JP2018143113A - 植物栽培用ユニット、植物栽培システム - Google Patents

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寧 山本
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開 岩澤
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Abstract

【課題】従来よりも効率的に植物周囲の空気調和を行うことができる植物栽培用ユニット、植物栽培システムを提供する。【解決手段】下方に位置付けられる植物20の上方に空間を形成して載置される下方溝部165を下部に有し、該下方溝部165の上部に空調装置12から送出される気体が流入可能な隔壁空間部166を有すると共に、該隔壁空間部166の底壁部162には該隔壁空間部166と前記植物20上方の栽培空間部168とを連通する送風孔169を有する。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、野菜等の植物を栽培、特に屋内において水耕栽培するための植物栽培用ユニット,植物栽培システムに関する。
従来、野菜や果物、花等の植物を効率よく生産する方法として、クリーンルーム等の室内環境が管理された栽培室内に、植物が植えられた栽培ベッドを配置し、高密度な環境で植物を生産する植物工場が広く知られている。
このような植物工場としては、特許文献1に記載の完全制御型有機栽培式植物工場が知られている。この植物工場では、平面視において互いに重なるように、複数の栽培ベッドが多段配置されており、各栽培ベッドには、植物が栽培される有機培地が保持されており、各栽培ベッドの上方には、前記有機培地で栽培されている植物に照射される光の光源として、蛍光ランプと、植物の生育促進に有効な波長の光を放射する発光ダイオードとが配置されている。
特開2008−118957号公報
上述したような従来の植物工場は、工場や栽培室等の植物が植えられている部屋を安定した環境とするために空調設備が配設されて空気調和が行われている。しかしながら、従来は屋内全体を空気調和しているため、エネルギー効率が極めて悪いという問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、従来よりも効率的に空気調和を行うことができる植物栽培用ユニット、植物栽培システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の実施形態は、下方に位置付けられる植物の上方に空間を形成して載置される支持部を下部に有し、該支持部の上部に空調装置から送出される気体が流入可能な隔壁空間部を有すると共に、該隔壁空間部の底壁部には該隔壁空間部と前記植物上方の空間とを連通する送風孔を有する。
また、本発明の実施形態は、複数の前記植物栽培用ユニットと、複数の前記植物栽培用ユニットのそれぞれを上下方向に互いに離間させて支持する架台と、前記空調装置から送出された気体を他の気体と混合し、前記隔壁空間部に送出するミキシングチャンバとを備える。
本発明によれば、従来よりも効率的に空気調和を行うことができる植物栽培用ユニット、植物栽培システムを実現できる。
実施形態に係る植物栽培システムを示すブロック図である。 架台に載置された植物栽培用ユニットを模式的に示す側面図である。 図2に示されるA−A線断面図である。 実施形態に係る単位ユニットを模式的に示す平面図である。 単位ユニットを模式的に示す底面図である。 単位ユニットを図4に示されるB−B線断面から見た斜視図である。 図4〜図6に示される単位ユニットとは異なる単位ユニットを模式的に示す平面図である。 光照射部を有する単位ユニットを図4に示されるB−B線断面から見た斜視図である。 架台の最上段および最下段に載置された、図4〜図8に示される単位ユニットとは異なる単位ユニットを説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、植物栽培用ユニットを水耕栽培に用いる場合を例にとり説明を行う。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず、本実施形態に係る植物栽培システムの構成について図1を参照しつつ説明する。図1に示されるように、植物栽培システム10は、栽培室1内に配置されており、空調装置12と、ミキシングチャンバ14と、複数の植物栽培用ユニット16と、を備える。なお、図1に示される矢印は空気の流動を示しており、ここでは植物栽培用ユニット16を載置する後述する架台30(図2および図3参照)については説明上図示していない。
空調装置12は、植物栽培システム10内を設定された温度にするために当該温度に応じた温度の空気をダクト18aを介してミキシングチャンバ14へ供給すると共に、ダクト18bを介して植物栽培用ユニット16から空気が供給される。これにより、空気は空調装置12→ミキシングチャンバ14→植物栽培用ユニット16→空調装置12と植物栽培システム10内を循環することができ、この閉鎖空間内で空気調和を行うことができる。
ミキシングチャンバ14は、空調装置12から供給された空気を図示しないダクトから取り入れた外気と適宜混合し、所定の温度にしてこれを送出する。これにより、空調装置12から供給される空気の温度を、空調装置12に設定された温度より低くまたは高くすることができ、空調装置12からの空気の供給を維持することができる。したがって、後段の植物栽培用ユニット16へ一定温度の空気を供給し続けることができる。なお、混合する気体は外気に限るものではなく、酸素ガスや窒素ガス等を用いるようにしてもよく、適宜湿度調整を行うようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る植物栽培用ユニット16を図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。なお、図2では後述する反射板を説明上図示していない。
植物栽培用ユニット16は、本実施形態においてはレタスや貝割れ大根、ハーブ、モヤシなど、水耕栽培に適した植物を有するものであり、図2に示されるように、1つの架台30に対して上下方向に亘って複数段載置される。植物栽培用ユニット16は、空気の流動方向Xにおける両端部または一端部が互いに連結された複数の単位ユニット16a,16bを備える。本実施の形態においては、一方の単位ユニット16bがミキシングチャンバ14とダクト18cを介して連結され、他方の単位ユニット16bがダクト18bと連結されており、これらの単位ユニット16b−16b間に単位ユニット16aが介在するよう連結されている。
ここで、架台30について簡単に説明する。架台30は、植物栽培用ユニット16を載置可能なものであればよいが、本実施形態においては、図2および図3に示されるように、上下方向および流動方向Xに沿って延在する四角柱状の支持体が複数組まれることで形成されている。流動方向Xに沿って延在する複数の支持体32は、上下方向および横方向(植物栽培用ユニット16の短手方向)Yに沿ってそれぞれ離間して設けられており、横方向Yに沿って並列する2つの支持体32,32間に支持体34が連結されている。支持体34は植物栽培用ユニット16を支持するものであり、本実施形態においては2つの支持体34,34により単位ユニット16a,16bのそれぞれが支持されている。最下段以外の支持体34の下面には、下方に光を照射可能な光照射部40が設けられている。この光照射部40は、植物20の成長促進のために設けられており、蛍光灯やLEDライト等を用いることができる。架台30は、栽培室1内の空間を有効利用するために、栽培室1内に複数個配置することが好ましい。
次に、上述した単位ユニット16a,16bについて、図3〜図7を参照しつつ詳細に説明する。なお、図3〜図6には単位ユニット16aが示されており、図7には単位ユニット16bが示されている。
植物栽培用ユニット16aは、図6に示されるように、流動方向Xに平行に延在する天井壁部161と底壁部162とが互いに離間し、これら壁部の横方向Y両端部が上下方向に延在する一対の側壁部163,163に連結された、断面略H型を形成している。この形状により、上部には天井壁部161と一対の側壁部163,163の上端部とからなる上方が開口した上方溝部164が形成され、下方には底壁部162と一対の側壁部163,163の下端部とからなる下方が開口した下方溝部165が形成される。
天井壁部161と底壁部162との間には、図3および図6に示されるように、ミキシングチャンバ14から送出される空気が流入可能な隔壁空間部166が画成されており、空気はこの隔壁空間部166内を流動方向Xに沿って流動することができる。
図3、図4、および図6に示されるように、本実施形態における上方溝部164は、単位ユニット16a,16bがそれぞれ連結されて植物栽培用ユニット16を形成した際に、植物20を収容すると共に栽培可能な栽培槽(栽培ベッド)を形成する。具体的には、上方溝部164内の下方に液肥22が貯留され、液肥22上に発泡スチロール等からなる栽培パネル24が配設される。植物20は互いに一定距離離間するよう栽培パネル24に一様に植えられており、その根が液肥22に浸されることにより栄養を得ている。栽培パネル24は着脱自在であり、植物20の種類や発育状況に応じて適宜取り換えることができる。
なお、液肥22を適宜循環可能に外部と連通する連通孔を底壁部162や側壁部163に設けるようにしてもよい。
図4〜図6に示されるように、下方溝部165は、その両縁部の四隅、即ち一対の側壁部163,163それぞれの下方側両端部に切欠き部167が設けられている。この切欠き部167は、架台30の支持体34が嵌脱自在となっている。切欠き部167に支持体34が嵌合した場合、図3および図6に示されるように下方溝部165は、下方に、換言すれば下方に位置付けられた植物栽培用ユニット16の植物20上方に、栽培空間部168を形成すると共に自身のユニットを支持体32上で支持するための支持部となる。当該嵌合により、単位ユニット16a、延いては植物栽培用ユニット16が架台30に対して少なくとも流動方向Xに対して相対移動不能に固定される。
栽培空間部168は、上方の単位ユニット16aの下方溝部165と、当該ユニットの下方の単位ユニット16aの上方溝部164と、後述する反射板50とで画成される密閉空間である。この栽培空間部168では、光照射部40からの光の照射および後述する送風孔169(図5、図6参照)による空気調和を実施することができ、植物20の成長を促すことができる。
図6に示されるように、反射板50は、下方溝部165の両縁部の外面、即ち一対の側壁部163,163それぞれの下方側外面に、反射面を互いに対向させて下方に延在するよう設けられている。図3に示されるように、反射板50は、下端部が下方に位置する単位ユニット16aの上方溝部164の外面と接触または接合するように配設されており、よって栽培空間部168を密閉状態として画成することができる。反射板50は、光照射部40からの光を反射可能なものであり、これにより植物20に対して効率的に光を当てることができ、延いてはエネルギー効率の向上が可能となる。当該密閉状態を実現するため、反射板50の上方両端部における、下方溝部165の切欠き部167に接する部分には、当該切欠き部167を閉塞しないように、切欠き部167と同じ幅の切欠き部52が設けられている(図4〜図6参照)。したがって、支持体34は切欠き部167と切欠き部52とを連通して植物栽培用ユニット16を支持する。
さらに、図5および図6に示されるように、下方溝部165の溝底にあたる底壁部162には、隔壁空間部166と栽培空間部168とを連通する送風孔169が流動方向Xおよび横方向Yに沿って互いに離間して複数設けられている。この送風孔169が設けられることにより、隔壁空間部166内を流れる空気は送風孔169を通じて栽培空間部168内に流入することができ、栽培空間部168内の空気調和を行うことができる。また、送風孔169が植物20の上方に設けられることにより、風が上方から植物20に対して吹き付けられる。したがって、植物20に対して上方から常に送風がなされるため、植物20の蒸散作用を促進させることが可能となる。本実施形態では送風孔169は円形をなし、1つの植物栽培用ユニット16aに横6個×縦7列の42個形成されているがこれに限定するものではなく、その形や数、大きさ等は単位ユニットの形、大きさ、設置環境、植物20の種類等の状況に応じて適宜設定すればよい。
送風孔169は、育苗時における苗のピッチ変動を伴う植え替えや、植物20の種類の変更等に対応するため、開閉可能にすることが好ましい。例えば送風孔169にレジスタ等の風量調節機構を設けることで、開閉および風量調節可能とすることができる。また、送風孔169の隔壁空間部166側の開口周縁部、特に下流側の開口周縁部に凸部を設け、隔壁空間部166内を流動する空気を送風孔169内に導くようにしてもよい。
単位ユニット16bは、図7に示されるように、単位ユニット16aと比較して、流動方向Xの一端部に側壁部163’および反射板50’が新たに設けられており、他の構成については単位ユニット16aと同様である。側壁部163’および反射板50’には、切欠き部167,52が形成されておらず、隔壁空間部166とダクト18bまたはダクト18cとを連通する孔部60が設けられており、植物栽培用ユニット16内外への空気の流動を可能としている。
なお、栽培空間部168においても空気の流動を生じさせるために、ダクト18bに連結されている単位ユニット16bの側壁部163’および反射板50’に、栽培空間部168とダクト18bとを連通する孔部を設けるようにしてもよい。また、この孔部を設けた場合、ダクト18bに連結されている単位ユニット16bの側壁部163’および反射板50’に孔部60を形成せずともよい。この場合、隔壁空間部166内に流入した空気が全て送風孔169を通過して栽培空間部168内に流入することになり、栽培空間部168内の空気の流動を活発なものとすることができる。
以上に説明した本実施形態によれば、隔壁空間部166および栽培空間部168のみの空気調和を行うことができるため、栽培室全体の空気調和を行う従来と比較して格段にエネルギー効率を向上させることが可能となる。また、植物20に対しては、その上方から適度に送風することができるため、蒸散作用を高めることができ、成長促進を実現できる。
また、本実施形態によれば、隔壁空間部166が栽培空間部168上方を覆うように一様に設けられ、且つ一様に送風孔169が設けられる。したがって、栽培ベッドを形成する上方溝部164に対して上方から一様に送風することができ、複数の植物20に均一に風を当てることができるため、植物20の成長のバラツキを低減させることができる。また更に、この送風により、光照射部40から照射される光による植物20の温度上昇を低減させることができるばかりか、光照射部40の発熱をも抑えることができるため、更なるエネルギー効率向上を見込める。
また、本実施形態によれば、栽培ベッドと隔壁空間部166とが一体的に形成されているため、別々に設置する従来と比較して屋内での施工時間の短縮を実現できる。
上述した実施形態においては、光照射部40を支持体34に設けると説明したがこれに限定するものではなく、図8に示されるように下方溝部165の下面に設けるようにしてもよい。このように下方溝部165の下面に光照射部40を設けることにより、植物栽培システム10の施工時間の短縮を実現することが可能となる。
また、植物栽培用ユニット16は水耕栽培に限らず、培地に土を用いて土耕栽培に流用してもよい。
また、単位ユニット16a,16bは上方溝部164を有すると説明したが、これを廃して下方が開放した断面略コ字状に形成してもよい。この場合、植物栽培用ユニット16の下方に栽培ベッドを配置することで、上述した実施形態と同様に栽培ベッドに植えられた植物に対して送風を行うことができる。また、単位ユニット16a,16bは、それぞれ別体に形成されていなくてもよく、これらが一体的に構成されて植物栽培用ユニット16を形成するようにしてもよい。
また、反射板50は、下方に位置する他の単位ユニット16a(16b)の上方溝部164の外面、即ち側壁部163に接触または接合するように配設されて、栽培空間部168を密閉状態として画成すると説明した。同様に、植物栽培システム10内が閉鎖空間であると説明した。しかしながら、これらに限定するものではなく、空気調和に過度な影響を与えない範囲で密閉(閉鎖)状態でなくてもよい。例えば、反射板50が下方に位置する他の単位ユニット16aと離間することにより、上下方向及び/又は横方向Yに隙間を形成するようにしてもよい。このような場合であっても、当該隙間が僅かであれば(例えば数〜数十cm)、多少栽培空間部168内の空気が漏れ出たとしても当該栽培空間部168内の空気調和に過度な影響を与えることはない。また、当該隙間をビニールシート等のシート状物で適宜覆うようにしてもよい。
また、架台30の最上段に載置される単位ユニットは、その上方溝部164が形成する栽培ベッドに、送風孔169による空気調和がなされない。そのため、図9に示されるように、上述した単位ユニット16a,16bと比べて上方溝部164が形成されていない単位ユニット16cを最上段に載置するようにしてもよい。同様に、架台30の最下段に載置される単位ユニットは、送風孔169による送風を行う必要がない。そのため、上述した単位ユニット16a,16bと比べて底壁部162を有さない、換言すれば隔壁空間部166、下方溝部165、および送風孔169が形成されていない単位ユニット16dを最下段に載置するようにしてもよい。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
10 植物栽培システム
12 空調装置
14 ミキシングチャンバ
16 植物栽培用ユニット
16a,16b 単位ユニット
162 底壁部
163 側壁部
164 上方溝部(凹部、収容部)
165 下方溝部(支持部)
166 隔壁空間部
167 切欠き部(第1の切欠き部)
168 栽培空間部(空間)
169 送風孔
20 植物
30 架台
34 支持体
40 光照射部
50 反射板
52 切欠き部(第2の切欠き部)

Claims (8)

  1. 下方に位置付けられる植物の上方に空間を形成して載置される支持部を下部に有し、該支持部の上部に空調装置から送出される気体が流入可能な隔壁空間部を有すると共に、該隔壁空間部の底壁部には該隔壁空間部と前記植物上方の空間とを連通する送風孔を有する
    ことを特徴とする植物栽培用ユニット。
  2. 前記隔壁空間部の上部には、前記植物を収容可能な収容部が設けられ、前記植物栽培用ユニットが上下方向に複数設けられることにより、前記送風孔は下方に設けられた異なる植物栽培用ユニットの収容部に収容された植物に対して前記気体を送出する
    ことを特徴とする請求項1記載の植物栽培用ユニット。
  3. 前記植物栽培用ユニットは、縦断面略H型に形成されており、上部の凹部が前記収容部となることを特徴とする請求項2記載の植物栽培用ユニット。
  4. 前記送風孔には、風量調節を行う調節機構が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の植物栽培用ユニット。
  5. 前記隔壁空間部の底壁部には、前記植物栽培用ユニットが上下方向に複数設けられた場合、下方に配設された異なる植物栽培用ユニットの収容部に収容された植物に対して光を照射する光照射部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の植物栽培用ユニット。
  6. 前記支持部は、下方に突出する一対の側壁部を有し、該一対の側壁部それぞれに、前記光照射部から照射される光を反射する反射板が下方に延在するよう設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の植物栽培用ユニット。
  7. 前記一対の側壁部それぞれの下端部には、前記植物栽培用ユニットを支持する架台が有する横方向に延在する支持体に嵌脱自在な第1の切欠き部が設けられ、
    前記反射板の上端部には、前記第1の切欠き部と連通し、前記支持体が挿通可能な第2の切欠き部が設けられ、
    前記第1および第2の切欠きに前記支持体が嵌合した状態において、前記反射板は、自身の植物栽培用ユニットの下方に位置する植物栽培用ユニットの上部と当接し、前記植物の上方の空間を密閉状態とする
    ことを特徴とする請求項6記載の植物栽培用ユニット。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の複数の前記植物栽培用ユニットと、
    複数の前記植物栽培用ユニットのそれぞれを上下方向に互いに離間させて支持する架台と、
    前記空調装置から送出された気体を他の気体と混合し、前記隔壁空間部に送出するミキシングチャンバと
    を備えることを特徴とする植物栽培システム。
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