JP5656797B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
排水ホース26の途中には循環ポンプ22,糸屑フィルタ23,排水弁21が設けてあり、排水弁21を閉じて給水することで外槽2に水を溜め、排水弁21を開いて外槽2内の水を機外へ排出する。
外槽2の底部に供給された未溶解の粉末洗剤を含んだ少量の水は、排水口2bから排水ホース26を流れ、糸屑フィルタ23を通り循環ポンプ22に入り、洗剤溶かしホース22bを通り外槽2(槽カバー2d)の底部に戻るよう循環する。この時、循環ポンプ22内で未溶解の洗剤と水が強力に撹拌され、効率よく洗剤を溶かし、高濃度の洗剤液を生成することができる。一方、洗濯中は水循環ポンプ22を正回転させる。外槽2の底部に溜まった洗濯水は排水口2bから排水ホース26を流れ、糸屑フィルタ23を通り循環ポンプ22に入り、循環水ホース22aを通り外槽カバー2dの上部に設けた散水口(図示せず)からドラム3内に散水され、外槽2の底部に戻るように循環する。これにより、洗濯水を衣類に万遍なく降りかけることができるため、高い洗浄力やすすぎ性能が得られるとともに、少ない洗濯水を循環ポンプ22で循環させ繰り返し使用するため節水が可能である。
まず、吸気弁60が閉の場合について説明する。この時の風の流れを太い破線の矢印で示す。送風ユニット28を運転すると、送風ユニット28で加圧された空気は温風吹き出し口32のノズル32cで加速し、高速の風となってドラム3内に吹き込む(矢印41)。
ドラム3に設けた貫通孔3fから外槽2に流れ、吸気口2aから乾燥ダクト29に吸い込まれ、乾燥ダクト29を下から上へ流れる(矢印42)。そして、フィルタダクト27へ入り乾燥フィルタ8に設けたメッシュフィルタを通り糸屑が取り除かれ、吸気ダクト33に入り、送風ユニット28に吸い込まれる(矢印43)。このように風は、閉ループで循環する。
洗濯乾燥機の状態確認及び初期設定を行う。
操作パネル6の表示器14を点灯し、操作ボタンスイッチ13からの指示入力にしたがって洗濯/乾燥コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯/乾燥コースまたは前回実施の洗濯/乾燥コースを自動的に設定する。
操作パネル6のスタートスイッチ12からの指示入力を監視して処理を分岐する。
洗濯を実行する。洗濯は洗い,中間脱水,すすぎ,最終脱水を順次実行するが、通常のドラム式洗濯乾燥機と同様であるので、詳細な説明は省略する。
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。洗濯コースのみが設定されている場合は、運転を終了する。
洗濯乾燥コースが設定されている場合は、高速脱水を実行し、衣類の残水量を減らす。
この時、モータ4が発生する熱の一部は、熱伝導により回転軸4aからドラム3に伝わり、ドラム3の温度が上昇し、さらに脱水中の衣類の温度が上昇する。例えば、直径630mmのドラム3を毎分1700回転で約20分間脱水運転すると、衣類の温度は約10℃上昇する。衣類が温まると、衣類に含まれる水の表面張力が低下するため、効率よく脱水できる。
乾燥1を実行する。吸気弁60を閉じ、送風ユニット28を高速で回転させ、ヒータ31に通電し、ドラム3を予め決められた回転数で正逆回転を繰り返し、ドラム3内の衣類の位置を入れ替えながら、高速の温風を湿った衣類に吹き付ける。衣類全体の温度が上昇し衣類から水分が蒸発する。衣類はリフター3bによりノズル32cの近くまで持ち上げられた状態で高速の風が当たるので、衣類のしわを伸ばすことができる。本実施例においては、ファンの回転数が毎分13500回転、ノズル面積280mm2で、ノズル32c出口における風速85m/sとしている。
規定の条件を満たしたかどうかを確認して処理を分岐する。規定の条件とは、規定の乾燥時間が経過した場合や、規定の温度条件になった場合などである。
既定の条件を満たしたら、乾燥2を実行する。ドラム3を予め決められた回転数で正逆回転を繰り返し、ヒータ31への通電を停止し、一旦、送風ユニット28の回転を毎分5000回転以下までさげた後、吸気弁60を開く。ファンの吐出圧力は600Pa程度まで下がっており、この時点では排水トラップ35内に水が溜まっているため、吸気弁60を開くと外槽2や排水ホース26の内圧は600Pa程度となるが、この圧力では排水トラップ35内の水のごく一部しか排除できない。その後、徐々に送風ユニット28の回転数を上昇させ、排水トラップ35内の水を排水管へ排除するとともに、外槽2内の高温多湿の空気を排水管へ排出する。排水トラップ35内の水は、送風ユニットの回転数が毎分10000回転程度になるとほぼ全て排除される。その後も送風ユニット28の回転数を上昇させ、既定の回転数になったら回転数を保持する。本実施例においては、毎分12500回転から13500回転である。
2 外槽
2a 吸気口
2d 外槽カバー
3 ドラム
3b リフター
4 モータ
6 操作パネル
8 乾燥フィルタ
9 ドア
26 排水ホース
27 フィルタダクト
28 送風ユニット
29 乾燥ダクト
31 ヒータ
32 温風吹き出し口
33 吸気ダクト
34 オーバーフローホース
36 シート
38 制御装置
60 吸気弁
Claims (6)
- 衣類が収容される回転ドラムと、この回転ドラムを回転駆動するモータと、前記回転ドラムを同軸上に内包する外槽と、温風循環機構と、前記外槽を支持する筐体を有し、乾燥運転時に前記回転ドラム内の衣類に温風を吹き付けるドラム式洗濯乾燥機において、
前記筺体は、側板、上面カバーおよび背面カバーを結合して形成され、
前記筐体の内側に、少なくとも前記外槽または前記モータ、前記温風循環機構のうち一つを覆うシートを、前記外槽、前記モータおよび前記温風循環機構とは別に設け、
前記シートの酸素ガス透過度を、15800cc/m 2 ・24h・atm以下とし、
前記外槽、前記モータまたは前記温風循環機構で温められた空気が、前記筺体の結合部のすき間から前記筺体外へ流出しないようにしたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。 - 請求項1において、前記シートは、樹脂フィルムであることを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
- 請求項1において、前記シートと前記筐体内面との間に空気層を設けたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
- 請求項1において、前記シートは底面が開口した略立方体形状で、前記シートの上下方向寸法は少なくとも筐体高さの上半分以上であることを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
- 請求項1において、前記シートは前記筐体内側の左右面および背面に沿って設けたことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
- 衣類が収容される回転ドラムと、この回転ドラムを回転駆動するモータと、温風循環機構と、前記回転ドラムを支持する筐体を有し、
前記筺体は、側板、上面カバーおよび背面カバーを結合して形成され、
前記温風循環機構は空気の加熱手段と空気の送風手段および送風ダクトで構成され、前記筐体内の空気を前記送風ダクトに吸い込む吸気手段と、前記送風ダクトの空気を排水管へ排出する排気手段を備え、
前記筐体の内側に、前記回転ドラム、前記モータ、前記温風循環機構を覆うシートを、前記外槽、前記モータおよび前記温風循環機構とは別に設け、
前記シートの酸素ガス透過度を、15800cc/m 2 ・24h・atm以下とし、
乾燥運転の前半は、前記吸気手段と排気手段を閉じ、前記加熱手段で温風を生成し、前記回転ドラム内の衣類に温風を吹き付け、前記温風循環機構や前記モータの排熱により温められた空気が前記筺体の結合部のすき間から前記筺体外へ流出しないように前記シート内に蓄え、
乾燥運転の後半は、前記吸気手段と排気手段を開き、前記シート内の温められた空気を吸い込み、前記回転ドラム内の衣類に吹き付けた後、排気手段から排水管へ排気することを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
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