JP5647181B2 - 設計支援システム、設計支援方法、および、設計支援プログラム - Google Patents

設計支援システム、設計支援方法、および、設計支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プリント基板の設計を支援する設計支援システム、設計支援方法、および、設計支援プログラムに関する。
プリント基板(PWB:Printed Wiring Board)を設計する場合には、PWBに搭載する部品がPWBを収める筐体と干渉しないように部品の配置を行う。そのためには、部品を配置したときに生じる筐体内の空き領域を把握する必要がある。例えば、特許文献1には、筐体内の高さ制限を確認する方法の一例が記載されている。特許文献1には、高さ制限領域情報を算出するための基準面が複数あるかを判定する基準面高さ判定ステップと、基準面を複数とするか単数とするか判定する単複基準決定ステップと、基準面と判定された複数または単数の面を基準として高さ制限領域情報を作成する複数基準許容制限領域情報作成ステップとを含む。この方法では、機械CAD(Computer aided design)装置が管理する3次元モデルデータを読み込んで、プリント基板もしくは各搭載部品面を基準面として選択し、基準面を均等領域に分割して各均等領域の最大高さを計算することによって、自由曲面形状が多いケースやカバー類でも筐体内の空間の高さ制限情報を作成することができる。
しかしながら、実際のPWB製造場面では、図29に示すように挿入部品2がプリント基板(PWB)1に半田付けされる際に、部品の実装浮き3が発生する。そのため、PWB設計時に部品高さが筐体と干渉しないように部品配置を考慮していたとしても、筐体と挿入部品とが干渉する場合がある。部品の実装浮きは、半田付けに噴流方式の半田付け設備を使用した場合に、部品が噴流する溶融半田に押されて浮き上がり、その状態で半田が凝固するために生じる。
このような挿入部品の浮きを防止するために、PWBを製造する際には部品を押さえる冶具(押さえ治具)を使用する。このような押さえ治具の一例が、特許文献2に記載されている。特許文献2の押さえ治具は、部品高さに相当する深さを有し、基板の載置面方向に対して漸次拡開するテーパ状に形成された電子部品収容凹部を備えるキャップ状の部品押さえ治具であり、基板上に載置された部品をまたぐように配置され、部品押さえ治具の自重により基板上に位置決め保持する構造となっている。
特開2008−84209号公報 特開2002−261433号公報
上記のような押さえ治具を使用したプリント基板(PWB)を製作するには、特許文献1などに記載の方法で得たクリアランス情報から、押さえ治具が必要な部品を確認する必要があり、仮に人の手で行おうとすると多くの手間がかかってしまうという問題があった。
また、押さえ治具の要否判断を行わず、すべての部品に押さえ治具を挿入することも考えられるが、これでは必要以上に治具を使用することになり、コスト増大となってしまうという問題もあった。
よって、本発明の目的は、上述した課題を解決し、短時間で押さえ治具の要否判断が可能な設計支援システム、設計支援方法、および設計支援プログラムを提供することである。
本発明による設計支援システムは、基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認手段と、前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断手段と、を備える。
本発明による設計支援方法は、設計支援システムが備えるクリアランス確認手段により、基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出し、前記設計支援システムが備えるクリアランス判断手段により、前記クリアランス確認手段にて算出された前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断する、ことを特徴とする。
本発明による設計支援プログラムは、基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認処理と、前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断処理と、を実行させる。
本発明の設計支援システム、設計支援方法、および、設計支援プログラムによると、プリント基板(PWB)を設計する時点で、治具が必要な部品を自動で確認することができる。引いては、治具を必要以上に使用することがないので、コスト削減が可能となる。また、治具の必要な部品を確認するのに要する時間を削減することができる。
