JP5658990B2 - 原反形成装置 - Google Patents
原反形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5658990B2 JP5658990B2 JP2010278230A JP2010278230A JP5658990B2 JP 5658990 B2 JP5658990 B2 JP 5658990B2 JP 2010278230 A JP2010278230 A JP 2010278230A JP 2010278230 A JP2010278230 A JP 2010278230A JP 5658990 B2 JP5658990 B2 JP 5658990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- adhesive sheet
- release sheet
- original fabric
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 89
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 89
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 67
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 22
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 19
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 238000004299 exfoliation Methods 0.000 claims 2
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007641 inkjet printing Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000005001 laminate film Substances 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
この特許文献1に記載の印刷装置では、再仮着時に、被印刷材(接着シート)と剥離紙(剥離シート)に加わる力によっては、巻き取られた原反に予期せぬ方向の内部応力が加わった状態で再仮着されてしまう。したがって、再仮着後、原反を所定形状に切断して使用するような場合、切断片が意図しない方向に反り変形してしまい、例えば、当該切断辺を積層しようにも反り変形の影響で積層できなかったり、積層できたとしても搬送に支障をきたしたりするといった不都合があった。
そこで、このような不都合を解消するために、再仮着後の原反の長さ方向の反り変形を制御する方法が検討されている(例えば、特許文献2参照)。
トに第1張力を付与するとともに、剥離後かつ再仮着前の剥離シートに第2張力を付与して、再仮着前における第1,第2張力の差により原反の反りを制御するので、再仮着する瞬間の状態で原反の反りを制御する場合に比べて、反りの方向および状態を簡単な構成で適切に制御できる。
さらに、第1,第2原反を送る第1,第2駆動ローラを回転させる第1,第2回転モータと、迂回中の剥離シートを送る第3駆動ローラを回転させる第3回転モータとのトルクあるいは搬送速度の制御をすることで、接着シートと剥離シートに異なる張力を付与すれば、各シートの搬送経路を変更することなく反りを制御できるので、装置の大型化を防止することができる。
また、実施形態では、特に明示しない限り、「上」、「下」、「左」、「右」といった方位を示す用語は、図1を基準として用いる。
図1において、印刷装置1は、帯状の基材シートBSの一方の面に接着剤層ADを有する接着シートSと、接着剤層ADを介して接着シートSに仮着された帯状の剥離シートRLとを備える第1原反R1を、搬送する途中において接着シートSから剥離シートRLを一旦離間させた状態で印刷を施した後、接着シートSと剥離シートRLとを再仮着し、第2原反R2を形成するものである。
なお、印刷前の接着シートSは、帯状の剥離シートRLに仮着された状態で第1原反R1として予め準備されている。ここで、印刷が施された接着シートSと剥離シートRLとが仮着された原反を第2原反R2と称して説明する。
そして、搬送手段2は、回転モータ20,28、第1,第2回転モータ22,23の駆動により、第1,第2原反R1,R2を右方向へ搬送する。
輪転印刷機51は、接着剤層AD側に設けられた版胴53と、接着シートSを版胴53に押圧する圧胴54とを備えている。版胴53の外周面には、刷版55が設けられている。
硬化手段52は、輪転印刷機51の右方に設けられており、エア吹付装置や紫外線照射装置等で構成され、印刷面である接着剤層ADにエアを吹き付けてインクを乾燥させたり、紫外線硬化型のインクを用いている場合は紫外線を照射したりすることにより、インクを硬化させるように構成されている。
なお、輪転印刷機51の代わりに、インクジェット印刷機、スクリーン印刷機等の公知の印刷機を用いてもよい。
これとは逆に、接着シートSの第1張力T1が剥離シートRLの第2張力T2よりも小さくなるように制御すると、再仮着された剥離シートRLに内部応力が蓄積し、第2原反R2の反り方向は、剥離シートRLを内側にして反る方向となる。すなわち、第2原反R2は、剥離シートRLが内側で接着シートSが外側となる円弧状に反ることになる。
まず、原反Rを第1駆動ローラ24とピンチローラ26との間に挟み込み、離間ローラ3において接着シートSと剥離シートRLを離間させる。次に、接着シートSを印刷手段5の版胴53と圧胴54との間に挟み込み、剥離シートRLを第1,第2迂回ローラ41,42で接着シートSに対して迂回させておく。そして、再仮着手段6において接着シートSと剥離シートRLとを挟み込んで再仮着させ、第2駆動ローラ25とピンチローラ27との間に挟み込み、回収ローラ29に巻回させておく。また、第2原反R2の反りを所望の状態に制御するように、反り方向制御手段7の第1,第2,第3回転モータ22,23,44のトルクを調整しておく。
そして、接着シートSは、第1張力T1が付与された状態で右方向に案内され、輪転印刷機51において印刷が施された後、硬化手段52においてインクの硬化処理が施されて、再仮着手段6に案内される。
一方、剥離シートRLは、第2張力T2が付与された状態で第1,第2迂回ローラ41,42により接着シートSに対して迂回させられ、再仮着手段6に案内される。
そして、再仮着手段6まで案内された接着シートSおよび剥離シートRLは、互いに大きさが異なる第1,第2張力T1,T2が付与された状態で当該再仮着手段6により再仮着され、接着シートSに印刷が施されるとともに反り方向が制御された第2原反R2が形成される。この後、第2原反R2は、回収ローラ29によりロール状に巻き取られる。
また、反り方向制御手段7は、第1,第2,第3回転モータ22,23,44を制御するものでなくてもよい。例えば、図1中、二点鎖線で示すように、回転軸移動手段72Aにより第2迂回ローラ42を図中下方向に移動させることで、剥離シートRLに付与する第2張力T2を調整してもよい。
また、接着シートや剥離シートが例えば樹脂で形成されている場合、温度による伸縮性を利用して、第1,第2張力T1,T2を調整してもよい。例えば、図1中第2迂回ローラ42と再仮着ローラ61との間に二点鎖線で示すように、温度調節装置73Bを設置して、迂回中の剥離シートRLを加熱または冷却すれば、温度に応じて剥離シートRLが伸縮するため、接着シートSに再仮着された後、加熱または冷却された剥離シートRLが常温に戻るときに伸縮を伴うことで第2張力T2が変更されるのと同等の効果を得ることができる。なお、接着シートSを加熱または冷却するように温度調節装置73Bを接着シートS側に設けてもよいし、剥離シートRL側と接着シートS側の両方に設けてもよい。
2…搬送手段
3…離間ローラ(離間手段)
4…迂回手段
5…印刷手段
6…再仮着手段
7…反り方向制御手段
22…第1回転モータ
23…第2回転モータ
24…第1駆動ローラ
25…第2駆動ローラ
41…第1迂回ローラ(第3駆動ローラ)
44…第3回転モータ
71…モータ制御手段
72A…回転軸移動手段
AD…接着剤層
BS…基材シート
R1…第1原反
R2…第2原反
RL…剥離シート
S…接着シート
T1…第1張力
T2…第2張力
Claims (2)
- 帯状の基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートと、前記接着剤層を介して前記接着シートに仮着された帯状の剥離シートとを備える第1原反を搬送する途中において、前記接着シートと前記剥離シートとを一旦離間させた状態で所定の処理を施した後、前記接着シートと前記剥離シートとを再仮着した第2原反を形成する原反形成装置であって、
前記第1原反を搬送する搬送手段と、
前記搬送されている第1原反の前記接着シートと前記剥離シートとを離間させる離間手段と、
前記接着シートから離間した前記剥離シートを迂回させる迂回手段と、
前記離間させた接着シートを迂回させた剥離シートに再仮着して前記第2原反を形成する再仮着手段と、
前記離間後かつ再仮着前の接着シートに第1張力を付与するとともに、前記離間後かつ再仮着前の剥離シートに第2張力を付与することで、前記第2原反の長さ方向の反りを制御する反り方向制御手段とを備え、
前記反り方向制御手段は、前記接着シートの第1張力が前記剥離シートの第2張力よりも大きくなるように制御し、前記第2原反を前記接着シートが内側で前記剥離シートが外側となる円弧状に反らせる一方、前記接着シートの第1張力が前記剥離シートの第2張力よりも小さくなるように制御し、前記第2原反を前記剥離シートが内側で前記接着シートが外側となる円弧状に反らせることを特徴とする原反形成装置。 - 帯状の基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートと、前記接着剤層を介して前記接着シートに仮着された帯状の剥離シートとを備える第1原反を搬送する途中において、前記接着シートと前記剥離シートとを一旦離間させた状態で所定の処理を施した後、前記接着シートと前記剥離シートとを再仮着した第2原反を形成する原反形成装置であって、
前記第1原反を搬送する搬送手段と、
前記搬送されている第1原反の前記接着シートと前記剥離シートとを離間させる離間手段と、
前記接着シートから離間した前記剥離シートを迂回させる迂回手段と、
前記離間させた接着シートを迂回させた剥離シートに再仮着して前記第2原反を形成する再仮着手段と、
前記離間後かつ再仮着前の接着シートに第1張力を付与するとともに、前記離間後かつ再仮着前の剥離シートに第2張力を付与することで、前記第2原反の長さ方向の反りを制御する反り方向制御手段とを備え、
前記搬送手段は、前記第1原反を前記離間手段へ送る第1駆動ローラと、前記第1駆動ローラを回転させる第1回転モータと、前記第2原反を搬送方向へ送る第2駆動ローラと、前記第2駆動ローラを回転させる第2回転モータとを備え、
前記迂回手段は、迂回中の剥離シートを送る第3駆動ローラと、前記第3駆動ローラを回転させる第3回転モータとを備え、
前記反り方向制御手段は、前記第1回転モータと、前記第2回転モータと、前記第3回転モータと、前記第1回転モータおよび前記第2回転モータおよび前記第3回転モータの駆動状態を制御することで前記第1張力および前記第2張力を付与するモータ制御手段とを備えることを特徴とする原反形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010278230A JP5658990B2 (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 原反形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010278230A JP5658990B2 (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 原反形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012125972A JP2012125972A (ja) | 2012-07-05 |
JP5658990B2 true JP5658990B2 (ja) | 2015-01-28 |
Family
ID=46643587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010278230A Expired - Fee Related JP5658990B2 (ja) | 2010-12-14 | 2010-12-14 | 原反形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5658990B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104085184A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-10-08 | 广州市裕田机械制造有限公司 | 标签纸间歇式轮转印刷纸张同步装置和方法 |
JP6812874B2 (ja) * | 2017-03-27 | 2021-01-13 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置及び印刷方法 |
CN114074854B (zh) * | 2021-11-18 | 2024-06-18 | 东莞市冠荣商标织造有限公司 | 一种具有除去液态废物功能的服饰商标激光卷料打标机的使用方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4865439B2 (ja) * | 2006-07-28 | 2012-02-01 | サトーホールディングス株式会社 | ラベル再貼付装置 |
JP5601754B2 (ja) * | 2007-09-18 | 2014-10-08 | 株式会社ミヤコシ | 粘着ラベルの粘着面印刷装置及びその印刷方法 |
-
2010
- 2010-12-14 JP JP2010278230A patent/JP5658990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012125972A (ja) | 2012-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5546281B2 (ja) | ラベル製造装置およびラベル印刷機 | |
EP3173232B2 (en) | Hot-stamping press and hot stamping method | |
JP5658990B2 (ja) | 原反形成装置 | |
JP4514042B2 (ja) | ラミネート装置、ラベル印刷機 | |
JP2009532234A (ja) | エンボスフィルム装置 | |
JP5750261B2 (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
TWI556275B (zh) | Manufacture of ceramic laminate and its manufacturing method | |
JP5185868B2 (ja) | シート剥離装置および剥離方法 | |
JP2013252629A (ja) | 印刷装置及び印刷方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法 | |
JP5498336B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
JP4713541B2 (ja) | シート貼付装置 | |
JP5539831B2 (ja) | シート製造装置および製造方法 | |
JP5658989B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP5750263B2 (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
JP2008037634A (ja) | シート貼合装置およびシート貼合方法 | |
JP5587717B2 (ja) | シート貼付装置および貼付方法 | |
WO2013065482A1 (ja) | シート製造装置 | |
JP5755440B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP7364327B2 (ja) | 不要シート除去装置および不要シート除去方法 | |
JP2019098539A (ja) | 熱転写方法及び熱転写装置 | |
JP5617007B1 (ja) | 間欠印刷機 | |
JP2013095842A (ja) | 接着シートおよびその製造方法 | |
JP2002154089A (ja) | 積層手段を有する切断装置 | |
JP5981705B2 (ja) | 接着シート | |
JP4419132B2 (ja) | ラミネート装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140520 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140717 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5658990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |