JP5661806B2 - デジタルクロック再生器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般にクロック信号の安定化に関する。より詳細には、本発明は、請求項1の従来部分によるクロック再生器および請求項15の従来部分による方法に関する。また、本発明は、請求項29によるコンピュータープログラムおよび請求項によるコンピューター可読媒体にも関する。
慣例では、デジタル設計のクロック信号が、例えば、周波数および相安定性などに関する、特定の品質基準を満たすことを確実にするため、いわゆる位相ロックループ(PLL)回路が使用されてきた。しかし、PLLの設計は、アナログの要素を必要とし、それ故、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)で実現される、純粋なデジタル設計に統合できない。これは、ほとんどの場合、全デジタル(アナログの構成ブロックがない)設計が、より費用効果の高い選択肢であるため、不利である。
国際特許第WO93/12600号および米国特許第6,219,396号に、クロック信号を再生するためのジッター除去(de−jittering)設計に関する記載があり、欧州特許第599 311号にはクロック再生回路が示されている。3つの全ての文書が、異なる形式のPLLを表している。
劣化している信号を再生するための様々な非PLLソリューションも知られている。これらのソリューションのうちのいくつかは、変動する周波数をもつクロック信号を安定させるために採用できる。
Aguiar,R.L.らの「Design and Performance of 155 Mbps Clock/Data Recovery Circuits on Heavy Loaded PLDs」、Analog Integrated Circuits and Signal Processing、43、159−170、2005は、最適な特性をもつ信号を選択するための全デジタル機構を明らかにしている。ここでは、最も適切なサンプルを再生されたデータとして、または最も適切な位相を再生されたクロックとして選択するために、いわゆる位相検出(phase picking)が使用される。しかし、入力クロック信号に関して、平均化は実行されない。
欧州特許第1 865 649号は、オーバーサンプリングおよびトラッキングの両方を用いる、総デジタルクロック(overall digital clock)および再生ソリューションを記載している。ここでは、入力データストリームが、高周波クロックによってオーバーサンプリングされる。入力データストリームは、オーバーサンプリングされたストリームの隣接するサンプル間に遷移(transition)を位置付けることにより、また、隣接するサンプル間に遷移が見つからないオーバーサンプリングされたストリーム内に非遷移領域を移動させることにより、トラッキングされる。結果として生じる再生されたデータ信号は、非遷移領域の中央部分として取得される。再生されたクロック信号は、前記オーバーサンプリンのために使用された高周波クロックを分割することによって生成される。しかし、入力クロック信号の平均周期時間を決定すべきであるという教示または提案はない。
米国特許第4,310,795号は、遠隔測定で使用される周期信号の特性をモニタリングするためのソリューションを開示する。具体的に言うと、高周波パルス発生器からのステップパルス(stepping pulse)を数え、周期信号をモニタリングする位相角検出器からのパルスを再設定することにより、低周波周期信号の平均周期を測定する回路が記載されている。第1のシフトレジスターは、各ステップパルスのカウントがロードされ、加算器が第1のシフトレジスターの出力で、全てのステップパルスの合計を符号化する信号を送信する。第2のシフトレジスターは、加算器の出力合計がロードされ、減算器に接続されている最初で最後の記憶セルをもち、低周波信号の平均周期における変化を示す信号を送信する。それ故、所望の周波数からのいかなるずれ(deviation)も検出できる。しかし、低周波信号は、そのようなものとして変わらないままである。
〔従来技術に関する問題〕
したがって、劣化した信号を再生するための様々なソリューションが知られている。周期的信号の平均周期を決定するためのソリューションも知られている。それにもかかわらず、従来のPLL回路の置換えが可能な、従来の全デジタルソリューションはない。
本発明の目的は、前述の問題を解決し、安定したクロック信号を生成するための効率的で信頼できる、費用効率の高いソリューションを提供することであり、そのソリューションは、デジタル統合に適している。
本発明の一態様によれば、その目的は、初めに記述したように、クロック再生器によって達成され、そのクロック再生器は平均化装置および出力装置を含む。平均化装置は、サンプリング装置からいくつかの周期長値を受け取り、それに基づき、前記数の周期長値に相当するいくつかの周期を含む平均化期間(averaging interval)に渡って、入力クロック信号に対する平均周期時間を表す平均周期長値を生成するように構成される。出力装置は、その平均周期長値およびサンプリングクロック信号に基づいて、安定した出力クロック信号を生成するように構成される。
この設計は、同期化の保持を可能にするソースクロック信号の重要な特性を維持しながら、ジッターおよび/または位相変調の多いソースクロック信号に基づいてクリーン(clean)なクロック信号を生成できるため、有利である。
本発明のこの態様の1つの好ましい実施形態によれば、平均化装置は、平均周期長値が、サンプリングクロック信号の整数の数の周期の期間に等しくなるように、平均周期長値を生成するように構成される。平均化装置は、平均化期間について計算された平均周期長と平均周期長値との間の差を表す丸め誤差値を決定し、平均周期長値の長時間平均が、計算された周期長の長時間平均と等しくなるように、将来の平均周期長値を生成する際に丸め誤差値を補正するようにさらに構成される。その結果として(平均周期長値が計算された平均周期長値の端数を切り上げられているか、または切り捨てられているかにかかわらず)、系統的誤差が取り込まれない。それ故、安定した出力クロック信号が、入力クロック信号の位相の合った(phase−true)表現であることが確実になる。
本発明のこの態様の別の好ましい実施形態によれば、平均化装置は、平均化期間内の前記数の周期長値のうちの少なくとも2つの周期長値に対して異なる重みを割り当てる加重関数にさらに基づいて、平均周期長値を計算するように構成される。平均周期長値のかかる決定は、例えば、安定した出力クロック信号が、入力クロック信号における任意の周波数変動に対してもっと対応することが望ましい場合、有利である。すなわち、歴史的な加重関数は、現在の、またはより最近の周期長値よりも前の周期長値に、あまり影響を与えないようにすることを可能にする。
本発明のこの態様のさらに別の好ましい実施形態によれば、平均化装置は、平均周期長値(および計算された平均周期長)をローリング方式で(on a rolling basis)更新するように構成される。これは、非初期の各平均周期長値(または計算された平均周期長)が、先行の平均化期間に重なり合う平均化期間を表すことを意味する。この種のローリング平均(rolling average)は、それによって、安定した出力クロック信号におけるいかなる周波数変動も相対的になだらかで緩やかにできるため、有利である。
もちろん、平均周期長値(および/または計算された平均周期長)が、重なり合わないように更新されることは、技術的に不可能ではない。それ故、本発明のこの態様のさらにまた別の好ましい実施形態によれば、平均化装置は、平均周期長値を、入力クロック信号の少なくとも2つの周期に等しい事前定義した間隔で、計算および更新するように構成される。それ故、代わりに、各平均周期長値は、どの先行の平均化期間とも重なり合っていない平均化期間を表す。
本発明のこの態様の別の好ましい実施形態によれば、クロック再生器は、各平均周期長値を受信し、それに基づいて、安定した出力クロック信号の所与のパルスが生成されるべきタイムポイントを示す、それぞれのタイムポイント値を生成するように構成されたアキュムレーター装置を含む。したがって、安定した出力クロック信号を生成することは、比較的容易なタスクになる。好ましくは、バッファー装置は、アキュムレーター装置からタイムポイント値を受信し、これらの値の少なくとも1つを一時的に保存する。出力装置は、その後、さらに好ましくは、バッファー装置に保存されている前記タイムポイント値の最も古い値を読み出し、読み出した各タイムポイント値について、その読み出した各タイムポイント値によって示されるタイムポイントで、安定した出力クロック信号のパルスを生成するように構成される。
本発明のこの態様のさらに別の好ましい実施形態によれば、クロック再生器は、カウンター装置も含む。この装置は、基準タイムポイント以後にサンプリングクロック信号によって完了した周期数を表すタイム値カウントを繰返し生成するように構成される。出力装置は、ここでは具体的に、タイム値カウントを受信し、そのタイム値カウントをバッファー装置から読み出したタイムポイント値と比較し、タイム値カウントが現在のタイムポイント値と一致する場合は安定した出力クロック信号のパルスを生成し、その後、バッファー装置から次のタイムポイント値を読み出す、などの処理を行うように構成される。それ故、安定した出力クロック信号は、確実な方法で生成することができる。
本発明のこの態様の代わりの好ましい実施形態によれば、クロック再生器は、代わりに、平均化装置から平均周期長値を直接受信するバッファー装置を含む。バッファー装置は、受信した各平均周期長値を一時的に保存し、要求メッセージに応じて、その保存している平均周期長値を先入れ先出し方式で出力装置に転送する。それにより、受信した各要求メッセージに対して、保存されている最も古い平均周期長値が転送される。ここで、出力装置は、さらに好ましくは、バッファー装置から平均周期長値を受信し、安定した出力クロック信号を、その各周期が最後に受信した平均周期長値で示されるとおりに持続時間を有するように生成し、安定した出力クロック信号の各周期の完了後に、要求メッセージをバッファー装置に送信するように構成される。それ故、出力クロック信号は、前の段落で説明した方法に比べて、確実ではあるが、代替の方法で生成される。
本発明のこの態様のさらに別の好ましい実施形態によれば、クロック再生器は、遅延化装置および遅延調整装置を含む。遅延化装置は、少なくとも1つの丸め誤差値を平均化装置から受信し、前記受信した少なくとも1つの丸め誤差値の各々を遅延させ、したがって、それぞれの遅延された丸め誤差値を生成するように構成される。遅延調整装置は、出力装置で生成された安定した出力クロック信号を受信し、遅延された丸め誤差値を遅延化装置から受信し、それに応じて、出力装置で生成された出力クロック信号に対して遅延されているジッター除去されたクロック信号を生成するように構成される。遅延は、ここでは、遅延された丸め誤差値の関数であり、遅延化装置は、遅延調整装置内で、各遅延された丸め誤差値が、問題の丸め誤差値が関連する出力クロック信号の周期に影響を与えるように、前記受信した少なくとも1つの丸め誤差値を遅延させるように構成される。この種の遅延調整は、それにより、安定した出力クロックの超高分解能が達成可能であるため、有利である。例えば、本発明の以降の説明で後述するように、5GHzのサンプリングクロック速度は、0.0988psの高さの分解能を生じ得る。
本発明のこの態様のさらなる好ましい実施形態によれば、クロック再生器は、サンプリングクロック信号を受信し、それに基づき、そのサンプリングクロック信号より所定の倍数高いか、またはそのサンプリングクロック信号の所定の割合のいずれかである周波数をもつ変更されたサンプリングクロック信号を生成するように構成された周波数変換装置を含む。それにより、出力装置は、安定した出力クロック信号をサンプリングクロック信号から直接生成することに限定されない。代わりに、安定した出力クロック信号は、変更されたサンプリングクロック信号に基づいて生成でき、それ故、設計の柔軟性のレベルが改善される。
本発明の別の態様によれば、オブジェクトは、最初に説明した方法でアーカイブされ、その方法では、周期長値が、サンプリングされた入力クロック信号で示される周期長値の数に等しい周期数に渡って平均化される。それ故、前記数の周期長値に等しい周期数を含む平均化期間に渡って、入力クロック信号に対する平均周期時間を表す、平均周期長値が生成される。安定した出力クロック信号が、その後、平均周期長値およびサンプリングクロックに基づいて生成される。この方法の利点は、その好ましい実施形態と同様、提案するクロック再生器に関して前述した詳解から明らかである。
本発明のさらに別の態様によれば、オブジェクトは、コンピュータープログラムによってアーカイブされ、それは、コンピューターのメモリに直接ロード可能であり、前記プログラムがコンピューター上で実行される際に、前述の提案した方法を実施するように適合されたソフトウェアを含む。
本発明の別の態様によれば、オブジェクトは、その上に記録されたプログラムを有するコンピューター可読媒体によってアーカイブされ、そのプログラムは、そのプログラムがコンピューターにロードされると、前述の提案した方法を実行するようコンピューターを制御するはずである。
本発明のさらなる利点、有益な特徴および用途は、以下の説明および従属する特許請求の範囲から明らかであろう。
本発明について、ここで、例として開示されている好ましい実施形態を用いて、また、添付の図を参照しながら、より詳しく説明する。
