JP5655406B2 - モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法 - Google Patents

モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5655406B2
JP5655406B2 JP2010163119A JP2010163119A JP5655406B2 JP 5655406 B2 JP5655406 B2 JP 5655406B2 JP 2010163119 A JP2010163119 A JP 2010163119A JP 2010163119 A JP2010163119 A JP 2010163119A JP 5655406 B2 JP5655406 B2 JP 5655406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
mold
magnetic force
fixing member
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010163119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012024947A (ja
Inventor
隆宏 浅田
隆宏 浅田
充広 高山
充広 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP2010163119A priority Critical patent/JP5655406B2/ja
Priority to EP11809583.5A priority patent/EP2596934B1/en
Priority to CN201180035294.6A priority patent/CN103003043B/zh
Priority to US13/810,613 priority patent/US9339949B2/en
Priority to PCT/JP2011/065862 priority patent/WO2012011409A1/ja
Publication of JP2012024947A publication Critical patent/JP2012024947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5655406B2 publication Critical patent/JP5655406B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/12Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels
    • B29C33/14Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels against the mould wall
    • B29C33/16Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels against the mould wall using magnetic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14336Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
    • B29C45/14377Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article using an additional insert, e.g. a fastening element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、板ガラスと装飾モールとを一体成型させるために用いられるモール成形用金型に関するものであり、特に金属製の装飾モールを一体成型させるために用いられるモール成形用金型に関するものである。
近年、自動車の金属製の窓枠にガラス板を取り付けるにあたり、ガラス板の周縁に弾性のモール材を介装させてガラス板を取付ける方法に代わって、工場生産段階で窓ガラスの周縁部に樹脂製のモールを一体成形によって形成したモール付きガラスが普及しつつある。
さらに、この樹脂製のモールの表面の一部に金属製の光沢面を有する金属モールを配設して高級感や意匠性を高めた装飾モール付きガラスが知られている(特許文献1)。
このような装飾モール付きガラスは、ガラス板の周縁部を上下方向から挟み込んだ成形用の金型内のチャンバー内の所定位置に金属モールを配設後、該チャンバー内に軟化樹脂を注入して、ガラス板の周縁部に樹脂モールを金属モールと共に一体成形して形成される。
しかしながら、金型内に配設した金属モールは固定されていないため、樹脂注入段階で所定の位置からズレを起こすことがあり、所望の形状の装飾モール付きガラスが得られない場合があるという問題があった。
前述した問題を解決するために、磁石や電磁石等の磁力発生装置を用いて金属モールを所定位置に吸着し、位置ズレを発生させないようにした吸着保持装置が埋設されたモール成形型(引用文献2)が開示されている。
特開2009−137187号公報 特開2007−044921号公報
特許文献2に記載された磁力発生装置を用いて金属モールを金型に固定する方法は大変有用な方法であるが、磁力発生装置に通電した際の発熱や軟化樹脂からの伝達熱により、該磁力発生装置が熱膨張し、金型内の磁力によって金属モールを固定する固定部の周辺部分と金属モールとの当接部表面との間に段差が生じ、金型と金属モールとの接触部分に歪みや型跡が発生する問題があった。
また、前述した金属モールに歪みや型跡を発生させないようにするために、金型毎の調整時間が長くなるという問題もあった。
本願発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、金属モールに歪みや型跡を発生させず、金属モールの位置ズレも発生させない外観が良好な装飾モール付きガラスを一体成形するためのモール成形用金型、および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法を目的とするものである。
すなわち本願発明は、ガラス板の周縁部に樹脂モールを一体成形によって形成時に同時に金属モールを被着させるモール成形用金型において、ガラス板を支持すると共にガラス板の周縁部に形成する樹脂モールの上部面、下部面をそれぞれ形成させる上部金型、下部金型を含む成形金型と、前記下部金型の凹状面内の金属モールの当接面に設けた複数の各穿孔部に内接する非磁性の筒状の介装部材内に設け、金属モールをモール固定部材の頂部の磁力で保持するモール固定手段と、該モール固定手段に磁力を付与する磁力発生装置と、からなり、前記磁力発生装置の熱膨張により前記モール固定部材の頂部上端が、前記下部金型の凹状面から突出しないように、モール固定部材の鍔部の外径を穿孔部の内径より大径としたことを特徴とするモール成形用金型である。
また本願発明のモール成形用金型において、穿孔部内に配設した介装部材の下端部に、前記下部金型の穿孔部周辺の下面に当接、かつ穿孔部の内径より大径のスペーサーを配設し、介装部材の内側にモール固定部材の頂部を配設し、スペーサーの下面にモール固定部材の鍔部配設して、モール固定部材の鍔部とその下面に設けた磁力発生装置とをボルトで連結固定して、該モール固定部材の頂部上端が前記下部金型の凹状面から突出しないようにさせたことを特徴とする。
また、本願発明のモール成形用金型は、前記下部金型の底面側に固定されたブラケットと、前記ブラケット上に載置された、前記磁力発生装置を収納する非磁性の筒状の下部ホルダーと、を備えており、前記磁力発生装置と前記下部ホルダー、および前記ブラケット間に、前記磁力発生装置の膨張分を吸収する空間部を少なくとも有することを特徴とする。
また本願発明のモール成形用金型において、前記複数の穿孔部内に介装させた筒状の介装部材の内面形状を金属モールとの当接面側を小径、下方側を大径としたテーパー面形状とし、前記モール固定部材の頂部の外形を前記テーパー面形状に一致させることを特徴とする。
また、本願発明は、本願発明のモール成形用金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法である。
本発明によって、ガラス板の周縁部に射出成形した樹脂モールとその片側表面に固着した金属モールの表面に歪みや型跡を発生させることなく、金属モールの固着位置のズレも発生させないで、外観の良好な装飾モール付きガラスを得ることができた。また、本発明のモール成形用金型を用いることにより、前述した金型の調整工程を短縮することが可能となる。
本発明のモール成形用金型の下部金型を表す平面概略図。 図1のA−A´視の断面図で、本願発明のモール成形用金型の第1の実施形態の要部を示す断面概略図。 図1のA−A´視の断面図で、本願発明のモール成形用金型の第1の実施形態の要部を示す断面概略図。 図1のA−A´視の断面図で、第1の実施形態を示す断面概略図。
(1)モール成形用金型の構成
図1、図2、図4は本願発明の第1の実施形態を示す。
当該モール成形用金型は、ガラス板を支持すると共に該ガラス板の周縁部に形成するモールの上部面、下部面をそれぞれ形成させる上部金型11、下部金型12を含む成形金型と、前記下部金型12の凹状面2内に配設する金属モール1との当接面に設けた複数の穿孔部3、3、・・のそれぞれに内接する非磁性の筒状の介装部材5a、5a、・・内に設け、該金属モール1をモール固定部材4の頂部4aの磁力で保持するモール固定手段と、該モール固定手段に磁力を付与する磁力発生装置6とからなる。
前記金属モール1は磁性金属であり、外観上ステンレス等の錆びない金属又は合金が好適に用いられる。
前記上部金型11及び前記下部金型12は、鉄鋼等の剛性のSS鋼材が用いられ、該上部金型11及び該下部金型12を重ね合わせたときに形成されるキャビティ内に射出する樹脂によって樹脂モールを形成する際、高温の軟化樹脂によって変形しない耐熱性のものが好ましい。
また、該下部金型12の金属モールが被着される前記凹状面2に複数個の前記穿孔部3、3・・を設けるが、該穿孔部3、3・・は、該下部金型12を貫通する貫通孔でも、該下部金型12を貫通しない孔であってもよい。上記の樹脂モールを形成する樹脂としては、スチレン系、オレフィン系、塩ビ系、ウレタン系等の熱可塑性エラストマーを用いることができる。
