JP2010045586A - カメラ - Google Patents

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世文 李
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Abstract

【課題】露光間ズーミング撮影を行う際に撮影者の構図意図を反映できるカメラを提供する。
【解決手段】露光間ズーミング撮影モードに移行後、ズームボタンの操作によって露光間ズーミング撮影における広角側の焦点距離を操作者に決めさせる。その後、レリーズボタンが半押し操作されると被写体像を撮像するとともに、そのときの焦点距離情報を保存する。その後、ズームボタンが操作されると光学ズームを使用して、所定タイミング毎に被写体像を撮像する。また、撮影パターンを操作者に選択させる。選択された撮影パターンに応じてシミュレーション画像を生成および表示するよう、メインCPU137は各部を制御する。その後、全押し操作されると、まず、そのときの焦点距離情報を保存した後、選択された撮影パターンによる露光間ズーミング撮影を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体像の撮像の最中に撮影レンズの焦点距離を変更する露光間ズームを行うカメラに関する。
被写体像を撮像する最中に撮影レンズの焦点距離を変更することで露光間ズームによる撮影(露光間ズーミング撮影)を行うことが知られている。また、露光間ズーミング撮影を行う際に、カメラに設けられたモータの駆動力によって撮影レンズを駆動して焦点距離を変更するカメラが知られている(特許文献1参照)。
特開昭61−228426号公報
しかし、上述した従来のカメラでは、露光間ズーミング撮影を行うことによりどのような画像が得られるのかが不明であるため、撮影者の構図意図が反映できなかった。
請求項1の発明によるカメラは、焦点距離が変更可能な撮影レンズを通過した被写体光による被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像して得られる被写体像の画像に基づいて、撮影レンズの焦点距離が第1の焦点距離に設定されたときに得られる画像に相当する第1画像、および、撮影レンズの焦点距離が第2の焦点距離に設定されたときに得られる画像に相当する第2画像の2つの画像を少なくとも生成する画像生成手段と、撮影レンズの焦点距離が第1の焦点距離と第2の焦点距離との間で変化した際に撮像手段で撮像して得られる露光間ズーミング画像の特徴が現れたシミュレーション画像を、画像生成手段で生成された第1画像および前記第2画像に基づいて生成するシミュレーション画像生成手段と、シミュレーション画像生成手段で生成したシミュレーション画像を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、露光間ズーミング撮影を行う際に撮影者の構図意図を反映できる。
−−−第1の実施の形態−−−
図1〜12を参照して、本発明によるカメラの第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明によるカメラ(カメラ100)の全体構成を示す図である。カメラ100は、撮影レンズ101と、レンズ駆動部102と、レンズ位置検出部103と、撮像素子104と、絞り105と、絞り駆動部106とを備えている。カメラ100は、AFE(Analog Front End)回路131と、ドライバ133と、タイミングジェネレータ(TG)134と、画像処理回路135と、メインCPU137と、メモリ138と、表示制御部141と、表示モニタ142と、記憶媒体装着部143と、操作スイッチ144とを備えている。カメラ100は、加速度センサ151と、手ぶれ補正用レンズ152と、手ぶれ補正用レンズ位置検出部153と、手ぶれ補正用レンズ駆動部154とを備えている。
撮影レンズ101は、不図示のズームレンズとフォーカスレンズとを含む。ズームレンズは、レンズ駆動部102によって光軸方向に進退駆動され、撮影レンズ101による焦点距離を調節する。フォーカスレンズはレンズ駆動部102によって光軸方向に進退駆動され、撮影レンズ101による焦点位置を調節する。レンズ駆動部102は、後述するメインCPU137から送出されるレンズ制御信号に応じてズームレンズとフォーカスレンズをそれぞれ駆動する。レンズ位置検出部103は、ズームレンズの光軸方向の位置を検出する。
撮像素子104は、CCDイメージセンサなどによって構成される。撮像素子104は、撮影レンズ101を通過した被写体光による像を撮像し、撮像信号を後述するAFE回路131へ出力する。絞り105は、絞り駆動部106によって駆動され、光軸を中心とする開口の絞り径を調節する。絞り駆動部106は、メインCPU137から送出される絞り制御信号に応じて絞り105を駆動する。
AFE回路131は、ISO感度の調整など、撮像素子104から出力されたアナログ撮像信号の処理を行うほか、アナログ撮像信号をデジタル信号に変換して後述する画像処理回路135に出力する。ドライバ133は、後述するタイミング信号を用いて撮像素子104が撮像するために必要な駆動信号を生成し、生成した駆動信号を撮像素子104へ供給する。タイミングジェネレータ(TG)134は、メインCPU137から送出される指示に応じてタイミング信号を発生し、ドライバ133およびAFE回路131にタイミング信号を供給する。
画像処理回路135は、AFE回路131から出力されたデジタル変換後の画像データにホワイトバランス処理などの画像処理を行うほか、画像サイズの変更や、画像処理後の画像データを所定の形式で圧縮する圧縮処理、圧縮された画像データを伸長する伸長処理などを行う。なお、画像処理回路135は、メインCPU137からの制御信号に基づいて、後述する露光間ズーミング画像を生成させる。メインCPU137は、各部から出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各部へ出力する。メインCPU137は各部とバスを介して接続されている。メモリ138は、制御プログラムやあらかじめ設定された各種設定値等を格納するROMおよび作業エリアのRAMを含むメモリである。なお、メモリ138は、後述する露光間ズーミング画像を生成させる際に必要な画像データを一時的に記憶する。
表示制御部141は、メインCPU137から出力される信号に基づいて、表示モニタ142の表示制御を行う。表示モニタ142は、たとえば液晶表示装置(LCD)などの表示装置である。記憶媒体装着部143は、たとえばメモリカードなどの記憶媒体を着脱可能に保持し、装着された記憶媒体に記録されたデータの読み込みや消去、記憶媒体へのデータの書き込みを行う。記憶媒体には、画像処理後の画像データが記録される。操作スイッチ144は、カメラ100の各部の操作のためのボタンなどに連動してメインCPU137に信号を出力するスイッチ群である。
加速度センサ151は、手ぶれ補正を行うためにカメラ100の姿勢変化を検出するセンサである。手ぶれ補正用レンズ152は、手ぶれ補正を行うためのレンズであり、手ぶれ補正用レンズ駆動部154によって光軸と直交する面内の所定方向に進退駆動され、撮影レンズ101が撮像素子104上に結像する被写体像の位置を変更する。手ぶれ補正用レンズ位置検出部153は、手ぶれ補正用レンズ152の位置を検出する。手ぶれ補正用レンズ駆動部154は、メインCPU137から出力される信号に基づいて、上述したように手ぶれ補正用レンズ152を駆動する。
−−−露光間ズーミング撮影−−−
本実施の形態のカメラ100では、撮像素子104による被写体像の撮像(撮像素子104の露光)の最中に、カメラ100の操作者の操作によって設定された任意の2つの焦点距離の間で撮影レンズ101の焦点距離を変更させることができる。すなわち、本実施の形態のカメラ100では、操作者の操作によって設定された任意の2つの焦点距離の間でズーミングを行う露光間ズーミング撮影が可能である。なお、露光間ズーミング撮影によって得られた被写体像の画像を露光間ズーミング画像と呼ぶ。また、本実施の形態のカメラ100では、露光間ズーミング撮影を行う前に、どのような露光間ズーミング画像が得られるのかをシミュレーションによって操作者に提示できる。以下、詳述する。
露光間ズーミング撮影のモードに移行するように、たとえば不図示の撮影モード選択ボタンが操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、撮影モードを露光間ズーミング撮影のモードに切り替える。操作者の操作によってたとえばズームボタンが押圧操作されると、ズームボタンが押圧操作されている間に操作スイッチ144からズーム操作信号(望遠指示信号または広角指示信号)が出力される。ズーム操作信号を受信したメインCPU137は、ズームレンズを進退駆動させるようにレンズ駆動部102に信号を出力する。これにより、撮影レンズ101の焦点距離が任意の焦点距離に設定される。
このようにして、操作者が、撮影レンズ101の焦点距離を任意の焦点距離に設定した後、不図示のレリーズボタンを半押し操作すると、操作スイッチ144から半押し操作信号が出力される。半押し操作信号を受信したメインCPU137は、レンズ位置検出部103の検出信号に基づいて、現時点における撮影レンズ101の焦点距離(以下、第1焦点距離と呼ぶ)の情報をメモリ138に一時的に記憶させる。また、半押し操作信号を受信したメインCPU137は、撮像素子104で被写体像を撮像するよう各部を制御する。
撮像素子104で被写体像が撮像されると、メインCPU137は、画像処理回路135に、AFE回路131から出力された画像データにホワイトバランス処理などの画像処理を行わせ、画像処理後の画像データをメモリ138に一時的に記憶させる。また、メインCPU137は、撮像素子104で撮像して得られた画像を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。これにより、図2(a)に示すように、撮影レンズ101が第1焦点距離に設定されたときに撮像素子104で撮像して得られる被写体像の画像(以下、第1画像と呼ぶ)142aが表示モニタ142に表示される。
その後、操作者の操作によってズームボタンが押圧操作されて撮影レンズ101の焦点距離が変更されると、撮影レンズ101の焦点距離が変更されている間にメインCPU137は、所定のタイミング毎に撮像素子104で被写体像を撮像するよう各部を制御する。所定のタイミング毎に撮像素子104で被写体像が撮像されると、メインCPU137は、画像処理回路135に、AFE回路131から出力されたそれぞれの画像データにホワイトバランス処理などの画像処理を行わせ、画像処理後のそれぞれの画像データをメモリ138に一時的に記憶させる。このように、所定のタイミング毎に撮像して得られた画像を、撮像された順に第2画像、第3画像・・・、第n画像と呼ぶ。
なお、ズームボタンの押圧操作がされなくなると、撮影レンズ101の焦点距離の変更が中止されるが、撮影レンズ101の焦点距離の変更が中止されると、メインCPU137は撮像素子104で被写体像を撮像するよう各部を制御する。撮影レンズ101の焦点距離の変更が中止された時点における被写体像が撮像素子104で撮像されると、メインCPU137は、画像処理回路135に、AFE回路131から出力された当該画像データにホワイトバランス処理などの画像処理を行わせ、画像処理後の画像データをメモリ138に一時的に記憶させる。このように、撮影レンズ101の焦点距離の変更が中止された時点で撮像して得られた画像を、第n+1画像と呼ぶ。
また、メインCPU137は、第2〜第n画像、第n+1のそれぞれを、上記第1画像に重畳させた画像(以下、初期シミュレーション画像と呼ぶ)のデータを画像処理回路135に生成させ、生成された初期シミュレーション画像のデータをメモリ138に一時的に記憶させる。なお、メインCPU137は、第2〜第n画像については、コントラストを弱くした上で初期シミュレーション画像のデータを画像処理回路135に生成させる。そして、メインCPU137は、初期シミュレーション画像を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。これにより、図2(b)に示すように、初期シミュレーション画像が表示モニタ142に表示される。
図2(b)は、操作者によるズームボタンの押圧操作により撮影レンズ101の焦点距離が第1の焦点距離よりも長くなるように変更された場合に生成される初期シミュレーション画像を示している。すなわち、表示モニタ142には、表示画面の中央からLだけ離れた場所に位置する第1画像による被写体の画像142aと、焦点距離が徐々に長くなるために撮像時刻の推移とともに徐々に表示画面の外側に位置することとなる第2〜第n画像による被写体の画像142bと、第n+1画像による被写体の画像142cとが重畳的に表示される。なお、上述したように、画像142bについては、コントラストが弱められた状態で表示される。
なお、図4(a)に示すように、初期シミュレーション画像を表示する際には、メインCPU137は、初期シミュレーション画像とともに、露光間ズーミング撮影における撮影パターンの選択画面(パターン選択画面)150も表示させる。パターン選択画面150とは、露光間ズーミング撮影をどのように行うのかを操作者に選択させるための画面であり、露光間ズーミング撮影における撮影パターンとしては以下の6パターンが挙げられる。
