JP5664158B2 - 熱電変換モジュール - Google Patents

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本発明は、熱電変換モジュールに関し、特に室温レベル(〜40℃)の温度差を利用した熱電変換モジュールの構造に関する。
地球温暖化の最中、世界各国はCO削減に力を入れている。そのため、近年ではCOの排出が少ない、あるいは排出しない発電方法が盛んに研究されている。その中の一つとして、日常捨てられる熱エネルギーを回収し、その熱エネルギーを電気エネルギーに変換するための熱電変換モジュールの研究が進められている。
従来の熱電変換モジュール300は、図9に示すように、低温源301側に配置された第1基板302と高温源303側に配置された第2基板304との間に、いわゆるπ構造で半導体素子305が実装されて構成されている。この熱電変換モジュール300では、半導体素子305の両端に温度差を生じさせ、熱電効果によって半導体素子305の低温端と高温端との間に得られる電位差により熱起電力を発生させるものである。
室温レベルで使用する熱電変換モジュールの半導体素子に用いる材料としては、熱起電力が比較的大きいビスマス・テルル系の材料が好適に用いられている。また、ビスマス・テルル系の材料からなる半導体素子の特徴としては、高移動度の電子を持つ半導体素子でありながら熱伝導性が低い一方、電気伝導性が高いことにある。また、例えば特許文献1には、半導体素子に熱伝導率が100W/mk以上の金属層を含有する構成が記載されている。
ところで、熱電変換モジュールは、上述したように半導体素子の両端間での温度差が生じることで発電するため、基板間の距離を短くすることによって両端間での温度差を大きく得ることができるという構造上の利点がある。一方で、基板間の距離が短いので時間経過による温度差の減少が早いという構造上の欠点がある。
半導体素子はその性能を以下に示す性能指数ZTで表すことができ、これらの値が高いものが優れた特性を示すものとされる。
ZT=ST/(ρk)
[S:ゼーベック係数(V/K)、T:温度(K)、ρ:電気抵抗率(Ω・m)、k:熱伝導率(w/m・K)]
そして、上述したビスマス・テルル系の材料を半導体素子に用いた場合、室温での性能指数ZTは1弱に留まっている。
そこで、熱抵抗を大きくするため(上述した性能指数を向上させるため)に、例えば特許文献2では、熱電変換素子を細線化することによって、電気伝導性を維持しながら、熱抵抗を大きくする構成が開示されている。
特開2010−27895号公報 特開2007−59773号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、半導体素子に金属層を含有させることで熱抵抗が大幅減少し、熱起電力が下がることになる。
また、上述した特許文献2の構成では、細線化することによって、半導体素子の断面積が激減する代わりに、半導体素子の線長さを長くする必要がある(θ=(L/(A・k))より、θ:熱抵抗、L:長さ、A:断面積、k:熱伝導率)。この際、細線化された半導体素子同士が絡まないように、ナノインプリント法を用いる必要がある。そのため、熱電変換モジュールの構造や組立工法を大幅に変更する必要があり、製造コストの増加や製造効率の低下の原因になる。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、構造や組立工法の大幅な変更を伴うことなく、熱抵抗を増加させ、高い性能指数を有する熱電変換モジュールを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の熱電変換モジュールは、熱を電気に変換する熱電変換モジュールにおいて、配線が形成された一対の基板と、前記基板間で前記配線を介して直列実装された複数の半導体素子と、を備え、前記半導体素子は、熱電変換素子と、前記熱電変換素子よりも熱伝導率の低い導電層と、が積層され、前記導電層は、樹脂層と、前記樹脂層を前記半導体素子の積層方向に貫通して、前記樹脂層を間に挟んで両側に配された前記熱電変換素子同士を電気的に接続する導電ビアと、を有していることを特徴とする。
本発明によれば、熱電変換素子と、熱電変換素子よりも熱伝導率の低い導電層と、を積層して半導体素子を形成することで、熱電変換素子のみで半導体素子を構成する場合に比べて、半導体素子全体の熱抵抗を増加させることができる。
そして、熱抵抗を増加させることで、高温源からの熱が半導体素子内を伝達される際に、導電層と熱電変換素子との間での温度差を大きく確保できる。そのため、導電層を間に挟んで両側に配置される熱電変換素子間での温度差を大きく確保して、より大きい熱起電力を得ることができる。その結果、高い性能指数を有する熱電変換モジュールを提供することができる。
