JPH0738270A - スライド固定式取付部材及びこれを用いた基板ガイドレール - Google Patents

スライド固定式取付部材及びこれを用いた基板ガイドレール

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JPH0738270A
JPH0738270A JP19909093A JP19909093A JPH0738270A JP H0738270 A JPH0738270 A JP H0738270A JP 19909093 A JP19909093 A JP 19909093A JP 19909093 A JP19909093 A JP 19909093A JP H0738270 A JPH0738270 A JP H0738270A
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fixed
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JP19909093A
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Yasuhide Hirata
靖秀 平田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 足をシャーシ等の被取付部材のスライド孔部
に嵌合した後、スライドして、突起部材を被取付部材の
ストッパ孔部に落とし込むことにより、被取付部材に固
定する、スライド固定式取付部材,例えば基板ガイドレ
ールにおいて、いずれの向きにも取付け可能にして、取
付け作業を容易にする。 【構成】 突起部材1fを中央部に設けた可撓性部材1
dの両端部を、その両端部間に渡架された剛性部材1b
に固着する。これにより、ガイドレール1を被取付部材
2に対していずれの向きに取り付けた場合にも、ガイド
レール1のその固定を解除する方向への移動(図1
(d)の右方向の移動)が阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、足をシャーシ等の被
取付部材のスライド孔部に嵌合した後、スライドして、
突起部材を被取付部材のストッパ孔部に落とし込むこと
により、被取付部材に固定する、スライド固定式取付部
材及びスライド固定式基板ガイドレールに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のスライド固定式基板ガイドレール
51は、図4に示すように、ガイドレール51自体のス
ライドさせる方向が一方向に定まっており、スライド固
定式基板ガイドレール51を、シャーシ等の被取付部材
52に対して、その方向にスライドさせることにより、
被取付部材52に固定していた。即ち、従来のスライド
固定式ガイドレール51は、それ自体、取付けに対して
方向性を有していた。
【0003】即ち、図4に示すガイドレール51におい
ては、上面が開いた箱状枠体51aの底面にコの字状の
スリットを設けて、片持ち梁状の可撓性部材51bを形
成し、その自由端に突起部材51cを突設してある。ま
た、T字状のスライド孔部52aの頭部52bに嵌合す
る足51dが設けてあり、そして、それぞれの足51d
の両側部の上面には、スライド後に足を被取付部材52
の下面に密着させてガイドレール51を被取付部材52
に密に固定するための、突板部51eが設けてあり、突
板部51eには、スライド方向の位置に、突板部51e
が容易にスライド孔部52aの頭部52bから被取付部
材52の下面に移行できるように、テーパー部51fが
設けてある。そして、被取付部材52には、ガイドレー
ル51をスライド後の可撓性部材51bの突起部材51
cの位置に対向して、ストッパ孔部52cが設けてあ
る。
【0004】そして、ガイドレール51の足51dをス
ライド孔部52aの頭部52bに嵌合して、ガイドレー
ル51を図4(a)(c)における左方向にスライドす
ることにより、可撓性部材51bの突起部材51cがス
トッパ孔部52cに落ち込んで、ガイドレール51が被
取付部材52に固定される。この状態で、ガイドレール
51を右方向に移動しようとすると、突起部材51cの
前端面がストッパ孔部52cに係止され、可撓性部材5
1bには、その自由端の位置を変えずに可撓性部材51
bを丸めるような力が生じるので、可撓性部材51bの
剛性により可撓性部材51bは容易には丸められず、従
って、突起部材51cがストッパ孔部52cから抜け出
ることが防止され、固定が維持される。因みに、仮に、
逆に、可撓性部材51bが図4(a)(c)の右側位置
で固着され、突起部材51cを設けた自由端部が左側位
置である場合には、ガイドレール51を右方向に移動し
ようとすると、突起部材の後端面がストッパ孔部に係止
され、可撓性部材には、その自由端を上方に反らせるよ
うな力が生じるので、これに対する可撓性部材の阻止力
は弱く、従って、突起部材がストッパ孔部から容易に抜
け出てしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、ガ
イドレール51自体のスライド方向が一方向しかなかっ
たので、作業者は、どちら向きに取り付けるのかをいつ
も考えなければならず、作業効率が低下するという問題
点があった。即ち、作業者がガイドレール51を手で持
ったときに、それが反対方向であったときには、それを
再び持ち直して被取付部材52に嵌合しなければなら
ず、或いは、トレー上等に置かれたガイドレール51を
手に持つ際に、予め反対方向にならないように注意して
手に持たなければならない等という問題点があった。
【0006】このような問題点は、スライド固定式基板
ガイドレールに限らず、足をシャーシ等の被取付部材の
スライド孔部に嵌合した後、スライドして、突起部材を
被取付部材のストッパ孔部に落とし込むことにより、被
取付部材に固定する、種々のスライド固定式取付部材一
般において生ずる。
【0007】そこで本発明の目的は、いずれ向きにも取
り付けることが可能であり、従って、被取付部材への取
付け作業の効率の向上が可能なスライド固定式基板取付
部材及びスライド固定式基板ガイドレールを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、足を被取付部材のスライド孔部に嵌合し
た後、スライドして、突起部材を被取付部材のストッパ
孔部に落とし込むことにより、被取付部材に固定する、
スライド固定式取付部材において、突起部材は可撓性部
材の中央部に設けてあり、可撓性部材の両端部は、両端
部間に渡架された剛性部材に固着してある。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
は、足を被取付部材のスライド孔部に嵌合した後、スラ
イドして、突起部材を被取付部材のストッパ孔部に落と
し込むことにより、被取付部材に固定する、スライド固
定式基板ガイドレールにおいて、突起部材は可撓性部材
の中央部に設けてあり、可撓性部材の両端部は、両端部
間に渡架された剛性部材に固着してある。
【0010】可撓性部材は、上面が開いた剛性を有する
箱状枠体の底面に長手方向に一対のスリットを設けるこ
とにより形成してもよい。
【0011】足は、垂下部と、垂下部の下端からスライ
ドの方向と直角方向へ延びる水平部と、水平部の端部に
設けたスライド方向に向けた突板部と、突板部の両端部
に設けたテーパー部とを有していることが好ましい。
【0012】スライド固定式取付部材又はスライド固定
式基板ガイドレールは、180°向きを変えた場合にお
いても全く同じ形状になるように、構成してあることが
好ましい。
【0013】
【作用】突起部材を可撓性部材の中央部に設け、かつ可
撓性部材の両端部は、その両端部間に渡架された剛性部
材に固着してあるので、その固定解除の方向が右方向で
ある場合には、突起部材の右側側面がストッパ孔部に係
止され、可撓性部材の突起部材位置より左側部分によ
り、突起部材がストッパ孔部から抜け出ることが防止さ
れる。上記の取付部材を向きを変えて上記の被取付部材
に取り付けると、その固定解除の方向は最初の向きの取
付部材での左方向に変わるが、この場合には、最初の向
きでの取付部材の突起部材の左側側面がストッパ孔部に
係止されるので、最初の向きでの可撓性部材の突起部材
位置より右側部分により、突起部材がストッパ孔部から
抜け出ることが防止される。これにより、いずれの向き
にも取り付けることが可能になる。なお、可撓性部材の
両端部がいずれも剛性部材に固着してあることにより、
可撓性部材の撓みが容易ではなくなるので、これによっ
ても、更に、突起部材がストッパ孔部から抜け出ること
が防止される。
【0014】本発明のスライド固定式取付部材を基板ガ
イドレールに適用することにより、基板ガイドレールを
いずれの向きにも被取付部材に取りつけることが可能に
なるので、ロボット等による自動化を行うことが容易に
なる。
【0015】上面が開いた剛性を有する箱状枠体の底面
に長手方向に一対のスリットを設けることにより、突起
部材を中央部に設けた可撓性部材の両端部を、その両端
部間に渡架された剛性部材に固着することが、容易に実
現される。
【0016】足が、垂下部と、垂下部の下端からスライ
ドの方向と直角方向へ延びる水平部と、水平部の端部に
設けたスライド方向に向けた突板部と、突板部の両端部
に設けたテーパー部とを有していることにより、ガイド
レールをいずれの方向へスライドする場合においても、
足のスライド孔部から被取付部材の下面への移行が容易
に行なわれる。
【0017】スライド固定式取付部材又はスライド固定
式基板ガイドレールを、180°向きを変えた場合にお
いても全く同じ形状になるように、形成することによ
り、外観上も、ガイドレールをいずれの向きに取り付け
ても同じであることが容易に認識される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0019】図1(a)(b)(c)において、スライ
ド固定式基板ガイドレール1は、中心位置を中心にして
180°向きを変えた場合においても、全く同じ形状に
なるように、形成してある。なお、ガイドレール1は、
全体を樹脂による一体成形により、形成してある。
【0020】ガイドレール1の上面には、不図示の電子
回路基板の縁部を嵌合して摺動するための、ガイドレー
ル1の上部方向に開口したガイド溝1aが、レール1の
長手方向に形成してある。なお、ガイドレール1の中央
部には、後述する箱状枠体1bが設けてあり、箱状枠体
1bの内部においてはガイド溝1aは省いてある。
【0021】ガイドレール1の中央部には、図1(e)
(f)に拡大して示すように、ガイドレール1の上部方
向を開口した、所定の剛性を有する、箱状枠体1bが形
成してある。そして、その底面に、幅方向の両端部の位
置に、レール1の長手方向に一対のスリット1cが形成
してある。そして、可撓性部材1dをこの状態で形成し
てあり、即ち、可撓性部材1dの両端部においては、可
撓性部材1dは箱状枠体1bに対して固着された状態に
してある。従って、可撓性部材1dは両端部を固着され
た状態で撓む。なお、スライドの際、後述する突起部材
1fが被取付部材2の上面に当接した状態で、可撓性部
材1dが十分に撓むことができ、かつ、突起部材1fが
ストッパ孔部2dに落ち込んだ状態で、ガイドレール1
にその固定を解除する方向の力が生じても、容易に突起
部材1fがストッパ孔部2dから抜け出ないように、可
撓性部材1dの肉厚,幅及び長さを、所定の値に定めて
ある。
【0022】そして、可撓性部材1dの下面の中央部
に、円柱状の突起部材1fが突設してある。円柱状の突
起部材1fの頭部1gは、球面状にしてある。突起部材
1fの高さは、突起部材1fが被取付部材2の上面に当
接した状態で、可撓性部材1dが可撓の範囲内にあるよ
うに、かつ、ガイドレール1にその固定を解除する方向
の力が生じても、容易に突起部材1fがストッパ孔部2
dから抜け出ないように、可撓性部材1dの寸法との関
係で定めてある。なお,特に本実施例では、被取付部材
2の厚み,例えば1.5mmに略等しくしてある(図3
(c)参照)。
【0023】次に、箱状枠体1bに隣接して、突起部材
1fの位置から等しい距離に、一対の第1の足1hが設
けてある。第1の足1hは、図1(g)(b)に示すよ
うに、垂下部1iと、垂下部1iの下端部から幅方向両
側に延びた水平部1jとを有しており、水平部1jの両
端部の上面には、後述するスライド作業後に足1hを被
取付部材2の下面に密着させてガイドレール1を被取付
部材2に密着するための、突板部1kが設けてあり、突
板部1kには、長手方向両端部のいずれの位置にも、テ
ーパー部1mが形成してある。なお、ここに、垂下部,
水平部の語句は、ガイドレール本体に対する相対的な方
向を示した語句であり、無論、ガイドレール1を被取付
部材2に取付けた状態における垂下部,水平部はその語
句通りの示す方向でなくてもよい。次に、一対の第1の
足1hの垂下部1iの内側側面には、それぞれ、スライ
ド作業後にスライド孔部2aの縁部に当接する、当接部
1nが設けてある。
【0024】次に、ガイドレール1の長手方向の両端部
の位置に、突起部材1fの位置から等しい距離に、一対
の第2の足1pが設けてある。第2の足1pは第1の足
1hと同様の形状である。なお、第2の足1pには、当
接部1nは設けてない。
【0025】次に、図1(d)に示すように、ガイドレ
ール1が取り付けられるシャーシ等の被取付部材2に
は、第1,第2の足1h,1pの位置に対応して、スラ
イド孔部2aが設けてある。スライド孔部2aはT字状
の形状であり、その頭部2bは足1h,1pを貫通する
大きさを有し、その根元部2cは垂下部1iの幅と略等
しい。
【0026】次に、第1,第2の足1h,1pをスライ
ド孔部2aに嵌合してスライドした状態における、突起
部材1fの位置に対応して、突起部材1fの径と略等し
い径のストッパ孔部2dが設けてある。
【0027】スライド孔部2a及びストッパ孔部2d
は、シャーシ等の被取付部材の対向する両側面,上下面
等に設けられ、スライド固定式基板ガイドレール1は一
対用意され、それぞれのスライド孔部2a及びストッパ
孔部2dに取り付けられる。
【0028】次に、作用を説明する。
【0029】手作業又は自動化による取付け作業におい
て、ガイドレール1の向きを考えることなく、足1h,
1pをスライド孔部2aの頭部2bに対向し、その状態
で嵌合する。この際、突起部材1fが被取付部材2の上
面に当接するので、可撓性部材1dを撓ませる状態で、
一対の第1の足1hを頭部2bに挿通する(図2
(a),図3(a))。
【0030】そして、この状態で、そのままガイドレー
ル1を、スライド孔部の根元部2cの方向へスライドさ
せる。なおスライドする際に、第1,第2の足の突板部
1kの両方向のテーパー部1mのいずれか一方側が利用
され、突板部1kが被取付部材2の下面に移行する過程
が容易になる。また、突起部材1fの先端部1gが球面
状であるので、被取付部材2の上面との摩擦力が軽減し
て、より滑らかなスライドが可能になる(図2(b),
図3(b))。
【0031】すると、突起部材1fがストッパ孔部2d
に嵌合して可撓性部材1dが撓みのない状態へ戻る。ま
た同時に、第1の足1hの一方の当接部1nが根元部2
cの端縁に当接する。この状態で、ガイドレール1は被
取付部材2に位置決めされて、固定され、取付け作業が
完了する(図2(c),図3(c))。他方のガイドレ
ール1も、同様に、被取付部材の、対向する位置に設け
られたスライド孔部2a及びストッパ孔部2dに取り付
けられる。
【0032】そして、一対のガイドレール1の対向する
ガイド溝1a間に、基板が、その両端縁をガイド溝1a
に嵌合する状態で、ガイド溝1aにガイドされながら、
摺動して、収納される(図示省略)。ガイドレール1
は、メンテナンス,修理等、必要に応じて、ガイドレー
ルに沿って引き出され、メンテナンス,修理等の作業を
容易にする。
【0033】図1,2,3において、ガイドレール1
に、足1h,1pがスライド孔部の頭部2bに移動する
方向の力,即ち右方向の力が作用した場合には、突起部
材1fの右側側面がストッパ孔部2dに係止されるの
で、可撓性部材1dの突起部材1f位置より左側部分に
より、突起部材1fがストッパ孔部2dから抜け出るこ
とが防止される。ガイドレール1が被取付部材2に対し
て逆向きに取り付けられた場合には、図1,2,3に示
したガイドレール1における突起部材1fの左側側面が
ストッパ孔部2dに係止されるので、可撓性部材1dの
突起部材1f位置より右側部分により、突起部材1fが
ストッパ孔部2dから抜け出ることが防止される。次
に、それぞれの場合において、可撓性部材1dの両端部
がいずれも剛性部材である箱状枠体1bに固着してある
ことにより、可撓性部材1dは容易には撓み上がること
ができないので、これによっても、更に、突起部材がス
トッパ孔部から抜け出ることが防止される。
【0034】そして、可撓性部材の中央部に突起部材を
設けて、両端部を剛性部材に固着した構造であるので、
自由端に突起部材を設けた従来の可撓性部材を、互いに
向きを反対側にして2つ、ガイドレールに配置する場合
に比して、突起部材,ストッパ孔部は1つづつでよいの
で、ガイドレールを組み込む機器のコストの低減を図る
ことができる。
【0035】また本実施例では、スライド固定式基板ガ
イドレール1を、180°向きを変えた場合においても
全く同じ形状になるように、形成したので、作業者は上
記の形状の対称性により、外観からも、ガイドレール1
は、いずれの向きに向けても取り付けることができるこ
とを直ちに認識できて、作業者はより安心して組み付け
作業を行うことが可能になる。
【0036】上記実施例において、可撓性部材を、上面
が開いた剛性を有する箱状枠体の底面に長手方向に一対
のスリットを設けることにより形成したが、可撓性部材
はその両端部を、その両端部間に渡架された剛性部材に
固着してあればよく、剛性部材は種々の形状を考えるこ
とができる。
【0037】また、上記実施例において、突起部材1f
を円柱状としたが、突起部材の形状は種々考えることが
でき、例えば、可撓性部材の幅方向に連続して形成し
た、板状突起形状としてもよい。なお、この場合には、
被取付部材のストッパ孔部も、突起部材の形状に合わせ
て形成する。
【0038】更に、上記実施例において、ガイドレール
1は足を4本有するとしたが、ガイドレールの足は、無
論、2本であってもよく、また6本以上であってもよ
い。
【0039】上記実施例はスライド固定式基板ガイドレ
ールについて述べたが、本発明は、足をシャーシ等の被
取付部材のスライド孔部に嵌合した後、スライドして、
突起部材を被取付部材のストッパ孔部に落とし込むこと
により、被取付部材に固定する、種々のスライド固定式
取付部材に適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
被取付部材に対していずれの向きに向けた場合にも取付
け作業を行うことが可能になり、取り付けの作業の効率
が極めて向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたスライド固定式基板ガイドレー
ルの説明図であり、同図(a)は平面図,同図(b)は
長手直角方向の側面図,同図(c)は長手方向の側面
図,同図(d)は被取付部材の孔部の平面図,同図
(e)(f)は同図A部の拡大図,同図(g)は同図B
部の拡大図である。
【図2】同図(a)(b)(c)は図1のスライド固定
式基板ガイドレールを被取付部材に取り付ける作業の様
子を示す説明図である。
【図3】同図(a)(b)(c)は図2(a)(b)
(c)にそれぞれ対応して、図2の取付けの作業におい
て、突起部材がストッパ孔部に嵌合して落ち込む様子を
示す説明図である。
【図4】従来のスライド固定式基板ガイドレールの説明
図であり、同図(a)は平面図,同図(b)は長手直角
方向の側面図,同図(c)は長手方向の側面図,同図
(d)は被取付部材の孔部の平面図,同図(e)(f)
は同図A部の拡大図,同図(g)は同図B部の拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 スライド固定式基板ガイドレール 1b 剛性部材(上面が開いた箱状枠体) 1c 一対のスリット 1d 可撓性部材 1f 突起部材 1h,1p 足 1i 垂下部 1j 水平部 1k 突板部 1m テーパー部 2 被取付部材 2a スライド孔部 2d ストッパ孔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足を被取付部材のスライド孔部に嵌合し
    た後、スライドして、突起部材を上記被取付部材のスト
    ッパ孔部に落とし込むことにより、上記被取付部材に固
    定する、スライド固定式取付部材において、 上記突起部材は可撓性部材の中央部に設けてあり、上記
    可撓性部材の両端部は、上記両端部間に渡架された剛性
    部材に固着してあることを特徴とするスライド固定式基
    板ガイドレール。
  2. 【請求項2】 足を被取付部材のスライド孔部に嵌合し
    た後、スライドして、突起部材を上記被取付部材のスト
    ッパ孔部に落とし込むことにより、上記被取付部材に固
    定する、スライド固定式基板ガイドレールにおいて、 上記突起部材は可撓性部材の中央部に設けてあり、上記
    可撓性部材の両端部は、上記両端部間に渡架された剛性
    部材に固着してあることを特徴とするスライド固定式基
    板ガイドレール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記可撓性部材は、上面が開いた剛性を有する箱状枠体
    の底面に長手方向に一対のスリットを設けることにより
    形成することを特徴とするスライド固定式取付部材又は
    基板ガイドレール。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つにおい
    て、 上記足は、垂下部と、上記垂下部の下端から上記スライ
    ドの方向と直角方向へ延びる水平部と、上記水平部の端
    部に設けた上記スライド方向に向けた突板部と、上記突
    板部の両端部に設けたテーパー部とを有していることを
    特徴とするスライド固定式取付部材又は基板ガイドレー
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つにおい
    て、 上記スライド固定式基板ガイドレールは、180°向き
    を変えた場合においても全く同じ形状になるように、構
    成してあることを特徴とするスライド固定式取付部材又
    は基板ガイドレール。
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