本発明の第1の実施形態によるクロック再生器のブロック図を示す。 本発明の第2の実施形態によるクロック再生器のブロック図を示す。 本発明の第3の実施形態によるクロック再生器のブロック図を示す。 流れ図を用いて、本発明による安定した出力クロック信号を生成する一般的方法を示す。
まず、図1を参照すると、これは、本発明の第1の実施形態によるクロック再生器のブロック図を示す。クロック再生器は、サンプリング装置110、平均化装置120および出力装置150を含む。好ましくは、クロック再生器は、アキュムレーター装置130およびバッファー装置140も有し、さらに、処理装置180およびコンピューター可読媒体185と結合されている。
サンプリング装置110は、変動する周期時間を有する入力クロック信号CLKinを受信し、サンプリングクロック信号CLKsmplを受信するように構成される。サンプリングクロック信号CLKsmplは、入力クロック信号CLKinの平均周波数より実質的に高い周波数を有する。一般に、サンプリングクロック信号CLKsmplは、50MHz〜10GHzの範囲の周波数を有し、入力クロック信号CLKinは、数倍低い周波数を有する。例えば、入力クロック信号CLKinは、2MHzの周波数を有し得、かかる場合、サンプリングクロック信号CLKsmplは、例えば、約1GHzの周波数を有し得る。2MHz/1GHzの関係を仮定すると、入力クロック信号CLKinの各周期に対して、サンプリングクロック信号CLKsmplは、通常、500周期(すなわち、整数)を完了するであろう。サンプリング装置110は、入力クロック信号CLKinをサンプリングクロック信号CLKsmplに基づいてサンプリングし、入力クロック信号CLKinの各周期に対してそれぞれの周期長値PLを生成するようさらに構成される。
サンプリング装置110は、好ましくは、周期長値PLを表すために、少なくとも6ビットを出力する。6ビットは、63の値までの周期に対して十分である。しかし、いくつかの実施態様では、わずか2ビットで十分であり得、一方、他の場合には、ジッターはもっと多くのビットの使用を必要とし得、入力クロック信号CLKinでの随時中断が許容される場合は、16ビットが必要であることが分かり得る。16ビットでは、前述の周波数とすれば、0.05msの入力クロックにおける中断が、オーバーフローなしで許容できる。サンプリング装置110は、好ましくは、「オーバーフローフラグ」を表す出力信号も生成する。すなわち、クロック再生器の再同期のいかなる必要性も検出可能であることが重要である。かかるオーバーフローの後に装置が再同期化されなければ、入力クロック信号CLKinと出力クロック信号CLKoutとの間の位相差が、予測できない方法で変更されるであろう。
平均化装置120は、サンプリング装置110からいくつかの周期長値PLを受信し、それに基づいて、前記数の周期長値PLに相当するいくつかの周期を含む平均化期間に渡って、入力クロック信号CLKinに対する平均周期時間を表す平均周期長値PLavgを生成するように構成される。例えば、平均化期間は、256の周期長値PL(すなわち、2、ここでN=8)を含み得、かかる場合、平均化装置120は、平均周期長値PLavgを生成し、ここで、各平均周期長値PLavgは、入力クロック信号CLKinの256周期を含む履歴の期間に対する平均周期時間を表す。
平均化装置120は、平均周期長値PLavgをローリング方式または非ローリング方式のいずれかで更新するように構成される。前者の場合、平均化装置120は、非初期の各平均周期長値PLavgが先行の平均化期間に重なり合う平均化期間を表すように、平均周期長値PLavgを更新する。しかし、平均化装置120が、平均周期長値PLavgを非ローリング方式で更新するように構成されている場合、各平均周期長値PLavgが、どの先行の平均化期間とも重なり合っていない平均化期間を表すように、平均周期長値PLavgは、入力クロック信号CLKinの少なくとも2つの周期に等しい事前定義した間隔で更新される。
いずれにせよ、出力装置150は、平均周期長値PLavgおよびサンプリングクロック信号CLKsmplに基づき、安定した出力クロック信号CLKoutを生成するように構成される。安定した出力クロック信号CLKoutは、サンプリングクロック信号CLKsmplに基づいているため、出力クロック信号CLKoutの各周期が、サンプリングクロック信号CLKsmplの整数の数の周期に対応する場合、非常に有利である。当然ながら、サンプリングクロック信号CLKsmplは、入力クロック信号CLKinより数倍(例えば、500)高い周波数を有するが、平均周期長値PLavgがサンプリングクロック周期の正確な整数の数に等しくない場合もあり得る。それ故、系統的誤差を回避するため、本発明の1つの好ましい実施形態によれば、平均化装置210は、以下のように稼働するように構成される。
平均化装置120は、平均周期長値PLavgが、サンプリングクロック信号CLKsmplの整数の数の周期の継続時間にちょうど等しくなるように、平均周期長値PLavgを生成する。しかし、平均化装置120は、平均化期間に対して計算された平均周期長PLcavgと平均周期長値PLavgとの間の差を表す丸め誤差値REVも決定する。その後、将来の平均周期長値PLavgを生成する際に、平均化装置120は、平均周期長値PLavgの長時間平均が、計算された周期長PLcavgの長時間平均と等しくなるように、丸め誤差値REVを補正する。したがって、平均周期長値PLavgが、計算された平均周期長PLcavgに対して切り上げられているか、または切り捨てられているかは、後で補正されるため、重要ではない。
以下の表1は、10進値の例を用いて、平均周期長値PLavgが、入力クロック信号CLKinの4つの周期のローリング平均化期間に渡ってどのように決定されるか、また、それにどのように基づいて、安定した出力クロック信号CLKoutが生成されるかを示す。
表1の列2は、入力クロックCLKinの周期の値を表す。表に示すように、入力クロック信号CLKinは、ここでは、最初の4行の間、10進数値8の周期長を有する。その後、行5〜行11の間、周期長は10進数値14に増加し、そして最終的に、行12以後は、周期長は10進数値4に減少する。
表1の列3は、4つの周期長値PLのローリング合計を示す。計算では、1行の遅延があると仮定することに留意されたい。これは、行5で周期長値PLが8から14に変化すると、ローリング合計が行6で初めて変化する例について明らかになる。
表1の列4は、いわゆる修正されたローリング合計を示す。ここでの第1の修正は行7で起こり、そこでは、列7の先行する行(すなわち、行6)からの誤差項が追加されている。列7の誤差項は、計算された平均周期長PLcavgと平均周期長値PLavgとの間のどのような差も補正し、列7に関連して以下で詳細に説明する。
表1の列5は、列4の値を4で割ることにより得られた、修正済みローリング合計の平均値を示し、4は、ここでは、平均周期長値PLavgを決定するために平均化が実行される周期長値PLの数である。
表1の列6は、整数に切り下げられた、列5の値を示す。列6の数は、出力クロック信号CLKoutの周期長値に対応し、これらの周期長値は、その結果として、入力クロック信号CLKinの周期長値PLの低域通過フィルター処理バージョンと見なすことができることに留意されたい。
表1の各行での列7は、列6の値から列5の値を引き、その後、この値に4(すなわち、平均化期間を表す)を掛けることにより得られた誤差項を表す。
入力クロック信号CLKinの各周期が始まるそれぞれのタイムポイントは、列2の周期長値PLを累算することにより得られる。表1の列8は、これらのタイムポイントを表し、それは、同様に、タイムゼロ以後に受信したサンプリングクロックCLKsmplのクロックパルス数に対応する。
列9は、具体的には、出力クロック信号CLKoutのパルスに対する時間におけるポイントを示す。列8の値は、単に、列2の値を所与の行まで累算することにより得られてきた。
行5では、列9の出力数が40であり、他方、列8の入力数が46である(すなわち、数が多い)ことに留意されたい。これは、いわゆる原因のない挙動の一例であり、これは、実システムでは起こるはずがない。この現象の背後にある問題は、タイムポイントt=40での出力クロック信号CLKoutのパルスを生成するために必要な情報が、タイムポイントt=46まで得られないことである。
この原因のない挙動は、入力クロック信号CLKinの周波数が行5で減少し、他方、入力周期長値PLが8から14に増加しているという事実によって説明される。原因のない挙動を除外するため、出力クロック信号CLKoutのパルスが生成される際に、十分に大きいオフセット数が、計算されたタイムポイントに加算される。ここでは、15のオフセットが選択され、これは、表1の列10に示されている。表に示すように、いくつかの入力タイムポイント(列8)は、いくつかの出力タイムポイント(列10)と同一である。これは、システムが原因のない挙動のまさに寸前であることを意味している。したがって、ここでは、15が本当に最小の可能なオフセット値である。
好ましくは、オフセット数(比較的大きい)が、出力クロック信号CLKoutに対する最初に計算されたタイムポイントに加算される。それにより、より低い周波数、ジッターおよび位相変調によって生じた任意の原因のない挙動が、クロック再生器によって処理できる。
列10および列9の1行目で、クロック再生器が、この問題のクロックパルスが生成されるべきことに「気づいた」タイムポイント以後、出力クロック信号CLKoutのパルスが15のサンプリングクロックパルスを作成したことは明らかである。
これは、入力クロック信号CLKinが周期長8を有している限り、15の原因のない挙動までに余裕がある(すなわち、4行まで)ことを意味する。しかし、周波数が減少して、周期長が14になると、余裕が0にまで縮小されている。
Figure 0005661806
本発明の1つの好ましい実施形態によれば、平均化装置120は、平均化期間に含まれる少なくとも2つの周期長値PLに対して異なる重みを割り当てる加重関数にさらに基づいて、平均周期長値PLavgを計算するように構成される。それにより、入力クロック信号CLKinにおける任意の周波数変動に対する出力クロック信号CLKoutの反応性が制御できる。比較的最近の周期長値に対してより影響を与えることで、よりすばやい反応が達成でき、逆もまた同様に、比較的古い周期長値に対してより影響を与えることで、出力クロック信号CLKoutの反応性が低下するが、より安定した挙動を示す。
さらに、平均周期長値PLavgに類似して、計算された平均周期長PLcavgは、ローリングまたは非ローリング方式のいずれかで更新され得る。言うまでもなく、パラメーターの1つに適用される原則(ローリングまたは非ローリング)は、同様に、他にも適用されなければならない。したがって、本発明の1つの好ましい実施形態によれば、平均化装置120は、計算された平均周期長PLcavgをローリング方式で更新するように構成される。これは、計算された非初期の各平均周期長値PLcavgが先行の平均化期間に重なり合う平均化期間を表すことを意味する。本発明の別の好ましい実施形態によれば、平均化装置120は、代わりに、計算された平均周期長PLcavgを非ローリング方式で更新するように構成される。ここで、計算された平均周期長PLcavgは、計算された各平均周期長値PLcavgが、どの先行の平均化期間とも重なり合っていない平均化期間を表すように、入力クロック信号CLKinの少なくとも2つの周期に等しい事前定義した間隔で更新される。
前述のとおり、クロック再生器は、好ましくは、アキュムレーター装置130を含む。この装置は、各平均周期長値PLavgを受信し、それに基づいて、安定した出力クロック信号CLKoutの所与のパルスが生成されるべきタイムポイントを示す、それぞれのタイムポイント値TPVを生成するように構成される(表1の列9および列10を参照)。
さらに好ましくは、クロック再生器は、バッファー装置140も含む。バッファー装置140は、アキュムレーター装置130から前記タイムポイント値TPVを受信し、これらの値の少なくとも1つを一時的に保存するように構成される。出力装置150は、その後、バッファー装置140に保存されている最も古い前記タイムポイント値TPVを読み出すように構成される。読み出した各タイムポイント値TPVに対して、出力装置150は、読み出した各タイムポイント値TPVで示されるタイムポイントで、安定した出力クロック信号CLKoutのパルスを生成するように構成される。
時間を記録するため、クロック再生器が、基準タイムポイント(例えば、タイムゼロ)以後にサンプリングクロック信号CLKsmplが完了した周期数を表すタイム値カウントTVCを繰返し生成するように構成されたカウンター装置160を含んでいれば、好都合である。出力装置150は、タイム値カウントTVCを受信し、そのタイム値カウントTVCを、バッファー装置140から読み出したタイムポイント値TPVと比較するよう、さらに構成される。タイム値カウントTVCが現在のタイムポイント値TPVと一致する場合、出力装置150は、安定した出力クロック信号CLKoutのパルスを生成するように構成される。その後、出力装置150は、バッファー装置140から次のタイムポイント値TPVを読み出し、以後同様である。
タイミング調整に関するさらなる柔軟性のため、本発明の1つの好ましい実施形態によるクロック再生器は、周波数変換装置170を含む。この装置は、サンプリングクロック信号CLKsmplを受信し、それに基づいて、変更されたサンプリングクロック信号CLK’smpを生成するように構成される。変更されたサンプリングクロック信号CLK’smpは、そのサンプリングクロック信号CLKsmplより所定の倍数高いか、またはそのサンプリングクロック信号CLKsmplの所定の割合のいずれかである周波数を有する。出力装置150は、ここでは、変更されたサンプリングクロック信号CLK’smpを受信し、この信号を、安定した出力クロック信号CLKoutのための基準として使用するように構成される。それ故、安定した出力クロック信号CLKoutのパルスが生成されるタイムポイントは、例えば、所与のタイムフレームに合致するように、ある程度調整できる。
好ましくは、クロック再生器は、処理装置180を含み、その処理装置は、次に、コンピューター可読媒体185(例えば、メモリモジュールの形式)と、その処理装置180がこの媒体185の内容にアクセスできるような方法で結合されている。さらに、コンピューター可読媒体185にプログラムが記録されており、そのプログラムは、以下でさらに詳述する実施形態と同様、処理装置180上で実行される際に、前述したプロセスを制御するように適合される。
図1に示すように、全ての装置110、120、130および140は、入力クロック信号CLKinを受信する。この構成は、クロック再生器を完全に同期し、それ故、いわゆる準安定のリスクを取り除く。代替として、1組のラッチ(1つまたは複数のラッチを含む)を設計に含めることができ、そのラッチの組は前記装置に共通であり、非同期の入力クロック信号CLKinを、それぞれ装置110、120、130および140に対する同期クロック信号に変換するように構成される。
図2は、本発明の第2の実施形態によるクロック再生器のブロック図を示す。図2では、図1にも出現するものと同じ参照符号をもつ全ての装置、信号および値は、図1に関して前述したとおり、それぞれ同じ装置、信号および値を指定し、したがって、以下では繰り返し説明しない。
図2の実施形態では、アキュムレーター装置130またはカウンター装置160がない。結果として、含まれているバッファー装置141および出力装置151は、装置140および装置150に関してそれぞれ前述したものとは若干異なる。
もっと正確に言えば、バッファー装置141は、平均化装置120から平均周期長値PLavgを受信し、受信した各平均周期長値PLavgを一時的に保存し、保存している平均周期長値PLavgを先入れ先出し方式で出力装置151に転送するように構成される。この転送は、要求メッセージRqに応じて(すなわち、受信した各要求メッセージRqに対して)実行され、バッファー装置141は保存されている最も古い平均周期長値PLavgを転送する。出力装置151は、同様に、バッファー装置141から平均周期長値PLavgを受信し、安定した出力クロック信号CLKoutを、その各周期が、受信した最新の平均周期長値PLavgで示されるとおりの継続時間を有するように、生成するように構成される。出力クロック信号CLKoutの各周期の完了後、出力装置151は、要求メッセージRqをバッファー装置141に送信して、別の平均周期長値PLavgがバッファー装置141から転送されるようにする、などの処理を行うように構成される。
図3は、本発明の第3の実施形態によるクロック再生器のブロック図を示す。図3では、図1および/または図2にも出現するものと同じ参照符号をもつ全ての装置、信号および値は、前述したとおり、それぞれ同じ装置、信号および値を指定し、したがって、以下では繰り返し説明しない。
提案するクロック再生器は、特定の状況下で、出力クロック信号CLKoutにおいて高周波数ジッターを生じ得、そのジッターは、サンプリングクロック信号CLKsmplの周期と同じ振幅である。この問題を軽減するため、図3に示すクロック再生器の実施形態は、遅延調整装置190および遅延化装置195を含む。
遅延化装置195は、平均化装置120から少なくとも1つの丸め誤差値REVを受信し、前記受信した少なくとも1つの丸め誤差値REVの各々を遅延させ、したがって、各遅延された丸め誤差値dREVを生成するように構成される。遅延調整装置190は、出力装置150で生成された安定した出力クロック信号CLKoutを受信し、遅延化装置195から遅延された丸め誤差値dREVを受信するように構成される。受信した信号CLKoutおよび値dREVに応じて、遅延調整装置190は、ジッター除去されたクロック信号CLKdjを生成するように構成され,それは出力クロック信号CLKoutに関連して遅延される。その遅延は、ここでは、遅延された丸め誤差値dREVの関数である。具体的には、遅延化装置195は、遅延調整装置190内で、各遅延された丸め誤差値dREVが、問題の丸め誤差値REVが関連する出力クロック信号CLKoutの周期に影響を与えるように、受信した各丸め誤差値REVを遅延させるように構成される。実際のところ、これは、通常、バッファー装置140で引き起こされたタイムポイント値TPVの遅延に等しい。しかし、タイムポイント値TPVも平均周期長値PLavgに関連して遅延され得るため、遅延化装置195はいくらか追加の遅延を取り込む必要があり得る。
例えば、サンプリングクロック信号CLKsmplが1GHzの周波数を有する場合、高周波出力ジッターは、サンプリングクロックに起因して、1nsのピーク間の振幅になるであろう。この現象は、デジタル・アナログ変換器で発生する量子化誤差に類似しているが、ここでは、その誤差は、振幅の次元(例えば、mVで表される)でなはく、時間の次元(例えば、nsで表される)である。
サンプリングクロック周波数に起因して、丸め誤差値REVを平均化装置120から遅延調整装置190に転送すると、出力ジッターをAの倍数で削減することが可能になり、ここで、Aは、平均化が実行される周期数(すなわち、Aは、平均化期間に等しい)である。
前述の例に戻ると、サンプリング周波数が1GHzである場合、8ビット(2=256)で表される丸め誤差値REVの各増分は、1ns/256=3.9psでの遅延の増分に対応する。数学的に、これは、
Figure 0005661806
として表され、式中、fは、サンプリングクロック信号CLKsmplの周波数である。
極端ではあるが、実現可能な例について検討しよう。サンプリングクロック信号CLKsmplが周波数f=5GHzを有し、平均化期間Aが入力クロック信号CLKinの2048周期(2048=211、これは、必要な遅延を表すために11ビットが必要であることを意味する)を含むと仮定する。すると、分解能R(または出力ジッター)は、
Figure 0005661806
になる。
値0.098psは極めて小さく、実質的に、どの周知のPLLの通常のジッターより小さく、それは、せいぜい4psのピーク間ジッター(50kHzから高い方へ計測)を有する。
要約するため、ここで、図4の流れ図に関して、本発明による安定した出力クロック信号を生成するための一般的な方法について説明しよう。
最初のステップ410は、変動する周期時間を有する入力クロック信号を受信する。ステップ410と並行して、ステップ420は、入力クロック信号の平均周波数より実質的に高い周波数を有するサンプリングクロックを受信する。ステップ430は、ステップ410およびステップ420の両方と並行して、サンプリングクロックに基づいて入力クロック信号をサンプリングし、入力クロック信号の各周期に対して、それぞれの周期長値を生成する。ここで、周期長値は、異なるクロック信号周期の継続時間を反映する。
その後、ステップ440は、入力クロック信号に対して、信号周期数に渡る平均周期時間を表す平均周期長値を決定する。
続いて、ステップ450は、平均周期長値およびサンプリングクロックに基づいて、安定した出力クロック信号を生成する。最後に、処理手順は、ステップ410、420および430に再度戻る。
当然ながら、前述のステップは、例えば、ステップ440が特定のサンプルに関して実行されるとき、ステップ410〜ステップ430が後で生成されたサンプルに関して同時に実行されるように、個々のデータに関して、入力順に実行されるだけである。
任意の後続のステップのみならず、図4に関して前述した全てのステップは、プログラムされたコンピューター装置によって制御され得る。さらに、図に関連して前述した本発明の実施形態は、コンピューター装置およびコンピューター装置で実行されるプロセスを含むが、本発明は、それ故、コンピュータープログラム、特に、本発明を実現するように適合された、キャリア上またはキャリア内のコンピュータープログラムにまでも及ぶ。プログラムは、ソースコード、オブジェクトコード、コード中間ソースおよび一部コンパイルされた形式などのオブジェクトコードの形式、または本発明による処理手順の実施態様での使用に適した任意の他の形式であり得る。プログラムは、オペレーティングシステムの一部、または別個のアプリケーションのいずれかであり得る。キャリアは、プログラムを運搬可能な任意のエンティティまたは装置であり得る。例えば、キャリアは、フラッシュメモリ、ROM(例えば、DVD、CD、EPROM、EEPROM)、または磁気記録媒体(例えば、フロッピィディスクまたはハードディスク)などの記憶媒体を含み得る。さらに、キャリアは、電気もしくは光ケーブルまたは無線または他の方法で伝達され得る電気または光信号などの伝搬性キャリアであり得る。プログラムが、ケーブルまたは他の装置もしくは手段で直接伝達され得る信号で具体化される場合、キャリアはかかるケーブルまたは装置または手段で構成され得る。代替として、キャリアは、プログラムが埋め込まれている集積回路であり得、その集積回路は、関連のある処理手順の実行、またはその実行での使用のために適合されている。
本明細書で使用される「含む(comprise/comprising)」という用語は、記載された機能、整数、ステップまたは構成要素の存在を指定するために用いられる。しかし、この用語は、1つまたは複数の追加の機能、整数、ステップもしくは構成要素またはそれらの組の存在あるいは追加を除外しない。
本明細書での任意の従来技術の言及は、言及した従来技術が、オーストラリアまたは任意の他の国における一般的な常識の一部を形成するという承認または任意の提言ではなく、また、そのようなものとして見なすべきではない。
本発明は、図に記載された実施形態に限定されず、特許請求の範囲内で自由に変化され得る。

Claims (28)

  1. 変動する周期時間を有する入力クロック信号(CLKin)を受信し、前記入力クロック信号(CLKin)の各周期に対するそれぞれの周期長値(PL)を生成するために、サンプリングクロック信号(CLKsmpl)を受信し、前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)に基づいて、前記入力クロック信号(CLKin)をサンプリングするように構成されたサンプリング装置(110)であって、前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)が前記入力クロック信号(CLKin)の平均周波数よりも実質的に高い周波数を有するサンプリング装置(110)を備える、安定した出力クロック信号(CLKout)を生成するためのクロック再生器であって前記クロック再生器が、
    いくつかの周期長値(PL)を前記サンプリング装置(110)から受信し、それに基づき、前記数の周期長値(PL)に等しい周期数を含む平均化期間に渡って、前記入力クロック信号(CLKin)に対する平均周期時間を表す平均周期長値(PLavg)を生成するように構成された平均化装置(120)と
    前記平均周期長値(PLavg)および前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)に基づいて、前記安定した出力クロック信号(CLKout)を生成するように構成された出力装置(150、151)とを備え、
    前記平均化装置(120)が、
    前記平均周期長値(PLavg)が前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)の整数の数の周期の継続時間に等しくなるように、前記平均周期長値(PLavg)を生成し、
    前記平均化期間に対して計算された平均周期長(PLcavg)と前記平均周期長値(PLavg)との間の差を表す丸め誤差値(REV)を決定し、
    前記平均周期長値(PLavg)の長時間平均が、前記計算された平均周期長(PLcavg)の長時間平均と等しくなるように、将来の平均周期長値(PLavg)を生成する際に前記丸め誤差値(REV)を補正する
    ように構成されていることを特徴とするクロック再生器。
  2. 前記平均化装置(120)が、前記平均化期間内の前記数の周期長値(PL)のうちの少なくとも2つの周期長値(PL)に対して異なる重みを割り当てる加重関数にさらに基づいて、前記平均周期長値(PLavg)を計算するように構成されている、請求項1に記載のクロック再生器。
  3. 前記平均化装置(120)が、非初期の各平均周期長値(PLavg)が先行の平均化期間に重なり合う平均間隔を表すように、前記平均周期長値(PLavg)をローリング方式で更新するように構成されている、請求項1または2に記載のクロック再生器。
  4. 前記平均化装置(120)が、非初期の各計算された平均周期長(PLcavg)が先行の平均化期間に重なり合う平均化期間を表すように、前記計算された平均周期長(PLcavg)をローリング方式で更新するように構成されている請求項1乃至3のいずれか1つに記載のクロック再生器。
  5. 各平均周期長値(PLavg)がどの先行の平均化期間とも重なり合っていない平均化期間を表すように、前記平均化装置(120)が、前記入力クロック信号(CLKin)の少なくとも2つの周期と等しい所定の間隔で、前記平均周期長値(PLavg)を更新するように構成されている、請求項1または2に記載のクロック再生器。
