JP5663193B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
従来のデジタルカメラとして、ユーザがマニュアル等を参考にしなくても、簡単に操作が行えるようにするため、マニュアルの内容をカメラのメモリに記憶し、要求があった場合に、つまりヘルプモードにおいて、分割撮影時や日時設定時等の現在の状態における操作説明をカメラの表示部へ表示するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、他のデジタルカメラとして、撮影条件の設定状態をカメラの表示部へわかりやすく表示するために、簡単モードや応用モード等の撮影モードに応じて設定状態の表示態様を異ならせるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、近年では、交換レンズ等のアクセサリが着脱可能な高機能のデジタルカメラが種々提案されている。また、画像処理技術の進歩および高速化に伴って、撮影画像の画像データに対して、例えばアートフィルタやマジックフィルタと称されている特殊なフィルタ処理(画像処理)を施すことにより、撮影者(ユーザ)の感性を反映させた特殊効果を確認しながら、所望の特殊効果を設定して撮影できるデジタルカメラも提案されている。
ここで、アートフィルタには、例えば、ポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、トイフォト、ジオラマ、クロスプロセスと称されているもの等が知られている。ポップアートは、撮影画像をカラフルで鮮やかな元気な色の作風に仕上げるものである。ファンタジックフォーカスは、撮影画像をソフトフォーカス特有の幻想的な作風に仕上げるものである。デイドリームは、撮影画像を青く柔らかな光に満ちた旅行の作風に仕上げるものである。ライトトーンは、撮影画像を暗部もハイライト部も柔らかく描写して、上質で落ち着いた作風に仕上げるものである。ラフモノクロームは、撮影画像をモノクロ写真ならではの印象的な粗粒子写真の作風に仕上げるものである。トイフォトは、撮影画像をトイカメラで撮影したような周辺が減光された作風に仕上げるものである。ジオラマは、撮影画像を周辺のピントをぼかしておもちゃの世界のような作風に仕上げるものである。クロスプロセスは、撮影画像を予想外の発色と色の転びの非現実的な作風に仕上げるものである。
また、マジックフィルタには、例えば、ポップ、ピンホール、スケッチ、フィッシュアイと称されているもの等が知られている。ポップは、アートフィルタにおけるポップアートと同様に、撮影画像をカラフルで鮮やかな色の作風に仕上げるものである。ピンホールは、アートフィルタにおけるトイフォトと同様に、撮影画像をトイカメラで撮影したような周辺が減光された作風に仕上げるものである。スケッチは、撮影画像を輪郭が線画で描写された作風に仕上げるものである。フィッシュアイは、撮影画像を魚眼レンズで撮影したような作風に仕上げるものである。
また、他の特殊効果として、例えば、画像データのダイナミックレンジを拡大するダイナミックレンジ拡大効果や、露光中にフォーカスを移動させて撮影する露光中フォーカス移動効果も知られている。
特開2004−128820号公報 特開2008−118530号公報
ところで、フィルタ処理による特殊効果は、一般に「きれいな写真」と呼ばれるような写真が撮れる撮影レンズを用いた撮影によって得られた画像データに対し、所望のフィルタ処理を施すことにより、異なる印象の独特な写真を実現するものである。このため、例えば、魚眼レンズを用いた撮影によって得られた画像データに対し、フィッシュアイのような魚眼レンズ効果の特殊効果を設定しても、十分な特殊効果は期待できない。また、シェーディングの大きな撮影レンズを用いた撮影によって得られた画像データに対し、トイフォトやピンホールのようなシェーディング付加効果の特殊効果を設定しても、効果的な写真は期待できない。同様に、ティルトレンズを用いた撮影によって得られた画像データに対し、ジオラマのような周辺がぼけたティルトレンズ撮影効果の特殊効果を設定しても、効果的な写真は期待できない。
また、ダイナミックレンジ拡大効果を得ようとする場合は、アクセサリとして、三脚の使用が必要となり、露光中フォーカス移動効果を得ようとする場合は、アクセサリとして、自動焦点(AF)対応の撮影レンズが装着され、かつ三脚の使用が必要となる。
このように、写真撮影における特殊効果は、撮影レンズ、ストロボ装置、三脚等のアクセサリとの好適な組み合わせにおいて顕著に現れ、これにより独特の作風の写真を得ることが可能となる。
しかしながら、特許文献1に開示の技術は、ヘルプモードにおいて、単に、分割撮影時や日時設定時等の現在の状態における操作説明を表示するに過ぎない。このため、特許文献1に開示の技術を適用した場合、例えば特殊効果の設定モードにおいて、当該デジタルカメラにおいて実行可能な全ての種類の特殊効果一覧を表示し、その特殊効果一覧の画面から、タッチパネルやジョグキー等の操作部を介してユーザによりいずれか一つの特殊効果を選択可能として、特殊効果を設定することが想定される。しかし、このようにすると、デジタルカメラに現在装着されているアクセサリによっては、推奨されない特殊効果が設定されて、所望の風合いの画像が得られない場合が想定される。
また、特許文献2に開示の技術は、簡単モードや応用モード等の撮影モードに応じて設定状態を異なる態様で表示するに過ぎない。このため、特許文献2に開示の技術を適用した場合、現在装着されている撮影レンズ等のアクセサリを設定状態として表示し、特殊効果等についてはユーザにより設定させることが想定される。しかし、この場合、ユーザによっては、推奨の特殊効果等を知らないために、推奨されない特殊効果が設定されて、所望の風合いの画像が得られない場合が想定される。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、十分な効果が期待できる特殊効果を、ユーザが容易かつ確実に設定できるようにした撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る撮像装置は、着脱可能なアクセサリの装着下で被写体を撮影して、該被写体像の画像データを生成する撮像装置において、
前記画像データを処理して前記被写体像に特殊効果を付加する画像処理部と、
前記画像処理部で実行可能な複数の特殊効果と各特殊効果に対するアクセサリ制限情報とを関連させた特殊効果情報を格納する記憶部と、
前記装着下のアクセサリ情報に基づいて、前記記憶部から推奨の特殊効果を抽出する抽出部と、
該抽出部で抽出された特殊効果を表示する表示部と、を備え
前記アクセサリは、魚眼レンズまたはティルトレンズであり、
前記アクセサリ情報は、前記装着下の前記魚眼レンズまたは前記ティルトレンズの識別情報および自動焦点の対応可否を示す情報を含み、
前記記憶部は、シェーディング付加効果、ティルトレンズ撮影効果、魚眼レンズ効果、ダイナミックレンジ拡大効果の各特殊効果に対応する前記特殊効果情報を格納し、
前記抽出部は、前記アクセサリ情報が前記魚眼レンズに関する場合は、少なくとも前記ティルトレンズ撮影効果を含む特殊効果を抽出し、前記アクセサリ情報が前記ティルトレンズに関する場合は、少なくとも前記魚眼レンズ効果を含む特殊効果を抽出し、
前記画像処理部は、前記抽出部で抽出された特殊効果を選択的に実行可能である、
ことを特徴とするものである。
本発明の一実施の形態においては、通信インタフェースをさらに備え、
前記通信インタフェースを介して前記記憶部の更新情報を入力して前記特殊効果情報を更新する、ことを特徴とするものである。
本発明によると、装着下のアクセサリ情報に基づいて、推奨の特殊効果が表示されるので、十分な効果が期待できる特殊効果を、ユーザが容易かつ確実に設定することが可能となる。
第1実施の形態に係る撮像装置の外観の概略構成を説明するための図である。 図1の撮像装置の内部の概略構成を示す機能ブロック図である。 特殊効果情報の一例を示す図である。 第1実施の形態に係る撮像装置の全体の概略動作を示すフローチャートである。 図4のアクセサリ検出処理の一例を示すフローチャートである。 図4の特殊効果設定処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施の形態によるシェーディングレンズが装着された場合の特殊効果一覧の表示例を示す図である。 第1実施の形態による魚眼レンズが装着された場合の特殊効果一覧の表示例を示す図である。 第1実施の形態によるティルトレンズが装着された場合の特殊効果一覧の表示例を示す図である。 第1実施の形態によるマニュアルフォーカスレンズまたはAF対応レンズが装着された場合の特殊効果一覧の表示例を示す図である。 図4の静止画像撮影処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施の形態に係る撮像装置の内部の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明による特殊効果一覧の表示態様の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1(a)および(b)は、本発明の第1実施の形態に係る撮像装置の外観の概略構成を説明するための図である。この撮像装置10は、いわゆる一眼のデジタルカメラであり、図1(a)に示すように、カメラボディ11の前面に、撮影レンズ12が交換可能に装着される。撮影レンズ12は、例えば、標準レンズ、望遠レンズ、ズームレンズ、魚眼レンズ、ティルトレンズ、360度レンズ、ソフトフォーカスレンズ、撮像素子付レンズ、アナモフィックレンズ等の各種の撮影レンズからいずれか一つが装着される。これらの撮影レンズ12には、その被写体側鏡筒端部に、各種の光学フィルタ13が着脱可能となっている。
また、カメラボディ11の天面には、コネクタ部(ホットシュー)14、レリーズボタン15aおよび電源スイッチ15bが設けられている。コネクタ部14には、電子ビューファインダ(EVF;Electronic View Finder)16やストロボ装置17が着脱可能に装着される。
さらに、図1(b)に示すように、カメラボディ11の背面には、ライブビュー画像、撮影画像、メニュー画面等を表示する表示部18、ズーム操作スイッチ19a、ヘルプボタン19b、表示部18に表示されたメニュー画面に応じて撮影モードや再生モード、特殊効果設定等の各種の入力操作を行うタッチパネルからなる操作部20等が設けられている。表示部18は、LCD(Liquid Crystal Display)パネルや有機EL(electro-luminescence)パネル等で構成される。なお、図1(b)は、操作部20が表示部18上に配置されたタッチパネルで構成された場合を例示しているが、操作部20はタッチパネルに限らず、十字キーやジョグキー等で構成して表示部18と分離して設けられる場合もある。また、図示しないが、カメラボディ11は、その底面において、三脚の雲台に着脱可能となっている。
図2は、図1に示した撮像装置の内部の概略構成を示す機能ブロック図である。カメラボディ11は、全体の動作を制御するシステムコントローラ21を備える。このシステムコントローラ21には、撮像部22、カードメモリ部23、記憶部24、三脚検出部25、レンズコネクタ部26が接続されている。また、上述したコネクタ部14、レリーズボタン15a、電源スイッチ15b、ズーム操作スイッチ19a、ヘルプボタン19bおよび操作部20が接続されているとともに、表示駆動部27を介して表示部18が接続されている。
システムコントローラ21は、撮像部22からの出力に基づいて自動露出(AE)制御およびAF制御を行うAE制御部31およびAF制御部32と、被写体像の画像データを生成する画像処理部33との機能を有する。画像処理部33は、被写体像の画像データに対して特殊効果に応じた所要のフィルタ処理を実行するフィルタ処理部34の機能を有する。フィルタ処理部34は、複数の特殊効果が実行可能であり、その中からユーザによって指定された特殊効果を実行する。さらに、システムコントローラ21は、装着下のアクセサリ情報に基づいて、記憶部24から推奨の特殊効果を抽出する抽出部35の機能を有する。
撮像部22は、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子、アナログ−デジタル変換回路等を有し、システムコントローラ21の制御のもとに、撮影レンズ12を介して撮影される被写体像を光電変換して、デジタル信号としてシステムコントローラ21に供給する。そして、システムコントローラ21は、処理した画像データをカードメモリ部23に供給するとともに、表示駆動部27を介して表示部18に供給して表示する。
コネクタ部14は、該コネクタ部14に装着されたアクセサリの情報、すなわち電子ビューファインダ16やストロボ装置17の情報を取得するもので、その取得情報はシステムコントローラ21に供給される。
カードメモリ部23は、カード状の記録媒体を着脱自在に装着するもので、システムコントローラ21の制御のもとに、撮影モードにおいては、レリーズボタン15aの操作により撮影された静止画像を画像ファイルとして記録媒体に記録する。また、再生モードにおいては、記録媒体に画像ファイルとして記録されている静止画像を、表示駆動部27を介して表示部18に表示する。
記憶部24は、ROMおよびRAMを有し、撮影プログラムを含む撮影動作に必要な各種のデータがROMに格納され、画像処理中の画像データがRAMに一時的に格納される。また、例えば、カードメモリ部23に記録媒体が装着されていない場合、撮影された画像の画像ファイルが格納される。本実施の形態において、記憶部24は、さらに、アクセサリ情報格納領域24aおよび特殊効果情報格納領域24bを有する。
アクセサリ情報格納領域24aには、装着下のアクセサリの情報、すなわち撮影レンズ12、光学フィルタ13、電子ビューファインダ16、ストロボ装置17、三脚37等のアクセサリ情報が格納される。また、特殊効果情報格納領域24bには、実行可能な複数の特殊効果と、各特殊効果が顕著に現れるアクセサリ制限情報とを関連させた特殊効果情報が格納される。
ここで、特殊効果は、上述したように種々のものが知られているが、本実施の形態においては、説明を簡略化するため、シェーディング付加効果、魚眼レンズ効果、ティルトレンズ撮影効果、露光中フォーカス移動効果、ダイナミックレンジ拡大効果を実行可能とする。そして、図3に示すような、各特殊効果と、当該特殊効果が顕著に現れるアクセサリ制限情報とを関連させた特殊効果情報を、特殊効果情報格納領域24bに格納するものとする。
図2において、三脚検出部25は、撮像装置10のカメラボディ11が三脚37に固定されたか否かを検出するもので、公知の三脚検出スイッチ等で構成される。この、三脚検出部25の検出情報は、システムコントローラ21に供給される。
また、レンズコネクタ部26は、カメラボディ11に装着された撮影レンズ12の種別や該撮影レンズ12に装着されている光学フィルタ13の種別、撮影レンズ12の状態等を示す情報を取得するもので、その取得情報はシステムコントローラ21に供給される。
撮影レンズ12は、レンズ光学系41、レンズ情報メモリ42、レンズ駆動モータ43、レンズコントローラ44、ピント操作部45、ズーム操作部46、ボディコネクタ部47、および、フィルタコネクタ部48を有する。なお、ズーム操作部46は、当然のことながらレンズ光学系41がズーム機能を有する場合にのみ設けられる。レンズ情報メモリ42には、当該撮影レンズ12の識別情報や光学特性等のレンズ情報が格納されている。このレンズ情報は、レンズコントローラ44およびボディコネクタ部47を経て、カメラボディ11のレンズコネクタ部26からシステムコントローラ21に供給される。
撮影レンズ12は、AF機能を有する場合、システムコントローラ21からのAF制御信号が、レンズコネクタ部26およびボディコネクタ部47を経てレンズコントローラ44に供給される。これより、レンズ駆動モータ43が駆動されて、レンズ光学系41のAF動作が行われる。一方、AF機能を有しない場合や手動フォーカスモードが設定されている場合は、ピント操作部45の操作に基づいて、レンズコントローラ44によりレンズ駆動モータ43が駆動されて、レンズ光学系41のAF動作が行われる。また、駆動モータ43を駆動することなく、ユーザが手動でピント操作するようにしてもよい。
また、ズーム機能を有する場合において、カメラボディ11側のズーム操作スイッチ19aが操作された場合は、そのズーム操作に基づいて、システムコントローラ21からレンズコネクタ部26およびボディコネクタ部47を経てレンズコントローラ44にズーム制御信号が供給される。これにより、レンズ駆動モータ43が駆動されてレンズ光学系41のズーム動作が行われる。一方、撮影レンズ12側のズーム操作部46が操作された場合は、そのズーム操作に応じてレンズコントローラ44によりレンズ駆動モータ43が駆動されて、レンズ光学系41のズーム動作が行われる。
光学フィルタ13は、フィルタ光学系51、フィルタ情報メモリ52、および、レンズコネクタ部53を有する。フィルタ情報メモリ52には、当該光学フィルタ13の識別情報や光学特性等の光学フィルタ情報が格納されている。この光学フィルタ情報は、レンズコネクタ部53から、当該光学フィルタ13が装着されている撮影レンズ12のフィルタコネクタ部47、レンズコントローラ43およびボディコネクタ部46を経て、カメラボディ11のレンズコネクタ部26からシステムコントローラ21に供給される。
電子ビューファインダ16は、ボディコネクタ部55、EVFコントローラ56、表示駆動部57、EVF表示部58、および、接眼レンズ光学系59を有する。EVF表示部58は、カメラボディ11の表示部18と同様に、LCDパネルや有機ELパネル等で構成される。この電子ビューファインダ16は、カメラボディ11のコネクタ部14に装着されると、システムコントローラ21からコネクタ部14およびボディコネクタ部55を経てEVFコントローラ56にライブビュー画像や撮影画像等の画像信号が供給され、その画像が表示駆動部57を経てEVF表示部58に表示される。これにより、ユーザは、接眼レンズ光学系59を介して、EVF表示部58に表示された画像を観察することができる。
ストロボ装置17は、ボディコネクタ部61、ストロボコントローラ62、発光駆動部63、および、発光部64を有する。発光部64は、光源として、例えばキセノン管が用いられる。このストロボ装置17は、カメラボディ11のコネクタ部14に装着されると、撮影動作に連動して、システムコントローラ21からコネクタ部14およびボディコネクタ部61を経てストロボコントローラ62に発光信号が供給される。これにより、発光駆動部63を介して発光部64が発光して被写体が照明される。
以下、本実施の形態に係る撮像装置10の概略動作を説明する。
図4は、本実施の形態に係る撮像装置10の全体の概略動作を示すフローチャートである。先ず、システムコントローラ21は、電源スイッチ15bのオンを検出すると、システムの初期設定を行った後(S101)、動作モードを判定する(S103)。その結果、動作モードが撮影モードの場合は、現在装着されているアクセサリの検出処理を行って、その検出したアクセサリ情報を記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aに格納する(S105)。このアクセサリ検出処理の詳細については、後述する。
その後、システムコントローラ21は、ヘルプボタン19bの操作を監視する(S106)。その結果、ヘルプボタン19bが操作されたのを検出すると、システムコントローラ21は、撮影モードからヘルプモードに移行する。そして、記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aに格納されているアクセサリ情報と、特殊効果情報格納領域24bに格納されている特殊効果情報とに基づいて、抽出部35により推奨の特殊効果を抽出し、その抽出した推奨特殊効果を一覧として表示駆動部27を経て表示部18に表示する(S107)。この推奨特殊効果の抽出・一覧表示処理の詳細については、後述する。その後、システムコントローラ21は、特殊効果の設定処理を実行する(S108)。
この特殊効果の設定処理においては、例えば、推奨特殊効果の一覧表示後の所定時間内に、表示中の特殊効果のなかから一の特殊効果が設定された場合は、その設定された特殊効果を、例えばシステムコントローラ21の内部メモリに登録する。その後、システムコントローラ21は、ヘルプモードから撮影モードに移行して、レリーズ操作の有無を監視する(S112)。これに対し、所定時間内に特殊効果が設定されなかった場合は、所定時間が経過した時点で推奨特殊効果の一覧表示を消去し、これによりヘルプモードから撮影モードに移行して、S112においてレリーズ操作の有無を監視する。
なお、S106においてヘルプボタン19bが操作されていない場合、システムコントローラ21は、撮影モードのまま、S112においてレリーズ操作の有無を監視する。また、システムコントローラ21は、撮影モード中にヘルプボタン19bが操作される毎、ヘルプモードに移行して、上記の処理を実行する。
システムコントローラ21は、S112においてレリーズ操作の有無の監視を開始するまでに、適宜のタイミングで、現在のアクセサリの装着状態で得られるライブビュー画像を表示部18に表示する。そして、S112においてレリーズ操作を検出すると、表示部18へのライブビュー画像の表示を停止して(S113)、静止画像の撮影処理を実行する(S115)。この際、特殊効果の中でもフィルタ処理を伴わない特殊効果、例えば露光中フォーカス移動効果が設定されている場合は、その特殊効果に応じた撮影動作を実行する。このS115における静止画像撮影処理の詳細については、後述する。
その後、システムコントローラ21は、S108においてフィルタ処理を伴う特殊効果が設定されているか否かを判定する(S117)。その結果、フィルタ処理を伴う特殊効果が設定されていると判定された場合は、画像処理部33において当該特殊効果に応じて、フィルタ処理部34による所要のフィルタ処理を実行する(S119)。そして、特殊効果が付加された画像データを、カードメモリ部23の記録媒体または記憶部24に画像ファイルとして記録する(S121)。これに対し、S117において、フィルタ処理を伴う特殊効果が設定されていないと判定された場合は、画像処理部33において通常の画像処理を実行して、S121において取得された画像データを画像ファイルとして記録する。
システムコントローラ21は、S121において撮影画像の画像ファイルを格納すると、その撮影画像をユーザに確認させるために表示部18に一時的に表示し(S123)、その後、表示部18へのライブビュー画像の表示を再開して(S125)、S103に移行する。
一方、S112において、レリーズ操作が検出されない場合、システムコントローラ21は、電源スイッチ15bのオフ操作の有無を監視する(S127)。その結果、オフ操作がされていない場合は、S103に移行して上記の動作を繰り返し、オフ操作がされている場合は、システムの停止設定を行って(S129)、動作を終了する。
なお、S103において、動作モードが再生モードの場合、システムコントローラ21は、カードメモリ部23に装着されている記録媒体に格納されている画像ファイル、あるいは、記憶部24に格納されている画像ファイルの再生動作を実行して(S131)、S127に移行する。
図5は、図4に示したS105におけるアクセサリ検出処理の一例を示すフローチャートである。
アクセサリ検出処理では、先ず、撮影レンズ12との通信を試みて、撮影レンズ12が装着されているか否かをチェックする(S201)。その結果、撮影レンズ12が装着されていれば、撮影レンズ12のレンズ情報メモリ42に格納されているレンズ情報を取得して、その取得したレンズ情報を記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aに格納する(S203)。これに対し、撮影レンズ12が装着されていなければ、アクセサリ情報格納領域24aに格納されているアクセサリ情報からレンズ情報をクリアする(S205)。
次に、システムコントローラ21は、電子ビューファインダ16との通信を試みて、電子ビューファインダ16が装着されているか否かをチェックする(S207)。その結果、電子ビューファインダ16が装着されていれば、その装着を示す情報を取得して記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aに格納し(S209)、装着されていなければ、アクセサリ情報格納領域24aに格納されているアクセサリ情報から、電子ビューファインダ16に関する情報をクリアする(S211)。
その後、システムコントローラ21は、ストロボ装置17との通信を試みて、ストロボ装置17が装着されているか否かをチェックする(S213)。その結果、ストロボ装置17が装着されていれば、その装着を示す情報を取得して記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aに格納し(S215)、装着されていなければ、アクセサリ情報格納領域24aに格納されているアクセサリ情報から、ストロボ装置17に関する情報をクリアする(S217)。
次に、システムコントローラ21は、三脚検出部25の出力に基づいて、三脚37が装着されているか否かをチェックする(S219)。その結果、三脚37が装着されていれば、その装着を示す情報を記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aに格納し(S221)、装着されていなければ、アクセサリ情報格納領域24aに格納されているアクセサリ情報から、三脚37に関する情報をクリアする(S223)。
その後、システムコントローラ21は、撮影レンズ12を介して光学フィルタ13との通信を試みて、光学フィルタ13が装着されているか否かをチェックする(S225)。その結果、光学フィルタ13が装着されていれば、光学フィルタ13のフィルタ情報メモリ52に格納されている光学フィルタ情報を取得して、その取得した光学フィルタ情報を記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aに格納する(S227)。これに対し、光学フィルタ13が装着されていなければ、アクセサリ情報格納領域24aに格納されているアクセサリ情報から光学フィルタ情報をクリアする(S229)。
なお、図5に示したアクセサリのチェック動作は、任意の順番で実行することができる。また、撮影レンズ12のチェックと光学フィルタ13のチェックとは、同時に実行することも可能である。同様に、コネクタ部14に交換可能に装着される電子ビューファインダ16およびストロボ装置17についても、コネクタ部14に現在装着されているアクセサリを検出することにより、同時にチェックすることができる。
図6は、図4に示したS107における推奨特殊効果の抽出・一覧表示処理の一例を示すフローチャートである。
システムコントローラ21は、記憶部24のアクセサリ情報格納領域24aおよび特殊効果情報格納領域24bから、それぞれアクセサリ情報および特殊効果情報を読み出す(S301)。そして、これらの情報に基づいて、現在の撮像装置10における推奨の特殊効果を抽出し、その一覧を表示部18に表示する。
そのため、システムコントローラ21は、先ず、S301で読み出したアクセサリ情報から撮影レンズ12の装着をチェックする(S303)。そして、撮影レンズ12が装着されていれば、実行可能な全ての特殊効果のフラグをそれぞれ初期化する(S305)。ここでは、図3に示した、a(シェーディング付加効果)、b(魚眼レンズ効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、d(露光中フォーカス移動効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)の全ての特殊効果のフラグを「1」に初期化するものとする。
次に、システムコントローラ21は、レンズ情報から、当該撮影レンズは、レンズ周辺の減光量が、中心部に比べて所定値(例えば、50%)以下であるかをチェックする(S307)。その結果、所定値以下のものでなければ(Noの場合)、つまり減光量が所定値を超えるシェーディングレンズが装着されていれば、a(シェーディング付加効果)のフラグを「0」に書き換え(S309)、それ以外はフラグの変更を行わない。
次に、システムコントローラ21は、レンズ情報から、当該撮影レンズの焦点距離は所定値(例えば、9mm)以上かをチェックする(S311)。その結果、所定値以上のものでなければ(Noの場合)、つまり魚眼レンズが装着されていれば、b(魚眼レンズ効果)のフラグを「0」に書き換え(S313)、それ以外はフラグの変更を行わない。
次に、システムコントローラ21は、レンズ情報から、当該撮影レンズはティルトレンズでないかをチェックする(S315)。その結果、ティルトレンズであれば(Noの場合)、c(ティルトレンズ撮影効果)のフラグを「0」に書き換え(S317)、それ以外はフラグの変更を行わない。
次に、システムコントローラ21は、レンズ情報から、当該撮影レンズはAF対応レンズであるかをチェックする(S319)。その結果、AF対応レンズでなければ(Noの場合)、d(露光中フォーカス移動効果)のフラグを「0」に書き換え(S321)、それ以外はフラグの変更を行わない。
その後、システムコントローラ21は、読み出したアクセサリ情報から、三脚37の装着をチェックする(S323)。その結果、三脚37が装着されていなければ(Noの場合)、d(露光中フォーカス移動効果)およびe(ダイナミックレンジ拡大効果)のフラグをそれぞれ「0」に書き換え(S325)、それ以外はフラグの変更を行わない。
以上のようにして、装着されている撮影レンズ12のレンズ情報と三脚37の装着状態とをチェックしたら、特殊効果のフラグの状態に基づいて推奨される特殊効果を抽出し、その抽出結果に応じて特殊効果一覧を表示する(S327)。
例えば、特殊効果のフラグが、a=0,b=1,c=1,d=0,e=1、の場合、つまり、AF対応でないシェーディングレンズが装着されている場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、b(魚眼レンズ効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図7(a)に示すように表示部18上に表示する。
また、特殊効果のフラグが、a=0,b=1,c=1,d=1,e=1、の場合、つまり、シェーディングレンズが装着されている場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、b(魚眼レンズ効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、d(露光中フォーカス移動効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図7(b)に示すように表示部18上に表示する。
同様に、特殊効果のフラグが、a=1,b=0,c=1,d=0,e=1、の場合、つまり、AF対応でない魚眼レンズが装着されている場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、a(シェーディング付加効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図8(a)に示すように表示部18上に表示する。
また、特殊効果のフラグが、a=1,b=0,c=1,d=1,e=1、の場合、つまり、AF対応の魚眼レンズが装着されている場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、a(シェーディング付加効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、d(露光中フォーカス移動効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図8(b)に示すように表示部18上に表示する。
同様に、特殊効果のフラグが、a=1,b=1,c=0,d=0,e=1、の場合、つまり、AF対応でないティルトレンズが装着されている場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、a(シェーディング付加効果)、b(魚眼レンズ効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図9(a)に示すように表示部18上に表示する。
また、特殊効果のフラグが、a=1,b=1,c=0,d=1,e=1、の場合、つまり、AF対応のティルトレンズが装着されている場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、a(シェーディング付加効果)、b(魚眼レンズ効果)、d(露光中フォーカス移動効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図9(b)に示すように表示部18上に表示する。
同様に、特殊効果のフラグが、a=1,b=1,c=1,d=0,e=0、の場合、つまり、マニュアルフォーカスレンズが装着されて、三脚37が未装着の場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、a(シェーディング付加効果)、b(魚眼レンズ効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図10(a)に示すように表示部18上に表示する。
また、特殊効果のフラグが、a=1,b=1,c=1,d=0,e=1、の場合、つまり、マニュアルフォーカスレンズおよび三脚37が装着されている場合、システムコントローラ21は、フラグが「1」である、a(シェーディング付加効果)、b(魚眼レンズ効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。そして、抽出した推奨特殊効果の一覧を、図10(b)に示すように表示部18上に表示する。
また、特殊効果のフラグが、a=1,b=1,c=1,d=1,e=1、の場合、つまり、シェーディングレンズ、魚眼レンズ、ティルトレンズ以外のAF対応レンズが装着され、かつ三脚37が装着されている場合、システムコントローラ21は、a(シェーディング付加効果)、b(魚眼レンズ効果)、c(ティルトレンズ撮影効果)、d(露光中フォーカス移動効果)、e(ダイナミックレンジ拡大効果)、を推奨特殊効果として抽出する。したがって、この場合、実行可能な全ての特殊効果が推奨特殊効果として抽出されるので、その一覧を図10(c)に示すように表示部18上に表示する。
一方、図6のS303において、撮影レンズ12が装着されていない場合、システムコントローラ21は、表示部18に実行可能な特殊効果が無い旨を表示して(S329)、当該推奨特殊効果の抽出・一覧表示処理を終了する。
なお、図6において、レンズ情報のチェック順序は、適宜変更可能である。また、推奨特殊効果は、特殊効果の種別によっては、さらに光学フィルタ13のフィルタ情報を付加して抽出することもできる。
図11は、図4に示したS115における静止画像撮影処理の一例を示すフローチャートである。
静止画像撮影処理では、先ず、システムコントローラ21は、S108において特殊効果として、露光中フォーカス移動効果が設定されているかをチェックする(S401)。その結果、露光中フォーカス移動効果が設定されていれば、当該特殊効果に設定されている撮影レンズ12の駆動時間、すなわちレンズ光学系41の駆動時間に合わせて露光時間を設定する(S403)。また、撮影レンズ12のレンズコントローラ44に対しては、レンズ光学系41の駆動時間を送信する(S405)。
そして、システムコントローラ21は、撮像部22の露光を開始し(S407)、それと同期して、撮影レンズ12のレンズコントローラ44に対してレンズ光学系41の駆動開始信号を送信して(S409)、レンズ光学系41を移動させる。その後、システムコントローラ21は、S403で設定された露光時間が終了すると(S411)、撮影部22の露光を停止し(S413)、それと同期して、撮影レンズ12のレンズコントローラ44に対してレンズ光学系41の駆動停止信号を送信する(S415)。その後、システムコントローラ21は、撮像部22から画像データを読み出す(S417)。
以後は、図4で説明したように、当該読み出した画像データに対して所要の画像処理を実行して、カードメモリ部23の記録媒体または記憶部24に画像ファイルとして記録する。なお、S401において、露光中フォーカス移動効果が設定されていなければ、システムコントローラ21は、通常の静止画像撮影動作を実行して(S419)、同様に、カードメモリ部23の記録媒体または記憶部24に画像ファイルとして記録する。
以上説明した第1実施の形態に係る撮像装置10によると、ユーザは、ヘルプボタン19bを操作することで、現在装着下のアクセサリで推奨される特殊効果の一覧が表示部18に表示されるので、実際に撮影して特殊効果が付加された画像を確認することなく、効果が顕著に現れる推奨の特殊効果を容易かつ確実に選択して設定することが可能となる。
(第2実施の形態)
図12は、本発明の第2実施の形態に係る撮像装置の内部の概略構成を示す機能ブロック図である。この撮像装置70は、図2に示した構成において、システムコントローラ21に接続された通信インタフェース(I/F)28をさらに備える。通信I/F28は、パーソナルコンピュータやネットワークに接続可能で、システムコントローラ21の制御のもとに、接続先のパーソナルコンピュータや、ネットワーク上のサーバから特殊効果情報の更新情報を取得する。これにより、記憶部24の特殊効果情報格納領域に記憶されている特殊効果情報を更新する。その他の構成および動作は、第1実施の形態と同様である。
このように構成すれば、次々と発売される種々のアクセサリに対応する特殊効果情報を容易に取得することができるので、新規のアクセサリを使用して、当該アクセサリに適した特殊効果を容易かつ確実に設定することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、表示部18に表示する推奨特殊効果の一覧は、特殊効果名に限らず、図13に示すように、それぞれの特殊効果を付加した画像を画面分割して表示することもできる。この場合、各特殊効果の画像は、予めサンプル画像を記憶部24に格納して読み出して表示することもできるし、実際に被写体を撮影して、それぞれの特殊効果を付加して表示することもできる。また、第2実施の形態にように、通信I/F28を有する場合は、例えば通信I/F28を介してパーソナルコンピュータやサーバ等の外部処理装置と接続して、特殊効果の全部または一部を外部処理装置で実行させて、外部処理装置から特殊効果が付加された画像ファイルを取得するように構成することもできる。さらに、第2実施の形態における特殊効果情報の更新は、例えば、カードメモリ部23に装着可能な記録媒体を介して実行するように構成することもできる。
さらに、特殊効果は、アクセサリとの組み合わせの他、撮影シーンとの組み合わせや、撮影場所、撮影時間、季節等の撮影環境において、より顕著に現れる。例えば、ティルトレンズ撮影効果の特殊効果は、特に風景に適しており、シェーディング付加効果の特殊効果は、特にポートレートや風景の撮影に適しており、デイドリームによる特殊効果は、特に昼間の撮影に適している。したがって、推奨される特殊効果ととともに、各特殊効果に適した撮影シーンを関連させて表示することも可能である。また、ユーザによる撮影シーンの設定や画像データからの被写体認識により撮影シーン情報を取得したり、GPS(Global Positioning System)を利用して撮影場所情報を取得したり、日付情報から撮影時間、季節等を取得したりして、アクセサリおよび撮影シーンの組み合わせにおいて、推奨の特殊効果を抽出して表示することも可能である。
10 撮像装置
11 カメラボディ
12 撮影レンズ
16 電子ビューファインダ
17 ストロボ装置
18 表示部
19b ヘルプボタン
20 操作部
21 システムコントローラ
22 撮像部
24 記憶部
24a アクセサリ情報格納領域
24b 特殊効果情報格納領域
25 三脚検出部
27 表示駆動部
28 通信インタフェース
33 画像処理部
34 フィルタ処理部
35 抽出部
37 三脚
42 レンズ情報メモリ
70 撮像装置

Claims (2)

  1. 着脱可能なアクセサリの装着下で被写体を撮影して、該被写体像の画像データを生成する撮像装置において、
    前記画像データを処理して前記被写体像に特殊効果を付加する画像処理部と、
    前記画像処理部で実行可能な複数の特殊効果と各特殊効果に対するアクセサリ制限情報とを関連させた特殊効果情報を格納する記憶部と、
    前記装着下のアクセサリ情報に基づいて、前記記憶部から推奨の特殊効果を抽出する抽出部と、
    該抽出部で抽出された特殊効果を表示する表示部と、を備え
    前記アクセサリは、魚眼レンズまたはティルトレンズであり、
    前記アクセサリ情報は、前記装着下の前記魚眼レンズまたは前記ティルトレンズの識別情報および自動焦点の対応可否を示す情報を含み、
    前記記憶部は、シェーディング付加効果、ティルトレンズ撮影効果、魚眼レンズ効果、ダイナミックレンジ拡大効果の各特殊効果に対応する前記特殊効果情報を格納し、
    前記抽出部は、前記アクセサリ情報が前記魚眼レンズに関する場合は、少なくとも前記ティルトレンズ撮影効果を含む特殊効果を抽出し、前記アクセサリ情報が前記ティルトレンズに関する場合は、少なくとも前記魚眼レンズ効果を含む特殊効果を抽出し、
    前記画像処理部は、前記抽出部で抽出された特殊効果を選択的に実行可能である、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 通信インタフェースをさらに備え、
    前記通信インタフェースを介して前記記憶部の更新情報を入力して前記特殊効果情報を更新する、ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
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