JP5653013B2 - 容器 - Google Patents

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Description

本発明は容器に関する。
一般に、内容物を使い切った容器を省資源等のために再利用するとき、それらの容器に詰替用ボトルから内容物を補給することがある。この場合、キャップを外した容器を一方の手で支え、他方の手で持った詰替用ボトルを倒立させてその開口部を容器の開口部に挿入し、詰替用ボトルから容器への内容物の詰替えを行なう。ところが、手により、容器の開口部と詰替用ボトルの開口部の位置を、詰替作業中、定め続けることは困難であり、内容物が周囲に漏出、飛散するおそれがあり、慎重と長時間を必要とする。
そこで、特許文献1に記載の容器では、容器の開口部に詰替用ボトルの開口部を挿入状態で螺合させることにより、内容物の周囲への飛散がなく、しかも迅速な詰替えを行なえるものとしている。
特開2000-313423
特許文献1に記載の容器には以下の不都合がある。
(1)容器の開口部に詰替用ボトルの開口部を単に挿入するだけでなく、螺合させる必要があり、煩雑である。
(2)容器の開口部に詰替用ボトルの開口部を螺合させて行なう内容物の詰替作業時に、容器内の空気を外部へ排出する空気置換経路の確保が困難であり、詰替作業の迅速に限界がある。
本発明の課題は、詰替用ボトルから容器への内容物の詰替え作業の簡易かつ迅速を図ることにある。
請求項1の発明は、詰替用ボトルから内容物が補給される容器であって、容器の開口部にボトル保持部材が設けられ、ボトル保持部材は倒立させた詰替用ボトルの開口部を容器の開口内に遊挿させた状態で、該詰替用ボトルの倒立状態を保持し、前記ボトル保持部材が、容器の開口部に取着される取着部と、容器の内外を連通する通路と、詰替用ボトルの開口部を遊挿保持するボトル保持部とを備え、前記ボトル保持部が詰替用ボトルの開口部の内径を遊挿する柱状体からなり、柱状体の外周に、詰替用ボトルの開口部の内径の周方向の一部だけを立掛け支持する内径支持部と、該詰替用ボトルの開口部の端面の一部だけを突当て支持する端面支持部とを備え、前記ボトル保持部の内径支持部が柱状体の外周から外方に突き出た小リブからなり、前記ボトル保持部の端面支持部が柱状体の外周から上記内径支持部の小リブよりも外方に突き出た大リブからなり、小リブをL字の縦辺部とし、大リブをL字の横辺部とするものである。
詰替用ボトルから容器への内容物の詰替作業時に、容器の開口部に設けてあるボトル保持部材のボトル保持部が、倒立させた詰替用ボトルの開口部を容器の開口内に遊挿させた状態で、該詰替用ボトルの倒立状態を保持する。
容器の開口部に詰替用ボトルの開口部を単に遊挿するだけで該詰替用ボトルの倒立状態が保持され、詰替作業の簡易を図ることができる。
容器の開口部に詰替用ボトルの開口部が遊挿されていて、その遊び部分が容器内の空気を外部へ排出する空気置換通路になるから、詰替え作業の迅速を図ることもできる。
図1は泡生成容器を示す断面図である。 図2は泡生成容器の泡生成部を示す断面図である。 図3は外容器と内容器のジョイントを示し、(A)は上方からの斜視図、(B)は下方からの斜視図である。 図4はジョイントを示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。 図5はジョイントを示し、(A)は図4のA−A線に沿う断面図、(B)は図4のB−B線に沿う断面図である。 図6は詰め替え用ボトルから泡生成容器への詰め替え状態を示す模式図である。 図7はジョイントによる詰め替え用ボトルの遊挿保持構造を示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 図8はジョイントの変形例を示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。
