JP5653125B2 - 被検体情報取得装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、RAWデータはスライス面に沿った画像再構成前の加算データとなるので情報量が多い。そのため、画像再構成後の画像(Bモード画像)を一時保存しているシネメモリを流用して一時保存しようとしても、メモリ容量が不足するという問題が有った。
本発明はまた、以下の構成を採用する。すなわち、被検体に弾性波を送信し、反射した反射波を受信して受信信号に変換するトランスデューサを複数配列した探触子と、複数の前記トランスデューサから出力される各受信信号の位相を整合して加算しRAWデータを生成する整相加算回路と、前記RAWデータに基づいて合成開口法を用いた演算処理を行う演算処理回路と、前記演算処理回路からの出力に基づいて被検体の断層画像データを生
成する画像処理回路と、前記RAWデータを保存するメモリと、前記メモリにおいて、前記RAWデータを保存するRAWデータメモリとして用いる領域を制御するメモリ制御回路と、を有し、前記メモリは増設可能であり、前記メモリ制御回路は、増設されたメモリを前記RAWデータメモリとして用い、前記演算処理回路は、増設された前記RAWデータメモリの容量に応じて、前記合成開口法に用いるRAWデータのスライス面数を変更することを特徴とする被検体情報取得装置である。
図1は、本発明を適用できる被検体情報取得装置である超音波診断装置の全体構成を示した図である。
まず初めに、被検体情報取得装置の全体構成について説明をする。MPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)1により装置全体の主制御が行われる。送受信制御部2でコントロールされる送信部3と受信部5に繋がった超音波探触子4によって、超音波等の弾性波
の送信、及び、被検体内で反射した超音波エコー(反射波)の受信動作が行われる。
表示部9は、ビデオ信号104が入力されると超音波断層画像をモニタ上に表示する。
受信部5から出力されたNチャンネルのエコー検出データ102は、受信フォーカス処理を行う整相加算回路10によりRAWデータ105に変換される。このRAWデータ105に対して、信号処理回路12が、包絡線検波、及びSTC(センシティビティ・タイム・ゲイン・コントロール)等の信号処理を施して、1次元表示データ106が生成される。1次元表示データ106はAモードと呼ばれるライン単位の表示データとなるので、画像処理回路13でライン単位に順次保存しながら2次元データの断層スライス像データ(断層画像データ)に変換し、Bモードと呼ばれる2次元表示データ103として出力される。
図4は、整相加算回路10の内部構成を示している。整相加算回路10は、エコー検出データ102の位相を整合して加算する(整相加算する)ための遅延加算処理、すなわち受信フォーカス処理を行う回路である。整相加算回路10は、送受信制御部2から与えられる遅延量データに適応したフォーカス遅延を得るために、まず、FIFO(Fast In Fast Out)35を利用してNチャンネルのエコー検出データ102に所望のフォーカス遅延を与える。続いて、加算演算器36によってNチャンネル全ての加算演算を行うことで、所望の走査線に沿った超音波情報を表す整相加算後のRAWデータ105が生成される。
り返すものであっても良いし、連続的に移動するものであっても良い。連続的に移動する場合、停止時に断層スライス像を得る場合と違って、断層スライス像は厳密には移動方向と直交しないが、説明をわかりやすくするためにここでは直交しているものとする。
14を介して画像メモリに一時保存する。演算処理回路11では、保存された複数スライス面の中から対応位置のRAWデータを、メモリ制御回路14を介して参照し、合成開口法に基づくスライス面の整相加算を実行する。これにより、図7に示した2次元整相加算を実行した場合と比べても少ない回路規模で等価な効果を得ることができる。
しかし、以上のように第1の実施例に従えば、画像再構成後の断層スライス像データを保存するシネメモリと、RAWデータを保存する画像メモリを共有利用することで、シネメモリの空き領域を画像メモリの領域として利用することができる。
本実施例では、演算処理回路11を複数個備えることで、整相加算回路10で形成される断層スライス面の間に新たな断層スライス面を追加して、断層スライス像を密に取得するための画像再構成方法を示す。
図11は、新たに追加した断層スライス像を示す図である。本図では、SL#(n)とSL#(n+1)の間に3つの断層スライス像として、SL#(n+1/4),SL#(n+2/4),SL#(n+3/4)が追加されている。
Claims (6)
- 被検体に弾性波を送信し、反射した反射波を受信して受信信号に変換するトランスデューサを複数配列した探触子と、
複数の前記トランスデューサから出力される各受信信号の位相を整合して加算しRAWデータを生成する整相加算回路と、
前記RAWデータに基づいて合成開口法を用いた演算処理を行う演算処理回路と、
前記演算処理回路からの出力に基づいて被検体の断層画像データを生成する画像処理回路と、
前記RAWデータと前記断層画像データとを保存するメモリと、
前記メモリにおいて、前記RAWデータを保存するRAWデータメモリとして用いる領域と、前記断層画像データを保存するシネメモリとして用いる領域と、を変更可能に制御するメモリ制御回路と、
を有し、
前記メモリ制御回路により定められた、前記メモリの容量のうちの前記RAWデータメモリの容量に応じて、前記演算処理回路は前記合成開口法に用いるRAWデータのスライス面数を変更する
ことを特徴とする被検体情報取得装置。 - 被検体に弾性波を送信し、反射した反射波を受信して受信信号に変換するトランスデューサを複数配列した探触子と、
複数の前記トランスデューサから出力される各受信信号の位相を整合して加算しRAWデータを生成する整相加算回路と、
前記RAWデータに基づいて合成開口法を用いた演算処理を行う演算処理回路と、
前記演算処理回路からの出力に基づいて被検体の断層画像データを生成する画像処理回路と、
前記RAWデータを保存するメモリと、
前記メモリにおいて、前記RAWデータを保存するRAWデータメモリとして用いる領域を制御するメモリ制御回路と、
を有し、
前記メモリは増設可能であり、
前記メモリ制御回路は、増設されたメモリを前記RAWデータメモリとして用い、
前記演算処理回路は、増設された前記RAWデータメモリの容量に応じて、前記合成開口法に用いるRAWデータのスライス面数を変更する
ことを特徴とする被検体情報取得装置。 - 前記RAWデータメモリに同時に保存できる前記RAWデータの数は、前記メモリ制御回路により定められた前記RAWデータメモリのサイズに応じて定まるものであり、
前記画像処理回路は、前記RAWデータメモリに同時に保存される前記RAWデータを用いて、前記断層画像データを生成する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の被検体情報取得装置。 - 前記探触子は、トランスデューサを1次元配列したものであり、かつ、被検体に対して前記1次元配列の方向とは交差する方向に移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
- 前記探触子は、前記移動と停止とを交互に繰り返し、停止している時に反射波の受信を行うものであり、
前記画像処理回路は、前記探触子が反射波の受信を行った位置における断層画像データを生成するものである
ことを特徴とする請求項4に記載の被検体情報取得装置。 - 前記探触子は、前記移動を連続的に行い、
前記画像処理回路は、前記探触子が反射波の受信を行った位置における断層画像データを生成するものである
ことを特徴とする請求項4に記載の被検体情報取得装置。
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