、次に図8(a)に示すように、凹凸部130上に載置した後、アーム101、102を閉じて一次光ファイバ並列ユニット5の両面に凹凸部130、130を押圧する。この状態で、一次光ファイバ並列ユニット5をX方向に引っ張ることで、凹凸部130、130と一次光ファイバ並列ユニット5とを相対移動させる(図8(b))。
これにより、一次光ファイバ並列ユニット5の被覆表面に付いた傷が小突起131により押し広げられ、それぞれの光ファイバ素線1に分離される。分離された光ファイバ素線1は、上下の小突起131、131が重なり合って形成される間隙に落とし込まれる。
図10に示すように、光ファイバ素線1は小突起131、131間の間隙に入り込むため、小突起131に押圧されて損傷するようなことはなくなる。また、小突起131の高さを適切に設定することにより、光ファイバ素線1が小突起131、131間の間隙に深く入り込んで容易に取り出せなくなる、といったトラブルを防止することができる。さらに、小突起131、131間の間隙の底部に光ファイバ素線1を押圧して破損してしまうことも防止できる。
本実施形態の分離工具100によれば、光ファイバテープ心線10を複数の一次光ファイバ並列ユニット5に分離するのに用いる、凹凸部と、分離された一次光ファイバ並列ユニット5をさらに複数の光ファイバ素線1に分離するのに用いる、凹凸部とで、材質、高さ、断面積、間隔ピッチ等を変更する必要はなく、分離工具100に備えられた同じ凹凸部130を用いることができる。その結果、光ファイバテープ心線10を分離する作業と、一次光ファイバ並列ユニット5を分離する作業を連続作業として処理することが可能となる。
上記の2心×4バインド型光ファイバテープ心線10を分離するための分離工具10を、図16(b)に示す2心×4カプセル型光ファイバテープ心線20の分離に適用した結果を以下に説明する。分離工具100の凹凸部130を2心×4カプセル型光ファイバテープ心線20の両面に押圧し、X方向に相対的に移動させることにより、2心×4カプセル型光ファイバテープ心線の一括被覆樹脂表面が剥離される。相対移動を複数回行うことにより、2心×4カプセル型光ファイバテープ心線20が複数の一次光ファイバ並列ユニット5に分離され、分離工具100の上下に設けられた小突起131、131が重なり合って形成される間隙に落とし込まれる。
次に、図16(c)、(d)に示す、4心×2バインド型光ファイバテープ心線30および4心×2カプセル型光ファイバテープ心線40の分離に用いる分離工具100について、以下に説明する。4心×2型の光ファイバテープ心線を構成する一次光ファイバ並列ユニット6の幅wは、図7に示すように、通常1.02〜1.15mm程度である。そこで、小突起131、131間に形成される間隙のX方向の幅Cを、0.7〜1.4程度(例えば0.8mm)とすることができる。また、小突起131の断面積Zを0.01〜0.2mm(例えば0.02mm)、高さHを0.25〜3mm程度(例えば0.3mm)、硬度をロックウェル硬度RスケールでHRR10〜HRM120程度(例えばHRR90)とするのがよい(図7)。
上記寸法の分離工具100を使用して4心×2バインド型光ファイバテープ心線30および4心×2カプセル型光ファイバテープ心線40を分離した場合にも、凹凸部110で光ファイバテープ心線30または40を押圧し、相対的に移動することにより、光ファイバテープ心線30または40の厚さ方向に剪断力等が加わり、一次光ファイバ並列ユニット6に分離する(図11)。
本発明の分離工具のその他の実施例として、ヤスリ部120及び/又は凹凸部130は光ファイバテープ心線の片面に押圧されるものであってもよい。また、2つの凹凸部が光ファイバテープ心線の両面を押圧するように構成されている場合でも、各凹凸部の小突起が互いに重なり合う位置にないように形成することもできる。さらに、上記実施形態のように小突起の断面が円形等の角のない形状の場合や、図12に示すように小突起の先端が丸みを帯びている場合には、光ファイバ素線の損傷抑制という点で好ましい。
凹凸部は、樹脂で小突起を一体成形して形成されたもの、または樹脂製、木製、金属製の基材に樹脂製、植物性、動物性の繊維質の小突起を埋め込んで形成されたもの、等の種々のものが適用できる。ヤスリ部は、紙ヤスリ以外に金属製のもの、セラミック製のもの、等を適宜適用可能である。
分離工具としては、一対のアームを開閉可能とした構造のものの他、直動機構によりヤスリ部及び凹凸部を押圧できる構造のもの(図13)、独立した部材により押圧できるようにしたもの(図14)など、種々の形態のものが適用できる。その他、本発明の分離工具及び分離方法が適用可能な光ファイバテープ心線として、2心×4型、4心×2型に限らず、2心×2型、4心×3型、4心×4型等、多様な光ファイバテープ心線に対して適用可能である。
本発明の分離工具では、ヤスリ部及び凹凸部として、市販されている紙ヤスリ及び面ファスナー用のメッシュをそれぞれ用いることができ、分離工具の作成や保守を極めて容易に、かつ低コストに行うことが可能となる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における光ファイバテープ心線の分離方法及び分離工具の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態に係る分離工具の斜視図である。 本発明の実施形態に係る分離工具を閉じた状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係る分離工具のヤスリ部及び凹凸部の斜視図である。 本発明の実施形態に係る分離工具の凹凸部の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る分離工具の凹凸部の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る分離工具を全開したときの平面図である。 凹凸部に立設された小突起の大きさや配置等を評価した結果を示す表である。 本発明の実施形態に係る分離方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る分離工具を用いたときの分離過程を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る分離工具を用いたときの分離過程を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る分離工具を用いたときの分離過程を示す模式図である。 本発明の別の実施形態に係る分離工具の部分拡大図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る分離工具の断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る分離工具の断面図である。 光ファイバ素線の断面図である。 光ファイバテープ心線の断面図である。
符号の説明
1 光ファイバ素線
2 ガラス製光ファイバ
3 紫外線硬化型樹脂層
4 着色層
5 一次光ファイバ並列ユニット
6 一次光ファイバ並列ユニット
10、20、30、40 光ファイバテープ心線
11、31 接合樹脂
21、41 一括被覆樹脂
100 分離工具
101、102 アーム
103 連結凸部
104 連結凹部
105 支点
106 ストッパ
110 弾性部材
120 ヤスリ部
130 凹凸部
131 小突起

Claims (16)

  1. 横一列に配列された複数本の光ファイバ素線の外周を一括被覆して形成された一次光ファイバ並列ユニットを少なくとも2枚以上さらに横一列に配列して樹脂で連結または一体化した光ファイバテープ心線の分離方法であって、
    一方向の間隔Cが0.7mm以上1.4mm以下となる所定の配列で複数の小突起が立設された凹凸部を選択し、
    幅が略1.02〜1.15mmの前記一次光ファイバ並列ユニットを有する前記光ファイバテープ心線に対して、前記一方向が前記光ファイバテープ心線の長手方向と直交するように前記凹凸部で前記光ファイバテープ心線を押圧し、
    前記凹凸部を前記光ファイバテープ心線の長手方向に相対的に移動させることにより、前記光ファイバテープ心線を前記一次光ファイバ並列ユニットに分離する
    ことを特徴とする光ファイバテープ心線の分離方法。
  2. 前記光ファイバテープ心線を前記凹凸部で押圧することにより、前記光ファイバテープ心線の厚さ方向に少なくとも剪断力を加える
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバテープ心線の分離方法。
  3. 分離された前記一次光ファイバ並列ユニットを所定の紙ヤスリで押圧し、
    前記紙ヤスリを前記一次光ファイバ並列ユニットの長手方向に少なくとも1回以上相対的に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットの被覆表面に傷をつけ、
    前記凹凸部で前記一次光ファイバ並列ユニットを押圧し、
    前記凹凸部を前記一次光ファイバ並列ユニットの長手方向に相対的に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットを前記光ファイバ素線に分離する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ファイバテープ心線の分離方法。
  4. JIS R6001に規定する♯320以上#2000以下の前記紙ヤスリを用いる
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ファイバテープ心線の分離方法。
  5. 横一列に配列された複数本の光ファイバ素線の外周を一括被覆して形成された一次光ファイバ並列ユニットを少なくとも2枚以上さらに横一列に配列して樹脂で連結または一体化した光ファイバテープ心線を押圧しながら長手方向に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットに分離するための分離工具であって、
    一方の面に所定の配列で複数立設された小突起を有して前記光ファイバテープ心線を移動可能に押圧する凹凸部を備え、
    幅が略1.02〜1.15mmの前記一次光ファイバ並列ユニットを有する前記光ファイバテープ心線の長手方向と直交する方向の前記配列の間隔Cが0.7mm以上1.4mm以下に設定されている
    ことを特徴とする光ファイバテープ心線の分離工具。
  6. 前記小突起は、前記一次光ファイバ並列ユニットの幅wuによらず高さが0.25mm以上、3mm以下、断面積が0.01mm2以上0.2mm2以下、ロックウェル硬度がHRR10以上、HRM120以下に設定されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  7. 前記凹凸部は、前記一方の面とは反対側の面に所定の弾性部材を備え、前記弾性部材が押圧されることで前記凹凸部が前記光ファイバテープ心線に押圧される
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  8. 前記凹凸部は、前記光ファイバテープ心線を両面から押圧可能に2つ備えられ、前記2つの凹凸部の各々に立設された前記小突起の先端が相互に対向するように配置されている
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  9. 分離後の前記一次光ファイバ並列ユニットを押圧しながら長手方向に移動させることで前記一次光ファイバ並列ユニットの被覆表面に傷をつけるための所定の紙ヤスリを有するヤスリ部をさらに備えている
    ことを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  10. 前記紙ヤスリは、JIS R6001に規定する♯320以上#2000以下の紙ヤスリである
    ことを特徴とする請求項9に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  11. 前記ヤスリ部は、前記紙ヤスリを有する面とは反対側の面に別の弾性部材を備え、前記弾性部材が押圧されることで前記ヤスリ部が前記一次光ファイバ並列ユニットに押圧される
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  12. 一対のアームを備え、前記アームの各々の一方端が支点で回動可能に連結され、前記アームの他方端の対向する面に前記凹凸部が設けられ、前記一対のアームは、離れる方向に付勢されている
    ことを特徴とする請求項5から請求項11のいずれか1項に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  13. 一対のアームを備え、前記アームの各々の一方端が支点で回動可能に連結され、前記アームの他方端の対向する面に前記凹凸部が設けられ、前記一対のアームは、離れる方向に付勢され、前記一対のアームの前記他方端の対向する面にはさらに前記ヤスリ部が設けられている
    ことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  14. 前記凹凸部と前記ヤスリ部は、前記アームの長手方向に並設されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  15. 前記ヤスリ部は、前記凹凸部よりも前記支点側に設けられている
    ことを特徴とする請求項14に記載の光ファイバテープ心線の分離工具。
  16. 前記一対のアームの閉限を規制するための高さ調整可能なストッパを備える
    ことを特徴とする請求項12から請求項15のいずれか1項に記載の光ファイバテープ心線分離工具。

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