JP5649229B2 - 表示入力装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示入力装置および画像形成装置に関する。
従来、コピー機能、スキャン機能およびファックス機能など複数種の機能を搭載した画像形成装置が知られている。そして、画像形成装置には、複数種の機能のうち使用する機能の選択指示、および、使用する機能の設定指示などを受け付けるための表示入力装置が備えられるのが一般的である。
画像形成装置の表示入力装置には、ハードキーなどの他に、種々のオブジェクトを表示するタッチパネル付きの表示部が設けられる場合がある。このような表示入力装置が表示するオブジェクトとしては、たとえば、各種設定を受け付けるためのソフトキーや、画像データの保存場所を示すフォルダアイコンなどである。
表示入力装置は、オブジェクトを複数表示するとき、予め定められた並び順(画面レイアウト)で複数のオブジェクトを整列配置する。しかし、ユーザーによっては、複数のオブジェクトの並び順を変更したい場合がある。したがって、通常では、複数のオブジェクトを整列表示している状態で、複数のオブジェクトのうちのいずれかを移動させることで複数のオブジェクトの並び順を変更することができるようになっている。
たとえば、互いに隣接する2つのオブジェクト間に別のオブジェクトを移動させる場合には、移動対象のオブジェクトの表示位置をタッチし、タッチしたままタッチ位置を互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内に移動させた後(互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内をタッチした後)、タッチを解除することにより、互いに隣接する2つのオブジェクト間に移動対象のオブジェクトを移動させることができる。すなわち、ドラッグアンドドロップ操作によってオブジェクトを移動させることができる。このようなドラッグアンドドロップ操作によってオブジェクトを移動させる方法は、たとえば、特許文献1に開示されている。
特開2004−70492号公報
有効表示領域が比較的大きい表示入力装置では、互いに隣接するオブジェクト間の間隔をそれほど狭くしなかったとしても、一画面に数多くのオブジェクトを表示することができる(互いに隣接するオブジェクト間の間隔を広くとることができる)。したがって、互いに隣接する2つのオブジェクト間に別のオブジェクトを移動させるとき、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内を適切にタッチすることができる。
しかしながら、有効表示領域が小さい表示入力装置では、一画面に数多くのオブジェクトを表示するためには、互いに隣接するオブジェクト間の間隔を狭くしなければならない。したがって、ユーザーによっては、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内を適切にタッチすることができない場合がある。たとえば、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内をタッチしているつもりが、実際には、オブジェクトの表示位置をタッチしている場合がある。そして、このように、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内を適切にタッチすることができなければ、移動対象のオブジェクトを互いに隣接する2つのオブジェクト間に移動させることができない。すなわち、ユーザーは、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内を適切にタッチできるまで、オブジェクトの移動操作を何度も繰り返さなければならない。したがって、ユーザーからすると、利便性が悪い。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、表示部に表示されるオブジェクトを移動させるための操作において、ユーザーの利便性を向上させることが可能な表示入力装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の表示入力装置は、複数のオブジェクトを予め定められた所定間隔で整列表示する表示部と、表示部に対して設けられ、ユーザーがタッチしている複数のタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、を備えている。そして、表示部は、複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の少なくとも1点を含む2点のタッチ後に2点の間隔を広げる操作である間隔拡張操作がタッチパネル部に対して行われたとき、タッチ位置に表示していたオブジェクトを含む互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を所定間隔よりも拡張する。また、タッチパネル部は、2つのオブジェクト間の間隔が拡張された状態で、移動対象のオブジェクトの移動先となり得る位置をタッチすることでタッチ位置を移動先として確定するための操作である移動先確定操作を受け付ける。
本発明の構成では、上記のように、表示部は、複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の少なくとも1点を含む2点のタッチ後に2点の間隔を広げる操作である間隔拡張操作がタッチパネル部に対して行われたとき、タッチ位置に表示していたオブジェクトを含む互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を所定間隔よりも拡張する。また、タッチパネル部は、2つのオブジェクト間の間隔が拡張された状態で、移動対象のオブジェクトの移動先となり得る位置をタッチすることでタッチ位置を移動先として確定するための操作である移動先確定操作を受け付ける。これにより、ユーザーからすると、互いに隣接する2つのオブジェクト間を移動対象のオブジェクトの移動先として確定するとき、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内を容易にミスなくタッチすることができる(互いに隣接する2つのオブジェクトのうちのいずれかの表示位置を誤ってタッチしてしまうというミスを減らすことができる)ので、オブジェクトの移動操作を一からやり直さなければならないという不都合の発生が抑制され、利便性が良い。また、オブジェクトの移動操作の受け付けを行う専用の画面に遷移する必要がないので、オブジェクトの移動操作に入るまでの操作が少なくて済む。さらに、複数のオブジェクトの並び順を確認しながらオブジェクトの移動操作を行うことができるので、操作性が良くなる。また、2点のタッチ後に2点の間隔を広げることで互いに隣接するオブジェクト間の間隔が拡張するので、互いに隣接するオブジェクト間の間隔を拡張するための操作が直感的で分かり易い。これらの結果、本発明の構成では、表示部に表示されるオブジェクトを移動させるための操作において、ユーザーの利便性が向上する。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、移動先確定操作がタッチパネル部に対して行われたとき、確定した移動先に移動対象のオブジェクトが配されるように複数のオブジェクトの並び順を変更し、複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示する。これにより、ユーザーからすると、移動先確定操作をタッチパネル部に対して行うだけで、複数のオブジェクトの並び順が変更され、複数のオブジェクトが所定間隔で整列表示されるので、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、間隔拡張操作がタッチパネル部に対して行われて以降、2点のタッチ後に2点の間隔を狭める操作である間隔縮小操作がタッチパネル部に対して行われれば、複数のオブジェクトの並び順を変更することなく複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示する。このように、間隔拡張操作を行って以降であっても、複数のオブジェクトの並び順を変更することなく複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示させることができるようになっていれば、誤って間隔拡張操作を行ってしまったユーザーからすると、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、間隔拡張操作がタッチパネル部に対して行われて以降、タッチパネル部に対する操作が行われないまま予め定められた所定時間が経過すれば、複数のオブジェクトの並び順を変更することなく複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示する。これにより、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔が長時間に渡って拡張されたまま放置されるのを抑制することができる。
上記の構成において、好ましくは、タッチパネル部は、間隔拡張操作が行われて以降、移動先確定操作が行われるまでの間、移動対象となり得るオブジェクトの表示位置をタッチすることでタッチ位置に表示されていたオブジェクトを移動対象として確定するための操作である移動対象確定操作を何回でも受け付ける。これにより、ユーザーからすると、2つ以上のオブジェクトをまとめて移動対象として確定することができる(2つ以上のオブジェクトをまとめて移動させることができる)ので、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、間隔拡張操作がタッチパネル部に対して行われたとき、複数のオブジェクトのうち1つ以上のオブジェクトを、複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示していたオブジェクト表示領域内からオブジェクト表示領域外にずらす。これにより、オブジェクト表示領域内に余分なスペース(互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を拡張するのに必要なスペース)が殆ど無かったとしても、容易に、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を拡張することができる。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、間隔拡張操作がタッチパネル部に対して行われたとき、複数のオブジェクトのうち1つ以上のオブジェクトを、他のオブジェクトに重ねる。これにより、容易に、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を拡張することができる。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、間隔拡張操作がタッチパネル部に対して行われたとき、タッチされた2点の間隔が広げられた方向に、2つのオブジェクト間の間隔を拡張する。たとえば、タッチした2点の間隔を左右方向に広げれば、2つのオブジェクト間の間隔が左右方向に拡張し、タッチした2点の間隔を上下方向に広げれば、2つのオブジェクト間の間隔が上下方向に拡張する。すなわち、ユーザーからすると、自身の所望する方向に2つのオブジェクト間の間隔を拡張することができ、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、タッチパネル部は、複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点のタッチ後に2点のタッチ位置の両方を互いに離間する方向にスライドさせる操作を間隔拡張操作として受け付ける。さらに、タッチパネル部は、複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点のタッチ後に2点のうち一方のタッチ位置を固定したまま他方のタッチ位置を一方のタッチ位置から離間する方向にスライドさせる操作を間隔拡張操作として受け付ける。このような種々の操作を間隔拡張操作としてタッチパネル部が受け付けるようになっていれば、ユーザーの利便性が向上する。
また、本発明の画像形成装置は、上記の表示入力装置を備えている。このような画像形成装置では、表示部に表示されるオブジェクトを移動させるための操作において、ユーザーの利便性を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、表示部に表示されるオブジェクトを移動させるための操作において、ユーザーの利便性を向上させることが可能な表示入力装置および画像形成装置を得ることができる。
本発明の一実施形態による表示入力装置を備えた画像形成装置の概略図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置の詳細図 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を示したブロック図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(メインメニュー画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(コピー機能の設定画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(ボックス機能の設定画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えるとき)の操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてレイアウト編集モードに切り替わったときの画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてレイアウト編集モードに切り替わったときの画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(複数のオブジェクトの並び順を変更するとき)の操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置において複数のオブジェクトの並び順(画面レイアウト)が変更された後の画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(複数のオブジェクトの並び順を変更するとき)の操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置において複数のオブジェクトの並び順(画面レイアウト)が変更された後の画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてレイアウト編集モードを解除するときの操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置において表示するオブジェクトを減らしたときの画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置において表示するオブジェクトを減らしたときの画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えるとき)の操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてレイアウト編集モードに切り替わったときの画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(複数のオブジェクトの並び順を変更するとき)の操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(複数のオブジェクトの並び順を変更するとき)の操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えるとき)の操作を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えるとき)の操作を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えるとき)の操作を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えるとき)の操作を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えるとき)の操作を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えて複数のオブジェクトの並び順を変更するとき)の動作を説明するためのフローチャート 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてオブジェクトを移動するとき(レイアウト編集モードに切り替えて複数のオブジェクトの並び順を変更するとき)の動作を説明するためのフローチャート
(画像形成装置の全体構成)
以下、コピー機能、送信(スキャン)機能、ファックス機能およびボックス機能などの複数種の機能の実行が可能な画像形成装置(複合機)を例にとって説明する。なお、ボックス機能というのは、予め登録されたボックスと称される保存領域(たとえば、後述する記憶部113に設けられたフォルダ)に画像データを蓄積したり、蓄積した画像データに基づく印刷を行ったりする機能である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、操作パネル101(「表示入力装置」に相当)、原稿搬送部102A、画像読取部102B、給紙部103、用紙搬送部104、画像形成部105、定着部106および後処理部107などを備える。
操作パネル101は、たとえば、装置正面側に配置される。この操作パネル101は、図2に示すように、表示面上にタッチパネル部11が設けられた液晶表示部12(「表示部」に相当)を有する。タッチパネル部11は、ユーザーがタッチした複数のタッチ位置を同時に検知可能なマルチタッチパネルである。液晶表示部12は、ユーザーから入力操作を受け付けるためのソフトキーやメッセージなどを配した画面を表示する。なお、液晶表示部12に表示される画面については、後に詳細に説明する。そして、液晶表示部12の表示面を覆うタッチパネル部11は、ユーザーが指定したソフトキー(タッチパネル部11を介してユーザーがタッチしたソフトキー)を検知するために設けられている。また、操作パネル101には、ハードキーとして、数値入力を受け付けるためのテンキー13や、機能実行の開始指示を受け付けるためのスタートキー14などが設けられている。
図1に戻って、原稿搬送部102Aは、画像読取部102Bの装置背面側に設けられた回転軸(図示せず)を支点として開閉可能に取り付けられている。この原稿搬送部102Aは、原稿セットトレイ21にセットされた原稿Dを引き出し、搬送読取用コンタクトガラス20aの上方に送って原稿排出トレイ22に排出する。また、原稿搬送部102Aは、載置読取用コンタクトガラス20bに載置された原稿Dを押える機能も有する。
画像読取部102Bは、原稿Dを読み取って画像データを生成する。この画像読取部102Bには、図示しないが、露光ランプ、ミラー、レンズおよびイメージセンサーなどの光学系部材が設けられている。そして、画像読取部102Bは、搬送読取用コンタクトガラス20aを通過する原稿Dまたは載置読取用コンタクトガラス20bに載置される原稿Dに光を照射し、その原稿Dからの反射光を受けたイメージセンサーの出力値をA/D変換することによって、画像データを生成する。これにより、画像読取部102Bによる原稿Dの読み取り動作(スキャン)によって得られた画像データに基づき印刷を行うことができる。また、スキャンによって得られた画像データを蓄積することもできる。
給紙部103は、用紙Pを収容するカセット31を複数有し、それら複数のカセット31に収容された用紙Pを用紙搬送部104に供給する。この給紙部103には、収容された用紙Pを引き出すピックアップローラー32や、用紙Pの重送を抑制するための分離ローラー対33が設けられている。
用紙搬送部104は、画像形成装置100の内部において用紙Pを搬送する。具体的に言うと、給紙部103から供給された用紙Pは、用紙搬送部104が搬送することによって、画像形成部105および定着部106をこの順番で通過する。この用紙搬送部104には、用紙Pを搬送するための複数の搬送ローラー対41が設けられている。さらに、用紙Pを画像形成部105の手前で待機させ、タイミングを合わせて画像形成部105に送り出すレジストローラー対42も設けられている。
画像形成部105は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。画像形成部105は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56などを含んでいる。
トナー像の形成プロセスおよびトナー像の転写プロセスとしては、まず、感光体ドラム51を回転駆動させ、その感光体ドラム51の表面を帯電装置52で所定電位に帯電させる。また、露光装置53は、画像データに基づき光ビームLを出力し、感光体ドラム51の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム51の表面に静電潜像を形成する。現像装置54は、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。
転写ローラー55は、感光体ドラム51の表面に圧接して回転可能となっている。さらに、転写ローラー55には所定の電圧が印加されている。この状態で、レジストローラー対42がタイミングを計り、転写ローラー55と感光体ドラム51との間に用紙Pを進入させる。これによって、感光体ドラム51の表面のトナー像が用紙Pに転写される。そして、トナー像の転写プロセスが終わると、クリーニング装置56は、感光体ドラム51の表面に残留するトナーなどを除去する。
定着部106は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる。この定着部106は、発熱源を内蔵する定着ローラー61と、定着ローラー61に圧接される加圧ローラー62とを含んでいる。そして、トナー像が転写された用紙Pは、定着ローラー61と加圧ローラー62との間を通過することで、加熱・加圧される。これにより、用紙Pにトナー像が定着され、印刷が完了する。
後処理部107は、定着部106から印刷済みの用紙Pを受け取り、仕分け処理、ステープル処理およびパンチ処理などの後処理を行う。そして、後処理部107は、印刷済みの用紙Pに対して後処理を施した後、用紙Pを排出トレイ71に排出する。
(画像形成装置のハードウェア構成)
画像形成装置100は、図3に示すように、主制御部110を備える。主制御部110は、中央演算処理装置であるCPU111、画像処理部112および記憶部113などを含む。画像処理部112は、画像処理専用のASICやメモリーなどからなっており、画像データに対して各種画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROM、RAMおよびHDDなどからなり、たとえば、機能の実行に必要なプログラムおよびデータがROMに記憶され、それらプログラムおよびデータがRAMに展開される。
主制御部110は、原稿搬送部102A、画像読取部102B、給紙部103、用紙搬送部104、画像形成部105、定着部106および後処理部107などと接続される。そして、主制御部110は、記憶部113に記憶されたプログラムおよびデータに基づき、全体制御、画像処理制御、および、各種回転体を回転させるモーターの駆動制御などを行う。
主制御部110には、操作パネル101も接続される。操作パネル101は、主制御部110と接続される表示制御部15を含む。この表示制御部15は、CPUなどからなり、主制御部110から指示を受け、操作パネル101の表示動作を制御する。たとえば、表示制御部15は、液晶表示部12に表示されたソフトキーがタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、タッチパネル部11の出力に基づきタッチ位置の座標を検知する。すなわち、表示制御部15は、ユーザーがタッチパネル部11を介してタッチしたソフトキー(ユーザーが指定したソフトキー)を検知する。この表示制御部15には、記憶部16が接続される。そして、タッチパネル部11の出力とタッチ位置の座標との対応を示すデータは、記憶部16に記憶される。
また、主制御部110は、通信部120と接続される。通信部120は、たとえば、外部のコンピューター200とネットワークを介して通信可能に接続される。これにより、コンピューター200から送信された画像データに基づき印刷を行うことができ、スキャンによって得られた画像データをコンピューター200に送信することもできる。また、通信部120にモデムなどを内蔵してもよく、この場合、電話回線などのネットワークを介して、外部のファックス装置300とファックス通信を行うことができる。
(操作パネルの表示画面)
操作パネル101は、主電源が投入されると、図4に示すようなメインメニュー画面MSを初期画面として表示する。メインメニュー画面MSには、複数種の機能のうちから使用する機能の選択指示をユーザーから受け付けるため、複数種の機能にそれぞれ対応する複数のソフトキーK(「オブジェクト」に相当)が配される。
たとえば、操作パネル101は、予め定められたオブジェクト表示領域A1(破線で囲まれた領域)内に、複数のソフトキーKを互いに予め定められた所定間隔で整列表示する。なお、複数のソフトキーKの並び順は予め定められており、複数のソフトキーKの表示位置に関する位置情報(複数のソフトキーKの並び順に関する情報)が記憶部16に記憶される。そして、操作パネル101は、メインメニュー画面MSを表示するとき、記憶部16に記憶された位置情報に基づき、複数のソフトキーKを配列する。
このようなメインメニュー画面MSの表示中に、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされたとき、操作パネル101は、タッチされた位置に表示していたソフトキーKをユーザーが指定したと判断する。たとえば、ユーザーは、所望のソフトキーKの表示位置をタッチした後にタッチを解除する操作(タップ操作)を行うことで、所望のソフトキーKを指定することができる。その後、操作パネル101は、指定のソフトキーKに対応する機能の設定指示を受け付けるための設定画面(たとえば、図5に示すような画面)を表示する。
具体的には、ソフトキーK1の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチ(タップ)されると、操作パネル101は、図5に示すように、コピー機能の設定指示を受け付けるための設定画面SCを表示する。コピー機能の設定画面SCには、コピー機能に関する複数の設定項目にそれぞれ対応する複数の設定キーFKが配される。図5には、一例として、用紙選択、縮小/拡大、濃度、両面/分割およびページ集約の各設定項目にそれぞれ対応する複数の設定キーFKが配された設定画面SCを図示している。複数の設定キーFKのそれぞれには、対応する設定項目の現時点の設定値が表記される。そして、操作パネル101は、複数の設定キーFKのうちのいずれかがタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされ指定されると、指定の設定キーFKに対応する設定項目の設定値を入力するための画面(図示せず)を表示する。これにより、ユーザーは、コピー機能に関する複数の設定項目のそれぞれの現時点の設定値を認識することができ、かつ、それら各設定値を変更することもできる。
図4に戻って、ソフトキーK2の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、送信(スキャン)機能の設定指示を受け付けるための設定画面(図示せず)を表示する。この送信(スキャン)機能の設定画面では、スキャンによって得られた画像データの送信先(保存先)の指定などを行うことができる。また、ソフトキーK3の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、ファックス機能の設定指示を受け付けるための設定画面(図示せず)を表示する。このファックス機能の設定画面では、ファックス番号の入力などを行うことができる。
また、ソフトキーK4〜K6のうちのいずれかの表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、図6に示すように、ボックス機能の設定指示を受け付けるための設定画面SBを表示する。ボックス機能の設定画面SBには、たとえば、登録されたボックスを示すフォルダアイコンF(「オブジェクト」に相当)が配される。なお、複数のボックスが登録されている場合には、複数のボックスをそれぞれ示す複数のフォルダアイコンFが設定画面SBに配される。この場合、操作パネル101は、予め定められたオブジェクト表示領域A2(破線で囲まれた領域)内に、複数のフォルダアイコンFを予め定められた所定間隔で整列表示する。
そして、操作パネル101は、図6に示したボックス機能の設定画面SBを表示することで、ユーザーから所望のボックスの指定を受け付ける。たとえば、操作パネル101は、複数のフォルダアイコンFのうちのいずれかの表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチ(タップ)されると、タッチ位置に表示していたフォルダアイコンFに対応するボックスが指定されたと判断する。
ところで、図4に示したメインメニュー画面MSのソフトキーK4〜K6にそれぞれ対応する各ボックス機能のうち、ソフトキーK4に対応するボックス機能は、スキャンによって得られた画像データを蓄積したり、蓄積した画像データに基づく印刷を行ったりする機能(ユーザーボックス機能)である。ソフトキーK5に対応するボックス機能は、画像データをコンピューター200から画像形成装置100に送信して蓄積したり、その蓄積した画像データに基づく印刷を行ったりする機能(ジョブボックス機能)である。ソフトキーK6に対応するボックス機能は、通信部120が受信したファックスデータを蓄積したり、その蓄積したファックスデータに基づく印刷を行ったりする機能(ファックスボックス機能)である。
また、ソフトキーK7の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、外部メモリーを利用した機能の設定指示を受け付けるための設定画面(図示せず)を表示する。外部メモリーを利用した機能というのは、外部メモリーに保存した画像データに基づく印刷を行ったり、外部メモリーに画像データを保存したりする機能のことである。
なお、ソフトキーK8はプログラム機能に対応するソフトキーKであり、ソフトキーK8の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、登録されたプログラムのうちから呼び出すプログラムの選択指示をユーザーから受け付けるためのプログラム選択画面(図示せず)を表示する。ところで、プログラム機能というのは、コピー機能や送信(スキャン)機能などに関する複数の設定項目のうち、ユーザーによって予め選択された1つ以上の設定項目(設定値)をプログラムとして登録しておく機能である。
(画面レイアウトの編集方法)
本実施形態では、複数のオブジェクトを整列配置した画面の表示中に、複数のオブジェクトのうちのいずれかを移動することで複数のオブジェクトの並び順(画面レイアウト)を変更することができる。たとえば、図4に示したメインメニュー画面MSにおいて、複数のソフトキーKの並び順を変更することができる。また、図6に示したボックス機能の設定画面SBにおいて、複数のフォルダアイコンFの並び順を変更することもできる。以下、図4に示したメインメニュー画面MSを例にとって説明する。
このメインメニュー画面MSにおいて、複数のソフトキーKの並び順を変更したいユーザーは、移動対象のソフトキーKの表示位置をタッチし、タッチしたままタッチ位置を所望の移動先にスライドさせ、その所望の移動先でタッチを解除する(ドラッグアンドドロップ操作を行う)。
たとえば、ソフトキーK3とソフトキーK4との間にソフトキーK7を移動させたいユーザーは、移動対象のソフトキーK7の表示位置をタッチし、タッチしたままタッチ位置をソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内にスライドさせ、ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内でタッチを解除する(ドラッグアンドドロップ操作を行う)。このような操作を受け、操作パネル101は、複数のソフトキーKの並び順を変更し、複数のソフトキーKを予め定められた所定間隔で整列表示する。なお、図6に示したボックス機能の設定画面SBであっても、同様の操作により、複数のフォルダアイコンFの並び順を変更することができる。
しかし、複数のソフトキーKが予め定められた所定間隔で整列表示された状態では、互いに隣接する2つのソフトキーK間の間隔は比較的狭い。したがって、ユーザーによっては、互いに隣接する2つのソフトキーK間の間隔内を適切にタッチすることができない場合がある。たとえば、互いに隣接する2つのソフトキーK間の間隔内をタッチしているつもりが、実際には、ソフトキーKの表示位置をタッチしている場合がある。そして、このように、互いに隣接する2つのソフトキーK間の間隔内を適切にタッチしていなければ、移動対象のソフトキーKを所望の移動先(互いに隣接する2つのソフトキーK間)に移動させることができない。なお、図6に示したボックス機能の設定画面SBにおいては、互いに隣接する2つのフォルダアイコンF間の間隔内を適切にタッチできず、フォルダアイコンFの表示位置をタッチしてしまうと、タッチ位置に表示されていたフォルダアイコンFの階層下に移動対象のフォルダアイコンFが移動してしまうことがある。
このような不都合を解消するため、本実施形態では、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を予め定められた所定間隔よりも拡張することができるようになっている。以下、図4に示したメインメニュー画面MSを例にとって詳細に説明するが、以下の説明では、便宜上、移動対象をソフトキーK7とし、移動先をソフトキーK3とソフトキーK4との間とする。なお、以下の説明で参照する図面において、白抜きの丸印はタッチ位置を示し、白抜きの矢印はタッチ位置の移動方向を示す。
まず、液晶表示部12が複数のソフトキーKを予め定められた所定間隔で整列表示している状態(図4に示した状態)では、タッチパネル部11は、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置内の少なくとも1点を含む2点のタッチ後に2点の間隔を広げる操作である間隔拡張操作が行われることで、タッチ位置に表示されていたソフトキーKを含む互いに隣接する2つのソフトキーK間の間隔を予め定められた所定間隔よりも拡張させる旨を受け付ける。
したがって、ソフトキーK3とソフトキーK4との間を移動先としたい(ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔を拡張したい)ユーザーは、図7に示すように、ソフトキーK3およびK4のうちのいずれかの表示位置内の少なくとも1点を含む2点のタッチ後に2点の間隔を広げる操作(間隔拡張操作)をタッチパネル部11に対して行う。なお、図7には、間隔拡張操作の一例として、ソフトキーK3およびK4の各表示位置を1点ずつ(合計2点)タッチし、2点のタッチ位置の両方を互いに離間する方向(画面横方向)にスライドさせる操作を図示している。
間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われると、液晶表示部12は、タッチ位置に表示していたソフトキーKを含む互いに隣接する2つのソフトキーK間の間隔を予め定められた所定間隔よりも拡張する。すなわち、液晶表示部12は、ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔を拡張する。たとえば、液晶表示部12は、図8に示すように、ソフトキーK4を画面右方向に移動させる(オブジェクト表示領域A1内からオブジェクト表示領域A外にソフトキーK4をずらす)ことにより、ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔を拡張する。
また、別の例として、図9に示すように、ソフトキーK3を画面左方向に移動させることにより、ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔を拡張させてもよい。この場合には、ソフトキーK3をソフトキーK2に重ねてもよい。あるいは、図示しないが、ソフトキーK3およびK4の両方を互いに離間する方向に移動させてもよい(ソフトキーK3を画面左方向に移動させ、かつ、ソフトキーK4を画面右方向に移動させてもよい)。
また、表示制御部15は、間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われると、複数のソフトキーKの並び順(画面レイアウト)の変更指示を受け付けるためのレイアウト編集モードに切り替える。すなわち、間隔拡張操作は、レイアウト編集モードに切り替えるための操作でもある。なお、レイアウト編集モードでは、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置をユーザーがタッチしたとしても、タッチ位置に表示されていたソフトキーKに対応する設定画面に遷移しない。
レイアウト編集モードに切り替わると、タッチパネル部11は、2つのソフトキーK間の間隔が拡張された状態で、移動対象のソフトキーKの移動先となり得る位置をタッチすることでタッチ位置を移動先として確定するための操作である移動先確定操作(複数のソフトキーKの並び順を変更するための画面レイアウト編集操作)を受け付ける。
具体的には、タッチパネル部11は、まず、移動対象となり得るソフトキーKの表示位置をタッチすることでタッチ位置に表示されていたソフトキーKを移動対象として確定するための操作である移動対象確定操(複数のソフトキーKの並び順を変更するための画面レイアウト編集操作)を受け付ける。そして、タッチパネル部11は、移動対象確定操作が行われた後で、移動先確定操作を受け付ける。
したがって、ソフトキーK3とソフトキーK4との間にソフトキーK7を移動させたいユーザーは、ソフトキーK7の表示位置をタッチし、ソフトキーK7を移動対象として確定する。その後、ユーザーは、ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内をタッチし、ソフトキーK3とソフトキーK4との間を移動対象のソフトキーK7の移動先として確定する。たとえば、ユーザーは、図10に示すように、ソフトキーK7の表示位置をタッチしたまま、タッチ位置をソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内に移動させた後(ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内をタッチした後)、ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内でタッチを解除する。あるいは、ソフトキーK7の表示位置をタッチした後でタッチを解除し、その後、ソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内をタッチした後でタッチを解除してもよい。
移動先確定操作がタッチパネル部11に対して行われると、表示制御部15は、複数のソフトキーKの表示位置に関する位置情報(複数のソフトキーKの並び順に関する情報)を更新する。そして、表示制御部15は、液晶表示部12の表示動作を制御し、図11に示すように、確定した移動先に移動対象のソフトキーKが配されるように複数のソフトキーKの並び順を変更させた上で、複数のソフトキーKを予め定められた所定間隔で整列表示させる。すなわち、液晶表示部12は、従前にソフトキーK4を表示していた位置にソフトキーK7を表示する。このとき、レイアウト編集モードは解除される。
ここで、ユーザーによっては、2つ以上のソフトキーKをまとめて移動させたい場合がある。このため、タッチパネル部11は、レイアウト編集モードに切り替わって以降(間隔拡張操作が行われて以降)、移動先確定操作が行われるまでの間、移動対象確定操作を何回でも受け付ける。たとえば、ソフトキーK5〜K7をまとめて移動させる場合には、図12に示すように、移動先確定操作を行うまでの間に、ソフトキーK5〜K7の各表示位置を順次タッチすることで、ソフトキーK5〜K7をまとめて移動対象として確定することができる。この後は、所望の移動先をタッチする操作である移動先確定操作を行えばよい。たとえば、所望の移動先がソフトキーK3とソフトキーK4との間であれば、最後にタッチしたソフトキーK7の表示位置でのタッチを維持したまま、タッチ位置をソフトキーK3とソフトキーK4との間の間隔内に移動させればよい。これにより、図13に示すような順番で複数のソフトキーKが整列表示される。
また、ユーザーによっては、レイアウト編集モードに切り替わった後(間隔拡張操作を行った後)、複数のソフトキーKの並び順を変更せずにレイアウト編集モードを強制的に解除したい場合もある。このため、レイアウト編集モードを強制的に解除するためのキャンセル操作が存在する。たとえば、タッチパネル部11は、レイアウト編集モードに切り替わって以降(間隔拡張操作が行われて以降)、図14に示すように、2点のタッチ後に2点の間隔を狭める操作である間隔縮小操作(キャンセル操作)が行われることで、レイアウト編集モードを強制的に解除する旨を受け付ける。なお、この場合のタッチ位置は特に限定されない。図14には、間隔縮小操作の一例として、互いの間隔が拡張された2つのソフトキーKのうちのいずれかの表示位置内の少なくとも1点を含む2点をタッチし、2点のタッチ位置の両方を互いに接近する方向(画面横方向)にスライドさせる操作を図示している。あるいは、操作パネル101に設けられたハードキーの1つであるリセットキー17(図2参照)を押下した場合にも、レイアウト編集モードを強制的に解除することができる。
そして、液晶表示部12は、レイアウト編集モードに切り替わって以降(間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われて以降)、間隔縮小操作などのキャンセル操作が行われれば、複数のソフトキーKの並び順を変更することなく、複数のソフトキーKを予め定められた所定間隔で整列表示する。なお、液晶表示部12は、レイアウト編集モードに切り替わって以降(間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われて以降)、タッチパネル部11に対する操作が行われないまま予め定められた所定時間が経過した場合であっても、複数のソフトキーKの並び順を変更することなく、複数のソフトキーKを予め定められた所定間隔で整列表示する。
ところで、一画面に表示するソフトキーKの個数は変更可能である。たとえば、図15に示すように、一画面に表示するフトキーKの個数を減らすことができる。図15には、一例として、一画面に表示するソフトキーKを6個に減らした場合を図示している。この場合、たとえば、パネル面を指ではらうような操作(フリック操作)をタッチパネル部11に対して行うことにより、図16に示すように、表示するソフトキーKを切り替えることができる。
図15および図16に示した画面レイアウトにおいて、たとえば、ソフトキーK2とソフトキーK3との間にソフトキーK7を移動させる場合には、まず、図17に示すように、間隔拡張操作を行うことによって、ソフトキーK2とソフトキーK3との間の間隔を拡張し、レイアウト編集モードに切り替える(図18に示す画面にする)。続いて、図19に示すように、ソフトキーK7を配した画面に切り替え、移動対象確定操作を行うことによって、ソフトキーK7を移動対象として確定する。その後、図20に示すように、互いの間隔が拡張されたソフトキーK2およびK3を配した画面に切り替え、移動先確定操作を行うことによって、ソフトキーK3とソフトキーK4との間を移動先として確定する。これにより、ソフトキーK3とソフトキーK4との間にソフトキーK7が移動する。
(レイアウト編集モードへの切替方法)
レイアウト編集モードに切り替えるための操作である間隔拡張操作としては、タッチした2点のタッチ位置の両方を互いに離間する方向(画面横方向)にスライドさせるという操作(図7参照)以外にも種々ある。
たとえば、タッチパネル部11は、図21に示すように、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点をタッチし、一方のタッチ位置を固定したまま他方のタッチ位置を画面右方向にスライドさせる操作(一方のタッチ位置から離間する方向に他方のタッチ位置をスライドさせる操作)が行われた場合にも、その操作を間隔拡張操作として受け付ける。また、タッチパネル部11は、図22に示すように、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点をタッチし、一方のタッチ位置を固定したまま他方のタッチ位置を画面左方向にスライドさせる操作(一方のタッチ位置から離間する方向に他方のタッチ位置をスライドさせる操作)が行われた場合にも、その操作を間隔拡張操作として受け付ける。
ところで、ユーザーによっては、画面上下方向に互いに隣接するソフトキーK間の間隔を拡張することで、レイアウト編集モードに切り替えたい場合もある。このため、タッチパネル部11は、図23に示すように、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点をタッチし、2点のタッチ位置の両方を画面上下方向にスライドさせる操作(2点のタッチ位置の両方を互いに離間する方向にスライドさせる操作)が行われた場合にも、その操作を間隔拡張操作として受け付ける。
また、タッチパネル部11は、図24に示すように、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点をタッチし、一方のタッチ位置を固定したまま他方のタッチ位置を画面上方向にスライドさせる操作(一方のタッチ位置から離間する方向に他方のタッチ位置をスライドさせる操作)が行われた場合にも、その操作を間隔拡張操作として受け付ける。さらに、タッチパネル部11は、図25に示すように、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点をタッチし、一方のタッチ位置を固定したまま他方のタッチ位置を画面下方向にスライドさせる操作(一方のタッチ位置から離間する方向に他方のタッチ位置をスライドさせる操作)が行われた場合にも、その操作を間隔拡張操作として受け付ける。
なお、図23〜図25に示した間隔拡張操作が行われた場合には、液晶表示部12は、タッチ位置に表示されていたソフトキーKを含む互いに隣接する2つのソフトキーK間の間隔を上下方向に拡張する。
(画面レイアウトを編集するときの流れ)
以下に、図26および図27に示すフローチャートを参照し、液晶表示部12が複数のオブジェクトを整列配置した画面を表示している最中に、複数のオブジェクトのうちのいずれかを移動させることで複数のオブジェクトの並び順(画面レイアウト)を変更するときの流れについて説明する。なお、複数のオブジェクトを整列配置した画面というのは、たとえば、図4に示したメインメニュー画面MS(この場合は、ソフトキーKがオブジェクトに相当する)であり、図6に示したボックス機能の設定画面SB(この場合は、フォルダアイコンFがオブジェクトに相当する)である。以下の説明では、ソフトキーKおよびフォルダアイコンFを総じて単にオブジェクトと称する。
まず、図26のフローチャートのスタート時点では、液晶表示部12が複数のオブジェクトを予め定められた所定間隔で整列表示しているとする。この状態で、複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示領域内の少なくとも1点を含む2点をタッチする操作がタッチパネル部11に対して行われたとき、図26のフローチャートがスタートする。
ステップS1において、表示制御部15は、タッチパネル部11の2点がタッチされた後、2点をタッチしたまま2点の間隔を広げる操作(間隔拡張操作)が行われたか否かを判断する。判断の結果、2点のタッチ後に2点の間隔を広げる操作が行われていれば、ステップS2に移行する。
ステップS2に移行すると、表示制御部15は、レイアウト編集モードに切り替える。このレイアウト編集モードでは、液晶表示部12は、タッチ位置に表示していたオブジェクトを含む互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を予め定められた所定間隔よりも拡張する。そして、タッチパネル部11は、2つのオブジェクト間の間隔が拡張された状態で、移動対象を確定するための移動対象確定操作、および、移動先を確定するための移動先確定操作を受け付ける。
ステップS3において、表示制御部15は、移動対象確定操作(移動先となり得るオブジェクトの表示位置をタッチする操作)がタッチパネル部11に対して行われたか否かを判断する。判断の結果、移動対象確定操作が行われていれば、ステップS4に移行する。ステップS4に移行すると、表示制御部15は、タッチ位置に表示されていたオブジェクトを移動対象として確定する。
ステップS5において、表示制御部15は、移動先確定操作(互いの間隔が拡張された2つのオブジェクト間の間隔内をタッチする操作)がタッチパネル部11に対して行われたか否かを判断する。判断の結果、移動先確定操作が行われていれば、ステップS6に移行し、移動先確定操作が行われていなければ、ステップS3に移行する。
ステップS6に移行すると、表示制御部15は、複数のオブジェクトの表示位置に関する位置情報(複数のオブジェクトの並び順に関する情報)を更新する。そして、ステップS7において、表示制御部15は、レイアウト編集モードを解除する。レイアウト編集モードが解除されると、液晶表示部12は、確定した移動先に移動対象のオブジェクトが配されるように複数のオブジェクトの並び順を変更し、複数のオブジェクトを予め定められた所定間隔で整列表示させる。
なお、ステップS3において、移動対象確定操作が行われていなければ、ステップS8に移行する。ステップS8に移行すると、表示制御部15は、レイアウト編集モードを強制的に解除するキャンセル操作が行われたか否かを判断する。すなわち、表示制御部15は、タッチパネル部11の2点がタッチされた後に2点の間隔を狭める操作である間隔縮小操作が行われたか否か、あるいは、リセットキー17が押下されたか否か、を判断する。判断の結果、キャンセル操作が行われていれば、ステップS9に移行し、キャンセル操作が行われていなければ、ステップS10に移行する。
ステップS9に移行すると、表示制御部15は、レイアウト編集モードを強制的に解除する。レイアウト編集モードが強制的に解除されると、液晶表示部12は、複数のオブジェクトの並び順を変更することなく、複数のオブジェクトを予め定められた所定間隔で整列表示する。
一方で、ステップS10に移行すると、表示制御部15は、レイアウト編集モードに切り替えて以降(間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われて以降)、タッチパネル部11に対する操作が行われないまま予め定められた所定時間が経過したか否かを判断する。判断の結果、所定時間が経過していれば、ステップS9に移行し、所定時間が経過していなければ、ステップS3に移行する。
また、ステップS1において、タッチパネル部11の2点がタッチされた後、2点をタッチしたまま2点の間隔を広げる操作(間隔拡張操作)が行われていない場合には、ステップS11に移行する。ステップS11に移行すると、表示制御部15は、タッチパネル部11に対するタッチが解除されたか否かを判断する。判断の結果、タッチが解除されていれば、表示制御部15は、レイアウト編集モードに切り替えない。一方で、タッチが解除されていなければ、表示制御部15は、ステップS1の判断を続ける。
本実施形態では、上記のように、液晶表示部12(「表示部」に相当)は、複数のオブジェクト(ソフトキーKやフォルダアイコンFなど)のうちのいずれかの表示位置内の少なくとも1点を含む2点のタッチ後に2点の間隔を広げる操作である間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われたとき、タッチ位置に表示していたオブジェクトを含む互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を所定間隔よりも拡張する。また、タッチパネル部11は、2つのオブジェクト間の間隔が拡張された状態で、移動対象のオブジェクトの移動先となり得る位置をタッチすることでタッチ位置を移動先として確定するための操作である移動先確定操作を受け付ける。これにより、ユーザーからすると、互いに隣接する2つのオブジェクト間を移動対象のオブジェクトの移動先として確定するとき、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔内を容易にミスなくタッチすることができる(互いに隣接する2つのオブジェクトのうちのいずれかの表示位置を誤ってタッチしてしまうというミスを減らすことができる)ので、オブジェクトの移動操作を一からやり直さなければならないという不都合の発生が抑制され、利便性が良い。また、オブジェクトの移動操作の受け付けを行う専用の画面に遷移する必要がないので、オブジェクトの移動操作に入るまでの操作が少なくて済む。さらに、複数のオブジェクトの並び順を確認しながらオブジェクトの移動操作を行うことができるので、操作性が良くなる。また、2点のタッチ後に2点の間隔を広げることで互いに隣接するオブジェクト間の間隔が拡張するので、互いに隣接するオブジェクト間の間隔を拡張するための操作が直感的で分かり易い。これらの結果、本実施形態では、液晶表示部12に表示されるオブジェクトを移動させるための操作において、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、移動先確定操作がタッチパネル部11に対して行われたとき、確定した移動先に移動対象のオブジェクトが配されるように複数のオブジェクトの並び順を変更し、複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示する。これにより、ユーザーからすると、移動先確定操作をタッチパネル部11に対して行うだけで、複数のオブジェクトの並び順が変更され、複数のオブジェクトが所定間隔で整列表示されるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われて以降、2点のタッチ後に2点の間隔を狭める操作である間隔縮小操作がタッチパネル部11に対して行われれば、複数のオブジェクトの並び順を変更することなく複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示する。このように、間隔拡張操作を行って以降であっても、複数のオブジェクトの並び順を変更することなく複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示させることができるようになっていれば、誤って隔拡張操作を行ってしまったユーザーからすると、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われて以降、タッチパネル部11に対する操作が行われないまま予め定められた所定時間が経過すれば、複数のオブジェクトの並び順を変更することなく複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示する。これにより、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔が長時間に渡って拡張されたまま放置されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、タッチパネル部11は、間隔拡張操作が行われて以降、移動先確定操作が行われるまでの間、移動対象となり得るオブジェクトの表示位置をタッチすることでタッチ位置に表示されていたオブジェクトを移動対象として確定するための操作である移動対象確定操作を何回でも受け付ける。これにより、ユーザーからすると、2つ以上のオブジェクトをまとめて移動対象として確定することができる(2つ以上のオブジェクトをまとめて移動させることができる)ので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われたとき、複数のオブジェクトのうち1つ以上のオブジェクトを、複数のオブジェクトを所定間隔で整列表示していたオブジェクト表示領域A1内からオブジェクト表示領域A1外にずらす。これにより、オブジェクト表示領域内に余分なスペース(互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を拡張するのに必要なスペース)が殆ど無かったとしても、容易に、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を拡張することができる。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われたとき、複数のオブジェクトのうち1つ以上のオブジェクトを、他のオブジェクトに重ねる。これにより、容易に、互いに隣接する2つのオブジェクト間の間隔を拡張することができる。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、間隔拡張操作がタッチパネル部11に対して行われたとき、タッチされた2点の間隔が広げられた方向に、2つのオブジェクト間の間隔を拡張する。たとえば、タッチした2点の間隔を左右方向に広げれば、2つのオブジェクト間の間隔が左右方向に拡張し、タッチした2点の間隔を上下方向に広げれば、2つのオブジェクト間の間隔が上下方向に拡張する。すなわち、ユーザーからすると、自身の所望する方向に2つのオブジェクト間の間隔を拡張することができ、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、タッチパネル部11は、複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点のタッチ後に2点のタッチ位置の両方を互いに離間する方向にスライドさせる操作を間隔拡張操作として受け付ける。さらに、タッチパネル部11は、複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点のタッチ後に2点のうち一方のタッチ位置を固定したまま他方のタッチ位置を一方のタッチ位置から離間する方向にスライドさせる操作を間隔拡張操作として受け付ける。このような種々の操作を間隔拡張操作としてタッチパネル部11が受け付けるようになっていれば、ユーザーの利便性が向上する。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
11 タッチパネル部
12 液晶表示部(表示部)
100 画像形成装置
101 操作パネル(表示入力装置)
A1、A2 オブジェクト表示領域
F フォルダアイコン(オブジェクト)
K ソフトキー(オブジェクト)

Claims (11)

  1. 複数のオブジェクトを予め定められた所定間隔で整列表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、ユーザーがタッチしている複数のタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、を備え、
    前記表示部は、前記複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の少なくとも1点を含む2点のタッチ後に2点の間隔を広げる操作である間隔拡張操作が前記タッチパネル部に対して行われたとき、タッチ位置に表示していた前記オブジェクトを含む互いに隣接する2つの前記オブジェクト間の間隔を前記所定間隔よりも拡張し、
    前記タッチパネル部は、前記2つのオブジェクト間の間隔が拡張された状態で、移動対象の前記オブジェクトの移動先となり得る位置をタッチすることでタッチ位置を移動先として確定するための操作である移動先確定操作を受け付けることを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記表示部は、前記移動先確定操作が前記タッチパネル部に対して行われたとき、確定した移動先に移動対象の前記オブジェクトが配されるように前記複数のオブジェクトの並び順を変更し、前記複数のオブジェクトを前記所定間隔で整列表示することを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記表示部は、前記間隔拡張操作が前記タッチパネル部に対して行われて以降、2点のタッチ後に2点の間隔を狭める操作である間隔縮小操作が前記タッチパネル部に対して行われれば、前記複数のオブジェクトの並び順を変更することなく前記複数のオブジェクトを前記所定間隔で整列表示することを特徴とする請求項2に記載の表示入力装置。
  4. 前記表示部は、前記間隔拡張操作が前記タッチパネル部に対して行われて以降、前記タッチパネル部に対する操作が行われないまま予め定められた所定時間が経過すれば、前記複数のオブジェクトの並び順を変更することなく前記複数のオブジェクトを前記所定間隔で整列表示することを特徴とする請求項2または3に記載の表示入力装置。
  5. 前記タッチパネル部は、前記間隔拡張操作が行われて以降、前記移動先確定操作が行われるまでの間、移動対象となり得る前記オブジェクトの表示位置をタッチすることでタッチ位置に表示されていた前記オブジェクトを移動対象として確定するための操作である移動対象確定操作を何回でも受け付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示入力装置。
  6. 前記表示部は、前記間隔拡張操作が前記タッチパネル部に対して行われたとき、前記複数のオブジェクトのうち1つ以上の前記オブジェクトを、前記複数のオブジェクトを前記所定間隔で整列表示していたオブジェクト表示領域内からオブジェクト表示領域外にずらすことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の表示入力装置。
  7. 前記表示部は、前記間隔拡張操作が前記タッチパネル部に対して行われたとき、前記複数のオブジェクトのうち1つ以上の前記オブジェクトを、他の前記オブジェクトに重ねることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の表示入力装置。
  8. 前記表示部は、前記間隔拡張操作が前記タッチパネル部に対して行われたとき、タッチされた2点の間隔が広げられた方向に、前記2つのオブジェクト間の間隔を拡張することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の表示入力装置。
  9. 前記タッチパネル部は、前記複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点のタッチ後に2点のタッチ位置の両方を互いに離間する方向にスライドさせる操作を前記間隔拡張操作として受け付けることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の表示入力装置。
  10. 前記タッチパネル部は、前記複数のオブジェクトのうちのいずれかの表示位置内の1点を含む2点のタッチ後に2点のうち一方のタッチ位置を固定したまま他方のタッチ位置を一方のタッチ位置から離間する方向にスライドさせる操作を前記間隔拡張操作として受け付けることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の表示入力装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の表示入力装置を備えた画像形成装置。
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