JP5665629B2 - 警報システム - Google Patents
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Description
以下、本実施の形態1では、電池で駆動されて無線通信を行う火災警報器からなる警報システムに本発明を適用した場合を例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る警報システム200の構成を示す図である。警報システム200は、複数の火災警報器100で構成される。これらの各火災警報器100は、それぞれ火災を検出する機能を有するとともに、独自に警報する機能を有している。
次に、火災警報器100の送信動作と受信動作について説明する。図3は、実施の形態1に係る火災警報器100の送信動作を示すタイミングチャート、図4は、実施の形態1に係る火災警報器100の受信動作を示すタイミングチャートである。
図3に示すように、後述する状態信号や連動信号等の信号を送信する場合には、制御回路1は送信回路51を制御して、信号を送信する送信期間と信号の送信を停止する送信休止期間とを交互に繰り返して実行させる。本実施の形態1では、標準規格RCR STD−30に準拠し、送信時間が3秒以下、かつ、送信休止時間が2秒以上となるように送信処理を行う。図3に示すように、例えば送信期間Tx1、送信休止期間ST1、送信期間Tx2、送信休止期間ST2、送信期間Tx3の順に3つの送信期間と2つの送信休止期間とを繰り返す。本実施の形態1ではこれらをまとめて送信1ブロックと称し、この1ブロックが本発明の「所定の送信パターン」に相当する。連動信号の送信や定期送信の動作にて状態信号等を送信する場合には、1ブロック単位で送信動作を行う。なお、本実施の形態では、送信期間Tx1、Tx2、Tx3においては受信回路52による受信処理を行わず、また、送信休止期間ST1、ST2においても、受信回路52による受信処理を行わない。例えば、送信1ブロックは、送信期間Tx1=3秒、送信期間Tx2=2.5秒、送信期間Tx3=3秒、送信休止期間ST1=2秒、送信休止期間ST2=2秒と設定する。つまり、送信1ブロック=12.5秒であり、そのため、送信1ブロックを別称するために用いられている後述の連動信号送信期間N1、連動転送信号送信期間N2も12.5秒である。
図4に示すように、制御回路1は、受信回路52を間欠受信間隔Ts(例えば、7秒)毎に起動させ、間欠受信F1、F2、F3...を行う。そして、所定の無線信号が受信できるか否かをチェックし、当該無線信号が検出できた場合には受信処理を行う。当該無線信号が検出できなければ、受信回路52の動作を停止させる。このように、間欠受信間隔Ts毎に受信回路52を起動させ、その他の場合は停止状態としておくことで、受信回路52の消費電流量を大幅に低減することができる。なお、火災警報器100は、間欠受信間隔Tsが7秒で、前記送信1ブロックにおける送信休止期間ST1から送信休止期間ST2までの期間が、間欠受信間隔Tsよりも短い6.5秒に設定されているため、他の火災警報器100から送信される無線信号を、送信1ブロック中の送信期間Tx1、Tx2、Tx3のいずれかで受信することができる。しかしながら、送信動作としての所定の送信パターン(送信期間と送信休止期間の関係)、受信動作としての間欠受信間隔Tsは、上記に限定されなくてもよい。特に、送信動作としてブロック送信としているが、標準規格RCR STD−30に準拠した方法であれば、所定の送信期間と所定の送信休止期間とを繰り返す送信パターンなどでもよい。
上記のように構成された火災警報器100からなる警報システム200においては、各火災警報器100の状態を確認するため、火災監視(定常状態)中に、状態確認のための定期監視(定期送信)を行っている。なお、本実施の形態1では、定期監視動作として、親器Aと子器B〜Dとの間で、単方向の通信を行うものとして説明する。
まず、子器B〜Dの監視動作について説明する。
次に、親器Aが、子器B〜Dに対して実施する定期監視について説明する。
次に、火災監視(定常状態)中に、警報システム200の監視領域において火災が発生した場合の動作概要を説明する。
以下、実施の形態2について説明するが、実施の形態1と異なる点は、実施の形態1では、火災警報器100の制御部1は、他の火災警報器100との通信状態が異常と判定された回数が、所定回数(第1の所定回数)以上継続したときに、通信異常を保持したことを記憶素子11に記憶して、通信異常が発生したことの報知を保持するのに対し、本実施の形態2では、火災警報器100の制御部1は、他の警報器100との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、所定回数(第2の所定回数。例えば、3回)以上となったことにより、通信異常を保持したことを記憶素子11に記憶し、通信異常が発生したことの報知を保持する点であり、実施の形態1と同様の内容については、説明を省略する。
以下、実施の形態3について説明するが、本実施の形態3は、実施の形態1と実施の形態2とにおける通信異常を保持する判定機能を組み合わせたものであり、つまり、火災警報器100の制御部1は、他の火災警報器100との通信状態が異常と判定された回数が、所定回数(第1の所定回数)以上継続したこと、または、他の警報器100との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、所定回数(第2の所定回数)以上となったことにより、通信異常を保持したことを記憶素子11に記憶し、通信異常が発生したことの報知を保持する点であり、実施の形態1および2と同様の内容であり、説明は省略する。なお、火災警報器100の制御部1は、他の火災警報器100との通信状態が異常と判定された回数が、所定回数(第1の所定回数)よりも少ない第3の所定回数以上継続したときに、他方の通信異常判断閾値を低下させ、他の警報器100との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、所定回数(第2の所定回数)よりも少ない第4の所定回数以上となった場合に、通信異常を保持したことを記憶素子11に記憶し、通信異常が発生したことの報知を保持するようにしてもよい。同様に、他の警報器100との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、所定回数(第2の所定回数)よりも少ない第4の所定回数以上となったときに、他方の通信異常判断閾値を低下させて、他の火災警報器100との通信状態が異常と判定された回数が、所定回数(第1の所定回数)よりも少ない第3の所定回数以上継続した場合に、通信異常を保持したことを記憶素子11に記憶し、通信異常が発生したことの報知を保持するようにしてもよい。
以下、実施の形態4について説明するが、実施の形態1乃至3と異なる点は、定期監視動作としては、実施の形態1乃至3は、上記の通り、親器Aと子器B〜Dとの間で、単方向の通信を行うものであったのに対し、本実施の形態4では、親器Aと子器B〜Dとの間で、双方向の通信を行うものとしたことであり、実施の形態1乃至3と同様の内容については、説明を省略する。
Claims (3)
- 設置環境の異常を検出する状態検出部と、無線信号を送受信する送受信部と、前記状態検出部で設置環境の異常を検出したことを報知する報知手段と、前記送受信部および報知手段を制御する制御部とを有する複数の警報器を備え、
前記警報器の制御部は、前記状態検出部が異常を検出すると、前記報知手段を駆動させて、前記設置環境の異常を報知するとともに、他の全ての警報器の報知手段を駆動させるために、前記設置環境の異常の発生を通知する連動信号を、前記送受信部から他の全ての警報器に対して送信させ、
他の警報器から送信される連動信号を、前記送受信部が受信すると、前記報知手段を駆動させて、前記設置環境の異常を報知し、
システム全体で前記設置環境の異常を報知する警報システムにおいて、
前記警報器は、送信期間と送信休止期間とを交互に所定回数組み合わせて構成される所定の送信パターンで、定期送信周期で送信される他の警報器からの定期送信を、前記送信パターンにおける前記送信期間のいずれかを受信できるように所定の間欠受信間隔で間欠受信する単方向の通信を行うことにより定期監視を行い、
前記警報器の制御部は、他の警報器からの前記定期送信を前記定期送信周期よりも長い所定時間の間に受信できないことによって、他の警報器との通信状態が異常と判定されたときに、前記報知手段を駆動させて、前記通信異常を報知し、また、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定されたときに、前記報知手段の駆動を停止して、前記通信異常の報知を停止し、さらに、他の警報器との通信状態が異常と判定された回数が、所定回数以上継続した場合は、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定されたとしても、前記報知手段の駆動を保持して、前記通信異常の報知を保持する
ことを特徴とする警報システム。 - 設置環境の異常を検出する状態検出部と、無線信号を送受信する送受信部と、前記状態検出部で設置環境の異常を検出したことを報知する報知手段と、前記送受信部および報知手段を制御する制御部とを有する複数の警報器を備え、
前記警報器の制御部は、前記状態検出部が異常を検出すると、前記報知手段を駆動させて、前記設置環境の異常を報知するとともに、他の全ての警報器の報知手段を駆動させるために、前記設置環境の異常の発生を通知する連動信号を、前記送受信部から他の全ての警報器に対して送信させ、
他の警報器から送信される連動信号を、前記送受信部が受信すると、前記報知手段を駆動させて、前記設置環境の異常を報知し、
システム全体で前記設置環境の異常を報知する警報システムにおいて、
前記警報器は、送信期間と送信休止期間とを交互に所定回数組み合わせて構成される所定の送信パターンで、定期送信周期で送信される他の警報器からの定期送信を、前記送信パターンにおける前記送信期間のいずれかを受信できるように所定の間欠受信間隔で間欠受信する単方向の通信を行うことにより定期監視を行い、
前記警報器の制御部は、他の警報器からの前記定期送信を前記定期送信周期よりも長い所定時間の間に受信できないことによって、他の警報器との通信状態が異常と判定されたときに、前記報知手段を駆動させて、前記通信異常を報知し、また、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定されたときに、前記報知手段の駆動を停止して、前記通信異常の報知を停止し、さらに、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、所定回数以上となった場合は、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定されたとしても、前記報知手段の駆動を保持して、前記通信異常の報知を保持する
ことを特徴とする警報システム。 - 設置環境の異常を検出する状態検出部と、無線信号を送受信する送受信部と、前記状態検出部で設置環境の異常を検出したことを報知する報知手段と、前記送受信部および報知手段を制御する制御部とを有する複数の警報器を備え、
前記警報器の制御部は、前記状態検出部が異常を検出すると、前記報知手段を駆動させて、前記設置環境の異常を報知するとともに、他の全ての警報器の報知手段を駆動させるために、前記設置環境の異常の発生を通知する連動信号を、前記送受信部から他の全ての警報器に対して送信させ、
他の警報器から送信される連動信号を、前記送受信部が受信すると、前記報知手段を駆動させて、前記設置環境の異常を報知し、
システム全体で前記設置環境の異常を報知する警報システムにおいて、
前記警報器は、送信期間と送信休止期間とを交互に所定回数組み合わせて構成される所定の送信パターンで、定期送信周期で送信される他の警報器からの定期送信を、前記送信パターンにおける前記送信期間のいずれかを受信できるように所定の間欠受信間隔で間欠受信する単方向の通信を行うことにより定期監視を行い、
前記警報器の制御部は、他の警報器からの前記定期送信を前記定期送信周期よりも長い所定時間の間に受信できないことによって、他の警報器との通信状態が異常と判定されたときに、前記報知手段を駆動させて、前記通信異常を報知し、また、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定されたときに、前記報知手段の駆動を停止して、前記通信異常の報知を停止し、
さらに、
他の警報器との通信状態が異常と判定された回数が、第1の所定回数以上継続した場合、
他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、第2の所定回数以上となった場合、
他の警報器との通信状態が異常と判定された回数が、第1の所定回数よりも少ない第3の所定回数以上となったときに、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、第2の所定回数よりも少ない第4の所定回数以上となった場合、
他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定された回数が、第2の所定回数よりも少ない第4の所定回数以上となったときに、他の警報器との通信状態が異常と判定された回数が、第1の所定回数よりも少ない第3の所定回数以上となった場合、
のいずれかであるときに、他の警報器との通信状態が正常に復旧したと判定されたとしても、前記報知手段の駆動を保持して、前記通信異常の報知を保持する
ことを特徴とする警報システム。
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