JP5659196B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、自動車等に搭載される電気接続箱に係り、特に、電線が内挿されたコルゲートチューブを挿通して外部に取り出す電線取出口が設けられた電気接続箱に関するものである。
よく知られているように、自動車等に搭載されるジャンクションボックスやリレーボックス等の電気接続箱には、ケース内に収容された電気回路と接続する電線を取り出すための電線取出口が設けられている。例えば、特開2000−299909号公報(特許文献1)に記載のものが、それである。特許文献1に記載のように、電線は、コルゲートチューブに挿通されて保護される場合があり、そのような場合には、電線を内挿したコルゲートチューブが電線取出口に挿通されて電線と共に電気接続箱の外部に取り出されるようになっている。
ところで、コルゲートチューブは、径寸法の大きな山部と、径寸法の小さな谷部が交互に形成された蛇腹形状を有している。それ故、コルゲートチューブを電線取出口に挿通した際に、電線取出口の内周面とコルゲートチューブの間に隙間を生じ、隙間からケース内に水が浸入するおそれがあった。
そこで、特許文献1に記載の電気接続箱では、電線取出口の内周面に止水リブを設けて、該止水リブをコルゲートチューブの谷部に入り込ませることによって、電線取出口における止水性の向上が図られている。
しかし、特許文献1に記載の電気接続箱においては、寸法公差や組み付け時の位置ずれにより、止水リブが、コルゲートチューブの谷部に入り込まずに、山部に当接して乗り上げたり、コルゲートチューブにテープが巻回されている場合に、テープに乗り上げて谷部への入り込みが阻害される場合があった。止水リブが山部やテープに乗り上げると、電線取出口の内周面とコルゲートチューブとの隙間が大きくなって、止水性を損なうおそれがあった。また、電線取出口は、周方向で分割された分割体を組み合わせて構成されていることから、分割体の組み合わせ時において止水リブが径寸法の大きな山部や、谷部に巻回されたテープに当接すると、コルゲートチューブを止水リブで噛み込んでしまうことで分割体の組み合わせが困難となって、組み付けが困難となる場合があった。
特開2000−299909号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、コルゲートチューブを挿通する電線取出口における止水性を向上することが出来ると共に、組み付けをより容易に行うことの出来る、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
本発明の第一の態様は、径寸法の大きな山部と、該山部よりも径寸法の小さな谷部とが交互に形成された蛇腹形状を有するコルゲートチューブを挿通して、該コルゲートチューブに挿通された電線を該コルゲートチューブと共にケースの外部に取り出す電線取出口が設けられており、該電線取出口が、前記ケースを構成する二つのケース分割体にそれぞれ設けられた半円筒形状の分割体を組み合わせて構成された円筒形状とされていると共に、前記電線取出口の開口端部には、該電線取出口の内周面から該電線取出口の内方に突出する止水リブが形成されている電気接続箱において、前記止水リブが、前記電線取出口の開口端部において、前記コルゲートチューブの前記谷部の幅より大きく、前記山部の幅よりも小さい間隔を隔てて二つ形成されていると共に、各前記止水リブには、前記電線取出口の内周面からの突出寸法が該止水リブの周方向で変化されることにより、前記コルゲートチューブの前記山部に当接する高背部と、該高背部よりも突出寸法の小さな低背部とが形成されていることを、特徴とする。