上部ホルダー5は、前述した介装部材5a及びスペーサー5bからなる。該介装部材5aは筒状で非磁性体からなり、前記モール固定部材4の小径の頂部4aと前記下部金型12との間に設けられる。
前記介装部材5aを設けることにより、該モール固定部材4に付与伝達された磁力が該下部金型12へ分散し、該金属モール1を固定する該頂部4aの磁力の低下を防ぐことができる。
また、前記スペーサー5bは該モール固定部材4の大径部の鍔部4bと該下部金型12との間に設けられる非磁性体であり、該モール固定部材4と該下部金型12とのにより生じる該モール固定部材4の磁力の低下を抑制するだけでなく、前記磁力発生装置6の熱膨張よって該モール固定部材4全体が前記穿孔部3、3・・側に向けて、押し上げられ上昇しないように該下部金型12の該穿孔部3、3・・と該モール固定部材4の大径の鍔部4bとの間に配設する間隔保持材として用いられる。
前記上部ホルダー5は該介装部材5aと該スペーサー5bとがそれぞれ別々に形成された部材であっても、一体的に形成されたものであってもよい。
前記モール固定部材4は磁性体からなり、前記穿孔部3、3・・の内径よりも小径の該頂部4aと、該穿孔部3、3・・の内径よりも大径の該鍔部4bとを下部に有している。該モール固定部材4の該頂部4aは該モール固定部材4の上部側に位置し、磁力によって前記金属モール1を固定する。該モール固定部材4の該頂部4aの上端は、前記磁力発生装置6が発熱し膨張した際、前記凹状面2から突出しないように配設させる必要がある。なおここで言う「上端」とは、該モール固定部材4の小径が該穿孔部3、3・・の内径未満である該頂部4aを指し、「下部」とは該モール固定部材4の大径が該穿孔部3、3・・の内径より大径である該鍔部4bを示す。
また、第1の実施形態の前記モール固定部材4は下部に該鍔部4bを有する。該鍔部4bは該モール固定部材4の大径部が該穿孔部3、3・・の内径を超える部分であり、該鍔部4bの上には、前記下部金型12との間に該スペーサー5bを設け、該モール固定部材4と該穿孔部3、3・・間の間隔を保持して、該モール固定部材4を該穿孔部3、3・・側に上昇させないようにする機能がある。
磁力発生手段は、磁力発生装置6と、該磁力発生装置6を包囲する非磁性の下部ホルダー8を有している。磁力発生装置6としては、電磁石、永久磁石等が用いられる。
該下部ホルダー8は、該磁力発生装置6を収納する非磁性の筒状の容器で、上部側が開口して前記モール固定部材4と当接している。また、該下部ホルダー8は、その下部側で該下部金型12の底面側にボルト9、9・・で固定されたブラケット10上に載置されている。
該下部ホルダー8は非磁性であり、該下部ホルダー8内に収納した該磁力発生装置6を用いて発生させた磁力は、該下部ホルダー8によって側方および下方への磁力の発散が遮断されるため、上方側の該モール固定部材4側へ供給される磁力が低下することはない。
該下部ホルダー8の側面側と該下部金型12との間には空間部7を設けるのが好ましい。これは、該磁力発生装置6が熱等により膨張する際、該空間部7によって熱膨張分を吸収するためである。また、該空間部7によって該下部ホルダー8が該下部金型12を押圧するのを抑制し、該磁力発生装置6及び該下部金型12が損傷するのを防ぐ。
該磁力発生装置6は、その上面側が該モール固定部材4の下面に接するようにすることで、発生した磁力を該モール固定部材4に付与伝達することができる。
該上部ホルダー5の大径部5b(スペーサ)と、該モール固定部材4の該鍔部4bとを、該磁力発生装置6の上面側に非磁性のボルト9´、9´・・で固定するのが好ましい。
該下部金型12に設けた前記モール固定手段及び前記磁力発生手段は、図1では5箇所に設置しているが、設置個数はこれに限定するものではない。
該モール固定部材4の該頂部4aは該金属モール1を磁力で固定できるのであれば、該凹状面2よりも下方に設けられても差し支えない。
次に、本願発明の第2の実施形態を図3に示す。第2の実施形態におけるモール成形用金型は、第1の実施の形態と比べて、磁力発生装置6の支持構造、および該磁力発生装置6と下部ホルダー8間に空間部を設けた点が異なっている。
該磁力発生装置6は、該下部ホルダー8の上部に載置されたモール固定部材4の鍔部4bと、その上部に載置した該上部ホルダー5のスペーサー5bを合わせて非磁性のボルト9´、9´・・で連結し、吊下げ固定され、該磁力発生装置6と該装置6を収納する該下部ホルダー8間の側面側と底面側に空間部7を設けた。
該空間部7によって、該磁力発生装置6の膨張を吸収することができ、膨張によって該モール固定部材4を該金属モール1側に押し付け、歪みや型跡を発生させることなく、該磁力発生装置6の膨張による下部金型12及び該磁力発生装置6への押圧を抑制するため、該下部金型12及び該磁力発生装置6の破損も防止できる。
当該第2の実施形態において、該下部ホルダー8は該磁力発生装置6を包囲し、該下部ホルダー8の底部は、第1の実施形態で設けた前記ブラケット10と一体で形成したものでも良い。
次に、本願発明の第3の実施形態を以下に記載する(図示しない)。第3の実施形態におけるモール成形用金型は、第1の実施の形態と比べて、上部ホルダー5の介装部材5aの内面形状を、金属モール1との当接面側を小径、下方側を大径としたテーバー面形状とし、モール固定部材4の頂部4aの外形を該テーバー面形状に一致させる点が異なっている。
該介装部材5a及び該頂部4aをテーパー面形状とすることにより、第1の実施形態のようなスペーサー5bが設けられなくとも、該頂部4aが凹状面2へと突出するのを防ぐことが可能となる。
(2)装飾モール付きガラスの製造方法
まず、図4に示すように、本発明のモール成形用金型の下部金型12を装置内の所定位置に設置し、SUS等の金属モール1を該下部金型12内の凹状面2の所定の位置に配置する。該金属モール1を磁力で固定するために、磁力発生装置6を作動させて該金属モール1を磁力で固定する。
次に、ガラス板13を該下部金型12の所定の位置に設置する。この時、樹脂モールが形成される該ガラス板13の縁部には、ガラス面と樹脂とが強固に接着するように予めプライマー(図示せず)を塗布するのが望ましい。また、ガラス板13が一体成形時に所定の位置からずれて動くのを防止するために、該下部金型12にウレタンシート等を貼着した滑り止め、あるいはガラス板を吸着パッド等で吸引する吸引装置(図示せず)を設けるのが好ましい。
該金属モール1及び該ガラス板13を固定した後、上部金型11を該下部金型12と合わせるように設置する。この時、該上部金型11は前記ガラス板13を該下部金型12との間に挟持し、該上部金型11と該下部金型12とを重ね合わせることにより、軟化樹脂を流し込むキャビティ空間14が形成される。
次に、前記キャビティ空間14内に軟化した樹脂を図示しない注入口より射出し、該ガラス板13の周縁部に該金属モール1と樹脂モールとを一体的に射出成形する。
射出注入された軟化樹脂が固形化した後、該金属モール1を固定させていた磁力を止め、周縁エッジの余剰の樹脂部分を切断・除去することにより、装飾モール付きガラスが得られる。
前記ガラス板13としては、フラットな板ガラスの他に、曲げ加工された板ガラス、強化ガラス、曲げ加工をした強化ガラス、フラットな板ガラスあるいは曲げ加工した板ガラスを用いて作製される合わせガラス等が用いられる。
前述したプライマーは枠体を形成する樹脂と、該ガラス板13又は該金属モール1との接着性を向上させるものであり、プライマーが塗布されることにより、枠体と、該ガラス板13又は該金属モール1とを強固に接着させることができる。また、プライマーが塗布されていない部分は、樹脂の接着が不十分であるため容易に除去することが可能であり、一体成形の過程で生じる余剰の樹脂部分を容易に切断し除去することができる。プライマーを塗布する工程は作業性を考慮して適宜選択されればよい。
また、射出成形時の金型温度、射出する軟化樹脂の温度、軟化樹脂の射出圧力等は必要に応じて適宜選択されればよい。
1 金属モール
2 凹状面
3 穿孔部
4 モール固定部材
4a 頂部
4b 鍔部
5 上部ホルダー
5a 介装部材
5b スペーサー
6 磁力発生装置
7 空間部
8 下部ホルダー
9 ボルト
9´ ボルト
10 ブラケット
11 上部金型
12 下部金型
13 ガラス板
14 キャビティ空間

Claims (5)

  1. ガラス板の周縁部に樹脂モールを一体成形によって形成時に同時に金属モールを被着させるモール成形用金型において、
    ガラス板を支持すると共にガラス板の周縁部に形成する樹脂モールの上部面、下部面をそれぞれ形成させる上部金型、下部金型を含む成形金型と、
    前記下部金型の凹状面内の金属モールの当接面に設けた複数の各穿孔部に内接する非磁性の筒状の介装部材内に設け、金属モールをモール固定部材の頂部の磁力で保持するモール固定手段と、
    該モール固定手段に磁力を付与する磁力発生装置と、からなり、
    前記磁力発生装置の熱膨張により前記モール固定部材の頂部上端が、前記下部金型の凹状面から突出しないように、モール固定部材の鍔部の外径を穿孔部の内径より大径としたことを特徴とするモール成形用金型。
  2. 穿孔部内に配設した介装部材の下端部に、前記下部金型の穿孔部周辺の下面に当接、かつ穿孔部の内径より大径のスペーサーを配設し、介装部材の内側にモール固定部材の頂部を配設し、スペーサーの下面にモール固定部材の鍔部配設して、モール固定部材の鍔部とその下面に設けた磁力発生装置とをボルトで連結固定して、該モール固定部材の頂部上端が前記下部金型の凹状面から突出しないようにさせたことを特徴とする請求項1に記載のモール成形用金型。
  3. 前記下部金型の底面側に固定されたブラケットと、
    前記ブラケット上に載置された、前記磁力発生装置を収納する非磁性の筒状の下部ホルダーと、を備えており、
    前記磁力発生装置と前記下部ホルダー、および前記ブラケット間に、前記磁力発生装置の膨張分を吸収する空間部を少なくとも有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモール成形用金型。
  4. 前記複数の穿孔部内に介装させた筒状の介装部材の内面形状を金属モールとの当接面側を小径、下方側を大径としたテーパー面形状とし、前記モール固定部材の頂部の外形を前記テーパー面形状に一致させることを特徴とする請求項1に記載のモール成形用金型。
  5. 請求項1乃至請求項4いずれか1項に記載されたモール成形用金型を用いることを特徴とする装飾モール付きガラスの製造方法。