また、熱電変換素子間に導電層を挟み込むのみなので、構造や組立工法の大幅な変更を伴うことなく、高い性能指数を有する熱電変換モジュールを提供することができる。
第1実施形態における熱電変換モジュールの断面図である。 半導体素子の製造方法を説明するための工程図である。 第2実施形態における熱電変換モジュールの断面図である。 図3のA−A線に相当する図であり、導電層の他の構成を示す断面図である。 図4のB矢視図である。 図3のA−A線に相当する図であり、導電層の他の構成を示す断面図である。 第3実施形態における熱電変換モジュールの断面図である。 図7のC部拡大図である。 従来の熱電変換モジュールを示す断面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
(熱電変換モジュール)
図1は熱電変換モジュールの断面図である。
図1に示すように、熱電変換モジュール10は、配線11,12が形成された一対の基板(第1基板13及び第2基板14)と、基板13,14に実装された複数の半導体素子15と、を備えている。
各基板13,14は、例えばセラミックス基板等からなり、厚さ方向に間隔を空けた状態で対向配置されている。各基板13,14のうち、第1基板14は低温源21側に配置される一方、第2基板14は高温源22側に配置され、各基板13,14の対向面にはそれぞれ配線11,12が形成されている。なお、基板13,14はセラミックス基板に限らず、アルミナ基板や、窒化アルミナ基板、ポリイミド基板、ガラスエポキシ基板、炭素質基板等を採用することも可能である。
半導体素子15は、対で形成された柱状のP型半導体素子15aとN型半導体素子15bとを有し、これら半導体素子15が各基板13,14間で配線11,12を介して直列実装されている(いわゆるπ構造)。なお、以下の説明において、P型半導体素子15aとN型半導体素子15bとを区別する必要がない場合は、まとめて半導体素子15として説明する。
ここで、各半導体素子15は、ビスマス・テルルを主成分とする材料からなる熱電変換素子31により、導電性樹脂層(樹脂層)32が挟持されてなるサンドイッチ構造をなしている。導電性樹脂層32は、例えば樹脂材料に導電性フィラーが混合されたものであって、導電性を有するとともに、熱電変換素子31よりも熱伝導率が低い性質を有している。すなわち、本実施形態の半導体素子15は、同種類の熱電変換素子31同士(例えば、P型の熱電変換素子31同士またはN型の熱電変換素子31同士)を導電性樹脂層32により結合している。なお、本実施形態で用いる導電性樹脂層32としては、電気抵抗率が100Ω以下で、かつ熱伝導率が0.5W/mk以下の材料を選択することが好ましい。
そして、導電性樹脂層32に対して一方側(図1中下側)の熱電変換素子31が第1基板13の配線11に接続され、導電性樹脂層32に対して他方側(図1中上側)の熱電変換素子31が第2基板14の電極12に接続されている。なお、本実施形態では、説明を分かり易くするため熱電的性質が異なる半導体素子15が配線11,12を介して一対のみ実装された状態を示しているが、実際には熱電的性質が異なる複数対の半導体素子15同士が配線11,12を介して交互に直列実装される。
この構成によれば、導電性樹脂層32を熱電変換素子31により挟持することで、熱電変換素子31のみで半導体素子15を構成する場合に比べて、半導体素子15全体の熱抵抗を増加させることができる。例えば、導電性樹脂層32に上述した条件を満たす材料を採用した場合には、熱電変換素子31のみで半導体素子15を構成する場合に比べて、熱抵抗を約3倍に増加させることができる。
そして、熱抵抗を増加させることで、高温源22からの熱が半導体素子15内を伝達される際に、導電性樹脂層32と熱電変換素子31との間での温度差を大きく確保できる。そのため、導電性樹脂層32を間に挟んで両側に配置される熱電変換素子31間での温度差を大きく確保して、より大きい熱起電力を得ることができる。その結果、高い性能指数ZTを有する熱電変換モジュール10を提供することができる。
(熱電変換モジュールの製造方法)
次に、上述した熱電変換モジュール10の製造方法について説明する。図2は半導体素子の製造方法を説明するための工程図である。なお、以下の説明では、主として半導体素子の製造方法について説明する。
図2(a)に示すように、まず長さ約1mm程度の金属系(ビスマス・テルル、鉛・テルル等)の材料からなる熱電変換素子31を2つ用意し、これら熱電変換素子31の間に導電性樹脂層32を挟み込む(図2(b)参照)。この際、熱電変換素子31における導電性樹脂層32との接続面にそれぞれ凹凸部31aを形成し、これら凹凸部31a間に導電性樹脂層32を挟み込む。これにより、熱電変換素子31と導電性樹脂層32との結合面積を増加できるため、熱電変換素子31と導電性樹脂層32とを強固に結合させることができる。
