JP5665269B2 - 荷役車両 - Google Patents

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本発明は、微速で前後進可能なインチング機構を備えたブレーキペダルを有する荷役車両に関する。
エンジン駆動の荷役車両では、高負荷の荷役作業中にエンジンの回転数が高くなった状態で、微速での前後進、あるいは車体への衝撃を小さくして静かに発進する動作が必要な時に使用するインチング機構が搭載されている。
たとえばフォークリフト(トラック)の運転席には、図6に示すように、床部に左側から右側に、インチング操作可能な左ブレーキペダル11と、クラッチ24,25を接続したまま制動する右ブレーキペダル12と、アクセルペダル13とが並んで配置されており、通常の走行作業や荷役作業では、左足で左ブレーキペダル11を踏込み、右足でアクセルペダル13を踏込んで操作している。
このフォークリフトの制動機構は、左右ブレーキペダル11,12によりそれぞれ操作される左右ブレーキバルブ14,15と、左右ブレーキバルブ14,15がそれぞれ操作されることにより、エアタンク16からダブルチェックバルブ17を介して高圧エアを供給して作動させるエアオーバーハイドロリック式のブレーキ18と、エンジンからの動力を車輪にそれぞれ伝達するための動力伝達機構19と、左ブレーキバルブ14から送られる高圧エアにより作動される圧力スイッチ20とを具備している。
そして、前記ブレーキ18は、高圧エアがダブルチェックバルブ17からブースタ21を介して供給され作動される。また動力伝達機構19は、オイルタンク22から作動用油圧を供給する油圧ポンプ23と、この油圧ポンプ23と前進用クラッチ24および後進用クラッチ25との間に介在されて、走行シフトレバー(図示せず)により操作される前後進切替用のセレクトバルブ26および前記圧力スイッチ20により電磁制御されるインチングバルブ27とで構成されている。そして図6(c)に示すように、圧力スイッチ20とインチングバルブ27のソレノイドSとが直列に接続されている。
上記構成において、左足で左ブレーキペダル11を踏込むと、左ブレーキバルブ14が開放されて、エアタンク16から高圧エアがダブルチェックバルブ17、ブースタ21を介してブレーキ18に供給され作動されて車輪が制動される。さらに踏み込むと、エアタンク16から高圧エアにより圧力スイッチ20がオンされてインチングバルブ27が作動され、作動用油圧の供給が停止されて前進用クラッチ24または後進用クラッチ25が分離され、動力伝達が停止される。また右ブレーキペダル12を踏込むと、ブレーキバルブ15が開放されて、エアタンク16から高圧エアがダブルチェックバルブ17、ブースタ21を介してブレーキ18に供給されて、前進用、後進用クラッチ24または25が分離された状態で車輪が制動される。
インチング機構は、上記のように、左ブレーキペダル11を全ストローク踏み込み、前進用、後進用クラッチ24または25を分離した状態で車輪を制動して車体を停止させ、ついで走行シフトレバーによりセレクトバルブ26を操作して前進用クラッチ24(または後進用クラッチ25)を接続し、前進状態(または後進状態)として、左ブレーキペダル11を少しずつ戻し圧力スイッチ20をオフして前進用クラッチ24(または後進用クラッチ25)を接続し、その位置で左ブレーキペダル11の戻し、踏込みを繰り返すことにより圧力スイッチ20をオン、オフさせ、これにより前進用クラッチ24(または後進用クラッチ25)を半クラッチ状態として、車体を微速で前後進させるものである。
特開2001−348198号公報(図2)
しかしながら、登坂走行時に、左ブレーキペダル11を踏込むと、インチング機能によりクラッチ24,25が分離されて車輪が制動されるため、発進時に、左ブレーキペダル11を開放すると同時にアクセルペダル13を踏み込んでも、制動解除と発進動作のタイムラグにより、車体が後退するという問題があった。
本発明は上記問題点を解決して、登坂走行における発進時に車体の後退を防止できる荷役車両を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、エンジンにより駆動される油圧ポンプと、当該油圧ポンプから供給される油圧により駆動される荷役装置と、エンジンの駆動力を,クラッチを介して走行車輪に伝達する動力伝達機構と、通常ブレーキペダルおよびインチングブレーキペダルの操作によりブレーキ装置に油圧を供給して走行車輪を制動する制動機構と、を具備した荷役車両であって、
