JP5649759B2 - 光子検出装置および方法 - Google Patents

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Description

この発明は、量子暗号通信などの光通信システムまたはその周辺回路に用いられる光子検出装置および方法に関するものである。
一般に、通信波長帯(1550nm帯)を用いた量子暗号通信の光子検出装置には、通信波長帯のAPD(Avalanche Photo−Diode:アバランシェ・フォトダイオード)が用いられる。この回路構成においては、APDの降伏電圧よりもわずかに低いDCバイアス電圧と、パルス状または正弦波状のACバイアス電圧とを合波した駆動信号をAPDに印加して、ガイガーモード動作させることにより、微弱な光子の検出信号を取得することができる。
しかし、APDから出力される電気信号には、光子検出信号のみならず、APD駆動信号に由来した周期的雑音信号も含まれている。周期的雑音信号は、ACバイアス電圧の繰り返し周波数が大きい場合に顕著となり、閾値検出による光子検出信号の抽出を阻害する要因となる。特に、ACバイアス電圧の繰り返し周波数が数100MHz以上に達すると、光子検出信号よりも周期的雑音信号の振幅が上回ることから、光子検出信号の抽出が困難となる。
そこで、従来から、上記問題を解決するための電子回路構成が種々提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1においては、APD駆動信号を正弦波として、周期的雑音信号も正弦波(単一周波数)とすることにより、BEF(Band Elimination Filter)などの帯域除去フィルタを介した周期的雑音信号の除去を容易にしている。
一方、特許文献2においては、APD駆動信号を矩形波(正弦波でも可)とし、APD出力信号を分波器で2つに分割し、2つの分割信号のうちの一方の信号を、遅延線を介して駆動信号の周期分だけ時間遅延させて、2つの分割信号を合波して差分を取ることにより、複数の周波数成分を含む周期的雑音信号を除去している。この場合、雑音信号が周期的であるのに対し、光子検出信号はランダムに発生するので、光子検出信号のみの取得が可能となる。
WO2007/102430号公報 特開2011−252919号公報
従来の光子検出装置は、光子検出信号に重畳される周期的雑音信号を何らかの手段で除去することにより、光子検出信号のみの抽出を可能にしているが、特許文献1の回路構成では、周期的雑音信号を除去するための帯域除去フィルタに対して高信頼性の特性が求められることから、帯域除去フィルタの周波数依存性に起因して駆動周波数を柔軟に変更することができないという課題があった。
また、特許文献2の回路構成では、差分取得回路における遅延線の長さと、分割した2つの電気信号強度との両方について、精密な微調整が要求されることから、厳密に雑音信号のみを除去することが困難になるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、周期的雑音信号の除去手段を構築することなく、周期的雑音信号のみの位相を変化させて周期的雑音信号の正の頂点位置に光子検出信号を重畳させ、光子検出信号のみを際立たせることにより、閾値検出による光子検出信号の抽出を容易にした光子検出装置および方法を得ることを目的とする。
光子検出素子と、光子検出素子のアノードに接続されたアノード回路と、光子検出素子に印加される駆動信号のACバイアス電圧を生成するACバイアス発生回路と、駆動信号のDCバイアス電圧を生成するDCバイアス発生回路と、ACバイアス電圧とDCバイアス電圧とを合波した駆動信号を、カソード回路を介して光子検出素子のカソードに印加するAC・DC合波回路と、ACバイアス発生回路とAC・DC合波回路との間に挿入されたカソード回路と、光子検出素子のアノードから出力される電気信号のうち、ACバイアス電圧に由来した周期的雑音信号のみを所定位相シフト量だけ時間遅延させる位相シフト手段と、を備え、所定位相シフト量は、アノードから出力されたときの電気信号に含まれる光子検出信号と周期的雑音信号との位相差に相当するものである。
この発明によれば、周期的雑音信号のみの位相を変化させて、光子検出信号のみを際立たせることにより、閾値検出時に確実に光子検出信号を抽出することができる。
この発明の実施の形態1に係る光子検出装置の構成を示すブロック図である。 図1内の光子検出素子から出力される電気信号を示す波形図である。 図1内の位相シフト手段を通過後の電気信号を示す波形図である。 この発明の実施の形態2に係る光子検出装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る光子検出装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る光子検出装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る光子検出装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態6に係る光子検出装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る光子検出装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光子検出装置の回路構成を示すブロック図である。
図1において、光子検出装置は、たとえばAPDからなる光子検出素子1と、検出抵抗2aからなるアノード回路2と、コンデンサ3aおよび抵抗3bからなるカソード回路3と、正弦波状バイアス発生回路4と、DCバイアス発生回路5と、AC・DC合波回路6と、位相シフト手段7と、を備えている。
光子検出素子1のカソード(電気信号入力端子)には、AC・DC合波回路6を介してカソード回路3が接続され、光子検出素子1のアノード(電気信号出力端子)には、アノード回路2および位相シフト手段7が接続されている。
光子検出素子1は、通信波長帯(1550nm)の光子の入力有無によって出力波形が変化する光デバイスであり、外部からの光子入力に応答してアノードから電気信号を出力する。
アノード回路2の検出抵抗2aは、光子検出素子1のアノードとグランドとの間に挿入されている。
カソード回路3において、コンデンサ3aは、正弦波状バイアス発生回路4とAC・DC合波回路6との間に挿入され、抵抗3bは、正弦波状バイアス発生回路4およびコンデンサ3aの接続点とグランドとの間に挿入されている。
正弦波状バイアス発生回路4は、正弦波状のACバイアス電圧を生成し、DCバイアス発生回路5は、光子検出素子1の降伏電圧よりもわずかに低いDCバイアス電圧を生成する。正弦波状バイアス発生回路4からのACバイアス電圧は、カソード回路3を介して、AC・DC合波回路6に入力される。
AC・DC合波回路6は、カソード回路3を介したACバイアス電圧と、DCバイアス発生回路5からのDCバイアス電圧とを合波して駆動信号を生成し、光子検出素子1のカソードに印加する。
位相シフト手段7は、光子検出素子1のアノードから出力される電気信号のうち、駆動信号に由来した周期的雑音信号Nのみを時間遅延させて、光子検出信号Sの波形を際立たせる。
位相シフト手段7を介した電気信号は、後段の信号処理回路(図示せず)に入力される。
なお、位相シフト手段7は、駆動信号として正弦波状のACバイアス電圧が用いられた場合には、正弦波の周波数(たとえば、100MHz)に対して、わずかに中心周波数のずれたBEF(たとえば、101MHz)を用いた回路構成としてもよい。
または、位相シフト手段7は、光子検出素子1のアノードから出力される電気信号と、別のAC信号を合波する回路構成としてもよい。この場合、周期的雑音信号Nよりも、光子検出信号Sを際立たせることができるならば、合波させるAC信号の形状(周波数、振幅、位相)は任意に設定され得る。ただし、合波させるAC信号として正弦波を用いる方が、光子検出信号Sを容易に際立たせることができる。