次に、図2(c)に示すように、ヒーター51により導電性樹脂層32の周囲を加熱しつつ、ホルダー52により半導体素子15の積層方向両側から半導体素子15を押圧する。この場合、ヒーター51の温度を170℃程度、ホルダー52の圧力を10MPa程度に設定することが好ましい。
その後、配線11,12が形成された基板13,14上に上述した半導体素子15を直列実装することで、本実施形態の熱電変換モジュール10が完成する。
この構成によれば、従来の半導体素子の製造工程から熱電変換素子31間に導電性樹脂層32を挟み込む工程を追加するのみで、本実施形態の熱電変換モジュール10を製造することができる。そのため、熱電変換モジュール10を製造するための工程(半導体素子15の実装工程等)は従来の設備でも製造可能という利点がある。そのため、組立工法の大幅な変更を伴うことなく、高い性能指数を有する熱電変換モジュール10を提供することができる。
また、熱電変換素子31をナノレベルのような繁雑な構造から製造することはなく、熱電変換モジュール10の最適化を図りやすくなるため、構造の大幅な変更を伴うことない。この場合、導電性樹脂層32の種類、厚みなどの変数を調整しやすく、追加コストが安いという利点もある。
そして、このように構成された熱電変換モジュール10では、低品位の温度差(室温から10℃前後の熱源)でも電力を得ることができるので、特に低品位の熱を直接電気に変換する装置、例えば、OA機器などの排熱を電気に変換し、ワイヤレスセンサーを駆動する環境モニター装置等に採用することができる。この場合、100mWのセンサーを駆動することによって、バッテリーレスによるメンテナンスフリーのワイヤレスセンサーを提供することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は第2実施形態における熱電変換モジュールの断面図である。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、第2実施形態における熱電変換モジュール100(半導体素子115)の導電層101は、熱電変換素子31の間に挟持されたエポキシ樹脂等からなる樹脂層102と、樹脂層102の外周面(熱電変換素子31間から露出する露出面)に形成された金属メッキ(金属層)と、を有している。すなわち、樹脂層102を間に挟んで両側に配置された熱電変換素子31は、金属メッキ103により電気的接続が保たれている。なお、金属メッキ103は、メッキ以外に化学蒸着法や物理蒸着法等により導電性を有する金属層を形成しても構わない。
この構成によれば、樹脂層102の外周面に金属メッキ103を形成することで、熱電変換素子31間の導電性を維持しつつ、熱抵抗を増加させることができるので、熱電変換素子31間での温度差を大きく確保して、より大きい熱起電力を得ることができる。なお、半導体素子115全体の電気伝導性や熱抵抗は金属メッキ103の寸法で適宜調整することが可能である。
なお、金属メッキ103は、樹脂層102の全周に形成する必要はなく、例えば図4,図5に示すように、半導体素子115の積層方向に沿って延在する矩形状の金属膜104が、樹脂層102における外周面の周方向に沿って間隔を空けて配列された、柵状に形成しても構わない。
また、図4に示す金属膜204は、樹脂層102の外周面から半導体素子115の積層方向に直交する方向に突出する構成について説明したが、これに限られない。例えば図6に示すように、樹脂層102の外周面の周方向に沿って間隔を空けて、半導体素子115の積層方向に沿って延在する溝部102aを形成し、これら溝部102a内に金属膜104を埋設しても構わない。これにより、金属膜104と樹脂層102の外周面とを面一に配置することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は第3実施形態における熱電変換モジュールの断面図であり、図8は図7のC部の拡大図である。
図7,図8に示すように、第3実施形態における熱電変換モジュール200(半導体素子215)の導電層201は、熱電変換素子31の間に挟持されたエポキシ樹脂等からなる樹脂層202と、樹脂層202内を半導体素子215の積層方向に沿って貫通する導電ビア203と、を有している。
導電ビア203は、半導体素子215の積層方向に沿って延在する円柱状に形成され、樹脂層202の端面(半導体素子215の積層方向端面)の面方向に沿って間隔を空けて配列されている。具体的に、導電ビア203は、樹脂層202内を貫通する貫通部203aと、貫通部203aの両端側で樹脂層202における両端面から露出して熱電変換素子31に電気的接続される接続部203bと、を有している。
接続部203bは、直径(半導体素子215の積層方向から見た外形)が貫通部203aの直径よりも大きく形成されるとともに、その露出面が樹脂層202の端面と面一に配置されている。そして、樹脂層202を間に挟んで両側に配置された熱電変換素子31は、導電ビア203により電気的接続が保たれている。なお、各導電ビア203の接続部203bと熱電変換素子31とは拡散接合で接合するのが好ましい。
この構成によれば、樹脂層202内に導電ビア203を配することで、導電性を維持しつつ、熱抵抗を増加させることができるので、熱電変換素子31間での温度差を大きく確保して、より大きい熱起電力を得ることができる。なお、半導体素子215全体の電気伝導性や熱抵抗は導電ビア203の本数や寸法で調整することが可能である。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、導電性樹脂層32や導電層101,201を一層のみ設けた場合について説明したが、これに限らず、熱電変換素子31と交互に複数層設けても構わない。
10,100,200…熱電変換モジュール 11,12…配線 13…第1基板 14…第2基板 15,115,215…半導体素子 31…熱電変換素子 31a…凹凸部 32…導電性樹脂層(導電層) 101,201…導電層 102,202…樹脂層 103…金属メッキ 104…金属膜 202a…溝部 203…金属ビア 203a…貫通部 203b…接続部

Claims (8)

  1. 熱を電気に変換する熱電変換モジュールにおいて、
    配線が形成された一対の基板と、
    前記基板間で前記配線を介して直列実装された複数の半導体素子と、を備え、
    前記半導体素子は、熱電変換素子と、前記熱電変換素子よりも熱伝導率の低い導電層と、が積層され
    前記導電層は、樹脂層と、前記樹脂層を前記半導体素子の積層方向に貫通して、前記樹脂層を間に挟んで両側に配された前記熱電変換素子同士を電気的に接続する導電ビアと、を有していることを特徴とする熱電変換モジュール。
  2. 請求項記載の熱電変換モジュールにおいて、
    前記導電ビアは、前記樹脂層を貫通する貫通部と、
    前記樹脂層から露出して前記熱電変換素子に接続される接続部と、を有し、
    前記接続部における前記半導体素子の積層方向から見た外形は、前記貫通部よりも大きく形成されていることを特徴とする熱電変換モジュール。
  3. 熱を電気に変換する熱電変換モジュールにおいて、
    配線が形成された一対の基板と、
    前記基板間で前記配線を介して直列実装された複数の半導体素子と、を備え、
    前記半導体素子は、熱電変換素子と、前記熱電変換素子よりも熱伝導率の低い導電層と、が積層され
    前記導電層は、樹脂層と、前記樹脂層の外周面に形成され、前記樹脂層を間に挟んで両側に配された前記熱電変換素子同士を電気的に接続する金属層と、を有していることを特徴とする熱電変換モジュール。
  4. 請求項記載の熱電変換モジュールにおいて、
    前記金属層は、前記樹脂層の外周面における周方向に沿って間隔を空けて配列されていることを特徴とする熱電変換モジュール。
  5. 請求項または請求項記載の熱電変換モジュールにおいて、
    前記金属層は、前記樹脂層の外周面から突出していることを特徴とする熱電変換モジュール。
  6. 請求項または請求項記載の熱電変換モジュールにおいて、
    前記樹脂層の外周面には溝部が形成され、前記溝部内に前記金属層が埋設されていることを特徴とする熱電変換モジュール。
  7. 熱を電気に変換する熱電変換モジュールにおいて、
    配線が形成された一対の基板と、
    前記基板間で前記配線を介して直列実装された複数の半導体素子と、を備え、
    前記半導体素子は、熱電変換素子と、前記熱電変換素子よりも熱伝導率の低い導電層と、が積層され
    前記導電層は、導電性樹脂からなるとともに、前記熱電変換素子に挟持されていることを特徴とする熱電変換モジュール。
  8. 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の熱電変換モジュールにおいて、
    前記導電層は前記熱電変換素子に挟持され、
    前記熱電変換素子における前記導電層との結合部分には、凹凸部が形成されていることを特徴とする熱電変換モジュール。
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