JP5653766B2 - 長尺物貫通部防火処置用箱状枠体、長尺物貫通部防火処置用箱状枠体構成部材、長尺物貫通部防火処置用箱状枠体の形成方法 - Google Patents
長尺物貫通部防火処置用箱状枠体、長尺物貫通部防火処置用箱状枠体構成部材、長尺物貫通部防火処置用箱状枠体の形成方法 Download PDFInfo
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Description
このように、製造の際のコストを低減し生産性を向上しつつ、構造体の貫通箇所に合わせた様々な大きさの枠体を形成することができる。
さらに、上下の部材を、枠体の外側に向けつつ配置したフランジ同士で接続する。当該フランジは接続に用いるだけでなく構造体への固定を行なうためのアンカーとしても機能し、アングル等をボルトなどで取り付ける必要が無い。また、フランジ同士は係合突起と係合穴を用いて係合され接続されるので、ボルト等も不要であり接続の際の手間もかからない。
加えて、各部材のフランジは剛性を向上させ、取り扱いや構造体へ取り付けの際の曲げや変形も防ぐことができる。
また、嵌合突起や嵌合穴により、フランジ同士が幅方向にしっかりと位置決めされて固定され、係合が外れることなく各部材が確実に接続される。また、接続や取り外しの際の手間もかからない。
前記嵌合突起および前記嵌合穴は、前記フランジの前記張り出し部に形成されることが望ましい。
かかる構成により、嵌合突起および嵌合穴は、屈曲性の高い張り出した端部に形成されるので、嵌合の解除を容易に行うことができる。
このように、板状部材により、製造の際のコストを低減し生産性を向上しつつ、構造体の貫通箇所に合わせた様々な大きさの枠体を形成することができる。
さらに、上下の部材は、枠体の外側に向けつつ配置したフランジ同士で接続される。当該フランジは接続に用いるだけでなく構造体への固定を行なうためのアンカーとしても機能し、アングル等をボルトなどで取り付ける必要が無い。また、フランジ同士は係合突起と係合穴を用いて係合され接続されるので、接続の際の手間もかからない。
加えて、各部材のフランジは剛性を向上させ、取り扱いや構造体へ取り付けの際の曲げや変形も防ぐことができる。
さらに、嵌合穴や嵌合突起により、フランジ同士が幅方向にしっかりと位置決めされて固定され、係合が外れることなく板状部材が確実に接続される。また、接続や取り外しの際の手間もかからない。
前記嵌合突起および前記嵌合穴は、前記フランジの前記張り出し部に形成されることが望ましい。
かかる構成により、嵌合突起および嵌合穴は、屈曲性の高い張り出した端部に形成されるので、嵌合の解除を容易に行うことができる。
このように、製造の際のコストを低減し生産性を向上しつつ、構造体の貫通箇所に合わせた様々な大きさの枠体を形成することができる。
さらに、上下の部材を、枠体の外側に向けつつ配置したフランジ同士で接続する。当該フランジは接続に用いるだけでなく構造体への固定を行なうためのアンカーとしても機能し、アングル等をボルトなどで取り付ける必要が無い。また、前記フランジを嵌合させた時に、係合穴が穴部と重なることで、コンクリートを充填するための貫通孔として利用することができるため、より確実なアンカー効果を得ることができ、枠体が構造体に確実に固定される。さらに、各穴部により部材の軽量化も達成される。また、フランジ同士は係合突起と係合穴を用いて係合され接続されるので、ボルト等も不要であり接続の際の手間もかからない。
加えて、各部材のフランジは剛性を向上させ、取り扱いや構造体へ取り付けの際の曲げや変形も防ぐことができる。
また、嵌合突起や嵌合穴により、フランジ同士が幅方向にしっかりと位置決めされて固定され、係合が外れることなく各部材が確実に接続される。また、接続や取り外しの際の手間もかからない。
まず、図1から図3を参照して、本発明の第1の実施形態の長尺物貫通部防火処置用箱状枠体の組み立ておよびこれを用いた防火処置について概略を説明する。
また、側板21の下部には下部フランジ29が設けられる。
但し、部材の幅は上部部材10aや下部部材20aより長くなり、これにあわせて、上部部材10bの上部フランジ17については、前記の穴部171が前記の間隔と同じ間隔で上部部材10aよりも多く配置される。また、下部フランジ19については、1つの穴部191と1つの係合穴193による前記の1セットが前記の間隔と同じ間隔で上部部材10aよりも多く配置される。