次に、図2および図3を参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1による信号抽出動作について説明する。
図2は光子検出素子1による光子検出信号Sを周期的雑音信号Nとともに示す波形図であり、位相シフト手段7を通過前の電気信号の積算波形の一例を示している。
図2においては、位相シフト手段7を通過前の信号波形からなる光子検出信号Sが、駆動信号に由来した周期的雑音信号Nの正の頂点部分に重畳されるので、閾値Th1を用いて光子検出信号Sのみを検出することが困難な状態にある。
図3は位相シフト手段7を通過後の光子検出信号Sを周期的雑音信号Nとともに示す波形図であり、位相シフト手段7を通過後の電気信号の積算波形の一例を示している。
図3においては、周期的雑音信号Nのみがシフトされて、光子検出信号Sが周期的雑音信号Nの正の頂点部分に重畳されるようになるので、閾値Th2を用いて光子検出信号Sのみを容易に検出可能することができる。なお、位相シフト量は、光通信システムの設計仕様に応じてあらかじめ適正値に設定可能である。
まず、光子検出素子1を光子検出素子として動作させるためには、降伏電圧よりもわずかに低いDCバイアス電圧とACバイアス電圧とを合波した駆動信号を、光子検出素子1のカソードに印加する必要がある。
AC・DC合波回路6は、DCバイアス発生回路5から生成されたDCバイアス電圧と、正弦波状バイアス発生回路4から生成された後にカソード回路3を介したACバイアス電圧とを合波し、駆動信号として光子検出素子1のカソードに印加する。
これにより、光子検出素子1が動作し、光子入力に応じた電気信号の出力波形をアノードから生成する。
ただし、図2に示すように、光子検出素子1から出力される電気信号には、光子検出信号Sのみならず、駆動信号に由来した正弦波状の周期的雑音信号Nも含まれており、周期的雑音信号Nの振幅が光子検出信号S以上に達した場合には、閾値検出による光子検出信号Sのみの抽出を阻害する要因となる。
そこで、図3のように、位相シフト手段7を用いて、光子検出素子1からの電気信号のうち、駆動信号に由来した周期的雑音信号Nのみを時間的に遅延させる。
このとき、周期的雑音信号Nを遅延させる位相量は、光子検出素子1のアノードから出力されたときの電気信号に含まれる光子検出信号Sと周期的雑音信号Nとの位相差に相当する。
光子検出信号Sは、広い周波数帯域に分布しているが、周期的雑音信号Nは、駆動信号(正弦波)の周波数に順じている。したがって、駆動信号の周波数に対して周波数依存性のある回路素子を位相シフト手段7として用いることにより、周期的雑音信号Nのみを選択的に時間遅延させることができる。
すなわち、図3のように、正弦波状の周期的雑音信号Nのみを時間遅延させて、正弦波の正の頂点部分に光子検出信号Sを配置することにより、光子検出信号Sを際立たせることができる。
これにより、閾値検出により抽出されるのは光子検出信号Sのみとなり、周期的雑音信号Nを除去することなく、閾値検出への影響を回避することが可能となる。
従来の周期的雑音信号の除去技術において、光子検出装置として良好な性能を得るためには、周期的雑音信号の徹底的な除去を行うとともに、閾値を可能な限り低い値に設定する必要がある。なぜなら、閾値検出を行う信号波形の都合上、周期的雑音信号による検出器性能への影響が時間軸全体に及ぶからである。
これに対し、この発明の実施の形態1によれば、図3のように、光子検出信号Sを周期的雑音信号Nの正の頂点に配置するので、閾値検出で受ける周期的雑音信号Nの影響は、周期的雑音信号Nの正の頂点部分の時間のみに限定され、時間軸全体での周期的雑音信号Nの考慮は必要なくなる。
また、図3には記載していないが、予期せぬ雑音信号が突発的に発生する場合もあり、突発的な雑音信号に起因して、光子検出装置の全体的な性能低下が生じる可能性がある。
しかし、この発明の実施の形態1によれば、図3のように、観測したい光子検出信号S以外は、正弦波状の周期的雑音信号Nの正の頂点から外れるので、閾値検出での不要な抽出による不利益を回避することができる。
また、光子検出素子1の周辺回路の状況によっては、光子検出信号Sの波形形状が複雑化する場合もあり、このことによっても、光子検出装置の全体的な性能に不利益が生じる可能性がある。
しかし、この発明の実施の形態1によれば、最も効果的な閾値検出が可能となるように、光子検出信号Sと周期的雑音信号Nとの波形を調整することが可能となる。
なお、光子検出信号Sを、正弦波状の周期的雑音信号Nの正の頂点に厳密に配置することができなくても、正の頂点近傍に配置させて、周期的雑音信号Nよりも光子検出信号Sを十分に際立たせることができていれば、上記作用効果を奏することができる。
また、光子検出信号Sが発生するタイミングのみにおいて、閾値検出器の検出窓を開いて測定を行う手法も知られているが、閾値検出を行う検出器の能動的機構が複雑となるので効率的ではない。
これに対し、この発明の実施の形態1によれば、受動的な手法により、上記能動的機構の機能と同等の効果を達成することができる。
以上のように、この発明の実施の形態1(図1)に係る光子検出装置は、光子検出素子1と、光子検出素子1のアノードに接続されたアノード回路2と、光子検出素子1に印加される駆動信号のACバイアス電圧を生成する正弦波状バイアス発生回路4(ACバイアス発生回路)と、駆動信号のDCバイアス電圧を生成するDCバイアス発生回路5と、ACバイアス電圧とDCバイアス電圧とを合波した駆動信号を、カソード回路3を介して光子検出素子1のカソードに印加するAC・DC合波回路6と、正弦波状バイアス発生回路4とAC・DC合波回路6との間に挿入されたカソード回路3と、光子検出素子1のアノードから出力される電気信号のうち、ACバイアス電圧に由来した周期的雑音信号Nのみを所定位相シフト量だけ時間遅延させる位相シフト手段7と、を備えている。
所定位相シフト量は、光子検出素子1のアノードから出力されたときの電気信号に含まれる光子検出信号Sと周期的雑音信号Nとの位相差に相当する。
具体的には、光子検出素子1は、APDからなり、アノード回路2は、光子検出素子1のアノードとグランドとの間に挿入された検出抵抗2aにより構成されている。
また、カソード回路3は、正弦波状バイアス発生回路4とAC・DC合波回路6との間に挿入されたコンデンサ3aと、正弦波状バイアス発生回路4およびコンデンサ3aの接続点とグランドとの間に挿入された抵抗3bと、により構成されている。
また、この発明の実施の形態1に係る光子検出方法は、ACバイアス電圧とDCバイアス電圧とを合波した駆動信号を光子検出素子1に印加するステップと、光子検出素子1のアノードから電気信号を取得するステップと、電気信号に含まれる周期的雑音信号Nのみを所定位相シフト量だけ時間遅延させて、電気信号に含まれる光子検出信号Sのみを際立たせるステップと、を備えている。
このように、位相シフト手段7を用いて、光子検出素子1の駆動信号に由来した周期的雑音信号Nのみを時間遅延させ、周期的雑音信号Nの正の頂点位置に光子検出信号Sを重畳させて際立たせたうえで閾値検出を行うことにより、周期的雑音信号Nの除去手段を構築することなく、量子暗号通信などにおける光子検出信号Sと周期的雑音信号Nとが混在した電気信号から、光子検出信号Sのみを容易にかつ確実に閾値検出することができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1)では、位相シフト手段7の具体的な回路構成について言及しなかったが、図4のように、正弦波状バイアス発生器8および合波回路9により位相シフト手段7Aを構成してもよい。
図4はこの発明の実施の形態2に係る光子検出装置の回路構成を示すブロック図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
図4において、位相シフト手段7Aは、パルス信号(正弦波信号)を生成する正弦波状バイアス発生器8と、正弦波状バイアス発生器8からのパルス信号と光子検出素子1からの電気信号とを合波する合波回路9と、を備えている。
正弦波状バイアス発生器8からのパルス信号は、周期的雑音信号Nを位相シフトするために、電気信号に含まれる周期的雑音信号N(ACバイアス電圧)の周波数と同一周波数で位相が所定量だけ異なるか、または、周期的雑音信号Nの周波数からわずかに異なる中心周波数を有している。
この場合、正弦波状バイアス発生器8および合波回路9は、位相シフト手段7Aとしての機能を実現しており、合波回路9には、光子検出素子1からの電気信号と、正弦波状バイアス発生器8からのパルス信号とが入力される。
合波回路9は、光子検出素子1からの電気信号に対して、周波数または位相が異なるパルス信号(正弦波信号)を合波することにより、前述と同様に、駆動信号に由来した周期的雑音信号Nのみを時間遅延させて、光子検出信号Sのみを際立たせている。
このとき、合波回路9で合波されるパルス信号の振幅は、周期的雑音信号Nの振幅と同一に設定されることが望ましい。
以上のように、この発明の実施の形態2(図4)に係る光子検出装置の位相シフト手段7Aは、正弦波状バイアス発生器8(ACバイアス発生器)および合波回路9を備え、正弦波状バイアス発生器8を用いて、光子検出素子1の駆動信号に由来した周期的雑音信号Nと同じ振幅のパルス信号(正弦波信号)を生成し、合波回路9を用いて、光子検出素子1からの電気信号と合波することにより、所定の位相シフト機能を実現する。
これにより、複雑な位相シフト回路の設置が難しい場合であっても、図4に示すような簡単な回路構成により、光子検出信号Sのみを際立たせることができ、前述と同様の作用効果を奏する。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態2(図4)では、正弦波状バイアス発生器8および合波回路9からなる位相シフト手段7Aを用いたが、図5のように、正弦波状バイアス発生器8Bと合波回路9との間に、減衰回路10および遅延回路11を挿入した位相シフト手段7Bを用いてもよい。
図5はこの発明の実施の形態3に係る光子検出装置の回路構成を示すブロック図であり、前述(図4参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
図5において、位相シフト手段7Bは、正弦波状バイアス発生器8Bおよび合波回路9に加えて、パルス信号を減衰させる減衰回路10と、パルス信号を遅延させて合波回路9に入力する遅延回路11と、を備えている。
この場合、光子検出素子1から出力される電気信号は、合波回路9に入力される。
また、正弦波状バイアス発生器8Bから生成されるパルス信号は、直列接続された減衰回路10および遅延回路11を介して合波回路9に入力される。
なお、パルス信号(正弦波信号)の周波数は、周期的雑音信号Nの周波数と同一に設定されているものとする。
減衰回路10は、パルス信号の振幅を、光子検出素子1からの出力信号との合波の際に、光子検出信号Sが際立つように調整する。また、遅延回路11は、光子検出信号Sを際立たせるために、パルス信号の位相を所定量だけ時間遅延させる。
正弦波状バイアス発生器8B、減衰回路10、遅延回路11および合波回路9は、位相シフト手段7Bの機能を実現している。
合波回路9は、光子検出素子1から出力される電気信号に対して、位相が異なる正弦波信号を合波することにより、前述と同様に、駆動信号に由来した周期的雑音信号Nのみを時間遅延させて、光子検出信号Sのみを際立たせている。
以上のように、この発明の実施の形態3(図5)によれば、正弦波状バイアス発生器8B、減衰回路10および遅延回路11を用いて、光子検出素子1からの出力信号との合波の際に、光子検出信号Sが際立つようにパルス信号を調整し、合波回路9において、光子検出素子1からの電気信号と合波することにより、所定の位相シフト機能を実現することができる。
これにより、位相シフト手段7の設置が難しい場合であっても、図5に示すように簡単な回路構成により、光子検出信号Sを際立たせることができ、前述と同様の作用効果を奏する。
また、減衰回路10および遅延回路11により、補助信号の振幅および位相の調整が可能となるので、前述の実施の形態2と比べて、さらに正確な位相シフト機能を実現することができる。
実施の形態4.
なお、上記実施の形態2、3(図4、図5)では、正弦波状バイアス発生回路4および正弦波状バイアス発生器8、8Bを用いたが、図6のように、ACバイアス発生回路4CおよびACバイアス発生器8Cを用いてもよい。
図6はこの発明の実施の形態4に係る光子検出装置の回路構成を示すブロック図であり、前述(図4参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「C」を付して詳述を省略する。
図6において、光子検出装置は、前述(図5)の正弦波状バイアス発生回路4および正弦波状バイアス発生器8に代えて、ACバイアス発生回路4CおよびACバイアス発生器8Cを備えている。
図6は前述(図5)の回路構成を汎用化しており、光子検出素子1の駆動信号および位相シフト用の補助信号が、それぞれ正弦波に限定されない場合を示している。
ACバイアス発生回路4Cは、駆動信号のACバイアス電圧を生成して、AC・DC合波回路6に入力する。
ACバイアス発生器8Cは、補助信号となるACバイアス信号を生成して合波回路9に入力する。
この発明の実施の形態4(図6)によれば、光子検出素子1に対する駆動信号のACバイアス電圧と、電気信号に合波して光子検出信号Sを際立たせるための補助信号とは、いずれも正弦波に限定されないパルス信号からなる。
この場合、扱うAC信号が単一周波数の正弦波信号ではないことから、信号処理系の構築難度は若干上昇するものの、光子検出信号Sを際立たせるという基本目的を達成することができる。
したがって、光子検出素子1の駆動信号および電気信号に合波される補助信号は、ともに正弦波信号である必要はなく、図6の回路構成であっても、前述と同様に、光子検出信号Sを際立たせることができる。
実施の形態5.
なお、上記実施の形態4(図6)では、ACバイアス発生器8Cおよび合波回路9からなる位相シフト手段7Cを用いたが、図7のように、ACバイアス発生器8Dと合波回路9との間に、減衰回路10および遅延回路11を挿入した位相シフト手段7Dを用いてもよい。
図7はこの発明の実施の形態5に係る光子検出装置の回路構成を示すブロック図であり、前述(図5、図6参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「D」を付して詳述を省略する。
図7において、位相シフト手段7Dは、ACバイアス発生器8Dおよび合波回路9に加えて、パルス信号を減衰させる減衰回路10と、パルス信号を遅延させて合波回路9に入力する遅延回路11と、を備えている。
この場合、ACバイアス発生器8Dは、補助信号となるACバイアス信号を生成し、減衰回路10および遅延回路11を介して合波回路9に入力する。
合波回路9は、光子検出素子1からの電気信号と、減衰回路10および遅延回路11を介した補助信号とを合波する。
この発明の実施の形態5(図7)によれば、簡単な回路構成により光子検出信号Sのみを際立たせることができ、前述と同様の作用効果を奏する。
また、減衰回路10および遅延回路11により、補助信号の振幅および位相の調整が可能となるので、前述の実施の形態4と比べて、さらに正確な位相シフト機能を実現することができる。
実施の形態6.
なお、上記実施の形態1〜5(図1、図4〜図7)では、位相シフト手段7または合波回路9に対して光子検出素子1からの電気信号を直接入力したが、図8のように、位相シフト手段7(または、合波回路9)の入力側に帯域除去フィルタ12を介在させてもよい。
図8はこの発明の実施の形態6に係る光子検出装置の回路構成を示すブロック図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図8の回路構成は、前述の特許文献1の回路構成の後段に、図1内の位相シフト手段7を接続した状態を示している。
すなわち、図8においては、帯域除去フィルタ12を介在させた従来回路(特許文献1参照)を用いても、周期的雑音信号Nの除去(電気信号の最適化)が十分でない場合に、位相シフト手段7(または、合波回路9による補助信号の合波処理)を用いて、閾値検出を可能にするために十分に最適化された電気信号を取得する回路構成を示している。
なお、ここでは、一例として、前述の実施の形態1の位相シフト手段7を適用したが、他の実施の形態2〜5(図4〜図7)のいずれの位相シフト手段7A〜7Dを適用してもよく、同等の作用効果を奏することは言うまでもない。
また、この場合、位相シフト手段7A〜7D内のACバイアス発生器としては、正弦波状バイアス発生器に限らず、矩形波状バイアス発生器であっても適用可能であり、さらに、矩形波状バイアス発生器と、矩形波状バイアス発生器の出力側に挿入された高周波除去フィルタ(ローパスフィルタ)との組み合わせであっても適用可能である。
また、位相シフト手段7は、周波数遅延フィルタであってもよく、周波数遅延フィルタとして、正弦波状バイアス発生回路4からの出力信号周波数および帯域除去フィルタ12の除去周波数よりも、わずかに除去周波数のずれた周波数除去フィルタを用いてもよい。
さらに、前述の実施の形態1〜5の任意の組み合わせも可能であり、駆動信号用のACバイアス発生回路としては、図8に示した正弦波状バイアス発生回路4に限らず、矩形波状バイアス発生回路であっても適用可能であり、矩形波状バイアス発生回路と矩形波状バイアス発生回路の出力側に挿入された高周波除去フィルタとの組み合わせであっても適用可能である。
以上のように、この発明の実施の形態6(図8)によれば、特許文献1の回路構成中の帯域除去フィルタ12の特性が不十分であって、電気信号から周期的雑音信号Nが除去しきれていない場合であっても、帯域除去フィルタ12を通過後に位相シフト処理(または、補助信号を合波)することにより、光子検出信号Sのみを際立たせて、光子検出装置としての性能を向上させることができる。
実施の形態7.
なお、上記実施の形態6(図8)では、位相シフト手段7または合波回路9の入力側に帯域除去フィルタ12を介在させたが、図9のように、合波回路9(位相シフト手段7D)の入力側に差分取得回路13を介在させてもよい。
図9はこの発明の実施の形態7に係る光子検出装置の回路構成を示すブロック図であり、前述(図7参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図9において、合波回路9入力側に挿入された差分取得回路13は、分波器13aと、遅延線13bと、合波器13cとを備えている。
分波器13aは、光子検出素子1からの電気信号を分波し、遅延線13bは、分波された電気信号の一方を遅延させる。
合波器13cは、分波器13aを介した電気信号と、分波器13aおよび遅延線13bを介した電気信号とを合波して、合波回路9に入力する。
図9の回路構成は、前述の特許文献2の回路構成の後段に、図7の位相シフト手段7Dを接続した状態を示している。
この場合、駆動信号用のACバイアス発生回路として、矩形波状バイアス発生回路4Eが用いられており、光子検出素子1のアノードには差分取得回路13が接続されている。
すなわち、図9においては、差分取得回路13を介在させた従来回路(特許文献2参照)を用いても、周期的雑音信号の除去(電気信号の最適化)が十分でない場合に、合波回路9による補助信号の合波処理を用いて、閾値検出を可能にするために十分に最適化された電気信号を取得する回路構成を示している。
なお、図9においては、位相シフト手段7Dを用いたが、図6に示す位相シフト手段7Cを用いてもよい。
また、駆動信号用のACバイアス発生回路として、矩形波状バイアス発生回路4Eを用いているが、矩形波状バイアス発生回路4Eに代えて正弦波状バイアス発生回路4を用いてもよい。
以上のように、この発明の実施の形態7(図9)によれば、特許文献2の回路構成中の差分取得回路13(分波器13a、遅延線13b、合波器13c)の特性が不十分であって、電気信号から周期的雑音信号Nが除去しきれていない場合であっても、差分取得回路13を通過後に補助信号を合波することにより、光子検出信号Sのみを際立たせて、光子検出装置としての性能を向上させることができる。
1 光子検出素子、2 アノード回路、2a 検出抵抗、3 カソード回路、3a コンデンサ、3b 抵抗、4 正弦波状バイアス発生回路、4C ACバイアス発生回路、4E 矩形波状バイアス発生回路、5 DCバイアス発生回路、6 AC・DC合波回路、7、7A〜7D 位相シフト手段、8、8B 正弦波状バイアス発生器、8C、8D ACバイアス発生器、9 合波回路、10 減衰回路、11 遅延回路、12 帯域除去フィルタ、13 差分取得回路、13a 分波器、13b 遅延線、13c 合波器、N 周期的雑音信号、S 光子検出信号、Th1、Th2 閾値。

Claims (17)

  1. 光子検出素子と、
    前記光子検出素子のアノードに接続されたアノード回路と、
    前記光子検出素子に印加される駆動信号のACバイアス電圧を生成するACバイアス発生回路と、
    前記駆動信号のDCバイアス電圧を生成するDCバイアス発生回路と、
    前記ACバイアス電圧と前記DCバイアス電圧とを合波した前記駆動信号を、前記カソード回路を介して前記光子検出素子のカソードに印加するAC・DC合波回路と、
    前記ACバイアス発生回路と前記AC・DC合波回路との間に挿入されたカソード回路と、
    前記光子検出素子のアノードから出力される電気信号のうち、前記ACバイアス電圧に由来した周期的雑音信号のみを所定位相シフト量だけ時間遅延させる位相シフト手段と、を備え、
    前記所定位相シフト量は、前記アノードから出力されたときの電気信号に含まれる光子検出信号と前記周期的雑音信号との位相差に相当することを特徴とする光子検出装置。
  2. 前記位相シフト手段は、
    パルス信号を生成するACバイアス発生器と、
    前記パルス信号と前記光子検出素子からの電気信号とを合波する合波回路と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光子検出装置。
  3. 前記位相シフト手段は、前記ACバイアス発生器と前記合波回路との間に挿入された減衰回路を備えたことを特徴とする請求項2に記載の光子検出装置。
  4. 前記位相シフト手段は、前記ACバイアス発生器と前記合波回路との間に挿入された遅延回路を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光子検出装置。
  5. 前記位相シフト手段内のACバイアス発生器は、正弦波状バイアス発生器により構成されたことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  6. 前記位相シフト手段内のACバイアス発生器は、矩形波状バイアス発生器により構成されたことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  7. 前記位相シフト手段内のACバイアス発生器は、矩形波状バイアス発生器と、前記矩形波状バイアス発生器の出力側に挿入された高周波除去フィルタとにより構成されたことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  8. 前記位相シフト手段は、周波数遅延フィルタにより構成されたことを特徴とする請求項1に記載の光子検出装置。
  9. 前記周波数遅延フィルタは、周波数除去フィルタからなることを特徴とする請求項8に記載の光子検出装置。
  10. 前記ACバイアス発生回路は、正弦波状バイアス発生回路により構成されたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  11. 前記ACバイアス発生回路は、矩形波状バイアス発生回路により構成されたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  12. 前記ACバイアス発生回路は、矩形波状バイアス発生回路と、前記矩形波状バイアス発生回路の出力側に挿入された高周波除去フィルタとにより構成されたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  13. 前記光子検出素子は、APDからなり、
    前記カソード回路は、前記ACバイアス発生回路と前記AC・DC合波回路との間に挿入されたコンデンサと、前記ACバイアス発生回路および前記コンデンサの接続点とグランドとの間に挿入された抵抗と、により構成され、
    前記アノード回路は、前記光子検出素子のアノードとグランドとの間に挿入された検出抵抗により構成されたことを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  14. 前記光子検出素子のアノードと前記位相シフト手段との間に挿入された帯域除去フィルタを備えたことを特徴とする請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  15. 前記光子検出素子のアノードと前記位相シフト手段との間に挿入された差分取得回路を備えたことを特徴とする請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の光子検出装置。
  16. 前記差分取得回路は、分波器、遅延線および合波器からなり、
    前記合波器は、前記分波器を介した電気信号と、前記分波器および前記遅延線を介した電気信号とを合波することを特徴とする請求項15に記載の光子検出装置。
  17. ACバイアス電圧とDCバイアス電圧とを合波した駆動信号を光子検出素子に印加するステップと、
    前記光子検出素子のアノードから電気信号を取得するステップと、
    前記電気信号に含まれる周期的雑音信号のみを所定位相シフト量だけ時間遅延させて、前記電気信号に含まれる光子検出信号のみを際立たせるステップと、を備え、
    前記所定位相シフト量は、前記アノードから出力されたときの電気信号の周期的雑音信号と前記光子検出信号との位相差に相当することを特徴とする光子検出方法。
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