  6. 各平均周期長値(PLavg)を受信し、それに基づいて、前記安定した出力クロック信号(CLKout)の所与のパルスが生成されるべきタイムポイントを示す各タイムポイント値(TPV)を生成するように構成されたアキュムレーター装置(130)を備える、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のクロック再生器。
  7. 前記タイムポイント値(TPV)を前記アキュムレーター装置(130)から受信し、
    前記タイムポイント値(TPV)の少なくとも1つを一時的に保存する
    ように構成されたバッファー装置(140)を備える、請求項6に記載のクロック再生器。
  8. 前記出力装置(150)が、
    前記バッファー装置(140)に保存されている前記タイムポイント値(TPV)の最も古い値を読み出し、読み出した各タイムポイント値(TPV)に対して、
    前記読み出したタイムポイント値(TPV)で示されるタイムポイントで、前記安定した出力クロック信号(CLKout)のパルスを生成する
    ように構成されている、請求項7に記載のクロック再生器。
  9. 基準タイムポイント以後に前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)によって完了した周期数を表すタイム値カウント(TVC)を繰返し生成するように構成されたカウンター装置(160)であって前記出力装置(150)が、タイム値カウント(TVC)を受信し、前記タイム値カウント(TVC)を、前記バッファー装置(140)から読み出した前記タイムポイント値(TPV)と比較し、タイム値カウント(TVC)が現在のタイムポイント値(TPV)と一致する場合に、前記安定した出力クロック信号(CLKout)のパルスを生成し、その後、次のタイムポイント値(TPV)を前記バッファー装置(140)から読み出すように構成されている、カウンター装置(160)、
    を備える、請求項8に記載のクロック再生器。
  10. 前記平均周期長値(PLavg)を前記平均化装置(120)から受信し、
    受信した各平均周期長値(PLavg)を一時的に保存し、
    前記保存している平均周期長値(PLavg)を要求メッセージ(Rq)に応じて、保存されている最も古い平均周期長値(PLavg)が各受信した要求メッセージ(Rq)に対して転送されるように、先入れ先出し方式で前記出力装置(151)に転送する
    ように構成されたバッファー装置(141)を備える、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のクロック再生器。
  11. 前記出力装置(151)が、
    前記平均周期長値(PLavg)を前記バッファー装置(141)から受信し、
    前記安定した出力クロック信号(CLKout)を、その各周期が、最も最近受信した平均周期長値(PLavg)で示されるとおりの継続時間を有するように、生成し、
    前記出力クロック信号(CLKout)の各周期の完了後に、要求メッセージ(Rq)を前記バッファー装置(141)に送信する
    ように構成されている、請求項10に記載のクロック再生器。
  12. 少なくとも1つの丸め誤差値(REV)を前記平均化装置(120)から受信し、前記受信した少なくとも1つの丸め誤差値(REV)の各々を遅延させ、したがって、各遅延された丸め誤差値(dREV)を生成するように構成された遅延化装置(195)と、
    前記出力装置(150、151)で生成された前記安定した出力クロック信号(CLKout)を受信し、前記遅延された丸め誤差値(dREV)を前記遅延化装置(195)から受信し、それに応じて、前記出力装置(150、151)で生成された前記出力クロック信号(CLKout)に対して遅延されているジッター除去されたクロック信号(CLKdj)を生成ように構成された遅延調整装置(190)であって、前記遅延が前記遅延された丸め誤差値(dREV)の関数であり、前記遅延調整装置(190)で、前記各遅延された丸め誤差値(dREV)が、問題の丸め誤差値(REV)が関連する前記出力クロック信号(CLKout)の周期に影響を与えるように、前記遅延化装置(195)が、前記受信した少なくとも1つの丸め誤差値(REV)の各々を遅延させるように構成されている、遅延調整装置(190)と
    を備える、請求項1乃至11のいずれか1つに記載のクロック再生器。
  13. 前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)を受信し、それに基づいて、前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)よりも所定の倍数高いか、または前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)の所定の割合である周波数を有する変更されたサンプリングクロック信号(CLK’smpl)を生成するように構成された周波数変換装置(170)を備え、前記出力装置(150、151)が、前記変更されたサンプリングクロック信号(CLK’smpl)を受信し、それに基づいて、前記安定した出力クロック信号(CLKout)を生成する、請求項1乃至12のいずれか1つに記載のクロック再生器。
  14. 安定した出力クロック信号(CLK out )を生成する方法であって、前記方法が、
    変動する周期時間を有する入力クロック信号(CLKin)を受信することと、
    前記入力クロック信号(CLKin)の周期数に対して各周期長値(PL)を生成するために、サンプリングクロック(CLKsmpl)に基づいて、前記入力クロック信号(CLKin)をサンプリングすることであって、前記サンプリングクロック(CLKsmpl)が前記入力クロック信号(CLKin)の平均周波数よりも実質的に高い周波数を有する、前記入力クロック信号(CLKin)をサンプリングすることとを含
    前記方法が、
    前記数の周期長値(PL)に等しい周期数を含む平均化期間に渡って、前記入力クロック信号(CLKin)に対する平均周期時間を表す平均周期長値(PLavg)を生成するために、前記数の周期長値(PL)に等しい周期数に渡って前記周期長値(PL)を平均化することと、
    前記平均周期長値(PLavg)および前記サンプリングクロック(CLKsmpl)に基づいて、前記安定した出力クロック信号(CLKout)を生成することと、
    前記平均周期長値(PLavg)が前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)の整数の数の周期の継続時間に等しくなるように、前記平均周期長値(PLavg)を生成することと、
    前記平均化期間に対する計算された平均周期長(PLcavg)と前記平均周期長値(PLavg)との間の差を表す丸め誤差値(REV)を決定することと、
    前記平均周期長値(PLavg)の長時間平均が、前記計算された平均周期長(PLcavg)の長時間平均と等しくなるように、将来の平均周期長値(PLavg)を生成する際に前記丸め誤差値(REV)を補正することと
    さらにむことを特徴とする方法。
  15. 前記平均化期間内の前記数の周期長値(PL)のうちの少なくとも2つの周期長値(PL)に対して異なる重みを割り当てる加重関数にさらに基づいて、前記平均周期長値(PLavg)を計算することを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 非初期の各平均周期長値(PLavg)が先行の平均化期間に重なり合う平均化期間を表すように、前記平均周期長値(PLavg)をローリング方式で更新することを含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. 非初期の各計算された平均周期長(PLcavg)が先行の平均化期間に重なり合う平均間隔を表すように、前記計算された平均周期長(PLcavg)をローリング方式で更新することを含む、請求項14乃至16のいずれか1つに記載の方法。
  18. 各平均周期長値(PLavg)がどの先行の平均化期間とも重なり合っていない平均化期間を表すように、前記入力クロック信号(CLKin)の少なくとも2つの周期と等しい所定の間隔で、前記平均周期長値(PLavg)を更新することを含む、請求項14または15に記載の方法。
  19. 各平均周期長値(PLavg)を受信することと、それに基づいて、
    前記出力クロック信号(CLKout)の所与のパルスが生成されるべきタイムポイントを示す各タイムポイント値(TPV)を生成することと
    を含む、請求項14乃至18のいずれか1つに記載の方法。
  20. 前記タイムポイント値(TPV)の少なくとも1つを一時的にバッファー装置(140)に保存することを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記バッファー装置(140)に保存されている前記タイムポイント値(TPV)の最も古い値を読み出すことと、読み出した各タイムポイント値(TPV)に対して、
    前記読み出したタイムポイント値(TPV)で示されるタイムポイントで、前記安定した出力クロック信号(CLKout)のパルスを生成することと
    を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 基準タイムポイント以後に前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)によって完了した周期数を表すタイム値カウント(TVC)を繰返し生成することと、
    前記タイム値カウント(TVC)を、前記バッファー装置(140)から読み出した前記タイムポイント値(TPV)と比較することと、タイム値カウント(TVC)が現在のタイムポイント値(TPV)と一致する場合に、
    前記安定した出力クロック信号(CLKout)のパルスを生成することと、その後、
    次のタイムポイント値(TPV)を前記バッファー装置(140)から読み出すことと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  23. バッファー装置(141)で、前記平均周期長値(PLavg)を前記平均化装置(120)から受信することと、
    受信した各平均周期長値(PLavg)を前記バッファー装置(141)に一時的に保存することと、
    前記保存している平均周期長値(PLavg)を要求メッセージ(Rq)に応じて、保存されている最も古い平均周期長値(PLavg)が各受信した要求メッセージ(Rq)に対して転送されるように、先入れ先出し方式で前記バッファー装置(141)から転送することと
    を含む、請求項14乃至18のいずれか1つに記載の方法。
  24. 前記平均周期長値(PLavg)を前記バッファー装置(141)から受信することと、
    前記安定した出力クロック信号(CLKout)を、その各周期が、最も最近受信した平均周期長値(PLavg)で示されるとおりの継続時間を有するように、生成することと、
    前記出力クロック信号(CLKout)の各周期の完了後に、要求メッセージ(Rq)を前記バッファー装置(141)に送信することと
    を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 少なくとも1つの丸め誤差値(REV)を遅延させることと、したがって、少なくとも1つのそれぞれ遅延された丸め誤差値(dREV)を生成することと、
    前記安定した出力クロック信号(CLKout)を受信することと、
    前記遅延された丸め誤差値(dREV)を受信することと、それに応じて、
    前記出力クロック信号(CLKout)に対して遅延されているジッター除去されたクロック信号(CLKdj)を生成することであって、前記遅延が前記遅延された丸め誤差値(dREV)の関数であり、前記遅延させることが、前記受信した各遅延された丸め誤差値(dREV)が、問題の丸め誤差値(REV)が関連する前記出力クロック信号(CLKout)の周期に影響を与えるような継続時間を有することと、
    を含む、請求項14乃至24のいずれか1つに記載の方法。
  26. 前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)に基づいて、前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)よりも所定の倍数高いか、または前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)の所定の割合である周波数を有する変更されたサンプリングクロック信号(CLK’smpl)を生成することと、
    前記サンプリングクロック信号(CLKsmpl)の代わりに、前記変更されたサンプリングクロック信号(CLK’smpl)に基づいて、前記安定した出力クロック信号(CLKout)を生成することと
    を含む、請求項14乃至25のいずれか1つに記載の方法。
  27. コンピューターの前記メモリ(185)にロード可能なコンピュータープログラムであって、前記プログラムが前記コンピューター上で実行される場合に、請求項14乃至26の任意のステップを制御するためのソフトウェアを含む、コンピュータープログラム。
  28. コンピューター可読媒体(185)であって、その上に記録されたプログラムを有し、前記プログラムが、コンピューターにロードされると、前記コンピューターに、請求項14乃至26の任意のステップを制御させる、コンピューター可読媒体(185)。
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