前記通常ブレーキペダルを操作することにより油圧を前記ブレーキ装置に供給して走行車輪を制動停止可能な第1ブレーキバルブと、
前記インチングブレーキペダルを操作することにより、油圧ポンプからパイロット管を介して前記第1ブレーキバルブのパイロット操作ポートに油圧を供給して操作し、前記第1ブレーキバルブから前記ブレーキ装置に油圧を供給して走行車輪を制動停止可能な第2ブレーキバルブと、
前記パイロット管の油圧を検出するインチング圧力スイッチか、または前記インチングブレーキペダルの踏込み位置を検出するインチング位置検出スイッチにより、前記インチングブレーキペダルの踏込み操作の中間検出位置を検出するインチング操作検出部と、
荷役操作器が、エンジンを高回転で駆動して前記荷役装置を駆動する駆動操作側に操作されたことを検出する荷役操作検出部と、
前後進レバーの前進側、後進側とニュートラル位置の操作により、前記クラッチへの作動用油圧を供給または停止してクラッチを接続、分離可能な前後進切換バルブと、
前記インチング操作検出部により前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれたことが検出されると同時に、前記荷役操作検出部により前記荷役操作器が駆動装置側に操作されたことが検出されることにより、前記前後進切換バルブをニュートラル位置にするインチングリレーと、を有し、
前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれることにより、クラッチが接続された状態で、前記ブレーキ装置に油圧が送られて走行車輪が制動され、これが前記インチング操作検出部で検出される同時に、前記荷役操作器が駆動操作されて前記荷役操作検出部で検出されると、前記インチングリレーにより前記前後進切換バルブが操作されてクラッチが分離され、さらに前記インチングブレーキペダルを、前記中間検出位置を挟んで交互に踏み込みと戻しを行うことで、前記インチングリレーをオン、オフして前記前後進切換バルブをニュートラル位置と前進側、後進側との間で操作しクラッチを半接続状態として、走行車輪を微速前進または微速後進するように構成されたものである。
請求項2記載の発明は、エンジンにより駆動される油圧ポンプと、当該油圧ポンプから供給される油圧により駆動される荷役装置と、エンジンの駆動力をクラッチを介して走行車輪に伝達する動力伝達機構と、通常ブレーキペダルおよびインチングブレーキペダルの操作により、ブレーキ装置に制動用高圧エアを供給して走行車輪を制動する制動機構と、を具備した荷役車両であって、
前記通常ブレーキペダルを操作することにより、制動用高圧エアをエア式蓄圧器からダブルチェックバルブを介して前記ブレーキ装置に供給して走行車輪を制動停止可能な第1ブレーキバルブと、
前記インチングブレーキペダルを操作することにより、制動用高圧エアを、前記エア式蓄圧器から前記ダブルチェックバルブを介して前記ブレーキ装置に供給して走行車輪を制動停止可能な第2ブレーキバルブと、
前記第2ブレーキバルブの吐出口と前記ダブルチェックバルブの間で制動用高圧エアのエア圧を検出するインチング圧力スイッチか、または前記インチングブレーキペダルの踏込み位置を検出するインチング位置検出スイッチにより、前記インチングブレーキペダルの踏込操作の中間検出位置を検出するインチング操作検出部と、
荷役操作器が、エンジンを高回転で駆動して前記荷役装置を駆動する駆動操作側に操作されたことを検出する荷役操作検出部と、
前後進レバーの前進側、後進側とニュートラル位置の操作により、前記クラッチへの作動用油圧を供給、停止してクラッチを接続、分離可能な前後進切換バルブと、
前後進レバーを操作してクラッチに作動用油圧を供給または停止しクラッチを接続、分離可能な前後進切換バルブと、
前記インチング操作検出部により前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれたことが検出されると同時に、前記荷役操作検出部により前記荷役操作器が駆動装置側に操作されたことが検出されることにより、前記前後進切換バルブをニュートラル位置としてクラッチを分離するインチングリレーと、を有し、
前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれることにより、クラッチが接続された状態で、前記ブレーキ装置に油圧が送られて走行車輪が制動され、これが前記インチング操作検出部で検出される同時に、前記荷役操作器が駆動操作されて前記荷役操作検出部で検出されると、前記インチングリレーにより前記前後進切換バルブが操作されてクラッチが分離され、さらに前記インチングブレーキペダルを、前記中間検出位置を挟んで交互に踏み込みと戻しを行うことで、前記インチングリレーをオン、オフして前記前後進切換バルブをニュートラル位置と前進側、後進側との間で操作しクラッチを半接続状態として、走行車輪を微速前進または微速後進するように構成されたものである。
請求項1記載の発明によれば、インチングブレーキペダルによる通常の制動時では、インチングリレーの作用により、クラッチが接続状態に保持されるので、登坂走行における発進時に車体の後退を防止することができ、坂道での発進をスムーズに行うことができて、車体が後退することがない。
またエンジンが高回転となる荷役操作時には、インチングブレーキペダルを、中間検出位置を通過して踏圧限側に踏込み走行車輪を制動すると、これがインチング操作検出部により検出される。そして荷役操作器を駆動操作側に操作すると、荷役操作検出部により検出される。これらインチング操作検出部の検出と荷役操作検出部の検出により、インチングリレーにより、前後進切換バルブをニュートラル位置としてクラッチへの作動用油圧の供給を停止し、クラッチを分離する。さらにインチングブレーキペダルを中間検出位置まで戻し、この中間検出位置を挟んでインチングブレーキペダルの踏込みと戻しとを繰り返すことにより、インチングリレーにより、前後進切換バルブがニュートラル位置と前進側、後進側との間で交互に操作されて、クラッチへの作動用油圧の供給と停止が繰り返されて、クラッチを半クラッチ状態とすることができる。これにより、エンジンから走行車輪への動力を少しずつ伝達し微速で前後進を行うことができ、急激な発進や発進時の衝撃を防止してインチング動作をスムーズに行うことができる。
さらに、荷役操作検出部をパイロットバルブの油圧を検出する圧力スイッチとし、インチング操作検出部を、パイロットバルブからの吐出流体圧を検出する圧力スイッチ、またはインチングブレーキペダルの踏込み位置を検出する位置検出スイッチとしたことにより、精度よく荷役操作およびインチング操作を検出することができる。
請求項2記載の構成によれば、制動機構をエア駆動式としても、請求項1と同様の作用効果を奏することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
[実施の形態1]
微速で前後進可能なインチング機構を備えた荷役車両であるフォークリフトの実施の形態1を図1〜図4を参照して説明する。
(制動機構)
図1、図4に示すように、フォークリフトの制動機構31に油圧駆動式のディスクブレーキ装置34を具備したものである。この制動機構31は、運転席の床部の右側に配置されて第1ブレーキバルブ(スプール弁)32を操作する第1ブレーキペダル(通常ブレーキペダル)32aと、左側に配置されて第2ブレーキバルブ(スプール弁)33を操作するインチング操作可能な第2ブレーキペダル(インチングブレーキペダル)33aと、エンジンEにより駆動される油圧ポンプP1と、この油圧ポンプP1および油タンクTと第1、第2ブレーキバルブ32,33とをそれぞれ接続する制動油供給管35Aおよび制動油排出管35Bと、ディスクブレーキ装置34を作動させるマスタシリンダ38と第1、第2ブレーキバルブ32,33との間で制動用油圧を給排出する制動油給排管36と、油圧ポンプP1の停止時に制動用油圧を供給する油圧式アキュムレータ(油圧式蓄圧器)37とを具備している。
第1ブレーキバルブ32および第2ブレーキバルブ33には、制動油供給管35Aおよび制動油排出管35Bがそれぞれ接続されており、また第2ブレーキバルブ33の吐出ポートから第1ブレーキバルブ32のパイロット操作ポート32bにパイロット管39が接続されている。そして、このパイロット管39に、パイロット圧を検出するインチング操作検出部であるインチング圧力スイッチ40が設けられており、第2ブレーキペダル33aの踏圧開始位置と踏圧限との間の踏込みストロークのほぼ中央に設定された中間検出位置(踏込み操作検出位置)で、第2ブレーキバルブ33をオンさせてインチング圧力スイッチ40が作動(オン)されるように設定している。
なお、インチング圧力スイッチ40に代えて、第2ブレーキペダル33aの踏込み操作を、第1ブレーキバルブ32のスプールの位置で検出するインチング位置検出器(リミットスイッチ)LSとしてもよい。このインチング位置検出器LSの場合も、第2ブレーキペダル33aの中間検出位置で作動(オン、オフ)されるように設定する。
(荷役装置)
図2、図4に示すように、荷役装置は、車体前部に設けられたフォーク(図示せず)を昇降して荷役作業を行うリフト装置41により構成されている。このリフト装置41は、エンジンEにより駆動される油圧ポンプ(油圧発生装置)P2と、荷役用パイロットバルブ42を操作する荷役操作レバー(荷役操作器)42aと、荷役用パイロットバルブ42により操作されて油圧ポンプP2から供給される駆動用油圧をリフトシリンダ44の進展室に供給可能なリフトバルブ45と、荷役操作レバー42aのリフト側(駆動操作側)への操作状態を検出する荷役操作検出部であるリフト検出圧力スイッチ47とを具備している。
またパイロット用の油圧ポンプP3および油タンクTから荷役用パイロットバルブ42に、パイロット圧供給管48Aおよびパイロット圧排出管48Bがそれぞれ接続されている。そしてリフト側に操作された時に、荷役用パイロットバルブ42の吐出ポートからリフトバルブ45のパイロット操作部45a,45bにパイロット油を給排出する荷役用パイロット配管46A,46Bが接続されている。そして、荷役操作レバー42aがリフト側に操作された時に昇圧される荷役用パイロット配管46Aに、リフト検出圧力スイッチ47が設けられている。またリフトシリンダ44には、フォークの下降時に進展室から駆動用油圧を油タンクTに排出するリフト用油圧排出管43Bが接続されている。
(動力伝達機構)
図4は、エンジンEの動力を走行車輪Wに伝達する動力伝達機構を示し、エンジンEと走行車輪Wの間に、エンジンE側から順に、トルクコンバータTC、前進用クラッチFCおよび後進用クラッチRC、前進用および後進用の減速機TM、プロペラシャフトPS、デファレンシャルギヤDG、アクスルシャフトASが介在されている。
エンジンEにより駆動される油圧ポンプP2が設けられており、油圧ポンプP2および油タンクTと、前進用、後進用クラッチFC,RCとの間にクラッチ用供給管51Aおよびクラッチ用排出管51Bがそれぞれ接続され、これらクラッチ用供給、排出管51A,51Bに電磁式セレクトバルブ(前後進切換バルブ)53が介在されている。
図3は、セレクトバルブ53を操作する配線図で、前後進レバー52aにより操作される前後進スイッチ52に配線54,54がそれぞれ接続され、これら配線54,54に前進用リレー55Fおよび後進用リレー55Rがそれぞれ設けられており、前後進レバー52aにより前後進スイッチ52が前進側または後進側に操作されると、前進用リレー55Fまたは後進用リレー55Rがオンされてセレクトバルブ53の前進用ソレノイドFSまたは後進用ソレノイドRSを励磁し、前進用クラッチFCまたは後進用クラッチRCに作動用油圧が送られて接続される。また前後進レバー52aがニュートラル位置の時は、前進用リレー55Fまたは後進用リレー55Rがオフ状態で前進用ソレノイドFSまたは後進用ソレノイドRSが励磁されず、前進用、後進用クラッチFC,RCが分離状態となる。
さらに前記配線54には、常時オン(接続)状態のインチングリレー56が介在されており、また通電されることによりインチングリレー56をオフする配線57に、インチング圧力スイッチ40により操作されるa接点のインチングスイッチ40Sと、リフト検出圧力スイッチ47により操作されるa接点のリフト検出スイッチ47Sが直列に介在されている。
したがって、インチング圧力スイッチ40とリフト検出圧力スイッチ47とが同時にオンされてインチングスイッチ40Sおよびリフト検出スイッチ47Sがそれぞれオンされると、インチングリレー56がオフ状態となって前記配線54の通電が切れ、セレクトバルブ53が前進側または後進側にあっても、前進ソレノイドFSまたは後進ソレノイドRSの励磁が停止されることにより、セレクトバルブ53がニュートラル位置に戻され、前進用、後進用クラッチFC,RCが分離される。
(動作説明)
上記構成において、前進走行(または後進走行)する場合には、前後進レバー52aにより前後進スイッチ52を前進側(または後進側)に操作し前進ソレノイドFS(または後進ソレノイドRS)を励磁してセレクトバルブ53を前進側(または後進側)に操作する。これにより、油圧ポンプP3から作動用油圧を前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)に供給して接続し、エンジンEの動力を走行車輪Wに伝達して回転駆動し前進(または後進)する。
走行中に、第1ブレーキペダル32aを踏込むと、油圧ポンプP1から供給された制動用油圧が、第2ブレーキバルブ33からマスタシリンダ38に送り込まれ、前進用クラッFCまたは後進用クラッチRCが接続された状態で、ディスクブレーキ装置34が作動されて走行車輪Wが制動される。
走行中に、第2ブレーキペダル33aを踏込むと、油圧ポンプP1から供給された制動用油圧が、第2ブレーキバルブ33を介してパイロット管39から第1ブレーキバルブ32のパイロット操作ポート32bに送られる。これにより、第1ブレーキバルブ32が操作されて、油圧ポンプP1から供給された制動用油圧がマスタシリンダ38に送り込まれ、ディスクブレーキ装置34が作動されて走行車輪Wが制動される。
この時、第2ブレーキペダル33aを中間検出位置を越えて踏込むと、インチング圧力スイッチ40が作動されてインチングリレー56がオンされるが、荷役操作レバー42aがリフト側に操作されていない場合、リフト検出圧力スイッチ47がオフ状態であるため、セレクトバルブ53は前進または後進の操作状態が維持されて前進用クラッチFCまたは後進用クラッチRCの接続状態が保持される。
前進走行時に、第2ブレーキペダル33aを踏圧限まで踏込んで制動停止させ、この状態からリフト動作を行う時に、荷役操作レバー42aをリフト側に操作すると、インチング圧力スイッチ40とリフト検出圧力スイッチ47とがそれぞれオンされて配線57に通電される。これによりインチングリレー56がオフされて、前進ソレノイドFS(または後進ソレノイドRS)への給電が停止され、セレクトバルブ53がニュートラル位置に戻されることにより、作動用油圧の供給が停止されて前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)が分離される。
次いで第2ブレーキペダル33aをゆっくりと中間検出位置まで戻すとともに、第2ブレーキペダル33aの踏込みと戻しを中間検出位置を挟んで交互に行うことにより、インチング圧力スイッチ40がオン、オフされてインチングリレー56がオン、オフされ、セレクトバルブ53がニュートラル位置と前進位置(または後進位置)の間で交互に切り換えられる。これにより前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)への作動用油圧の給、排出が交互に繰り返されて半クラッチ状態となり、微速前進(または微速後進)が可能となる。
ここで、リフト作業時にのみ、インチング操作を可能に構成したのは、フォークを介して荷を持ち上げるリフト動作時に油圧ポンプP2に高負荷がかかり、エンジンEが高回転となる。このようにエンジンEが高回転の状態で、直接前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)を接続すると、急発進したり、荷に大きい衝撃を与えて、車体の走行動作制御が困難になるからである。またフォークを降下させるダウン動作時では、リフトシリンダ44の進展室から駆動用油圧を排出するだけなので、エンジンEの回転数は上がらない。また停止からの前進または後進の発進時でも、エンジンEの回転数は上がっておらず、アクセルペダルによりエンジンEの回転数を発進に必要な回転まで上げるだけでよい。したがって、このような低回転数では、前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)を接続したままでも、第2ブレーキペダル33aの踏込みを戻すとともにアクセルを適度に踏込むことにより、微速で前進(または後進)が可能となり、発進による衝撃も生じない。また登坂走行による発進でも、車体がずり下がることはない。
(実施の形態の効果)
上記実施の形態1によれば、第2ブレーキペダル33aを踏圧限まで踏込んで走行車輪Wを制動し停止させると、インチング圧力スイッチ40が作動されてインチングリレー56がオンされるが、リフト検出圧力スイッチ47がオフのままであるため、前進用または後進用クラッチFC,RCは接続状態に保持される。したがって、登坂走行で第2ブレーキペダル33aを踏込んで車体を停止した後、前後進レバー52aを操作して前後進スイッチ52を前進側(または後進側)に入れ、第2ブレーキペダル33aを戻してディスクブレーキ装置34を解除すると、同時にエンジンEの動力がトルクコンバータTCを介して走行車輪Wに伝達されるので、登坂状態であっても車体が後退されることがなく、スムーズに発進させることができる。