本発明においては、電線取出口に設けられる止水リブの突出寸法を周方向で変化させて、突出寸法の大きな高背部と、突出寸法の小さな低背部を形成した。これにより、突出寸法の大きくされた高背部を、コルゲートチューブの山部に押し付けて密着させることが出来る。その結果、コルゲートチューブと電線取出口との間に隙間が生じるおそれを軽減して、止水性を向上することが出来る。また、突出寸法が大きくされた高背部と共に、突出寸法が小さくされた低背部が形成されていることから、高背部が押し付けられることによって押し潰されたコルゲートチューブを、突出寸法の小さな低背部に逃がすことが出来る。これにより、止水リブをコルゲートチューブの山部に全周に亘って密着状態で当接させることも出来て、より優れた止水性を得ることも出来る。また、従来のように止水リブをコルゲートチューブの谷部に入り込ませる構造では、コルゲートチューブにテープが巻回されている場合には、テープで阻害されて止水リブが谷部に入り込み難くなることに起因して止水性が低下するおそれが生じ得るが、本発明によれば、止水リブを山部に押し付けることから、コルゲートチューブにテープが巻回されている場合でも、テープを挟んで止水リブを山部に押し付ることが出来、止水性を確保することが出来る。
特に、2つの止水リブを、コルゲートチューブの谷部の幅より大きく、山部の幅より小さい間隔を隔てて形成した。これにより、2つの止水リブの何れかを必ず山部に接触させることが出来、止水性を確実に得ることが出来る。なお、山部および谷部の幅とは、コルゲートチューブの延出方向である山部と谷部の配列方向で、コルゲートチューブの最外周面における幅寸法を言う。
また、電線取出口を形成する分割体でコルゲートチューブを挟み込むに際して、止水リブの高背部が接触して押し潰されたコルゲートチューブの膨出部分を低背部に逃がすことが出来る。更に、コルゲートチューブにテープが巻回されている場合でも、止水リブを山部に当接させることから、テープに大きく食い込ませる必要がない。従って、コルゲートの挟み込みに大きな力を要することなく、ケース分割体の組み付けを容易に行なうことが出来る。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記高背部が前記分割体の周方向の中央部分に形成されている一方、前記低背部が前記分割体の周方向の端部に形成されているものである。
本態様によれば、コルゲートチューブを挟んで分割体を組み合わせる際に、分割体においてコルゲートチューブを挿入する起点となる、周方向端部の止水リブの突出寸法が小さくされている。これにより、コルゲートチューブと止水リブとの干渉を軽減することが出来て、コルゲートチューブを分割体内に容易に挿入することが出来る。その結果、組み付け容易性の更なる向上を図ることが出来る。また、両分割体に設けられた高背部によるコルゲートチューブの挟み込み方向が、両分割体のコルゲートチューブの挟み込み方向と等しくされることから、高背部のコルゲートチューブへの接触圧を有利に確保することが出来て、止水性の向上を図ることが出来る。
本発明においては、電線取出口の開口端部に、コルゲートチューブの谷部の幅より大きく、山部の幅よりも小さな間隔を隔てて2つの止水リブを設けると共に、それら止水リブの電線取出口の内周面からの突出寸法を周方向で変化させて、突出寸法の大きな高背部と、突出寸法の小さな低背部を形成した。これにより、2つの止水リブの何れかを必ずコルゲートチューブの山部に当接させることが出来ると共に、止水リブの高背部を山部に強く押し付けて密着させることにより、電線取出口における止水性を向上することが出来る。更に、高背部で押し潰されたコルゲートチューブの膨出部分を低背部に逃がすことにより、分割体によるコルゲートの挟み込みに大きな力を要することも無く、コルゲートチューブの組み付け、延いてはケースの組み付けをより容易に行なうことが出来る。
本発明の一実施形態としての電気接続箱の斜視図。 図1に示した電気接続箱の分解斜視図。 コルゲートチューブの断面図。 図1に示した電気接続箱の側面図。 図4におけるA部の拡大図。 図4のVI−VI断面の要部拡大図。 図4におけるA部の、コルゲートチューブの組み付け状態の拡大図。 図4のVI−VI断面の、コルゲートチューブの組み付け状態の要部拡大図。 テープが巻回されたコルゲートチューブの組み付け状態を示す、図8の拡大図に対応する要部拡大図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1および図2に、本発明の一実施形態としての電気接続箱10を示す。電気接続箱10は、ケース12を構成するケース分割体としてのアッパケース14とロアケース16を含んでいる。これらアッパケース14とロアケース16が、電線18に外挿されたコルゲートチューブ20を挟んで相互に組み付けられることにより、コルゲートチューブ20と共に、電線18がケース12の外部に取り出されるようになっている。
コルゲートチューブ20は、従来から広く用いられているものであり、図3に示すように、薄肉の合成樹脂から形成された円筒形状を有している。コルゲートチューブ20は、外径寸法の大きな山部22と、該山部22よりも小さな外径寸法を有する谷部24が交互に形成された蛇腹形状とされている。なお、図示は省略するが、コルゲートチューブ20には、周方向で分断する分割線が必要に応じて全長に亘って形成されて、分割線から開くことが可能とされており、コルゲートチューブ20を分割線から開いて電線18を挿入することによって、電線18を容易に挿通することが可能とされている。
アッパケース14およびロアケース16は、合成樹脂から形成されており、互いに相手側に向けて開口する箱体形状を有している。ロアケース16には複数のバスバー収容部26が形成されており、これらバスバー収容部26に図示しないバスバーが収容されることによって、ケース12内の電気回路を構成するようになっている。そして、電線18が、これらバスバーに接続されている。勿論、電気接続箱10に収容される電気回路としては、プリント基板等も採用可能である。アッパケース14とロアケース16は、アッパケース14の複数箇所に設けられた係止爪28が、ロアケース16の対応する箇所に設けられた係合枠30に挿通されて係合されることで、相互に組み付けられるようになっている。
図4〜図6に示すように、アッパケース14およびロアケース16には、分割体32a,32bがそれぞれ設けられている。分割体32aは、アッパケース14の側壁から突出する半円筒形状を有しており、アッパケース14に一体形成されている。同様に、分割体32bは、ロアケース16の側壁から突出する半円筒形状を有しており、ロアケース16に一体形成されている。図6に示すように、分割体32a,32bの突出先端部には、それぞれ、2つのリブ34a,34bが形成されている。これらリブ34a,34bは互いに同一形状とされており、分割体32a,32bの内周面から分割体32a,32bの径方向の内方に向けて突出して、分割体32a,32bのそれぞれの周方向の全長に亘って延出されている。
分割体32aと分割体32bは、アッパケース12とロアケース16が相互に組み付けられることによって相互に組み合わされる。これにより、分割体32aと分割体32bによって、円筒形状の電線取出口36が形成されている。そして、分割体32aのリブ34aと分割体32bのリブ34aによって、電線取出口36の開口端部37には、電線取出口36の内周面38から電線取出口36の径方向内方に突出して、内周面38の全周に亘って延びる止水リブ40aが形成されている。同様に、分割体32aのリブ34bと分割体32bのリブ34bによって、止水リブ40bが形成されている。
これら止水リブ40a,40bは、互いに同形状とされていることから、特に区別する必要の無い場合には、止水リブ40aについて説明し、止水リブ40bについては、図中に同一の符号を付することにより、説明を省略する。図5から明らかなように、止水リブ40aは、電線取出口36の周方向で、内周面38からの突出高さが漸次に変化されており、分割体32a,32bの周方向の中央部分に、最も大きな突出高さ:Hh を有する高背部42,42が形成されていると共に、分割体32a,32bの周方向の両端部分に、最も小さな突出高さ:Hl を有する低背部44,44が形成されている。従って、低背部44,44の突出高さ:Hl は、高背部42,42の突出高さ:Hh よりも小さくされている。特に本実施形態における止水リブ40a,40bは、分割体32a,32bの周方向の両端部から周方向中央部分に行くにつれて突出高さが次第に大きくなるように設定されており、低背部44,44における内周面38からの突出高さ:Hl は、略0に設定されている。
これにより、一対の高背部42,42が、電線取出口36の径方向で上下(図5中、上下)に対向して位置されていると共に、一対の低背部44,44が、電線取出口36の径方向で左右(図5中、左右)に対向して位置されている。そして、電線取出口36の径方向で、高背部42,42の対向距離:Dh が、コルゲートチューブ20の山部22の外径寸法:Rよりも小さくされている一方、低背部44,44の対向距離:Dl が、山部22の外径寸法:R(図3参照)よりも大きくされており、Dh <R<Dl に設定されている。なお、止水リブ40a,40bは、電線取出口36の軸方向(図6中、左右方向)の投影視(図5参照)において互いに同形状とされており、止水リブ40a,40bのそれぞれにおける高背部42,42および低背部44,44が、電線取出口36の周方向で互いに等しい位置に設定されている。
また、止水リブ40a,40bは、電線取出口36の開口端部37において、電線取出口36の延出方向(図6中、左右方向)で所定の間隔を隔てて設けられている。止水リブ40a,40bの間隔(電線取出口36の延出方向で止水リブ40a,40bの厚さの中央部分の間隔):Pは、図3に示したコルゲートチューブ20における谷部24の幅寸法:Wconcよりも大きく、山部22の幅寸法: conv りも小さく設定されており、Wconc<P<W conv に設定されている。なお、谷部24の幅寸法:Wconcおよび山部22の幅寸法:Wconvは、何れも山部22の外周面位置である、コルゲートチューブ20の最外周面での幅寸法であり、谷部24の幅寸法:Wconcについても、山部22の外周面と等しい面位置での幅寸法である。
このような電線取出口36へのコルゲートチューブ20の挿通は、図2に示したように、電線18を挿通したコルゲートチューブ20が分割体32a,32bで挟まれつつ、アッパケース14とロアケース16が相互に組み付けられることで行われる。これにより、図7および図8に示すように、分割体32a,32bが相互に組み合わされて電線取出口36が形成されると共に、電線取出口36にコルゲートチューブ20が挿通状態で組み付けられて、コルゲートチューブ20とこれに挿通された電線18が、電線取出口36を通じてケース12の外部に取り出されている。
本実施形態に従う構造とされた電気接続箱10によれば、電線取出口36に設けられた2つの止水リブ40a,40bが、コルゲートチューブ20の谷部24の幅寸法:Wconc(図3参照)よりも大きく、山部22の幅寸法: conv りも小さな間隔:Pを隔てて並列されていることから、電線取出口36に対するコルゲートチューブ20の位置に関わらず、止水リブ40a,40bの何れか一方(図7および図8においては、止水リブ40b)が、山部22に当接する。そして、高背部42,42の対向距離:Dh が、コルゲートチューブ20の山部22の外径寸法:Rよりも小さくされていることから、分割体32a,32bでコルゲートチューブ20を挟むことにより、止水リブ40b(又は止水リブ40a)の高背部42,42が、山部22に当接されて押し付けられる。その結果、止水リブ40b(又は止水リブ40a)をコルゲートチューブ20に密着させることが出来て、止水性の向上を図ることが出来る。
また、高背部42,42で挟まれることにより、高背部42,42の挟み込み方向(図7中、上下方向)と直交する方向(図7中、矢印で示す左右方向)に山部22が膨出変形された場合には、高背部42,42の対向方向に直交して低背部44,44が対向位置されていることから、膨出変形された山部22を低背部44,44に逃がすことが出来る。これにより、分割体32a,32bによるコルゲートチューブ20の挟み込みに過度の力を要することがなく、分割体32a,32bの重ね合わせ、延いてはアッパケース14とロアケース16の組み付けを容易に行なうことが出来る。更に、膨出変形された山部22を低背部44,44に密着させることも可能であり、このようにすれば、山部22の全周に亘って止水リブ40b(又は止水リブ40a)を密着させることが出来、より優れた止水性を得ることが出来る。
さらに、低背部44,44が、分割体32a,32bのそれぞれにおける周方向の両端部に形成されている。これにより、分割体32a,32bをコルゲートチューブ20に重ね合わせる際の、止水リブ40a,40bとコルゲートチューブ20との干渉を軽減することが出来て、分割体32a,32bによるコルゲートチューブ20の挟み込みをより容易に行なうことが出来る。また、高背部42,42が分割体32a,32bの周方向の中央部分に形成されていることから、分割体32a,32bによるコルゲートチューブ20の挟み込み方向(図7中、上下方向)と、高背部42,42によるコルゲートチューブ20の挟み込み方向を一致させて、高背部42,42の山部22への押し付け力をより効果的に確保することが出来る。これにより、高背部42,42を山部22により強固に密着させて、より優れた止水性を得ることが出来る。
さらに、本実施形態における電気接続箱10においては、止水リブ40a,40bの何れかをコルゲートチューブ20の山部22に押し付けることで止水性の向上が図られている。従って、図9に示すように、コルゲートチューブ20の表面にテープ48が巻回されている場合でも、テープ48の上から止水リブ40a,40b(図9においては止水リブ40b)を山部22に押し付けることによって、止水性を安定的に確保することが出来る。また、従来の如き止水リブを谷部24に入り込ませる構造のように、止水リブ40a,40bをテープ48に大きく食い込ませる必要がないことから、コルゲートチューブ20がテープ48で巻回されている場合でも、分割体32a,32bのコルゲートチューブ20の挟み込みに大きな力を要することがなく、止水性を向上しつつ、組み付けを容易に行なうことが出来る。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、止水リブは、少なくとも2つ設けられていれば良いのであって、3つ以上設けられていても良い。
さらに、止水リブに設けられる高背部および低背部の個数および形成位置は、前記実施形態のものに限定されない。例えば、止水リブを、一方の分割体の周上で一定の突出寸法をもって形成すると共に、他方の分割体の周上に高背部と低背部を設ける等しても良い。また、電線取出口の延出方向で並列された2つの止水リブにおける高背部と低背部の位置は、相互に異ならされていても良い。
更にまた、電線取出口を形成する分割体は、ケースと別体形成されて、ケースに組み付けられるものでも良い。また、ケースは、前記実施形態の如きアッパケースとロアケースからなる2分割構造のものに限定されず、所謂ジャンクションボックス等に採用されているような、ヒューズ等の電気部品が装着される箱本体に、アッパケースとロアケースがそれぞれ組み付けられる3分割構造のもの等でも良く、それら箱本体、アッパケース、ロアケースの内の2つをケース分割体として用いて、電線取出口を形成する分割体を設ける等しても良い。
10:電気接続箱、12:ケース、14:アッパケース(ケース分割体)、16:ロアケース(ケース分割体)、18:電線、20:コルゲートチューブ、22:山部、24:谷部、32a,b:分割体、34a,b:リブ、36:電線取出口、37:開口端部、38:内周面、40a,b:止水リブ、42:高背部、44:低背部、48:テープ

Claims (2)

  1. 径寸法の大きな山部と、該山部よりも径寸法の小さな谷部とが交互に形成された蛇腹形状を有するコルゲートチューブを挿通して、該コルゲートチューブに挿通された電線を該コルゲートチューブと共にケースの外部に取り出す電線取出口が設けられており、
    該電線取出口が、前記ケースを構成する二つのケース分割体にそれぞれ設けられた半円筒形状の分割体を組み合わせて構成された円筒形状とされていると共に、
    前記電線取出口の開口端部には、該電線取出口の内周面から該電線取出口の内方に突出する止水リブが形成されている電気接続箱において、
    前記止水リブが、前記電線取出口の開口端部において、前記コルゲートチューブの前記谷部の幅より大きく、前記山部の幅よりも小さい間隔を隔てて二つ形成されていると共に、
    各前記止水リブには、前記電線取出口の内周面からの突出寸法が該止水リブの周方向で変化されることにより、前記コルゲートチューブの前記山部に当接する高背部と、該高背部よりも突出寸法の小さな低背部とが形成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記高背部が前記分割体の周方向の中央部分に形成されている一方、前記低背部が前記分割体の周方向の端部に形成されている
    請求項1に記載の電気接続箱。
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