JP6530040B1 - フォークリフトのインチング機構およびフォークリフト - Google Patents
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Abstract
Description
前記リフトシリンダを駆動するリフトバルブと、前記リフトバルブ操作用のパイロット圧を操作する荷役用パイロットバルブと、前記荷役用パイロットバルブの所定の操作状態を検出する荷役用インチング検出器と、が具備され、前記荷役用インチング検出器が前記荷役用パイロットバルブの所定の操作状態を検出した際に前記クラッチが接続/分離されることを特徴とする。
インチング機構を具備し、たとえばコンテナなどの大型の荷を扱う大型のフォークリフトの実施の形態1を図1〜図6を参照して説明する。
図1および図6に示すように、荷役装置は、車体前部に設けられたフォーク(図示せず)を昇降して荷役作業を行うリフト装置11により構成されている。このリフト装置11は、エンジンEにより駆動されるブレーキ用の第1油圧ポンプP1および荷役・駆動機用の第2油圧ポンプP2ならびにパイロット用の第3油圧ポンプP3と、荷役用操作レバー12aにより操作される荷役用パイロットバルブ12と、この荷役用パイロットバルブ12によりパイロット圧を介して操作されるリフトバルブ15と、このリフトバルブ15により第2油圧ポンプP2から供給される荷役用圧油を進展室に供給可能なリフトシリンダ14と、を具備している。また荷役用パイロットバルブ12に、リフト側スプール弁12uおよびダウン側スプール弁12dが具備されている。そして、荷役用パイロットバルブ12のリフト側スプール弁12uのパイロット圧を検出する荷役用インチング検出器である第1〜第3圧力スイッチ17A〜17Cが設けられている。
図2,図6を参照して、油圧駆動式のディスクブレーキ装置24を具備したフォークリフトの制動機構21について説明する。
図6は、エンジンEから走行車輪Wおよび第1〜第3油圧ポンプP1〜P3への動力伝達機構であり、エンジンEから走行車輪Wまでの間で、エンジンE側から、トルクコンバータTC、前進クラッチFCおよび後進クラッチRC、前進変速機FTMおよび後進変速機RTM、プロペラシャフトPS、デファレンシャルギヤDG、アクスルシャフトASが設けられている。
図3のブロック図と図4A,4Bの配線図とを参照して、インチング機構を説明する。
図4Bに示すように、タイミング選択スイッチ35により荷役優先インチングモードBが選択される場合、(a)前後進スイッチ32によりたとえば前進モードが選択されると、(b)車両コントローラ34から前進ソレノイド33FSに通電されて、前後進セレクトバルブ33から前進クラッチFCに圧油が供給され前進クラッチFCが接続状態となる、これにより、トルクコンバータTCと前進変速機FTMが接続されてエンジンEの駆動力が走行車輪Wに伝達されて前進され、同時にエンジンEにより第1〜第3油圧ポンプP1〜P3が駆動される。
タイミング選択スイッチ35により制動操作モードAが選択される場合、前後進スイッチ32をたとえば前進側に操作すると、車両コントローラ34により前進ソレノイドFSに通電して前後進セレクトバルブ33を前進側に操作する。これにより、第3油圧ポンプP3から作動用油圧を前進クラッチFCに供給して接続し、エンジンEの動力を走行車輪Wに伝達して前進する。
実施の形態1によれば、前後進クラッチFC,RCの接続/分離を行うインチング検出器である第1〜第3圧力スイッチ17A〜17Cを、荷役用操作レバー12aにより操作される所定のパイロット圧に対応してオン/オフするように配置したので、走行車輪Wが制動されない状態で、インチングを行うことができ、微速前進または微速後進中のリフト動作を効率よく行うことができる。
インチング機構を有するフォークリフトの実施の形態2を、図7〜図10を参照して説明する。なお、実施の形態1と同一部材には同一符号を付して説明する。実施の形態2は、荷役用および制動用インチング検出器である第1〜第4圧力スイッチ17A〜17C,30に替えて、荷役用インチング検出器として、荷役用操作レバー12aの操作量(角度)を検出するポテンショメータ(位置検出器)41と、荷役用インチング検出器として、第2ブレーキバルブ23のスプール弁のスプール位置を検出するリミットスイッチ44を設けたものである。
E エンジン
FC 前進クラッチ
RC 後進クラッチ
W 走行車輪
11 リフト装置
12 荷役用パイロットバルブ
12a 荷役用操作レバー(荷役操作器)
14 リフトシリンダ
15 リフトバルブ
17A 第1圧力スイッチ(荷役用インチング検出器、低圧検出用の圧力スイッチ)
17B 第2圧力スイッチ(荷役用インチング検出器、中圧検出用の圧力スイッチ)
17C 第3圧力スイッチ(荷役用インチング検出器、高圧検出用の圧力スイッチ)
21 制動機構
23 第2ブレーキバルブ(インチング用ブレーキバルブ)
23a 第2ブレーキペダル
24 ディスクブレーキ装置
30 第4圧力スイッチ(制動用インチング検出器)
32 前後進スイッチ
33 前後進セレクトバルブ
33FS 前進ソレノイド
33RS 後進ソレノイド
34 車両コントローラ
35 タイミング選択スイッチ
36 インチング制御リレー
41 ポテンショメータ(荷役用インチング検出器、位置検出器)
42 出力検出器(荷役用インチング検出器)
43A 第1出力検出スイッチ(荷役用インチング検出器、低出力検出スイッチ)
43B 第2出力検出スイッチ(荷役用インチング検出器、中出力検出スイッチ)
43C 第3出力検出スイッチ(荷役用インチング検出器、高出力検出スイッチ)
44 リミットスイッチ(制動用インチング検出器)
45 制動用検出スイッチ
Claims (6)
- リフトシリンダの駆動によりフォークが上昇されて荷を持ち上げるリフト作業中に、エンジンと変速機の間に介在されるクラッチが接続/分離されて、微速前進または微速後進を行うフォークリフトのインチング機構であって、
前記リフトシリンダを駆動するリフトバルブと、
前記リフトバルブ操作用のパイロット圧を操作する荷役用パイロットバルブと、
前記荷役用パイロットバルブの所定の操作状態を検出する荷役用インチング検出器と、が具備され、
前記荷役用インチング検出器が前記荷役用パイロットバルブの所定の操作状態を検出した際に前記クラッチが接続/分離される
ことを特徴とするフォークリフトのインチング機構。 - リフトシリンダの駆動によりフォークが上昇されて荷を持ち上げるリフト作業中に、エンジンと変速機の間に介在されるクラッチが接続/分離されて、微速前進または微速後進を行うフォークリフトのインチング機構であって、
前記リフトシリンダを駆動するリフトバルブと、
前記リフトバルブ操作用のパイロット圧を操作する荷役用パイロットバルブと、
前記荷役用パイロットバルブの所定の操作状態を検出する荷役用インチング検出器と、が具備され、
前記荷役用インチング検出器により前記クラッチが接続/分離され、
前記荷役用インチング検出器に、少なくとも、低圧の前記パイロット圧を検出する低圧検出用の圧力スイッチと、高圧の前記パイロット圧を検出する高圧検出用の圧力スイッチと、が具備され、
前記低圧検出用の圧力スイッチと前記高圧検出用の圧力スイッチを選択するタイミング選択スイッチが設けられた
ことを特徴とするフォークリフトのインチング機構。 - 走行車輪が制動されるブレーキペダルの操作中間位置が検出されて前記クラッチが接続/分離される制動用インチング検出器が設けられ、
前記タイミング選択スイッチは、前記低圧検出用の圧力スイッチ、前記高圧検出用の圧力スイッチおよび前記制動用インチング検出器のいずれかを選択可能とされる
ことを特徴とする請求項2記載のフォークリフトのインチング機構。 - リフトシリンダの駆動によりフォークが上昇されて荷を持ち上げるリフト作業中に、エンジンと変速機の間に介在されるクラッチが接続/分離されて、微速前進または微速後進を行うフォークリフトのインチング機構であって、
前記リフトシリンダを駆動するリフトバルブと、
前記リフトバルブ操作用のパイロット圧を操作する荷役用パイロットバルブと、
前記荷役用パイロットバルブの所定の操作状態を検出する荷役用インチング検出器と、が具備され、
前記荷役用インチング検出器により前記クラッチが接続/分離され、
前記荷役用パイロットバルブ操作用の荷役用操作レバーの操作量を検出する荷役用位置検出器と、前記荷役用位置検出器の小操作量時に作動される低出力検出スイッチおよび前記荷役用位置検出器の大操作量時に作動される高出力検出スイッチと、が具備され、
前記低出力検出スイッチと前記高出力検出スイッチを選択するタイミング選択スイッチが設けられた
ことを特徴とするフォークリフトのインチング機構。 - 走行車輪を制動するブレーキペダルの操作中間位置が検出されて前記クラッチが接続/分離される制動用インチング検出器が具備され、
前記タイミング選択スイッチは、前記低出力検出スイッチ、前記高出力検出スイッチおよび前記制動用インチング検出器のいずれかを選択可能とされる
ことを特徴とする請求項4記載のフォークリフトのインチング機構。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のインチング機構を備えた
ことを特徴とするフォークリフト。
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JP2017217863A JP6530040B1 (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | フォークリフトのインチング機構およびフォークリフト |
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