JP5647181B2 - 設計支援システム、設計支援方法、および、設計支援プログラム - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の設計支援システムは、図1に示す通りデータ入力手段100と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205と、出力手段400とを備える。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の設計支援システムは、図3に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205と、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。
筐体情報は、例えば、図5に示されるように、筐体高さ名(N種別)と筐体高さ位置(P種別)と筐体高さ(Q種別)と面(R種別)の情報から構成される。それぞれの値は、図6、図7の設計平面図に示すような関係となっている。図6は上面図、図7は側面図であり、挿入部品2が搭載されたPWB1が筐体4内に配置されている。部品記号(A種別)は、図6、7に示すAに対応し、部品を示す記号である。部品タイプ(B種別)は、部品の実装タイプ、すなわち、部品Aが挿入部品か表面実装部品かを示している。挿入部品とは、リード線やチップの足などをスルーホール(部品穴)により基板を貫通させた上で裏面にハンダ付けする形態の半導体部品のことである。一方、表面実装部品とは、スルーホールを使わずにプリント基板の表面に直接半田付けする形態の半導体部品のことである。実装面(C種別)は、部品Aの実装されている面がPWBの表面である部品面か、裏側の半田面かを示している。左下位置情報(D種別)は、図6に示すDに対応し、PWB平面(XY平面)上での部品の左下端部の位置座標を示している。右上位置情報(E種別)は、図6に示すEに対応し、PWB平面(XY平面)上での部品の右上端部の位置座標を示している。なお、XY平面の原点と単位長さは任意に設定すればよい。部品高さ(F種別)は、図7に示すFに対応し、基板の部品面からの部品の高さの値である。リード長さ(G種別)は、図7に示すGに対応し、部品のリードの長さの値である。筐体高さ名(N種別)は、図6、7に示すNに対応し、筐体内の領域の名称を示す記号である。筐体高さ位置(P種別)は、図6に示すP1、P2、P3、P4に対応し、PWB平面(XY平面)上でのNに対応する領域を示した位置座標の情報である。筐体高さ(Q種別)は、図7にQで示すように、基準面(図7では基板の部品面)から筐体の内壁までの空間の高さの値である。面(R種別)は、基準面が部品面か半田面かが記録されている。
筐体情報データ302は、例えば、筐体高さ名(N種別)、筐体高さ位置(P種別)、筐体高さ(Q種別)、面(R種別)、PWB板厚(S種別)が書き込まれている。筐体高さ名(N種別)、筐体高さ位置(P種別)、筐体高さ(Q種別)、面(R種別)は、前述のCADデータから抽出された値である。PWB板厚(S種別)は、図7のSに対応するプリント基板の厚さの値であり、データ入力手段100を用いて入力される。
なお、図9、10の図番号とは、CADデータを構成する部品や筐体などの要素をそれぞれ示しており、部品Aは(2)、筐体Nは(5)で表されている。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。第2の実施形態と同じものには、同じ符号を付す。また、第2の実施形態と同様に機能するものについては説明を省略する。本実施形態の設計支援システムは、図12に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、位置確認手段203と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205と、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。第2の実施形態とは、位置確認手段203を有する点が異なる。
図19は、本発明の第4の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。第3の実施形態と同じものには、同じ符号を付す。また、第3の実施形態と同様に機能するものについては説明を省略する。本実施形態の設計支援システムは、図19に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、挿入部品抽出手段202と、位置確認手段203と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。第3の実施形態とは、挿入部品抽出手段202を有する点が異なる。
図26は、本発明の第5の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。第4の実施形態と同じものには、同じ符号を付す。また、第4の実施形態と同様に機能するものについては説明を省略する。本実施形態の設計支援システムは、図26に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、挿入部品抽出手段202と、クリアランス算出手段204´と、クリアランス判断手段205と、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。第4の実施形態とは、位置確認手段203を有しない点、および、クリアランス算出手段のクリアランス算出方法が異なる。本実施の形態において、CADデータは第4の実施形態と同様であるとする。
を備える設計支援システム。
付記1もしくは2に記載の設計支援システム。
を含む設計支援方法。
を実行させるための設計支援プログラム。
2 挿入部品
3 実装浮き
4 筐体
5 表面実装部品
100 データ入力手段
201 入力データ解析手段
202 挿入部品抽出手段
203 位置確認手段
204 クリアランス算出手段
205 クリアランス判断手段
300 データ記憶手段
301 部品情報データ
302 筐体情報データ
400 出力手段
Claims (10)
- 基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認手段と、
前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断手段と、
を備える設計支援システム。 - 前記部品情報は、前記基板の部品搭載面からの前記部品の高さである部品高さの情報を有し、
前記筐体情報は、前記部品搭載面から前記筐体の内壁側天井面までの前記筐体の高さである筐体高さの情報を有し、
前記クリアランス確認手段は、前記筐体高さから前記部品高さ及び前記浮き許容値を引いて前記クリアランス値を算出する
請求項1に記載の設計支援システム。 - 前記部品情報として、さらに前記部品の搭載位置に関する情報を有し、
前記筐体情報として、高さが一様でない筐体の領域毎の高さに関する情報を有し、
前記部品情報および前記筐体情報から、前記部品がかかる筐体高さを判定する位置確認手段を備え、
前記クリアランス確認手段は、前記位置確認手段によって確認された前記部品がかかる筐体高さと前記部品高さと前記浮き許容値とからクリアランスを算出する
請求項1もしくは2に記載の設計支援システム。 - 前記部品情報として、さらに前記部品が表面実装部品か挿入部品かを示す部品タイプの情報を有し、
前記部品タイプを参照して挿入部品を抽出する挿入部品抽出手段を備える請求項1から3のいずれかに記載の設計支援システム。 - 前記部品情報として、前記部品のリード長さの値を有し、
前記筐体情報として、前記部品が搭載される基板の板厚の値を有し、
前記クリアランス確認手段は、前記リード長さから前記浮き許容値と前記板厚とをひいて前記クリアランス値を算出する
請求項1に記載の設計支援システム。 - さらに、前記部品情報と前記筐体情報を入力するためのデータ入力手段と、
前記部品情報と前記浮き許容値とが記憶される部品情報データと、前記筐体情報が記憶される筐体情報データと、を前記データ入力手段を用いて入力されたデータをから作成する入力データ解析手段と、
を備える請求項1〜5のいずれかに記載の設計支援システム。 - さらに、前記クリアランス判断手段によって判断された押さえ治具の要否を出力する出力手段を備える請求項1〜6のいずれかに記載の設計支援システム。
- 設計支援システムが備えるクリアランス確認手段により、基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出し、
前記設計支援システムが備えるクリアランス判断手段により、前記クリアランス確認手段にて算出された前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断する、
ことを特徴とする設計支援方法。 - 前記部品情報は、前記基板の部品搭載面からの前記部品の高さである部品高さの情報を有し、
前記筐体情報は、前記部品搭載面から前記筐体の内壁側天井面までの前記筐体の高さである筐体高さの情報を有し、
前記クリアランス確認手段では、前記筐体高さから前記部品高さ及び前記浮き許容値を引いて前記クリアランス値を算出する、
ことを特徴とする請求項8記載の設計支援方法。 - 基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認処理と、
前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断処理と、をコンピュータに実行させる、
ことを特徴とする設計支援プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012122084A JP5647181B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 設計支援システム、設計支援方法、および、設計支援プログラム |
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JP2013246777A JP2013246777A (ja) | 2013-12-09 |
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JP2012122084A Active JP5647181B2 (ja) | 2012-05-29 | 2012-05-29 | 設計支援システム、設計支援方法、および、設計支援プログラム |
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JP2002261433A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ハンダ付け部品の浮き防止治具 |
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2012
- 2012-05-29 JP JP2012122084A patent/JP5647181B2/ja active Active
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JP2013246777A (ja) | 2013-12-09 |
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