また、下部部材20bの上部フランジ27については、1つの係合突起273の幅方向の両側に穴部271(271a、271b)が1つずつ設けられる前記の1セットが前記の間隔と同じ間隔で下部部材20aよりも多く配置される。
なお、上部部材10a、10bの側部フランジ15および下部部材20a、20bの側部フランジ25は、側板11、21から垂直に枠体1の内側に向かうように形成されており、他方の部材の側板11、21に裏側から当接することにより、側面板100a、100bの直交配置がしやすいようになっている。
このように、製造の際のコストを低減し生産性を向上しつつ、構造体の貫通箇所に合わせた様々な大きさの枠体1を形成することができる。
さらに、上部部材10aと下部部材20aを、枠体の外側に向けつつ配置したフランジ同士で接続する。フランジは接続に用いるだけでなく構造体への固定を行なうためのアンカーとしても機能し、アングル等をボルトなどで取り付ける必要が無い。また、フランジ同士は係合突起と係合穴を用いて係合され接続されるので、ボルト等も不要であり接続の際の手間もかからない。
加えて、各部材のフランジは剛性を向上させ、取り扱いや構造体へ取り付けの際の曲げや変形も防ぐことができる。
第2の実施形態では、図10に示すように、前述した上部部材10a(10b)と下部部材20a(20b)に加え、これらを上下方向に接続可能な中間部材30a(30b)を用いて側面板110a(110b)を構成して枠体1aを形成し、さらに枠体の高さを可変とする。
側部フランジ33、35は前記の側部フランジ23、25と略同様であり、穴部311、穴部331は、先程と同様、枠体1aの角部における接続に用いられる。
上部フランジ37および穴部371、係合突起373、嵌合突起375の位置および形状その他は、先に述べた上部フランジ27および穴部271、係合突起273、嵌合突起275と同様のものである。
下部フランジ39および穴部391、係合穴393、嵌合穴395の位置および形状その他は、先に述べた下部フランジ19および穴部191、係合穴193、嵌合穴195と同様のものである。
但し、部材の幅は中間部材30aより長くなり、これにあわせて、中間部材30bの上部フランジ37については、1つの係合突起373の幅方向の両側に穴部371(371a、371b)が1つずつ設けられる前記の1セットが前記の間隔と同じ間隔で中間部材30aよりも多く配置される。
また、下部フランジ39については、1つの穴部391と1つの係合穴393による前記の1セットが前記の間隔と同じ間隔で中間部材30aよりも多く配置される。
第3の実施形態では、第1、2の実施形態と同様の手法で、側面板の上部部材や下部部材を、複数の部材を幅方向に接続して構成する。図13は側面板の上部部材120を上部側部部材70、90および上部中間部材90を幅方向に接続して構成する例である。
側板71の他方の側端部には、上部部材10aの穴部111および側部フランジ15と同様の、穴部711および側部フランジ75が設けられる。
側板71の下部には、下部フランジ79が設けられる。下部フランジ79には、穴部791、係合穴793が設けられる。係合穴793は、前記の係合穴193と同様の形状であり、第1の穴部793aと第1の穴部793aより細長の第2の穴部793bが連続してなる。下部フランジ79では、1つの穴部791と1つの係合穴793が隣接して設けられ、この1セットが所定の幅方向の間隔で2組設けられる。
側板81の他方の側端部には、側部フランジ85が設けられる。側部フランジ85には、フランジの高さ方向に穴部851(851a、851b)、係合突起853が設けられる。また、上端部に嵌合突起855が設けられる。係合突起853は、前記の係合突起273と同様の形状であり、図13(c)に示すように、穴部854の側面から側部フランジ85に対し垂直に立ち上がる壁面853aと、壁面853aの先端部から側部フランジ85と平行に延びる側面853bにより形成される。側部フランジ85では、1つの係合突起853の高さ方向の両側に穴部851(851a、851b)が1つずつ設けられ、この1セットが所定の高さ方向の間隔で2組設けられる。
側部フランジ83、85は、後述する下部フランジ89と同方向に、側板81に対し垂直に張り出す。
側板81の下部には、上部側部部材70の下部フランジ79と同様の下部フランジ89が設けられる。下部フランジ89には、下部フランジ79の穴部791、係合穴793と同様の、穴部891、係合穴893が設けられる。係合穴893は、第1の穴部893aと第1の穴部893aより細長の第2の穴部893bが連続してなる。
幅方向の他方の側端部には、上部中間部材80の側部フランジ85と同様の側部フランジ95が設けられる。側部フランジ95には、側部フランジ85の穴部851(851a、851b)、係合突起853、嵌合突起855と同様の穴部951(951a、951b)、係合突起953、嵌合突起955が設けられる。側部フランジ95は、後述する下部フランジ99と同方向に、側板91に対し垂直に張り出す。
側板91の下部には、上部部材10aの下部フランジ19と同様の下部フランジ99が設けられる。下部フランジ99には、下部フランジ19の穴部191、係合穴193、嵌合穴195と同様の穴部991、係合穴993、嵌合穴995が設けられる。係合穴993は、第1の穴部993aと第1の穴部993aより細長の第2の穴部993bが連続してなる。
側部フランジ83と側部フランジ95の接続についても同様に行なうと、上部側部部材70、上部中間部材80、上部側部部材90が幅方向にしっかりと固定される。
側板141の他方の側端部には、下部部材20aの穴部211および側部フランジ25と同様の、穴部1411および側部フランジ145が設けられる。
側板141の下部には、下部部材20aの下部フランジ29と同様の、下部フランジ(不図示)が設けられる。
側板151の他方の側端部には、側部フランジ155が設けられる。側部フランジ155には、フランジの高さ方向に穴部1551、係合突起1553が設けられる。また、上端部に嵌合突起1555が設けられる。図14(c)に示すように、係合突起1553は、係合突起273と同様の形状であり、穴部1554の側面から側部フランジ155に対し垂直に立ち上がる壁面1553aと、壁面1553aの先端部から側部フランジ155と平行に延びる側面1553bにより形成される。穴部1551、嵌合突起1555の形状も、前記の穴部271、嵌合突起275と同様である。
側部フランジ153、155は、後述する上部フランジ157と同方向に側板151から垂直に張り出す。
側板151の下部には、下部フランジ29と同様の下部フランジ(不図示)が設けられる。
幅方向の他方の側端部には、下部中間部材150の側部フランジ155と同様の側部フランジ165が設けられる。側部フランジ165には、側部フランジ155の穴部1551、係合突起1553、嵌合突起1555と同様の穴部1651、係合突起1653、嵌合突起1655が設けられる。
側板161の下部にも、下部フランジ29と同様の下部フランジ(不図示)が設けられる。
側部フランジ153と側部フランジ165の接続についても同様に行なうと、下部側部部材140、下部中間部材150、下部側部部材160が幅方向にしっかりと固定される。
また、このとき下部フランジ79、89、99の穴部791、891、991と上部フランジ147、157、167の穴部1471a、1571a、1671aの位置が対応し、係合穴793、893、993の第1の穴部793a、893a、993aに穴部1471b、1571b、1671bの位置が対応し、それぞれ貫通孔が形成される。図1〜図3で説明した枠体の構造体への設置時、この貫通孔には、構造体のコンクリートが充填される。
安全カバー1800の外周に沿って穴部1810が配置される。穴部1810は前述の穴部171とあわせて安全カバー1800の枠体1への留め付けに用いられる。穴部1810は穴部171の位置に対応するよう設けられ、その間隔は穴部171の間隔の倍数となっているので、安全カバー1800は各種のサイズの枠体に適応することが可能である。個々の安全カバー1800は従来のように1枚の安全カバーで枠体1の上部を覆う場合に比べ小さくなり、保管や撤去のコストが低減される。
10a、10b………上部部材
20a、20b………下部部材
30a、30b………中間部材
100a、100b、110a、110b………側面板
13、15、23、25、33、35………側部フランジ
17、27、37………上部フランジ
19、29、39………下部フランジ
111、131、171、173、191、211、231、271、311、331、371、391………穴部
193、393………係合穴
195、395………嵌合穴
273、373………係合突起
275、375………嵌合突起
Claims (11)
- 長尺物が貫通する構造体の開口部に防火処置用の部材として固定され、側面板により側面が形成される箱状の枠体であって、
上下端部の少なくとも一方に接続用のフランジが形成された板状部材の複数を、前記枠体の外側に向くように配置された前記フランジ同士で上下方向に接続することにより、前記側面板を構成し、
接続される一方のフランジには、逆L字状の形状を有する接続用の係合突起が形成され、他方のフランジには、前記係合突起の上面が挿入可能な第1の穴部と前記係合突起の壁面が挿入可能な第2の穴部が連続してなる接続用の係合穴が形成され、
さらに、接続される一方のフランジに、位置決めして固定するための嵌合突起、もしくは、位置決めして固定するための嵌合穴が形成され、他方のフランジに、位置決めして固定するための嵌合穴、もしくは、位置決めして固定するための嵌合突起が形成され、
さらに、一方のフランジには嵌合穴でない別の穴部が形成され、
板状部材同士の接続時に、一方のフランジの係合突起の上面を他方のフランジの第1の穴部に挿入した後、前記係合突起の壁面を他方のフランジの第2の穴部に挿入するように一方のフランジを他方のフランジに対して移動させることにより、一方のフランジを他方のフランジに係合して、前記嵌合突起が前記嵌合穴に嵌りこむことにより前記嵌合突起が前記嵌合穴と嵌合して両者が固定され、板状部材の幅方向の位置決めがなされ、
前記別の穴部は、前記フランジを嵌合させた時に、他方のフランジの前記第1の穴部と位置が重なるように形成され、前記別の穴部と前記第1の穴部が重なって形成された貫通孔に前記構造体のコンクリートが充填され、
前記嵌合突起を押圧することで嵌合が解除できることを特徴とする長尺物貫通部防火処置用箱状枠体。 - 長尺物が貫通する構造体の開口部に防火処置用の部材として固定され、側面板により側面が形成される箱状の枠体であって、
上下端部の少なくとも一方に接続用のフランジが形成された板状部材の複数を、前記枠体の外側に向くように配置された前記フランジ同士で上下方向に接続することにより、前記側面板を構成し、
接続される一方のフランジには、逆L字状の形状を有する接続用の係合突起が形成され、他方のフランジには、前記係合突起の上面が挿入可能な第1の穴部と前記係合突起の壁面が挿入可能な第2の穴部が連続してなる接続用の係合穴が形成され、
さらに、接続される一方のフランジに、位置決めして固定するための嵌合突起、もしくは、位置決めして固定するための嵌合穴が形成され、他方のフランジに、位置決めして固定するための嵌合穴、もしくは、位置決めして固定するための嵌合突起が形成され、
前記フランジは前記板状部材より幅が長く、一方の端部が前記板状部材から幅方向に張り出した張り出し部が形成され、
前記板状部材の両側端部のうち、前記張り出し部が形成される側端部にコーナー接続用のフランジが形成され、接続する一方の板状部材のコーナー接続用のフランジを、他方の板状部材のコーナー接続用のフランジが形成されない側端部と接続することにより、前記枠体の角部における板状部材同士の接続がなされ、
前記板状部材同士の接続時に、一方のフランジの係合突起の上面を他方のフランジの第1の穴部に挿入した後、前記係合突起の壁面を他方のフランジの第2の穴部に挿入するように一方のフランジを他方のフランジに対して移動させることにより、一方のフランジを他方のフランジに係合して、前記嵌合突起が前記嵌合穴に嵌りこむことにより前記嵌合突起が前記嵌合穴と嵌合して両者が固定され、板状部材の幅方向の位置決めがなされ、前記嵌合突起を押圧することで嵌合が解除できることを特徴とする長尺物貫通部防火処置用箱状枠体。 - 前記嵌合突起および前記嵌合穴は、前記フランジの前記張り出し部に形成されることを特徴とする請求項2記載の長尺物貫通部防火処置用箱状枠体。
- 少なくとも下端部に接続用のフランジを形成した板状部材と、上下端部に接続用のフランジを形成した板状部材と、少なくとも上端部に接続用のフランジを形成した板状部材を上下方向に接続し、前記側面板を構成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の長尺物貫通部防火処置用箱状枠体。
- 両側端部の少なくとも一方に接続用のフランジを形成した板状部材の複数を、前記フランジ同士で幅方向に接続することにより、前記側面板を構成したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の長尺物貫通部防火処置用箱状枠体。
- 長尺物が貫通する構造体の開口部に防火処置用の部材として固定される箱状の枠体の側面を形成する側面板を構成する板状部材であって、
前記枠体の外側に向くように配置して別の板状部材と上下方向に接続するための接続用のフランジが、上下端部の少なくとも一方に形成され、
前記フランジに、逆L字状の形状を有する接続用の係合突起、もしくは、逆L字状の形状を有する接続用の係合突起の上面が挿入可能な第1の穴部と前記係合突起の壁面が挿入可能な第2の穴部が連続してなる接続用の係合穴が形成され、
さらに前記フランジに、別の板状部材との接続時に幅方向位置を位置決めして固定するための、嵌合突起、もしくは、嵌合突起が嵌りこむ嵌合穴が形成され、
さらに前記フランジに、前記構造体のコンクリートを充填させるための、嵌合穴とは別の穴部が形成され、前記フランジを嵌合させた時に、前記第1の穴部と前記別の穴部が相互に重なるように形成されていることを特徴とする長尺物貫通部防火処置用箱状枠体構成部材。 - 長尺物が貫通する構造体の開口部に防火処置用の部材として固定される箱状の枠体の側面を形成する側面板を構成する板状部材であって、
前記枠体の外側に向くように配置して別の板状部材と上下方向に接続するための接続用のフランジが、上下端部の少なくとも一方に形成され、
前記フランジに、逆L字状の形状を有する接続用の係合突起、もしくは、逆L字状の形状を有する接続用の係合突起の上面が挿入可能な第1の穴部と前記係合突起の壁面が挿入可能な第2の穴部が連続してなる接続用の係合穴が形成され、
さらに前記フランジに、別の板状部材との接続時に幅方向位置を位置決めして固定するための、嵌合突起、もしくは、嵌合突起が嵌りこむ嵌合穴が形成され、
前記フランジは前記板状部材より幅が長く、一方の端部が前記板状部材から幅方向に張り出した張り出し部が形成され、
前記枠体の角部における別の板状部材との接続を行なうためのコーナー接続用のフランジが、前記板状部材の両側端部のうち、前記張り出し部が形成される側端部に形成されることを特徴とする長尺物貫通部防火処置用箱状枠体構成部材。 - 前記嵌合突起および前記嵌合穴は、前記フランジの前記張り出し部に形成されることを特徴とする請求項7記載の長尺物貫通部防火処置用箱状枠体構成部材。
- 別の板状部材と上下方向に接続するための接続用のフランジが、上下端部の両方に形成されることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の長尺物貫通部防火処置用箱状枠体構成部材。
- 別の板状部材と幅方向に接続するための接続用のフランジが、前記板状部材の両側端部の少なくとも一方に形成されることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の長尺物貫通部防火処置用箱状枠体構成部材。
- 長尺物が貫通する構造体の開口部に防火処置用の部材として固定される箱状の枠体である長尺物貫通部防火処置用箱状枠体の形成方法であって、
上下端部の少なくとも一方に接続用のフランジが形成された板状部材の複数について、前記枠体の外側に向くように配置された前記フランジ同士での上下方向の接続と、前記枠体の角部における横方向の接続とを行うことにより、前記枠体を形成し、
接続される一方のフランジには、逆L字状の形状を有する接続用の係合突起が形成され、他方のフランジには、前記係合突起の上面が挿入可能な第1の穴部と前記係合突起の壁面が挿入可能な第2の穴部が連続してなる接続用の係合穴が形成され、
さらに、接続される一方のフランジに、位置決めして固定するための嵌合突起、もしくは、位置決めして固定するための嵌合穴が形成され、他方のフランジに、位置決めして固定するための嵌合穴、もしくは、位置決めして固定するための嵌合突起が形成され、
さらに、一方のフランジには嵌合穴でない別の穴部が形成され、
板状部材同士の上下方向の接続時に、一方のフランジの係合突起の上面を他方のフランジの第1の穴部に挿入した後、前記係合突起の壁面を他方のフランジの第2の穴部に挿入するように一方のフランジを他方のフランジに対して移動させることにより、一方のフランジを他方のフランジに係合して、前記嵌合突起が前記嵌合穴に嵌りこむことにより前記嵌合突起が前記嵌合穴と嵌合して両者が固定され、板状部材の幅方向の位置決めがなされ、
前記別の穴部は、前記フランジを嵌合させた時に、他方のフランジの前記第1の穴部と位置が重なるように形成され、前記別の穴部と前記第1の穴部が重なって形成された貫通孔に前記構造体のコンクリートが充填されることを特徴とする長尺物貫通部防火処置用箱状枠体の形成方法。
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