JP5655597B2 - 遠隔相談システム - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔相談システムに関するものである。
従来、銀行、信用金庫、消費者金融会社、信販会社等の金融機関の支店又は本店、すなわち、営業店においては、来店した顧客に対して、窓口業務を担当するオペレータが商品等のセールスや説明を行うようになっている。この場合、顧客からの様々な問い合わせ、相談等を受け付けて回答したり、前記商品等について積極的に顧客に対する説明を行ったりすることが窓口業務の一環としてオペレータに求められている。
しかし、近年、企業等の提供する商品等が高度化し、かつ、多様化しているので、前記オペレータが前記商品等に関して十分な知識を持ち合わせておらず、顧客に対してセールスや説明を行うことができない場合がある。例えば、銀行のような金融機関においては、近年、投信(投資信託)、保険、年金、カードローン等が新商品として、導入されているが、これら新商品に関して顧客に回答したり、説明したりする場合に、金融機関本来の業務範囲以外の高度な知識が要求される。このような場合、多くのオペレータは、前記新商品に関して十分な知識を持ち合わせておらず、顧客に回答したり、説明したりすることができないため、新商品を販売することができない。
そこで、このような商品等に関して、顧客に回答したり、説明したりすることができるだけの専門知識や情報を持ち合わせている専門のオペレータが在籍している相談センタのコンピュータシステムの端末と、営業店のコンピュータシステムの端末とをネットワークを介して通信可能に接続することによって、営業店に来店した顧客が、遠隔地の相談センタの専門のオペレータと、リアルタイムで前記商品等に関して相談することが可能な遠隔相談システムが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
このような遠隔相談システムにおいては、相談センタのコンピュータシステムと営業店のコンピュータシステムとの間でアプリケーションプログラムを共有し、両方のシステムの端末を操作してデータの入力及び編集を行う場合、いずれか一方にのみ、入力及び編集の指示の書込みを行う権限を付与し、他方からの書込みを許可しないように制御可能となっている。
例えば、「複数のクライアント端末毎の編集内容を管理し、いずれかのクライアント端末の編集内容を有効にする」、「ユーザの入力した特定の情報が他のユーザに送信されないようにして、特定の情報を秘匿する」等の、いわゆる「ユーザ単位」での制御や、「入力フィールド等の入力部分毎にオペレータ側の入力操作の連動を許可、禁止する」等の「入力エリア単位」での制御を行うことができる。
特開2002−109147号公報 特開2004−326176号公報
しかしながら、前記従来の遠隔相談システムにおいては、一方のコンピュータシステムの端末にのみ入力及び編集の指示の書込みが許可された特定のエリア又はフィールドに対して、他方のコンピュータシステムの端末からの入力及び編集の指示の書込みを許可しようとする場合における書込みの許可に関する判断基準を備えていない。
そのため、例えば、顧客のみに書込みが許可された特定のエリア又はフィールドについての説明や指示を相談センタのオペレータが行う際に、説明や指示を顧客に適切に伝えることが困難であった。
本発明は、前記従来の遠隔相談システムの問題点を解決して、特定の端末からの入力のみが許可された書込み領域に対する書込みが通常書込みであるか指示書込みであるかを識別し、指示書込みである場合には、書込み領域に対する特定の端末以外の端末からの書込みを許可するようにして、顧客の相談を受けているオペレータが顧客の端末操作を容易に、かつ、適切に指導及び補助することができる遠隔相談システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の遠隔相談システムにおいては、営業店に配設され、顧客が操作する営業店端末と、相談センタに配設され、前記顧客の相談に応じるオペレータが操作するセンタ端末と、演算手段を備え、前記営業店端末及びセンタ端末に接続されたサーバとを有する遠隔相談システムであって、前記営業店端末の表示画面及び前記センタ端末の表示画面の両方に、前記営業店端末からの入力及び前記センタ端末からの指示書込みのみが許可された書込み領域を含む共有画面表示さ前記サーバは、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みが通常書込みであるか、前記顧客に対して入力すべき書込み領域であることを指し示すための指示書込みであるかを識別し、指示書込みである場合には、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みを許可する。
本発明の他の遠隔相談システムにおいては、営業店に配設され、顧客が操作する営業店端末と、相談センタに配設され、前記顧客の相談に応じるオペレータが操作するセンタ端末と、演算手段を備え、前記営業店端末及びセンタ端末に接続されたサーバとを有する遠隔相談システムであって、前記営業店端末の表示画面及び前記センタ端末の表示画面の両方に、前記営業店端末からの入力及び前記センタ端末からの指示書込みのみが許可された書込み領域を含む共有画面が表示され、前記サーバは、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みが、通常書込みであるか、前記顧客に対して入力すべき書込み領域であることを指し示すための指示書込みであるかを識別し、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みの時間があらかじめ設定された規定時間以下であるか又は前記書込みの内容があらかじめ設定された図形である場合、前記書込みが指示書込みであると判断して、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みを許可する。
本発明の更に他の遠隔相談システムにおいては、さらに、前記書込み領域に対する入力の内容を印刷する場合、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する指示書込みを無効とし、前記営業店端末からの前記書込み領域に対する入力の内容のみを印刷する。
本発明の更に他の遠隔相談システムにおいては、さらに、前記書込み領域に対する入力の内容を保存する場合、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する指示書込みを無効とし、前記営業店端末からの前記書込み領域に対する入力の内容のみを保存する。
本発明によれば、遠隔相談システムにおいては、特定の端末からの入力のみが許可された書込み領域に対する書込みが通常書込みであるか指示書込みであるかを識別し、指示書込みである場合には、前記書込み領域に対する特定の端末以外の端末からの書込みを許可するようになっている。これにより、顧客の相談を受けているオペレータが顧客の端末操作を容易に、かつ、適切に指導及び補助することができる。
本発明の実施の形態における遠隔相談システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における遠隔相談システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における遠隔相談システムの構成を示す図である。
図において、10は本実施の形態における遠隔相談システムが有するセンタシステムであり、20は前記遠隔相談システムが有する営業店システムである。
前記遠隔相談システムは、各種機関の業務を遂行するためのコンピュータシステムであり、前記センタシステム10及び営業店システム20は、遠隔相談システムのサブシステムとしてのコンピュータシステムである。そして、前記センタシステム10及び営業店システム20は、ネットワーク30を介して、相互に通信可能に接続されている。なお、前記ネットワーク30は、例えば、インターネット、ISDN(Integrated Services Digital Network)、LAN(Local Area Network)等の通信回線網であるが、いかなる種類の通信回線網であってもよい。
前記機関は、銀行、信用金庫、消費者金融会社、信販会社等の金融機関、証券会社、保険会社、コンピュータ、ソフトウエア、自動車、電気機器、電子機器等を製造販売する製造会社又は販売会社、百貨店、スーパーマーケット等の商店、ホテル、旅館等の宿泊施設、鉄道、航空等の旅客運送会社、学校、塾等の教育機関、公共団体等の各種企業、団体等であるがいかなる種類の機関であってもよい。ここでは、説明の都合上、前記機関が、銀行、信用金庫、消費者金融会社、信販会社等の金融機関である場合について説明する。
なお、該金融機関は、定期預金等の金融機関本来の商品に加えて、投信、保険、年金、カードローン等の他の業種の機関における商品も取り扱うものとする。
そして、前記営業店システム20は、前記金融機関の支店、本店等の営業店に配設されたコンピュータシステムであり、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)としての営業店端末22と、該営業店端末22に接続されたデータベースとしての営業店データベース23とを有する。なお、前記営業店端末22及び営業店データベース23は、それぞれ、単数であっても複数であってもよく、その数はいくつであってもよいが、図においては、説明の都合上、1つずつ示されている。
前記営業店端末22は、営業店の職員が使用してもよいが、ここでは、金融機関の顧客であって、営業店に来店し、金融機関が販売する商品、例えば、投信、保険、年金、カードローン等の商品に関する説明を求める顧客が使用するものとして説明する。該顧客は、前記営業店端末22を操作して、金融機関の相談センタに在籍し、前記商品に関する十分な知識及び情報を持ち合わせている専門のオペレータと相談する、すなわち、遠隔相談を行うものとして説明する。
そして、前記営業店端末22は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、マイク等の音声入力装置、ヘッドホン、スピーカ等の音声出力装置、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置、通信インターフェイス、印刷機等を備えるコンピュータである。ここで、前記表示装置は、操作性の観点から、入力装置としても機能するタッチパネルであるものとし、顧客は、デジタルペンとしての営業店デジタルペン25を使用して、その表示画面22aに、文字、図形等の書込みを行うことができるようになっている。
なお、前記営業店デジタルペン25は、記憶手段を備え、該記憶手段に固有の識別情報を格納しており、前記営業店端末22は、前記営業店デジタルペン25の識別情報を認識可能であることが望ましい。例えば、前記営業店デジタルペン25と営業店端末22の表示装置とが通信手段を備えていれば、前記営業店端末22が前記通信手段間の通信によって営業店デジタルペン25の記憶手段に格納されている識別情報を取得可能とすることができる。これにより、前記営業店端末22は、書込みを行っているのが、あらかじめ登録された営業店デジタルペン25を使用する顧客であるか否かを識別することができる。
さらに、前記営業店データベース23は、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置を備えるデータベースであり、図に示されるように、営業店端末22と別個に構成され、該営業店端末22に接続されていてもよいし、営業店端末22に内蔵されて一体に構成されていてもよい。
そして、前記営業店データベース23には、テレビ会議を実行するためのアプリケーションプログラムであるテレビ会議アプリケーションが格納されている。該テレビ会議アプリケーションを起動することによって、顧客は、営業店データベース23を使用して、相談センタのオペレータとテレビ会議を行うことができる。また、前記営業店データベース23には、営業店デジタルペン25を使用して表示画面22aに、文字、図形等の書込みを行うことによって入力された入力データを、センタシステム10の入力用アプリケーションプログラムと連携させるためのアプリケーションプログラムである連携用アプリケーションも格納されている。該連携用アプリケーションによって、前記表示画面22aに、共有画面22bを表示させることができる。なお、該共有画面22bには、営業店デジタルペン25を使用して文字、図形等の書込みを行うことができる書込み領域としての入力用フィールド22cが含まれている。
また、前記センタシステム10は、前記金融機関の相談センタに配設されたコンピュータシステムであり、クライアントPCとしてのセンタ端末12と、該センタ端末12に接続されたデータベースとしてのセンタ第2データベース14と、サーバとしてのテレビ会議サーバ11と、該テレビ会議サーバ11に接続されたデータベースとしてのセンタ第1データベース13とを有する。なお、前記テレビ会議サーバ11、センタ端末12、センタ第1データベース13及びセンタ第2データベース14は、それぞれ、単数であっても複数であってもよく、その数はいくつであってもよいが、図においては、説明の都合上、1つずつ示されている。
そして、前記センタ端末12は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、マイク等の音声入力装置、ヘッドホン、スピーカ等の音声出力装置、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置、通信インターフェイス、印刷機等を備えるコンピュータである。金融機関の相談センタに在籍し、前記商品に関する十分な知識及び情報を持ち合わせている専門のオペレータは、前記センタ端末12を操作し、相談センタとは別の場所である営業店において営業店端末22を操作する顧客とテレビ会議を実行することによって、顧客の相談を受け、顧客に回答したり、説明したりする。すなわち、遠隔相談に対応する。ここで、前記表示装置は、操作性の観点から、入力装置としても機能するタッチパネルであるものとし、オペレータは、デジタルペンとしてのセンタデジタルペン15を使用して、その表示画面12aに、文字、図形等の書込みを行うことができるようになっている。
なお、前記センタデジタルペン15は、記憶手段を備え、該記憶手段に固有の識別情報を格納しており、前記センタ端末12は、前記センタデジタルペン15の識別情報を認識可能であることが望ましい。例えば、前記センタデジタルペン15とセンタ端末12の表示装置とが通信手段を備えていれば、前記センタ端末12が前記通信手段間の通信によってセンタデジタルペン15の記憶手段に格納されている識別情報を取得可能とすることができる。これにより、前記センタ端末12は、書込みを行っているのが、あらかじめ登録されたセンタデジタルペン15を使用するオペレータであるか否かを識別することができる。
また、前記テレビ会議サーバ11は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、前記センタ端末12及び営業店端末22に通信可能に接続されている。
さらに、前記センタ第1データベース13は、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置を備えるデータベースであり、図に示されるように、テレビ会議サーバ11と別個に構成され、該テレビ会議サーバ11に接続されていてもよいし、テレビ会議サーバ11に内蔵されて一体に構成されていてもよい。
そして、前記センタ第1データベース13には、テレビ会議によって遠隔相談を実行するためのアプリケーションプログラムである遠隔相談システムアプリケーションが格納されている。該遠隔相談システムアプリケーションは、オペレータによる書込みが可能な時間としてあらかじめ設定された規定値、すなわち、規定時間としての書込み時間と、オペレータによる書込み可能な図形としてあらかじめ設定された図形、すなわち、指示図形としての図形とを含んでいる。
また、前記センタ第2データベース14は、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置を備えるデータベースであり、図に示されるように、センタ端末12と別個に構成され、該センタ端末12に接続されていてもよいし、センタ端末12に内蔵されて一体に構成されていてもよい。
そして、前記センタ第2データベース14には、前記営業店データベース23に格納されているものと同様のテレビ会議アプリケーションが格納されているとともに、センタデジタルペン15を使用して表示画面12aに、文字、図形等の書込みを行うことによって入力データを入力するための入力用アプリケーションプログラムと、営業店端末22の表示装置の表示画面22aに表示された共有画面22bを共有するためのアプリケーションプログラムである共有用アプリケーションとが格納されている。該共有用アプリケーションによって、センタ端末12の表示装置の表示画面12aに、営業店端末22の表示装置の表示画面22aに表示された共有画面22bと同じ画面である共有画面12bを表示させることができる。そして、該共有画面12bには、センタデジタルペン15を使用して文字、図形等の書込みを行うことができる書込み領域としての入力用フィールド12cが含まれている。
次に、前記構成の遠隔相談システムの動作について説明する。
図2は本発明の実施の形態における遠隔相談システムの動作を示すフローチャートである。
まず、金融機関の営業店に来店した顧客が窓口で商品に関する説明を求めた場合、必要に応じて遠隔相談システムを使用する。具体的には、営業店に前記商品についての適切な説明をすることができる職員がおらず、相談センタの専門のオペレータが前記商品についての適切な説明をすることができるような場合である。この場合、顧客は営業店に配設された営業店端末22を使用し、オペレータは相談センタに配設されたセンタ端末12を使用して、遠隔相談を開始する。該遠隔相談は、営業店端末22の表示装置の表示画面22a及びセンタ端末12の表示装置の表示画面12aに顧客及びオペレータの画像を表示しながら対話するテレビ会議の形式で実行される。
そして、遠隔相談中は、必要に応じて、センタ端末12と営業店端末22とでアプリケーションを共有する。これにより、営業店端末22の表示装置の表示画面22aに共有画面22bが表示されるとともに、センタ端末12の表示装置の表示画面12aに共有画面12bが表示される。前記共有画面22bと共有画面12bとは、同じ画面である。また、前記共有画面22b及び共有画面12bの一方になされた書込み等の内容は、他方にも同時に表示される。つまり、前記共有画面22b及び共有画面12bの内容は、営業店端末22とセンタ端末12とで共有される。
相談の内容によっては、例えば、顧客の氏名、住所、生年月日等の個人情報、顧客による許諾や選択等の入力が要求される申込書等のように、顧客以外の第三者(遠隔相談の場合はオペレータ)による入力を禁止すべき書込み領域を含む書類、入力フォーム等の説明を行う場合がある。しかし、このような書類、入力フォーム等は、概して、書式、内容等が複雑であり、不慣れな顧客にとっては、書込み領域の位置等が判別しにくい。このような場合、対面の相談であれば、オペレータが手指等で所定の書込み領域を指し示すことによって、顧客に理解させることが可能であるが、遠隔相談では不可能である。
そこで、本実施の形態においては、特定の端末からの入力のみが許可された書込み領域に対する書込みが通常書込みであるか指示書込みであるかを識別し、指示書込みである場合には、書込み領域に対する特定の端末以外の端末からの書込みを許可するようになっている。つまり、一方の端末からのみの入力を受け付ける入力用フィールドに他方の端末から入力がなされた場合には、該他方の端末からの入力が通常書込みであるか指示書込みであるかが判断され、指示書込みであると判断されると、入力が許可されるようになっている。
具体的には、営業店端末22の表示装置の表示画面22aに表示された共有画面22b中のある入力用フィールド22cが、顧客の個人情報等のように、顧客以外の第三者による入力を禁止すべき事項を入力するための書込み領域である場合、前記入力用フィールド22cには、顧客のみが営業店デジタルペン25を使用して前記事項の書込み、修正、更新、編集等、すなわち、入力を行うことができるようになっている。一方、オペレータは、前記入力用フィールド22cと共通の書込み領域である入力用フィールド12cに、指示書込み、すなわち、顧客に対して入力すべき書込み領域であることを指し示すための書込みを行うことができるが、それ以外の目的の書込み、すなわち、通常の文字等を書込む通常書込みを行うことはできないようになっている。
そして、一方の端末からのみの入力を受け付ける入力用フィールドに他方の端末からの入力が行われると、すなわち、営業店端末22からのみの書込みが許可された書込み領域である入力用フィールド22cと共通の書込み領域であるセンタ端末12の表示装置の表示画面12aに表示された入力用フィールド12cに、センタデジタルペン15を使用して書込みが行われると、テレビ会議サーバ11は、書込み時間が規定時間以下であるか否かを判断する。
オペレータによる書込みが指示書込みである場合、すなわち、顧客に対して入力すべき書込み領域であることを指し示すための書込みが行われた場合、位置を指し示すためのレ点、丸印、×印等のような簡単な形状の線、マーク、記号等の書込みが行われたと考えられるので、短時間で書込みが終了する。そこで、本実施の形態においては、オペレータによる書込みの時間が、あらかじめ設定された規定値としての規定時間以下であるかに応じて、オペレータによる書込みが指示書込みであるか否かを識別するようになっている。つまり、書込み時間が規定時間以下であれば、オペレータによる書込みが指示書込みであると判断するようになっている。
そこで、書込み時間が規定時間以下である場合、テレビ会議サーバ11は、指示書込みであると判断し、書込み内容を画面上に表示させる。これにより、営業店端末22の表示装置の表示画面22aに表示された共有画面22b中のある入力用フィールド22c、及び、センタ端末12の表示装置の表示画面12aに表示された共有画面12b中のある入力用フィールド12cに、オペレータがセンタデジタルペン15を使用して行った書込みが表示される。したがって、顧客は、自分で書込みを行うべき書込み領域としての入力用フィールド22cがどこであるかを、確実に判別することができる。
また、書込み時間が規定時間以下であるか否かを判断して規定時間以下でない場合、すなわち、書込み時間が規定時間を超えている場合、テレビ会議サーバ11は、書込み内容が指示図形であるか否かを判断する。
該指示図形は、あらかじめ設定されて遠隔相談システムアプリケーションに含まれている図形であって、顧客に対して入力すべき書込み領域であることを指し示すためのレ点、丸印、×印等のような簡単な形状の線、マーク、記号等の図形である。本実施の形態においては、オペレータによる書込み時間が規定時間を超えても、指示図形が書込まれた場合には、オペレータによる書込みが指示書込みであると判断するようになっている。
そこで、書込み内容が指示図形である場合、テレビ会議サーバ11は、指示書込みであると判断し、書込み内容を画面上に表示させる。一方、書込み内容が指示図形であるか否かを判断して指示図形でない場合、テレビ会議サーバ11は、無効の書込みであると判断し、書込み内容を破棄する。
そして、すべての入力完了後、印刷を実施する。具体的には、営業店端末22の表示装置の表示画面22aに表示された共有画面22b中のすべての入力用フィールド22cに顧客によって書込み、修正、更新、編集等の入力がなされた、とオペレータが判断すると、オペレータは、センタ端末12を操作して印刷を実施させる。
すると、テレビ会議サーバ11は、画面上に指示書込みがあるか否かを判断する。すなわち、前記共有画面22b中のいずれかの入力用フィールド22cに指示書込みがあるか否かを判断する。そして、指示書込みがない場合、顧客によるすべての入力用フィールド22cへの入力内容を印刷させる。具体的には、営業店端末22の印刷機及び/又はセンタ端末12の印刷機に、すべての入力内容の印刷を行わせる。
また、画面上に指示書込みがあるか否かを判断して指示書込みがある場合、テレビ会議サーバ11は、指示書込みを無効として印刷させる。つまり、指示書込みを印刷の対象外として、営業店端末22の印刷機及び/又はセンタ端末12の印刷機に、指示書込み以外の書込み内容の印刷を行わせる。
そして、必要がある場合には、入力結果を保存する。具体的には、前記共有画面22b中の入力用フィールド22cになされた顧客による入力内容を保存する必要があると判断すると、オペレータは、センタ端末12を操作して保存を実施させる。
すると、テレビ会議サーバ11は、画面上に指示書込みがあるか否かを判断する。すなわち、前記共有画面22b中のいずれかの入力用フィールド22cに指示書込みがあるか否かを判断する。そして、指示書込みがない場合、すべての入力内容を保存する。具体的には、センタ第1データベース13又はセンタ第2データベース14に、すべての入力内容を記憶させて保存する。
また、画面上に指示書込みがあるか否かを判断して指示書込みがある場合、テレビ会議サーバ11は、指示書込みを無効として保存する。つまり、指示書込みを保存の対象外として、センタ第1データベース13又はセンタ第2データベース14に、指示書込み以外の入力内容を記憶させて保存する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 遠隔相談を開始する。
ステップS2 センタ端末12と営業店端末22とでアプリケーションを共有する。
ステップS3 一方の端末からのみの入力を受け付ける入力用フィールドに他方の端末からの入力が行われる。
ステップS4 テレビ会議サーバ11は、書込み時間が規定時間以下であるか否かを判断する。書込み時間が規定時間以下である場合はステップS6に進み、書込み時間が規定時間以下でない場合はステップS5に進む。
ステップS5 テレビ会議サーバ11は、書込み内容が指示図形であるか否かを判断する。書込み内容が指示図形である場合はステップS6に進み、書込み内容が指示図形でない場合はステップS7に進む。
ステップS6 テレビ会議サーバ11は、指示書込みであると判断し、書込み内容を画面上に表示させる。
ステップS7 テレビ会議サーバ11は、無効の書込みであると判断し、書込み内容を破棄する。
ステップS8 すべての入力完了後、印刷を実施する。
ステップS9 テレビ会議サーバ11は、画面上に指示書込みがあるか否かを判断する。画面上に指示書込みがある場合はステップS11に進み、画面上に指示書込みがない場合はステップS10に進む。
ステップS10 顧客によるすべての入力用フィールド22cへの入力内容を印刷させる。
ステップS11 テレビ会議サーバ11は、指示書込みを無効として印刷させる。
ステップS12 入力結果を保存する。
ステップS13 テレビ会議サーバ11は、画面上に指示書込みがあるか否かを判断する。画面上に指示書込みがある場合はステップS15に進み、画面上指示書込みがない場合はステップS14に進む。
ステップS14 すべての入力内容を保存する。
ステップS15 テレビ会議サーバ11は、指示書込みを無効として保存する。
このように、本実施の形態においては、営業店端末22の表示画面22a及びセンタ端末12の表示画面12aの両方に、営業店端末22からの入力のみが許可された入力用フィールド12c及び22cを含む共有画面12b及び22bを表示させ、センタ端末12からの入力用フィールド12cに対する書込みが通常書込みであるか指示書込みであるかを識別し、指示書込みである場合には、センタ端末12からの入力用フィールド12cに対する書込みを許可するようになっている。
これにより、顧客の相談を受けている相談センタのオペレータは、顧客による営業店端末22の操作を容易に、かつ、適切に指導及び補助することができる。そして、顧客は、相談センタのオペレータの説明を容易に理解することができるとともに、適切な入力用フィールド22cを容易に認識して、該入力用フィールド22cに所定事項の入力を迅速に行うことができる。
また、印刷及び保存する場合にはセンタ端末12からの入力用フィールド12cに対する指示書込みを無効とするので、従来通りの入力規定を維持することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、遠隔相談システムに適用することができる。
11 テレビ会議サーバ
12 センタ端末
12a、22a 表示画面
12b、22b 共有画面
12c、22c 入力用フィールド
15 センタデジタルペン
22 営業店端末
25 営業店デジタルペン

Claims (4)

  1. (a)営業店に配設され、顧客が操作する営業店端末と、
    (b)相談センタに配設され、前記顧客の相談に応じるオペレータが操作するセンタ端末と、
    (c)演算手段を備え、前記営業店端末及びセンタ端末に接続されたサーバとを有する遠隔相談システムであって、
    (d)前記営業店端末の表示画面及び前記センタ端末の表示画面の両方に、前記営業店端末からの入力及び前記センタ端末からの指示書込みのみが許可された書込み領域を含む共有画面表示さ
    (e)前記サーバは、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みが通常書込みであるか、前記顧客に対して入力すべき書込み領域であることを指し示すための指示書込みであるかを識別し、指示書込みである場合には、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みを許可することを特徴とする遠隔相談システム。
  2. (a)営業店に配設され、顧客が操作する営業店端末と、
    (b)相談センタに配設され、前記顧客の相談に応じるオペレータが操作するセンタ端末と、
    (c)演算手段を備え、前記営業店端末及びセンタ端末に接続されたサーバとを有する遠隔相談システムであって、
    (d)前記営業店端末の表示画面及び前記センタ端末の表示画面の両方に、前記営業店端末からの入力及び前記センタ端末からの指示書込みのみが許可された書込み領域を含む共有画面が表示され、
    (e)前記サーバは、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みが、通常書込みであるか、前記顧客に対して入力すべき書込み領域であることを指し示すための指示書込みであるかを識別し、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みの時間があらかじめ設定された規定時間以下であるか又は前記書込みの内容があらかじめ設定された図形である場合、前記書込みが指示書込みであると判断して、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する書込みを許可することを特徴とする遠隔相談システム。
  3. 前記書込み領域に対する入力の内容を印刷する場合、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する指示書込みを無効とし、前記営業店端末からの前記書込み領域に対する入力の内容のみを印刷する請求項1又は2に記載の遠隔相談システム。
  4. 前記書込み領域に対する入力の内容を保存する場合、前記センタ端末からの前記書込み領域に対する指示書込みを無効とし、前記営業店端末からの前記書込み領域に対する入力の内容のみを保存する請求項1〜のいずれか1項に記載の遠隔相談システム。
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