図1、図2に示す泡生成容器1は、可撓性樹脂からなる外容器10と可撓性樹脂からなる内容器20をジョイント30により接続した二重容器であり、外容器10に被着されるベースキャップ40の吐出路41に泡生成部材50を設けるとともに、ベースキャップ40にオーバーキャップ60を被着している。
泡生成容器1は、外容器10の中に内袋からなる内容器20を納め、外容器10に被着されるベースキャップ40により外容器10の開口10Aと内容器20の開口20Aを覆う。泡生成容器1は、外容器10の開口10Aからその内容物たる発泡性溶液を吐出するとともに、内容器20の開口20Aからその内容物たる空気を吐出し、これらの発泡性溶液と空気を泡生成部材50の混合器51、52で混合し、この混合液をネットホルダ53のネットに通して泡とし、この泡をベースキャップ40の吐出口40Aから外部に吐出する。泡生成容器1は、後述する詰め替え用ボトル2を用いて、外容器10の内容物をその開口10Aから該外容器10に補給可能にする。
以下、(A)外容器10と内容器20の接続構造、(B)外容器10への内容物の詰め替え構造について説明する。
(A)外容器10と内容器20の接続構造
泡生成容器1は、図1、図2に示す如く、外容器10の開口部11(開口10Aを形成)の内側にジョイント30を打ち込み取着し、このジョイント30に内容器20の開口部21(開口20Aを形成)を圧入して接続する。泡生成容器1は、外容器10の開口部11の外側にベースキャップ40を螺着して被着し、ベースキャップ40の外周にオーバーキャップ60を螺着して被着し、オーバーキャップ60の天井内面のプラグ61をベースキャップ40の吐出口40Aに密に差し込み、泡生成容器1の全体を封止する。
尚、泡生成容器1の生産時に、外容器10の開口10Aの口径より大外径の内容器20を用意し、この内容器20の内圧を吸引して小外径化した内容器20を外容器10の開口10Aから外容器10内に挿入して納め、挿入された内容器20の内圧を加圧復元することにより、外容器10の内部にその開口10Aの口径より大外径の内容器20を納めることができる。ジョイント30は内容器20にはその内容器20が外容器10内に納められる前から接続されていて、外容器10には内容器20が外容器10内に納められた後に取着される。
ジョイント30は、図3〜図5に示す如く、外筒部30Aの中心部に柱状体30Bを配置するように、外筒部30Aの下端内周と柱状体30Bの中間外周の間に架け渡した架橋部30Cを備える。尚、本明細書で容器1及び各構成部品の上下とは、容器1の底部をテーブル上に置いて正立させた状態(図1)で、容器1の天部側を上、容器1の底部側を下という。
ジョイント30は、外筒部30Aを外容器10の開口部11の内周に打込み取着される取着部31とする。取着部31は、外筒部30Aの上端部を外容器10の開口部11の上端面の上にまで拡径したフランジ部31Aとし、フランジ部31Aが開口部11の上端面に衝合する位置まで開口部11の内周に打込まれる。
ジョイント30は、柱状体30Bの下端部を内容器20の開口部21に接続される接続部32とする。接続部32は、柱状体30Bの中心軸まわりにて2重筒をなすように下向きに突出する内筒部32Aと外筒部32Bからなり、内筒部32Aと外筒部32Bの環状間隙を下向きに開き、この環状間隙に内容器20の開口部21を圧入して接続させる。
ジョイント30は、外筒部30Aと柱状体30Bの上下に貫通する環状間隙であって、架橋部30Cにより遮られない空間を、外容器10の内部に連通し、外容器10の開口10Aから吐出される発泡性溶液のための外側通路33とする。
ジョイント30は、柱状体30Bを中空状のノズル部35とし、ノズル部35の上下に貫通する中空孔を、内容器20の内部に連通し、内容器20の開口20Aから吐出される空気のための内側通路34とする。
泡生成容器1にあっては、外容器10の中に内容器20を納め、内容器20の開口部21に接続したジョイント30を外容器10の開口部11に取着した状態で、ジョイント30の上述の外側通路33と内側通路34は外容器10及び内容器20の開口10A、20Aの上部外方に臨むものになる。そして、この外容器10の開口部11の外側にベースキャップ40を螺着して被着すると、泡生成部材50(混合器51、52、ネットホルダ53)が内蔵されているベースキャップ40の吐出路41がジョイント30の上述の外側通路33と内側通路34にともに連通するものになる。
従って、泡生成容器1の使用時に、使用者が手指で上下反転した泡生成容器1の外容器10を絞り、外容器10の内圧が高まると、この外容器10の内圧が外容器10内の発泡性溶液を開口10Aからジョイント30の外側通路33経由でベースキャップ40の吐出路41に吐出するとともに、外容器10の内圧により絞られる内容器20内の空気も開口20Aからジョイント30の内側通路34経由でベースキャップ40の吐出路41に吐出される結果、これらの泡生成溶液と空気が吐出路41の泡生成部材50により混合発泡せしめられ、ベースキャップ40の吐出口40Aから外部に吐出される。
そして、外容器10の内容物を補給するときには、外容器10の開口部11からベースキャップ40を外すだけで、外容器10の開口部11に取着されているジョイント30を外部に露出させれば、詰替用ボトル2の発泡性溶液をジョイント30の外側通路33から外容器10内に補給できる。
泡生成容器1によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)ベースキャップ40を被着した外容器10の開口部11にジョイント30を取着し、このジョイント30に内容器20の開口部21を接続した。従って、ベースキャップ40を外容器10から外しても、内容器20はジョイント30により依然として外容器10の中に納められる。よって、内容器20を外容器10から引き出さずに、外容器10に内容物を補給できる。
(b)上述(a)により、外容器10に内容物を補給するとき、外容器10から内容器20が引き出されることがなく、内容器20の外面に付着している外容器10の内容物が周辺を汚すことがない。
(c)上述(a)により、内容器20を外容器10から引き出す必要がないから、内容器20の外径を外容器10の開口径より小さくする必要がなく、内容器20の内容量が制限されない。
(d)ベースキャップ40に泡生成部材50を設けた泡生成容器1で、上述(c)により、内容器20の内容物たる空気容量を必要十分に多くし、泡生成を良好にすることができる。
(B)外容器10への内容物の補給構造
泡生成容器1は、外容器10の開口部11に取着したジョイント30をボトル保持部材70として兼用する。ボトル保持部材70たるジョイント30は、前述の通り、外容器10の開口部11に取着される取着部31と、内容器20の開口部21に接続される接続部32と、外容器10の開口10Aから吐出される発泡性溶液のための外側通路33と、内容器20の開口20Aから吐出される空気のための内側通路34とを備え、内側通路34を形成するノズル部35(柱状体30B)の外周が詰め替え用ボトル2の開口部2Aの内径を遊挿保持するボトル保持部71を構成する。これにより、ボトル保持部材70たるジョイント30は、図6、図7に示す如く、使用者の手指で倒立させた詰め替え用ボトル2の開口部2Aを外容器10の開口10A内に位置する上述のボトル保持部71に遊挿させた状態で、詰替用ボトル2から手指を離しても、その詰替用ボトル2の倒立状態を保持する。
ここで、ボトル保持部材70たるジョイント30のボトル保持部71は上述の如くにジョイント30のノズル部35を形成している柱状体30Bからなるものとされる。ボトル保持部71は、柱状体30Bの外周に、詰替用ボトル2の開口部2Aの内径の周方向の一部だけを立掛け支持する内径支持部72Aと、詰替用ボトル2の開口部2Aの端面の一部だけを突当て支持する端面支持部72Bとを備える。本実施例では、詰替用ボトル2の開口部2Aをジョイント30のボトル保持部71たる柱状体30B(ノズル部35)に同軸的に遊挿可能にするように、柱状体30Bの外周の周方向で例えば90度間隔をなす4位置のそれぞれにL字板状のリブ体73を設ける。4個のリブ体73は柱状体30Bの外周から外方に突出する十字放射状をなす。各リブ体73は、柱状体30Bの架橋部30Cから軸方向に離れた先端側に設けられて柱状体30Bの外周から外方への突出量が小さい小リブ73Aと、柱状体30Bの架橋部30C寄りに設けられて柱状体30Bの外周から外方への吐出量が小リブ73Aよりも大きい大リブ73Bとを備え、小リブ73AをL字の縦辺部とし、大リブ73BをL字の横辺部としている。そして、ボトル保持部71の内径支持部72Aが柱状体30Bの外周から外方に突き出た小リブ73Aの側面からなり、端面支持部72Bが柱状体30Bの外周から小リブ73Aよりも外方に突き出た大リブ73Bの上面からなるものとしている。ジョイント30の平面視(図7(B))で、柱状体30Bの4個の内径支持部72A(小リブ73A)に外接する円の外径は詰替用ボトル2の開口部2Aの内径より少し小径をなし、4個の端面支持部72B(大リブ73B)に外接する円の外径は詰替用ボトル2の開口部2Aの端面の外径より少し大径をなす。
これにより、泡生成容器1にあっては、外容器10の開口部11からベースキャップ40を外し、詰替用ボトル2から外容器10に内容物を補給するとき、倒立させた詰替用ボトル2の開口部2Aの内径の一部をボトル保持部71の内径支持部72A(柱状体30Bのリブ体73の小リブ73Aの側面)に立掛け支持し、詰替用ボトル2の開口部2Aの端面の一部をボトル保持部71の端面支持部72B(柱状体30Bのリブ体73の大リブ73Bの上面)に突当て支持する。ボトル保持部71の内径支持部72Aと端面支持部72Bが、図7(A)に示す如く、ボトル保持部71たる柱状体30B(ノズル部35)に遊挿される詰替用ボトル2の開口部2Aの内径及び端面と該ボトル保持部71(柱状体30B、ノズル部35)との間に通路3を形成し、この通路3が詰替用ボトル2から外容器10への発泡性溶液の流出通路になり、同時に、外部から詰替用ボトル2へ流入する空気の置換通路になる。
更に、泡生成容器1にあっては、詰替用ボトル2の開口部2Aをジョイント30のボトル保持部71たる柱状体30B(ノズル部35)に遊挿し、詰替用ボトル2の発泡性溶液を該ボトル保持部71(柱状体30B、ノズル部35)の周囲の通路3から外容器10へ流出させるとき、詰替用ボトル2の発泡性溶液が内容器20へ浸入することのないように、ノズル部35が形成する内側通路34の通路径(ノズル径35A)を、1.0mmを超え1.5mm以下の範囲内にあるいずれかの値とする。
即ち、上述の泡生成容器1において、内容器20を内袋の形態とし、内容物が充填されていない外容器10の重量を13g、内容物が充填されていない内容器20の容量を72mlとし、詰替用ボトル2の発泡性溶液をノズル部35のノズル径35Aが開口する上端面の全体に降りかかるように吐出する実験を行ない、この実験によって内容器20の外表面に付着した溶液を除いた状態にし、実験前後の内容器20の重量(内袋重量)を測定し、その測定値の差をノズル部35のノズル径35Aから内容器20への液浸入量とした。ノズル部35の各種ノズル径35A(1.0、1.5、2.0、2.5、3.0mm)について、表1〜表5の結果を得た。
Figure 0005653013
Figure 0005653013
Figure 0005653013
Figure 0005653013
Figure 0005653013
表6は、表1〜表5の結果に基づく各種ノズル径35Aに対応する内容器20への液浸入量の良否を示すものであり、ノズル径35Aを、1.0mmを超え1.5mm以下の範囲内にあるいずれかの値とするとき、内容器20への液浸入量を少なくしながら、外容器10への液詰替え後に内容器20の内袋形状を復元するための内容器20への外気吸入性(エアバック)も良好にできることを認めた。
Figure 0005653013
泡生成容器1によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)詰替用ボトル2から外容器10への内容物の詰替え作業時に、外容器10の開口部11に取着してあるボトル保持部材70のボトル保持部71が、倒立させた詰替用ボトル2の開口部2Aを外容器10の開口10Aに遊挿させた状態で、該詰替用ボトル2の倒立状態を保持する。
外容器10の開口部11に詰替用ボトル2の開口部2Aを単に遊挿するだけで該詰替用ボトル2の倒立状態が保持され、詰替え作業の簡易を図ることができる。
外容器10の開口部11に詰替用ボトル2の開口部2Aが遊挿されていて、その遊び部分が外容器10内の空気を外部へ排出する空気置換通路になるから、詰替え作業の迅速を図ることもできる。
(b)ボトル保持部材70のボトル保持部71が詰替用ボトル2の開口部2Aの内径を遊挿する柱状体30Bからなり、柱状体30Bの外周に、詰替用ボトル2の開口部2Aの内径の周方向の一部だけを立掛け支持する内径支持部72Aと、該詰替用ボトル2の開口部2Aの端面の一部だけを突当て支持する端面支持部72Bとを備える。ボトル保持部71の内径支持部72Aが倒立状態の詰替用ボトル2を確実に立掛け支持し、ボトル保持部71の内径支持部72Aと端面支持部72Bがボトル保持部71に遊挿される詰替え用ボトル2の開口部2Aの内径及び端面と該ボトル保持部71との間に内容物の流出通路3及び該ボトル2のための空気置換通路3を確保し、詰替え作業の簡易かつ迅速を図ることができる。
(c)外容器10の中に内容器20を納めた容器1で、詰替用ボトル2から外容器10への内容物の詰替え作業時に、上述(a)、(b)を実現できる。
(d)上述(c)において、外容器10の開口部11に取着され、内容器20の開口部21が接続されるジョイント30を、詰替用ボトル2のためのボトル保持部材70として兼用できる。
(e)上述(d)において、外容器10と内容器20のジョイント30をボトル保持部材70として用いるとき、ジョイント30の内側通路34を形成するノズル部35の外周を、詰替用ボトル2のためのボトル保持部71として利用できる。
(f)泡生成容器1で、上述(e)を実現できる。
(g)上述(f)の泡生成容器1で、ジョイント30の内側通路34を形成するノズル部35の通路径を、1.0mmを超え1.5mm以下の範囲内にあるいずれかの値とすることにより、詰替用ボトル2の開口部2Aをボトル保持部71になるノズル部35の外周に立掛け支持しても、詰替用ボトル2の内容物は外容器10にだけ補給され、内容器20へ浸入することを抑制できる。
図8は、ボトル保持部材70たるジョイント30の変形例を示す断面図である。図8の変形例が図7の実施例と異なる点は、詰替用ボトル2の開口部2Aをジョイント30のボトル保持部71たる柱状体30B(ノズル部35)に偏心して遊挿するようにしたことにある。即ち、柱状体30Bの外周を2分した一方の半周側にL字板状のリブ体81を2個設け、各リブ体81は柱状体30Bの架橋部30Cから軸方向に離れた先端側に設けられて柱状体30Bの外周から外方への突出量が小さい小リブ81Aと、柱状体30Bの架橋部30C寄りに設けられて柱状体30Bの外周から外方への突出量が小リブ81Aよりも大きい大リブ81Bとを備え、小リブ81AをL字の縦片部とし、大リブ81BをL字の横片部としている。また、柱状体30Bの外周の他方の半周側で、リブ体81の大リブ81Bと同一高さ位置に、矩形板状のリブ体82を設ける。ジョイント30の平面視(図8(B))で、柱状体30Bの一方の半周側の2個のリブ体81の小リブ81Aと、柱状体30Bの他方の半周側の外周とに外接する円の外径は詰替用ボトル2の開口部2Aの内径より少し小径をなし、2個のリブ体81の大リブ81Bと2個のリブ体82とに外接する円の外径は詰替用ボトル2の開口部2Aの端面の外径より少し大径をなす。これにより、ジョイント30の柱状体30Bの外周から外方に突き出るリブ体81の小リブ81Aの側面によりボトル保持部71の内側支持部72Aが構成され、柱状体30Bの外周から小リブ81Aよりも外方に突き出るリブ体81の大リブ81B及びリブ体82の上面によりボトル保持部71の端面支持部72Bが構成されるものになる。