JP2010163119A 2010-07-20 2010-07-20 モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法 Expired - Fee Related JP5655406B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010163119A JP5655406B2 (ja) 2010-07-20 2010-07-20 モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法
EP11809583.5A EP2596934B1 (en) 2010-07-20 2011-07-12 Die for forming molding and method for producing decorative molding-furnished glass using the die
CN201180035294.6A CN103003043B (zh) 2010-07-20 2011-07-12 嵌条成型用模具及用该模具制造带装饰嵌条的玻璃的方法
US13/810,613 US9339949B2 (en) 2010-07-20 2011-07-12 Die for forming molding and method for producing decorative molding-furnished glass using the die
PCT/JP2011/065862 WO2012011409A1 (ja) 2010-07-20 2011-07-12 モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010163119A JP5655406B2 (ja) 2010-07-20 2010-07-20 モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012024947A JP2012024947A (ja) 2012-02-09
JP5655406B2 true JP5655406B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=45496836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010163119A Expired - Fee Related JP5655406B2 (ja) 2010-07-20 2010-07-20 モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9339949B2 (ja)
EP (1) EP2596934B1 (ja)
JP (1) JP5655406B2 (ja)
CN (1) CN103003043B (ja)
WO (1) WO2012011409A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7282313B2 (ja) * 2019-08-20 2023-05-29 Agc株式会社 樹脂枠体付き板状体の製造装置
CN110549546A (zh) * 2019-10-12 2019-12-10 广东博智林机器人有限公司 金属件注塑包胶的注塑模具及其电磁定位装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52100068U (ja) * 1976-01-27 1977-07-28
JPS5836362B2 (ja) 1976-02-18 1983-08-09 株式会社日立製作所 誤り判定装置
JPS6067911U (ja) * 1983-10-14 1985-05-14 豊田合成株式会社 成形用金型
JPH0319817A (ja) * 1989-06-16 1991-01-29 Shiroki Corp ガラス一体ウィンドモールの製造方法
US5817208A (en) * 1995-08-04 1998-10-06 Matsushita Electronics Corporation Resin sealing die, resin-sealed-type semiconductor device and method of manufacturing the device
JP2000015650A (ja) * 1998-07-02 2000-01-18 Mitsuboshi Belting Ltd 部分発泡成形品の成形方法およびその成形装置、並びに部分発泡成形品
JP2004262221A (ja) * 2003-01-06 2004-09-24 Tdk Corp 成形金型及びテープカートリッジの製造方法
JP4094515B2 (ja) * 2003-09-26 2008-06-04 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置の製造方法
JP2006272657A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Tdk Corp 成形方法及び成形装置
JP2006346995A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Central Glass Co Ltd 枠体付き窓ガラスの製造方法および製造装置
JP4815894B2 (ja) * 2005-06-27 2011-11-16 セントラル硝子株式会社 装飾モ−ル付き窓ガラスの製造方法および装飾モ−ル付き窓ガラス
JP2007044921A (ja) 2005-08-08 2007-02-22 Nippon Sheet Glass Co Ltd モール成形型、モール付きガラスの製造方法及びモール付きガラス
JP2008094061A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nippon Sheet Glass Co Ltd モール付きガラスの製造方法
JP2008273501A (ja) * 2007-04-06 2008-11-13 Nippon Sheet Glass Co Ltd モール付きガラス及びその製造方法
JP2008273133A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Central Glass Co Ltd 射出成形用金型
JP2009029067A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Nippon Sheet Glass Co Ltd モール成形型及びモール付きガラスの製造方法
JP5173384B2 (ja) * 2007-12-07 2013-04-03 日本板硝子株式会社 金属モール付きガラス及びその製造装置
US8623260B2 (en) * 2008-08-12 2014-01-07 Stora Enso Oyj Mould system for changing the depth of a cardboard-based container
US20110042848A1 (en) * 2009-08-24 2011-02-24 Ash Charles E Method of making a molded trim assembly

Also Published As

Publication number Publication date
CN103003043B (zh) 2015-04-22
EP2596934A1 (en) 2013-05-29
US9339949B2 (en) 2016-05-17
EP2596934B1 (en) 2015-03-11
JP2012024947A (ja) 2012-02-09
CN103003043A (zh) 2013-03-27
EP2596934A4 (en) 2014-01-01
WO2012011409A1 (ja) 2012-01-26
US20130115323A1 (en) 2013-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4815894B2 (ja) 装飾モ−ル付き窓ガラスの製造方法および装飾モ−ル付き窓ガラス
JP5655406B2 (ja) モール成形用金型および該金型を用いた装飾モール付きガラスの製造方法
MX2009005986A (es) Proceso para producir un troquel.
JP2009072794A (ja) 積層コアの製造装置
JP2012020499A (ja) 点字打刻装置
EP3076447B1 (en) Integrated compliant boundary for piezoelectric bimorph actuator
JP4474875B2 (ja) 真空成形型の製造方法
KR20080033598A (ko) 자동차용 내장재의 성형장치 및 성형방법
JP2011073314A (ja) 透明性インサート材を備えた樹脂成形品及びその製造に用いる金型及び樹脂成形品の製造方法
JP6058453B2 (ja) 成形品の製造装置
JP2007237359A (ja) エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法
JP2011115955A (ja) 複合品の製造方法
JP2016026907A (ja) 内外装部品
JP5376229B2 (ja) 内装材の製造方法
JP2008126428A (ja) 表皮の貼着方法並びに貼着装置
KR100838596B1 (ko) 장식용 핫 픽스의 부착방법 및 그 장치
JP5584976B2 (ja) 接合体の製造方法
JP2009028996A (ja) スタンパ及びスタンパ取り付け方法
KR100922030B1 (ko) 강화 코팅된 자동차 엠블럼 판재 포밍장치
JP6371626B2 (ja) 樹脂成形品の製造装置及び樹脂成形品の製造方法
JP6047350B2 (ja) フィルム体の貼着方法及びその装置
KR20080084270A (ko) 음향변환장치의 진동판 제조방법 및 진동판의 성형금형
KR20140064277A (ko) 입체채널간판의 입체프레임 제조방법
JP2016078278A (ja) 自動車内装品の製造方法及び製造装置
JP5380100B2 (ja) 樹脂成形体の製造方法、樹脂成形体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5655406

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees