JP5663902B2 - メタクリル酸製造用触媒の製造方法 - Google Patents
メタクリル酸製造用触媒の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5663902B2 JP5663902B2 JP2010049129A JP2010049129A JP5663902B2 JP 5663902 B2 JP5663902 B2 JP 5663902B2 JP 2010049129 A JP2010049129 A JP 2010049129A JP 2010049129 A JP2010049129 A JP 2010049129A JP 5663902 B2 JP5663902 B2 JP 5663902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- parts
- methacrylic acid
- water
- hydrogen peroxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Description
本発明に係る方法により製造されるメタクリル酸製造用触媒は、少なくともリン、モリブデン、バナジウム、銅、Z元素及び酸素を含めば特に限定されない。しかし、下記式(1)で示される複合酸化物であることがメタクリル酸をより高収率で製造できる観点から好ましい。
(式(1)中、P、Mo、V、Cu及びOは、それぞれリン、モリブデン、バナジウム、銅及び酸素を示し、Xはアンチモン、ビスマス、砒素、ゲルマニウム、ジルコニウム、テルル、銀、セレン、ケイ素、タングステン及びホウ素からなる群より選ばれた少なくとも1種類の元素を示し、Yは鉄、亜鉛、クロム、マグネシウム、タンタル、コバルト、マンガン、バリウム、ガリウム、セリウム及びランタンからなる群より選ばれた少なくとも1種類の元素を示し、Zはカリウム、ルビジウム及びセシウムからなる群より選ばれた少なくとも1種類の元素を示す。a、b、c、d、e、f、g及びhは、各元素の原子比率を表し、b=12のとき、a=0.55〜0.8、c=0.01〜3、d=0.01〜2、e=0〜3、f=0〜3、g=0.01〜3であり、hは、前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素の原子比率である。)。
本発明においてモリブデン原料には三酸化モリブデンを用いる。モリブデン以外の元素の原料については特に限定されず、各元素の酸化物、硝酸塩、炭酸塩、アンモニウム塩等を適宜選択して使用することができる。リン原料としては、例えば正リン酸、五酸化リン、リン酸アンモニウム等が使用できる。バナジウムの原料としては、例えばメタバナジン酸アンモニウム、五酸化二バナジウム等が使用できる。銅の原料としては、例えば硝酸銅、硫酸銅、炭酸銅等が使用できる。
本発明においては、まず三酸化モリブデン100質量部に対し、過酸化水素を5質量部以上、40質量部以下、水を300質量部以上、1200質量部以下添加し混合することで混合物を調製する。
次に、工程(A)で得られた混合物に残りの触媒原料を添加してさらに混合する。
前記工程(B)により得られたスラリーを乾燥することにより、触媒前駆体の乾燥物を得ることができる。前記スラリーの乾燥方法としては種々の方法を用いることができるが、例えば蒸発乾固法、噴霧乾燥法、ドラム乾燥法、気流乾燥法等が挙げられる。乾燥に使用する乾燥機の機種や乾燥時の温度、雰囲気等は特に限定されず、乾燥条件を適宜変えることによって目的に応じた触媒前駆体の乾燥物を得ることができる。
前記触媒前駆体の乾燥物はそのまま焼成を行ってもよく、なんらかの予備成型を行った後に焼成を行ってもよい。予備成型方法は特に限定されず、公知の乾式及び湿式の種々の成型方法が適用できるが、担体等を含めず触媒成分のみで成型する方法が好ましい。具体的な成型方法としては、例えば、打錠成型、プレス成型、押出成型、造粒成型等が挙げられる。成型品の形状についても特に限定されず、例えば、円柱状、リング状、球状等の形状に成型することができる。
前記触媒前駆体の乾燥物又はその成型品を焼成する方法や焼成条件は特に限定されず、公知の焼成方法及び焼成条件を適用することができる。焼成の最適条件は、用いる触媒原料、触媒組成によっても異なるが、通常、空気等の酸素含有ガス及び不活性ガス流通下で200〜500℃、好ましくは300〜400℃で、0.5時間以上、好ましくは1〜40時間行われる。ここで不活性ガスとは触媒活性を低下させないような気体を示し、例えば、窒素、炭酸ガス、ヘリウム、アルゴン等が挙げられる。
触媒の成型方法は特に限定されず、公知の乾式及び湿式の種々の成型方法が適用できるが、担体等を含めず触媒成分のみで成型する方法が好ましい。しかし、公知の添加剤、例えば、グラファイト、タルク等を少量添加しても差し支えない。具体的な成型方法としては、例えば、打錠成型、プレス成型、押出成型、造粒成型等が挙げられる。成型品の形状についても特に限定されず、例えば、円柱状、リング状、球状等の形状に成型することができる。
本発明に係るメタクリル酸の製造方法は、本発明に係る方法により製造されたメタクリル酸製造用触媒の存在下、メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化させる。メタクロレイン、分子上酸素を含む原料ガス中のメタクロレイン濃度は広い範囲で変更することができるが、1〜20容量%が好ましく、3〜10容量%がより好ましい。原料ガス中の分子状酸素濃度は、メタクロレイン1モルに対して0.5〜4モルが好ましく、1〜3モルがより好ましい。原料ガスは窒素、炭酸ガス等の不活性ガスを加えて希釈してもよく、また原料ガスに水蒸気を加えてもよい。反応圧力は常圧から数気圧までが好ましい。反応温度は230〜450℃の範囲で選択することができるが、250〜400℃が好ましい。
ヘテロポリ酸の還元電子数は、JISK0102排水試験法に準じ、ヘテロポリ酸一分子当たりの還元電子数を過マンガン酸カリウムによる酸化還元滴定から求めた。
還元電子数=0.005mol×(A−Bml)÷1000×5×ヘテロポリ酸分子量÷触媒量(g) 式(1)
<水分散液(α)の還元電子数の計算式>
還元電子数=0.005mol×(A’−B’ml)÷1000×5×ヘテロポリ酸分子量÷触媒量(g) 式(2)
<水難溶成分(γ)の還元電子数の計算式>
還元電子数=水分散液(α)の還元電子数−水溶解成分(β)の還元電子数 式(3)。
メタクリル酸の製造における原料ガスと生成物の定量分析はガスクロマトグラフィーを用いて行った。なお、メタクロレインの反応率、生成するメタクリル酸の選択率及び単流収率は以下のように定義される。
メタクリル酸(MAA)の選択率(%)=(C/B)×100
メタクリル酸(MAA)の収率(%)=(C/A)×100
ここで、Aは供給したメタクロレインのモル数、Bは反応したメタクロレインのモル数、Cは生成したメタクリル酸のモル数である。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水20部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。次いでリン酸7部、バナジン酸1.7部、三酸化アンチモン1部、硝酸銅0.8部を加えて分散させた。続いて硝酸セシウム12部、硝酸アンモニウム20部、硝酸ジルコニウム0.15部、硝酸鉄1.7部と28%アンモニア水30部を加えて加熱攪拌しながら蒸発乾固した。得られた固形物を130℃で16時間乾燥したものを加圧成型し、さらに破砕した。篩を用いて0.85〜1.70mmの破砕物を分取して、空気流通下に380℃で5時間熱処理して触媒を得た。この触媒の組成はP1Mo12V0.25Cu0.06Zr0.01Sb0.06Fe0.07Cs1.06であった。なお、前記触媒の組成は各元素の仕込み量から算出した値である。該触媒の還元電子数はαが1.00であり、βが0.45であり、γは0.55であった。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水40部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.05であり、βが0.47であり、γは0.58であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率73.7%、メタクリル酸選択率89.7%、メタクリル酸単流収率66.1%であった。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水80部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.04であり、βが0.44であり、γは0.60であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率74.1%、メタクリル酸選択率90.5%、メタクリル酸単流収率67.1%であった。
三酸化モリブデン100部に水400部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.99であり、βが0.43であり、γは0.56であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率73.8%、メタクリル酸選択率91.6%、メタクリル酸単流収率67.6%であった。
三酸化モリブデン100部に水600部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.10であり、βが0.41であり、γは0.59であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率74.8%、メタクリル酸選択率90.1%、メタクリル酸単流収率67.4%であった。
三酸化モリブデン100部に水800部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.09であり、βが0.41であり、γは0.58であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率74.3%、メタクリル酸選択率89.5%、メタクリル酸単流収率66.5%であった。
三酸化モリブデン100部に水1000部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.05であり、βが0.42であり、γは0.63であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率74.5%、メタクリル酸選択率89.3%、メタクリル酸単流収率66.5%であった。
三酸化モリブデン100部に水1100部、30%過酸化水素水120部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.00であり、βが0.40であり、γは0.60であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率74.1%、メタクリル酸選択率88.6%、メタクリル酸単流収率65.7%であった。
三酸化モリブデン100部に水1200部、30%過酸化水素水120部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.05であり、βが0.50であり、γは0.55であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率73.4%、メタクリル酸選択率87.0%、メタクリル酸単流収率63.9%であった。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水10部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが1.01であり、βが0.49であり、γは0.52であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率72.0%、メタクリル酸選択率87.8%、メタクリル酸単流収率63.2%であった。
三酸化モリブデン100部に水400部を加え、30%過酸化水素水を添加せずに15分間加熱還流した。これ以降は実施例1と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.90であり、βが0.35であり、γは0.55であった。反応は実施例1と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率72.0%、メタクリル酸選択率87.9%、メタクリル酸単流収率63.3%であった。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水20部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。次いでリン酸5部、ヒ酸4部、バナジン酸1.6部、硝酸ゲルマニウム0.2部、硝酸銅0.8部を加えて分散させた。続いて硝酸セシウム12部、硝酸アンモニウム20部、硝酸ジルコニウム0.2部と28%アンモニア水30部を加えて加熱攪拌しながら蒸発乾固した。得られた固形物を130℃で16時間乾燥したものを加圧成型し、さらに破砕した。篩を用いて0.85〜1.70mmの破砕物を分取して、空気流通下に380℃で5時間熱処理して触媒を得た。この触媒の組成はP0.75Mo12V0.24Cu0.06Zr0.01As0.29Ge0.05Cs1.01であった。なお、前記触媒の組成は各元素の仕込み量から算出した値である。該触媒の還元電子数はαが0.75であり、βが0.37であり、γも0.38であった。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水40部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.74であり、βが0.34であり、γは0.40であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率75.2%、メタクリル酸選択率90.4%、メタクリル酸単流収率68.0%であった。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水80部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.69であり、βが0.23であり、γは0.46であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率74.9%、メタクリル酸選択率91.2%、メタクリル酸単流収率68.3%であった。
三酸化モリブデン100部に水400部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.70であり、βが0.21であり、γは0.49であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率75.2%、メタクリル酸選択率90.9%、メタクリル酸単流収率68.4%であった。
三酸化モリブデン100部に水600部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.70であり、βが0.20であり、γは0.50であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率75.0%、メタクリル酸選択率91.8%、メタクリル酸単流収率68.9%であった。
三酸化モリブデン100部に水800部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.72であり、βが0.21であり、γは0.51であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率75.3%、メタクリル酸選択率90.5%、メタクリル酸単流収率68.1%であった。
三酸化モリブデン100部に水1000部、30%過酸化水素水100部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.73であり、βが0.20であり、γは0.53であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率76.0%、メタクリル酸選択率90.0%、メタクリル酸単流収率68.4%であった。
三酸化モリブデン100部に水1100部、30%過酸化水素水120部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.74であり、βが0.24であり、γは0.50であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率77.1%、メタクリル酸選択率89.1%、メタクリル酸単流収率68.7%であった。
三酸化モリブデン100部に水1200部、30%過酸化水素水120部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.75であり、βが0.36であり、γは0.39であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率77.2%、メタクリル酸選択率86.9%、メタクリル酸単流収率67.1%であった。
三酸化モリブデン100部に水300部、30%過酸化水素水10部を加えてヒーター上で15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.71であり、βが0.41であり、γは0.30であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率75.0%、メタクリル酸選択率88.1%、メタクリル酸単流収率66.1%であった。
三酸化モリブデン100部に水400部を加え、過酸化水素水を添加せずに15分間加熱還流した。これ以降は実施例9と同様の操作で触媒を得た。該触媒の還元電子数はαが0.71であり、βが0.41であり、γは0.30であった。反応は実施例9と同様に行なった。この結果、メタクロレイン転化率77.2%、メタクリル酸選択率86.9%、メタクリル酸単流収率67.1%であった。
Claims (2)
- メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化してメタクリル酸を製造する際に用いられる、少なくともリン、モリブデン、バナジウム、銅、Z元素(カリウム、ルビジウム及びセシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種類の元素)及び酸素を含むメタクリル酸製造用触媒の製造方法であって、
(A)三酸化モリブデン100質量部に対し、過酸化水素を5質量部以上、40質量部以下、水を1200質量部以下添加し混合することで混合物を調製する工程、
(B)前記混合物に残りの触媒原料を添加してさらに混合する工程、
を含むことを特徴とするメタクリル酸製造用触媒の製造方法。 - 請求項1に記載の方法によりメタクリル酸製造用触媒を製造し、該メタクリル酸製造用触媒の存在下、メタクロレインを分子状酸素により気相接触酸化させるメタクリル酸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010049129A JP5663902B2 (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010049129A JP5663902B2 (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011183268A JP2011183268A (ja) | 2011-09-22 |
JP2011183268A5 JP2011183268A5 (ja) | 2013-04-18 |
JP5663902B2 true JP5663902B2 (ja) | 2015-02-04 |
Family
ID=44790199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010049129A Active JP5663902B2 (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5663902B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6837749B2 (ja) * | 2015-03-09 | 2021-03-03 | 日本化薬株式会社 | メタクリル酸製造用触媒 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6190742A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 不飽和カルボン酸製造用触媒の調製法 |
JPH01246146A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-10-02 | Furukawa Battery Co Ltd:The | リチウム電池用三酸化モリブデン活物質の製造法並にその正極板 |
JP3142549B2 (ja) * | 1990-09-10 | 2001-03-07 | 三菱レイヨン株式会社 | 鉄・アンチモン・モリブデン含有酸化物触媒組成物およびその製法 |
JP3298978B2 (ja) * | 1993-04-01 | 2002-07-08 | 日本化薬株式会社 | 触媒の再生方法 |
JP4174852B2 (ja) * | 1998-05-28 | 2008-11-05 | 東亞合成株式会社 | アクリル酸の製造方法 |
JP4455081B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2010-04-21 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 酸化物触媒 |
FR2903979B1 (fr) * | 2006-07-24 | 2009-02-20 | Inst Francais Du Petrole | Procede de preparation d'au moins un sel de cobalt et/ou de nickel d'au moins un heteropolyanion d'anderson combinant dans sa structure le molybdene et le cobalt ou le nickel |
CN102176966B (zh) * | 2008-08-01 | 2014-09-17 | 伊内奥斯美国公司 | 制备用于低级烷烃的氨氧化和/或氧化的混合金属氧化物催化剂的方法 |
-
2010
- 2010-03-05 JP JP2010049129A patent/JP5663902B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011183268A (ja) | 2011-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20110044266A (ko) | 메타크릴산 제조용 촉매 및 그의 제조방법, 및 메타크릴산의 제조방법 | |
JP2013169482A (ja) | アクリロニトリル製造用触媒、該アクリロニトリル製造用触媒の製造方法および該アクリロニトリル製造用触媒を用いたアクリロニトリルの製造方法 | |
CN103189137A (zh) | 用于氧化饱和和不饱和醛为不饱和羧酸的含杂多酸的催化剂,其制备方法和使用方法 | |
JPWO2005039760A1 (ja) | メタクリル酸製造用触媒の製造方法、メタクリル酸製造用触媒、メタクリル酸の製造方法 | |
WO2011043157A1 (ja) | 複合酸化物触媒の製造方法 | |
CN104646016A (zh) | 不饱和醛氧化催化剂及制备方法 | |
JP2008284439A (ja) | メタクリル酸製造用ヘテロポリ酸系触媒 | |
JP5663902B2 (ja) | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 | |
JP5362370B2 (ja) | メタクリル酸合成用触媒の製造方法 | |
JP2004008834A (ja) | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 | |
JP2005169311A (ja) | 複合酸化物触媒の製造方法 | |
CN114054100B (zh) | 一种掺杂型复合氧化物催化剂的制备及其应用 | |
JP5378041B2 (ja) | アクリロニトリル合成用複合酸化物触媒の製造方法 | |
CN104649876B (zh) | 一种丙烯醛的制备方法 | |
JP5885019B2 (ja) | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 | |
JP6680367B2 (ja) | α,β−不飽和カルボン酸製造用触媒前駆体の製造方法、α,β−不飽和カルボン酸製造用触媒の製造方法、α,β−不飽和カルボン酸の製造方法およびα,β−不飽和カルボン酸エステルの製造方法 | |
CN103157484B (zh) | 催化剂及其制备方法 | |
JP2008000710A (ja) | メタクリル酸製造用ヘテロポリ酸系触媒の製造方法 | |
JP5861267B2 (ja) | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 | |
CN1087974C (zh) | 新型经过金属离子交换的磷钒化合物和采用这种化合物的固体酸性催化剂 | |
JP2009213969A (ja) | 不飽和カルボン酸合成用触媒、その製造方法、およびその触媒を用いた不飽和カルボン酸の製造方法 | |
JP4951230B2 (ja) | メタクリル酸製造用触媒及びその製造方法、並びにその触媒を用いたメタクリル酸の製造方法 | |
JP6769557B2 (ja) | 触媒前駆体、触媒の製造方法、メタクリル酸及びアクリル酸の製造方法、並びにメタクリル酸エステル及びアクリル酸エステルの製造方法 | |
JP2013226546A (ja) | 触媒の製造方法 | |
JP5424914B2 (ja) | メタクリル酸製造用触媒およびその製造方法、ならびにメタクリル酸の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130228 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140320 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141124 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5663902 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |