JP5645588B2 - 建築限界計測装置および建築限界計測方法 - Google Patents

建築限界計測装置および建築限界計測方法 Download PDF

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Description

例えば、軌道に沿って構築される構造物の建築限界に対する離れを計測するための建築限界計測装置や、建築限界計測装置を用いた建築限界計測方法に関する。
従来から、軌道に沿って構造物を構築する際や、軌道を整備する場合に、軌道に対する構造物の位置を計測し、建築限界に対する離れを計測する必要があり、さまざまな計測装置や計測方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、軌道に配置する台座上において直角方向に配した基準レール上の2箇所から光線を照射する光線照射装置を備えた距離測定装置が提案されている。
この距離測定装置は、基準レール上に配した光線照射装置の一方を垂直方向に光線を照射するとともに、他方を光線の照射角度を調整可能に構成している。そして、両光線照射装置で同一の照射ポイントを照射し、両光線照射装置の離間距離と、他方の光線照射装置の照射角度から照射ポイントまでの距離を測定する構成である。
しかし、この建築限界計測装置は、上述したように、両光線照射装置の離間距離と、他方の光線照射装置の照射角度から照射ポイントまでの距離を測定しているため、光線照射装置から照射ポイントまでの距離が長い場合、角度誤差による測定距離における誤差が大きくなるおそれがあった。
なお、光線照射装置が走行する基準レールを、軌道上に配置した台座上に配置しているため、光線照射装置から照射ポイントまでの距離が短くなり、上述の角度誤差による測定距離における誤差を抑制することができるとも考えられる。しかし、測定基準となる建築限界は軌道中心やレール頭頂面に基づいて定められた範囲であるが、光線照射装置とこれら軌道中心やレール頭頂面との間に台座が介しているため、台座の製品誤差やたわみが測定距離における誤差が生じるおそれもあった。
特開平7−103754号公報
そこで、この発明は、測定基準となる建築限界を定める軌道中心やレール頭頂面から計測対象部位までの距離を正確、かつ簡単に計測することのできる建築限界計測装置及び建築限界計測装置を用いて計測対象部位の建築限界に対する離れを容易に計測することのできる建築限界計測方法を提供することを目的とする。
この発明は、左右のレールを跨ぐとともに、該レールを走行可能な走行台車と、該走行台車に配置し、レール側方において、左右のレールのレール頭頂部を通るレール頭頂面に平行な面上を、該レールに対して直交する直交方向に伸縮自在な計測アームと、該計測アームの先端側に装着し、前記レール頭頂面に対して垂直に可視光線を照射して、照射対象までの距離を計測する光波測距手段とで構成し、該光波測距手段において距離計測する際の基準となる計測基準部を前記レール頭頂面と一致するように、前記光波測距手段を配置するとともに、前記計測基準部と軌道中心との前記レール頭頂面上における幅方向距離を測定する幅方向距離測定手段を備えた建築限界計測装置であることを特徴とする。
上記レール側方は、例えば、プラットホーム等の構造物が構築された軌道の側方とすることができ、なお、レールは、路盤とともに線路を構成する軌道において、左右に所定の軌間を隔てて枕木に固定される構造である。
上記レール頭頂部は、頭部、腹部及び底部で構成するレール断面のうち、頭部における最上部の上面部分をいう。
上記レール頭頂部を通るレール頭頂面は、左右のレールのレール頭頂部を通る面であり、カントが設定されていない軌道において水平面となり、カントが設定された軌道においては、カントに応じた傾斜を有する面となり、レール面ともいう。
上記レールに対して直交する直交方向は、平面視において軌道中心方向に対して直交する方向であり、例えば、曲線区間においては、曲線半径方向に一致する方向である。
上記可視光線は、可視波長のレーザ光線や赤外線等の可視光線とすることができる。
上記光波測距手段は、測距手段の計測基準部から照射され、照射対象で反射した反射光を、測距手段で受光して、計測基準部から計測対象部位までの距離を計測する手段である。なお、照射対象は、レール頭頂面上の軌道中心からの距離を計測する計測対象部位である。
上記計測基準部は、光波測距手段から計測対象部位までの計測する距離の基準となる部分とすることができる。
上記軌道中心は、軌道の線形を構成する中心であり、スラックが設定されていない区間においては、左右のレールによる軌間の中心である。逆に、スラックが設定されている区間においては、スラックが設定される前の軌道中心に一致し、例えば曲線の内側である内軌側にスラックが設定された場合、スラックの設定されていない場合のレールから軌道中心までの距離を外軌レールから追い出した中心である。
上記レール頭頂面上における幅方向距離は、左右のレールのレール頭頂部を通るレール頭頂面上において、軌道中心から計測基準部までの幅方向の距離とする。したがって、上記レール頭頂面上における軌道中心から計測基準部の幅方向距離を測定する幅方向距離測定手段は、伸縮する計測アームに形成された目盛りによって測定する手段、計測アームの伸縮量に対応する送り出し量を検出する検出装置、あるいは計測アームに沿って光線を照射して、軌道中心から計測基準部までの幅方向の距離を測定する光波測距手段等とすることができる。
この発明の構成により、測定基準となる建築限界を定める軌道中心やレール頭頂面から計測対象部位までの距離を正確、かつ簡単に計測することができる。
詳しくは、左右のレールを跨ぐとともに、該レールを走行可能な走行台車に対して、左右のレールのレール頭頂部を通るレール頭頂面に平行な面上を、該レールに対して直交する直交方向に伸縮自在な計測アームを備え、レール頭頂面に対して垂直に可視光線を照射して、照射対象までの距離を計測する光波測距手段を計測アームの先端側に装着したことにより、例えば、軌道に沿って構築されたプラットホーム等の構造物における計測対象部位に対して、計測アームの伸縮によって光波測距手段の幅方向位置を調整し、可視光線で照射し、測距することができる。
なお、光波測距手段から照射される光線を可視光線で構成しているため、目視で確認しながら確実に、計測対象部位に対して光線を照射して測距することができる。また、レールを走行可能な走行台車を備えているため、所望の計測断面まで容易に移動して計測することができる。
また、光波測距手段において距離計測する際の基準となる計測基準部をレール頭頂面と一致するように、光波測距手段を配置するとともに、計測基準部と軌道中心とのレール頭頂面上における幅方向距離を測定する幅方向距離測定手段を備えたことにより、レール頭頂面から照射対象、つまり計測対象部位までの最短距離を計測するとともに、計測基準部と軌道中心とのレール頭頂面上における幅方向距離を測定することができる。したがって、計測基準部と軌道中心とのレール頭頂面上における幅方向距離と、計測基準部と照射対象との距離とで直角三角形を構成し、レール頭頂面上における軌道中心と計測対象部位との距離を正確に計測することができる。
なお、光波測距手段における計測基準部をレール頭頂面と一致するように配置しているため、例えば、レール頭頂面との間に台座等の別部材を介在させる場合と比較して、正確な距離を計測することができる。よって、例えば、計測結果と当該計測断面における建築限界と比較し、計測対象部位の建築限界に対する離れを正確に計測することができる。
この発明の態様として、前記左右のレールのうち、レール側方において前記計測アームを伸縮させる側のレールを計測基準レールとし、少なくとも前記計測アームを、他方のレールの側から計測基準レール側に付勢する付勢手段を備えることができる。
上記付勢手段は、他方レールを反力として、少なくとも計測アームを計測基準レール側に付勢するスプリングやゴム等とすることができる。なお、上述の少なくとも計測アームを付勢するとは、計測アームのみ、あるいは計測アームを配置した走行台車ごと付勢する構成を含むものである。
この発明の構成によって、少なくとも計測アームを、計測基準レールに対して位置合わせして計測することができる。したがって、レール頭頂面上における軌道中心と計測対象部位との距離をより正確に計測することができる。
またこの発明の態様として、前記走行台車における少なくとも幅方向両側に、前記レールの頭頂部を転動する頭頂部用転動構造と、前記レールの軌間側側部を転動する側部用転動構造とで構成する転動手段を備えることができる。
上記頭頂部を転動する頭頂部用転動構造は、レール断面を構成する頭部の上面である頭頂部上を転動するローラあるいは球体で構成し、また上記軌間側側部を転動する側部用転動構造は、レール断面を構成する頭部の側面である頭部側面のうち軌間側の側面上を転動するローラあるいは球体で構成することができる。
これにより、左右のレールに対して、確実に位置を固定して計測することができる。また、レールの頭頂部を転動する頭頂部用転動構造と、レールの軌間側側部を転動する側部用転動構造とで構成する転動手段を走行台車における少なくとも幅方向両側に備えたため、左右のレールから脱線することなく走行台車を走行することができる。したがって、容易に計測する所望断面に移動して計測することができる。
またこの発明の態様として、前記側部用転動構造を、レールと対向する側がレールの長手方向に沿って一列に整列配置した3以上のローラ体で構成することができる。
この発明の構成により、例えば、熱膨張のための遊間を設定した継ぎ目部分を跨ぐ場合であっても、3以上のローラ体のうち少なくとも2以上のローラが継ぎ目近傍のレール側面に当接しているため、ローラ体が遊間に嵌まり込んで計測基準レールに対する位置がずれることを防止し、レール頭頂面上における軌道中心と計測対象部位との距離をさらに正確に計測することができる。
またこの発明は、上述の建築限界計測装置を用い、前記計測アームが前記レールに対する計測対象側となるように、前記走行台車を左右のレールを跨いでセットし、前記光波測距手段から前記可視光線を照射しながら、前記可視光線が計測対象部位に照射する位置まで前記計測アームを伸縮させ、当該位置における前記計測基準部の前記幅方向距離を前記幅方向距離測定手段で測定するとともに、前記光波測距手段で、前記計測基準部から前記計測対象部位までの距離を測距し、測定した前記幅方向距離、及び測距した前記計測対象部位までの距離から、所定ポイントにおける前記レール頭頂面上の前記軌道中心からの幅方向距離と、前記レール頭頂面に対して垂直方向における前記所定ポイントから建築限界ラインまでの距離とで構成した換算表に基づいて前記建築限界に対する前記計測対象部位の位置を計測する建築限界計測方法であることを特徴とする。
上記所定ポイントは、レール頭頂面上の軌道中心から所定の幅方向距離を隔てた複数のポイントであり、建築限界ラインにおける屈曲点に対応するレール頭頂面上の点を少なくとも含み、それ以外のレール頭頂面上の点を含むものとする。
この発明の構成により、上述の建築限界計測装置を用いて、レール頭頂面上における軌道中心と計測対象部位との距離を正確に測定するとともに、測定結果及び換算表に基づいて、計測対象部位の建築限界に対する離れを容易に計測することができる。
詳述すると、建築限界は、通常、計測断面において、軌道中心に対して、建築限界を示す範囲を図示するとともに、建築限界を示す建築限界ラインを構成する線形のレール頭頂面上における軌道中心からの距離や半径等の諸元でしか特定していない。したがって、幅方向距離における建築限界は、建築限界の外縁を構成する線形の軌道中心からの距離や半径等の諸元に基づいて算出する必要がある。
したがって、計測対象部位の建築限界に対する離れを計測するためには、測定結果と建築限界の外縁とを比較する必要がある。これに対し、上述の計測方法では建築限界に関する換算表に基づいて、計測対象部位の建築限界に対する離れを容易に計測することができる。
た、換算表を、レール頭頂面上の所定ポイントにおける軌道中心からの幅方向距離と、レール頭頂面に対して垂直方向における所定ポイントから建築限界ラインまでの距離とで構成することにより、計測結果及び換算表に基づいて、計測対象部位の建築限界に対する離れをより容易に計測することができる。
詳しくは、換算表をレール頭頂面上の軌道中心からの幅方向距離と、レール頭頂面に対して垂直方向における所定ポイントから建築限界ラインまでの距離とで構成するため、つまり、建築限界ラインを、レール頭頂面を基準とする座標系に変換した換算表を構成できる。
したがって、レール頭頂面を基準とする座標系に変換した建築限界ラインに基づく換算表と、測定した結果とを比較して、計測対象部位の建築限界に対する離れをより容易に計測することができる。
また、予め換算表を、レール頭頂面を基準とする座標系に変換しているため、計測結果をレール頭頂面を基準とする座標系に変換する必要がなく、座標変換における計算ミス等を防止することができる。さらに、予め換算表を、レール頭頂面を基準とする座標系に変換しているため、カントが設定された区間における計測においても測定結果を座標変換することなく、計測対象部位の建築限界に対する離れをより容易に計測することができる。
この発明によれば、測定基準となる建築限界を定める軌道中心やレール頭頂面から計測対象部位までの距離を正確、かつ簡単に計測することのできる建築限界計測装置及び建築限界計測装置を用いて計測対象部位の建築限界に対する離れを容易に計測することのできる建築限界計測方法を提供することができる。
建築限界計測装置の側面図。 建築限界計測装置の平面図。 建築限界計測装置の要部拡大図による説明図。 側方ローラについての説明図。 直線区間における建築限界計測方法について説明するための断面図。 直線区間における建築限界の早見表の所定ポイントについて説明するための断面図。 カント設定区間における建築限界計測方法について説明するための断面図。 カント設定区間における建築限界の早見表の所定ポイントについて説明するための断面図。 建築限界の早見表。
この発明の一実施形態を以下図面とともに説明する。
図1は建築限界計測装置1の側面図を示し、図2は建築限界計測装置1の平面図を示し、図3は建築限界計測装置1の要部拡大図による説明図を示している。なお、図3(a)は基準レール側ローラ部20bについての拡大側面図を示し、図3(b)は反力レール側ローラ部20a及びスプリング部30についての拡大側面図を示している。また、図3(a)は計測アーム40を図示省略し、図3(b)は計測器本体10を図示省略している。
また、図4はローラ部20(20a,20b)についての説明図であり、ローラ部20が、レール120の継ぎ目部130を通過する態様を説明するための概略底面図を示している。詳しくは、図4(a)は継ぎ目部130がローラ部20の間にある場合の底面図を示し、図4(b)は、外側面大ローラ22aが継ぎ目部130を通過する場合の底面図を示し、図4(c)は、内側面小ローラ22bが継ぎ目部130を通過する場合の底面図を示している。
建築限界計測装置1は、軌道100に近接して構築する構造物200(図5)について軌道100に対して設定された建築限界2(図5)に対する離れを計測するための計測装置である。
建築限界計測装置1は、レール120に平行なフランジ部10aと、レール120の軌間方向(図1において幅方向W)のウェブ部10bとで構成する平面視T字型の計測器本体10と、フランジ部10aの両端に配置されたスプリング部30と、各スプリング部30の先端に配置した反力レール側ローラ部20aと、T字型を構成するウェブ部10bの先端に配置した基準レール側ローラ部20bと、該ウェブ部10bの先端に対して、フランジ部10aと反対方向に延びる計測アーム40と、計測アーム40の先端に装着した光波測距装置50とで構成している。
なお、建築限界計測装置1は、計測対象である構造物200が構築された側に計測アーム40が突出するように、軌道100を構成するレール120に載置して計測する装置である。また、軌道100は、スラブや路盤上において所定高さで設置された枕木110と、枕木110に所定の間隔(以下において軌間という)を隔てて左右に固定されているレール120とで構成している。
そして、左右のレール120のうち、計測対象である構造物200が構築された側のレールを計測の基準となる基準レール120bとし、反対側のレールを、計測器本体10を基準レール120bに付勢するための反力となる反力レール120aとしている。
また、レール120は、下から順に底部121、腹部122及び頭部123とで構成し、左右のレール120の頭部123における頭頂部123aを通る面をレール頭頂面RLとしている。したがって、カントが設定されていない区間の軌道100では、レール頭頂面RLは水平となり、カントが設定された区間の軌道100では、レール頭頂面RLはカントに応じて傾斜する傾斜面で構成することとなる。
さらにまた、左右の頭部123の側面123b同士の間隔を軌間といい、原則、軌間の中心、即ち左右の頭部123の側面123b同士の中間を軌道中心CLとしている。なお、曲線区間になどにおいて、軌間を拡げるためのスラックが設定された軌道100の場合、通常、内軌側のレール120がスラックに応じて軌間を拡げて固定されるため、軌道中心CLはスラックの設定されていない軌間の半分の間隔を外軌側のレール120から追い出した位置を軌道中心CLとしている。
計測器本体10は、上述したように、レール120に平行なフランジ部10aと、レール120の軌間方向のウェブ部10bとで構成する平面視T字型であり、絶縁性素材で構成している。なお、フランジ部10aは、反力レール120aより間隔を隔てて軌間側に配置される。
そして、フランジ部10aの両端には幅方向Wのスプリング部30を備え、ウェブ部10bのフランジ部10aの反対側の端部、すなわち基準レール120b側の先端部には基準レール側ローラ部20bを備えている。
スプリング部30は、筒状のケース部材31と、ケース部材31内部で軸方向の付勢力を発生するコイルスプリング32と、コイルスプリング32によって反力レール120a側に付勢される軸部材33とで構成している。なお、コイルスプリング32の先端には、2つのスプリング部30のコイルスプリング32の先端を跨ぐ態様の反力レール側ローラ部20aの台座23が配置固定されている。
ローラ部20(20a,20b)は、レール120における頭部123の頭頂部123a上を転動する上面ローラ21と、頭部123における軌間側の側面123bに沿って転動する側面ローラ22と、これらを回転自在に固定する台座23とで構成している。
なお、ローラ部20は、計測器本体10の反力レール120a側の反力レール側ローラ部20aと、基準レール120b側の基準レール側ローラ部20bとがあるが、反力レール側ローラ部20aは2つのスプリング部30に対して上面ローラ21と側面ローラ22とをそれぞれ備え、1本の台座23で一体的に構成している。
また、側面ローラ22は、基準レール側ローラ部20bの側面ローラ22について図示する図4に示すように、レール120の長手方向に4つのローラを配置しており、4つのうち外側の2つのローラを外側面大ローラ22aとし、内側の2つのローラを内側面小ローラ22bとし、外側面大ローラ22aを内側面小ローラ22bより大径のローラで構成している。
さらに、外側面大ローラ22aと内側面小ローラ22bとは、前述したように径は異なるものの、頭部123の側面123bに当接する側が一直線上となるように、外側面大ローラ22aと内側面小ローラ22bとをレール120の長手方向に沿って整列配置している。なお、上面ローラ21及び側面ローラ22は絶縁性素材で構成している。
計測アーム40は、入れ子構造であり、外側のケース体41と、ケース体41の内部に収容可能な伸縮ビーム42とで構成し、伸縮ビーム42の先端に光波測距装置50を装着している。
なお、伸縮ビーム42は、図1及び2において点線で示すように、レール頭頂面RLに対して平行に伸縮することができるとともに、伸縮ビーム42の側面には、図1のa部拡大図に示すように、目盛り43を備えている。
目盛り43は、光波測距装置50において、可視光線を照射する基準ポイントPの軌道中心CLに対する幅方向距離Lwに対応する目盛りが付されており、ケース体41の端部41aにおける目盛り43の読み値によって、伸縮ビーム42の伸縮状態における基準ポイントPの軌道中心CLに対する幅方向距離Lwを測定することができる。
光波測距装置50は、上面から可視光線51を照射し、照射対象で反射した反射光を受光して照射対象までの距離を測定する測距装置である。なお、光波測距装置50における測距の基準となる基準ポイントPがレール頭頂面RLとなるように、伸縮ビーム42の先端に装着されている。
また、光波測距装置50は、レール頭頂面RLに平行に伸縮する伸縮ビーム42に対して直交する方向、つまりレール頭頂面RLに対して垂直な方向に可視光線51を照射することができる。また、可視光線51は可視波長のレーザ光線で構成しているが赤外線等の可視光線としてもよい。
上述のような構成で建築限界計測装置1を構成しているため、建築限界計測装置1は、軌道100に近接して構築された構造物200(図5)に対して、レール頭頂面RL上の軌道中心CLからの距離を正確に計測することができる。
詳しくは、建築限界計測装置1を、平面視T字型の計測器本体10と、フランジ部10aの両端に配置されたスプリング部30と、各スプリング部30の先端に配置した反力レール側ローラ部20aと、T字型を構成するウェブ部10bの先端に配置した基準レール側ローラ部20bと、該ウェブ部10bの先端に対して、フランジ部10aと反対方向に延びる計測アーム40と、計測アーム40の先端に装着した光波測距装置60とで構成しているため、基準レール120bを基準として、正確に計測することができる。
さらに詳しくは、ローラ部20を上面ローラ21と側面ローラ22とで構成し、反力レール120a側の反力レール側ローラ部20aを付勢するスプリング部30を介して計測器本体10に固定しているため、反力レール120aを反力として、基準レール側ローラ部20bを基準レール120bに付勢することで、左右のレール120に対して計測器本体10を正確な位置に設置することができる。
また、スプリング部30及びローラ部20によってレール120に対して正確な位置に設置した計測器本体10に固定した計測アーム40を、ケース体41と伸縮ビーム42とで構成し、伸縮ビーム42をレール頭頂面RLに対して平行に伸縮自在に構成しているため、伸縮ビーム42の先端に装着した光波測距装置50が所定の位置となるように伸縮ビーム42を伸縮させて計測対象部位を正確に計測することができる。
また、光波測距装置50の基準ポイントPがレール頭頂面RLに一致するように伸縮ビーム42の先端に装着するとともに、レール頭頂面RLに対して垂直方向に可視光線51を照射するように装着しているため、計測対象部位のレール頭頂面RLに対する距離を正確に測定することができる。
また、伸縮ビーム42の側面に目盛り43を備え、目盛り43を、軌道中心CLから基準ポイントPまでの距離を計測できるように目盛りしているため、計測対象部位までのレール頭頂面RL上の軌道中心CLからの距離を正確に測定することができる。
さらには、側面ローラ22を、レール120の長手方向の外側に配置した2つの外側面大ローラ22aと、内側に配置した2つの内側面小ローラ22bとで構成するとともに、外側面大ローラ22aを内側面小ローラ22bより径大なローラで構成し、外側面大ローラ22aと内側面小ローラ22bとを側面123bに対向する側が一直線となるように整列配置している。
したがって、例えば、遊間130aがある継ぎ目部130において、図4(b),(c)に示すように4つの内のいずれかが遊間130aに対応する位置となった場合であっても、残りの3つの側面ローラ22が側面123bと当接するため、側面ローラ22が遊間130aに落ち込んで、レール120に対する計測器本体10の幅方向Wの位置がずれることを防止することができる。
詳しくは、例えば、1つや2つの側面ローラでローラ部20を構成した場合、スプリング部30の付勢力によってローラ部20はレール120に押し付けられているため、継ぎ目部130を通過する際に、遊間130aに側面ローラが落ち込んで計測器本体10の基準レール120bに対する位置がずれることとなる。しかし、ローラ部20を3つ以上である4つのローラ22で構成しているため、遊間130aの前後で側面ローラ22が側面123bに当接し、遊間130aに側面ローラが落ち込むことを防止できる。したがって、ローラ部20が遊間130aのある継ぎ目部130を通過する際であっても、計測器本体10の基準レール120bに対する位置がずれることを防止できる。
次に、このような建築限界計測装置1を用い、構造物200の上屋201の建築限界に対する離れを計測する計測方法について、図5乃至9とともに説明する。なお、図5は直線区間における建築限界計測方法について説明するための断面図を示し、図6は直線区間における建築限界の早見表の所定ポイントについて説明するための断面図を示している。同様に、図7はカント設定区間における建築限界計測方法について説明するための断面図を示し、図8はカント設定区間における建築限界の早見表の所定ポイントについて説明するための断面図を示している。そして、図9は建築限界の早見表を示している。
まず、直線区間である軌道100における構造物200の上屋201についての建築限界計測方法について説明する。
そもそも、軌道100に近接して構造物200を構築する場合、軌道100を走行する車両に対する範囲である車両範囲の外側に所定のクリアランスを設定した建築限界2が定められ、建築限界2の範囲に侵入する構造物200を構築することができないとされている。なお、建築限界2は、軌道100のレール120によって定まるレール頭頂面RL上と軌道中心CLとの交点を基準として定められている。
しかし、構造物200は、軌道100と同じ高さで構築されず、軌道100より上方に構築されるとともに、建築限界2は仮想範囲であるため、構造物200の建築限界2に対する離れを計測するためには、計測対象部位Tpの幅・高さ方向の座標系における座標値を測定して、建築限界2と比較する必要があり、非常に手間のかかる計測であった。
そこで、上述の建築限界計測装置1を用い、構造物200における計測対象部位Tpの建築限界に対する離れを、手間が係らず容易に計測することのできる建築限界計測方法について説明する。
詳しくは、構造物200における計測対象部位Tpを通る断面に合わせて、建築限界計測装置1をレール120にセットする。このとき、ローラ部20の上面ローラ21が頭部123の頭頂部123a上を転動するとともに、頭部123の側面123bに側面ローラ22が当接するようセットする。このとき、スプリング部30の付勢力によって、反力レール側ローラ部20aの側面ローラ22が当接する反力レール120aの側面123bを反力とし、基準レール側ローラ部20bの側面ローラ22を基準レール120bの側面123bに当接させる。
この状態で、光波測距装置50の電源をONにし、上面から可視光線51を照射させながら、可視光線51が構造物200における計測対象部位Tpを照射する位置まで伸縮ビーム42を伸縮させる。なお、この説明においては、構造物200の上屋201の端部を計測対象部位Tpとしている。
そして、可視光線51で計測対象部位Tpを照射すると、光波測距装置50における測距ボタンを押して、光波測距装置50の基準ポイントPから計測対象部位Tpまでの垂直距離Lhを測定する。さらに、このときの目盛り43の値を読み取ることで、レール頭頂面RL上の軌道中心CLから基準ポイントPまでの幅方向距離Lwを測定する。
この状態では、レール頭頂面RL上の軌道中心CLから計測対象部位Tpまでの幅方向距離Lwと、レール頭頂面RLに対する垂直距離Lhしか測定できていないため、計測対象部位Tpの建築限界2に対する離れは不明である。
そこで、図7に示す早見表300と、上述の測定した幅方向距離Lw及び垂直距離Lhとを照らし合わせる。
なお、早見表300は、レール頭頂面RLに垂直な切断線301と建築限界2との交点Xpの値をまとめた表である。くわしくは、軌道中心CLに対して所定間隔を隔てた複数の切断線301と建築限界2との交点Xpにおいて、軌道中心CLに対する幅方向Wの距離に対するレール頭頂面RLからの高さを読み取った値である。さらには、建築限界2を構成するラインの変化点には、切断線301を通し、変化点における上記値を読み取るようにしている。
また、本説明において、早見表300に格納する値は、計測する断面の図面のCADデータから上記値を読み取って格納したが、建築限界2を数式化し、切断線301と建築限界2との交点Xpを算出して、早見表300に値を格納してもよい。なお、図7おいては、上記所定間隔を10mmとして値を格納した早見表300を図示しているが、これに限定されず、例えば、5mm間隔に切断線301を設定して値を格納した早見表300であってもよい。
この様なデータ構成である早見表300に格納した値と、上記計測した値を照らし合わせることにより、計測対象部位Tpの建築限界2に対する離れを一目瞭然で判明することができる。
具体的には、計測対象部位Tpを照射した時の目盛り43の目盛りにより幅方向距離Lwが1490mmであり、その時の光波測距装置50によって測定した垂直距離Lhが3730mmであった場合、早見表300における「軌道中心からの距離L」が1490mmである場合の「建築限界の高さH」が3700mmであるため、計測対象部位Tpの垂直距離Lhが建築限界2の高さHより30mm大きいため、計測対象部位Tpの建築限界2に対する離れが30mmであることを一目瞭然で計測することができる。
なお、カントが設定された曲線区間の軌道100で計測する場合も、直線区間での計測と同様に行うことができる。
曲線区間の場合、図7に示すように、レール頭頂面RL自体がカントに応じて傾斜するため、切断線301も、傾斜するレール頭頂面RLに対して垂直となるように設定する。また、建築限界計測装置1自体も、左右のレール120に対して、ローラ部20が頭部123に当接してセットされるため、ケース体41は傾斜するレール頭頂面RLに平行に伸縮することとなる。
したがって、光波測距装置50から照射される可視光線51も、レール頭頂面RLに対して垂直な方向に照射され、可視光線51と切断線301とが平行となるため、カントが設定された曲線区間を計測するための特別な工程や治具を用いることなく、直線区間での計測と同じ計測によって、容易に計測対象部位Tpの建築限界2に対する離れを計測することができる。
ただ、曲線区間における曲率等の諸条件によって、左右のレール120の軌間を拡げるスラックを設定する場合がある。この場合、通常、スラックは、軌道中心CLに対して、内軌側のレール120を拡げて設置することで設定されるため、軌道100に対して外軌レール側に構築された構造物200に対する計測は、これまでの計測と同じ計測方法で正確且つ容易に計測することができる。
これに対し、スラックが設定される内軌レール側に構築された構造物200に対する計測は、幅方向距離Lwの値を、目盛り43で読み取った値に、スラック分加えた値とすることで、正確に、軌道中心CLに対する幅方向距離Lwを測定することができる。
このように、建築限界計測装置1を用いた構造物200の建築限界2に対する建築限界計測は、測定結果を座標変換することなく、早見表300と計測結果を照らし合わせることで一目瞭然で、計測対象部位Tpの建築限界2に対する離れを計測することができる。
また、建築限界計測装置1を用いた構造物200の建築限界2に対する建築限界計測は、直線区間のみならず、カントの設定された曲線区間であっても同様の計測方法で計測することができる。さらに、スラックが設定された曲線区間であっても、スラックが設定された側の構造物200を計測する場合のみ、幅方向距離Lwにスラック分を加えるだけで、上述の方法と同様の方法で、正確且つ容易に計測することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、この発明のレールは、レール120に対応し、
以下同様に、
走行台車は、ローラ部20及びスプリング部30を備えた計測器本体10に対応し、
レール頭頂部は、頭頂部123aに対応し、
レール頭頂面は、レール頭頂面RLに対応し、
照射対象は、計測対象部位Tpに対応し、
照射対象までの距離は、垂直距離Lhに対応し、
光波測距手段は、光波測距装置50に対応し、
計測基準部は、基準ポイントPに対応し、
軌道中心とのレール頭頂面上における幅方向距離は、幅方向距離Lwに対応し、
幅方向距離測定手段は、目盛り43に対応し、
計測基準レールは、基準レール120bに対応し、
他方のレールは、反力レール120aに対応し、
付勢手段は、スプリング部30に対応し、
頭頂部用転動構造は、上面ローラ21に対応し、
レールの軌間側側部は、側面123bに対応し、
側部用転動構造は、側面ローラ22に対応し、
転動手段は、ローラ部20に対応し、
ローラ体は、外側面大ローラ22a,22bに対応し、
換算表は、早見表300に対応し、
レール頭頂面上の所定ポイントにおける軌道中心からの幅方向距離は、早見表300における軌道中心からの距離Lに対応し、
レール頭頂面に対して垂直方向における所定ポイントから建築限界ラインまでの距離は、早見表300における建築限界高さHに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述の説明では、スプリング部30をコイルスプリングで構成したが、ゴム等で構成してもよく、また計測アーム40のみを基準レール120b側に付勢する構成であってもよい。
ローラ部20を上面ローラ21及び側面ローラ22で構成したが、球体で構成してもよい。また、側面ローラ22を2つの外側面大ローラ22aと2つの内側面小ローラ22bの計4つのローラで構成したが、3つ以上のローラであれば配置数は限定しない。
また、上述の説明では、構造物200の上屋201を計測対象部位Tpとしたが、プラットホームの先端部分を計測対象部位Tpとして計測してもよい。この場合、建築限界2における下方についての値を読み取って早見表300に格納し、測定データと照らし合わせればよい。
さらには、上述の説明では、建築限界計測装置1を用いて測定した幅方向距離Lw及び垂直距離Lhを、早見表300に格納した値と照らし合わせて計測対象部位Tpの建築限界2に対する離れを計測したが、早見表300のデータを予め記憶手段に記憶させ、建築限界計測装置1を用いて測定した幅方向距離Lw及び垂直距離Lhを入力することで、内部のCPUで測定結果と格納値とを比較して離れを計測するシステムであってもよい。
また、上記記憶手段及びCPU、さらには表示手段及び、予め早見表300のデータの受信を受ける受信手段を備え、建築限界計測装置1で測定した測定結果の入力をせずとも、離れを計測できる建築限界計測装置1であってもよい。
1…建築限界計測装置
2…建築限界
10…計測器本体
20…ローラ部
21…上面ローラ
22…側面ローラ
22a…外側面大ローラ
22b…内側面小ローラ
30…スプリング部
40…計測アーム
43…目盛り
50…光波測距装置
51…可視光線
120…レール
120a…反力レール
120b…基準レール
123a…頭頂部
123b…側面
300…早見表
RL…レール頭頂面
Lh…垂直距離
P…基準ポイント
CL…軌道中心
Lw…幅方向距離
Tp…計測対象部位

Claims (5)

  1. 左右のレールを跨ぐとともに、該レールを走行可能な走行台車と、
    該走行台車に配置し、レール側方において、左右のレールのレール頭頂部を通るレール頭頂面に平行な面上を、該レールに対して直交する直交方向に伸縮自在な計測アームと、
    該計測アームの先端側に装着し、前記レール頭頂面に対して垂直に可視光線を照射して、照射対象までの距離を計測する光波測距手段とで構成し、
    該光波測距手段において距離計測する際の基準となる計測基準部を前記レール頭頂面と一致するように、前記光波測距手段を配置するとともに、
    前記計測基準部と軌道中心との前記レール頭頂面上における幅方向距離を測定する幅方向距離測定手段を備えた
    建築限界計測装置。
  2. 前記左右のレールのうち、レール側方において前記計測アームを伸縮させる側のレールを計測基準レールとし、
    少なくとも前記計測アームを、他方のレールの側から計測基準レール側に付勢する付勢手段を備えた
    請求項1に記載の建築限界計測装置。
  3. 前記走行台車における少なくとも幅方向両側に、前記レールの頭頂部を転動する頭頂部用転動構造と、前記レールの軌間側側部を転動する側部用転動構造とで構成する転動手段を備えた
    請求項1または2に記載の建築限界計測装置。
  4. 前記側部用転動構造を、レールと対向する側がレールの長手方向に沿って一列に整列配置した3以上のローラ体で構成した
    請求項3に記載の建築限界計測装置。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれかに記載の建築限界計測装置を用い、
    前記計測アームが前記レールに対する計測対象側となるように、前記走行台車を左右のレールを跨いでセットし、
    前記光波測距手段から前記可視光線を照射しながら、前記可視光線が計測対象部位に照射する位置まで前記計測アームを伸縮させ、当該位置における前記計測基準部の前記幅方向距離を前記幅方向距離測定手段で測定するとともに、
    前記光波測距手段で、前記計測基準部から前記計測対象部位までの距離を測距し、
    測定した前記幅方向距離、及び測距した前記計測対象部位までの距離から、
    所定ポイントにおける前記レール頭頂面上の前記軌道中心からの幅方向距離と、前記レール頭頂面に対して垂直方向における前記所定ポイントから建築限界ラインまでの距離とで構成した換算表に基づいて前記建築限界に対する前記計測対象部位の位置を計測する
    建築限界計測方法。
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