(a) 露光中に撮影レンズ101の焦点距離を広角側の所定焦点距離に設定して一定時間保持し、その後、露光中に撮影レンズ101の焦点距離を望遠側の所定焦点距離にズーミングさせる。これにより、図3(a)に示すように、画像の中央から外側に向かって尾を引いたような露光間ズーミング画像が得られる。この露光間ズーミング画像では、画像の中央側にコントラストがはっきりとした被写体像が現れ、この被写体像から外側に向かって尾を引くような被写体像が現れる。このように露光間ズーミング画像に現れた被写体像画像の内、コントラストがはっきりとした被写体像のことを芯の画像と呼ぶ。また、露光間ズーミング画像に現れた被写体像画像の内、尾を引くような被写体像のことを尾の画像と呼ぶ。なお、芯の画像は、露光中に撮影レンズ101の焦点距離を所定の焦点距離で一定時間保持されたときに撮像して得られる画像である。また、尾の画像は、露光中に撮影レンズ101の焦点距離が変更されている間に(ズーミング中に)撮像して得られる画像である。このような露光間ズーミング撮影における撮影パターンをパターン1と呼ぶ。
(b) 露光開始と略同時に撮影レンズ101の焦点距離を広角側の所定焦点距離から望遠側の所定焦点距離にズーミングさせ、その後、露光中に撮影レンズ101の焦点距離を望遠側の所定焦点距離で一定時間保持する。これにより、図3(b)に示すように、画像の外側に芯の画像が現れ、この芯の画像から中央に向かって尾を引いたような尾の画像が現れた露光間ズーミング画像が得られる。このような露光間ズーミング撮影における撮影パターンをパターン2と呼ぶ。
(c) 露光開始と略同時に撮影レンズ101の焦点距離を広角側の所定焦点距離から望遠側の所定焦点距離にズーミングさせ、露光中に撮影レンズ101の焦点距離が所定の焦点距離で保持されないようにする。これにより、図3(c)に示すように、画像の外側から中央にかけて尾を引いたような露光間ズーミング画像が得られる。なお、ここで得られる露光間ズーミング画像では、露光中に撮影レンズ101の焦点距離が所定の焦点距離で保持されている期間がないため、芯の画像が生成されず、尾の画像のみが現れる。このような露光間ズーミング撮影における撮影パターンをパターン3と呼ぶ。
(d) 露光中に撮影レンズ101の焦点距離を望遠側の所定焦点距離に設定して一定時間保持し、その後、露光中に撮影レンズ101の焦点距離を広角側の所定焦点距離にズーミングさせる。これにより、図3(d)に示すように、画像の外側に芯の画像が現れ、この芯の画像から中央に向かって尾を引いたような尾の画像が現れた露光間ズーミング画像が得られる。このような露光間ズーミング撮影における撮影パターンをパターン4と呼ぶ。
(e) 露光開始と略同時に撮影レンズ101の焦点距離を望遠側の所定焦点距離から広角側の所定焦点距離にズーミングさせ、その後、露光中に撮影レンズ101の焦点距離を広角側の所定焦点距離で一定時間保持する。これにより、図3(e)に示すように、画像の中心側に芯の画像が現れ、この芯の画像から外側に向かって尾を引いたような尾の画像が現れた露光間ズーミング画像が得られる。このような露光間ズーミング撮影における撮影パターンをパターン5と呼ぶ。
(f) 露光開始と略同時に撮影レンズ101の焦点距離を望遠側の所定焦点距離から広角側の所定焦点距離にズーミングさせ、露光中に撮影レンズ101の焦点距離が所定の焦点距離で保持されないようにする。これにより、図3(f)に示すように、画像の外側から中央にかけて尾を引いたような露光間ズーミング画像が得られる。なお、ここで得られる露光間ズーミング画像では、露光中に撮影レンズ101の焦点距離が所定の焦点距離で保持されている期間がないため、芯の画像が生成されず、尾の画像のみが現れる。このような露光間ズーミング撮影における撮影パターンをパターン6と呼ぶ。
なお、同一被写体を撮影する場合、被写体が静止していれば、パターン1およびパターン5の撮影パターンによる露光間ズーミング画像は同じ画像となり、パターン2およびパターン4の撮影パターンによる露光間ズーミング画像は同じ画像となり、パターン3およびパターン6の撮影パターンによる露光間ズーミング画像は同じ画像となる。しかし、同一被写体を撮影する場合でも、被写体が動いていれば、パターン1およびパターン5の撮影パターンによる露光間ズーミング画像はそれぞれ異なる画像となり、パターン2およびパターン4の撮影パターンによる露光間ズーミング画像はそれぞれ異なる画像となり、パターン3およびパターン6の撮影パターンによる露光間ズーミング画像はそれぞれ異なる画像となる。
上述したパターン選択画面150として、たとえば、図4(b)〜(g)に示すようなアイコンが、初期シミュレーション画像とともに表示モニタ142に表示される(図4(a))。たとえば図4(b)に示すアイコン151では、上述したパターン1に対応するように、画像を模した方形の枠内の中央近傍に芯の画像を模したマーク151aと、尾の画像を模したマーク151bと、ズーミングに伴って被写体像の画像が画面内で移動する方向を示す矢印のマーク151cとが、パターン1を示す数字「1」ともに表されている。図4(c)に示すアイコン152では、上述したパターン2に対応するように、画像を模した方形の枠内の周辺部近傍に芯の画像を模したマーク152aと、尾の画像を模したマーク152bと、ズーミングに伴って被写体像の画像が画面内で移動する方向を示す矢印のマーク152cとが、パターン2を示す数字「2」ともに表されている。
図4(d)に示すアイコン153では、上述したパターン3に対応するように、画像を模した方形の枠内に、尾の画像を模したマーク153bと、ズーミングに伴って被写体像の画像が画面内で移動する方向を示す矢印のマーク153cとが、パターン3を示す数字「3」ともに表されている。図4(e)に示すアイコン154では、上述したパターン4に対応するように、画像を模した方形の枠内の周辺部近傍に芯の画像を模したマーク154aと、尾の画像を模したマーク154bと、ズーミングに伴って被写体像の画像が画面内で移動する方向を示す矢印のマーク154cとが、パターン4を示す数字「4」ともに表されている。
図4(f)に示すアイコン155では、上述したパターン5に対応するように、画像を模した方形の枠内の中央近傍に芯の画像を模したマーク155aと、尾の画像を模したマーク155bと、ズーミングに伴って被写体像の画像が画面内で移動する方向を示す矢印のマーク155cとが、パターン5を示す数字「5」ともに表されている。図4(g)に示すアイコン156では、上述したパターン6に対応するように、画像を模した方形の枠内に、尾の画像を模したマーク156bと、ズーミングに伴って被写体像の画像が画面内で移動する方向を示す矢印のマーク156cとが、パターン6を示す数字「6」ともに表されている。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、図4(a)に示すパターン選択画面150の中のアイコン151が選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、図5(a)に示すようなシミュレーション画像161を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。なお、表示モニタ142にタッチパネルスイッチを操作スイッチ144の1つとして設け、当該タッチパネルスイッチが操作され、パターン選択画面150の中のアイコン151が選択されたことを示す操作信号をすると、メインCPU137がシミュレーション画像161を表示モニタ142に表示するよう各部を制御するようにしてもよい。後述する、他のアイコン152〜156の選択に関しても同様である。
シミュレーション画像161では、第1〜第n+1画像の内、撮影レンズ101の焦点距離が最も短いときに撮像されて得られた画像(ここでは第1画像)がコントラストを弱めることなく表示され、その他の画像(ここでは、第2〜第n+1画像)がコントラストを弱めて表示される。これにより、パターン1の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(a))の特徴がシミュレーション画像161に現れる。
すなわち、パターン1の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(a))では、画像の中心側に芯の画像が現れ、芯の画像から外側に向かって尾を引いたような尾の画像が現れる。これに対して、シミュレーション画像161では、画像の中心側に位置することとなる撮影レンズ101の焦点距離が最も短いときに撮像されて得られた画像(画像142a)がはっきりと表示され、他の画像(画像142b,142c)がぼんやりと表示される。このように、本実施の形態のカメラ100では、露光間ズーミング画像の芯の画像を模した画像142a、および尾の画像を模した画像142b,142cをシミュレーション画像161で表示することで、露光間ズーミング画像を擬似的に生成して表示している。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、図4(a)に示すパターン選択画面150の中のアイコン152が選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、図5(b)に示すようなシミュレーション画像162を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。シミュレーション画像162では、第1〜第n+1画像の内、撮影レンズ101の焦点距離が最も長いときに撮像されて得られた画像(ここでは第n+1画像)がコントラストを弱めることなく表示され、その他の画像(ここでは、第1〜第n画像)がコントラストを弱めて表示される。これにより、パターン2の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(b))の特徴がシミュレーション画像162に現れる。すなわち、パターン2の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(b))では、画像の周辺側に芯の画像が現れ、芯の画像から画面中央側に向かって尾を引いたような尾の画像が現れる。これに対して、シミュレーション画像162では、画像の周辺側に位置することとなる撮影レンズ101の焦点距離が最も長いときに撮像されて得られた画像(画像142c)がはっきりと表示され、他の画像(画像142a,142b)がぼんやりと表示される。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、図4(a)に示すパターン選択画面150の中のアイコン153が選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、図5(c)に示すようなシミュレーション画像163を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。シミュレーション画像163では、第1〜第n+1画像がコントラストを弱めて表示される。これにより、パターン3の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(c))の特徴がシミュレーション画像163に現れる。すなわち、パターン3の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(c))では、芯の画像が現れず、画面中央側から周辺側にかけて尾を引いたような尾の画像が現れる。これに対して、シミュレーション画像163では、全ての画像142a,142b,142cがぼんやりと表示される。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、図4(a)に示すパターン選択画面150の中のアイコン154が選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、図5(d)に示すようなシミュレーション画像164を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。シミュレーション画像164では、上述したシミュレーション画像162と同様の画像が表示される。これにより、パターン4の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(d))の特徴がシミュレーション画像164に現れる。すなわち、パターン4の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(d))では、画像の周辺側に芯の画像が現れ、芯の画像から画面中央側に向かって尾を引いたような尾の画像が現れる。これに対して、シミュレーション画像164では、画像の周辺側に位置することとなる撮影レンズ101の焦点距離が最も長いときに撮像されて得られた画像(画像142c)がはっきりと表示され、他の画像(画像142a,142b)がぼんやりと表示される。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、図4(a)に示すパターン選択画面150の中のアイコン155が選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、図5(e)に示すようなシミュレーション画像165を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。シミュレーション画像165では、上述したシミュレーション画像161と同様の画像が表示される。これにより、パターン5の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(e))の特徴がシミュレーション画像165に現れる。すなわち、パターン5の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(e))では、画像の中心側に芯の画像が現れ、芯の画像から外側に向かって尾を引いたような尾の画像が現れる。これに対して、シミュレーション画像165では、画像の中心側に位置することとなる撮影レンズ101の焦点距離が最も短いときに撮像されて得られた画像(画像142a)がはっきりと表示され、他の画像(画像142b,142c)がぼんやりと表示される。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、図4(a)に示すパターン選択画面150の中のアイコン156が選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、図5(f)に示すようなシミュレーション画像166を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。シミュレーション画像166では、上述したシミュレーション画像163nと同様に第1〜第n+1画像がコントラストを弱めて表示される。これにより、パターン6の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(f))の特徴がシミュレーション画像166に現れる。すなわち、パターン6の撮影パターンで撮影した際の露光間ズーミング画像(図3(f))では、芯の画像が現れず、画面中央側から周辺側にかけて尾を引いたような尾の画像が現れる。これに対して、シミュレーション画像166では、全ての画像142a,142b,142cがぼんやりと表示される。
なお、メインCPU137は、上述したシミュレーション画像161〜166のいずれかとともに、このシミュレーション画像でよいか否かを操作者に問い合わせる表示を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。たとえば、この問い合わせの表示には、「このシミュレーション画像でよいですか」という問いかけの表示と、このシミュレーション画像でよいか否かを判断した操作者が選択するための「はい」と表示されたアイコンおよび「いいえ」と表示されたアイコンとが含まれる。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、「はい」と表示されたアイコンが選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号(シミュレーション画像OK信号)に基づいて、メインCPU137は、たとえば、「撮影パターンが確定しました。撮影可能です。」という、当該撮影パターンによる撮影が可能である旨の表示(撮影可能表示)を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、「いいえ」と表示されたアイコンが選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号(シミュレーション画像キャンセル信号)に基づいて、メインCPU137は、シミュレーション画像の表示を中止してスルー画像の表示に切り替え、操作者が再び第1焦点距離の設定を行えるように各部を制御する。
不図示のレリーズボタンを全押し操作すると、操作スイッチ144から全押し操作信号が出力される。上述したシミュレーション画像161〜166のいずれかとともに撮影可能表示が表示モニタ142に表示されているときに、全押し操作信号を受信すると、メインCPU137は、レンズ位置検出部103の検出信号に基づいて、現時点における撮影レンズ101の焦点距離(以下、第2焦点距離と呼ぶ)の情報をメモリ138に一時的に記憶させる。そして、メインCPU137は、露光間ズーミング撮影を行うように以下のように各部を制御する。
−−−撮影パターンがパターン1の場合−−−
上述したシミュレーション画像161とともに撮影可能表示が表示モニタ142に表示されているときに、全押し操作信号を受信すると、メインCPU137は、上述したパターン1で露光間ズーミング撮影を行うように各部を制御する。露光間ズーミング撮影を開始する際、撮影レンズ101の焦点距離は第2焦点距離に設定されている。そのため、最初に、撮影レンズ101の焦点距離を第1焦点距離に設定する必要がある。そこで、メインCPU137は、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離の情報を読み込んで、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。これにより、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定される。その後、メインCPU137は、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ速度(シャッタ秒時)、制御絞り値を算出する。そして、絞り105の絞り値が算出した制御絞り値となるように絞り駆動部106に制御信号(絞り制御信号)を出力するとともに、フォーカスレンズを駆動するためのレンズ制御信号をレンズ駆動部102に出力する。
その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。まず、メインCPU137は、メモリ138に一時的に記憶されている第2焦点距離の情報を読み込むとともに、撮像素子104の露光を開始した後、芯の画像が形成できるように、上述した測光演算の結果得られたシャッタ秒時が経過するまで撮影レンズ101の焦点距離を維持させる。その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を継続させたまま、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。メインCPU137は、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となったと同時に撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御する。そして、撮像素子104の露光によって得られた被写体像の画像のデータに所定の画像処理を行い、画像処理後の画像データを記憶媒体に書き込むように各部を制御する。また、メインCPU137は、撮像して得られた露光間ズーミング画像を表示モニタ142に一定時間表示するように各部を制御する。露光間ズーミング撮影の後、メインCPU137は、カメラ100の各部をリセットするように各部を制御する。これにより、カメラ100は、再び露光間ズーミング撮影ができるように露光間ズーミング撮影の撮影待機状態に復帰する。
−−−撮影パターンがパターン2の場合−−−
上述したシミュレーション画像162とともに撮影可能表示が表示モニタ142に表示されているときに、全押し操作信号を受信すると、メインCPU137は、上述したパターン2で露光間ズーミング撮影を行うように各部を制御する。露光間ズーミング撮影を開始する際、撮影レンズ101の焦点距離はすでに第2焦点距離に設定されている。メインCPU137は、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ速度(シャッタ秒時)、制御絞り値を算出する。そして、絞り105の絞り値が算出した制御絞り値となるように絞り駆動部106に制御信号を出力するとともに、フォーカスレンズを駆動するためのレンズ制御信号をレンズ駆動部102に出力する。
その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。まず、メインCPU137は、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離の情報を読み込むとともに、撮像素子104の露光を開始した後、芯の画像が形成できるように、上述した測光演算の結果得られたシャッタ秒時が経過するまで撮影レンズ101の焦点距離を維持させる。その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を継続させたまま、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。メインCPU137は、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となったと同時に撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御する。以降の動作は、上述した撮影パターンがパターン1の場合と同じであるので説明を省略する。
−−−撮影パターンがパターン3の場合−−−
上述したシミュレーション画像163とともに撮影可能表示が表示モニタ142に表示されているときに、全押し操作信号を受信すると、メインCPU137は、上述したパターン3で露光間ズーミング撮影を行うように各部を制御する。メインCPU137は、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離の情報を読み込んで、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。これにより、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定される。その後、メインCPU137は、第1焦点距離の情報および第2焦点距離の情報に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離から第2焦点距離まで変化するのに要する時間(ズーミング所要時間)を算出する。メインCPU137は、シャッタ秒時を、算出したズーミング所要時間に設定して、公知のシャッタ秒時を優先する測光演算と、測距演算を行って、制御絞り値を算出する。そして、絞り105の絞り値が算出した制御絞り値となるように絞り駆動部106に制御信号を出力するとともに、フォーカスレンズを駆動するためのレンズ制御信号をレンズ駆動部102に出力する。
その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。まず、メインCPU137は、メモリ138に一時的に記憶されている第2焦点距離の情報を読み込み、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。また、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離から第2焦点距離となるように変化し始めるのと略同時に撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。その後、メインCPU137は、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となったと同時に撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御する。以降の動作は、上述した撮影パターンがパターン1の場合と同じであるので説明を省略する。
−−−撮影パターンがパターン4の場合−−−
上述したシミュレーション画像164とともに撮影可能表示が表示モニタ142に表示されているときに、全押し操作信号を受信すると、メインCPU137は、上述したパターン4で露光間ズーミング撮影を行うように各部を制御する。メインCPU137は、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ速度(シャッタ秒時)、制御絞り値を算出する。そして、絞り105の絞り値が算出した制御絞り値となるように絞り駆動部106に制御信号を出力するとともに、フォーカスレンズを駆動するためのレンズ制御信号をレンズ駆動部102に出力する。
その後、メインCPU137は、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離の情報および第2焦点距離の情報を読み込んで、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。これにより、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定される。その後、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。また、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離から第2焦点距離となるように変化し始めるのと略同時に撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。その後、メインCPU137は、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となったと判断すると、芯の画像が形成できるように、上述した測光演算の結果得られたシャッタ秒時が経過するまで撮影レンズ101の焦点距離を維持させる。その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御する。以降の動作は、上述した撮影パターンがパターン1の場合と同じであるので説明を省略する。
−−−撮影パターンがパターン5の場合−−−
上述したシミュレーション画像165とともに撮影可能表示が表示モニタ142に表示されているときに、全押し操作信号を受信すると、メインCPU137は、上述したパターン5で露光間ズーミング撮影を行うように各部を制御する。メインCPU137は、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離の情報および第2焦点距離の情報を読み込んで、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。これにより、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定される。その後、メインCPU137は、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ速度(シャッタ秒時)、制御絞り値を算出する。そして、絞り105の絞り値が算出した制御絞り値となるように絞り駆動部106に制御信号を出力するとともに、フォーカスレンズを駆動するためのレンズ制御信号をレンズ駆動部102に出力する。
その後、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。これにより、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離に設定される。その後、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。また、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離から第1焦点距離となるように変化し始めるのと略同時に撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。その後、メインCPU137は、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となったと判断すると、芯の画像が形成できるように上述した測光演算の結果得られたシャッタ秒時が経過するまで撮影レンズ101の焦点距離を維持させる。その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御する。以降の動作は、上述した撮影パターンがパターン1の場合と同じであるので説明を省略する。
−−−撮影パターンがパターン6の場合−−−
上述したシミュレーション画像166とともに撮影可能表示が表示モニタ142に表示されているときに、全押し操作信号を受信すると、メインCPU137は、上述したパターン6で露光間ズーミング撮影を行うように各部を制御する。メインCPU137は、第1焦点距離の情報および第2焦点距離の情報に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離から第1焦点距離まで変化するのに要するズーミング所要時間を算出する。メインCPU137は、シャッタ秒時を、算出したズーミング所要時間に設定して、公知のシャッタ秒時を優先する測光演算と、測距演算を行って、制御絞り値を算出する。そして、絞り105の絞り値が算出した制御絞り値となるように絞り駆動部106に制御信号を出力するとともに、フォーカスレンズを駆動するためのレンズ制御信号をレンズ駆動部102に出力する。
その後、メインCPU137は、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。まず、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力する。また、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離から第1焦点距離となるように変化し始めるのと略同時に撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御する。その後、メインCPU137は、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となったと同時に撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御する。以降の動作は、上述した撮影パターンがパターン1の場合と同じであるので説明を省略する。
−−−フローチャート−−−
図6は、上述した露光間ズーミング撮影を行うプログラムの処理内容を示すフローチャートである。カメラ100の不図示の電源スイッチがオンされた後、撮影モードを露光間ズーミング撮影の撮影モードに切り替えるように操作スイッチ144からの操作信号を受信すると、この処理を行うプログラムが起動されて、メインCPU137で実行される。ステップS1において、操作スイッチ144からの半押し操作信号が入力されるまで待機する。ステップS1が肯定判断されるとステップS3へ進み、現時点における撮影レンズ101の焦点距離(第1焦点距離)の情報をメモリ138に一時的に記憶させてステップS5へ進む。
ステップS5において、被写体像を撮像し、撮像して得られる被写体像の画像(第1画像)を表示モニタ142に表示するよう各部を制御してステップS7へ進む。ステップS7において、操作スイッチ144からのズーム操作信号が入力されるまで待機する。ステップS7が肯定判断されるとステップS9へ進み、所定のタイミング毎に撮像素子104で被写体像を撮像するよう各部を制御する。なお、ステップS9で撮像して得られる画像は第2〜第n画像である。ステップS11において、操作スイッチ144からのズーム操作信号の入力が継続しているか否かを判断する。ステップS11が肯定判断されるとステップS9へ戻る。
ステップS11が否定判断されるとステップS12へ進み、ズームレンズを停止させてステップS13へ進む。ステップS13において、被写体像を撮像する。なお、ステップS13で撮像して得られる画像は第n+1画像である。ステップS13が実行されるとステップS14へ進み、現時点における撮影レンズ101の焦点距離(第2焦点距離)の情報をメモリ138に一時的に記憶させる。ステップS14が実行されるとステップS15へ進み、ステップS5で撮像して得られた第1画像、ステップS9で撮像して得られた第2〜第n画像、および、ステップS13で撮像して得られた第n+1画像に基づいて、初期シミュレーション画像を生成するよう各部を制御して、ステップS17へ進む。ステップS17において、ステップS15で生成させた初期シミュレーション画像にパターン選択画面150を重ね合わせて表示モニタ142に表示するよう各部を制御してステップS19へ進む。ステップS19において、露光間ズーミング撮影の撮影パターンが選択されるまで待機する。すなわち、ステップS19において、ステップS17で表示モニタ142に表示させたパターン選択画面150の中から、任意のアイコン151〜156が選択されて決定するように操作スイッチ144からの操作信号が入力されるまで待機する。
ステップS19が肯定判断されるとステップS21へ進み、ステップS19で選択された撮影パターンに対応するシミュレーション画像を上述したように生成し、表示モニタ142に表示するとともに、このシミュレーション画像でよいか否かを操作者に問い合わせる表示を表示モニタ142に表示するよう各部を制御してステップS22aへ進む。
ステップS22aにおいて、シミュレーション画像OK信号を受信したか否かを判断する。ステップS22aが否定判断されるとステップS22bへ進み、シミュレーション画像キャンセル信号を受信したか否かを判断する。ステップS22bが否定判断されるとステップS22aへ戻る。ステップS22bが肯定判断されるとステップS22cへ進み、シミュレーション画像の表示を中止してスルー画像の表示に切り替えるよう各部を制御してステップS1へ戻る。ステップS22aが肯定判断されるとステップS22dへ進み、撮影可能表示を表示モニタ142に表示するよう各部を制御してステップS23へ進む。
ステップS23において、操作スイッチ144からの全押し操作信号が入力されるまで待機する。ステップ23が肯定判断されるとステップS10のサブルーチンへ進み、ステップS19で選択された撮影パターンで露光間ズーミング撮影を行う。ステップS10のサブルーチンにおける処理内容については後述する。
ステップS10のサブルーチンが実行されるとステップS27へ進み、撮影モードを露光間ズーミング撮影以外の撮影モードに切り替えるように操作スイッチ144からの操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS27が肯定判断されると、本プログラムを終了して、通常の撮影モードで撮影するためのプログラムが起動される。ステップS27が否定判断されるとステップS29へ進み、不図示の電源スイッチがオフされたか否かを判断する。ステップS29が否定判断されるとステップS1へ戻る。ステップS29が肯定判断されると本プログラムを終了する。
−−−ステップS10のサブルーチンについて−−−
図7〜12は、図6のメインルーチンのステップS10のサブルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。図6のステップS23が肯定判断されるとステップS10のサブルーチンのステップS101へ進み、図6のステップS19で選択された撮影パターンが上述したパターン1であるか否かを判断する。ステップS101が肯定判断されるとステップS103へ進み、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離の情報を読み込んで、ステップS105へ進む。ステップS105において、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS107へ進む。
ステップS107において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるまで待機する。ステップS107が肯定判断されるとステップS108へ進み、ズームレンズを停止させてステップS109へ進む。ステップS109において、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ秒時および制御絞り値を算出するよう各部を制御してステップS111へ進む。ステップS111において、ステップS109の測光および測距演算の結果に基づいて、絞り制御信号およびレンズ制御信号を出力してステップS113へ進む。ステップS113において、メモリ138に一時的に記憶されている第2焦点距離の情報を読み込んでステップS115へ進む。ステップ115において、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御してステップS117へ進む。
ステップS117において、ステップS109で算出したシャッタ秒時が経過するまで待機する。ステップS117が肯定判断されるとステップS119へ進み、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS121へ進む。ステップS121において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるまで待機する。ステップS121が肯定判断されるとステップS123へ進み、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御してステップS124へ進む。ステップS124において、ズームレンズを停止させてステップS125へ進む。
ステップS125において、カメラ100の各部をリセットするように各部を制御してステップS127へ進む。ステップS127において、撮像素子104の露光によって得られた被写体像の画像のデータに所定の画像処理を行うように各部を制御してステップS129へ進む。ステップS129において、ステップS127で画像処理などを行った後の画像データを記憶媒体に書き込むように各部を制御してステップS131へ進む。ステップS131において、カメラ100の各部のリセットが完了するまで待機する。ステップS131が肯定判断されるとステップS10のサブルーチンにおける処理を終了して、図6のメインルーチンのステップS27へ戻る。
ステップS101が否定判断されると、図8のステップS201へ進み、図6のステップS19で選択された撮影パターンが上述したパターン2であるか否かを判断する。ステップS201が肯定判断されるとステップS203へ進み、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ秒時および制御絞り値を算出するよう各部を制御してステップS205へ進む。ステップS205において、ステップS203の測光および測距演算の結果に基づいて、絞り制御信号およびレンズ制御信号を出力してステップS207へ進む。ステップS207において、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離の情報を読み込んでステップS209へ進む。ステップ209において、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御してステップS211へ進む。
ステップS211において、ステップS203で算出したシャッタ秒時が経過するまで待機する。ステップS211が肯定判断されるとステップS213へ進み、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS215へ進む。ステップS215において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるまで待機する。ステップS215が肯定判断されるとステップS217へ進み、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御して、ステップS219へ進む。ステップS219において、ズームレンズを停止させて、図7のステップS125へ進む。
ステップS201が否定判断されると、図9のステップS301へ進み、図6のステップS19で選択された撮影パターンが上述したパターン3であるか否かを判断する。ステップS301が肯定判断されるとステップS303へ進み、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離および第2焦点距離の情報を読み込んで、ステップS304へ進む。ステップS304において、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS305へ進む。ステップS305において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるまで待機する。ステップS305が肯定判断されるとステップS306へ進み、ズームレンズを停止させてステップS307へ進む。
ステップS307において、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離から第2焦点距離まで変化するのに要するズーミング所要時間を算出してステップS309へ進む。ステップS309において、シャッタ秒時を、ステップS307で算出したズーミング所要時間に設定して、公知のシャッタ秒時を優先する測光演算と、測距演算を行って、制御絞り値を算出するよう各部を制御してステップS311へ進む。ステップS311において、ステップS307の測光および測距演算の結果に基づいて、レンズ制御信号および絞り制御信号を出力してステップS313へ進む。ステップS313において、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御してステップS315へ進む。
ステップS315において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるまで待機する。ステップS315が肯定判断されるとステップS317へ進み、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御して、ステップS319へ進む。ステップS319において、ズームレンズを停止させて、図7のステップS125へ進む。
ステップS301が否定判断されると、図10のステップS401へ進み、図6のステップS19で選択された撮影パターンが上述したパターン4であるか否かを判断する。ステップS401が肯定判断されるとステップS403へ進み、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ秒時および制御絞り値を算出するよう各部を制御してステップS405へ進む。ステップS405において、ステップS403の測光および測距演算の結果に基づいて、絞り制御信号およびレンズ制御信号を出力してステップS407へ進む。
ステップS407において、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離および第2焦点距離の情報を読み込んでステップS409へ進む。ステップ409において、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS411へ進む。ステップS411において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるまで待機する。ステップS411が肯定判断されるとステップS412へ進み、ズームレンズを停止させてステップS413へ進む。ステップS413において、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離に設定されるように、レンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS415へ進む。ステップS415において、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御してステップS417へ進む。
ステップS417において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるまで待機する。ステップS417が肯定判断されるとステップS418へ進み、ズームレンズを停止させてステップS419へ進む。ステップS419において、ステップS403で算出したシャッタ秒時が経過するまで待機する。ステップS419が肯定判断されるとステップS421へ進み、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御して、図7のステップS125へ進む。
ステップS401が否定判断されると、図11のステップS501へ進み、図6のステップS19で選択された撮影パターンが上述したパターン5であるか否かを判断する。ステップS501が肯定判断されるとステップS503へ進み、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離および第2焦点距離の情報を読み込んで、ステップS505へ進む。ステップS505において、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS507へ進む。
ステップS507において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるまで待機する。ステップS507が肯定判断されるとステップS508へ進み、ズームレンズを停止させてステップS509へ進む。ステップS509において、公知の測光および測距演算を行って、シャッタ秒時および制御絞り値を算出するよう各部を制御してステップS511へ進む。ステップS511において、ステップS509の測光および測距演算の結果に基づいて、絞り制御信号およびレンズ制御信号を出力してステップS513へ進む。ステップS513において、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS515へ進む。ステップS515において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるまで待機する。
ステップS515が肯定判断されるとステップS517へ進み、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS519へ進む。ステップS519において、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御してステップSS521へ進む。ステップS521において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるまで待機する。ステップS521が肯定判断されるとステップS522へ進み、ズームレンズを停止させてステップS523へ進む。ステップS523において、ステップS509で算出したシャッタ秒時が経過するまで待機する。ステップS523が肯定判断されるとステップS525へ進み、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御して、図7のステップS125へ進む。
ステップS501が否定判断されると、図12のステップS601へ進み、メモリ138に一時的に記憶されている第1焦点距離および第2焦点距離の情報を読み込んで、ステップS603へ進む。ステップS603において、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離から第1焦点距離まで変化するのに要するズーミング所要時間を算出してステップS605へ進む。ステップS605において、シャッタ秒時を、ステップS603で算出したズーミング所要時間に設定して、公知のシャッタ秒時を優先する測光演算と、測距演算を行って、制御絞り値を算出するよう各部を制御してステップS607へ進む。
ステップS607において、ステップS603の測光および測距演算の結果に基づいて、レンズ制御信号および絞り制御信号を出力してステップS609へ進む。ステップS609において、撮影レンズ101の焦点距離が、第1焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS611へ進む。ステップS611において、撮像素子104の露光を開始するよう各部を制御してステップS613へ進む。
ステップS613において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離となるまで待機する。ステップS613が肯定判断されるとステップS615へ進み、撮像素子104の露光を終了するよう各部を制御して、ステップS617へ進む。ステップS617において、ズームレンズを停止させて、図7のステップS125へ進む。
上述した第1の実施の形態のカメラ100では、次の作用効果を奏する。
(1) 第1〜第n+1画像に基づいて、露光間ズーミング画像の特徴が現れたシミュレーション画像を生成して表示モニタ142に表示するように構成した。これにより、カメラ100の操作者が露光間ズーミング撮影に先だって露光間ズーミング画像の構図等をシミュレーション画像によって確認できるので、露光間ズーミング撮影を行う際に撮影者の構図意図を反映できる。したがって、露光間ズーミング撮影を行う際に撮影者の構図意図を反映でき、撮影者の構図意図が反映された露光間ズーミング画像が得られる。
(2) 露光間ズーミング画像の芯の画像や尾の画像を模した画像がシミュレーション画像に表示されるように構成した。これにより、露光間ズーミング画像を擬似的に生成して表示モニタ142に表示できるので、露光間ズーミング撮影で得られる露光間ズーミング画像がどのような構図になるのかをカメラ100の操作者が容易に理解できる。
(3) 露光間ズーミング撮影における撮影パターンを選択可能に構成し、選択された撮影パターンに対応するシミュレーション画像を生成して表示モニタ142に表示するように構成した。これにより、撮影パターンの相違によるシミュレーション画像の構図の相違をカメラ100の操作者が容易に理解できる。
(4) 実際に撮影レンズ101の焦点距離を変更させた上で被写体像を撮像することで、すなわち光学ズームを利用して第1〜第n+1画像を得るように構成した。本実施の形態とは異なって、たとえば1つの画像データを画像処理することで第1〜第n+1画像を得るように構成した場合には、たとえば被写体に動きがあっても、その動きが露光間ズーミング画像の尾の画像に与える影響をシミュレーション画像では表すことができない。これに対して、本実施の形態では、たとえば被写体に動きがあっても、動いている被写体を実際に撮影することで第1〜第n+1画像を得ているので、被写体の動きが露光間ズーミング画像の尾の画像に与える影響をシミュレーション画像に表すことができる。したがって、より実際の露光間ズーミング画像に近いシミュレーション画像を得ることができるので、露光間ズーミング撮影で得られる露光間ズーミング画像がどのような構図になるのかをカメラ100の操作者により正しく提示できる。
−−−第2の実施の形態−−−
図13〜20を参照して、本発明によるカメラの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、シミュレーション画像の生成方法が第1の実施の形態と異なる。以下詳述する。
露光間ズーミング撮影のモードに移行するように、たとえば不図示の撮影モード選択ボタンが操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、撮影モードを露光間ズーミング撮影のモードに切り替えるともに、撮影レンズ101の広角端で被写体像を撮像するように各部を制御する。ここで撮像して得られる被写体像の画像(以下、元画像と呼ぶ)は、後述するように本実施の形態におけるシミュレーション画像の生成に用いられる。
撮影レンズ101の広角端で被写体像が撮像されると、メインCPU137は、画像処理回路135に、AFE回路131から出力された画像データにホワイトバランス処理などの画像処理を行わせ、画像処理後の画像データをメモリ138に一時的に記憶させる。また、メインCPU137は、元画像を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。これにより、図13に示すように、元画像の画像242aが表示モニタ142に表示される。なお、画像242aを表示する際には、メインCPU137は、画像242aとともに、露光間ズーミング撮影における撮影パターンの選択画面(パターン選択画面)150も表示させる。
たとえば不図示の十字選択ボタンなどが操作されて、図13に示すパターン選択画面150の中のいずれかのアイコン151〜156が選択されて、不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、選択されたアイコン151〜156に対応する撮影パターンがどれであるのかを示す情報(選択パターン情報)をメモリ138に一時的に記憶させる。
図13に示すパターン選択画面150の中のいずれかのアイコン151〜156が選択されると、メインCPU137は、図14に示すように、露光間ズーミング撮影の際に最も広角側となる焦点距離を設定するように操作者に促す表示170を元画像の画像242aとともに、表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。なお、メインCPU137は、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、現在の撮影レンズ101の焦点距離の目安を示す表示171を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。
操作者によるズームボタンの押圧操作により撮影レンズ101の焦点距離が変更されると、操作スイッチ144から出力されるズーム操作信号(望遠指示信号または広角指示信号)の出力継続時間に応じて、メインCPU137は、仮想的な撮影レンズ101の焦点距離の値(以下、仮想焦点距離と呼ぶ)を算出する。たとえば、撮影レンズ101の広角端における焦点距離が27mmであり、望遠指示信号または広角指示信号の出力継続時間1秒あたりの仮想焦点距離の変更量をたとえば10mmとする。たとえば、操作者が望遠側のズームボタンを2秒間押圧操作した場合、望遠指示信号の出力継続時間が2秒となり、メインCPU137は、仮想焦点距離を27mmから20mmだけ増やした47mmに設定する。ここで、たとえば、操作者が広角側のズームボタンを0.5秒間押圧操作した場合、広角指示信号の出力継続時間が0.5秒となり、メインCPU137は、仮想焦点距離を先ほど設定した47mmから5mmだけ減らした42mmに設定する。なお、この段階では、操作者によってズームボタンが押圧操作されても、撮影レンズ101の実際の焦点距離は変更されず、広角端に設定されたままとなる。
このように仮想焦点距離が設定されると、メインCPU137は、撮影レンズ101の広角端で撮像して得られた被写体像の画像242aの画像データ(以下、元画像データと呼ぶ)に対して、上述のように設定された仮想焦点距離で撮像された場合に得られる画像と同じ画角となるように、画像処理を行わせる。メインCPU137は、このように、いわゆる電子ズームによって得られた画像(画像242b)を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。このとき、露光間ズーミング撮影における広角側の画像が芯の画像となる場合、すなわち、パターン1またはパターン5に設定されている場合には、メインCPU137は、図15(a)に示すように、画像242bのコントラストを弱めずに表示するよう各部を制御する。また、露光間ズーミング撮影における広角側の画像が芯の画像とならない場合、すなわち、パターン2〜4またはパターン6に設定されている場合には、メインCPU137は、図15(b)に示すように、画像242bのコントラストを弱めて表示するよう各部を制御する。
ここで不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、この時点における仮想焦点距離を第1焦点距離としてメモリ138に一時的に記憶させる。そして、メインCPU137は、図16に示すように、露光間ズーミング撮影の際に最も望遠側となる焦点距離を設定するように操作者に促す表示172を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。なお、図16は、パターン1またはパターン5に設定されている場合の例である。
操作者によるズームボタンの押圧操作により撮影レンズ101の焦点距離が変更されると、操作スイッチ144から出力されるズーム操作信号(望遠指示信号または広角指示信号)の出力継続時間に応じて、メインCPU137は、上述の場合と同様に仮想焦点距離を算出する。たとえば、第1焦点距離として設定された仮想焦点距離が42mmであるとする。たとえば、操作者が望遠側のズームボタンを4秒間押圧操作した場合、望遠指示信号の出力継続時間が4秒となり、メインCPU137は、仮想焦点距離を42mmから40mmだけ増やした82mmに設定する。
このように仮想焦点距離が設定されると、メインCPU137は、現在の仮想焦点距離(上記の例では82mm)を第2焦点距離として仮に設定する。そして、メインCPU137は、メインCPU137は、次のようにしてシミュレーション画像を生成して表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。メインCPU137は、「撮像素子104の露光中に撮影レンズ101の焦点距離を第1焦点距離と第2焦点距離との間で変化させた時に撮像して得られる尾の画像」に相当する画像(以下、尾のシミュレーション画像と呼ぶ)を、上記元画像データに対して画像処理を行うことで生成するよう各部を制御する。そして、メインCPU137は、尾のシミュレーション画像を上述した画像242bに重ね合わせることで、シミュレーション画像を生成するよう各部を制御する。
露光間ズーミング撮影における広角側の画像が芯の画像となる場合、すなわち、パターン1またはパターン5に設定されている場合、メインCPU137は、図17(a)に示すように、コントラストが弱められていない画像242bに、尾のシミュレーション画像242cが重ね合わせたシミュレーション画像181を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。
露光間ズーミング撮影における望遠側の画像が芯の画像となる場合、すなわち、パターン2またはパターン4に設定されている場合には、メインCPU137は、上記元画像データに対して、第2焦点距離として仮に設定された仮想焦点距離で撮像された場合に得られる画像と同じ画角となるように、画像処理を行う。そして、図17(b)に示すように、メインCPU137は、この画像処理によって得られた画像242dに尾のシミュレーション画像242cを重ね合わせたシミュレーション画像182を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。
露光間ズーミング撮影における芯の画像が生成されない場合、すなわち、パターン3またはパターン6に設定されている場合、メインCPU137は、図17(c)に示すように、尾のシミュレーション画像242cが表されたシミュレーション画像183を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御する。
ここで不図示の決定ボタンが押圧操作されると、操作スイッチ144からの操作信号に基づいて、メインCPU137は、この時点における仮想焦点距離を第2焦点距離として設定してメモリ138に一時的に記憶させる。そして、メインCPU137は、メモリ138に格納された第1焦点距離および第2焦点距離の情報に基づいて、第1の実施の形態と場合と同様に、設定されたパターン1〜6に対応する露光間ズーミング撮影を行うよう各部を制御する。
メインCPU137は、撮像素子104の露光によって得られた被写体像の画像のデータに所定の画像処理を行い、画像処理後の画像データを記憶媒体に書き込むように各部を制御する。また、メインCPU137は、撮像して得られた露光間ズーミング画像を表示モニタ142に一定時間表示するように各部を制御する。その後、メインCPU137は、カメラ100の各部をリセットするように各部を制御する。これにより、カメラ100は、再び露光間ズーミング撮影ができるように露光間ズーミング撮影の撮影待機状態に復帰する。
−−−フローチャート−−−
図18〜20は、上述した露光間ズーミング撮影を行うプログラムの処理内容を示すフローチャートである。カメラ100の不図示の電源スイッチがオンされた後、撮影モードを露光間ズーミング撮影の撮影モードに切り替えるように操作スイッチ144からの操作信号を受信すると、この処理を行うプログラムが起動されて、メインCPU137で実行される。ステップS31において、撮影レンズ101の焦点距離が最も短くなるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS33へ進む。
ステップS33において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が最も短くなるまで待機する。ステップS33が肯定判断されるとステップS34へ進み、ズームレンズを停止させてステップS35へ進む。ステップS35において、被写体像を撮像するよう各部を制御してステップS37へ進む。ステップS37において、ステップS35で撮像して得られる被写体像の画像(元画像)とパターン選択画面150とを表示モニタ142に表示するよう各部を制御してステップS39へ進む。
ステップS39において、露光間ズーミング撮影の撮影パターンが選択されるまで待機する。すなわち、ステップS39において、ステップS37で表示モニタ142に表示させたパターン選択画面150の中から、任意のアイコン151〜156が選択されて決定するように操作スイッチ144からの操作信号を受信するまで待機する。
ステップS39が肯定判断されるとステップS41へ進み、ステップS39で選択された撮影パターンの情報(選択パターン情報)をメモリ138に一時的に記憶させてステップS43へ進む。ステップS43において、露光間ズーミング撮影の際に最も広角側となる焦点距離を設定するように操作者に促す表示170を元画像の画像242aとともに、表示モニタ142に表示させるよう各部を制御してステップS45へ進む。ステップS45において、操作スイッチ144からのズーム操作信号を受信するまで待機する。ステップS45が肯定判断されるとステップS47へ進み、上述したように仮想焦点距離を算出してステップS49へ進む。ステップS49において、操作スイッチ144からのズーム操作信号の受信が継続しているか否かを判断する。ステップS49が肯定判断されるとステップS47へ戻る。
ステップS49が否定判断されるとステップS51へ進み、元画像データに対して、ステップS47で算出された仮想焦点距離で撮像された場合に得られる画像と同じ画角となるように、画像処理を行うように各部を制御してステップS53へ進む。ステップS53において、図15(a)または図15(b)に示すように、ステップS51で生成された画像を表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。これにより、上述の説明における画像242bが表示モニタ142に表示される。なお、ステップS53では、パターン1またはパターン5に設定されている場合には、図15(a)に示すように、画像242bのコントラストを弱めずに表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。また、パターン2〜4またはパターン6に設定されている場合には、図15(b)に示すように、画像242bのコントラストを弱めて表示モニタ142に表示するよう各部を制御する。
ステップS53が実行されるとステップS55へ進み、露光間ズーミング撮影における最広角側の焦点距離が決定されたか否か、すなわち、決定ボタンが押圧操作されたとき操作スイッチ144から出力される操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS55が否定判断されるとステップS57へ進み、操作スイッチ144からのズーム操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS57が否定判断されるとステップS53へ戻る。ステップS57が肯定判断されるとステップS47へ戻る。
ステップS55が肯定判断されると、図19のステップS59へ進み、現時点における仮想焦点距離を第1焦点距離としてメモリ138に一時的に記憶させてステップS61へ進む。ステップS61において、図16に示すように、露光間ズーミング撮影の際に最も望遠側となる焦点距離を設定するように操作者に促す表示172を表示モニタ142に表示させるよう各部を制御してステップS63へ進む。ステップS63において、操作スイッチ144からのズーム操作信号を受信するまで待機する。ステップS63が肯定判断されるとステップS65へ進み、上述したように仮想焦点距離を算出してステップS67へ進む。ステップS67において、操作スイッチ144からのズーム操作信号の受信が継続しているか否かを判断する。ステップS67が肯定判断されるとステップS65へ戻る。
ステップS67が否定判断されるとステップS69へ進み、ステップS65で算出された現在の仮想焦点距離を第2焦点距離として仮に設定してメモリ138に一時的に記憶させてステップS71へ進む。ステップS71において、メモリ138に記憶されている第1焦点距離および第2焦点距離の情報や、元画像のデータなどに基づいて、尾のシミュレーション画像242cを生成するよう各部を制御してステップS73へ進む。ステップS73において、メモリ138に一時的に記憶されている選択パターン情報に基づいて、設定されている撮影パターンがパターン1またはパターン5のいずれかであるか否かを判断する。ステップS73が肯定判断されるとステップS75へ進み、図17(a)に示すように、コントラストが弱められていない画像242bに、尾のシミュレーション画像242cが重ね合わせたシミュレーション画像181を生成して表示モニタ142に表示させるよう各部を制御してステップS77へ進む。
ステップS73が否定判断されるとステップS83へ進み、メモリ138に一時的に記憶されている選択パターン情報に基づいて、設定されている撮影パターンがパターン2またはパターン4のいずれかであるか否かを判断する。ステップS83が肯定判断されるとステップS85へ進み、メモリ138に一時的に記憶されている第2焦点距離の情報および元画像データに基づいて、元画像に対して、仮設定されている第2焦点距離で撮像された場合に得られる画像と同じ画角となるように、画像処理を行ってステップS87へ進む。ステップS87において、図17(b)に示すように、ステップS85で得られた画像(画像242d)に尾のシミュレーション画像242cを重ね合わせたシミュレーション画像182を生成して表示モニタ142に表示させるよう各部を制御してステップS77へ進む。
ステップS83が否定判断されるとステップS89へ進み、図17(c)に示すように、尾のシミュレーション画像242cが表されたシミュレーション画像183を生成して表示モニタ142に表示させるよう各部を制御してステップS77へ進む。
ステップS77において、露光間ズーミング撮影における最望遠側の焦点距離が決定されたか否か、すなわち、決定ボタンが押圧操作されたとき操作スイッチ144から出力される操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS77が否定判断されるとステップS79へ進み、操作スイッチ144からのズーム操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS79が否定判断されるとステップS75へ戻る。ステップS79が肯定判断されるとステップS65へ戻る。
ステップS77が肯定判断されると、ステップS81へ進み、現時点における仮想焦点距離を第2焦点距離として決定してメモリ138に一時的に記憶させて、図20のステップS91へ進む。ステップS91において、メモリ138に一時的に記憶されている選択パターン情報に基づいて、設定されている撮影パターンがパターン1、パターン3、パターン4のいずれかであるか否かを判断する。ステップS73が肯定判断されるとステップS20のサブルーチンへ進む。ステップS20のサブルーチンにおける処理の内容は、第1の実施の形態の図7〜12に示されたステップS10のサブルーチンにおける処理の内容と同じであるので、詳細な説明を省略する。なお、本実施の形態では、図7のステップS131が肯定判断されると、図20のステップS97へ戻る点が第1の実施の形態とは異なる。
ステップS91が否定判断されるとステップS93へ進み、メモリ138に一時的に記憶されている第2焦点距離の情報を読み込んで、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるようにレンズ駆動部102にレンズ制御信号を出力してステップS95へ進む。ステップS95において、レンズ位置検出部103からの検出信号に基づいて、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるまで待機する。ステップS95が肯定判断されるとステップS96へ進み、ズームレンズを停止させてステップS20のサブルーチンへ進む。
ここで、ステップS93,S95を実行することにより、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離となるように制御しているが、その理由は次のとおりである。撮影パターンがパターン1,3,4以外(ステップS91否定判断)の場合、すなわち、撮影パターンがパターン2,5,6のいずれかである場合、露光間ズーミング撮影の撮影シーケンスの動作開始時には、撮影レンズ101の焦点距離が第2焦点距離に設定されている必要がある。しかし、第1の実施の形態の図7〜12に示されたステップS10のサブルーチンにおける処理の内容と同じ処理の内容である、本実施の形態のステップS20のサブルーチンでは、撮影パターンがパターン2,4,6のいずれかである場合、露光間ズーミング撮影の撮影シーケンスの動作開始時に、撮影レンズ101の焦点距離を第2焦点距離に設定するためのステップが存在しない。
また、本実施の形態におけるステップS91以前のステップでは、図18のステップS31,S33を実行することによって、撮影レンズ101の焦点距離が最も短い焦点距離となるように設定されたままとなっている。したがって、撮影パターンがパターン2,4,6のいずれかである場合、ステップS20のサブルーチンを実行する前に、撮影レンズ101の焦点距離を第2焦点距離に設定する必要がある。そこで、本実施の形態のカメラ100では、ステップS91が否定判断されると、ステップS20のサブルーチンを実行する前にステップS93,S95を実行することとしている。
なお、撮影パターンがパターン1,3,4(ステップS91肯定判断)の場合、本実施の形態のステップS20のサブルーチンにおいて、露光間ズーミング撮影の撮影シーケンスの動作開始時に、撮影レンズ101の焦点距離を第1焦点距離に設定するためのステップが存在するため、ステップS20のサブルーチンを実行する前に撮影レンズ101の焦点距離を第1焦点距離に設定するためのステップを挿入する必要がない。
ステップS20のサブルーチンが実行されるとステップS97へ進み、撮影モードを露光間ズーミング撮影以外の撮影モードに切り替えるように操作スイッチ144からの操作信号を受信したか否かを判断する。ステップS97が肯定判断されると、本プログラムを終了して、通常の撮影モードで撮影するためのプログラムが起動される。ステップS97が否定判断されるとステップS99へ進み、不図示の電源スイッチがオフされたか否かを判断する。ステップS99が否定判断されると、図18のステップS31へ戻る。ステップS99が肯定判断されると本プログラムを終了する。
上述した第2の実施の形態のカメラ100では、第1の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 元画像の画像データに対して画像処理を行うことで、シミュレーション画像を得るように構成した。これにより、シミュレーション画像を得るために撮影レンズ101の焦点距離を変更しなくてもよく、撮像素子104によって連続的に撮像をしなくても良いので、シミュレーション画像生成におけるカメラ100の消費電力を低減できる。
(2) 元画像の画像データに対して画像処理を行うことで、シミュレーション画像を得るように構成した。すなわち、最初に撮像して得られた1枚の元画像からシミュレーション画像を得るように構成した。これにより、シミュレーション画像を得るためにズーム操作中には所定のタイミングで撮像する第1の実施の形態と比べて、手ぶれの影響の少ないシミュレーション画像を生成できる。したがって、操作者が気軽にシミュレーション画像を生成させることができる。
−−−変形例−−−
(1) 上述した第1の実施の形態では、光学ズームを利用して第1〜第n+1画像を得るように構成したが本発明はこれに限定されない。たとえば、撮影レンズ101の焦点距離を最も短くなるように設定し、第1〜第n+1画像に相当する画像を撮像して得る際に、撮影レンズ101の焦点距離を変更せず、撮像素子104で連続的に撮像して得られるスルー画の画像データを、いわゆる電子ズームによって適宜拡大することにより、第1〜第n+1画像に相当する画像を生成するように構成してもよい。
具体的には、露光間ズーミング撮影のモードに移行すると、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が最も短くなるように各部を制御する。そして、操作スイッチ144から出力されるズーム操作信号(望遠指示信号または広角指示信号)を受信している間、所定のタイミング毎に撮像素子104で被写体像を撮像して画像を得て、得た画像に対して、ズーム操作信号の出力継続時間に応じて拡大するように画像処理を行うことで第1〜第n+1画像に相当する画像を生成するよう各部を制御する。
このように、いわゆる電子ズームによって第1〜第n+1画像に相当する画像を生成するように構成した場合、シミュレーション画像を得るために撮影レンズ101の焦点距離を変更しなくても良いので、シミュレーション画像生成におけるカメラ100の消費電力を低減できる。
また、たとえば、第2の実施の形態と同じように、露光間ズーミング撮影の撮影モードに移行した際に撮影レンズ101の広角端で被写体像を撮像し、この撮像によって得られた画像のデータに対して画像処理を行うことで、上述した第1〜第n+1画像に相当する画像を得るように構成してもよい。具体的には、第2の実施の形態と同様に、露光間ズーミング撮影のモードに移行すると、メインCPU137は、撮影レンズ101の広角端で被写体像を撮像するように各部を制御する。これにより、第2の実施の形態と同様に、元画像の画像データ(元画像データ)が得られる。メインCPU137は、操作スイッチ144から出力されるズーム操作信号(望遠指示信号または広角指示信号)を受信している間、所定のタイミング毎に元画像データを画像処理することで、第1〜第n+1画像に相当する画像を生成するよう各部を制御する。これにより、シミュレーション画像を得るために撮影レンズ101の焦点距離を変更しなくてもよく、撮像素子104によって連続的に撮像をしなくても良いので、シミュレーション画像生成におけるカメラ100の消費電力を低減できる。
(2) 上述した第2の実施の形態では、露光間ズーミング撮影の撮影モードに移行した際に撮影レンズ101の広角端で被写体像を撮像し、この撮像によって得られた画像のデータに対して画像処理を行うことでシミュレーション画像を生成するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、撮影レンズ101の焦点距離を最も短くなるように設定し、シミュレーション画像を生成する際に、撮影レンズ101の焦点距離を変更せず、撮像素子104で連続的に撮像して得られるスルー画の画像データを、いわゆる電子ズームによって適宜拡大することにより、シミュレーション画像を生成するための元の画像のデータを得て、シミュレーション画像を生成するように構成してもよい。
具体的には、露光間ズーミング撮影のモードに移行すると、メインCPU137は、撮影レンズ101の焦点距離が最も短くなるように各部を制御する。そして、操作スイッチ144から出力されるズーム操作信号(望遠指示信号または広角指示信号)を受信している間、所定のタイミング毎に撮像素子104で被写体像を撮像して画像を得て、得た画像に対して、ズーム操作信号の出力継続時間に応じて拡大するように画像処理を行うことでシミュレーション画像を生成するための元の画像のデータを得るよう各部を制御する。
このように、スルー画の電子ズームによって、シミュレーション画像を生成するための元の画像のデータを得るように構成した場合、被写体の動きが露光間ズーミング画像の尾の画像に与える影響をシミュレーション画像に表すことができる。したがって、より実際の露光間ズーミング画像に近いシミュレーション画像を得ることができるので、露光間ズーミング撮影で得られる露光間ズーミング画像がどのような構図になるのかをカメラ100の操作者により正しく提示できる。
(3) 上述の説明では、シミュレーション画像を生成するために必要な画像を得るための撮影時、および、露光間ズーミング撮影時の手ぶれ補正については特に言及していなかったが、たとえば、露光間ズーミング撮影を行う撮影モードに設定された際には、シミュレーション画像を生成するために必要な画像を得るための撮影時、および、露光間ズーミング撮影時の手ぶれ補正を自動的に行うように構成してもよい。
(4) 上述した第1の実施に形態において、メインCPU137が、不図示の測光センサの検出信号に基づいて、第1〜第n+1画像の各画像を撮像して得る度に被写体輝度を判定して、尾の画像が薄くなり、露光間ズーミング画像中に尾の画像が十分現れないと判断される場合には、被写体の輝度不足である旨を表示モニタ142に表示させるように構成してもよい。また、露光間ズーミング撮影における測光演算を行った際に、メインCPU137が、不図示の測光センサの検出信号や、第1焦点距離および第2焦点距離、焦点距離に依存する撮影レンズ101のF値等に基づいて、露光間ズーミング画像中に尾の画像が十分現れない否かを判定するように構成し、露光間ズーミング画像中に尾の画像が十分現れないようであれば、被写体の輝度不足である旨を露光間ズーミング撮影の開始前に表示モニタ142に表示させるように構成してもよい。
なお、第1の実施の形態において、上述したように露光間ズーミング画像中に尾の画像が十分現れないと判断された場合、露光間ズーミング撮影を行う際に、不図示のズームレンズの移動速度を低下させてズーミングを行うように、メインCPU137がレンズ駆動部102に制御信号を出力するように構成してもよい。また、第1の実施の形態において、上述したように露光間ズーミング画像中に尾の画像が十分現れないと判断された場合、露光間ズーミング撮影を行う際に、AFE回路131のゲイン調節によってISO感度を上昇させるように、メインCPU137がAFE回路131に制御信号を出力するように構成してもよい。
(5) 上述した第1の実施の形態において、第2〜第n画像の枚数については特に言及していないが、第2〜第n画像の枚数は特に問わない。第2〜第n画像の枚数が0枚であっても、すなわち、第1画像と第n+1画像だけが得られていてもよい。この場合であっっても、第1画像と第n+1画像とに基づいて、少なくとも露光間ズーミング画像の特徴である尾の両端の画像が得られるので、尾の長さをシミュレーション画像で表現できる。
(6) 上述の説明では、芯の画像が得られるように露光間ズーミング撮影を行う際には、芯の画像を得るために撮影レンズ101の焦点距離を変更せずに保持する時間を、公知の測光演算で得られたシャッタ秒時と一致させ、さらに、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離から第2焦点距離まで変化する間も露光するように構成している。すなわち、上述の説明では、芯の画像が得られるように露光間ズーミング撮影を行う際には、露光時間を公知の測光演算で得られたシャッタ秒時と、ズーミング所要時間との合計時間としているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、露光間ズーミング撮影に先だって、メインCPU137が、ズーミング所要時間を算出し、芯の画像を得るために撮影レンズ101の焦点距離を変更せずに保持する時間を算出したズーミング時間と略一致させるように各部を制御するように構成してもよい。露光時間を前者(すなわち上述した第1および第2の実施の形態)のように規定した場合には、手ぶれに起因する露光間ズーミング画像のブレが少なくなるという作用効果を奏する。また、露光時間を後者(すなわち変形例)のように規定した場合には、露光間ズーミング画像における芯の画像と尾の画像との濃度のバランスが良好となるという作用効果を奏する。
なお、カメラ100が三脚に取り付けられているか否かを検出できるように構成し、カメラ100が三脚に取り付けられていると判断される場合には、メインCPU137が、露光時間を後者のように規定し、カメラ100が三脚に取り付けられていないと判断される場合には、メインCPU137が、露光時間を前者のように規定するように構成してもよい。
(7) 上述の説明では特に言及していないが、被写体輝度が高く、ズーミング所要時間の露光によって露出過剰となる場合には、NDフィルタを用いるようにしてもよい。
(8) 上述の説明では、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離または第2焦点距離のいずれかに設定された際に芯の画像を得るようにしているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、撮影レンズ101の焦点距離が第1焦点距離と第2焦点距離との間の任意の焦点距離に設定されたときに、所定時間だけズーミングを中断するようにメインCPU137がレンズ駆動部102に制御信号を出力するように構成することで、第1焦点距離と第2焦点距離との間の任意の焦点距離における芯の画像が得られるように構成してもよい。なお、このように構成した場合に、露光間ズーミング撮影時のズーミングの最中に複数回ズーミングを中断するようにメインCPU137がレンズ駆動部102に制御信号を出力するように構成することで、第1焦点距離と第2焦点距離との間の任意の焦点距離における芯の画像が複数得られるように構成してもよい。
(9) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、焦点距離が変更可能な撮影レンズを通過した被写体光による被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像して得られる被写体像の画像に基づいて、撮影レンズの焦点距離が第1の焦点距離に設定されたときに得られる画像に相当する第1画像、および、撮影レンズの焦点距離が第2の焦点距離に設定されたときに得られる画像に相当する第2画像の2つの画像を少なくとも生成する画像生成手段と、撮影レンズの焦点距離が第1の焦点距離と第2の焦点距離との間で変化した際に撮像手段で撮像して得られる露光間ズーミング画像の特徴が現れたシミュレーション画像を、画像生成手段で生成された第1画像および前記第2画像に基づいて生成するシミュレーション画像生成手段と、シミュレーション画像生成手段で生成したシミュレーション画像を表示する表示手段とを備えることを特徴とする各種構造のカメラを含むものである。
本発明によるカメラ(カメラ100)の全体構成を示す図である。 シミュレーション画像生成の過程で表示モニタ142に表示される画像を示す図である。 露光間ズーミング撮影における撮影パターンを説明する図である。 初期シミュレーション画像およびパターン選択画面150について説明する図である。 選択された撮影パターンと表示モニタ142に表示されるシミュレーション画像との関係を示す図である。 露光間ズーミング撮影を行うプログラムの処理内容を示すフローチャートである。 図6のメインルーチンのステップS10のサブルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。 図6のメインルーチンのステップS10のサブルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。 図6のメインルーチンのステップS10のサブルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。 図6のメインルーチンのステップS10のサブルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。 図6のメインルーチンのステップS10のサブルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。 図6のメインルーチンのステップS10のサブルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施に形態において、撮影モードが露光間ズーミング撮影のモードに切り替えられた後に、表示モニタ142に表示される画面を説明する図である。 図13に示すパターン選択画面150の中のいずれかのアイコン151〜156が選択された後に、表示モニタ142に表示される画面の一例を説明する図である。 画像242bおよび表示170の表示例を説明する図である。 画像242bおよび表示172の表示例を説明する図である。 シミュレーション画像の表示例を示す図である。 第2の実施の形態の露光間ズーミング撮影を行うプログラムの処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の露光間ズーミング撮影を行うプログラムの処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の露光間ズーミング撮影を行うプログラムの処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
100 カメラ 101 撮影レンズ
102 レンズ駆動部 103 レンズ位置検出部
104 撮像素子 135 画像処理回路
137 メインCPU 138 メモリ
142 表示モニタ

Claims (6)

  1. 焦点距離が変更可能な撮影レンズを通過した被写体光による被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像して得られる被写体像の画像に基づいて、前記撮影レンズの焦点距離が前記第1の焦点距離に設定されたときに得られる画像に相当する第1画像、および、前記撮影レンズの焦点距離が前記第2の焦点距離に設定されたときに得られる画像に相当する第2画像の2つの画像を少なくとも生成する画像生成手段と、
    前記撮影レンズの焦点距離が前記第1の焦点距離と前記第2の焦点距離との間で変化した際に前記撮像手段で撮像して得られる露光間ズーミング画像の特徴が現れたシミュレーション画像を、前記画像生成手段で生成された前記第1画像および前記第2画像に基づいて生成するシミュレーション画像生成手段と、
    前記シミュレーション画像生成手段で生成した前記シミュレーション画像を表示する表示手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記撮影レンズの焦点距離を変更する焦点距離変更手段と、
    前記撮像手段による撮像中に、前記撮影レンズの焦点距離を前記第1の焦点距離と前記第2の焦点距離の一方または他方で保持する期間と、前記撮影レンズの焦点距離を一方から他方へ変化する期間とが存在するように、前記焦点距離変更手段および前記撮像手段を制御することで前記露光間ズーミング画像を取得する露光間ズーミング画像取得手段とをさらに備え、
    前記シミュレーション画像生成手段は、前記露光間ズーミング画像取得手段で取得する前記露光間ズーミング画像の特徴が現れたシミュレーション画像を生成することを特徴とするカメラ。
  3. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    前記露光間ズーミング画像取得手段は、前記撮像手段による撮像中に、前記撮影レンズの焦点距離を前記第1の焦点距離と前記第2の焦点距離の一方で保持する期間が先に設けられ、前記撮影レンズの焦点距離を一方から他方へ変化する期間が後に設けられるように前記焦点距離変更手段および前記撮像手段を制御することで第1露光間ズーミング画像を取得することができ、
    前記露光間ズーミング画像取得手段は、前記撮像手段による撮像中に、前記撮影レンズの焦点距離を一方から他方へ変化する期間が先に設けられ、前記撮影レンズの焦点距離を前記第1の焦点距離と前記第2の焦点距離の他方で保持する期間が後に設けられるように前記焦点距離変更手段および前記撮像手段を制御することで第2露光間ズーミング画像を取得することができ、
    前記露光間ズーミング画像取得手段で前記第1露光間ズーミング画像を取得するのか前記第2露光間ズーミング画像を取得するのかを操作者が選択するための撮像方法選択手段をさらに備え、
    前記シミュレーション画像生成手段は、前記第1露光間ズーミング画像を取得するように前記撮像方法選択手段で選択されている場合には、前記第1露光間ズーミング画像の特徴が現れた第1シミュレーション画像を生成し、前記第2露光間ズーミング画像を取得するように前記撮像方法選択手段で選択されている場合には、前記第2露光間ズーミング画像の特徴が現れた第2シミュレーション画像を生成することを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記画像生成手段は、前記撮影レンズの焦点距離が前記第1の焦点距離と前記第2の焦点距離との間で変化している最中に前記撮像手段によって撮像して得られる少なくとも1つの第3画像をさらに生成し、
    前記シミュレーション画像生成手段は、前記画像生成手段が生成した前記第3画像をさらに利用して、前記シミュレーション画像を生成することを特徴とするカメラ。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記画像生成手段は、前記撮影レンズの焦点距離が最短距離に設定されたときに前記撮像手段によって撮像して得られる被写体像の画像を処理することによって、少なくとも前記第1画像および前記第2画像を生成することを特徴とするカメラ。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    被写体の輝度を検出する被写体輝度検出手段と、
    前記被写体輝度検出手段で検出した前記被写体の輝度が所定の輝度よりも低い場合には、操作者に対して報知する報知手段とをさらに備えることを特徴とするカメラ。
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