第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。 CADデータが有する部品情報の一例を示す図である。 CADデータが有する筐体情報の一例を示す図である。 第2の実施形態のプリント基板(PWB)および筐体の上面図である。 第2の実施形態のプリント基板(PWB)および筐体の側面図である。 第2の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態の部品情報データの一例を示す図である。 第2の実施形態の筐体情報データの一例を示す図である。 全てのステップが終了した後の第2の実施形態の部品情報データの一例を示す図である。 第3の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。 第3の実施形態のプリント基板(PWB)および筐体の上面図である。 第3の実施形態のプリント基板(PWB)および筐体の側面図である。 第3の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態の部品情報データの一例を示す図である。 第3の実施形態の筐体情報データの一例を示す図である。 全てのステップが終了した後の第3の実施形態の部品情報データの一例を示す図である。 第4の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施形態のプリント基板(PWB)および筐体の上面図である。 第4の実施形態のプリント基板(PWB)および筐体の側面図である。 第4の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施形態の部品情報データの一例を示す図である。 第4の実施形態の筐体情報データの一例を示す図である。 全てのステップが終了した後の第4の実施形態の部品情報データの一例を示す図である。 第5の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。 第5の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を示すフローチャートである。 全てのステップが終了した後の第5の実施形態の部品情報データの一例を示す図である。 挿入部品をプリント基板(PWB)に半田付けする様子を示した図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の設計支援システムは、図1に示す通りデータ入力手段100と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205と、出力手段400とを備える。
データ入力手段100は、プリント基板(PWB)上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、PWBが配置される筐体の高さに関する筐体情報とを入力するために用いられる。
クリアランス算出手段204は、データ入力手段100で入力された部品情報と浮き許容値と筐体情報とからクリアランスの値を算出する。
クリアランス判断手段205は、クリアランス算出手段204で算出されたクリアランスの値と、予め設定された基準値とを比較し、押さえ治具が必要かどうかを判断する。
出力手段400は、クリアランス判断手段205の結果を出力する。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、本発明の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を説明する。
ステップS1では、ユーザが入力手段100を用いて部品情報と浮き許容値と筐体情報とを入力する。部品情報には、基板の部品が搭載された面(部品搭載面)からの部品の高さの値を示す部品高さの情報が含まれる。筐体情報には、基板の部品搭載面から筐体の内壁までの空間の高さの値を示す筐体高さの情報が含まれる。
ステップS9では、クリアランス算出手段204が、入力手段100で入力された部品高さと浮き許容値と筐体高さとからクリアランスの値を算出する。具体的には、筐体高さから部品高さと浮き許容値とを引いて算出する。
ステップS10では、クリアランス判断手段205が、クリアランス算出手段204で算出したクリアランスの値と基準値とを比較して押さえ冶具が必要かどうかを確認する。本実施形態においては、クリアランスの値が、基準値0以上なら不要で、0未満なら必要と判断する。
ステップS11’では、押さえ冶具が必要な部品を決定し、表示装置などの出力手段400で結果を出力する。
以上説明した解析手段が有する構成を、ソフトウェアによって実現することで同様の機能を有する設計支援プログラムを得ることもできる。
以上説明したように本実施形態によれば、PWBを設計する時点で、治具が必要な部品を自動で確認することができる。引いては、治具を不必要に使用することがないので、コスト削減が可能となる。また、治具の必要な部品を確認するのに要する時間を削減することができる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の設計支援システムは、図3に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205と、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。
データ入力手段100は、ユーザがあらかじめCADソフトウェアを用いて設計したプリント基板や筐体の設計情報(CADデータ)と、許される部品浮きの値である浮き許容値とを入力するために用いられる。必要に応じて、プリント基板(PWB)の厚さの値であるPWB板厚を設定して入力してもよい。
入力データ解析手段201は、入力された前述のCADデータなどの情報より、データ記憶手段300に含まれる部品情報データ301と筐体情報データ302とを生成する。部品情報データ301には、部品高さと浮き許容値の情報が含まれる。筐体情報データ302には、筐体高さの情報が含まれる。
クリアランス算出手段204は、入力データ解析手段201で生成された部品情報データ301の部品高さと浮き許容値と、筐体情報データ302の筐体高さとからクリアランスの値を算出する。算出されたクリアランスの値は、筐体高さ名、筐体高さとともに部品情報データに書き込まれる。
クリアランス判断手段205は、クリアランス算出手段204で算出されたクリアランスの値と、予め設定された基準値とを比較し、押さえ治具が必要かどうかを判断する。なお、押さえ治具は噴流方式の半田付け工程で用いるものである。
出力手段400は、クリアランス判断手段205の結果を出力する。
次に、入力手段100に入力されるCADデータについて説明する。CADデータは、プリント基板(PWB)上に搭載される部品に関する部品情報と、PWBが配置される筐体に関する筐体情報とを含む。部品情報は、例えば、図4に示されるように、部品記号(A種別)と部品タイプ(B種別)と実装面(C種別)と左下位置情報(D種別)と右上位置情報(E種別)と部品高さ(F種別)とリード長さ(G種別)の情報から構成される。
筐体情報は、例えば、図5に示されるように、筐体高さ名(N種別)と筐体高さ位置(P種別)と筐体高さ(Q種別)と面(R種別)の情報から構成される。それぞれの値は、図6、図7の設計平面図に示すような関係となっている。図6は上面図、図7は側面図であり、挿入部品2が搭載されたPWB1が筐体4内に配置されている。部品記号(A種別)は、図6、7に示すAに対応し、部品を示す記号である。部品タイプ(B種別)は、部品の実装タイプ、すなわち、部品Aが挿入部品か表面実装部品かを示している。挿入部品とは、リード線やチップの足などをスルーホール(部品穴)により基板を貫通させた上で裏面にハンダ付けする形態の半導体部品のことである。一方、表面実装部品とは、スルーホールを使わずにプリント基板の表面に直接半田付けする形態の半導体部品のことである。実装面(C種別)は、部品Aの実装されている面がPWBの表面である部品面か、裏側の半田面かを示している。左下位置情報(D種別)は、図6に示すDに対応し、PWB平面(XY平面)上での部品の左下端部の位置座標を示している。右上位置情報(E種別)は、図6に示すEに対応し、PWB平面(XY平面)上での部品の右上端部の位置座標を示している。なお、XY平面の原点と単位長さは任意に設定すればよい。部品高さ(F種別)は、図7に示すFに対応し、基板の部品面からの部品の高さの値である。リード長さ(G種別)は、図7に示すGに対応し、部品のリードの長さの値である。筐体高さ名(N種別)は、図6、7に示すNに対応し、筐体内の領域の名称を示す記号である。筐体高さ位置(P種別)は、図6に示すP1、P2、P3、P4に対応し、PWB平面(XY平面)上でのNに対応する領域を示した位置座標の情報である。筐体高さ(Q種別)は、図7にQで示すように、基準面(図7では基板の部品面)から筐体の内壁までの空間の高さの値である。面(R種別)は、基準面が部品面か半田面かが記録されている。
次に、入力データ解析手段201によって生成される部品情報データ301および筐体情報データ302について説明する。部品情報データ301は、例えば、部品記号(A種別)、部品タイプ(B種別)、実装面(C種別)、左下位置情報(D種別)、右上位置情報(E種別)、部品高さ(F種別)、リード長さ(G種別)、浮き許容値(H種別)、筐体高さ名(J種別)、筐体高さ(K種別)、クリアランス(L種別)、押さえ冶具必要部品(M種別)が書き込まれている。部品記号(A種別)、部品タイプ(B種別)、実装面(C種別)、左下位置情報(D種別)、右上位置情報(E種別)、部品高さ(F種別)、リード長さ(G種別)は、前述のCADデータから抽出された値である。浮き許容値(H種別)は、図7に示すHに対応し、部品が半田付けされた際に許される部品浮きの値であり、データ入力手段100を用いて入力される。筐体高さ名(J種別)、筐体高さ(K種別)、クリアランス(L種別)、押さえ冶具必要部品(M種別)については、後ほど書き込まれる値であり「無」を初期値としてもっている。なお、「無」の代わりに「0」などでもよい。
筐体情報データ302は、例えば、筐体高さ名(N種別)、筐体高さ位置(P種別)、筐体高さ(Q種別)、面(R種別)、PWB板厚(S種別)が書き込まれている。筐体高さ名(N種別)、筐体高さ位置(P種別)、筐体高さ(Q種別)、面(R種別)は、前述のCADデータから抽出された値である。PWB板厚(S種別)は、図7のSに対応するプリント基板の厚さの値であり、データ入力手段100を用いて入力される。
また、クリアランス算出手段204で算出されるクリアランスの値とは、図7のLに相当し、搭載部品の頂点と筐体内壁側の天面までの距離から浮き許容値を除いたもの(L=Q−H−F)である。
次に、図8に示すフローチャートを用いて、本発明の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を説明する。
ステップS1では、ユーザが入力手段100を用いてあらかじめ設定された基板厚さと浮き許容値とを入力する。さらに、CADソフトウェアを用いてあらかじめ設計したプリント基板設計情報であるCADデータを入力する。CADデータについては上述した通りである。例えば、本実施形態では、PWB板厚を1.6mm、浮き許容値を2mmとする。
ステップS2では、入力データ解析手段201が、入力されたデータから部品記号(A種別)、部品タイプ(B種別)、実装面(C種別)、左下位置情報(D種別)、右上位置情報(E種別)、部品高さ(F種別)、リード長さ(G種別)、浮き許容値(H種別)の情報を抽出し、部品情報データを生成する。さらに、部品情報データに、筐体高さ名(J種別)と筐体高さ(K種別)とクリアランス(L種別)と押さえ冶具必要部品(M種別)をすべて「無」を初期値として書き込む。例えば、本実施形態では、部品記号(A種別)をA、部品タイプ(B種別)を挿入部品、実装面(C種別)を部品面、左下位置情報(D種別)を(X,Y)=(5.5,8.5)、右上位置情報(E種別)を(X,Y)=(8.5,11.5)、部品高さ(F種別)を5.0mm、リード長さ(G種別)を3.0mm、とし、図9に示すような部品情報データが生成される。
ステップS3では、入力データ解析手段201が、入力されたデータから筐体高さ名(N種別)、筐体高さ位置(P種別)、筐体高さ(Q種別)、面(R種別)、PWB板厚(S種別)の情報を抽出し、筐体情報データ302を生成する。例えば、本実施形態では、筐体高さ名(N種別)をN、筐体高さ位置(P種別)を(X,Y)=(0,0),(0,10),(10,20),(0,20)、筐体高さ(Q種別)を7.0mm、面(R種別)を部品面とし、図10に示すような筐体情報データ302が生成される。
なお、図9、10の図番号とは、CADデータを構成する部品や筐体などの要素をそれぞれ示しており、部品Aは(2)、筐体Nは(5)で表されている。
ステップS9では、クリアランス算出手段204が、部品情報データ301の部品高さ(F種別)と浮き許容値(H種別)と、筐体情報データ302の筐体高さ(K種別)とからクリアランスの値を算出する。具体的には、筐体高さ(K種別)から部品高さ(F種別)と浮き許容値(H種別)とを引いた値を算出する。算出されたクリアランスの値は部品情報データ301のクリアランス(L種別)に、筐体高さ名(J種別)、筐体高さ(K種別)とともに書き込まれる。
ステップS10では、クリアランス判断手段205が、部品情報データ301のクリアランス(L種別)の値と基準値とを比較して押さえ冶具が必要かどうかを確認する。本実施形態においては、クリアランス(L種別)の値が、基準値0以上なら不要で、0未満なら必要と判断する。
ステップS11では、押さえ冶具が必要な部品の場合は、押さえ冶具必要部品(M種別)に部品記号を書き込み、表示装置などの出力手段400でデータを出力する。
以上のステップを終えた後、部品情報データ301は図11に示すように情報が書き換えられている。つまり、図9ではJ、K、Lがすべて「無」だったが、図11ではJ:N、K:7.0、L:無に書き換えられている。
以上説明した解析手段が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する設計支援プログラムを得ることもできる。
以上説明したように本実施形態によれば、PWBを設計する時点で、治具が必要な部品を自動で確認することができる。引いては、治具を不必要に使用することがないので、コスト削減が可能となる。また、治具の必要な挿入部品を確認するのに要する時間を削減することができる。
(第3の実施形態)
図12は、本発明の第3の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。第2の実施形態と同じものには、同じ符号を付す。また、第2の実施形態と同様に機能するものについては説明を省略する。本実施形態の設計支援システムは、図12に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、位置確認手段203と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205と、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。第2の実施形態とは、位置確認手段203を有する点が異なる。
本実施の形態において、CADデータは、図13、図14に示すような設計図面になっているとする。図13は上面図、図14は側面図であり、複数の挿入部品2が搭載されたPWB1が筐体4内に配置されている。本実施形態では、挿入部品2が部品記号(A種別)A2、A3、A4と3つ搭載されているとする。また、筐体4は高さが一様でなく途中で高さが異なるため、筐体高さ名(N種別)はN1、N2と2領域存在するとする。それぞれの領域の筐体高さ位置(P種別)は、図13に示すとおりN1はP1、P2、P5、P6で、N2はP2、P3、P4、P5で表される。それぞれの領域高さ(Q種別)は、図14に示す通りN1はQ1に、N2はQ2に対応する。
位置確認手段203は、入力データ解析手段201で生成された部品情報データ301と筐体情報データ302から、部品の位置の情報を読み出し、部品がどの筐体高さに掛かるかを確認する。確認した部品にかかる筐体高さの情報を、部品情報データ301に筐体高さ名(J種別)、筐体高さ(K種別)として書き込む。
クリアランス算出手段204は、部品情報データ301の部品高さ(F種別)と浮き許容値(H種別)と筐体高さ(K種別)よりクリアランスを算出する。
次に、図15に示すフローチャートを用いて、本発明の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を説明する。
ステップS3までは第2の実施形態と同様である。例えば、この時点での部品情報データ301は図16、筐体情報データ302は図17に示すような値をもっている。
ステップS5では、位置確認手段203が、部品と筐体高さとの位置関係を確認する。具体的には、それぞれの部品A2、A3、A4について、部品情報データの実装面(C種別)、左下位置情報(D種別)、右上位置情報(E種別)と、筐体情報データの筐体高さ位置(P種別)、面(R種別)とを比較し、部品がどの筐体高さにかかるかを確認する。その結果を部品情報データの筐体高さ名(J種別)に書き込む。複数の筐体高さ位置に掛かる場合は全ての筐体高さ名を書き込む。本実施形態では、図14に示すとおりA2はN1に、A3はN1とN2に、A4はN2にかかると判断する。
ステップS6では、位置確認手段203が、部品が複数の筐体高さ位置にかかっているか確認する。具体的には、部品情報データ301の筐体高さ名(J種別)が1つか複数かを確認する。
ステップS7では、筐体高さ名(J種別)が1つの場合に、部品情報データ301の筐体高さ名(J種別)と筐体情報データ302の筐体高さ名(N種別)が同じものを確認し、その筐体高さ名(N種別)に対応する筐体情報データ302の筐体高さ(Q種別)の値を、部品情報データ301の筐体高さ(K種別)に書き込む。具体的には、図14に示すとおり、A2にはQ1が、A4にはQ2が対応する。
ステップS8では、部品が複数の筐体高さ位置に掛かっている場合には、部品情報データ301の筐体高さ名(J種別)と筐体情報データ302の筐体高さ名(N種別)を確認し、筐体情報データ302の筐体高さ(Q種別)が一番小さい値を部品情報データ301の筐体高さ(K種別)に書き込む。具体的には、図14に示すとおり、A3にはQ1が対応する。
ステップS9では、クリアランス算出手段204が、部品情報データ301の部品高さ(F種別)と浮き許容値(H種別)と筐体高さ(K種別)よりクリアランスの値を算出する。具体的には、筐体高さ(K種別)から部品高さ(F種別)と浮き許容値(H種別)とを引いて値を算出する。算出されたクリアランスの値は部品情報データ301のクリアランス(L種別)に書き込む。
ステップS10、11については、第1の実施形態と同様である。
以上のステップを終えた後、部品情報データ301は図18に示すように情報が書き換えられている。つまり、図16ではJ、K、Lがすべて「無」だったが、図11ではそれぞれ対応する値に書き換えられている。
以上説明した解析手段が有する構成をソフトエウェアによって実現することで、同様の機能を有する設計支援プログラムを得ることもできる。
以上説明したように本実施形態によれば、位置確認手段203を有することにより、部品が複数搭載されている場合や筐体の高さが場所によって異なる場合でも治具が必要な部品を自動で確認することができる。
(第4の実施形態)
図19は、本発明の第4の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。第3の実施形態と同じものには、同じ符号を付す。また、第3の実施形態と同様に機能するものについては説明を省略する。本実施形態の設計支援システムは、図19に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、挿入部品抽出手段202と、位置確認手段203と、クリアランス算出手段204と、クリアランス判断手段205、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。第3の実施形態とは、挿入部品抽出手段202を有する点が異なる。
本実施の形態において、CADデータは、図20、図21に示すような設計図面になっているとする。図20は上面図、図21は側面図であり、表面実装部品5と複数の挿入部品2が搭載されたPWB1が筐体4内に配置されている。本実施形態では、部品が部品記号(A種別)A1、A2、A3、A4と4つ搭載されているとする。さらに、A1は部品タイプ(B種別)が表面実装部品、A2、A3、A4は挿入部品とする。また、第3の実施形態と同様に、筐体は高さが一様でなく途中で高さが異なるため、筐体高さ名(N種別)N1、N2と2領域存在するとする。
挿入部品抽出手段202は、入力データ解析手段201が生成した部品情報データ301を参照し、部品タイプ(B種別)より挿入部品を抽出する。挿入部品抽出手段以降の工程は挿入部品に適用される。
次に、図22に示すフローチャートを用いて、本発明の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を説明する。
ステップS3までは第2の実施形態と同様である。例えば、この時点での部品情報データ301は図23、筐体情報データ302は図24に示すような値をもっている。
ステップS4では、挿入部品抽出手段202が、部品タイプが挿入部品である部品を抽出する。具体的には、入力データ解析手段201が作成した部品情報データ301を順々に参照して、部品タイプ(B種別)が挿入部品の場合には挿入部品と判断する。
ステップS5では、位置確認手段203が、挿入部品抽出手段202で抽出した挿入部品と、筐体高さとの位置関係を確認する。具体的方法は、第3の実施形態と同様である。
ステップS6〜11については、挿入部品抽出手段202で抽出した抽出部品に適用される点を除いて、第3の実施形態と同様である。
以上のステップを終えた後、部品情報データ301は図25に示すように情報が書き換えられている。つまり、図23ではJ、K、Lがすべて「無」だったが、図25ではそれぞれ対応する値に書き換えられている。
以上説明した解析手段が有する構成をソフトエウェアによって実現することで、同様の機能を有する設計支援プログラムを得ることもできる。
以上説明したように本実施形態によれば、挿入部品抽出手段202を有することにより、部品タイプが複数存在する、つまり、挿入部品だけでなく噴流する溶融半田による浮き上がりが発生しない表面実装部品が存在する場合でも、挿入部品を抽出し、治具が必要な部品を自動で確認することができる。
(第5の実施形態)
図26は、本発明の第5の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。第4の実施形態と同じものには、同じ符号を付す。また、第4の実施形態と同様に機能するものについては説明を省略する。本実施形態の設計支援システムは、図26に示す通りデータ入力手段100と、入力データ解析手段201と、挿入部品抽出手段202と、クリアランス算出手段204´と、クリアランス判断手段205と、データ記憶手段300と、出力手段400とを備える。第4の実施形態とは、位置確認手段203を有しない点、および、クリアランス算出手段のクリアランス算出方法が異なる。本実施の形態において、CADデータは第4の実施形態と同様であるとする。
クリアランス算出手段204´は、挿入部品抽出手段202が抽出した挿入部品について、部品情報データ301のリード長さ(G種別)と浮き許容値(H種別)と、筐体情報データ302のPWB板厚(S種別)よりクリアランスを算出する。
図27は、本発明の実施形態に係る設計支援方法の処理手順を示すフローチャートである。ステップS4までは、第4の実施形態と同様である。以下のステップでは、ステップS4で抽出された挿入部品について適用される。
ステップS9´では、クリアランス算出手段204´が、部品情報データ301のリード長さ(G種別)と挿入部品の浮き許容値(H種別)と、筐体情報データ302のPWB板厚(S種別)から、半田面側に出るリードの長さをクリアランスの値として算出する。具体的には、リード長さ(G種別)から挿入部品の浮き許容値(H種別)とPWBの板厚(S種別)とを引いて算出する。算出されたクリアランスは部品情報データ301のクリアランス(L種別)に書き込む。
ステップS10´では、クリアランス判断手段205が、部品情報データ301のクリアランス(L種別)の値から押さえ冶具が必要かどうかを確認する。具体的には、クリアランス(L種別)の値が、基準値0より大きいなら不要で、0以下なら必要と判断する。
ステップS11は、第4の実施形態と同様である。
以上のステップを終えた後、部品情報データ301は図28に示すように情報が書き換えられている。つまり、図26ではJ、K、Lがすべて「無」だったが、図28ではそれぞれ対応する値に書き換えられている。
以上説明した解析手段が有する構成をソフトエウェアによって実現することで、同様の機能を有する設計支援プログラムを得ることもできる。
以上説明したように本実施形態によれば、半田付けする際の挿入部品の浮きが許容値に収まっている場合でも、リードの長さが短いためにリードが半田面側に出ず不良となる可能性があり押さえ治具が必要となるというリード長さの観点からも、PWBを設計する時点で、治具が必要な部品を自動で確認することができる。
なお、本実施形態に係るクリアランス算出手段は、第1から第4の実施形態に適用することも可能である。また、第1から第4の実施形態と合わせて実施することも可能である。
蒸気の実施形態の一部または全部は、以下のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
(付記1)基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認手段と、前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断手段と、
を備える設計支援システム。
(付記2)前記部品情報は、前記基板の部品搭載面からの前記部品の高さである部品高さの情報を有し、前記筐体情報は、前記部品搭載面から前記筐体の内壁側天井面までの前記筐体の高さである筐体高さの情報を有し、前記クリアランス確認手段は、前記筐体高さから前記部品高さ及び前記浮き許容値を引いて前記クリアランス値を算出する付記1に記載の設計支援システム。
(付記3)前記部品情報として、さらに前記部品高さに加えて前記部品の搭載位置に関する情報を有し、前記筐体情報として、高さが一様でない筐体の領域毎の高さに関する情報を有し、前記部品情報および前記筐体情報から、前記部品がかかる筐体高さを判定する位置確認手段を備え、前記クリアランス確認手段は、前記位置確認手段によって確認された前記部品がかかる筐体高さと前記部品高さと前記浮き許容値とからクリアランスを算出する
付記1もしくは2に記載の設計支援システム。
(付記4)前記部品情報として、さらに前記部品高さに加えて前記部品が表面実装部品か挿入部品かを示す部品タイプの情報を有し、前記部品タイプを参照して挿入部品を抽出する挿入部品抽出手段を備える付記1から3のいずれかに記載の設計支援システム。
(付記5)前記部品情報として、前記部品高さに加えて前記部品のリード長さの値を有し、前記筐体情報として、前記部品が搭載される基板の板厚の値を有し、前記クリアランス確認手段は、前記リード長さから前記浮き許容値と前記板厚とをひいて前記クリアランス値を算出する付記1に記載の設計支援システム。
(付記6)さらに、前記部品情報と前記筐体情報を入力するためのデータ入力手段と、前記部品情報と前記浮き許容値とが記憶される部品情報データと、前記筐体情報が記憶される筐体情報データと、を前記データ入力手段を用いて入力されたデータをから作成する入力データ解析手段と、を備える付記1〜5のいずれかに記載の設計支援システム。
(付記7)さらに、前記クリアランス判断手段によって判断された押さえ治具の要否を出力する出力手段を備える付記1〜6のいずれかに記載の設計支援システム。
(付記8)基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認ステップと、前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断ステップと、
を含む設計支援方法。
(付記9)前記部品情報は、前記基板の部品搭載面からの前記部品の高さである部品高さの情報を有し、前記筐体情報は、前記部品搭載面から前記筐体の内壁側天井面までの前記筐体の高さである筐体高さの情報を有し、前記クリアランス確認ステップでは、前記筐体高さから前記部品高さ及び前記浮き許容値を引いて前記クリアランス値を算出する付記8に記載の設計支援方法。
(付記10)基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認処理と、前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断処理と、
を実行させるための設計支援プログラム。
(付記11)基板上に搭載される複数の部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認手段と、前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、前記複数の部品の各々について押さえ治具を必要とする部品であるか否かを判断するクリアランス判断手段と、を備える設計支援システム。
(付記12)前記押さえ治具は噴流方式の半田付け工程で用いる治具である付記1〜7、もしくは11のいずれかに記載の設計支援システム。
1 プリント基板(PWB)
2 挿入部品
3 実装浮き
4 筐体
5 表面実装部品
100 データ入力手段
201 入力データ解析手段
202 挿入部品抽出手段
203 位置確認手段
204 クリアランス算出手段
205 クリアランス判断手段
300 データ記憶手段
301 部品情報データ
302 筐体情報データ
400 出力手段

Claims (10)

  1. 基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認手段と、
    前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断手段と、
    を備える設計支援システム。
  2. 前記部品情報は、前記基板の部品搭載面からの前記部品の高さである部品高さの情報を有し、
    前記筐体情報は、前記部品搭載面から前記筐体の内壁側天井面までの前記筐体の高さである筐体高さの情報を有し、
    前記クリアランス確認手段は、前記筐体高さから前記部品高さ及び前記浮き許容値を引いて前記クリアランス値を算出する
    請求項1に記載の設計支援システム。
  3. 前記部品情報として、さらに前記部品の搭載位置に関する情報を有し、
    前記筐体情報として、高さが一様でない筐体の領域毎の高さに関する情報を有し、
    前記部品情報および前記筐体情報から、前記部品がかかる筐体高さを判定する位置確認手段を備え、
    前記クリアランス確認手段は、前記位置確認手段によって確認された前記部品がかかる筐体高さと前記部品高さと前記浮き許容値とからクリアランスを算出する
    請求項1もしくは2に記載の設計支援システム。
  4. 前記部品情報として、さらに前記部品が表面実装部品か挿入部品かを示す部品タイプの情報を有し、
    前記部品タイプを参照して挿入部品を抽出する挿入部品抽出手段を備える請求項1から3のいずれかに記載の設計支援システム。
  5. 前記部品情報として、前記部品のリード長さの値を有し、
    前記筐体情報として、前記部品が搭載される基板の板厚の値を有し、
    前記クリアランス確認手段は、前記リード長さから前記浮き許容値と前記板厚とをひいて前記クリアランス値を算出する
    請求項1に記載の設計支援システム。
  6. さらに、前記部品情報と前記筐体情報を入力するためのデータ入力手段と、
    前記部品情報と前記浮き許容値とが記憶される部品情報データと、前記筐体情報が記憶される筐体情報データと、を前記データ入力手段を用いて入力されたデータをから作成する入力データ解析手段と、
    を備える請求項1〜5のいずれかに記載の設計支援システム。
  7. さらに、前記クリアランス判断手段によって判断された押さえ治具の要否を出力する出力手段を備える請求項1〜6のいずれかに記載の設計支援システム。
  8. 設計支援システムが備えるクリアランス確認手段により、基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出し、
    前記設計支援システムが備えるクリアランス判断手段により、前記クリアランス確認手段にて算出された前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断する、
    ことを特徴とする設計支援方法。
  9. 前記部品情報は、前記基板の部品搭載面からの前記部品の高さである部品高さの情報を有し、
    前記筐体情報は、前記部品搭載面から前記筐体の内壁側天井面までの前記筐体の高さである筐体高さの情報を有し、
    前記クリアランス確認手段では、前記筐体高さから前記部品高さ及び前記浮き許容値を引いて前記クリアランス値を算出する、
    ことを特徴とする請求項8記載の設計支援方法。
  10. 基板上に搭載される部品の高さに関する部品情報と、許される部品浮きの値である浮き許容値と、前記基板が配置される筐体の高さに関する筐体情報とから、高さ方向のクリアランス値を算出するクリアランス確認処理と、
    前記クリアランス値と設定された基準値とを比較して、押さえ治具の要否を判断するクリアランス判断処理と、をコンピュータに実行させる、
    ことを特徴とする設計支援プログラム。
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