JP5656744B2 - 蓋付容器 - Google Patents
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Description
その一方で、係合突部と係合孔との係合を解除すると、第2弾性部材の付勢力によって蓋体が移動するため、その後の開放操作を容易に行うことができる。
したがって、この構成によれば、操作性を維持しつつチャイルドプルーフ機能を付与された蓋付容器を提供することができる。
また、第2弾性部材が、蓋体の裏面に立設された部材であるとともに、少なくとも係合突部が係合孔に係合される位置において、容器本体の壁部内面に突き当てられて弾性変形し、蓋体を前記回動方向に付勢するため、蓋体を押し上げる構造を容易に形成することができる。
この構成によれば、蓋体により開口を閉塞した状態において、蓋体と開口とが平坦、あるいは蓋体が一段下がって配置された状態になるので、蓋体に手指等を引っ掛けにくくなる。これにより、蓋体を強引に開ける操作を困難にすることができ、チャイルドプルーフ機能を強化することができる。
この構成によれば、開口を閉塞する際に、係合突部を容器本体の内側に入り込ませる操作を円滑に行うことができるので、操作性に優れた蓋付容器とすることができる。
この構成によれば、開口の閉塞操作において案内溝によって係合突部を確実に係合孔に案内することができ、係合突部と係合孔とを確実に係合させた状態で開口を閉塞することができるので、操作ミスにより蓋体が開きやすい状態になるのを防止することができる。
図1は、本実施の形態に係る蓋付容器を示す斜視図である。図2は、蓋付容器の開放状態を示す斜視図である。図3(a)及び図3(b)は蓋付容器の断面図である。図3(c)は蓋付容器の正面図である。図3(d)は蓋付容器の要部を拡大して示す上面図である。
側壁部22は、長辺壁部13、14が向かい合う方向(Y軸方向)で互いに向かい合う長方形状の一対の第1周壁部23、24と、同様に短辺壁部15、16が向かい合う方向(X軸方向)で互いに向かい合う長方形状の一対の第2周壁部25、26と、を有する。第1周壁部23の下端部が、ヒンジ3を介して容器本体2の長辺壁部14の上端部に連結されている。
係合部材6は第2周壁部25の下端部から延出された板状の弾性部材である脚部(第1弾性部材)6Bと、脚部6Bの先端に形成されるとともに第2周壁部25の外面側(X軸方向の外側)に向けて突出する係合突部6Aとを有する。係合部材7は、第2周壁部26の下端部から延出された脚部(第1弾性部材)7Bと、脚部7Bの先端に形成され第2周壁部26の外面側に向けて突出する係合突部7Aとを有する。係合突部6A、7AはX軸方向の同軸位置に配置されている。
係合突部6A、7Aはそれらの長円形状の長軸方向がヒンジ3を介した回動方向に沿うように配置されている。係合突部6A、7Aのそれぞれの外面における閉方向前方側(ヒンジ3により蓋体5を閉塞位置に向けて回動させる方向の前方側)に、係合突部6A、7Aを閉方向前方に向かって先窄まり状とする斜面部6C、7Cが形成されている。
閉塞状態の蓋付容器1では、蓋体5の天壁部21の上面(天面)が開口2Aと平坦に配置され、係合突部6A、7Aが係合孔15A、16Aに係合されることにより、容器本体2の開口2Aを開放する動作が規制されている。
また、蓋体5により開口2Aを閉塞した状態において、蓋体5の天壁部21の上面(天面)と開口2Aとが平坦であるため、蓋体5に手指等を引っ掛けにくくなっており、蓋体5を強引に開けることも困難な構成とすることができる。
例えば、閉塞状態において蓋体の天面と容器本体の開口とが平坦になるように配置する場合について説明したが、蓋体の天面が開口よりも低く配置されるようにしてもよい。
また容器本体及び蓋体の形状は、四角筒状でなく、他の形状であってもよい。脚部は、係合突部を支持可能な構造であれば、棒状に限られず、他の形状としてもよもい。係合孔は、係合突部の回動軌跡上の他の箇所に配設されてもよい。
また第2弾性部材は蓋体にヒンジ回りの付勢力を付与できるものであれば形状や設置数は特に限定されない。例えば、単純な棒状の弾性部材とすることもできる。また第2弾性部材を1つのみ設けてもよい。
Claims (4)
- 有底筒状をなし、内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体にヒンジを介して連結され、前記容器本体の開口を開閉する蓋体と、
前記蓋体に第1弾性部材を介して接続され前記容器本体の係合孔に着脱自在に係合する係合突部をそれぞれ有する一対の係合部材と、
少なくとも前記係合突部が前記係合孔に係合された位置において前記蓋体を前記ヒンジの回動方向に付勢する第2弾性部材と、
を有し、
前記第2弾性部材が前記蓋体の裏面に立設された部材であるとともに、少なくとも前記係合突部が前記係合孔に係合される位置において、前記容器本体の壁部内面に突き当てられて弾性変形し、前記蓋体を前記回動方向に付勢することを特徴とする蓋付容器。 - 前記係合突部が前記係合孔に係合される位置において、前記蓋体の天面が前記開口の端部に一致する高さ又は前記開口の端部よりも低い位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の蓋付容器。
- 前記係合突部の外側面における前記蓋体の閉方向前方側に、斜面部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋付容器。
- 前記容器本体の内壁面に、一対の前記係合突部を前記開口の端部から前記係合孔へ案内する案内溝が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の蓋付容器。
Priority Applications (1)
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JP2011121605A JP5656744B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 蓋付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011121605A JP5656744B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | 蓋付容器 |
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JP2012246048A JP2012246048A (ja) | 2012-12-13 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP5656744B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0451174Y2 (ja) * | 1986-06-13 | 1992-12-02 | ||
JPH02131953U (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-01 | ||
JP2008143543A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 生化学容器 |
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2011
- 2011-05-31 JP JP2011121605A patent/JP5656744B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012246048A (ja) | 2012-12-13 |
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