尚、本発明の容器は泡生成容器であることを必須としないし、外容器の中に内容器を納める2重容器であることも必須としない。
また、本発明の容器は、ボトル保持部材として、外容器と内容器のジョイントを兼用することを必須としない。
本発明は、倒立させた詰替用ボトルの開口部を容器の開口内に遊挿させた状態で保持するボトル保持部材を有することにより、詰替用ボトルから容器への内容物の詰替え作業の簡易かつ迅速を図ることができる。
1 泡生成容器
2 詰替用ボトル
2A 開口部
10 外容器
10A 開口
11 開口部
20 内容器
20A 開口
21 開口部
30 ジョイント
30B 柱状体
31 取着部
32 接続部
33 外側通路
34 内側通路
35 ノズル部
35A ノズル径
40 キャップ
41 吐出路
50 泡生成部材
70 ボトル保持部材
71 ボトル保持部
72A 内径支持部
72B 端面支持部
73A、73B、81A、81B リブ

Claims (6)

  1. 詰替用ボトルから内容物が補給される容器であって、
    容器の開口部にボトル保持部材が設けられ、ボトル保持部材は倒立させた詰替用ボトルの開口部を容器の開口内に遊挿させた状態で、該詰替用ボトルの倒立状態を保持し、
    前記ボトル保持部材が、容器の開口部に取着される取着部と、容器の内外を連通する通路と、詰替用ボトルの開口部を遊挿保持するボトル保持部とを備え、
    前記ボトル保持部が詰替用ボトルの開口部の内径を遊挿する柱状体からなり、
    柱状体の外周に、詰替用ボトルの開口部の内径の周方向の一部だけを立掛け支持する内径支持部と、該詰替用ボトルの開口部の端面の一部だけを突当て支持する端面支持部とを備え、
    前記ボトル保持部の内径支持部が柱状体の外周から外方に突き出た小リブからなり、
    前記ボトル保持部の端面支持部が柱状体の外周から上記内径支持部の小リブよりも外方に突き出た大リブからなり、
    小リブをL字の縦辺部とし、大リブをL字の横辺部とする容器。
  2. 前記容器が外容器であって、外容器の中に内容器を納め、外容器の開口と内容器の開口のそれぞれからそれらの内容物を吐出可能にするとともに、少なくとも外容器の内容物を前記詰替用ボトルから補給可能にする請求項1に記載の容器。
  3. 前記ボトル保持部材が、外容器の開口部に取着され、内容器の開口部が接続されるジョイントからなる請求項2に記載の容器。
  4. 前記ジョイントが、外容器の開口部に取着される取着部と、内容器の開口部に接続される接続部と、外容器の開口から吐出される内容物のための外側通路と、内容器の開口から吐出される内容物のための内側通路とを備え、
    上記内側通路を形成するノズル部の外周が詰替用ボトルの開口部を遊挿保持するボトル保持部を構成する請求項3に記載の容器。
  5. 前記外容器の内容物が発泡性溶液であり、前記内容器の内容物が空気であり、前記ジョイントの外側通路と内側通路がともに連通する吐出路に泡生成部材を設けてなる請求項4に記載の容器。
  6. 前記ノズル部の上端面に開口させたノズル径からなる内側通路の通路径を、1.0mmを超え1.5mm以下の範囲内にあるいずれかの値とする請求項5に記載の容器。
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