JP5665514B2 - コンクリート基礎およびコンクリート基礎の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、床上に設けられるコンクリート基礎およびこのコンクリート基礎の製造方法に関する。
従来、屋上の床に打込型枠を設置して、この打込型枠に生コンクリートを流し込み、流し込んだ生コンクリートを硬化させることにより、屋上の床面に設けられるコンクリート基礎が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−137458号公報
しかしながら、従来のコンクリート基礎は、設置前に打込型枠を屋上に設置し、さらに、設置後に打込型枠を屋上から取り外さなければならず、作業効率が悪いという問題点があった。
この発明は、作業効率を向上させることができるコンクリート基礎を提供するものである。
この発明に係るコンクリート基礎は、床上に設けられる第1のプレキャストコンクリートブロックと、前記第1のプレキャストコンクリートブロックに立てられたアンカーボルトと、貫通孔が形成され、前記アンカーボルトが前記貫通孔に挿入されるように前記第1のプレキャストコンクリートブロックに重ねられる第2のプレキャストコンクリートブロックとを備え、前記第1のプレキャストコンクリートブロックおよび前記第2のプレキャストコンクリートブロックの少なくとも一方の下面には、十字溝が形成されている。
この発明に係るコンクリート基礎によれば、第1のプレキャストコンクリートブロックと第2のプレキャストコンクリートブロックとを組み立てることにより床上にコンクリート基礎が製造されるので、作業効率を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係るコンクリート基礎を示す斜視図である。 図1のコンクリート基礎を示す分解斜視図である。 図1の第1のブロックを持ち上げる様子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るコンクリート基礎を示す側断面図である。 図4の第1のブロックの貫通孔を示す断面図である。 図4の第1のブロックとブロック基部とを床に重ねた状態を示す側断面図である。 図6の第1のブロックおよびブロック基部に防水部材を取り付けた状態を示す側断面図である。 図7のブロック基部にブロック笠部を重ねた状態を示す側断面図である。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るコンクリート基礎を示す斜視図、図2は図1のコンクリート基礎を示す分解斜視図である。図において、この発明の実施の形態1に係るコンクリート基礎は、屋上の床1に立てられる4本のアンカー筋2と、アンカー筋2が挿入可能な貫通孔3aが形成され床1の上面に重ねられる第1のブロック(第1のプレキャストコンクリートブロック)3と、第1のブロック3に立てられる4本のアンカーボルト4と、第1のブロック3の上面に重ねられる第2のブロック(第2のプレキャストコンクリートブロック)5とを備えている。
第1のブロック3は、直方体形状に形成されている。第1のブロック3の貫通孔3aは、第1のブロック3を上方から視たときに第1のブロック3の四隅に配置されるように形成されている。なお、強度計算の結果によっては、アンカー筋2の本数を8本または12本とし、第1のブロック3の四周には、アンカー筋2の本数に対応して、アンカー筋2が挿入される8個または12個の貫通孔3aが形成されてもよい。
第1のブロック3の上面の中央部分には、上方に突出した凸部(係合部)3bが形成されている。第1のブロック3の下面には、十字溝3cが形成されている。各アンカーボルト4は、第1のブロック3の凸部3bから上方に突出するように配置されている。
第2のブロック5は、第1のブロック3の上面に重ねられるブロック基部6と、ブロック基部6の上面に重ねられるブロック笠部7とを有している。
ブロック基部6は、直方体形状に形成されている。ブロック基部6は、ブロック基部6の水平方向についての断面形状が第1のブロック3の水平方向についての断面形状と一致するように形成されている。
ブロック基部6には、アンカー筋2が挿入可能な貫通孔6aが形成されている。ブロック基部6の貫通孔6aは、ブロック基部6が第1のブロック3に重ねられたときに、第1のブロック3の貫通孔3aと重なるように配置されている。つまり、ブロック基部6の貫通孔6aは、ブロック基部6を上方から視たときにブロック基部6の四隅に配置されるように形成されている。
また、ブロック基部6には、アンカーボルト4が挿入可能な貫通孔6bが形成されている。ブロック基部6の貫通孔6bは、ブロック基部6を上方から視たときに貫通孔6aよりもブロック基部6の中央側に配置されるように形成されている。
ブロック基部6の下面には、第1のブロック3の凸部3bに係合される被係合部である凹部(図示せず)が形成されている。第1のブロック3の凸部3bがブロック基部6の凹部に係合することにより、第1のブロック3に対するブロック基部6の水平方向についての位置が決められる。また、ブロック基部6の下面には、十字溝6cが形成されている。ブロック基部6の上面の中央部分には、上方に突出した凸部6dが形成されている。
ブロック基部6の外周面には、ブロック基部6の十字溝6cをブロック基部6の外周側から塞ぐ蓋8が設けられている。これにより、十字溝6cを通って第1のブロック3とブロック基部6との間に水が浸入することが防止され、かつ、後述する防水部材18の下地となる。
ブロック笠部7は、上方から視たときに四角形状となるように形成されている。ブロック基部6に重ねられたブロック笠部7は、上方から視たときにブロック笠部7がブロック基部6を覆うように形成されている。ブロック笠部7の上面の周縁部は、外周に向かうにつれて床1に近づくように傾斜して形成されている。
ブロック笠部7には、アンカーボルト4が挿入可能な貫通孔7aが形成されている。ブロック笠部7の貫通孔7aは、ブロック笠部7がブロック基部6に重ねられたときに、ブロック基部6の貫通孔6bと重なるように配置されている。つまり、ブロック笠部7の貫通孔7aは、ブロック笠部7を上方から視たときにブロック笠部7の中央部分に配置されるように形成されている。
ブロック笠部7の下面には、ブロック基部6の凸部6dに係合される凹部(図示せず)が形成されている。ブロック基部6の凸部6dがブロック笠部7の凹部に係合することにより、ブロック基部6に対するブロック笠部7の水平方向についての位置が決められる。
次に、コンクリート基礎の設置作業について説明する。この実施の形態1では、既設の建物の屋上にコンクリート基礎を設置する場合について説明する。まず、屋上の床1に設けられている防水層(図示せず)を取り外し、アンカー筋2を床1に形成されている差込穴(図示せず)に挿入して、アンカー筋2を床1の面に対して立てるようにアンカー筋2を床1に取り付ける。このアンカー筋2の取り付けは、いわゆるあと施工アンカー工事と呼ばれるものである。
その後、図3に示すように、アンカーボルト4が既に取り付けられている第1のブロック3の十字溝3cに引上げロープ9を係合させた状態で、第1のブロック3を屋上に持ち上げて、屋上の床1の上面に第1のブロック3を重ねる(第1のプレキャストコンクリートブロック設置工程)。このとき、第1のブロック3の貫通孔3aにアンカー筋2が挿入されるように第1のブロック3を床1の上面に重ねる。
その後、第1のブロック3を持ち上げる手順と同様にして、ブロック基部6の十字溝6cに引上げロープを係合させた状態で、ブロック基部6を屋上に持ち上げて、第1のブロック3の上面にブロック基部6を重ねる(ブロック基部設置工程)。このとき、ブロック基部6の貫通孔6aにアンカー筋2が挿入され、かつ、ブロック基部6の貫通孔6bにアンカーボルト4が挿入されるように、ブロック基部6を第1のブロック3の上面に重ねる。ブロック基部6を第1のブロック3の上面に重ねるときには、第1のブロック3の凸部3bをブロック基部6の凹部に係合させる。
その後、ブロック笠部7をブロック基部6の上面に重ねる(ブロック笠部設置工程)。このとき、ブロック笠部7の貫通孔7aにアンカーボルト4が挿入されるように、ブロック笠部7をブロック基部6の上面に重ねる。ブロック笠部7をブロック基部6の上面に重ねるときには、ブロック基部6の凸部6dをブロック笠部7の凹部に係合させる。ブロック基部設置工程とブロック笠部設置工程とから、第2のプレキャストコンクリートブロック設置工程が構成されている。以上によりコンクリート基礎の設置作用が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るコンクリート基礎によれば、第1のブロック3と第2のブロック5とを組み立てることにより床1上にコンクリート基礎が製造されるので、生コンクリートを流し込むための打込型枠を床1上に設置する必要がなくなる。その結果、コンクリート基礎を床1に設置する作業の効率を向上させることができる。
また、第1のブロック3および第2のブロック5を工場等で予め製造することができるので、コンクリート基礎を精度よくかつ美しくすることができる。
また、第1のブロック3と第2のブロック5とを組み立てることにより床1上にコンクリート基礎が製造されるので、工期の短縮化を図ることができ、これにより、工事中における降雨の可能性を低減させることができ、漏水の発生を低減させることができる。
また、第1のブロック3の上面には、凸部3bが形成され、ブロック基部6の下面には、第1のブロック3の凸部3bに係合される凹部が形成されているので、第1のブロック3に対するブロック基部6の水平方向についての位置が容易に決められる。
また、第1のブロック3の下面には、十字溝3cが形成されているので、十字溝3cに引上げロープ9を係合させることにより、第1のブロック3を容易に持ち上げることができる。また、第2のブロック5のブロック基部6の下面にも、十字溝6cが形成されているので、十字溝6cに引上げロープを係合させることにより、ブロック基部6を容易に持ち上げることができる。
また、第2のブロック5は、ブロック笠部7を有しているので、防水層が取り外された床1の部分をブロック笠部7が上方から覆うことができる。
また、この発明のコンクリート基礎の製造方法は、第1のブロック3を床1上に設ける第1のプレキャストコンクリートブロック設置工程と、第1のプレキャストコンクリートブロック設置工程の後に、ブロック基部6を第1のブロック3に重ねる第2のプレキャストコンクリートブロック設置工程とを備えているので、生コンクリートを流し込むための打込型枠を床1上に設置する必要がなくなる。その結果、コンクリート基礎を設置する作業の効率を向上させることができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態に係るコンクリート基礎を示す側断面図である。図において、床1と第1のブロック3との間には、モルタル10が設けられている。モルタル10は、床1の不陸調整に用いられているとともに、第1のブロック3を床1に固定する接着剤として用いられている。
第1のブロック3とブロック基部6との間には、モルタル11が設けられている。モルタル11は、ブロック基部6を第1のブロック3に固定する接着剤として用いられている。
第1のブロック3の貫通孔3aおよびブロック基部6の貫通孔6aには、アンカー筋2の周囲を覆うモルタル12が設けられている。モルタル12は、無収縮の材料から構成されている。モルタル12は、アンカー筋2を第1のブロック3およびブロック基部6に固定する接着剤として用いられている。ブロック基部6の貫通孔6bおよびブロック笠部7の貫通孔7aには、アンカーボルト4の周囲を覆うモルタルが設けられている。
ブロック基部6とブロック笠部7との間には、モルタル13が設けられている。モルタル13は、ブロック笠部7をブロック基部6に固定する接着剤として用いられている。
図5は図4の第1のブロック3の貫通孔3aを示す断面図である。第1のブロック3の貫通孔3aの内壁の形状は、凹凸形状となっている。これにより、モルタル12を介した第1のブロック3とアンカー筋2との接着が強化される。第1のブロック3の貫通孔3aと同様にして、ブロック基部6の貫通孔6aおよび貫通孔6bの内壁の形状は、凹凸形状となっている。これにより、ブロック基部6とアンカー筋2との接着が強化され、ブロック基部6とアンカーボルト4との接着が強化される。また、第1のブロック3の貫通孔3aと同様にして、ブロック笠部7の貫通孔7aの内壁の形状は、凹凸形状となっている。これにより、ブロック笠部7とアンカーボルト4との接着が強化される。
図4に示すように、ブロック笠部7の上面には、ブロック笠部7の上面から上方に突出した各アンカーボルト4の上部の周囲を覆うシール部材14が設けられている。ブロック笠部7の上面には、鉄骨部材15が重ねられている。鉄骨部材15には、アンカーボルト4が挿入される貫通孔15aが形成されている。鉄骨部材15は、貫通孔15aにアンカーボルト4が挿入されるようにブロック笠部7に重ねられている。
鉄骨部材15の上面から突出した各アンカーボルト4には、ボルト16が取り付けられている。ボルト16がアンカーボルト4に取り付けられることにより、第2のブロック5および鉄骨部材15が第1のブロック3に固定される。
第1のブロック3の周囲であって床1の上面には、第1のブロック3と床1との間の隙間をシールする防水材破断防止部材17が設けられており、十字溝3cの穴を覆う役目も兼ねている。第1のブロック3およびブロック基部6の周囲には、第1のブロック3の周囲およびブロック基部6の周囲を覆う防水部材18が設けられている。防水部材18の下端部は、床1に設けられた防水層19に重ねられている。防水部材18の上端部は、ブロック基部6の上端面の外周部まで延びて形成されている。防水部材18の上端部には、防水部材18の上端部をブロック基部6の上面に固定する平金物20が設けられている。防水部材18とブロック笠部7の底面との間には、ブロック笠部7の底面と防水部材18との間を覆うシール部材21が設けられている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、コンクリート基礎の設置作業について説明する。図6は図4の第1のブロック3とブロック基部6とを床1に重ねた状態を示す側断面図である。まず、床1を覆う防水層19の一部を取り除き、床1の差込穴1aにアンカー筋2を挿入する。
その後、防水層19が取り除かれた床1の上面にモルタル10を塗布し、さらに、アンカー筋2を貫通孔3aに挿入しながら、第1のブロック3を床1の上面に重ねる。
その後、第1のブロック3の上面にモルタル11を塗布し、さらに、アンカー筋2を貫通孔6aに挿入し、アンカーボルト4を貫通孔6bに挿入しながら、ブロック基部6を第1のブロック3の上面に重ねる。このとき、第1のブロック3の凸部3bをブロック基部6の凹部6eに係合させる。
その後、図7に示すように、第1のブロック3の貫通孔3aおよびブロック基部6の貫通孔6aに、アンカー筋2の周囲を覆うようにモルタル12を流入させる。さらに、ブロック基部6の十字溝6cに蓋(図1)8を被せる。
その後、第1のブロック3と床1との間に防水材破断防止部材17を設ける。さらに、第1のブロック3およびブロック基部6の周囲に防水部材18を設ける。このとき、防水部材18の下端部が防水層19に重なるようにする。また、防水部材18の上端部は、平金物20を用いてブロック基部6の上面に固定する。
その後、図8に示すように、ブロック基部6の上面にモルタル13を塗布し、さらに、アンカーボルト4を貫通孔7aに挿入しながら、ブロック笠部7をブロック基部6の上面に重ねる。
その後、図4に示すように、シール部材21をブロック笠部7の底面と防水部材18との間に設ける。また、ブロック笠部7の上面から上方に突出した各アンカーボルト4の周囲にシール部材14を設け、さらに、ブロック笠部7の上面に鉄骨部材15を重ねて、ボルト16を用いて、第2のブロック5および鉄骨部材15を第1のブロック3に固定する。以上によりコンクリート基礎の設置作業が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態に係るコンクリート基礎によれば、床1と第1のブロック3との間にモルタル10が設けられているので、第1のブロック3を床1に強固に固定することができる。
また、第1のブロック3とブロック基部6との間にモルタル11が設けられているので、ブロック基部6を第1のブロック3に強固に固定することができる。
また、第1のブロック3の貫通孔3aおよびブロック基部6の貫通孔6aには、アンカー筋2の周囲を覆うモルタル12が設けられているので、第1のブロック3およびブロック基部6とアンカー筋2とを強固に固定することができる。
また、第1のブロック3の貫通孔3aおよびブロック基部6の貫通孔6aの内壁の形状は、凹凸形状となっているので、モルタル12が貫通孔3aおよび貫通孔6aの内壁に付着しやすくなる。これにより、第1のブロック3およびブロック基部6とアンカー筋2とをさらに強固に固定することができる。
また、ブロック基部6の貫通孔6bおよびブロック笠部7の貫通孔7aには、アンカーボルト4の周囲を覆うモルタルが設けられているので、ブロック基部6およびブロック笠部7とアンカーボルト4とを強固に固定することができる。
また、ブロック基部6の貫通孔6bおよびブロック笠部7の貫通孔7aの内壁の形状は、凹凸形状となっているので、モルタルが貫通孔6bおよび貫通孔7aの内壁に付着しやすくなる。これにより、ブロック基部6およびブロック笠部7とアンカーボルト4とをさらに強固に固定することができる。
また、ブロック基部6とブロック笠部7との間には、モルタル13が設けられているので、ブロック笠部7をブロック基部6に強固に固定することができる。
なお、各上記実施の形態では、第2のブロック5がブロック基部6およびブロック笠部7を有する構成について説明したが、第2のブロック5がブロック基部6を有さず、ブロック笠部7のみを有する構成であってもよい。また、第2のブロック5がブロック笠部7を有さず、ブロック基部6のみを有する構成であってもよい。また、第2のブロック5は、連続して重ねられた複数のブロック基部6を有する構成であってもよい。
また、各上記実施の形態では、屋上の床1に設置されるコンクリート基礎を例に説明したが、屋上に限らず、その他の床に設置されるコンクリート基礎であってもよい。
1 床、1a 差込穴、2 アンカー筋、3 第1のブロック(第1のプレキャストコンクリートブロック)、3a 貫通孔、3b 凸部(係合部)、3c 十字溝、4 アンカーボルト、5 第2のブロック(第2のプレキャストコンクリートブロック)、6 ブロック基部、6a 貫通孔、6b 貫通孔、6c 十字溝、6d 凸部、6e 凹部(被係合部)、7 ブロック笠部、7a 貫通孔、8 蓋、9 引上げロープ、10 モルタル、11 モルタル、12 モルタル、13 モルタル、14 シール部材、15 鉄骨部材、15a 貫通孔、16 ボルト、17 防水材破断防止部材、18 防水部材、19 防水層、20 平金物、21 シール部材。

Claims (5)

  1. 床上に設けられる第1のプレキャストコンクリートブロックと、
    前記第1のプレキャストコンクリートブロックに立てられたアンカーボルトと、
    貫通孔が形成され、前記アンカーボルトが前記貫通孔に挿入されるように前記第1のプレキャストコンクリートブロックに重ねられる第2のプレキャストコンクリートブロックとを備え
    前記第1のプレキャストコンクリートブロックおよび前記第2のプレキャストコンクリートブロックの少なくとも一方の下面には、十字溝が形成されていることを特徴とするコンクリート基礎。
  2. 前記第1のプレキャストコンクリートブロックの上面には、係合部が形成され、
    前記第2のプレキャストコンクリートブロックの下面には、前記係合部に係合される被係合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート基礎。
  3. 前記第2のプレキャストコンクリートブロックは、上部に設けられた笠部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンクリート基礎。
  4. 第1のプレキャストコンクリートブロックと、前記第1のプレキャストコンクリートブロックに取り付けられたアンカーボルトと、貫通孔が形成された第2のプレキャストコンクリートブロックとを備えたコンクリートブロック基礎の製造方法であって、
    前記第1のプレキャストコンクリートブロックの下面に形成された十字溝に引上げロープを係合させた状態で前記第1のプレキャストコンクリートブロックを持ち上げて、前記アンカーボルトが前記第1のプレキャストコンクリートブロックに立てられるように前記第1のプレキャストコンクリートブロックを床上に設ける第1のプレキャストコンクリートブロック設置工程と、
    前記第1のプレキャストコンクリートブロック設置工程の後に、前記アンカーボルトが前記貫通孔に挿入されるように前記第2のプレキャストコンクリートブロックを前記第1のプレキャストコンクリートブロックに重ねる第2のプレキャストコンクリートブロック設置工程とを備えたことを特徴とするコンクリート基礎の製造方法。
  5. 第1のプレキャストコンクリートブロックと、前記第1のプレキャストコンクリートブロックに取り付けられたアンカーボルトと、貫通孔が形成された第2のプレキャストコンクリートブロックとを備えたコンクリートブロック基礎の製造方法であって、
    前記アンカーボルトが前記第1のプレキャストコンクリートブロックに立てられるように前記第1のプレキャストコンクリートブロックを床上に設ける第1のプレキャストコンクリートブロック設置工程と、
    前記第1のプレキャストコンクリートブロック設置工程の後に、前記第2のプレキャストコンクリートブロックの下面に形成された十字溝に引上げロープを係合させた状態で前記第2のプレキャストコンクリートブロックを持ち上げて、前記アンカーボルトが前記貫通孔に挿入されるように前記第2のプレキャストコンクリートブロックを前記第1のプレキャストコンクリートブロックに重ねる第2のプレキャストコンクリートブロック設置工程とを備えたことを特徴とするコンクリート基礎の製造方法。
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