JP2018125498A - 熱電変換装置 - Google Patents

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Makoto Shibata
誠 柴田
和也 前川
Kazuya Maekawa
和也 前川
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Abstract

【課題】出力の向上を可能とした熱電変換装置を提供する。【解決手段】第2の方向において隣り合う一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間に配置されて、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3と他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3とが交互に直列に接続されるように、各熱電変換素子3の第1の電極7と第2の電極8との何れかの間を電気的に接続する第1の配線10及び第2の配線11を備え、第1の配線10と第2の配線11とは、基板2の厚み方向から見て少なくともその一部の配線10,11同士が絶縁層を介して交差するように配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、熱電変換装置に関する。
例えば、内燃機関や燃焼装置などからの排熱は、利用されないまま消失している。このため、省エネルギー化の観点から、この排熱の利用が近年着目されている。特に、熱から電気への変換を可能とする熱電変換装置の研究が盛んに行われている(例えば、特許文献1を参照。)。
具体的に、下記特許文献1には、絶縁性基板と、p型及びn型の何れか一方の熱電変換材料からなり、絶縁性基板の第1の面上に相互に間隔をおいて複数配置された熱電変換材料膜と、各熱電変換材料膜上にそれぞれ相互に離隔して形成された第1の電極及び第2の電極と、絶縁性基板の第1の面側に配置され、第1の電極に接触する凸部が設けられた第1の伝熱部材と、絶縁性基板の第2の面側に配置され、絶縁性基板の第2の面上であって第2の電極に対応する領域に接触する凸部が設けられた第2の伝熱部材とを有する熱電変換モジュール(熱電変換装置)が開示されている。
また、この熱電変換モジュールでは、第1の電極が熱電変換材料膜の一方の辺に沿って形成され、第2の電極が熱電変換材料膜の一方の辺に対向する他方の辺に沿って形成され、第1の電極が一方の側に隣接する熱電変換材料膜上の第2の電極に接続され、第2の電極が他方の側に隣接する熱電変換材料膜上の第1の電極に接続された構成となっている。
国際公開第2011/065185号
ところで、上述した特許文献1に記載の熱電変換モジュールでは、隣接する熱電変換材料膜の第1の電極と第2の電極との間を熱電変換材料膜の外周において引き回された配線により接続する構成となっている。しかしながら、このような構成の場合、配線を引き回す距離が長くなり、配線の抵抗が増加するため、十分な出力が得られなくなるといった問題があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、出力の向上を可能とした熱電変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
(1) 厚み方向において互いに対向する第1の面と第2の面とを有する基材と、
前記基材の前記第1の面側の面内において互いに交差する第1の方向と第2の方向とのうち、前記第1の方向に並ぶ複数の熱電変換素子を有し、且つ、これら複数の熱電変換素子が前記第2の方向に並んで配置された一対の熱電変換素子列と、
前記熱電変換素子列を構成する各熱電変換素子の前記第1の方向における一端側と電気的に接続された第1の電極及び前記各熱電変換素子の前記第1の方向における他端側と電気的に接続された第2の電極と、
前記第2の方向において隣り合う一方の熱電変換素子列と他方の熱電変換素子列との間に配置されて、前記一方の熱電変換素子列を構成する熱電変換素子と前記他方の熱電変換素子列を構成する熱電変換素子とが交互に直列に接続されるように、各熱電変換素子の前記第1の電極と前記第2の電極との何れかの間を電気的に接続する第1の配線及び第2の配線とを備え、
前記第1の配線と前記第2の配線とは、前記基板の厚み方向から見て少なくともその一部の配線同士が絶縁層を介して交差するように配置されていることを特徴とする熱電変換装置。
(2) 前記熱電変換素子列を構成する熱電変換素子のうち、前記第1の電極側から前記第2の電極側に向けて電流が流れる第1の熱電変換素子と、前記第2の電極側から前記第1の電極側に向けて電流が流れる第2の熱電変換素子とが、前記第1の方向において交互に並んで配置されていることを特徴とする前記(1)に記載の熱電変換装置。
(3) 前記熱電変換素子列を構成する熱電変換素子のうち、前記第1の電極と前記第2の電極との間で流れる電流の方向が逆向きとなる熱電変換素子が、前記第2の方向に並んで配置されていることを特徴とする前記(2)に記載の熱電変換装置。
(4) 前記熱電変換素子列を構成する熱電変換素子のうち、前記第1の電極と前記第2の電極との間で流れる電流の方向が同じ向きとなる熱電変換素子が、前記第2の方向に並んで配置されていることを特徴とする前記(2)に記載の熱電変換装置。
(5) 前記第1の電極及び前記第2の電極は、第1の導電膜と第2の導電膜とを順次積層した積層膜からなり、
前記第1の配線は、前記第1の導電膜と前記第2の導電膜との何れか一方の導電膜からなり、
前記第2の配線は、前記第1の導電膜と前記第2の導電膜との何れか他方の導電膜からなることを特徴する前記(1)〜(4)の何れか一項に記載の熱電変換装置。
(6) 前記基材の前記第1の面側に配置された第1の伝熱部材を備え、
前記第1の電極と前記第2の電極とのうち、温接点側となる電極と前記第1の伝熱部材とが熱的に接合されていることを特徴とする前記(1)〜(5)の何れか一項に記載の熱電変換装置。
(7) 前記基材の前記第2の面側に配置されて、前記基材と熱的に接合される第2の伝熱部材を備えることを特徴とする前記(6)に記載の熱電変換装置。
以上のように、本発明を適用した熱電変換装置では、隣り合う一方の熱電変換素子列と他方の熱電変換素子列との間で、基板の厚み方向から見て少なくともその一部の配線同士が絶縁層を介して交差するように、第1の配線と第2の配線とが配置されている。これにより、第1の配線及び第2の配線を引き回す距離を短縮し、これら第1の配線及び第2の配線の抵抗を下げることができる。したがって、本発明によれば、各熱電変換素子で発生した電流が第1の配線及び第2の配線を流れる際の損失を抑えることができ、その結果、熱電変換装置において出力の向上を図ることが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る熱電変換装置の概略構成を示す平面図である。 図1中に示す線分A−Aによる熱電変換装置の断面図である。 図2中に示す囲み部分Bを拡大した熱電変換装置の断面図である。 図1中に示す線分C−Cによる熱電変換装置の断面図である。 図1中に示す線分D−Dによる熱電変換装置の断面図である。 図1中に示す線分E−Eによる熱電変換装置の断面図である。 図1に示す熱電変換装置の製造工程を順に説明するための図であり、熱電変換膜が配置された状態を示す平面図である。 図1に示す熱電変換装置の製造工程を順に説明するための図であり、第1の電極及び第2の電極と第1の配線及び第3の配線とを構成する第1の導電膜が配置された状態を示す平面図である。 図1に示す熱電変換装置の製造工程を順に説明するための図であり、絶縁膜が配置された状態を示す平面図である。 図9中に示す囲み部分Fを拡大した平面図である。 図1に示す熱電変換装置の製造工程を順に説明するための図であり、第1の電極及び第2の電極と第2の配線及び第3の配線とを構成する第2の導電膜が配置された状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る熱電変換装置の概略構成を示す平面図である。 一対の熱電変換素子列を構成する複数の熱電変換素子の配置を例示した平面図である。 第2の伝熱板の変形例を例示した断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らないものとする。また、以下の説明において例示される材料等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態として、例えば図1〜図6に示す熱電変換装置1Aについて説明する。なお、図1は、熱電変換装置1Aの概略構成を示す平面図である。図2は、図1中に示す線分A−Aによる熱電変換装置1Aの断面図である。図3は、図2中に示す囲み部分Bを拡大した熱電変換装置1Aの断面図である。図4は、図1中に示す線分C−Cによる熱電変換装置1Aの断面図である。図5は、図1中に示す線分D−Dによる熱電変換装置1Aの断面図である。図6は、図1中に示す線分E−Eによる熱電変換装置1Aの断面図である。
また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を熱電変換装置1Aの水平面内における第1の方向、Y軸方向を熱電変換装置1Aの水平面内における第2の方向、Z軸方向を熱電変換装置1Aの厚み方向として、それぞれ示すものとする。
本実施形態の熱電変換装置1Aは、図1〜図6に示すように、基板2の面上に並んで配置された複数の熱電変換素子3を一対の端子4a,4bの間で直列に接続した構造を有している。また、熱電変換装置1Aは、高温(加熱)側となる第1の伝熱板5と、低温(放熱/冷却)側となる第2の伝熱板6との間で、複数の熱電変換素子3が配置された基板2を挟み込んだ構造を有している。
基板2は、厚み方向において互いに対向する第1の面(本実施形態では上面)2aと第2の面(本実施形態では下面)2bとを有する絶縁性の基材からなる。基板2としては、例えば基板抵抗が10Ω以上となる高抵抗シリコン(Si)基板を用いることが好ましい。基板抵抗が10Ω以上となることで、複数の熱電変換素子3の間で電気的な短絡が生じるのを防止することが可能である。
また、基板2としては、上述した高抵抗Si基板の他にも、例えば、基板内に酸化絶縁層を有するSOI(Silicon On Insulator)基板や、セラミック基板、その他の高抵抗単結晶基板などを用いることができる。さらに、基板2としては、基板抵抗が10Ω以下となる低抵抗基板であっても、この低抵抗基板と熱電変換素子3との間に高抵抗材料を配置したものを用いることができる。
熱電変換素子3は、p型半導体又はn型半導体の何れか一方(本実施形態ではp型半導体)である熱電変換膜からなる。熱電変換素子3をp型の熱電変換膜とした場合は、例えば高濃度(1018〜1019cm−3)のボロン(B)がそれぞれドープされたp型シリコン(Si)膜とp型シリコン・ゲルマニウム(SiGe)合金膜との多層膜を用いることができる。また、複数の熱電変換素子3は、互いに同じ構成を有するp型半導体であってもよく、互いに異なる構成を有するp型半導体であってもよい。熱電変換素子3をp型半導体とした場合、熱電変換素子3には、温接点側から冷接点側に向けて電流が流れる。
一方、熱電変換素子3をn型の熱電変換膜とした場合は、例えば高濃度(1018〜1019cm−3)のアンチモン(Sb)がそれぞれドープされたn型シリコン(Si)膜とn型シリコン・ゲルマニウム(SiGe)合金膜との多層膜を用いることができる。また、複数の熱電変換素子3は、互いに同じ構成を有するn型半導体であってもよく、互いに異なる構成を有するn型半導体であってもよい。熱電変換素子3をn型半導体とした場合、熱電変換素子3には、冷接点側から温接点側に向けて電流が流れる。
さらに、熱電変換膜素子3は、上述したp型又はn型半導体の多層膜に必ずしも限定されるものではなく、p型又はn型半導体の単層膜であってもよい。また、半導体として酸化物の半導体を用いることもできる。また、例えば、有機高分子膜や金属膜などからなる熱電変換膜を用いることができる。また、熱電変換膜素子3は、上述した熱電変換膜に限らず、バルクからなるものを用いてもよい。
本実施形態の熱電変換装置1Aは、基板2の第1の面2a側の面内において互いに交差(本実施形態では直交)する第1の方向と第2の方向とのうち、第1の方向に並ぶ複数(本実施形態では7つ)の熱電変換素子3を有している。また、熱電変換装置1Aは、これら複数の熱電変換素子3が第2の方向に並んで配置された一対(2列)の熱電変換素子列3A,3Bを有している。
熱電変換素子列3A,3Bを構成する各熱電変換素子3は、互いに同じ大きさで平面視で矩形状(本実施形態では長方形状)に形成されている。また、各熱電変換素子3は、第1の方向を短手方向とし、第2の方向を長手方向として、第1の方向に一定の間隔で並んで配置されている。さらに、第2の方向において隣り合う一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとは、その間に一定の間隔を設けて互いに平行に並んで配置されている。
熱電変換素子列3A,3Bを構成する各熱電変換素子3は、第1の方向における一端(−X軸)側と電気的に接続された第1の電極7と、第1の方向における他端(+X軸)側と電気的に接続された第2の電極8とを有している。
第1の電極7及び第2の電極8は、それぞれ第1の導電膜9aと第2の導電膜9bとを順次積層した積層膜からなる。第1の導電膜9a及び第2の導電膜9bの材料としては、金属を用いることが好ましく、その中でも特に、導電性及び熱伝導性が高く、且つ、形状加工がし易い、例えば銅(Cu)や金(Au)などを好適に用いることができる。なお、第1の導電膜9a及び第2の導電膜9bの材料については、互いに同じ金属を用いてもよく、互いに異なる金属を用いてもよい。
第1の電極7及び第2の電極8を構成する第1の導電膜9aと第2の導電膜9bのうち、第1の導電膜9aは、熱電変換素子3とほぼ同じ厚みで形成されている。一方、第2の導電膜9bは、第1の導電膜9aの上に第1の導電膜9aと平面視で重なるように形成されている。したがって、第1の電極7及び第2の電極8は、厚み方向において熱電変換素子3よりも第2の導電膜9bの厚み分だけ上方(+Z軸方向)に突出して設けられている。
第1の電極7と第2の電極8とは、熱電変換素子3の第1の方向において対向する一端側の側面と他端側の側面とにそれぞれ接触した状態で、熱電変換素子3の長手方向(第2の方向)の全域に亘って、互いに同じ大きさで平面視で矩形状(本実施形態では長方形状)に形成されている。また、第1の方向において隣り合う一方の熱電変換素子3と他方の熱電変換素子3との各間において、一方の熱電変換素子3の第1の電極7(又は第2の電極8)と、他方の熱電変換素子3の第2の電極8(又は第1の電極7)とが互いに離間した状態で配置されている。
一対の熱電変換素子列3A,3Bは、複数の熱電変換素子3のうち、第1の電極7側から第2の電極8側に向けて電流が流れる熱電変換素子3(以下、必要に応じて「第1の熱電変換素子3a」として区別する。)と、第2の電極8側から第1の電極7側に向けて電流が流れる熱電変換素子3(以下、必要に応じて「第2の熱電変換素子3b」として区別する。)とが、第1の方向において交互に並んで配置された構成を有している。
なお、図1では、一方の端子4a及び第1の熱電変換素子3aに流れる電流の方向(+X軸方向)と、他方の端子4b及び第2の熱電変換素子3bに流れる電流の方向(−X軸方向)とをそれぞれ矢印の向きで表している。
また、一対の熱電変換素子列3A,3Bは、複数の熱電変換素子3のうち、第1の電極7と第2の電極8との間で流れる電流の方向が逆向きとなる熱電変換素子3が、第2の方向に並んで配置された構成を有している。すなわち、一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間では、互いの第1の熱電変換素子3a(又は第2の熱電変換素子3b)と第2の熱電変換素子3b(又は第1の熱電変換素子3a)とが第2の方向に並んで配置されている。
一対の端子4a,4bは、上述した第1の電極7及び第2の電極8と同様に、第1の導電膜9aと第2の導電膜9bとを順次積層した積層膜からなる。このうち、一方の端子4aは、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において最も一端(−X軸)側に位置する熱電変換素子3(第1の熱電変換素子3a)の第1の電極7と電気的に接続されている。すなわち、一方の端子4aは、この第1の電極7と連続した第1の導電膜9aと第2の導電膜9bとの積層膜によって、第1の電極7の外側(−X軸側)に平面視で矩形状(本実施形態では長方形状)に突出して形成されている。
これに対して、他方の端子4bは、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において最も一端(−X軸)側に位置する熱電変換素子3(第2の熱電変換素子3b)の第1の電極7と電気的に接続されている。すなわち、他方の端子4bは、この第1の電極7と連続した第1の導電膜9aと第2の導電膜9bとの積層膜によって、第1の電極7の外側(−X軸側)に平面視で矩形状(本実施形態では長方形状)に突出して形成されている。
一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間には、各熱電変換素子3の第1の電極7と第2の電極8との何れかの間を電気的に接続する第1の配線10及び第2の配線11が配置されている。
このうち、第1の配線10は、上述した第1の電極7及び第2の電極8を構成する下層の第1の導電膜9aと連続した第1の導電膜9aにより線状に形成されている。一方、第2の配線11は、上述した第1の電極7及び第2の電極8を構成する上層の第2の導電膜9bと連続した第2の導電膜9bにより線状に形成されている。
第1の配線10及び第2の配線11は、一方の端子4aと他方の端子4bとの間で、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3とが交互に直列に接続されるように、各熱電変換素子3の第1の電極7と第2の電極8との何れかの間を電気的に接続している。
具体的に、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側からn(nは自然数)番目に位置する熱電変換素子3の第2の電極8と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側からn+1番目に位置する熱電変換素子3の第1の電極7とが、第2の方向に対して斜めに配置された第1の配線10(第1の導電膜9a)を介して電気的に接続されている。(但し、本実施形態では、n=1〜6である。)
また、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側からn番目に位置する熱電変換素子3の第2の電極8と、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側からn+1番目に位置する熱電変換素子3の第1の電極7とが、第2の方向に対して第1の配線10とは逆向きに斜めに配置された第2の配線11(第2の導電膜9b)を介して電気的に接続されている。(但し、本実施形態では、n=1〜6である。)
さらに、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において最も他端(+X軸)側に位置する熱電変換素子3の第2の電極8と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において最も他端(+X軸)側に位置する熱電変換素子3の第2の電極8とが、第2の方向に対して平行に配置された第3の配線13を介して電気的に接続されている。第3の配線13は、上述した第1の電極7及び第2の電極8と同様に、第1の導電膜9aと第2の導電膜9bとを順に積層した積層膜からなる。
これにより、本実施形態の熱電変換装置1Aは、一方の端子4a側から第1の方向の他端(+X軸)側に向かって、一方の熱電変換素子列3Aを構成する第1の熱電変換素子3aと、他方の熱電変換素子列3Bを構成する第1の熱電変換素子3aとを交互に直列に接続した後、第1の方向の他端(+X軸)側から他方の端子4b側に向かって、一方の熱電変換素子列3Aを構成する第2の熱電変換素子3bと、他方の熱電変換素子列3Bを構成する第2の熱電変換素子3bとを交互に直列に接続した構成となっている。
第1の配線10(第1の導電膜9a)と第2の配線11(第2の導電膜9b)とは、その間に配置された絶縁膜12を介して厚み方向において互いに重ならない高さ位置にある。すなわち、第1の配線10と第2の配線11とは、絶縁膜12を介して互いに電気的に絶縁されている。これにより、第1の配線10と第2の配線11とは、基板2の厚み方向から見て少なくともその一部の配線10,11同士が絶縁膜12を介して交差するように配置されている。
絶縁膜12は、第1の配線10(第1の導電膜9a)と第2の配線11(第2の導電膜9b)との間を電気的に絶縁可能な材料(絶縁層)であればよく、例えば酸化シリコン(SiO)や窒化シリコン(SiN)などを用いることができる。絶縁膜12は、第1の電極7及び第2の電極8が形成された位置を除く、第1の配線10(第1の導電膜9a)と第2の配線11(第2の導電膜9b)との間の全面に亘って、所定の厚みで形成されている。
第1の伝熱板5は、高温(加熱)側の第1の伝熱部材として、基板2の第1の面2a側に配置されている。第1の伝熱板5は、空気よりも熱伝導率の高い材料、好ましくは基板2よりも熱伝導率の高い材料からなる。そのような第1の伝熱板5の材料としては、金属を用いることが好ましく、その中でも特に、熱伝導率が高く、且つ、形状加工がし易い、例えばアルミニウム(Al)や銅(Cu)などを好適に用いることができる。また、第1の伝熱板5は、複数の伝熱部材により構成されていてもよい。
第1の伝熱板5は、温接点側となる第1の電極7及び第2の電極8(以下、まとめて「温接点側電極14」という。)と伝熱部15を介して熱的に接合されている。温接点側電極14は、第1の方向において隣り合う第1の熱電変換素子3aの第1の電極7及び第2の熱電変換素子3bの第2の電極8からなる。したがって、温接点側電極14は、一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間で、第1の方向において互い違いに並んで配置されている。
一方、冷接点側となる第1の電極7及び第2の電極8(以下、まとめて「冷接点側電極16」という。)は、第1の方向において隣り合う第1の熱電変換素子3aの第2の電極8及び第2の熱電変換素子3bの第1の電極7からなる。したがって、冷接点側電極16は、一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間で、第1の方向において互い違いに並んで配置されている。
すなわち、一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間では、互いの温接点側電極14(又は冷接点側電極16)と冷接点側電極16(又は温接点側電極14)とが第2の方向に並んで配置されている。
伝熱部15は、第1の伝熱板5と温接点側電極14との互いに対向する面のうち、何れか一方の面側から突出された凸部15aを有している。本実施形態の伝熱部15は、第1の伝熱板5の各温接点側電極14と対向する位置から下方(−Z軸方向)に向けて突出された複数の凸部15aを有している。各凸部15aは、平面視で矩形状(本実施形態では断面長方形状)を有して、各温接点側電極14を構成する第1の電極7及び第2の電極8と重なる範囲で突出して設けられている。また、各凸部15aの先端は、例えば絶縁性の接合材(図示せず。)を介して各温接点側電極14と電気的に絶縁された状態で熱的に接合されている。接合材は、空気よりも熱伝導率の高い絶縁材料からなる。そのような接合材の材料としては、例えばUV硬化型樹脂やシリコーン系樹脂、熱伝導グリース(例えばシリコーン系のグリースや、金属酸化物を含む非シリコーン系のグリース等)などを用いることができる。
なお、伝熱部15は、上述した凸部15aの先端に設けられた絶縁層等により温接点側電極14と電気的に絶縁されている場合、又は、凸部15aの先端と温接点側電極14との間で電気的な絶縁性が問題とならない場合、上述した絶縁性の接合材を介さずに温接点側電極14と直接接合されていてもよい。
また、伝熱部15は、上述した第1の伝熱板5側から突出された凸部15aにより構成された場合に限らず、温接点側電極14側から突出された凸部により構成することも可能である。さらに、伝熱部15として、第1の伝熱板5と温接点側電極14との間を熱的に接合する別の伝熱部材(上記接合材を含む。)を設けることも可能である。例えば、温接点側電極14の厚みを冷接点側電極16の厚みよりも大きくすることによって、第1の伝熱板5と温接点側電極14とが、上述した凸部15aを介さずに、伝熱部15としての上記接合材を介して熱的に接合された構成とすることも可能である。
また、第1の伝熱板5と温接点側電極14とは、上述した伝熱部15を介して熱的に接合された構成に限らず、第1の伝熱板5の表面に設けられた絶縁層等により、第1の伝熱板5と温接点側電極14とが電気的に絶縁されている場合、又は、第1の伝熱板5と温接点側電極14との間で電気的な絶縁性が問題とならない場合には、上述した絶縁性の接合材を介さずに、第1の伝熱板5と温接点側電極14とを直接接合した構成とすることも可能である。
また、熱電変換装置1Aでは、上述した第1の伝熱板5と温接点側電極14との間を伝熱部15(凸部15a)を介して接合することによって、基板2の第1の面2a側と第1の伝熱板5との間に空間Kが設けられている。なお、熱電変換装置1Aでは、この空間Kに伝熱部15よりも熱伝導性が低い材料からなる断熱材を充填することも可能である。すなわち、伝熱部15は、第1の伝熱板5と温接点側電極14との間において、その周囲(空間Kや断熱材)よりも相対的に熱伝導率が高い部分を形成している。
第2の伝熱板6は、低温(放熱/冷却)側の第2の伝熱部材として、基板2の第2の面2b側に配置されている。第2の伝熱板6は、空気よりも熱伝導率の高い材料、好ましくは基板2よりも熱伝導率の高い材料からなる。そのような第2の伝熱板6の材料としては、上述した第1の伝熱板5で例示した材料と同じものを用いることができる。また、第2の伝熱板6は、複数の伝熱部材により構成されていてもよい。
第2の伝熱板6は、少なくとも伝熱部15(凸部15a)と厚み方向において重なる範囲T1で、基板2の第2の面2b側と熱的に接合されている。また、第2の伝熱板6は、冷接点側電極16から伝熱部15(凸部15a)に至る領域と厚み方向において重なる範囲T2で、基板2の第2の面2b側と熱的に接合されていることが好ましい。本実施形態の第2の伝熱板6は、基板2の第2の面2bの全面に亘って熱的に接合されている。
なお、第2の伝熱板6については、放熱又は冷却に適した形状とすることも可能である。例えば、第2の伝熱板6を空冷するため、放熱フィン(ヒートシンク)を第2の伝熱板6の基板2とは反対側の面に設けた構成としてもよい。また、第2の伝熱板6を水冷するため、第2の伝熱板6の内部に冷却液を流通させる流路を設けた構成としてもよい。
以上のような構成を有する熱電変換装置1Aでは、第1の伝熱板5を高温(加熱)側に配置し、第2の伝熱板6を低温(放熱/冷却)側に配置する。これにより、第1の伝熱板5から伝熱部15を介して温接点側電極14に伝わる熱によって、各熱電変換素子3の温接点側電極14側が相対的に高温となる。一方、各熱電変換素子3に伝わる熱は、冷接点側電極16から基板2及び第2の伝熱板6を介して外部に放熱されるため、各熱電変換素子3の冷接点側電極16側が相対的に低温となる。したがって、各熱電変換素子3の温接点側電極14と冷接点側電極16との間に温度差が発生する。
これにより、各熱電変換素子3の第1の電極7と第2の電極8との間に電荷(キャリア)の移動が起こる。すなわち、各熱電変換素子3の第1の電極7と第2の電極8との間には、ゼーベック効果による起電力(電圧)が発生し、各熱電変換素子3には、温接点側電極14から冷接点側電極16に向けて電流が流れる。
1つの熱電変換素子3で発生する起電力(電圧)は小さいものの、一方の端子4aと他方の端子4bとの間には、複数の熱電変換素子3が直列に接続されている。したがって、これら一方の端子4aと他方の端子4bとの間からは、その総和の起電力として、比較的高い電圧を取り出すことが可能である。
ところで、本実施形態の熱電変換装置1Aでは、上述した隣り合う一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間で、基板2の厚み方向から見て少なくともその一部の配線10,11同士が絶縁膜12を介して交差するように、第1の配線10と第2の配線11とが配置されている。
これにより、本実施形態の熱電変換装置1Aでは、第1の配線10及び第2の配線11を引き回す距離を従来よりも短縮し、これら第1の配線10及び第2の配線11の抵抗を下げることができる。
したがって、本実施形態の熱電変換装置1Aでは、各熱電変換素子3で発生した電流が第1の配線10及び第2の配線11を流れる際の損失を抑えることができ、その結果、出力(電力)の向上を図ることが可能である。
次に、上記熱電変換装置1Aの製造工程について、図7〜図11を参照して説明する。なお、図7は、熱電変換装置1Aの製造工程を順に説明するための図であり、熱電変換膜が配置された状態を示す平面図である。図8は、熱電変換装置1Aの製造工程を順に説明するための図であり、第1の電極7及び第2の電極8と第1の配線10及び第3の配線13とを構成する第1の導電膜9aが配置された状態を示す平面図である。図9は、熱電変換装置1Aの製造工程を順に説明するための図であり、絶縁膜12が配置された状態を示す平面図である。図10は、図9中に示す囲み部分Fを拡大した平面図である。図11は、熱電変換装置1Aの製造工程を順に説明するための図であり、第1の電極7及び第2の電極8と第2の配線11及び第3の配線13とを構成する第2の導電膜9bが配置された状態を示す平面図である。
上記熱電変換装置1Aを製造する際は、先ず、図7に示すように、基板2の第1の面2aの上に、熱電変換膜を成膜した後、この熱電変換膜をエッチングにより選択的に除去する。これにより、上述した形状にパターニングされた複数の熱電変換素子3(一対の熱電変換素子列3A,3B)を形成する。
次に、図8に示すように、各熱電変換素子3の第1の電極7及び第2の電極8と第1の配線10及び第3の配線13とに対応した位置に開口部を有するマスク(図示せず。)を形成し、第1の導電膜9aを成膜した後、マスクを除去する。これにより、各熱電変換素子3の第1の電極7及び第2の電極8と第1の配線10及び第3の配線13とに対応した第1の導電膜9aを形成する。
次に、図9及び図10に示すように、各熱電変換素子3の第1の電極7及び第2の電極8に対応した位置にマスクを形成し、絶縁膜12を成膜した後、マスクを除去する。これにより、各熱電変換素子3の第1の電極7及び第2の電極8と第3の配線13に対応した位置に開口部を有する絶縁膜12を形成する。
次に、図11に示すように、各熱電変換素子3の第1の電極7及び第2の電極8と第2の配線11とに対応した位置に開口部を有するマスク(図示せず。)を形成し、第2の導電膜9bを成膜した後、マスクを除去する。これにより、各熱電変換素子3の第1の電極7及び第2の電極8と第2の配線11及び第3の配線13とに対応した第2の導電膜9bを形成する。
以上のような工程を経ることによって、上述した隣り合う一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間で、基板2の厚み方向から見て少なくともその一部の配線10,11同士が絶縁膜12を介して交差するように、第1の配線10と第2の配線11とを配置することが可能である。
その後、図11に示す工程で得られた基板2を伝熱部15となる凸部15aが形成された第1の伝熱板5と、第2の伝熱板6とで挟み込んだ状態で接合する。これにより、上記熱電変換装置1Aを製造することが可能である。
なお、本実施形態の熱電変換装置1Aでは、上述した基板2の厚み方向から見て少なくともその一部の配線10,11同士が絶縁膜12を介して交差するように、下層側の第1の配線10(第1の導電膜9a)と上層側の第2の配線11(第2の導電膜)とが配置された構成となっているが、 第1の配線10と第2の配線11との厚み方向の配置を逆とした構成とすることも可能である。すなわち、第1の配線10が上層側の第2の導電膜9bからなり、第2の配線11が下層側の第1の導電膜9aからなる構成とすることも可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態として、例えば図12に示す熱電変換装置1Bについて説明する。なお、図12は、熱電変換装置1Bの概略構成を示す平面図である。また、以下の説明では、上記熱電変換装置1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の熱電変換装置1Bは、図12に示すように、第1の熱電変換素子3a及び第2の熱電変換素子3bの配置が上記熱電変換装置1Aと異なる以外は、上記熱電変換装置1Aと基本的に同じ構成を有している。
なお、図12では、一方の端子4a及び第1の熱電変換素子3aに流れる電流の方向(+X軸方向)と、他方の端子4b及び第2の熱電変換素子3bに流れる電流の方向(−X軸方向)とをそれぞれ矢印の向きで表している。
具体的に、この熱電変換装置1Bは、一対の熱電変換素子列3A,3Bを構成する複数の熱電変換素子3のうち、第1の電極7と第2の電極8との間で流れる電流の方向が同じ向きとなる熱電変換素子3が、第2の方向に並んで配置された構成を有している。すなわち、一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間では、互いの第1の熱電変換素子3aが第2の方向に並ぶと共に、互いの第2の熱電変換素子3bが第2の方向に並んで配置されている。
また、一方の熱電変換素子列3Aと他方の熱電変換素子列3Bとの間では、互いの温接点側電極14が第2の方向に並ぶと共に、互いの冷接点側電極16が第2の方向に並んで配置されている。伝熱部15(凸部15a)は、基板2の厚み方向において各温接点側電極14と対向する位置に配置されている。
一方の端子4aは、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において最も一端(−X軸)側に位置する熱電変換素子3(第1の熱電変換素子3a)の第1の電極7と電気的に接続されている。これに対して、他方の端子4bは、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において最も他端(+X軸)側に位置する熱電変換素子3(第1の熱電変換素子3a)の第2の電極8と電気的に接続されている。
第1の配線10及び第2の配線11は、一方の端子4aと他方の端子4bとの間で、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3とが交互に直列に接続されるように、各熱電変換素子3の第1の電極7と第2の電極8との何れかの間を電気的に接続している。
具体的に、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n−1(nは自然数)番目に位置する熱電変換素子3の第2の電極8と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n−1番目に位置する熱電変換素子3の第1の電極7とが、第2の方向に対して斜めに配置された第1の配線10(第1の導電膜9a)を介して電気的に接続されている。(但し、本実施形態では、n=1〜4である。)
また、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n番目に位置する熱電変換素子3の第2の電極8と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n−1番目に位置する熱電変換素子3の第2の電極8とが、第2の方向に対して斜めに配置された第1の配線10(第1の導電膜9a)を介して電気的に接続されている。(但し、本実施形態では、n=1〜3である。)
また、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n+1(nは自然数)番目に位置する熱電変換素子3の第1の電極7と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n番目に位置する熱電変換素子3の第1の電極7とが、第2の方向に対して斜めに配置された第1の配線10(第1の導電膜9a)を介して電気的に接続されている。(但し、本実施形態では、n=1〜3である。)
また、一方の熱電変換素子列3Aを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n番目に位置する熱電変換素子3の第1の電極7と、他方の熱電変換素子列3Bを構成する熱電変換素子3のうち、第1の方向において一端(−X軸)側から2n番目に位置する熱電変換素子3の第2の電極8とが、第2の方向に対して第1の配線10とは逆向きに斜めに配置された第2の配線11(第2の導電膜9b)を介して電気的に接続されている。(但し、本実施形態では、n=1〜3である。)
これにより、本実施形態の熱電変換装置1Bは、一方の端子4a側から他方の端子4b側に向かって、一方の熱電変換素子列3Aを構成する第1の熱電変換素子3aと、他方の熱電変換素子列3Bを構成する第1の熱電変換素子3aとを直列に接続した後、一方の熱電変換素子列3Aを構成する第2の熱電変換素子3bと、他方の熱電変換素子列3Bを構成する第2の熱電変換素子3bとを直列に接続し、これを交互に繰り返しながら、これら複数の熱電変換素子3を直列に接続した構成となっている。
第1の配線10(第1の導電膜9a)と第2の配線11(第2の導電膜9b)とは、その間に配置された絶縁膜12を介して厚み方向において互いに重ならない高さ位置にある。すなわち、第1の配線10と第2の配線11とは、絶縁膜12を介して互いに電気的に絶縁されている。これにより、第1の配線10と第2の配線11とは、基板2の厚み方向から見て少なくともその一部の配線10,11同士が絶縁膜12を介して交差するように配置されている。
これにより、本実施形態の熱電変換装置1Bでは、第1の配線10及び第2の配線11を引き回す距離を従来よりも短縮し、これら第1の配線10及び第2の配線11の抵抗を下げることができる。
したがって、本実施形態の熱電変換装置1Bでは、上記熱電変換装置1Aと同様に、各熱電変換素子3で発生した電流が第1の配線10及び第2の配線11を流れる際の損失を抑えることができ、その結果、出力の向上を図ることが可能である。
なお、本実施形態の熱電変換装置1Bでは、上述した基板2の厚み方向から見て少なくともその一部の配線10,11同士が絶縁膜12を介して交差するように、下層側の第1の配線10(第1の導電膜9a)と上層側の第2の配線11(第2の導電膜)とが配置された構成となっているが、 第1の配線10と第2の配線11との厚み方向の配置を逆とした構成とすることも可能である。すなわち、第1の配線10が上層側の第2の導電膜9bからなり、第2の配線11が下層側の第1の導電膜9aからなる構成とすることも可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、基板2の面内において、第1の方向に並ぶ複数の熱電変換素子3がそれぞれ長方形状を有して、これら複数の熱電変換素子3が第1の方向と直交する第2の方向に並んで配置された構成となっている。一方、複数の熱電変換素子3は、必ずしも長方形状を有する必要はなく、その形状や数等について適宜変更することが可能である。また、複数の熱電変換素子3は、第1の方向と直交する第2の方向に並んで配置された構成に必ずしも限定されるものではなく、その並べる方向について適宜変更することが可能である。
具体的に、一対の熱電変換素子列3A,3Bを構成する複数の熱電変換素子3の配置を例示した平面図を図13(a)〜(c)に示す。
このうち、図13(a)に示す構成では、一方の熱電変換素子列3Aを構成する複数の熱電変換素子3と、一方の熱電変換素子列3Bを構成する複数の熱電変換素子3とが、第1の方向(図13中の左右方向)においてそれぞれ平面視で逆向きに傾斜した平行四辺形状を有して、第1の方向に並んで配置されると共に、第1の方向と直交する第2の方向(図13中の上下方向)に並んで配置された構成となっている。
一方、図13(b)に示す構成では、一方の熱電変換素子列3Aを構成する複数の熱電変換素子3と、一方の熱電変換素子列3Bを構成する複数の熱電変換素子3とが、第1の方向(図13中の左右方向)においてそれぞれ平面視で同じ向きに傾斜した平行四辺形状を有して、第1の方向に並んで配置されると共に、第1の方向に対して斜めとなる第2の方向(図13中の上下斜め方向)に並んで配置された構成となっている。
一方、図13(c)に示す構成では、一方の熱電変換素子列3Aを構成する複数の熱電変換素子3と、一方の熱電変換素子列3Bを構成する複数の熱電変換素子3とが、それぞれ平面視で長方形形状を有して、第1の方向に並んで配置されると共に、第1の方向に対して斜めとなる第2の方向(図13中の上下斜め方向)にずらして並んで配置された構成となっている。
また、上記実施形態では、一対(2列)の熱電変換素子列3A,3Bを配置した熱電変換装置1A,1Bを例示しているが、これら熱電変換素子列3A,3Bを配置する数を更に増やすことも可能である。
また、上記熱電変換装置1Bでは、第2の配線11と交差していない第1の配線10が一部存在しているが、上記熱電変換装置1Aのように、全ての配線10,11同士が交差している構成に限らず、その一部の配線10,11同士が交差している構成であってもよい。また、上記熱電変換装置1Bでは、1本の第2の配線11が2本の第1の配線10と交差した構成となっているが、上記熱電変換装置1Aのように、1本の配線10,11同士が交差している構成に限らず、1本の配線10,11が複数本の配線11,10と交差している構成であってもよい。
また、上記実施形態では、p型半導体又はn型半導体の何れか一方からなる複数の熱電変換素子3が基板2の面上に並んで配置された構成を例示しているが、p型半導体からなる複数の熱電変換素子3により構成される一対の熱電変換素子列3A,3Bと、n型半導体からなる複数の熱電変換素子3により構成される一対の熱電変換素子列3A,3Bとが基板2の面上に並んで配置された構成としてもよい。
また、上記実施形態では、第1の伝熱板5と第2の伝熱板6との間に、複数の熱電変換素子3が配置された1つの基板2を挟み込んだ構成を例示しているが、第1の伝熱板5と第2の伝熱板6との間に、複数の熱電変換素子3が配置された複数の基板2を挟み込んだ構成としてもよい。
また、上記実施形態では、第2の伝熱板6が基板2の第2の面2bの全面に亘って熱的に接合されている構成を例示しているが、例えば図14(a),(b)に示すような構成としてもよい。なお、図14(a),(b)は、図1中に示す線分A−Aによる熱電変換装置1の断面図に対応した断面図によって、第2の伝熱板6の変形例を例示したものである。
具体的に、図14(a)に示す構成では、第2の伝熱板6が伝熱部15(凸部15a)と厚み方向において重なる範囲T1で、伝熱部17を介して基板2と熱的に接合された構成となっている。伝熱部17は、第2の伝熱板6と基板2との互いに対向する面のうち、何れか一方(図14(a)中では第2の伝熱板6)の面側から突出された凸部17aを有して、第2の伝熱板6と基板2との間を熱的に接合した構成となっている。
一方、図14(b)に示す構成では、第2の伝熱板6が冷接点側電極16と厚み方向において重なる範囲T3で、伝熱部17(凸部17a)を介して基板2と熱的に接合された構成となっている。
さらに、第2の伝熱板6については、必ずしも必要な構成ではなく、場合によって省略した構成とすることも可能である。
1A,1B…熱電変換装置 2…基板(基材) 2a…第1の面 2b…第2の面 3…熱電変換素子 3A…一方の熱電変換素子列 3B…他方の熱電変換素子列 3a…第1の熱電変換素子 3b…第2の熱電変換素子 4a…一方の端子 4b…他方の端子 5…第1の伝熱板(第1の伝熱部材) 6…第2の伝熱板(第2の伝熱部材) 7…第1の電極 8…第2の電極 9a…第1の導電膜 9b…第2の導電膜 10…第1の配線 11…第2の配線 12…絶縁膜(絶縁層) 13…第3の配線 14…温接点側電極 15…伝熱部 15a…凸部 16…冷接点側電極 17…伝熱部 17a…凸部

Claims (7)

  1. 厚み方向において互いに対向する第1の面と第2の面とを有する基材と、
    前記基材の前記第1の面側の面内において互いに交差する第1の方向と第2の方向とのうち、前記第1の方向に並ぶ複数の熱電変換素子を有し、且つ、これら複数の熱電変換素子が前記第2の方向に並んで配置された一対の熱電変換素子列と、
    前記熱電変換素子列を構成する各熱電変換素子の前記第1の方向における一端側と電気的に接続された第1の電極及び前記各熱電変換素子の前記第1の方向における他端側と電気的に接続された第2の電極と、
    前記第2の方向において隣り合う一方の熱電変換素子列と他方の熱電変換素子列との間に配置されて、前記一方の熱電変換素子列を構成する熱電変換素子と前記他方の熱電変換素子列を構成する熱電変換素子とが交互に直列に接続されるように、各熱電変換素子の前記第1の電極と前記第2の電極との何れかの間を電気的に接続する第1の配線及び第2の配線とを備え、
    前記第1の配線と前記第2の配線とは、前記基板の厚み方向から見て少なくともその一部の配線同士が絶縁層を介して交差するように配置されていることを特徴とする熱電変換装置。
  2. 前記熱電変換素子列を構成する熱電変換素子のうち、前記第1の電極側から前記第2の電極側に向けて電流が流れる第1の熱電変換素子と、前記第2の電極側から前記第1の電極側に向けて電流が流れる第2の熱電変換素子とが、前記第1の方向において交互に並んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換装置。
  3. 前記熱電変換素子列を構成する熱電変換素子のうち、前記第1の電極と前記第2の電極との間で流れる電流の方向が逆向きとなる熱電変換素子が、前記第2の方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項2に記載の熱電変換装置。
  4. 前記熱電変換素子列を構成する熱電変換素子のうち、前記第1の電極と前記第2の電極との間で流れる電流の方向が同じ向きとなる熱電変換素子が、前記第2の方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項2に記載の熱電変換装置。
  5. 前記第1の電極及び前記第2の電極は、第1の導電膜と第2の導電膜とを順次積層した積層膜からなり、
    前記第1の配線は、前記第1の導電膜と前記第2の導電膜との何れか一方の導電膜からなり、
    前記第2の配線は、前記第1の導電膜と前記第2の導電膜との何れか他方の導電膜からなることを特徴する請求項1〜4の何れか一項に記載の熱電変換装置。
  6. 前記基材の前記第1の面側に配置された第1の伝熱部材を備え、
    前記第1の電極と前記第2の電極とのうち、温接点側となる電極と前記第1の伝熱部材とが熱的に接合されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の熱電変換装置。
  7. 前記基材の前記第2の面側に配置されて、前記基材と熱的に接合される第2の伝熱部材を備えることを特徴とする請求項6に記載の熱電変換装置。
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