JP5646938B2 - スイッチ回路 - Google Patents

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本発明は、第1の電位と第2の電位の間の接続状態をオンオフするスイッチ回路に関する。
第1の電位と第2の電位の間の接続状態をオンオフするスイッチ回路として、図1(a)(b)に示す回路が知られている。図1に示す回路では、第1の電位V1と第2の電位V2との間にトランジスタM1が接続されている。このトランジスタM1をオンオフすると、第1の電位と第2の電位との間の接続状態をオンオフすることができる。なお、図1(a)はN型MOSFETを用いた例であり、図1(b)はP型MOSFETを用いた例である。
しかし、図1(a)および(b)に示す回路では、トランジスタM1をオフしたときに第1の電位V1と第2の電位V2によってM1のドレイン−ソース間において、次の式1で表されるリーク電流ILEAKが発生してしまう。
Figure 0005646938
(VGS:ゲート−ソース間電圧、VT:閾値電圧、VDS:ドレイン−ソース間電圧、β=(W/L)*μCoxで表される定数、γ:定数、e:電子の電荷、kB:ボルツマン定数、T:絶対温度[K])
このようにリーク電流が発生すると、スイッチ回路に接続される周辺回路に影響を与えるおそれが生じる。例えば、第1および/または第2の回路が容量素子である場合、該容量素子が充放電してしまう。また、第2の回路が定電流回路である場合、スイッチ回路に接続される他の回路に流れる電流値が変動してしまい、第2の回路が分圧抵抗回路である場合は出力される値が変動してしまう。
そこで、リーク電流による誤動作を防止する回路として、図2に示す回路が知られている(例えば、特許文献1参照。)。該回路は、端子INPと端子INNの電位差が僅少である場合を想定したブリッジ回路における誤動作を防止する回路である。M13,M14,M26はPMOSであり、M15,M16,M24はNMOSである。M13〜16,M24,26はそれぞれ同じディメンションである。M26のゲートはVDDに接続されており、常にオフ状態を維持する。M24のゲートはグラウンドに接続されており、常にオフ状態を維持する。M13とM14、およびM15とM16のゲートにはそれぞれ相補的な信号が入力される。
ここでM15,M14にHIGHが、M13,M16にLOWがそれぞれ入力されることでM14もM16がオフ、M13とM15がオンになった場合、INPに流れるリーク電流はi14−i24であり、INNに流れるリーク電流はi26−i16であるが、i14≒i26かつi16≒i24となるので、i14−i24=i26−i16となり、リーク電流によるINPとINNの間の電位差の発生が抑制される。すなわち、オンとなるM13を介してDOPに与えられるVH,オンとなるM15を介してDONに与えられるVL、および磁気によって抵抗値が変化するブリッジ回路の各抵抗値に基づいて、スイッチ回路のリーク電流の影響を受けずに発生するINP,INNの電位差を増幅して出力している。
特開2007−192647号公報
しかし、図2に示す回路では、第1の回路と第2の回路との間でリーク電流による電位差の発生を防止することは可能であっても、リーク電流そのものがINP,INNに流れ込むことを防止することは出来ない。すなわち、特許文献1に開示された回路によれば、スイッチ回路からブリッジ回路にリーク電流が流れ込んでもINP,INNの電位差に影響を与えなければ問題とはならないが、リーク電流が流れ込むこと自体が問題となる回路においては未だその問題は解決されない。
したがって、スイッチ回路のリーク電流が該スイッチ回路に接続される回路に影響を与えることを抑制する必要がある。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討した結果、ソースが第1の電位を有し、ドレインが第2の電位を有し、第1の電位と第2の電位の間の接続状態をオンオフする第1のトランジスタと、該第1のトランジスタのドレインにソースが接続され、ゲートとバックゲートとが接続され第3の電位を有し、前記第1のトランジスタと略同一の特性を有する第2のトランジスタとを備え、前記第3の電位は、前記第1のトランジスタをオフした時の前記第1の電位と前記第2の電位との差と同一になるように設定され、前記第1のトランジスタをオフした時に、前記第1のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS1と、前記前記第2のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS2が略等しくなることを特徴とするスイッチ回路によって、上記課題を解決できることを見出し本発明を完成させた。
本発明のスイッチ回路によれば、第1の電位と第2の電位の間の接続状態をオンオフする第1のトランジスタをオフしている間に流れるリーク電流が、該スイッチ回路に接続される他の回路に影響を与えることを簡易に抑制することが可能となる。
従来のスイッチ回路を示す回路図である。 従来のリーク電流キャンセル回路を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係るスイッチ回路を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係るスイッチ回路を示す回路図である。
[第1の実施形態]
以下、図3を参照しつつ、第1の実施形態に係るスイッチ回路について説明する。
なお、以下の説明は第1のトランジスタおよび第2のトランジスタがN型MOSFETである場合について行うが、P型MOSFETであっても同様に実施することができる。
図3に示すスイッチ回路は、第1のトランジスタM1と、第2のトランジスタM2と、を備えている。
第1のトランジスタM1は、第1の電位V1と第2の電位V2との間の接続状態をオンオフするN型MOSFETである。
第2のトランジスタM2は、第1のトランジスタM1のドレインにソースが接続されるN型MOSFETである。なお、第1のトランジスタM1および第2のトランジスタM2はそれぞれ、略同一の特性を有しているものとする。
図3に示すスイッチ回路において、第1の電位V1は第1の回路31によって発生し、第2の電位V2は第2の回路32によって発生する。
また、第1のトランジスタM1のソース電位はV1であり、第1のトランジスタM1のドレイン電位と第2のトランジスタM2のソース電位はV2であり、第2のトランジスタM2のゲート電位(=第2のトランジスタのバックゲート電圧)はV3となる。
なお、V3は、第3の回路33によって所望の値とすることが可能なものである。具体的には、第1のトランジスタM1のゲート電位をグラウンド電位にすることで第1の電位V1と第2の電位V2の接続状態をオフした時に、V3=V2−V1の関係が成り立つ値となる。V3がV2−V1となることによって、第1のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS1(=−V1)と、第2のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS2(=V3−V2)が等しくなる。
なお、第3の回路は、スイッチ回路に接続される回路の状態に応じて受動的にV3=V2−V1とする回路であってもよいし、V1およびV2の電位を監視して、V1およびV2に基づいて能動的にV3=V2−V1とする回路であってもよい。
次に、第1の実施形態に係るスイッチ回路の動作について説明する。
第1のトランジスタM1のゲートをグラウンド電位とすることで接続状態をオフしたとき、第1のトランジスタM1のゲート−ソース電位VGS1は−V1となり、ドレイン−ソース間電圧VDS1はV2−V1となる。また、第2のトランジスタM2のゲート−ソース間電圧VGS2はV3−V2となり、ドレイン−ソース間電圧VDS1はVDD−V2となる。
このとき、第1のトランジスタM1および第2のトランジスタM2には、VGSおよびVDSに依存した上記の式1で表されるリーク電流ILEAK1、ILEAK2がそれぞれ発生することとなる。ここで、ドレイン−ソース間電圧VDSが十分に大きい場合(一般的には0.1V以上の場合)、ILEAK1およびILEAK2は、次の式2および式3にそれぞれ近似することができる。
Figure 0005646938
ここで、第1のトランジスタM1および第2のトランジスタM2がそれぞれ略同一の特性を有するものである場合、β1=β2、γ1=γ2、VT1=VT2となる。よって、VGS1とVGS2とが略同一となるように制御されていればVGS1=VGS2となり、ILEAK1=ILEAK2となる。
なお、第1のトランジスタM1および第2のトランジスタM2について、例えば、それぞれのソース面積、ドレイン面積、ゲート長、ゲート幅、および酸化膜圧等を同一のサイズとし、ドーパントの種類やドーズ量を揃えることにより、それぞれが略同一の特性を有することができる。
以上のように本発明に係るスイッチ回路が動作することにより、第1のトランジスタM1のリーク電流ILEAK1は、第2のトランジスタM2のリーク電流ILEAK2によってキャンセルされることになるので、該スイッチ回路に接続される他の回路に対して、リーク電流が影響を与えることを抑制することが可能になる。
例えば、接続される他の回路が容量素子により構成される場合、第2のトランジスタM2がなければ、第1のトランジスタM1のリーク電流ILEAK1の影響を受けて容量素子が電荷を放電するおそれがある。しかし、図3に示すように本発明のスイッチ回路によれば、第1のトランジスタM1のリーク電流ILEAK1は、第2のトランジスタM2のリーク電流ILEAK2によってキャンセルされるので、他の回路の容量素子からの放電を抑制することが可能になる。
また、例えば、接続される他の回路が定電流源である場合、当該他の回路に流れる電流が変動することを抑制できる。
また、例えば、接続される他の回路が分圧抵抗回路の場合、分圧抵抗回路の抵抗素子の各々に流れる電流が変動することが抑制されるので、出力値への影響を抑制することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るスイッチ回路について、図4を参照しつつ説明する。図4に示すスイッチ回路は、第1のトランジスタM1と、第2のトランジスタM2とを備えている。
第1のトランジスタM1のソースはグラウンド端子に接続されており、第2のトランジスタM2のゲート、バックゲートおよびソースは互いに接続されている。
上述の第1の実施形態におけるスイッチ回路と同様に、第1のトランジスタM1のゲートをグラウンド電位とすることで接続状態をオフする。このとき、第1のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS1はゼロとなり、第2のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS2もゼロとなる。
よって、第1のトランジスタM1および第2のトランジスタM2が略同一の特性であれば、ILEAK1=ILEAK2となり、第1の形態のスイッチ回路よりもさらに容易にリーク電流をキャンセルすることが可能になる。
本発明は、負荷への電流を制御するスイッチ回路として好適である。
1 スイッチ回路
M1 第1のトランジスタ
M2 第2のトランジスタ

Claims (2)

  1. ソースが第1の電位を有し、ドレインが第2の電位を有し、第1の電位と第2の電位の間の接続状態をオンオフする第1のトランジスタと、
    該第1のトランジスタのドレインにソースが接続され、ゲートとバックゲートとが接続され第3の電位を有し、前記第1のトランジスタと略同一の特性を有する第2のトランジスタとを備え、
    前記第3の電位は、前記第1のトランジスタをオフした時の前記第1の電位と前記第2の電位との差と同一になるように設定され、
    前記第1のトランジスタをオフした時に、前記第1のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS1と、前記前記第2のトランジスタのゲート−ソース間電圧VGS2が略等しくなることを特徴とするスイッチ回路。
  2. 前記第1の電位がグラウンドであり、前記第2のトランジスタのゲート及びバックゲートと、ソースが互いに接続されることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ回路。
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