ここで、荷役操作レバー42aをリフト側に操作して荷積みされたフォークを上昇させるとエンジンEに高負荷がかかり回転数が高くなる。そして第2ブレーキペダル33aが踏圧限まで踏込んでインチング圧力スイッチ40がオンされた状態で、荷役操作レバー42aがリフト側に操作されてリフト検出圧力スイッチ47がオンされると、セレクトバルブ53がニュートラル位置に戻され前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)が分離される。
これにより、第2ブレーキペダル33aの踏込みを中間検出位置まで戻し、さらにこの中間検出位置を挟んで第2ブレーキペダル33aの踏込みと戻しとを繰り返すことで、インチングリレー56をオン、オフさせ前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)を断続して半クラッチ状態とし、微速で前進(または後進)させることができる。
これにより、坂道走行時においても、車体の後退を確実に防止して発進させることができる。またエンジンEが高回転となるリフト動作時であっても、インチング動作を行うことができ、半クラッチ状態で微速で前後進が可能となり、荷などに衝撃を与えることなくスムーズに発進させることができる。
[実施の形態2]
フォークリフトの制動機構としてエア駆動式のドラムブレーキ装置を具備した実施の形態2を図5に基づいて説明する。なお、この実施の形態2において、実施の形態1の図2〜図4は同一であるため、図2〜図4を使用して説明するとともに同一符号を付して説明を省略する。
(制動機構)
図4,図5に示すように、制動機構61は、運転席の床部の右側に配置されて第1ブレーキバルブ(スプール弁)62を操作する第1ブレーキペダル62aと、運転席の床部の左側に配置されて第2ブレーキバルブ(スプール弁)63を操作するインチング操作可能な第2ブレーキペダル63aと、走行車輪Wにそれぞれ設けられたエア駆動式のドラムブレーキ装置64と、エンジンEにより駆動されるエアコンプレッサACと、このエアコンプレッサACからエアガバナ(調圧弁)65を介して制動用高圧エアを蓄圧するエアリザーバ(エア式蓄圧器)66と、このエアリザーバ66と第1、第2ブレーキバルブ62,63とをそれぞれ接続するブレーキエア供給管67A,67Bと、第1、第2ブレーキバルブ62,63からそれぞれ吐出される制動用高圧エアを合流させるダブルチェックバルブ68と、このダブルチェックバルブ68から制動用高圧エアをエアブースタ69を介してドラムブレーキ装置64の作動シリンダ64aに供給、排出するブレーキエア供給管67Cとを具備している。そして、第2ブレーキバルブ63の吐出ポートに接続されたブレーキエア供給管67Bにインチング圧力スイッチ70が設けられており、このインチング圧力スイッチ70により、第2ブレーキペダル63aの踏込み操作が中間検出位置に達したことをエア圧を介して検出することができる。このインチング圧力スイッチ70に替えて、第2ブレーキバルブ63に、踏込みストロークの中間検出位置で第2ブレーキペダル63aの踏込み操作を、スプールの押し込み位置により検出するインチング位置検出器(リミットスイッチ)LSを設けてもよい。
(動作説明)
上記構成において、前進(後進)走行中に、第2ブレーキペダル63aを踏込むと、エアリザーバ66から供給された制動用高圧エアが、第2ブレーキバルブ63からエアブースタ69を介してドラムブレーキ装置64の作動シリンダ64aに送り込まれ、ドラムブレーキ装置64が作動されて走行車輪Wが制動される。
この時、第2ブレーキペダル63aを中間検出位置を越えて十分に踏込むと、インチング圧力スイッチ70が作動されてインチングリレー56がオンされる。この時に荷役操作レバー42aがリフト側に操作されていない場合には、リフト検出圧力スイッチ47がオンされず、セレクトバルブ53は前進(または後進)操作状態が保持されて前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)の接続状態が維持される。
この状態で、荷役作業を行うために、荷役操作レバー42aをリフト側に操作すると、リフト検出圧力スイッチ47がオンされてインチングリレー56がオフされ、インチング圧力スイッチ70およびリフト検出圧力スイッチ47がオンされることにより、前進ソレノイドFS(または後進ソレノイドRS)への給電が停止されてセレクトバルブ53がニュートラル位置に戻され、前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)が分離される。
さらに発進する場合、第2ブレーキペダル63aの踏込みをゆっくりと中間検出位置まで戻し、さらに中間検出位置を挟んで第2ブレーキペダル63aの踏込みと戻しとを交互に行うことにより、インチング圧力スイッチ70を介してインチングスイッチ70Sのオン、オフを繰り返し、これによりインチングリレー56の接続、分離が繰り返されてセレクトバルブ53がニュートラル位置と前進位置(または後進位置)の間で切換操作される。そして前進用クラッチFC(または後進用クラッチRC)への作動用油圧の供給と停止が繰り返されて半クラッチ状態となり、微速前進(微速後進)を行うことができる。
上記実施の形態によれば、エア駆動式のドラムブレーキ装置64を具備した制動機構61であっても、実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記実施の形態1、2では、荷役車両をフォークリフトとしたが、これに限るものではなく、荷役作業を行いつつ前後進を行うホイールローダなどの土工車両であってもよい。
本発明に係るインチング機構を有する荷役車両の実施の形態1を示し、制動機構を示す構成図である。 荷役車両の荷役装置を示す構成図である。 荷役車両のインチング圧力スイッチとリフト検出圧力スイッチの動作を示す電気配線図である。 荷役車両の動力伝達機構を示す構成図である。 本発明に係るインチング機構を有する荷役車両の実施の形態2を示し、制動機構を示す構成図である。 (a)〜(c)は従来のインチング装置を示し、(a)は制動機構、(b)は動力伝達機構、(c)は配線図である。
符号の説明
P1〜P3 油圧ポンプ
T 油タンク
E エンジン
FC 前進用クラッチ
FR 後進用クラッチ
LS インチング位置検出器(インチング操作検出部)
TC トルクコンバータ
FS 前進ソレノイド
RS 後進ソレノイド
32 第1ブレーキバルブ
32a 第1ブレーキペダル
32b パイロット操作ポート
33 第2ブレーキバルブ
33a 第2ブレーキペダル(インチングブレーキペダル)
34 ディスクブレーキ装置
37 油圧式アキュムレータ
39 パイロット管
40 インチング圧力スイッチ(インチング操作検出部)
40S インチングスイッチ
41 リフト装置
42 パイロットバルブ
42a 荷役操作レバー(荷役操作器)
44 リフトシリンダ
45 リフトバルブ
45a,45b パイロット操作部
46A,46B 荷役用パイロット配管
47 リフト検出圧力スイッチ(荷役操作検出部)
51A クラッチ用供給管
51B クラッチ用排出管
52 前後進スイッチ
52a 前後進レバー(前後進操作器)
53 セレクトバルブ(前後進切換バルブ)
56 インチングリレー
62 第1ブレーキバルブ
62a 第1ブレーキペダル
63 第2ブレーキバルブ
63a 第2ブレーキペダル(インチングブレーキペダル)
64 ドラムブレーキ装置
66 エアリザーバ
67A,67B ブレーキエア供給管
68 ダブルチェックバルブ
70 インチング圧力スイッチ(インチング操作検出部)
70S インチングスイッチ

Claims (2)

  1. エンジンにより駆動される油圧ポンプと、当該油圧ポンプから供給される油圧により駆動される荷役装置と、エンジンの駆動力を,クラッチを介して走行車輪に伝達する動力伝達機構と、通常ブレーキペダルおよびインチングブレーキペダルの操作によりブレーキ装置に油圧を供給して走行車輪を制動する制動機構と、を具備した荷役車両であって、
    前記通常ブレーキペダルを操作することにより油圧を前記ブレーキ装置に供給して走行車輪を制動停止可能な第1ブレーキバルブと、
    前記インチングブレーキペダルを操作することにより、油圧ポンプからパイロット管を介して前記第1ブレーキバルブのパイロット操作ポートに油圧を供給して操作し、前記第1ブレーキバルブから前記ブレーキ装置に油圧を供給して走行車輪を制動停止可能な第2ブレーキバルブと、
    前記パイロット管の油圧を検出するインチング圧力スイッチか、または前記インチングブレーキペダルの踏込み位置を検出するインチング位置検出スイッチにより、前記インチングブレーキペダルの踏込み操作の中間検出位置を検出するインチング操作検出部と、
    荷役操作器が、エンジンを高回転で駆動して前記荷役装置を駆動する駆動操作側に操作されたことを検出する荷役操作検出部と、
    前後進レバーの前進側、後進側とニュートラル位置の操作により、前記クラッチへの作動用油圧を供給または停止してクラッチを接続、分離可能な前後進切換バルブと、
    前記インチング操作検出部により前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれたことが検出されると同時に、前記荷役操作検出部により前記荷役操作器が駆動装置側に操作されたことが検出されることにより、前記前後進切換バルブをニュートラル位置にするインチングリレーと、を有し、
    前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれることにより、クラッチが接続された状態で、前記ブレーキ装置に油圧が送られて走行車輪が制動され、これが前記インチング操作検出部で検出される同時に、前記荷役操作器が駆動操作されて前記荷役操作検出部で検出されると、前記インチングリレーにより前記前後進切換バルブが操作されてクラッチが分離され、さらに前記インチングブレーキペダルを、前記中間検出位置を挟んで交互に踏み込みと戻しを行うことで、前記インチングリレーをオン、オフして前記前後進切換バルブをニュートラル位置と前進側、後進側との間で操作しクラッチを半接続状態として、走行車輪を微速前進または微速後進するように構成された
    ことを特徴とする荷役車両。
  2. エンジンにより駆動される油圧ポンプと、当該油圧ポンプから供給される油圧により駆動される荷役装置と、エンジンの駆動力をクラッチを介して走行車輪に伝達する動力伝達機構と、通常ブレーキペダルおよびインチングブレーキペダルの操作により、ブレーキ装置に制動用高圧エアを供給して走行車輪を制動する制動機構と、を具備した荷役車両であって、
    前記通常ブレーキペダルを操作することにより、制動用高圧エアをエア式蓄圧器からダブルチェックバルブを介して前記ブレーキ装置に供給して走行車輪を制動停止可能な第1ブレーキバルブと、
    前記インチングブレーキペダルを操作することにより、制動用高圧エアを、前記エア式蓄圧器から前記ダブルチェックバルブを介して前記ブレーキ装置に供給して走行車輪を制動停止可能な第2ブレーキバルブと、
    前記第2ブレーキバルブの吐出口と前記ダブルチェックバルブの間で制動用高圧エアのエア圧を検出するインチング圧力スイッチか、または前記インチングブレーキペダルの踏込み位置を検出するインチング位置検出スイッチにより、前記インチングブレーキペダルの踏込操作の中間検出位置を検出するインチング操作検出部と、
    荷役操作器が、エンジンを高回転で駆動して前記荷役装置を駆動する駆動操作側に操作されたことを検出する荷役操作検出部と、
    前後進レバーの前進側、後進側とニュートラル位置の操作により、前記クラッチへの作動用油圧を供給、停止してクラッチを接続、分離可能な前後進切換バルブと、
    前後進レバーを操作してクラッチに作動用油圧を供給または停止しクラッチを接続、分離可能な前後進切換バルブと、
    前記インチング操作検出部により前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれたことが検出されると同時に、前記荷役操作検出部により前記荷役操作器が駆動装置側に操作されたことが検出されることにより、前記前後進切換バルブをニュートラル位置としてクラッチを分離するインチングリレーと、を有し、
    前記インチングブレーキペダルが中間検出位置を超えて踏込まれることにより、クラッチが接続された状態で、前記ブレーキ装置に油圧が送られて走行車輪が制動され、これが前記インチング操作検出部で検出される同時に、前記荷役操作器が駆動操作されて前記荷役操作検出部で検出されると、前記インチングリレーにより前記前後進切換バルブが操作されてクラッチが分離され、さらに前記インチングブレーキペダルを、前記中間検出位置を挟んで交互に踏み込みと戻しを行うことで、前記インチングリレーをオン、オフして前記前後進切換バルブをニュートラル位置と前進側、後進側との間で操作しクラッチを半接続状態として、走行車輪を微速前進または微速後進するように構成された
    ことを特徴とする荷役車両。
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