JP5646979B2 - 植物栽培照明・空調ユニットおよび植物栽培設備 - Google Patents
植物栽培照明・空調ユニットおよび植物栽培設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5646979B2 JP5646979B2 JP2010280060A JP2010280060A JP5646979B2 JP 5646979 B2 JP5646979 B2 JP 5646979B2 JP 2010280060 A JP2010280060 A JP 2010280060A JP 2010280060 A JP2010280060 A JP 2010280060A JP 5646979 B2 JP5646979 B2 JP 5646979B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- cultivation
- lighting
- plant
- lighting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
また、第2の発明は、空調装置の給気部と、照明装置と、植物体が配置される栽培ベッドとを具備し、前記照明装置は光源を備え、前記栽培ベッドの上方に配置されるとともに平面において間隙が設けられ、前記給気部の吹出口が前記照明装置の上方に配置され、空気が前記吹出口から前記間隙を通じて下方に前記栽培ベッドに向かって吹き出され、前記照明装置が前記給気部と独立して上下移動可能であり、前記給気部は、前記栽培ベッド全体に対応する平面位置に配置されることを特徴とする植物栽培照明・空調ユニットである。
また、第3の発明は、空調装置の給気部と、照明装置と、植物体が配置される栽培ベッドとを具備し、前記照明装置は複数の光源を備え、前記栽培ベッドの上方に配置されるとともに平面において前記複数の光源の間に間隙が設けられ、前記給気部の吹出口が前記照明装置の上方に配置され、空気が前記吹出口から前記間隙を通じて下方に前記栽培ベッドに向かって吹き出され、前記照明装置が前記給気部と独立して上下移動可能であることを特徴とする植物栽培照明・空調ユニットである。
また、第4の発明は、空調装置の給気部である給気チャンバーと、照明装置と、植物体が配置される栽培ベッドとを具備し、前記照明装置は光源を備え、前記栽培ベッドの上方に配置されるとともに平面において間隙が設けられ、前記給気チャンバーの吹出口が前記照明装置の上方に配置され、空気調整された空気が前記吹出口から前記間隙を通じて下方に前記栽培ベッドに向かって吹き出され、前記照明装置が前記給気部と独立して上下移動可能であり、前記給気チャンバーは、栽培室の室内にある長手方向の端部が閉じた形状を有することを特徴とする植物栽培照明・空調ユニットである。
また、前記光源の鉛直方向断面は略円形であることも望ましい。
加えて、前記吹出口にルーバーを設けることも望ましい。
LEDを用いた照明装置において、背面からの発熱処理は課題であるが、本発明のシステムでは上方から空調空気を通過させることで、過剰な照明発熱を抑制し、給気による空冷効果が期待できる。これによりLED照明の劣化を防ぎ寿命確保にも貢献する。また、LEDによる照明装置とすることで、光源からの発熱が蛍光灯やメタルハライドランプより少なくでき、照明装置の上下移動による植物体への近接照射がさらに有効なものとなる。
また、光源は枠体などにより数本単位でモジュール化することで、ユニット毎の一体的な上下移動その他の取り扱いが可能になり作業性が向上する。
加えて、給気部の吹出口にルーバーを設けることにより、空気環境の更なる均一化を実現することができる。
まず、図1、図2を参照して、本実施形態の植物栽培ユニット1について説明する。図1は本実施形態の植物栽培ユニット1の例を示す側面図であり、植物栽培設備10内に植物栽培ユニット1が配置された状態を示す図である。図2は本実施形態の植物栽培ユニット1の例を示す図であり、植物栽培ユニット1の前面が示される。
さらに、可動ルーバー17は可動開閉可能とする他、これを平面上適宜各部分に分割し、部分的に可動開閉可能としてもいい。これにより、同一植物栽培ユニット1a内でも、部分的な使用もしくは不使用、植物の生育状況に合わせた吹出口14の平面各部分での給気量の調整が可能となる。なお、給気量を部分的に調整する方法はこれに限らず、吹出口14を平面上分割した各部分ごとに、対応する流路をそれぞれ設けておき、この流路を開閉してもよい。
LEDを用いた照明装置において、背面からの発熱処理は課題であるが、本システムでは上方から空調空気を通過させることで、過剰な照明発熱を抑制し、給気による空冷効果が期待できる。これによりLED照明の劣化を防ぎ寿命確保にも貢献する。また、LEDによる照明装置とすることで、光源からの発熱が蛍光灯やメタルハライドランプより少なくでき、照明装置3の上下移動による植物体9への近接照射がさらに有効なものとなる。
また、照明管11は枠体15などにより数本単位でモジュール化しているので、ユニット毎の一体的な上下移動その他の取り扱いが可能になり作業性が向上する。
3、103………照明装置
5、105………空調装置
7、107………栽培ベッド
9、109………植物体
10、200………植物栽培設備
11、11a、111………照明管
13、13a、113………給気チャンバー
14………吹出口
15………枠体
17………ルーバー
Claims (9)
- 空調装置の給気部と、照明装置と、植物体が配置される栽培ベッドとを具備し、
前記照明装置は光源を備え、前記栽培ベッドの上方に配置されるとともに平面において間隙が設けられ、
前記給気部の吹出口が前記照明装置の上方に配置され、
空気が前記吹出口から前記間隙を通じて下方に前記栽培ベッドに向かって吹き出され、
前記照明装置が前記給気部と独立して上下移動可能であり、
前記吹出口は、前記吹出口から植物体までの距離が前記栽培ベッド内で一様になるように配置されることを特徴とする植物栽培照明・空調ユニット。 - 空調装置の給気部と、照明装置と、植物体が配置される栽培ベッドとを具備し、
前記照明装置は光源を備え、前記栽培ベッドの上方に配置されるとともに平面において間隙が設けられ、
前記給気部の吹出口が前記照明装置の上方に配置され、
空気が前記吹出口から前記間隙を通じて下方に前記栽培ベッドに向かって吹き出され、
前記照明装置が前記給気部と独立して上下移動可能であり、
前記給気部は、前記栽培ベッド全体に対応する平面位置に配置されることを特徴とする植物栽培照明・空調ユニット。 - 空調装置の給気部と、照明装置と、植物体が配置される栽培ベッドとを具備し、
前記照明装置は複数の光源を備え、前記栽培ベッドの上方に配置されるとともに平面において前記複数の光源の間に間隙が設けられ、
前記給気部の吹出口が前記照明装置の上方に配置され、
空気が前記吹出口から前記間隙を通じて下方に前記栽培ベッドに向かって吹き出され、
前記照明装置が前記給気部と独立して上下移動可能であることを特徴とする植物栽培照明・空調ユニット。 - 空調装置の給気部である給気チャンバーと、照明装置と、植物体が配置される栽培ベッドとを具備し、
前記照明装置は光源を備え、前記栽培ベッドの上方に配置されるとともに平面において間隙が設けられ、
前記給気チャンバーの吹出口が前記照明装置の上方に配置され、
空気調整された空気が前記吹出口から前記間隙を通じて下方に前記栽培ベッドに向かって吹き出され、
前記照明装置が前記給気部と独立して上下移動可能であり、
前記給気チャンバーは、栽培室の室内にある長手方向の端部が閉じた形状を有することを特徴とする植物栽培照明・空調ユニット。 - 前記光源は、下方に配光される、LEDを用いた複数の照明管であり、
前記照明菅が平面において間隙を空けて並べられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の植物栽培照明・空調ユニット。 - 前記光源の鉛直方向断面は略円形であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の植物栽培照明・空調ユニット。
- 複数の前記光源が枠体により一体化され、複数の前記光源が一体として上下移動可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の植物栽培照明・空調ユニット。
- 前記吹出口にルーバーを設けることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の植物栽培照明・空調ユニット。
- 請求項1から請求項8のいずれかに記載の植物栽培照明・空調ユニットを、室内で鉛直方向および/または水平方向に複数配置したことを特徴とする植物栽培設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010280060A JP5646979B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 植物栽培照明・空調ユニットおよび植物栽培設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010280060A JP5646979B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 植物栽培照明・空調ユニットおよび植物栽培設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012125196A JP2012125196A (ja) | 2012-07-05 |
JP5646979B2 true JP5646979B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=46643002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010280060A Active JP5646979B2 (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | 植物栽培照明・空調ユニットおよび植物栽培設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5646979B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014285A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 植物工場 |
CN104582471A (zh) | 2012-07-18 | 2015-04-29 | 皇家飞利浦有限公司 | 用于向作物提供园艺光的方法和用于园艺照明的照明设备 |
JP2014113145A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-26 | Odc:Kk | 植物栽培用照明装置 |
SG11201508131TA (en) * | 2013-04-03 | 2015-10-29 | Fuji Seiko Co Ltd | Air emission device for growing plants |
JP5871025B2 (ja) * | 2014-04-28 | 2016-03-01 | 新菱冷熱工業株式会社 | 省エネルギー型植物栽培システム |
JP2016021914A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | 国立大学法人宇都宮大学 | 植物栽培に適した光強度の判別方法 |
JP2018007620A (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 株式会社小糸製作所 | 植物育成装置 |
NL2018324B1 (nl) * | 2017-02-07 | 2018-09-03 | Priva Holding B V | Werkwijze en inrichting voor het telen van een gewas |
JP6367992B1 (ja) * | 2017-02-10 | 2018-08-01 | 木村工機株式会社 | 植物栽培用吹出装置 |
JP2018143113A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | 菱熱工業株式会社 | 植物栽培用ユニット、植物栽培システム |
US11191222B2 (en) * | 2017-08-23 | 2021-12-07 | Young Chai Cho | Plant factory |
CN113329621B (zh) * | 2018-11-02 | 2023-01-20 | &埃韦尔有限公司 | 具有优化气候系统的用于植物栽培的气候室 |
JP7398792B2 (ja) * | 2020-01-16 | 2023-12-15 | 株式会社内山商会 | 育苗機 |
JP2022057363A (ja) | 2020-09-30 | 2022-04-11 | Mirai株式会社 | 栽培環境制御装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60130315A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | 株式会社大氣社 | クリ−ンブ−ス |
JPH03187321A (ja) * | 1989-12-15 | 1991-08-15 | Kobe Kigyo Kk | 断熱暗室における植物栽培方法 |
JP2009011232A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Spread:Kk | 植物栽培の照明装置 |
JP4818222B2 (ja) * | 2007-08-07 | 2011-11-16 | 株式会社フェアリープラントテクノロジー | 植物生育設備 |
JP4314316B1 (ja) * | 2008-12-26 | 2009-08-12 | 日本グリーンファーム株式会社 | 家庭用の植物栽培装置 |
-
2010
- 2010-12-16 JP JP2010280060A patent/JP5646979B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012125196A (ja) | 2012-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5646979B2 (ja) | 植物栽培照明・空調ユニットおよび植物栽培設備 | |
JP5871025B2 (ja) | 省エネルギー型植物栽培システム | |
JP5467438B2 (ja) | 植物栽培施設 | |
JP6526976B2 (ja) | 多段式栽培装置 | |
US20170142910A1 (en) | Modular Stepped Reflector | |
KR100959994B1 (ko) | 식물공장 led 조명장치 및 이의 제조방법 | |
KR101531385B1 (ko) | 공조형 배양대 | |
JP5952476B2 (ja) | 植物栽培設備 | |
JP4858239B2 (ja) | 多段式植物栽培装置における空調方法 | |
JP2001352838A (ja) | 蛍光灯を用いた植物栽培装置 | |
JP6676898B2 (ja) | 栽培装置及び栽培方法 | |
JP5830263B2 (ja) | 植物栽培設備 | |
US20060207267A1 (en) | UV light mounting bracket | |
US10667473B2 (en) | Grow light system | |
KR101221803B1 (ko) | 다단 적층 타입의 식물 재배 베드를 구비한 수경 재배 시스템에 사용되는 조명장치용 냉각장치 및 이를 구비한 조명 시스템 | |
KR101981240B1 (ko) | 조명일체 천정형 공기청정기 | |
WO2016129130A1 (ja) | 植物栽培設備 | |
WO2022092030A1 (ja) | 植物栽培装置及び方法 | |
JP2019062769A (ja) | 植物工場の風路構造及び空調制御方法 | |
JP2014082979A (ja) | 植物栽培装置および植物栽培工場 | |
KR20140053610A (ko) | 수경재배장치 | |
CN2700714Y (zh) | 紫外线空气消毒风管照明灯 | |
TW202215941A (zh) | 栽培環境控制裝置 | |
JP2000111076A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2018011564A (ja) | 植物工場 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131211 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5646979 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |